JP2008119673A - 破砕装置 - Google Patents

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MATSUO KENKYUSHITSU KK
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Abstract

【課題】送りローラを停止させるときの駆動装置の回転数を閾値として設定することなく、被破砕物の供給を制御することができ、駆動装置の無負荷回転数を、被破砕物の種類に応じて任意に設定することができる破砕装置を提供する。
【解決手段】被破砕物を破砕するための破砕処理部を備える破砕装置であって、破砕処理部は、被破砕物を送り込むための送りローラ25と、破砕ロータと、破砕ロータを回転させるエンジン40(駆動装置)と、を有し、被破砕物は破砕ロータの破砕刃によって切削されるように構成され、エンジン40の回転数を一定に保つためのガバナレバー41d(調速部材)の変位を検出する近接センサ27(変位センサ)と、近接センサ27がガバナレバー41dの変位を検出したときに、送りローラ25を停止又は減速させる制御部28と、からなる送り制御機構を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、剪定枝や木材等の被破砕物を破砕するための破砕装置に関する。
剪定枝や木材等の被破砕物を細かく破砕するための破砕装置としては、被破砕物が投入される投入口が形成された投入ホッパと、この投入ホッパから供給された被破砕物を破砕するための破砕室が形成された破砕処理部と、この破砕処理部で破砕された被破砕物片を外部に吐出するための吐出ダクトとを備えている破砕装置がある(例えば、特許文献1参照)。
このような破砕装置としては、図7に示すように、破砕室121内で回転する破砕ロータ123と、この破砕ロータ123を回転させるためのエンジン(図示せず)と、破砕室121内に固定された破砕下刃124とを有する破砕処理部120を備え、円形断面の破砕ロータ123の外周面123aに破砕上刃123bが設けられている破砕装置100がある。
また、従来の破砕装置100の破砕処理部120には、被破砕物を投入ホッパ110から破砕室121内に送り込むための送りローラ125が設けられているとともに、破砕室121内で破砕された被破砕物片を吐出ダクト130に向けて掃き飛ばすための排出羽根126が設けられている。
そして、従来の破砕装置100では、投入ホッパ110に投入された被破砕物は、送りローラ125によって破砕室121内に送り込まれ、回転する破砕ロータ123の破砕上刃123bと、固定された破砕下刃124との間で切削されて破砕される。さらに、破砕室121内で破砕された被破砕物片は、排出羽根126によって掃き飛ばされ、吐出ダクト130から外部に吐出されることになる。
特開2003−117419号公報
前記した破砕装置100において、破砕ロータ123の切削能力よりも被破砕物の供給量が多くなり、破砕ロータ123の負荷が増大した場合には、破砕ロータ123を回転させているエンジンの回転数が下がって、エンジンがストールしてしまう場合がある。
そこで、エンジンが所定の回転数まで下がったときには、送りローラ125を停止させることにより、破砕ロータ123への被破砕物の供給を停止して、破砕ロータ123の負荷を低減させるように構成されているものがある。
前記した送りローラ125の制御では、送りローラ125を停止させるときの閾値となる回転数が予め設定されており、回転数検出センサによって検出されたエンジンの回転数が、設定された回転数(閾値)よりも下がったときに、送りローラ125を停止させるように構成されている。
ここで、破砕装置100が剪定枝や木材など硬い被破砕物を破砕することを目的としている場合には、破砕時の破砕ロータ123の負荷が大きいため、アイドリング時のエンジンの回転数(無負荷回転数)が高く設定されている。一方、同じ破砕装置100を用いて、草や小枝などの柔らかい被破砕物を破砕する場合には、破砕時の破砕ロータ123の負荷が小さいため、アイドリング時のエンジンの回転数(無負荷回転数)を低く設定し、エンジンを低回転数で駆動させることにより、エンジンの燃費を向上させるとともに、騒音及び排気ガスを低減させることが望ましい。
しかしながら、前記した送りローラ125の制御では、送りローラ125を停止させるときの閾値として設定された回転数よりも低い回転数でエンジンを駆動させたときには、送りローラ125が回転しないため、草や小枝など柔らかい被破砕物を破砕する場合であっても、エンジンを高回転数で駆動させなければならないという問題がある。
