JP2008120107A - 自転車用照明装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明の目的は、発光ダイオードを光源とし、ダイナモの電力により発光される前照灯を備えた自転車用照明装置で、自転車の速度が低速になっても発光ダイオードの発光量の低下を抑えて、充分に前方を照らすことのできる自転車用照明装置を提供する。
【解決手段】 ダイナモ3と、前照灯6の光源となる発光ダイオード7、8を具え、ダイナモ3より発電される交流電圧を直流に変換して発光ダイオード7、8に供給する整流回路として全波倍電圧整流回路30用いる。
【効果】 自転車の速度が低速になってダイナモの発電電圧が低下しても、発光ダイオードへは、ダイナモの発電電圧のほぼ2倍の電圧を印加することができ、発光ダイオードの発光量の低下を抑えて、充分に前方を照らすことができる。
【選択図】 図2
【解決手段】 ダイナモ3と、前照灯6の光源となる発光ダイオード7、8を具え、ダイナモ3より発電される交流電圧を直流に変換して発光ダイオード7、8に供給する整流回路として全波倍電圧整流回路30用いる。
【効果】 自転車の速度が低速になってダイナモの発電電圧が低下しても、発光ダイオードへは、ダイナモの発電電圧のほぼ2倍の電圧を印加することができ、発光ダイオードの発光量の低下を抑えて、充分に前方を照らすことができる。
【選択図】 図2
Description
本発明は、光源に発光ダイオードを用いた前照灯により自転車の前方を照らす自転車用照明装置に関する。
従来、自転車の走行中に車輪の回転により発電するダイナモと、発光ダイオードを光源とし、ダイナモの電力により発光される前照灯を備えた自転車用照明装置が特許文献1で知られている。
特開2004−284563号公報
発光ダイオードは、電球に比べて同じ光度の明るさを得るために必要な消費電力が少ない。しかし電球と同様に印加される電圧が低下すると発光量が少なくなる。ダイナモは、自転車の速度が低速になると発電電圧が低下するので、発光ダイオードに印加される電圧も低下し、発光量も少なくなって充分に前方を照射することができない。
本発明の目的は、自転車の速度が低速になっても発光ダイオードの発光量の低下を抑えて、充分に前方を照らすことのできる自転車用照明装置を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の自転車用照明装置は、自転車の車輪の回転により発電するダイナモと、前照灯の光源となる発光ダイオードを具え、ダイナモより発電される交流電圧を直流に変換して発光ダイオードに供給する全波倍電圧整流回路を有するものである。
本発明の自転車用照明装置によれば、ダイナモより発電される交流電圧を直流に変換して発光ダイオードに供給する整流回路として、全波倍電圧整流回路を用いているので、自転車の速度が低速になってダイナモの発電電圧が低下しても、発光ダイオードへは、全波倍電圧整流回路によってダイナモの発電電圧のほぼ2倍の電圧を印加することができる。当然速度が低速になるとダイナモの発電量は低下するが、発光ダイオードの消費電力は少なくてすむので、発電量が低下しても発光ダイオードへの印加電圧の低下を抑えることによって、発光量の低下を抑えて、充分に前方を照らすことができる。
本発明の自転車用照明装置の実施形態を図に基づいて説明する。自転車用照明装置は、自転車1の前輪2のハブ軸に配備されたハブダイナモ3と、前輪2の側方である前ホーク4にブラケット5を介して取り付けられた前照灯6を具える。ハブダイナモ3は、前輪2の回転により発電するもので、その構造は、例えば特開2001−327139号公報にも見られる周知のものであり、詳細な説明は省略する。なお、ダイナモ3としては、ハブダイナモに限定されるものではなく、車輪の側面に対して接離するローラを具え、接触することにより回転して発電するタイプ(以下ローラタイプという)のものでもよい。
前照灯6は、光源として、4個の発光ダイオード7、7、7、8が使用されている。これらの発光ダイオードは白色光を発光する白色発光ダイオード(以下白色LEDという)である。これら4個の白色LEDの前照灯内での配置については後述する。
図2は電気回路図であり、以下説明する。ダイナモ3の出力は交流であり、整流回路30で直流に変換する。なお、この場合のダイナモは、上記したローラタイプである。この整流回路30は、全波倍電圧整流回路が採用されている。即ち全波倍電圧整流回路30は、ダイナモ3の交流発電電圧の正の半周期と負の半周期とを交互に2個のダイオード31、32で直流に変換し、夫々コンデンサ33、34を充電する。出力として取り出す直流電圧は、2個のコンデンサ33、34の電圧の和となる。コンデンサ33、34の電圧は、ほぼ交流発電電圧の最大値となるのでるので、出力される直流電圧は、ダイナモ交流発電電圧のほぼ2倍となり高い電圧となる。
ダイナモ3は自転車の速度によって出力電圧が変動するので、整流回路30の出力も変動する。速度が速くなると出力電圧が高くなりすぎるので、定電圧回路40のツェナーダイオード41で一定電圧に抑制する。
定電圧回路40の出力電圧は、前記3個の白色LED7に印加される。同時にダイオード9を介して残光回路50の充電用コンデンサ51を充電する。コンデンサ51の充電電圧はマルチバイブレータ52に印加される。マルチバイブレータ52の出力回路に残りの1個の白色LED8が接続されている。
かかる回路構成において、暗くなりダイナモのローラを倒して車輪に接触させ、自転車を走行すると、ダイナモ3は発電する。上述のように発電された交流電圧は、整流回路30で整流され、定電圧回路40を介して3個の白色LED7に印加される。白色LED7は発光し前方を照射する。
同時に充電コンデンサ51に充電され、且つマルチバイブレータ52が動作しその出力はオン、オフを繰り返すので、1個の白色LED8は点滅する。
自転車の速度が低下すると、ダイナモ3の発電電圧も低下するが、上記全波倍電圧整流回路30により、整流回路の出力電圧は高い電圧に維持される。従って、3個のLED7と、1個のLED8には、自転車の速度が低下したにもかかわらず高い電圧が印加され、充分な発光量でLED7は点灯を、LED8は点滅をすることができ、光度低下を防止できる。
自転車が停止すると、3個のLED7は消灯するが、LED8はコンデンサ51に蓄電された電力により、点滅をする。この点滅はコンデンサ51に蓄電された電気がなくなるまで一定時間継続する。
