JP2008118584A - デジタル無線機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 等化処理等の信号処理を制限することにより、蓄電池等のバッテリー駆動機能を有する無線機において等化処理動作を可能にしたデジタル無線機を提供することを目的とする。
【解決手段】 アンテナと、送受信部と、送受信信号処理部とを備えたデジタル無線機において、前記送受信処理部は、記憶部と、主制御部と、送受信処理を行う第1処理部と、等化処理機能を行う第2処理部とを有し、前記主制御部の制御に応じて前記記憶部より複数の動作モードより任意の動作モードを選択し、該選択したモードのうちの1つは、前記第1処理部にて送信処理を行い、且つ、前記第2処理部にて等化処理を行って受信処理を行う第1のモードとし、前記選択したモードのうちの他の1つは、前記第1処理部にて送受信処理を行い、且つ、前記第2処理部を停止する第2のモードとすることを特徴とする。
【選択図】 図5
【解決手段】 アンテナと、送受信部と、送受信信号処理部とを備えたデジタル無線機において、前記送受信処理部は、記憶部と、主制御部と、送受信処理を行う第1処理部と、等化処理機能を行う第2処理部とを有し、前記主制御部の制御に応じて前記記憶部より複数の動作モードより任意の動作モードを選択し、該選択したモードのうちの1つは、前記第1処理部にて送信処理を行い、且つ、前記第2処理部にて等化処理を行って受信処理を行う第1のモードとし、前記選択したモードのうちの他の1つは、前記第1処理部にて送受信処理を行い、且つ、前記第2処理部を停止する第2のモードとすることを特徴とする。
【選択図】 図5
Description
本発明はデジタル無線機に関し、特に低消費電力の制御を行うデジタル無線機に関する。
図2は、従来の無線機の送受信に関するブロック構成図の一例を示す。
RF208と、送信D/A205と、受信A/D(1)206と、受信A/D(2)207と、ASIC204と、DSP203と、MPU201と、メモリ202と、より構成される。
このようなデジタル無線機において、例えば、DSP203は、固定少数点演算を行う程度の演算を行うことができ、MPU201の制御により、多少の消費電力を抑えた動作が可能であり、その無線機は蓄電池等のバッテリー駆動での動作が可能であり、低消費電力化には適した無線機である。
一方、近年の無線機においては、伝搬路における反射波の影響を軽減するために等化処理機能を備えたものがあり、複雑な等化処理等の信号処理を行うハードウェアは消費電力が大きい為、上記したDSP203とASIC204では、等化処理等の信号処理をするには問題があった。
RF208と、送信D/A205と、受信A/D(1)206と、受信A/D(2)207と、ASIC204と、DSP203と、MPU201と、メモリ202と、より構成される。
このようなデジタル無線機において、例えば、DSP203は、固定少数点演算を行う程度の演算を行うことができ、MPU201の制御により、多少の消費電力を抑えた動作が可能であり、その無線機は蓄電池等のバッテリー駆動での動作が可能であり、低消費電力化には適した無線機である。
一方、近年の無線機においては、伝搬路における反射波の影響を軽減するために等化処理機能を備えたものがあり、複雑な等化処理等の信号処理を行うハードウェアは消費電力が大きい為、上記したDSP203とASIC204では、等化処理等の信号処理をするには問題があった。
図3は、従来の無線機の送受信に関するブロック構成図の別の一例を示す。
RF308と、送信D/A305と、受信A/D(1)306と、受信A/D(2)307と、ASIC304と、DSP(1)303と、DSP(2)309と、MPU301と、メモリ302と、より構成される。
前述した図2に比較すると、DSP(2)309が追加されており、このDSP(2)に演算量の多い浮動小数点演算を行わせることにより、等化処理等の信号処理を行わせるものである。
しかし、等化処理等の信号処理が可能な消費電力の大きいデジタル無線機等では、蓄電池等のバッテリー駆動で動作させるには、バッテリーを大容量、大型化する必要があるなど問題があった。
RF308と、送信D/A305と、受信A/D(1)306と、受信A/D(2)307と、ASIC304と、DSP(1)303と、DSP(2)309と、MPU301と、メモリ302と、より構成される。
前述した図2に比較すると、DSP(2)309が追加されており、このDSP(2)に演算量の多い浮動小数点演算を行わせることにより、等化処理等の信号処理を行わせるものである。