そこで、本発明では、前記した問題を解決し、送りローラを停止させるときの駆動装置の回転数を閾値として設定することなく、破砕ロータへの被破砕物の供給を制御することができ、アイドリング時の駆動装置の回転数(無負荷回転数)を、被破砕物の種類に応じて任意に設定することができる破砕装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、被破砕物が投入される投入口が形成された投入ホッパと、投入ホッパから供給された被破砕物を破砕するための破砕室が形成された破砕処理部と、破砕処理部で破砕された被破砕物を外部に吐出するための吐出ダクトと、を備えている破砕装置であって、破砕処理部は、被破砕物を投入ホッパから破砕室内に送り込むための送りローラと、破砕室内で回転する破砕ロータと、破砕ロータを回転させるための駆動装置と、を有し、破砕ロータの外周面には破砕刃が設けられ、破砕室内に供給された被破砕物は、回転する破砕ロータの破砕刃によって切削されるように構成されており、駆動装置の回転数を一定に保つための調速部材の変位を検出する変位センサと、変位センサが調速部材の変位を検出したときに、送りローラを停止又は減速させる制御部と、からなる送り制御機構を備えていることを特徴としている。
このような破砕装置では、破砕ロータの切削能力よりも被破砕物の供給量が多くなり、破砕ロータの負荷が増大して、破砕ロータを回転させている駆動装置の回転数が下がったときには、駆動装置の調速部材が変位して、駆動装置の回転数が一定に保たれることになる。すなわち、調速部材が変位するということは、破砕ロータの負荷が増大していることを示している。
なお、調速部材の構成は限定されるものではなく、駆動装置の回転数を一定に保つために変位する各種部材を適用することができる。
本発明の破砕装置では、調速部材の変位を変位センサが検出したときに、制御部が送りローラを停止又は減速させるように構成された送り制御機構を備えている。このように、調速部材の変位に基づいて、送りローラを停止又は減速させており、送りローラを停止又は減速させるときの駆動装置の回転数を閾値として設定することなく、破砕ロータへの被破砕物の供給を制御することができる。そのため、アイドリング時の駆動装置の回転数(無負荷回転数)を、被破砕物の種類に応じて任意に設定することができる。
例えば、剪定枝や木材などの硬い被破砕物を破砕することを目的として、アイドリング時の駆動装置の回転数(無負荷回転数)が高く設定されている破砕装置において、草や小枝などの柔らかい被破砕物を破砕する場合には、アイドリング時の駆動装置の回転数(無負荷回転数)を低く設定し、駆動装置を低回転数で駆動させることにより、駆動装置の燃費を向上させるとともに、騒音及び排気ガスを低減させることができる。
また、本発明の送り制御機構では、駆動装置の回転数を検出する必要がないため、簡単な制御回路を用いて送り制御機構を構成することができる。
前記した破砕装置において、調速部材は、駆動装置の回転数に応じて傾動することにより、駆動装置への燃料の供給量を調整するガバナレバーによって構成することができる。
さらに、前記した破砕装置において、調速部材は、駆動装置への燃料の供給量を調整するためのスロットルバルブによって構成することができる。
このように、ガバナレバーやスロットルバルブのように、既存の駆動装置に設けられている調速部材を利用することにより、駆動装置を大幅に加工することなく、送り制御機構を設けることができる。
前記した破砕装置において、制御部は、調速部材が変位センサの検出領域内に移動した場合には、所定速度で駆動する送りローラを停止又は減速させ、調速部材が前記変位センサの検出領域外に移動した場合には、所定時間が経過した後に、送りローラを所定速度で駆動させるように構成することができる。
この構成では、調速部材が変位センサの検出領域外に移動した場合には、所定時間が経過した後に、送りローラを所定速度で駆動させており、調速部材が変位センサの検出領域外に移動してから、送りローラの駆動を復帰させるまでの時間を遅延させている。
ここで、破砕ロータへの被破砕物の供給を停止又は減少させた場合には、被破砕物が破砕室内に滞留することになり、被破砕物は破砕室内で繰り返し切削されることになる。
したがって、硬い被破砕物を破砕する場合には、送りローラの駆動を復帰させるまでの遅延時間を長くすることにより、被破砕物を細かく破砕することができる。また、柔らかい被破砕物を破砕する場合には、送りローラの駆動を復帰させるまでの遅延時間を短くすることにより、破砕効率を向上させることができる。