従って、停止中でもLED8の点滅により対向車に自分の位置を知らせることができ、安全性を向上させることができる。停止中に点滅する1個のLED8は、走行時に他の3個のLED7と共に前照灯の光源として前方を照射するために用いられたものであるので、わざわざ停止中の光源として用意したものではなく、コストを低減できる。また停止中はLED8を点滅させているので、視認性は向上し、且つ1個のLED8を点滅させているだけなので、点滅させるために必要な電力は少なくてすむ。
図3は前照灯6の概略正面図(前方から見た図)であり、LED7、8の配置を示している。この図から明らかなように、3個のLED7と1個のLED8は、円周に沿って等間隔に配備されており、停止時に点滅するLED8は、車輪2とは反対側の最も外側に配置されている。このようにすることにより、停止時に自転車の前方はもとより側方からの被視認性が良くなり、安全性の面で有利である。
図4は他の実施例を示す電気回路図である。図2の回路と異なるのは、定電圧回路40の構成と、定電圧回路40と白色LED7、8との間に、周囲の明るさを検知し、暗くなるとオンしてダイナモ3の電力を白色LED7、8に供給し、明るくなるとオフして白色LED7、8への電力の供給を遮断する照度検知回路60を具えた点である。定電圧回路40は、定電圧IC(レギュレータ)42と抵抗43、44と電解コンデンサ45とから構成されるものである。なおこの場合のダイナモ3は、ハブダイナモである。
照度検知回路60について説明する。周囲の明るさを検知する光センサとしては、フォトトランジスタ61が採用され、明るさをフォトトランジスタ61の電流変化に置換する。周囲が暗くなるとフォトトランジスタ61には殆ど電流は流れず、トランジスタQ1のベース電位が高くなって、トランジスタQ1がオンする。トランジスタQ1がオンすると、トランジスタQ2もオンする。トランジスタQ2がオンすると、トランジスタQ3もオンし、3個の白色LED7に電流が流れ点灯し、また白色LED8は点滅する。
周囲が明るくなるとフォトトランジスタ61に電流が流れ、トランジスタQ1のベース電位が低くなって、トランジスタQ1がオフする。トランジスタQ1がオンすると、トランジスタQ2もオフする。トランジスタQ2がオフすると、トランジスタQ3もオフし、3個のLED7へは電流が流れなくなり消灯し、またLED8も消灯する。
このように図4の電気回路によれば、ダイナモとしてハブダイナモのように自転車の走行中は必ず発電するようなものでも、周囲の明るさが暗いときのみLED7やLED8を点灯及び点滅させることができる。
なお、停止中LED8は、点滅でなく点灯させてもよい。この場合、残光回路50のマルチバイブレータ52を除けばよい。
以上の実施例では、LEDとして白色LEDを用いたが、前方を照射するのに相応しい色であれば(例えば薄黄色)よく、白色に限定するものではない。
3 ダイナモ
6 前照灯
7 発光ダイオード(LED)
8 発光ダイオード(LED)
30 全波倍電圧整流回路
60 照度検知回路
51 コンデンサ
50 残光回路
6 前照灯
7 発光ダイオード(LED)
8 発光ダイオード(LED)
30 全波倍電圧整流回路
60 照度検知回路
51 コンデンサ
50 残光回路
Claims (3)
- 自転車の車輪の回転により発電するダイナモと、前照灯の光源となる発光ダイオードを具え、ダイナモより発電される交流電圧を直流に変換して発光ダイオードに供給する全波倍電圧整流回路を有する自転車用照明装置。
- 前記全波倍電圧整流回路と発光ダイオードとの間に、周囲の明るさを検知し、暗くなるとオンしてダイナモの電力を発光ダイオードに供給し、明るくなるとオフして発光ダイオードへの電力の供給を遮断する照度検知回路を具えてなる請求項1に記載の自転車用照明装置。
- 前記発光ダイオードを複数個有し、自転車の走行中に発電されるダイナモの電力を蓄えるコンデンサを含み、該コンデンサに蓄電された電力により、前記複数個の発光ダイオードのうちの一部の発光ダイオードを、自転車の停止中にも引き続き点滅又は点灯させる残光回路を具備してなる請求項1又は請求項2に記載の自転車用照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006302628A JP2008120107A (ja) | 2006-11-08 | 2006-11-08 | 自転車用照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006302628A JP2008120107A (ja) | 2006-11-08 | 2006-11-08 | 自転車用照明装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008120107A true JP2008120107A (ja) | 2008-05-29 |
Family
ID=39505373
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006302628A Pending JP2008120107A (ja) | 2006-11-08 | 2006-11-08 | 自転車用照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008120107A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016199810A1 (ja) * | 2015-06-12 | 2016-12-15 | 株式会社ミツバ | 自転車用照明装置 |
JP2017159674A (ja) * | 2016-03-07 | 2017-09-14 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 自転車の後方警報装置 |
-
2006
- 2006-11-08 JP JP2006302628A patent/JP2008120107A/ja active Pending
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WO2016199810A1 (ja) * | 2015-06-12 | 2016-12-15 | 株式会社ミツバ | 自転車用照明装置 |
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