JP2008117322A - 情報提供システム及び情報提供方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】利便性の高い情報提供システム及び情報提供システムの利便性を向上させ得る情報提供方法を提案する。
【解決手段】通信機器が、ネットワークにおけるアクセス対象の前記情報の所在を表す第1のアドレス情報に所望の復元時刻を付加した第2のアドレス情報を生成し、生成した第2のアドレス情報をネットワークを介して情報提供サーバに送信し、情報提供サーバが、受信した第2のアドレス情報に基づいて、対応する情報を指定された復元時刻の状態に復元し、復元した情報を通信機器に送信するようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報提供システム及び情報提供方法に関し、例えばユーザが使用するクライアントと、Web検索サービスを提供する事業者(以下、これをWeb検索サービス提供事業者と呼ぶ)が設置したWeb検索サーバと、情報提供者が設置した情報提供サーバとがインターネットを介して接続されたネットワークシステムに適用して好適なものである。
従来、ストレージ装置におけるデータの復元方法として、スナップショットを利用した方法が広く用いられている。このスナップショットを利用したデータ復元方法は、人為的なミスによりデータが消失してしまったときや、かかるスナップショット生成時点におけるファイルの状態を復元したいときなどに用いられる。ここで、スナップショットとは、ある時点の論理ボリュームのデータイメージをいう。
このデータ復元方法において保持される論理ボリュームのデータイメージは、スナップショット生成時点における論理ボリューム全体のデータではなく、現在の論理ボリュームのデータと、スナップショット生成時点における論理ボリューム及び現在の論理ボリューム間の差分である差分データとから構成される。そしてこれらの差分データと現在の論理ボリュームのデータとに基づいて、かかるスナップショット生成指示が与えられた時点における論理ボリュームの状態が復元される。従って、このようなデータ復元方法によれば、論理ボリューム全体をそのまま記憶する場合に比べて、より小さい記憶容量でスナップショット生成時点の論理ボリュームのイメージを維持できるという利点がある。
また近年では、ストレージ装置におけるデータ復元方法として、かかるスナップショットと、論理ボリュームの更新履歴情報でなるジャーナルとを利用したCDP(Continues Data Protection)と呼ばれる方法も提案されている(特許文献1参照)。
このデータ復元方法は、ジャーナルを順次蓄積すると共に、一定時間ごとに論理ボリュームのスナップショットを取得してこれを蓄積し、ある時刻(以下、これを復元時刻と呼ぶ)における論理ボリュームの内容を復元する場合に、その復元時刻よりも取得時刻が過去で、かつその取得時刻が復元時刻に最も近いスナップショットに対して、当該スナップショットを取得した時刻から復元時刻までのジャーナルを古いものから順番に順次適用するものである。このデータ復元方法によれば、任意時点の論理ボリュームを復元できるという利点がある。
特開2005−18738号公報
ところで、近年では、情報技術の発展と共に多くの人がコンピュータを使用するようになり、インターネットなどのネットワークを通じて様々な情報が提供されるようになった。その莫大な情報の中から所望する情報を取得する方法としては、Web検索サービス提供事業者のサイトにアクセスし、かくして表示されるWeb検索ページ上において適切なキーワードを指定して検索を行なう方法が広く用いられている。
現在、Web検索サービス提供事業者が使用しているWeb検索エンジンとしては、ロボット型検索エンジン及びディレクトリー型検索エンジンが存在する。
このうちロボット型検索エンジンは、情報データベースを作成するためにクローラと呼ばれる検索ロボットを使用してWebページを巡回し、情報を収集してデータベースを作成する。ロボット型検索エンジンは、ひたすらWebページのリンク構造を辿り、新たな情報を収集して行く。
このときロボット型検索エンジンは、一般的なWebページのデータのほかに、文書や、画像、さらには音声などの様々な種類の拡張子を持つ情報を収集する。
そして収集されたこれらの情報は、収集日時、そのファイルから抽出したキーワード、インターネットにおけるその情報の所在を表すアドレス情報でなるURL(Uniform Resource Locator)及びインデックスなどと共に検索データベースに格納される。
この検索データベースは定期的に更新され、1日又は数週間から数ヶ月程度の周期で更新される。インターネット上で公開された情報は、いずれかのWebページ上においてリンクが貼られていれば、いずれロボット型検索エンジンに収集され、その情報に関連したキーワードの検索結果としてユーザに提示される。なお、「リンクを貼る」とは、文書内にその情報のURL(位置情報)を表記することをいう。
この場合において、かかるWeb検索エンジンによるインターネット上での情報収集作業は常時実施されているわけではなく、また、情報提供者が情報を更新するごとに行われるわけでもない。つまり、Web検索ページ上で行なわれるキーワード検索は、Web検索エンジンが情報収集を行なったときにインターネット上に存在していた情報に基づいて行われるものであり、現時点でインターネット上に存在する情報に基づいて行われるものではない。
このため、例えばかかるWeb検索の検索結果画面上に挙げられたWebページにアクセスしようとしたときに、そのWebページにアクセスできない場合がある。これは、Web検索エンジンによる情報収集時にはそのWebページがインターネット上で公開されていたものの、その後そのWebページが削除等されて現在は当該Webページがインターネット上で公開されていない場合もあるからである。