しかし、等化処理等の信号処理が可能な消費電力の大きいデジタル無線機等では、蓄電池等のバッテリー駆動で動作させるには、バッテリーを大容量、大型化する必要があるなど問題があった。
例えば、特許文献1はデジタル無線機に関する無線通信システムが記載されており、また、特許文献2は低消費電力に関する無線端末が記載されている。
しかしながら、上記従来の技術の問題を解決する技術開発がされる必要があり、本発明は、このような従来の事情に鑑み為されたもので、等化処理等の信号処理を制限することにより、蓄電池等のバッテリー駆動機能を有する無線機において等化処理動作を可能にしたデジタル無線機を提供することを目的とする。
具体的には、通常動作時は等化処理等の信号処理を行えるデジタル無線機として動作させ、蓄電池等のバッテリー駆動を行いたい時には等化処理等の信号処理機能を停止させて消費電力を抑えて動作させられるデジタル無線機を提供するものである。
具体的には、通常動作時は等化処理等の信号処理を行えるデジタル無線機として動作させ、蓄電池等のバッテリー駆動を行いたい時には等化処理等の信号処理機能を停止させて消費電力を抑えて動作させられるデジタル無線機を提供するものである。
上記従来の問題点を解決するため請求項1に記載の発明は、アンテナと、送受信部と、送受信信号処理部とを備えたデジタル無線機において、前記送受信処理部は、記憶部と、主制御部と、送受信処理を行う第1処理部と、等化処理機能を行う第2処理部とを有し、前記主制御部の制御に応じて前記記憶部より複数の動作モードより任意の動作モードを選択し、該選択したモードのうちの1つは、前記第1処理部にて送信処理を行い、且つ、前記第2処理部にて等化処理を行って受信処理を行う第1のモードとし、前記選択したモードのうちの他の1つは、前記第1処理部にて送受信処理を行い、且つ、前記第2処理部を停止する第2のモードとすることを特徴とする。
上記従来の問題点を解決するため請求項2に記載の発明は、移動車両に搭載され、等化処理機能を有するデジタル無線機において、前記等化処理機能を動作させる第1モードと、前記等化処理機能を動作させない第2モードとを備え、当該移動車両のエンジンがオン状態の場合に前記第1モードとし、当該移動車両のエンジンがオフ状態の場合に前記第2モードとすることを特徴とする。
上記従来の問題点を解決するため請求項3に記載の発明は、前記請求項1に記載のデジタル無線機において、前記デジタル無線機は、当該移動車両に設置された車載無線機と、該車載無線機に接続可能な移動端末機とより構成され、前記車載無線機と移動端末機は同じ呼出IDを保持して、他の無線装置との無線通信を行うデジタル無線機であって、前記車載無線機に前記移動端末機が接続されている場合は、当該車載無線機の送受信動作をON状態とし、前記車載無線機に前記移動端末機が設置されていない場合は、当該移動端末機の送受信動作をON状態とすることを特徴とする。
本発明によると、等化処理等の信号処理を制限することにより、蓄電池等のバッテリー駆動機能を有する無線機において等化処理動作を可能にしたデジタル無線機を提供することができる。
また、本発明によると、通常動作時は等化処理等の信号処理を行えるデジタル無線機として動作させ、蓄電池等のバッテリー駆動を行いたい時には等化処理等の信号処理機能を停止させて消費電力を抑えて動作させられるデジタル無線機を提供することができる。
また、本発明によると、通常動作時は等化処理等の信号処理を行えるデジタル無線機として動作させ、蓄電池等のバッテリー駆動を行いたい時には等化処理等の信号処理機能を停止させて消費電力を抑えて動作させられるデジタル無線機を提供することができる。
本発明に係る実施例を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るブロック構成図の一例を示す。
本実施例は、無線機109とそれに接続されるハンドセット108とより構成された車載無線機である。
ハンドセット108は、マイクやスピーカ等の音声入出力部102と、入力キーや表示画面等の操作表示部101とより構成され、また、無線機109は、無線信号処理部105と、送受信部106と、アンテナ107と、音声信号処理部104と、等より構成され、制御部103がこれら全体を制御し、また、送受信部106は、アンテナ107と接続されて、外部との無線送受信を行う。
図1は、本発明の実施の形態に係るブロック構成図の一例を示す。