このように、被破砕物の種類に応じて、送りローラの駆動を復帰させるまでの遅延時間を設定することにより、各種の被破砕物を効率良く所望の大きさに破砕することができる。
本発明の破砕装置によれば、駆動装置の回転数を一定に保つための調速部材の変位に基づいて、送りローラの回転を停止又は減速させるように構成された送り制御機構を備えており、送りローラを停止又は減速させるときの駆動装置の回転数を閾値として設定することなく、破砕ロータへの被破砕物の供給を制御することができるため、アイドリング時の駆動装置の回転数(無負荷回転数)を、被破砕物の種類に応じて任意に設定することができる。
したがって、駆動装置の無負荷回転数が高く設定されている破砕装置において、草や小枝などの柔らかい被破砕物を破砕する場合には、駆動装置の無負荷回転数を低く設定し、駆動装置を低回転数で駆動させることにより、駆動装置の燃費を向上させるとともに、騒音及び排気ガスを低減させることができる。
また、送り制御機構では、駆動装置の回転数を検出する必要がないため、簡単な制御回路を用いて送り制御機構を構成することができる。
また、停止又は減速させた送りローラの駆動を復帰させるまでの時間を遅延させる構成では、破砕室内に滞留した被破砕物が繰り返し切削されるため、その遅延時間を調整することにより、各種の被破砕物を効率良く所望の大きさに破砕することができる。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施形態の破砕装置を上流側から見た斜視図である。図2は、本実施形態の破砕装置を下流側から見た斜視図である。図3は、本実施形態の破砕装置における内部構造を示した概略側断面図である。図4は、本実施形態の破砕装置における送り制御機構を示した概略構成図である。図5は、本実施形態の破砕装置におけるガバナ及び送り制御機構を示した概略構成図である。
[破砕装置の構成]
図1及び図2に示した本実施形態の破砕装置1は、剪定枝や木材等の被破砕物を細かく破砕するための装置であり、被破砕物が投入される投入口11が形成された投入ホッパ10と、この投入ホッパ10から供給された被破砕物を破砕するための破砕処理部20と、この破砕処理部20で破砕された被破砕物片を外部に吐出するための吐出ダクト30と、破砕処理部20の駆動源であるエンジン40とを備えている。
また、本実施形態の破砕装置1の下部には、二体の履帯51,51を有するクローラ50が設けられており、投入ホッパ10の両側に配設されたハンドル52,52を作業者が操作することによって自走可能となっている。
なお、以下の説明では、被破砕物が投入される投入ホッパ10側を上流側とし、破砕後の被破砕物片が吐出される吐出ダクト30側を下流側として説明する。さらに、破砕装置1の幅方向とは、上下流方向に対して横方向に直交する方向である。
[投入ホッパの構成]
投入ホッパ10は、図1に示すように、矩形断面の筒状体であり、上流側の端部には、被破砕物が投入される投入口11が形成されている。また、図3に示すように、投入ホッパ10の下流側の端部には、被破砕物を破砕処理部20に供給するための送出口12が形成されている。なお、投入口11の開口面積は、送出口12の開口面積よりも大きく形成されており、作業者が投入ホッパ10の投入口11に対して被破砕物を投入し易くなっている。
[破砕処理部の構成]
破砕処理部20は、図3に示すように、投入ホッパ10から供給された被破砕物を破砕するための破砕室21が形成されたケーシング22を備えており、破砕室21内で回転する破砕ロータ23と、破砕室21内に固定された破砕下刃24とを有している。
また、ケーシング22には、投入ホッパ10の送出口12に連通する上流側開口部22aと、吐出ダクト30の取入口31に連通する下流側開口部22bとが形成されている。
また、破砕処理部20の上流側開口部22aの近傍には、被破砕物を投入ホッパ10から破砕室21内に送り込むための送りローラ25が設けられている。さらに、下流側開口部22bの近傍には、破砕室21内で破砕された被破砕物片を吐出ダクト30に向けて掃き飛ばすための排出羽根26が設けられている。
(破砕ロータの構成)
破砕ロータ23は、外周面23aが形成された円形断面の部材であり、中心軸が破砕装置1の幅方向に配置されており、破砕室21内の略中央に配設されている。
この破砕ロータ23は、ケーシング22の下方に設けられたエンジン40(図1参照)からの駆動力によって、外周面23aの周方向に回転するように構成されており、破砕ロータ23の外周面23aが、上流側では下方に向けて移動し、下流側では上方に向けて移動するように回転方向が設定されている。