このような場合、現状ではユーザがかかるWebページを参照することはもはや不可能である。しかしながら、このように既にインターネット上で公開されていないWebページについてもユーザが参照できるような仕組みを構築できれば、ユーザの検索作業の作業性を向上させて、情報提供システムとしてのインターネットの利便性を格段的に向上させ得るものと考えられる。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、利便性の高い情報提供システム及び情報提供システムの利便性を向上させ得る情報提供方法を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、通信機器と、当該通信機器からの要求に応じて情報を提供する情報提供サーバとがネットワークを介して接続された情報提供システムにおいて、前記通信機器は、前記ネットワークにおけるアクセス対象の前記情報の所在を表す第1のアドレス情報に所望の復元時刻を付加した第2のアドレス情報を生成し、生成した前記第2のアドレス情報を前記ネットワークを介して前記情報提供サーバに送信し、前記情報提供サーバは、受信した前記第2のアドレス情報に基づいて、対応する前記情報を指定された復元時刻の状態に復元し、復元した前記情報を前記通信機器に送信するようにした。
また本発明においては、通信機器と、当該通信機器からの要求に応じて情報を提供する情報提供サーバとがネットワークを介して接続されたネットワークシステムにおける情報提供方法において、前記通信機器が、前記ネットワークにおけるアクセス対象の前記情報の所在を表す第1のアドレス情報に所望の復元時刻を付加した第2のアドレス情報を生成し、生成した前記第2のアドレス情報を前記ネットワークを介して前記情報提供サーバに送信する第1のステップと、前記情報提供サーバが、受信した前記第2のアドレス情報に基づいて、対応する前記情報を指定された復元時刻の状態に復元し、復元した前記情報を前記通信機器に送信する第2のステップとを設けるようにした。
本発明によれば、既にネットワーク上から削除された情報をユーザが取得できるようにすることができ、ユーザの検索作業を容易化させることができる。かくするにつき、情報提供システムの利便性を格段的に向上させることができる。
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)第1の実施の形態
(1−1)本実施の形態によるネットワークシステムの構成
図1は、本実施の形態によるネットワークシステムを示す。このネットワークシステム1は、クライアント2、Web検索サーバ3及び情報提供サーバ4が第1のネットワーク(以下、インターネットとする)5を介して接続されると共に、情報提供サーバ4がSAN(Storage Area Network)等からなる第2のネットワーク6を介して複数のストレージ装置7と接続されることにより構成されている。
クライアント2は、ユーザが使用する汎用のパーソナルコンピュータであり、CPU10(Central Processing Unit)及びメモリ11のほか、図示しないマウス及びキーボード等の入力装置や、液晶パネル又はCRT(Cathode Ray-Tube)等からなる図示しないディスプレイなどを備える。
クライアント2のメモリ11には予めインストールされたWebブラウザプログラム12が格納されており、このCPU10がこのWebブラウザプログラム12を実行することにより、クライアント2がインターネット5を介してWeb検索サービス提供事業者3が提供するWeb検索サイトや情報提供者が提供するサイトにアクセスすることができる。これによりユーザは、かかるWeb検索サイトにおいて任意のキーワードによるキーワード検索を行なったり、情報提供者が提供するサイトにおいて所望の情報を取得することができる。
Web検索サーバ3は、Web検索サービス提供事業者が設置したコンピュータであり、CPU13及びメモリ14などのハードウェアを備える。CPU13はWeb検索サーバ3全体の動作制御を司るプロセッサである。またメモリ14は、各種制御プログラムや各種情報を保持するために用いられるほか、CPU13のワークメモリとしても用いられる。メモリ14に格納された制御プログラムをCPU13が実行することにより、Web検索サーバ3全体として種々の処理を実行する。
本実施の形態の場合、Web検索サーバ3のメモリ14には、かかる制御プログラムの1つとして、インターネットサービス部15、情報収集部16、キーワード検索部17及び検索データベース18からなるWeb検索プログラム19が格納される。
インターネットサービス部15は、クライアント2からの参照要求に応じて上述のWeb検索ページの画面データをそのクライアント2に提供するためのプログラムである。
また情報収集部16は、独自の情報収集ロボットを用いて、インターネット5上に公開されている情報(各種ファイルであり、以下、ファイルと記す)を自動的かつランダムに収集するためのプログラムである。この情報収集部16に基づいて収集されたファイルは、キーワードと関連付けられ、そのファイルの収集時刻及び収集したWebページのURLなどと共に検索データベース18に登録される。
キーワード検索部18は、ユーザ操作に応じてクライアント2から送信されるキーワードに基づいて検索データベース18を検索(クエリ)するためのプログラムである。かかる検索により得られた検索結果は、インターネットサービス部15を介してクライアント2に送信される。
情報提供サーバ4は、情報提供者が設置したコンピュータであり、CPU20及びメモリ21などのハードウェアを備える。CPU20は、情報提供サーバ4全体の動作制御を司るプロセッサである。またメモリ21は、各種制御プログラムや各種情報を保持するために用いられるほか、CPU20のワークメモリとしても用いられる。メモリ21に格納された制御プログラムをCPU20が実行することにより、情報提供サーバ4全体として種々の処理を実行する。