本実施例は、無線機109とそれに接続されるハンドセット108とより構成された車載無線機である。
ハンドセット108は、マイクやスピーカ等の音声入出力部102と、入力キーや表示画面等の操作表示部101とより構成され、また、無線機109は、無線信号処理部105と、送受信部106と、アンテナ107と、音声信号処理部104と、等より構成され、制御部103がこれら全体を制御し、また、送受信部106は、アンテナ107と接続されて、外部との無線送受信を行う。
図6、及び、図7は、本発明の実施の形態に係る送受信に関するブロック構成図の一例を示す。
RF608、708と、送信D/A605、705と、受信A/D(1)606、706と、受信A/D(2)607、707と、ASIC(1)604、704と、ASIC(2)610、710と、DSP(1)603、703と、DSP(2)609、709と、MPU601、701と、メモリ602、702と、より構成される。
これらのブロック構成は、前述した図1の送受信部106と、無線信号処理部105と、制御部103に含まれている。
本実施例は、受信時に等化処理を行う機能を有した無線機としており、主制御部であるMPU(Micro Processing Unit)の制御により、送受信処理をASIC(Application Specific Integrated Circuit)と、DSP(Digital Signal Processor)に行わせており、主に送信処理をDSP(1)603、703とASIC(1)604、704が行い、受信処理をDSP(2)609、709とASIC(2)610、710が行う。
そして、受信時の等化処理を行うか否かにより低消費電力化するようにしており、図6及び図7においては、受信時の信号のやり取りが、各々実線と点線により異なるモードを示しており、以下に等化処理を行う場合と行わない場合の二種類の動作モードについて説明する。
RF608、708と、送信D/A605、705と、受信A/D(1)606、706と、受信A/D(2)607、707と、ASIC(1)604、704と、ASIC(2)610、710と、DSP(1)603、703と、DSP(2)609、709と、MPU601、701と、メモリ602、702と、より構成される。
これらのブロック構成は、前述した図1の送受信部106と、無線信号処理部105と、制御部103に含まれている。
本実施例は、受信時に等化処理を行う機能を有した無線機としており、主制御部であるMPU(Micro Processing Unit)の制御により、送受信処理をASIC(Application Specific Integrated Circuit)と、DSP(Digital Signal Processor)に行わせており、主に送信処理をDSP(1)603、703とASIC(1)604、704が行い、受信処理をDSP(2)609、709とASIC(2)610、710が行う。
そして、受信時の等化処理を行うか否かにより低消費電力化するようにしており、図6及び図7においては、受信時の信号のやり取りが、各々実線と点線により異なるモードを示しており、以下に等化処理を行う場合と行わない場合の二種類の動作モードについて説明する。
図5は、本発明の実施の形態に係る動作モードのフローチャートの一例を示す。
まず、無線機の電源が投入されたら(ステップ501)、MPUはメモリに保存されている動作モードを読み出し(ステップ502)、当該無線機の状態に応じて通常動作モードか、または、低消費電力動作モードかを選択して移行する(ステップ503)。
移行したモードが通常モードの場合、MPUはDSP(2)に対して動作用プログラムを転送する(ステップ504)。
これにより、DSP(2)は、等化処理を行う受信動作が可能な状態となる(ステップ505)。
また、 MPUはDSP(1)に対して動作用プログラムを転送し(ステップ506)、これによりDSP(1)は送信動作が可能な状態となる(ステップ507)。
DSP(2)は受信処理を開始し、DSP(1)は送信処理等を開始すると、受信信号についてはDSP(2)により等化処理がされ(ステップ508)、送受信が終了するまで当該等化処理を行う通常動作モードが維持される。
ここで、DSP(1)による送信処理等を行う際には、処理演算として、固定小数点演算での信号処理がされ、また、DSP(2)による受信処理を行う際には、等化処理等を含む信号処理であり、浮動小数点演算を含む高速信号処理がされ、消費電力が大きくなり、例えば、車載無線機の場合にはエンジン動作中などにより常時電源ONの状態が必要となる。