なお、エンジン40の出力軸から破砕ロータ23への駆動力の伝達方式は限定されるものではなく、ベルト方式やチェーン方式などの各種公知の構成を用いることができる。
(破砕上刃の構成)
また、破砕ロータ23の外周面23aには、外周面23aの幅方向に刃が延長された破砕上刃23bが設けられている。
この破砕上刃23bでは、複数の取付穴(図示せず)が長手方向に均等間隔で貫通している。そして、破砕上刃23bの外方からボルト(図示せず)を各取付穴にそれぞれ挿通させ、破砕ロータ23の外周面23aに形成されたねじ穴(図示せず)に各ボルトを螺着させることにより、破砕ロータ23の外周面23aに破砕上刃23bが固定されている。
このように、破砕上刃23bは、ねじ部材であるボルトによって破砕ロータ23の外周面23aに取り付けられており、ケーシング22の上板22cを開けて、破砕ロータ23の外周面23aを外部に露出させることにより、各ボルト23を脱着させることができる。このようにして、破砕上刃23bを容易に交換することができるため、メンテナンス性が良くなっている。
(切削逃がし溝の構成)
また、破砕ロータ23の回転方向において、破砕上刃23bの前方側には、破砕上刃23bに沿って、略半円形断面の切削逃がし溝23eが形成されている。
(破砕下刃の構成)
破砕下刃24は、破砕装置1の幅方向に刃が延長されており、破砕室21の底面において、破砕ロータ23よりも上流側で破砕ロータ23の外周面23aに近接する位置に固定されている。
(送りローラの構成)
送りローラ25は、破砕処理部20の上流側開口部22aの近傍に設けられており、破砕装置1の幅方向に延長された回転軸25aと、この回転軸25aの外周面に取り付けられた複数の送り板25bとを備え、回転軸25aは、破砕処理部20の外側面に設けられた油圧モータ25c(図1参照)によって回転するように構成されている。
油圧モータ25cは、図4に示すように、エンジン40の駆動力によって油圧ポンプ25dで発生した油圧によって駆動するように構成されている。
油圧ポンプ25dと油圧モータ25cを連結する連結管25eには、電磁切替バルブ25fが設けられており、電磁切替バルブ25fを開いた状態では、油圧ポンプ25dで発生した油圧が油圧モータ25cに伝わり、送りローラ25が回転するように構成されている。また、電磁切替バルブ25fを閉じた状態では、油圧ポンプ25dで発生した油圧が遮断されて、送りローラ25が停止するように構成されている。
また、送りローラ25は、図3に示すように、送り板25bが回転軸25aの下側で上流側から下流側に向けて移動するように回転方向が設定されている。
さらに、送りローラ25は、油圧モータ25cとともに、上下方向に移動自在となっており、破砕処理部20の外側面に設けられたバネ部材(図示せず)によって、下方に向けて付勢されている。
そして、回転する送りローラ25と、ケーシング22の底面との間に被破砕物が挿入されたときには、送りローラ25の送り板25bが被破砕物の上面に押し付けられる。このとき、被破砕物の上面に押し付けられた送り板25bは上流側から下流側に向けて移動しているため、被破砕物は下流側に向けて送り込まれることになる。
(排出羽根の構成)
排出羽根26は、破砕処理部20の下流側開口部22bの近傍に設けられており、破砕装置1の幅方向に延長された回転軸26aと、この回転軸26aの外周面に取り付けられた二枚の板状の回転翼26b,26bとを備えており、回転軸26aは、エンジン40(図1参照)の駆動力によって回転するように構成されている。なお、エンジン40の出力軸から排出羽根26の回転軸26aへの駆動力の伝達方式は限定されるものではなく、ベルト方式やチェーン方式など、各種公知の構成を用いることができる。
また、排出羽根26は、回転翼26bが回転軸26aの下側で上流側から下流側に向けて移動するように回転方向が設定されている。
回転翼26bは、回転軸26aの軸方向に沿って延長された長方形状の板材であり、長手方向に延びる一辺が回転軸26aの外周面に固着されている。また、回転翼26bは、回転軸26aの径方向の略中間部で回転方向に向けて折り曲げられることにより、被破砕物片の排出効率を高めるとともに、回転翼26bの剛性が高まっている。
また、破砕室21の底面に溜まった被破砕物片を排出羽根26によって遠くに掃き飛ばすために、排出羽根26の回転翼26bの先端部と、破砕室21の底面との隙間が小さく設定されている。
そして、破砕ロータ23によって破砕され、破砕室21の底面の下流側に溜まった被破砕物片は、回転する排出羽根26の回転翼26b,26bによって、吐出ダクト30の取入口31に向けて掃き飛ばされることになる。
[吐出ダクトの構成]