本実施の形態の場合、この情報提供サーバ4のメモリ21には、かかる制御プログラムの1つとして、情報提供プログラム22、復元プログラム23及び管理データベース24が格納される。
情報提供プログラム22は、情報提供サーバ4やストレージ装置7に保持されたWebページの画面データや、文書、画像及び音声などの各種ファイルをクライアント2やWeb検索サーバ3に提供するためのプログラムであり、インターネットサービス部25から構成される。情報提供サーバ4は、このインターネットサービス部25に基づき、クライアント2又はWeb検索サーバ3からの参照要求に応じて、必要なファイルを情報提供サーバ4又はストレージ装置7から読み出し、これをそのクライアント2又はWeb検索サーバ3に送信する。
復元プログラム23は、後述するページ復元機能に関するプログラムであり、履歴管理部27、アクセス管理部27及び情報復元部28から構成される。
履歴管理部27は、情報提供者が提供する情報(ファイル)の削除や更新等の履歴を管理及び監視するためのプログラムであり、アクセス管理部28は、復元されるファイルの復元可否を管理するためのプログラムである。これら履歴管理部27及びアクセス管理部28が使用する後述の復元管理テーブル30、履歴管理テーブル31及びボリューム管理テーブル32は管理データベース24に格納されて保持される。また情報復元部28は、外部からの要求に応じて情報提供サーバ4が提供するファイルを指定された復元時刻の状態に復元するためのプログラムである。
ストレージ装置7は、情報提供者がインターネット5上で公開する情報のファイルを保存しておくための大容量の記憶装置であり、データを記憶するための記憶領域を提供する複数のディスクデバイス40と、これらディスクデバイス40を制御するコントローラ41とから構成される。
各ディスクデバイス40は、例えばSCSI(Small Computer System Interface)ディスク等の高価なディスク、又はSATA(Serial AT Attachment)ディスクや光ディスク等の安価なディスクなどの安価なディスクから構成される。これらディスクデバイス40は、コントローラ41によりRAID(Redundant Array of Inexpensive Disks)方式で運用される。なお、ディスクデバイス40に代えて、例えばフラッシュメモリなどの半導体メモリを適用するようにしても良い。
1又は複数のディスクデバイス40が提供する物理的な記憶領域上に、1又は複数の論理ボリュームVOLが設定され、この論理ボリュームVOLにデータが所定大きさのブロックを単位として読み書きされる。
各論理ボリュームVOLには、それぞれ固有のボリュームID(例えばLUN(Logical Unit Number))が割り当てられる。本実施の形態の場合、ストレージ装置7に格納されたデータへのアクセスは、このボリュームIDと、各ブロックにそれぞれ割り当てられるそのブロックに固有のブロックID番号(例えばLBA(Logical Block Address))との組み合わせたものをアドレスとして、当該アドレスを指定して行われる。
なお、ストレージ装置7内に作成される論理ボリュームVOLの種別としては、データボリューム、スナップショットボリューム及びジャーナルボリュームなどがある。このうちデータボリュームは、情報提供者がインターネット上に提供するファイルを保持するために用いられ、スナップショットボリュームは、作成されたスナップショットの差分データを保持するために用いられる。またジャーナルボリュームは、ジャーナルを保持するために用いられる。
コントローラ41は、ネットワーク6を介して情報提供サーバ4と通信を行うためのネットワークインタフェースや、各ディスクデバイス40と通信を行うためのディスクインタフェース、論理ボリュームVOLに読み書きするデータを一時的に保持するキャッシュメモリなどを備えて構成され、情報提供サーバ4及び各ディスクデバイス40間のデータの入出力を制御する。
(1−2)ページ復元機能
次に、本実施の形態によるネットワークシステム1の情報提供サーバ4に搭載されたページ復元機能について説明する。
(1−2−1)CDP機能及びジャーナルバックアップ機能の概要
まず、かかるストレージ装置7に搭載されたCDP機能及びジャーナルボリュームバックアップ機能について、図2〜図4を参照して説明する。なお、本実施の形態においては、かかるCDP機能を実現するためのCDP技術として、上述の特開2005−18738号公報に開示された技術を採用しているため、ここでは簡単に説明することとする。
本実施の形態の場合、ストレージ装置7のコントローラ41は、情報提供サーバ4からデータ書き込み要求及び書込み対象のデータが与えられた場合、当該データを指定されたデータボリュームDVOL内の指定されたアドレスに格納すると共に、ジャーナルをジャーナルボリュームJVOLに格納する。
このジャーナルは、図2に示すように、データの書込み先アドレス(「JHN-ADR」)、データ長(「JHN-LENG」)及び当該データの更新時刻(「JHN-TIME」)からなるヘッダ情報D1と、そのときの書込み対象のデータD2(「JHN-DATA」)とから構成される。なお、本実施の形態の場合、データの更新時刻としては、書込み要求がストレージ装置7に到着した時刻が用いられる。そしてかかるジャーナルのヘッダ情報D1及び書込み対象のデータD2は、それぞれジャーナルボリュームJVOL内のヘッダ領域及びデータ領域に関連付けて格納される。