このように、等化処理を行う通常動作モードは図5の通常動作モード及び図6(実線)による信号処理がされる。
まず、無線機の電源が投入されたら(ステップ501)、MPUはメモリに保存されている動作モードを読み出し(ステップ502)、当該無線機の状態に応じて通常動作モードか、または、低消費電力動作モードかを選択して移行する(ステップ503)。
移行したモードが通常モードの場合、MPUはDSP(2)に対して動作用プログラムを転送する(ステップ504)。
これにより、DSP(2)は、等化処理を行う受信動作が可能な状態となる(ステップ505)。
また、 MPUはDSP(1)に対して動作用プログラムを転送し(ステップ506)、これによりDSP(1)は送信動作が可能な状態となる(ステップ507)。
DSP(2)は受信処理を開始し、DSP(1)は送信処理等を開始すると、受信信号についてはDSP(2)により等化処理がされ(ステップ508)、送受信が終了するまで当該等化処理を行う通常動作モードが維持される。
ここで、DSP(1)による送信処理等を行う際には、処理演算として、固定小数点演算での信号処理がされ、また、DSP(2)による受信処理を行う際には、等化処理等を含む信号処理であり、浮動小数点演算を含む高速信号処理がされ、消費電力が大きくなり、例えば、車載無線機の場合にはエンジン動作中などにより常時電源ONの状態が必要となる。
このように、等化処理を行う通常動作モードは図5の通常動作モード及び図6(実線)による信号処理がされる。
つぎに、低消費電力動作モードについて、図5の低消費電力動作モード及び図7(実線)による信号処理について説明する。
前述したステップ503による動作モードが、低消費電力動作モードを選択して移行すると、MPUはDSP(2)に対して低消費電力用プログラムを転送する(ステップ510)、また、MPUはASIC(2)に対して低消費電力モードに移行するよう指示する(ステップ511)。
また、MPUはDSP(1)に対して送受信を行う動作用プログラムを転送する(ステップ513)。
前記のステップ510、511によりDSP(2)及びASIC(2)は動作停止の状態となり低消費電力モードとなり(ステップ512)、DSP1は送信及び受信処理が可能な状態となる(ステップ514)。
DSP(1)は送受信処理を開始するが、受信信号については等化処理等の消費電力が大きくなる演算はされず、低消費電力動作モードが維持されることとなる。
ここで、DSP(1)が送信/受信処理等を行う際には、演算処理として、固定小数点演算での信号処理はされるが、DSP(2)及びASIC(2)は低消費電力モードとなり機能を停止させている状態であり、例えば、浮動小数点演算を含む高速信号処理は行わず、消費電力が低い状態であるため、蓄電池等のバッテリー駆動が可能となる。
例えば、車載無線機の場合にはエンジンが掛かっておらず車載バッテリーによる電力供給の場合には特に有効である。
前述したステップ503による動作モードが、低消費電力動作モードを選択して移行すると、MPUはDSP(2)に対して低消費電力用プログラムを転送する(ステップ510)、また、MPUはASIC(2)に対して低消費電力モードに移行するよう指示する(ステップ511)。
また、MPUはDSP(1)に対して送受信を行う動作用プログラムを転送する(ステップ513)。
前記のステップ510、511によりDSP(2)及びASIC(2)は動作停止の状態となり低消費電力モードとなり(ステップ512)、DSP1は送信及び受信処理が可能な状態となる(ステップ514)。
DSP(1)は送受信処理を開始するが、受信信号については等化処理等の消費電力が大きくなる演算はされず、低消費電力動作モードが維持されることとなる。
ここで、DSP(1)が送信/受信処理等を行う際には、演算処理として、固定小数点演算での信号処理はされるが、DSP(2)及びASIC(2)は低消費電力モードとなり機能を停止させている状態であり、例えば、浮動小数点演算を含む高速信号処理は行わず、消費電力が低い状態であるため、蓄電池等のバッテリー駆動が可能となる。
例えば、車載無線機の場合にはエンジンが掛かっておらず車載バッテリーによる電力供給の場合には特に有効である。
図4は、本発明の実施の形態に係る動作モード切替のフローチャートの一例を示す。
本実施例においては、ユーザーが通常モードか低消費電力モードかの、動作モード切り替えを行う場合を示す。