吐出ダクト30は、図3に示すように、矩形断面の筒状体であり、上流側の端部には、破砕室21の下流側開口部22bに連通する取入口31が形成され、下流側の端部には、破砕処理部20から排出された被破砕物片を外部に吐出するための吐出口32が形成されている。
[エンジンの構成]
図1に示すエンジン40は、破砕ロータ23(図3参照)及び油圧ポンプ(図4参照)を駆動させるための駆動装置であり、その構成は限定されるものではなく、各種公知の駆動装置を用いることができる。
また、エンジン40には、図5に示すように、エンジン40の回転数を一定に保つための調速装置であるガバナ41が設けられている。
(ガバナの構成)
ガバナ41は、公知の遠心重錘式の調速装置であり、図5に示すように、エンジン40の出力軸に連結されているガバナギヤ41aと、このガバナギヤ41aの回転遠心力によって開閉する二体のガバナウェイト41b,41bと、このガバナウェイト41b,41bの開閉に伴って移動するガバナスリーブ41cと、このガバナスリーブ41cの移動に伴って傾動するガバナレバー41dとから構成されている。
ガバナギヤ41aは、基端部がエンジン40の側面部に回転自在に支持されており、ギヤ等の伝達手段を介して、エンジン40の出力軸に連結され、エンジン40の出力軸の回転に連動して中心軸回りに回転するように構成されている。
ガバナウェイト41b,41bは、ガバナギヤ41aの先端部に揺動自在に取り付けられた錘であり、ガバナギヤ41aの回転数が上がると、その回転遠心力によって、二体のガバナウェイト41b,41bが開いた状態となり、ガバナギヤ41aの回転数が下がると、ガバナギヤ41aの回転遠心力が低下して、二体のガバナウェイト41b,41bが閉じた状態となる。
ガバナスリーブ41cは、ガバナギヤ41aの中心部に設けられた穴部に遊嵌されており、ガバナウェイト41b,41bの開閉に伴って、図5の左右方向に向けて移動するように構成されている。
そして、エンジン40の回転数が上がって、二体のガバナウェイト41b,41bが開いたときには、ガバナスリーブ41cは、各ガバナウェイト41b,41bによって図5の右側に向けて押し出される。
また、エンジン40の回転数が下がって、二体のガバナウェイト41b,41bが閉じたときには、ガバナスリーブ41cは、ガバナレバー41dによって図5の左側に向けて戻される。
ガバナレバー41dは、基端部41eに設けられた回動軸41fを回動中心として、図5の左右方向(矢印A,B方向)に向けて傾動するように構成されている。
このガバナレバー41dの基端部41eには、押圧部材41gが取り付けられており、この押圧部材41gには、ガバナスリーブ41cの先端部が当接している。
また、ガバナレバー41dにおいて、基端部41eと先端部41iとの間には、ガバナレバー41dを、図5の矢印B方向に向けて付勢しているガバナスプリング41hが設けられている。
そして、ガバナスリーブ41cが図5の右側に向けて移動したときには、押圧部材41gがガバナスリーブ41cの先端部に押されることになり、ガバナレバー41dは回動軸41e周りに図5の矢印A方向に向けて傾動する。
また、ガバナスリーブ41cが図5の左側に向けて移動したときには、ガバナレバー41dは、ガバナスプリング41hの付勢力によって、回動軸41e周りに図5の矢印B方向に向けて傾動する。
ガバナレバー41dの先端部41iには、エンジン40のキャブレタ42のスロットルバルブ42aに連結されている連結シャフト42bの一端が取り付けられている。
そして、ガバナレバー41dが図5の矢印B方向に向けて傾動し、連結シャフト42bが図5の右側に移動したときには、スロットルバルブ42aが開いて、エンジン40への燃料の供給量が増加するように構成されている。
また、ガバナレバー41dが図5の矢印A方向に向けて傾動し、連結シャフト42bが図5の左側に移動したときには、スロットルバルブ42aが閉じて、エンジン40への燃料の供給量が減るように構成されている。
このようなガバナ41では、破砕ロータ23(図3参照)の切削能力よりも被破砕物の供給量が多くなり、破砕ロータ23の負荷が増大して、エンジン40の回転数が下がったときには、ガバナギヤ41aの回転遠心力が低下して、二体のガバナウェイト41b,41bが閉じることになり、ガバナスリーブ41cが図5の左側に向けて戻される。
そして、ガバナレバー41dは、ガバナスプリング41hの付勢力によって、図5の矢印B方向に向けて傾動し、連結シャフト42bが図5の右側に移動する。
これにより、スロットルバルブ42aが開いて、エンジン40への燃料の供給量が増えるため、エンジン40の回転数が上がって、エンジン40の回転数が一定に保たれることになる。