一方、ストレージ装置7のコントローラ41は、複数世代のスナップショットを管理することができ、定期的に又は情報提供サーバ4からの要求に応じてデータボリュームDVOLのスナップショットを作成する。このスナップショットの作成により得られる現在のデータボリュームDVOL及びスナップショット作成時点におけるデータボリュームDVOL間の差分である差分データは、スナップショットボリュームSSVOLに格納される。
そしてかかるコントローラ41は、情報提供サーバ4から復元時刻及び復元対象のファイルが指定されると、指定された復元時刻よりも生成時刻が過去で、かつその生成時刻が復元時刻に最も近いスナップショットに対して、当該スナップショットを生成した時刻から復元時刻までのジャーナルを古いものから順番に順次反映する。これにより指定されたファイルを指定された復元時刻の状態に復元することができる。
ところで、ジャーナルボリュームJVOLの容量は有限であるため、ストレージ装置7全体としてみた場合に一定量のジャーナルしか保持することができない。このため、かかるCDP機能が搭載された従来のストレージ装置では、かかるジャーナルボリュームJVOLが満杯になった場合、今まで蓄積したジャーナルをクリアするか、又は古いジャーナルから順番に削除しながら新たなジャーナルを保存するという処理を行っている。
しかしながら、このような既存の方法によると、ある一定期間分(例えば1年分程度)のジャーナルしか保持することができず、この結果、データボリュームDVOLに格納されたデータをその一定期間よりも前の状態に復元することができない問題がある。
そこで本実施の形態によるストレージ装置7には、図3に示すように、ジャーナルボリュームJVOLに一定量のジャーナルが格納された段階で、そのジャーナルボリュームJVOLをバックアップするジャーナルバックアップ機能が搭載されている。これによりこのストレージ装置7においては、ジャーナルを無制限に保持することができると共に、図4に示すように、必要時にはジャーナルボリュームJVOLのバックアップボリュームJVOL′のデータを用いることで、データボリュームDVOLに格納されたデータを無制限に過去の状態に復元することができるようになされている。
なお、このようにジャーナルボリュームJVOLをバックアップして保持し続けた場合、ジャーナル保存のためのコストが高騰することが予想される。そこでこのネットワークシステム1では、ジャーナルボリュームJVOLのバックアップ先として、通常用いるストレージ装置7よりも性能が低い安価なストレージ装置7を適用しており、これによりジャーナル保存のためのコストを低減させ得るようになされている。
(1−2−2)ページ復元機能の概要
次に、ページ復元機能について説明する。上述のように、Web検索サービス提供事業者が提供するWeb検索サイトにおいて行なわれるキーワード検索は、Web検索サーバ3の情報収集部16によりインターネット5上から情報収集された時点の情報に基づいて行なわれる。従って、例えばキーワード検索により検出されたWebページが既に削除等されているために、クライアント2がそのWebページにアクセスしようとしてもアクセスできないことがある。
そこでこのネットワークシステム1の場合、情報提供サーバ4には、既に削除等されたWebページに対してクライアント2から復元時刻を指定した参照要求が与えられたときに、そのWebページのその指定された復元時刻(以下、これを指定復元時刻と呼ぶ)の内容をストレージ装置7のCDP機能により復元してクライアント2に提供するページ復元機能が搭載されている。
一方、現在では、ほとんどのWebページにおいて、同じ情報提供者の別のWebページへのリンク又は別の情報提供者のWebページへのリンクが貼られている。この場合において、上述のようにストレージ装置7のCDP機能により任意の復元時刻のWebページの内容を復元できたとしても、その復元されたWebページにリンクが貼られている別の情報提供者のWebページの内容までは復元することはできない。
例えば図5に示すように、ユーザが参照を希望する情報提供者AのサイトのWebページ(「Page A」)を1999年1月1日0時の時点の内容に復元できたとしても、そのユーザがそのWebページ内のリンクを利用して情報提供者Bのサイトにアクセスした場合、情報提供者Bは1999年1月1日0時の時点の内容ではなく、現在(2006年)のWebページをユーザに提供することになる。ユーザによっては問題なく満足するかもしれないが、関連した情報はある時点のもので統一して復元して欲しいケースもある。
そこで、本実施の形態によるネットワークシステム1では、図6に示すように、Webページをある指定復元時刻の内容に復元した場合に、その後そのユーザがアクセスするすべてのWebページ(他の情報提供者が提供するWebページを含む)をかかる指定復元時刻の内容に復元して表示させ得るように、以下のような運用形態を情報提供サーバ4に適用している。
まずWebページのURLについて説明する。WebページのURLは、通常、「www.abc.com/index.html」という形で表される。「www.abc.com」という部分はサイトのアドレスであり、「index.html」という部分は対応するWebページのアドレスである。ここで、この例のように、URL内に「?」を含まない固定のアドレスを静的URLと呼ぶ。これに対して、「www.abc.com/index.html/search?keyword=aaa&la=ja」のように、URL内に「?」を含む変動的なアドレスを動的URLと呼ぶ。この動的URLは、ユーザからの参照要求があったときにデータベースから必要なデータを取り出してASP(Active Server Pages)、PHPやCGI(Common Gateway Interface)などの言語を通じてサーバ上でリアルタイムにファイルを生成し、ブラウザに送り出すコンテンツに用いられる。