まず、ハンドセットの操作表示部より切り替えたい動作モードを選択する(ステップ402)。
無線機が現状、通常モードの場合に低消費電力モードに移行するか、若しくは、低消費電力モードの場合に、通常モードに移行する操作であり、スイッチ押下等により選択する(ステップ403)。
モード移行の選択がされると、MPUはそれぞれ設定された動作モードをメモリに保存する(ステップ404、ステップ405)。
そして、例えば、電源を切り(ステップ406)、次回電源と投入時に設定した動作モードに移行する。
若しくは、制御チャネルによる待ち受け時に動作モード移行の操作をし、次回通話発生時に、通話チャネルに移行する場合に、当該通話の際に動作モードを移行することもできる。
このように、無線機の電源OFF、ONの場合、または、操作スイッチの押下によりモードの切替えを行うことができる。
本実施例においては、ユーザーが通常モードか低消費電力モードかの、動作モード切り替えを行う場合を示す。
まず、ハンドセットの操作表示部より切り替えたい動作モードを選択する(ステップ402)。
無線機が現状、通常モードの場合に低消費電力モードに移行するか、若しくは、低消費電力モードの場合に、通常モードに移行する操作であり、スイッチ押下等により選択する(ステップ403)。
モード移行の選択がされると、MPUはそれぞれ設定された動作モードをメモリに保存する(ステップ404、ステップ405)。
そして、例えば、電源を切り(ステップ406)、次回電源と投入時に設定した動作モードに移行する。
若しくは、制御チャネルによる待ち受け時に動作モード移行の操作をし、次回通話発生時に、通話チャネルに移行する場合に、当該通話の際に動作モードを移行することもできる。
このように、無線機の電源OFF、ONの場合、または、操作スイッチの押下によりモードの切替えを行うことができる。
また、本実施例の車載無線機の場合には、エンジンのON、OFFに応じて動作モードを自動的に選択することもでき、すなわち、エンジン動作に応じて、メモリの動作モードが選択されるようにする。
例えば、移動車両のエンジンをONすると、エンジンを介してバッテリー補充がされている状態であり、等化処理を行う電力供給も充分であるため、通常電力モードに設定し、また、エンジンをOFFの場合は、無線機への電力供給はバッテリー駆動であるため、低消費電力モードとするものである。
さらに、エンジンONの場合には、移動車両が移動可能であり、移動中においてはフェージング等の関係より等化処理そのものの必要性も高まることより、例えば、エンジンON状態で移動中である場合に、等化処理を行う通常電力モードとし、停車中の状態が一定以上継続する場合には、これを検知して低消費電力モードとすることもできる。
このように、移動車両のエンジンON、OFF、または、無線機本体の電源ON、OFF、または、操作スイッチの押下による、モード切替え、さらには、これらを組み合わせることができる。
例えば、移動車両のエンジンをONすると、エンジンを介してバッテリー補充がされている状態であり、等化処理を行う電力供給も充分であるため、通常電力モードに設定し、また、エンジンをOFFの場合は、無線機への電力供給はバッテリー駆動であるため、低消費電力モードとするものである。
さらに、エンジンONの場合には、移動車両が移動可能であり、移動中においてはフェージング等の関係より等化処理そのものの必要性も高まることより、例えば、エンジンON状態で移動中である場合に、等化処理を行う通常電力モードとし、停車中の状態が一定以上継続する場合には、これを検知して低消費電力モードとすることもできる。
このように、移動車両のエンジンON、OFF、または、無線機本体の電源ON、OFF、または、操作スイッチの押下による、モード切替え、さらには、これらを組み合わせることができる。
さらに、前述した図1の車載無線機を本体として、この本体に接続可能な移動無線端末機を備えたシステムがある。
このようなシステムにおいては、移動無線端末機は、車載無線機本体にセットして使用する場合と、移動無線端末機を車載無線機より取り外して、ユーザが持ち運んで使用する場合がある。
そして、移動無線端末機、若しくは、車載無線機本体に等化処理機能を備えており、本体と接続している状態においては、等化処理を行う通常電力モードとし、取り外している場合は低消費電力モードとすることで、ユーザは移動車両に在る場合には、等化処理を行う状態であり、ユーザが移動車両から離れて移動無線端末機を使用する場合は、等化処理を行わないようにすることができる。