[送り制御機構の構成]
本実施形態の破砕装置1では、破砕ロータ23の切削能力よりも被破砕物の供給量が多くなり、破砕ロータ23の負荷が増大したときに、送りローラ25の回転を停止させるように構成された送り制御機構を備えている。
送り制御機構は、図4に示すように、エンジン40の回転数を一定に保つための調速部材であるガバナレバー41dの変位を検出する近接センサ27と、この近接センサ27がガバナレバー41dの変位を検出したときに、送りローラ25の回転を停止させる制御部28とから構成されている。
近接センサ27は、検出面27aに物体が近づいて、物体が検出領域内に移動したときに、制御部28に対して検出信号を出力する公知の変位センサであり、本実施形態では、図5に示すように、ガバナレバー41dの近傍に配設されている。
具体的には、ガバナレバー41dが図5の矢印B方向に向けて傾動したときに、ガバナレバー41dが近接センサ27の検出面27aに近づく位置に配設されている。
すなわち、破砕ロータ23(図3参照)の負荷が増大して、エンジン40の回転数が下がることより、ガバナ41が作動してガバナレバー41dが図5の矢印B方向に向けて傾動(変位)したときに、近接センサ27から制御部28に対して検出信号が出力されている状態となる。
図4に示す制御部28は、近接センサ27から出力された検出信号が入力されているときには、電磁切替バルブ25fを閉じるように構成されており、検出信号が入力されていないときには、電磁切替バルブ25fを開くように構成されている。
なお、制御部28は、各種公知の制御回路を用いて構成されており、その構成は限定されるものではない。
[破砕装置による破砕作業]
次に、本実施形態の破砕装置1を用いた被破砕物の破砕作業について説明する。ここでは、被破砕物として木材を破砕する場合を例として説明する。
まず、図3に示すように、投入ホッパ10の投入口11に投入された木材Wの先端部は、投入ホッパ10の送出口12から破砕処理部20の破砕室21内に突出し、送りローラ25とケーシング22の底面との間に挿入される。そして、木材Wは、回転する送りローラ25によって下流側に送り込まれ、木材Wの先端面が破砕ロータ23の外周面23aに当接した状態となる。
そして、破砕室21内に供給された木材Wは、回転する破砕ロータ23の破砕上刃23bと、固定された破砕下刃24との間で先端面が薄板状に切削され、木材片が削り落とされる。
この薄板状の木材片は、破砕ロータ23の外周面23aに形成された切削逃がし溝23e内に入り込み、破砕ロータ23が一回転するごとに、切削逃がし溝23e内には新たに切削された木材片が入り込むことになる。このようにして、切削逃がし溝23eから木材片が順次に押し出され、破砕室21の底面の下流側に木材片が排出される。
破砕室21の底面に溜まった木材片は、回転する排出羽根26の回転翼26b,26bによって、吐出ダクト30の取入口31に向けて掃き飛ばされる。そして、排出羽根26によって掃き飛ばされた木材片は、吐出ダクト30内を通過して、吐出口32から外部に吐出されることになる。
ここで、破砕ロータ23の切削能力よりも木材Wの供給量が多くなったときには、破砕ロータ23の負荷が増大して、破砕ロータ23を回転させているエンジン40(図1参照)の回転数が下がることになる。
このとき、図5に示すガバナ41では、ガバナギヤ41aの回転遠心力が低下して、二体のガバナウェイト41b,41bが閉じることになり、ガバナレバー41dが図5の矢印B方向に向けて傾動する。これにより、スロットルバルブ42aが開いて、エンジン40への燃料の供給量が増えるため、エンジン40の回転数が一定に保たれる。
すなわち、ガバナレバー41dが図5の矢印B方向に向けて傾動(変位)するということは、破砕ロータ23の負荷が増大していることを示している。
そして、図4に示す送り制御機構では、ガバナレバー41dが図5の矢印B方向に向けて傾動(変位)して近接センサ27に近づくことにより、ガバナレバー41dが近接センサ27の検出領域内に移動して、近接センサ27から制御部28に対して検出信号が出力され、制御部28が電磁切替バルブ25fを閉じることになる。
これにより、油圧ポンプ25dで発生した油圧が電磁切替バルブ25fで遮断され、油圧モータ25cが停止するため、送りローラ25も停止して、破砕ロータ23(図3参照)への木材Wの供給が停止する。
このようにして、破砕ロータ23(図3参照)への木材Wの供給が停止することにより、破砕ロータ23の負荷が減少し、エンジン40の回転数が上がったときには、図5に示すガバナ41では、ガバナギヤ41aの回転遠心力が大きくなり、二体のガバナウェイト41b,41bが開いて、ガバナレバー41dが図5の矢印A方向に向けて傾動する。これにより、スロットルバルブ42aが閉方向に移動し、エンジン40への燃料の供給量が減るため、エンジン40の回転数が一定に保たれる。