本実施の形態においては、復元されたWebページから当該Webページ上にリンクが貼られた他の情報提供者のサイトのWebページにアクセスする際に、そのURLとして、リンク元のWebページの静的URLに指定復元時刻を付加した動的URLを用いる。そして、かかる動的URLを受信した情報提供サーバは、該当するWebページを、当該動的URLに設定された公開日時又は指定復元時刻のときの状態に復元してクライアントに提供する。
例えば図5に示すように、ある情報提供者AのWebページから別の情報提供者Bのサイトにアクセスする場合、通常は「www.bbb.com/index.html」というようにそのサイトの静的URLを用いるが、この静的URLを用いてそのサイトにアクセスした場合、いつの時点の「index.html」が表示されるかは不明であり、一般的には逐次更新された最新の情報が表示されることになる。
これに対して本実施の形態においては、ある復元時刻の状態に復元された情報提供者AのWebページから別の情報提供者BのサイトのWebページにアクセスする場合、そのURLとして、例えば「www.bbb.com/index.html?Time=199901010000」というように、かかるリンク先のWebページの静的URLにリンク元のWebページの復元時刻(「?Time=199901010000」の部分)を付加した動的URLを用いる。そして情報提供者B側では、この動的URLを受信した場合に、CDPの時刻復元機能を用いて、「1999年1月1日0時」の「index.html」を復元する。
このように、WebページのURLとして、リンク元のWebページの復元時刻を取り入れた動的URLを用いることで、復元されたWebページからアクセスするリンク先のWebページにおいても、リンク元のWebページと同じ時刻に公開されていた情報を提供することができる。また、その2次的に復元されたWebページにおいても、時刻情報をURLに取り込むことで、そのリンク先のWebページについても逐次復元していくことができ、全てのWebページをある時刻の状態に統一することができる。
(1−2−2)各種テーブルの構成
本実施の形態によるネットワークシステム1では、上述のようなページ復元機能を実現するための手段として、情報提供サーバ4には復元管理テーブル30、履歴管理テーブル31及びボリューム管理テーブル32が設けられている。
このうち復元管理テーブル30は、その情報提供サーバ4が管理するサイトにおいて提供している各ファイル(Webページ、文書、画像及び又は音声)を管理するためのテーブルであり、サイトごとに作成される。
この復元管理テーブル30は、図7に示すように、「管理ID」欄30A、「ファイル名」欄30B、「URL」欄30C、「先頭履歴ID」欄30D、「ボリュームID」欄30E及び「リンク先ID」欄30Fから構成される。そして「管理ID」欄30A、「ファイル名」欄30B及び「URL」欄30Cには、対応するファイルに付与された固有の管理ID、そのファイルのファイル名及びそのファイルのURLがそれぞれ格納される。
また「先頭履歴ID」欄30Dには、後述する履歴管理テーブル31上における対応するファイルの履歴IDが格納され、「ボリュームID」欄30Eには、いずれかのストレージ装置7内における当該ファイルが格納されている論理ボリュームVOLのID(ボリュームID)が格納される。さらに「リンク先ID」欄30Fには、そのサイトにおいて提供されるファイルのうち、対応するファイルとリンクしているファイルの管理IDが格納される。
従って、図7の例では、情報提供サーバ4が管理する「www.abc.com」というサイトの場合、「index.html」というファイルは、ボリュームIDが「VOL0001」の論理ボリュームVOLに保存されており、このファイルには「a.html」及び「b.html」というファイルへのリンクが貼られていることが示されていることが分かる。
なお、この復元管理テーブル30には、その情報提供サーバ4が管理するサイトにおいて提供しているWebページ上でリンクが貼られた外部のサイトで提供されているファイル(図7の「News.html」及び「Press.html」)も登録される。この場合、そのファイルは他の情報提供サーバ4が管理しているものであるため、当該ファイルに対応する「先頭履歴ID」欄30D、「ボリュームID」欄30E及び「リンク先ID」欄30Fには、該当する情報は格納されない。
一方、履歴管理テーブル31は、情報提供者が提供する情報の削除及び更新の履歴を管理及び監視するためのテーブルであり、図8に示すように、「履歴ID」欄31A、「掲載日時」欄31B、「削除日時」欄31C、「復元許可」欄31D及び「Next履歴ID」欄31Eから構成される。
そして「履歴ID」欄31Aには、復元管理テーブル30に登録された対応するファイルに付与された履歴IDが格納される。また「掲載日時」欄31Bには、そのファイルが対応するサイトのWebページに掲載された日時が格納され、「削除日時」欄31Cには、そのファイルがWebページから削除された日時が格納される。
さらに「復元許可」欄31Dには、Webページに掲載された期間のそのファイル内容を復元することが情報提供者により許可されているか否かを表す情報(「許可」又は「不許可」)が格納され、「Next履歴ID」欄31Eには、そのファイルがその後更新された場合に更新後のファイルの復元管理テーブル30上の履歴IDが格納される。
従って、例えば図8の例では、図7を参照すると、「index.html」というファイルは1999年1月1日の午前零時から現在に至るまで変更されていないことが分かる。また「a.html」というファイルについては、1999年1月1日の午前零時から2000年4月1日の午前零時までインターネット5上で公開されており、その期間の内容については復元が許可されていることが認識できる。