このようなシステムにおいては、移動無線端末機は、車載無線機本体にセットして使用する場合と、移動無線端末機を車載無線機より取り外して、ユーザが持ち運んで使用する場合がある。
そして、移動無線端末機、若しくは、車載無線機本体に等化処理機能を備えており、本体と接続している状態においては、等化処理を行う通常電力モードとし、取り外している場合は低消費電力モードとすることで、ユーザは移動車両に在る場合には、等化処理を行う状態であり、ユーザが移動車両から離れて移動無線端末機を使用する場合は、等化処理を行わないようにすることができる。
このように、車載無線機と無線移動端末とが接続可能な場合に、例えば、車載無線機と無線移動端末機は同じ呼出IDを保持するものであると、特に好適なシステムとなる。
すなわち、車載無線機に移動端末機が設置されている場合は、車載無線機の送受信動作をON状態とし、また、車載無線機に移動端末機が設置されていない場合は、移動端末機の送受信動作をON状態とすることにより、車載無線機と無線移動端末とが同時に動作することなく、同じ呼出IDを用いた無線通信動作を確保することができる。
そして、車載無線機に移動端末機が設置されている場合は、ユーザも移動車両に在り、移動中であることも多いため等化処理を動作させ、車載無線機に移動端末機が設置されていない場合は、停車中であることが多いため等化処理を動作させずに低消費電力モードとすることより、より好適なデジタル無線装置とするものである。
すなわち、車載無線機に移動端末機が設置されている場合は、車載無線機の送受信動作をON状態とし、また、車載無線機に移動端末機が設置されていない場合は、移動端末機の送受信動作をON状態とすることにより、車載無線機と無線移動端末とが同時に動作することなく、同じ呼出IDを用いた無線通信動作を確保することができる。
そして、車載無線機に移動端末機が設置されている場合は、ユーザも移動車両に在り、移動中であることも多いため等化処理を動作させ、車載無線機に移動端末機が設置されていない場合は、停車中であることが多いため等化処理を動作させずに低消費電力モードとすることより、より好適なデジタル無線装置とするものである。
本実施例によると、消費電力を抑えたモードと抑えないモードを備えたデジタル無線機で、消費電力を抑えたモード時は蓄電池等のバッテリー駆動を可能とし、持ち運び時や停電時でも動作可能なシステムであり、消費電力を抑えないモード時は常時供給出来る電源で駆動させ、等化処理等の浮動小数点演算が必要な信号処理が可能な消費電力制御付きデジタル無線機、または、無線システムとすることができる。
また、1つのハードウェアで等化処理等の信号処理を行えるデジタル無線機、消費電力を抑えて動作させられるデジタル無線機の2通りの無線機として供給出来る。
また、2通りの変更はユーザーが操作表示器を使って行うこともできるため、無線機の製造メーカとしては、等化処理を行いつつ消費電力を抑える、といったことを意識しなくとも良い。
すなわち、消費電力を抑えたモードと抑えないモードを備えたデジタル無線機とすることができる。
また、消費電力を抑えたモード時は、固定小数点演算可能なDSPのみ動作可能とし、浮動小数点演算可能なDSPでの動作を行わせないことにより送受信を行う。
また、消費電力を抑えないモード時は固定小数点演算可能なDSPと浮動小数点演算可能なDSPの両方が動作を行い、等化処理等の演算に好適なデジタル無線機、または、デジタル無線システムとすることができる。
また、1つのハードウェアで等化処理等の信号処理を行えるデジタル無線機、消費電力を抑えて動作させられるデジタル無線機の2通りの無線機として供給出来る。
また、2通りの変更はユーザーが操作表示器を使って行うこともできるため、無線機の製造メーカとしては、等化処理を行いつつ消費電力を抑える、といったことを意識しなくとも良い。
すなわち、消費電力を抑えたモードと抑えないモードを備えたデジタル無線機とすることができる。
また、消費電力を抑えたモード時は、固定小数点演算可能なDSPのみ動作可能とし、浮動小数点演算可能なDSPでの動作を行わせないことにより送受信を行う。
また、消費電力を抑えないモード時は固定小数点演算可能なDSPと浮動小数点演算可能なDSPの両方が動作を行い、等化処理等の演算に好適なデジタル無線機、または、デジタル無線システムとすることができる。
101:操作表示部、 109:無線機、 105:無線信号処理部、 106:送受信部、 107:アンテナ、 104:音声信号処理部、 103:制御部、 108:ハンドセット、 102:音声入出力部、