そして、送り制御機構では、ガバナレバー41dが図5の矢印A方向に向けて傾動(変位)して近接センサ27から離れることにより、ガバナレバー41dが近接センサ27の検出領域外に移動して、近接センサ27から図4に示す制御部28に対して検出信号が出力されなくなり、制御部28が電磁切替バルブ25fを開くことになる。
これにより、油圧ポンプ25dで発生した油圧が電磁切替バルブ25fを通じて油圧モータ25cに伝わるため、送りローラ25が回転して、破砕ロータ23(図3参照)への木材Wの供給が再開される。
[破砕装置の作用効果]
以上のように、本実施形態の破砕装置1では、図4に示すように、エンジン40の回転数を一定に保つための調速部材であるガバナレバー41dの変位に基づいて、送りローラ25を停止させるように構成されており、送りローラ25を停止させるときのエンジン40の回転数を閾値として設定することなく、破砕ロータ23(図3参照)への被破砕物の供給を制御することができるため、アイドリング時のエンジン40の無負荷回転数を、被破砕物の種類に応じて任意に設定することができる。
例えば、剪定枝や木材などの硬い被破砕物を破砕することを目的として、アイドリング時のエンジン40の無負荷回転数が高く設定されている破砕装置1において、草や小枝などの柔らかい被破砕物を破砕する場合には、アイドリング時のエンジン40の無負荷回転数を低く設定することができ、エンジン40を低回転数で駆動させることができるため、エンジン40の燃費を向上させるとともに、騒音及び排気ガスを低減させることができる。
また、送り制御機構では、エンジン40の回転数を検出する必要がないため、簡単な制御回路を用いて送り制御機構を構成することができる。
また、既存のエンジン40に設けられたガバナレバー41dを利用することにより、エンジン40を大幅に加工することなく、送り制御機構を設けることができる。
[他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に設計変更が可能である。
例えば、本実施形態では、図4に示す制御部28は、調速部材であるガバナレバー41dの変位に基づいて、送りローラ25を停止させることにより、破砕ロータ23の負荷を低減させているが、ガバナレバー41dの変位に基づいて、送りローラ25の回転を減速させることにより、破砕ロータ23への被破砕物の供給量を低減して、破砕ロータ23の負荷を低減させるように構成することもできる。
この構成では、ガバナレバー41dが近接センサ27に近づいて、近接センサ27から制御部28に対して検出信号が出力されたときには、制御部28が電磁切替バルブ25fの開度を小さくすることになる。これより、油圧ポンプ25dで発生した油圧が電磁切替バルブ25fで減圧され、油圧モータ25cの回転が減速するため、送りローラ25の回転も減速して、破砕ロータ23(図3参照)への木材Wの供給が低減される。
また、本実施形態では、図5に示すように、エンジン40の回転数を一定に保つための調速部材としてガバナレバー41dを検出しているが、図6に示すように、調速部材としてスロットルバルブ42aを用いることもできる。この構成では、スロットルバルブ42aと連動して変位する連結シャフト42bの変位を近接センサ27が検出することにより、スロットルバルブ42aの変位を検出して、送りローラ25を停止させるように構成されている。
また、図4に示す制御部28では、ガバナレバー41dが近接センサ27の検出領域内に移動した場合には、所定速度で駆動する送りローラ25を停止させ、ガバナレバー41dが近接センサ27の検出領域外に移動した場合には、所定時間が経過した後に、送りローラ25を所定速度で駆動させるように構成することもできる。
この構成では、ガバナレバー41dが近接センサ27の検出領域外に移動してから、送りローラ25を再始動させるまでの時間を遅延させている。
ここで、破砕ロータ23(図3参照)への被破砕物の供給を停止した場合には、被破砕物が破砕室21(図3参照)内に滞留することになり、被破砕物は破砕室21内で繰り返し切削されることになる。
したがって、硬い被破砕物を破砕する場合には、送りローラ25を再始動させるまでの遅延時間を長くすることにより、被破砕物を細かく破砕することができる。また、柔らかい被破砕物を破砕する場合には、送りローラ25を再始動させるまでの遅延時間を短くすることにより、破砕効率を向上させることができる。