さらにこのファイルは、2000年4月1日の午前零時及び2000年6月1日午前零時にそれぞれ更新されており、2000年6月1日午前零時から2005年4月1日の午後零時まで公開されていた内容については復元が許可されているが、2000年4月1日午前零時から2000年6月1日午前零時まで公開されていた内容については復元が許可されていなことも履歴管理テーブル31から認識できる。
他方、ボリューム管理テーブル32は、ストレージ装置7内に設けられた論理ボリュームVOLを管理するためのテーブルであり、図9に示すように、「ボリュームID」欄32A、「装置ID」欄32B、「ボリューム種別」欄32C、「復元可能期間(開始)」欄32D、「復元可能期間(終了)」欄32E及び「関連ボリュームID」欄32Fから構成される。
そして「ボリュームID」欄32Aには、対応する論理ボリュームVOLに付与されたボリュームIDが格納され、「装置ID」欄32Bには、その論理ボリュームVOLが設けられているストレージ装置7に付与された装置IDが格納される。また「ボリューム種別」欄32Cには、その論理ボリュームVOLの種別(データボリューム、スナップショットボリューム又はジャーナルボリューム等)が格納される。
さらに「復元可能期間(開始)」欄32D及び「復元可能期間(終了)」欄32Eには、その論理ボリュームVOLに格納されたデータに基づいて復元可能な期間の開始時点及び終了時点の日時がそれぞれ格納される。
さらに「関連ボリュームID」欄32Fには、その論理ボリュームVOLに関連する論理ボリュームVOLのボリュームIDが格納される。具体的には、対応する論理ボリュームVOLがデータボリュームの場合は、そのデータボリュームに格納されたファイルが過去に更新された際のジャーナルが格納されているジャーナルボリュームのボリュームIDが「関連ボリュームID」欄23Fに格納され、対応する論理ボリュームVOLがジャーナルボリュームの場合には、当該ジャーナルボリュームのバックアップボリューム又はそのバックアップボリュームの1世代前のバックアップボリュームのボリュームIDが「関連ボリュームID」欄32Fに格納される。
従って、図9の例では、「VOL0005」というボリュームIDの論理ボリュームVOLは、「55015」という装置IDが付与されたストレージ装置7内に設定されたジャーナルボリュームであることが示されている。またこの論理ボリュームVOL(ジャーナルボリューム)には、「VOL0001」というボリュームIDの論理ボリュームVOL(データボリューム)に格納された情報についてのジャーナルが格納されており、このジャーナルを用いて2005年1月1日午前零時から2005年4月23日午前零時までの期間内におけるかかる情報の内容を復元できることが示されている。
なお、このような復元管理テーブル30、履歴管理テーブル31及びボリューム管理テーブル32の関連性を図10に示す。この図10において、上段には、復元管理テーブル30に登録されたファイル(「index.html」、「a.html」、「www.xyz.com/News.html」及び「www.xyz.com/Press.html」)間の関連性が示され、中段には、これらファイルのうちの自サイト内のファイル(「index.html」、「a.html」)の更新履歴及び復元の許可/不許可が履歴管理テーブル31に登録されていることが示されている。
さらに図10の下段には、復元管理テーブル32に登録された自サイト内のファイルが保管されているデータボリュームと、そのデータボリュームに格納された情報が更新されたときのジャーナルが保管されているジャーナルボリュームと、当該ジャーナルボリュームがバックアップされたジャーナルボリュームとの関係がボリューム管理テーブル32に登録されていることが示されている。
(1−2−3)ページ復元処理シーケンス
次に、本実施の形態によるページ復元機能に関する処理(以下、これをページ復元処理と呼ぶ)の処理シーケンスについて説明する。
図11は、本実施の形態によるページ復元処理のシーケンス図である。このページ復元処理では、まずユーザが、クライアント2を操作してWeb検索サーバ3にアクセスする。この結果、クライアント2のディスプレイには、このときWeb検索サーバ3からクライアント2に送信される画面データに基づいて、図12(A)に示すようなWeb検索ページ50が表示される。
そして、ユーザは、クライアント2を操作してこのWeb検索ページ50内のキーワード入力欄50Aに所望のキーワードを入力し、この後「検索」ボタン50Bをクリックするようにする。この結果、このキーワード入力欄50Aに入力されたキーワードがクライアント2からWeb検索サーバ3に送信される(SP1)。
Web検索サーバ3は、かかるキーワードを受信すると、検索データベース18(図1)に登録された情報の中から当該キーワードと関連付けられたファイルを検索し(SP2)、検索結果に基づく画面データをクライアント2に通知する(SP3)。この結果、クライアント2のディスプレイには、この画面データに基づいて、例えば図12(B)に示すような、該当するいくつかのWebページのURL(静的URL)が表記された検索結果画面51が表示される(SP4)。
そしてユーザは、この検索結果画面51にURLが表示されたWebページの中から所望のWebページを1つ選択する。この結果、クライアント2は、検索結果画面51に表示されたURL(例えば「www.abc.com/index.html」)を参照先とするWebページの参照要求(以下、これをページ参照要求と呼ぶ)を対応する情報提供サーバ4に送信する(SP5)。
かかるページ参照要求を受信した情報提供サーバ4は、要求されたWebページが存在する場合には、情報提供者プログラム22に基づいて、そのWebページの画面データをそのクライアント2に送信する。これに対して情報提供サーバ4は、要求されたWebページが既に削除等されて存在しない場合には、情報提供プログラム22に基づいて、要求されたWebページが存在しない旨の情報(以下、これを不存在情報と呼ぶ)をそのクライアント2に送信する(SP6)。