608、708:RF、 605、705:送信D/A、 606、706:受信A/D(1)、 607、707:受信A/D(2)、 601、701:MPU、 602、702:メモリ、
604、704:ASIC(1)、 610、710:ASIC(2)、
603、703:DSP(1)(固定少数点演算)、
609、709:DSP(2)(浮動少数点演算)。
608、708:RF、 605、705:送信D/A、 606、706:受信A/D(1)、 607、707:受信A/D(2)、 601、701:MPU、 602、702:メモリ、
604、704:ASIC(1)、 610、710:ASIC(2)、
603、703:DSP(1)(固定少数点演算)、
609、709:DSP(2)(浮動少数点演算)。
Claims (3)
- アンテナと、送受信部と、送受信信号処理部とを備えたデジタル無線機において、
前記送受信処理部は、記憶部と、主制御部と、送受信処理を行う第1処理部と、等化処理機能を行う第2処理部とを有し、
前記主制御部の制御に応じて前記記憶部より複数の動作モードより任意の動作モードを選択し、
該選択したモードのうちの1つは、前記第1処理部にて送信処理を行い、且つ、前記第2処理部にて等化処理を行って受信処理を行う第1のモードとし、
前記選択したモードのうちの他の1つは、前記第1処理部にて送受信処理を行い、且つ、前記第2処理部を停止する第2のモードとすることを特徴とするデジタル無線機。 - 移動車両に搭載され、等化処理機能を有するデジタル無線機において、
前記等化処理機能を動作させる第1モードと、
前記等化処理機能を動作させない第2モードとを備え、
当該移動車両のエンジンがオン状態の場合に前記第1モードとし、
当該移動車両のエンジンがオフ状態の場合に前記第2モードとすることを特徴とするデジタル無線機。 - 前記請求項2に記載のデジタル無線機において、
前記デジタル無線機は、当該移動車両に設置された車載無線機と、該車載無線機に接続可能な移動端末機とより構成され、
前記車載無線機と移動端末機は同じ呼出IDを保持して、他の無線装置との無線通信を行うデジタル無線機であって、
前記車載無線機に前記移動端末機が接続されている場合は、当該車載無線機の送受信動作をON状態とし、
前記車載無線機に前記移動端末機が設置されていない場合は、当該移動端末機の送受信動作をON状態とすることを特徴とするデジタル無線機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006302257A JP2008118584A (ja) | 2006-11-08 | 2006-11-08 | デジタル無線機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006302257A JP2008118584A (ja) | 2006-11-08 | 2006-11-08 | デジタル無線機 |
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JP2008118584A true JP2008118584A (ja) | 2008-05-22 |
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ID=39504124
Family Applications (1)
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JP2006302257A Pending JP2008118584A (ja) | 2006-11-08 | 2006-11-08 | デジタル無線機 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014177201A (ja) * | 2013-03-15 | 2014-09-25 | Hitachi Automotive Systems Ltd | Cpuと内蔵周辺モジュールを備える自動車の制御装置 |
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2006
- 2006-11-08 JP JP2006302257A patent/JP2008118584A/ja active Pending
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