このように、被破砕物の種類や湿り具合、大きさ(外径)等の種々の要素を考慮して、送りローラ25を再始動させるまでの遅延時間を設定することにより、各種の被破砕物を効率良く所望の大きさに破砕することができる。
なお、送りローラ25を再始動させるまでの遅延時間を、破砕装置1(図1参照)の外部から調整可能とした場合には、作業者は各種の被破砕物に応じて、送りローラ25を始動させるまでの遅延時間を容易に設定することができる。
また、前記した制御部28の構成は、ガバナレバー41dが近接センサ27の検出領域内に移動した場合には、所定速度で駆動する送りローラ25を減速させ、ガバナレバー41dが近接センサ27の検出領域外に移動した場合には、送りローラ25を所定速度で駆動させる場合にも、同様の構成を適用することができる。
また、本実施形態では、図5に示すように、ガバナレバー41d(調速部材)の変位を検出するための変位センサとして近接センサ27を用いているが、調速部材の変位を検出するセンサとしては、光センサ等の非接触型のセンサや、圧力センサ等の接触型のセンサを用いることもでき、その構成は限定されるものではない。
さらに、図1及び図2に示す破砕装置1において、アイドリング時のエンジン40の無負荷回転数を設定するレバー(図示せず)の近傍に、被破砕物の種類に応じた回転数を示すことにより、作業者がエンジン40の無負荷回転数を設定し易くすることが望ましい。
また、本実施形態の破砕装置1では、図1及び図2に示すように、二体の履帯51,51を有するクローラ50を用いることによって自走可能となっているが、クローラ50に代えて、手押し式の台車やトラック等の荷台を利用して、破砕装置1を搬送させるように構成してもよい。
本実施形態の破砕装置を上流側から見た斜視図である。 本実施形態の破砕装置を下流側から見た斜視図である。 本実施形態の破砕装置における内部構造を示した概略側断面図である。 本実施形態の破砕装置における送り制御機構を示した概略構成図である。 本実施形態の破砕装置におけるガバナ及び送り制御機構を示した概略構成図である。 他の実施形態の破砕装置におけるガバナ及び送り制御機構を示した概略構成図である。 従来の破砕装置における内部構造を示した概略側断面図である。
符号の説明
1 破砕装置
10 投入ホッパ
20 破砕処理部
21 破砕室
23 破砕ロータ
23b 破砕上刃
24 破砕下刃
25 送りローラ
25a 回転軸
25b 送り板
25c 油圧モータ
25d 油圧ポンプ
25f 電磁切替バルブ
26 排出羽根
27 近接センサ
28 制御部
30 吐出ダクト
40 エンジン
41 ガバナ
41d ガバナレバー
42a スロットルバルブ
W 木材

Claims (4)

  1. 被破砕物が投入される投入口が形成された投入ホッパと、前記投入ホッパから供給された被破砕物を破砕するための破砕室が形成された破砕処理部と、前記破砕処理部で破砕された被破砕物を外部に吐出するための吐出ダクトと、を備えている破砕装置であって、
    前記破砕処理部は、被破砕物を前記投入ホッパから前記破砕室内に送り込むための送りローラと、前記破砕室内で回転する破砕ロータと、前記破砕ロータを回転させるための駆動装置と、を有し、前記破砕ロータの外周面には破砕刃が設けられ、
    前記破砕室内に供給された被破砕物は、回転する前記破砕ロータの前記破砕刃によって切削されるように構成されており、
    前記駆動装置の回転数を一定に保つための調速部材の変位を検出する変位センサと、
    前記変位センサが前記調速部材の変位を検出したときに、前記送りローラを停止又は減速させる制御部と、からなる送り制御機構を備えていることを特徴とする破砕装置。
  2. 前記調速部材は、前記駆動装置の回転数に応じて傾動することにより、前記駆動装置への燃料の供給量を調整するガバナレバーであることを特徴とする請求項1に記載の破砕装置。
  3. 前記調速部材は、前記駆動装置への燃料の供給量を調整するためのスロットルバルブであることを特徴とする請求項1に記載の破砕装置。
  4. 前記制御部は、
    前記調速部材が前記変位センサの検出領域内に移動した場合には、所定速度で駆動する前記送りローラを停止又は減速させ、
    前記調速部材が前記変位センサの検出領域外に移動した場合には、所定時間が経過した後に、前記送りローラを前記所定速度で駆動させるように構成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の破砕装置。
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