かくしてクライアント2は、情報提供サーバ4から画面データが送信されてきたときには、当該画面データに基づいて、図12(C)に示すように、かかるWebページ52をディスプレイに表示する。これに対してクライアント2は、情報提供サーバ4から不存在情報が送信されてきたときには、指定されたWebページにアクセスできなかったことを意味する「NOT FOUND」の文字が表示された図12(D)に示すような画面(以下、これを「NOT FOUND」画面と呼ぶ)53をディスクプレイに表示する(SP7)。
そしてユーザは、そのとき参照しようとしていたWebページの復元を希望する場合であって、当該Webページのみを所望する復元時刻の状態に復元する復元モード(以下、これを第1の復元モードと呼ぶ)を望むときには、「NOT FOUND」画面53に表示された第1及び第2のラジオボタン53A,53Bのうちの第1のラジオボタン53Aを選択した後に、所望する復元時刻を復元時刻指定欄53Cに入力し、その後「復元」ボタン53Dをクリックするようにする。
またユーザは、そのとき参照しようとしていたWebページの復元を希望する場合であって、すべてのWebページを所望する復元時刻の状態に復元する復元モード(以下、これを第2の復元モードと呼ぶ)を望むときには、「NOT FOUND」画面53に表示された第1及び第2のラジオボタン53A,53Bのうちの第2のラジオボタン53Bを選択した後に、所望する復元時刻を復元時刻指定欄53Cに入力し、その後「復元」ボタン53Dをクリックするようにする。
この結果、クライアント2は、かかるWebページの静的URLの後に、「?Time=」という文字列と、かかる復元時刻指定欄53Cに入力された復元時刻の文字列とを順次付加した例えば「www.abc.com/index.html?Time=199901010000」のような所定フォーマットの動的URLを生成し(SP8)、この動的URLを対応する情報提供サーバ4に送信する(SP9)。
この動的URLを受信した情報提供サーバ4は、情報提供者プログラム22に基づいて、履歴管理テーブル31を参照してそのWebページの復元の可否を確認する(SP10)。そして、かかるWebページの復元が許可されている場合、情報提供サーバ4の情報提供者プログラム22から復元プログラム23に対して、かかる動的URLに基づき認識される指定された復元時刻を特定した復元要求が与えられる(SP11)。
かくして情報提供サーバ4は、復元プログラム23に基づき、この復元要求に応じて、指定されたWebページの指定された復元時刻の内容をCDP技術を用いて復元する(SP12)。そしてこのようなWebページの復元処理が完了すると、復元されたWebページの画面データが情報提供サーバ4の復元プログラム23から情報提供者プログラム22に送信される(SP13)。
かくして情報提供サーバ4は、情報提供者プログラム22に基づいて、復元されたそのWebページの画面データをクライアント2に送信する(SP14)。この結果、この画面データに基づいて、図12(E)に示すような復元されたWebページがクライアント2のディスプレイに表示される(SP15)。
一方、情報提供サーバ4は、ステップSP10の確認の際、かかるWebページの復元が許可されていなかった場合には、その旨をクライアント2に通知する。かくしてこのときには、図12(F)に示すような、図12(D)の「NOT FOUND」画面53と異なる通常の「NOT FOUND」画面55がクライアント2のディプレイに表示されることとなる。
なお、ここまでのシーケンスは、復元モードとして第1及び第2の復元モードのいずれが指定された場合においても同じである。
そして復元モードとして第1の復元モードが指定された場合、図12(E)のように復元されたWebページがクライアント2のディスプレイに表示されている状態において、参照ページをそのWebページから当該Webページにリンクが貼られている他のWebページに移動させる操作がユーザによりクライアント2に対して行なわれたときには、クライアント2は、図13に示すように、復元時刻等を指定しない通常のそのWebページの静的URL(例えば「www.abc.com/a2.html」、「www.aaa.com/index.html」)を参照先とするページ参照要求を、対応する情報提供サーバ4に送信する(SP20、SP23)。
かかるページ参照要求を受信した情報提供サーバ4は、要求されたWebページが存在する場合には、情報提供者プログラム22に基づいて、現在のそのWebページの画面データをそのクライアント2に送信する(SP21,SP24)。これによりこの画面データに基づいて、現在のそのWebページがクライアント2のディスプレイに表示される(SP22,SP25)。
またかかるページ参照要求を受信した情報提供サーバ4は、要求されたWebページが存在しない場合には、情報提供者プログラム22に基づいて、不存在情報をそのクライアント2に送信する(SP21,SP24)。これによりこの不存在情報に基づいて、図12(F)に示す通常の「NOT FOUND」画面55がクライアント2のディスプレイに表示される(SP22,SP25)。
そして、復元モードとして第1の復元モードが指定された場合には、この後、ユーザによりクライアント2が操作されて、参照ページをそのとき参照しているWebページから当該Webページにリンクが貼られた他のWebページに移動させる指示が入力されるごとに同様の処理が行われる。
一方、復元モードとして第2の復元モードが指定された場合、図12(E)のようにWebページがクライアント2のディスプレイに表示されている状態において、参照ページをかかるWebページから当該Webページにリンクが貼られた他のWebページに移動させる操作がユーザによりクライアント2に対して行なわれたときには、クライアント2は、図14に示すように、そのWebページに復元時刻等を付加した上述の動的URLを生成し、この動的URLを対応する情報提供サーバ4に送信する(SP30、SP37)。
そして、この動的URLを受信した情報提供サーバ4は、指定されたWebページの復元が許可されているか否かを確認した後(SP31,SP38)、許可されている場合には、指定されたWebページの指定された復元時刻の内容を復元し(SP32〜SP34,SP39〜SP41)、復元したそのWebページの画面データをクライアント2に送信する(SP35,SP42)。この結果、この画面データに基づいて、復元されたWebページがクライアント2のディスプレイに表示される(SP36,SP43)。
また、かかる情報提供サーバ4は、指定されたWebページの復元が許可されていない場合には、その旨のエラー通知をクライアント2に送信する。かくしてこのときクライアント2のディプレイには、図12(F)に示す通常の「NOT FOUND」画面55が表示される。
そして、復元モードとして第2の復元モードが指定されている場合には、この後、ユーザによりクライアント2が操作されて、参照ページをそのとき参照しているWebページから当該Webページにリンクが貼られた他のWebページに移動させる指示が入力されるごとに同様の処理が行われる。
(1−2−4)ページ復元機能に関する情報提供サーバ内のCPUの処理
図15は、上述のようなページ復元機能に関する情報提供サーバ4のCPU20(図1)の処理のうち、動的URLがクライアント2から与えられたときの処理内容を示すフローチャートである。かかるCPU20は、この図15に示す処理(以下、これを第1の復元処理と呼ぶ)を情報提供プログラム22に基づいて実行する。
すなわちCPU20は、復元対象のWebページのURL及び復元時刻を指定した動的URLがクライアント2から与えられると、この図15に示す第1の復元処理を開始し、まず、かかる動的URLから指定復元時刻を取得する(SP50)。
続いてCPU20は、復元管理テーブル30(図7)を参照して、そのとき対象としているWebページのファイルの履歴管理テーブル31(図8)上での履歴IDを取得し(SP51)、この後、この履歴IDを検索対象のファイルの履歴IDとして設定する(SP52)。
そしてCPU20は、この後履歴管理テーブル31上で当該履歴IDが付与されたファイルのレコードを検索し(SP53)、当該検索により該当するレコードを検出すると、そのレコードの「掲載日時」欄31B(図8)及び「削除日時」欄31C(図8)を参照して、対応するファイルの掲載日時が指定復元時刻以前であり、かつ当該ファイルの削除日時が指定復元時刻以降であるか否かを判断する(SP54)。
CPU20は、この判断において否定結果(SP54:NO)を得ると、そのレコードの「Next履歴ID」欄31E(図8)に履歴IDが格納されているか否かを判断する(SP55)。そしてCPU20は、この判断において否定結果を得ると(SP55:NO)、復元不可能を意味するエラー通知を該当するクライアント2に送信し(SP61)、この後、この第1の復元処理を終了する。
これに対してCPU20は、かかるステップSP55の判断において肯定結果(SP55:YES)を得ると、この履歴IDを新たな検索対象のファイルの履歴IDとして設定し(SP56)、この後、上述と同様の検索処理を繰り返す(SP53〜SP56−SP53)。
そしてCPU20は、やがて対応するファイルの掲載日時が指定復元時刻以前であり、かつ当該ファイルの削除日時が指定復元時刻以降のレコードを検出すると(SP54:YES)、そのレコードの「復元許可」欄31D(図8)を参照して、対応するファイルの復元が許可されているか否かを判断する(SP57)。
CPU20は、この判断において否定結果を得ると(SP57:NO)、エラー通知を該当するクライアント2に送信した後(SP61)、この第1の復元処理を終了する。これに対してCPU20は、かかる判断において肯定結果を得ると(SP57:YES)、対象とするファイルのファイル名を指定して、当該ファイルの指定復元時刻の内容を復元すべき旨の復元要求を復元プログラム23(図1)に発行する(SP58)。
そしてCPU20は、この後、復元プログラム23からの応答を待ち受け、復元プログラム23から復元されたファイルのデータ、つまり復元されたWebページの画面データが与えられたときには(SP59:YES)、この画面データを該当するクライアント2に送信した後(SP60)、この第1の復元処理を終了する。
これに対してCPU20は、復元プログラム23から後述の復元不能の通知が与えられたときには(SP59:NO)、エラー通知を該当するクライアント2に送信した後(SP61)、この第1の復元処理を終了する。
一方、図16は、上述した第1の復元処理のステップSP58において復元要求が発行されたときのCPU20の処理内容を示すフローチャートである。CPU20は、この図16に示す処理(以下、これを第2の復元処理と呼ぶ)を復元プログラム23に基づいて実行する。
すなわちCPU20は、情報提供プログラム22に基づいて復元プログラム23にかかる復元要求を発行すると、この図16に示す第2の復元処理を開始し、まず、復元管理テーブル30(図7)及びボリューム管理テーブル32(図9)を参照して、復元対象のファイルが格納されている論理ボリュームVOL(データボリューム)に関連付けられた論理ボリュームVOL(ジャーナルボリューム)のボリュームIDを取得する(SP70)。
続いてCPU20は、このボリュームIDが付与された論理ボリューム(ジャーナルボリューム)に対応するボリューム管理テーブル32上のレコードを検索し(SP71)、この後、この検索により検出したレコードの「復元可能期間(開始)」欄32D(図9)及び「復元可能期間(終了)」欄32E(図9)を参照して、指定復元時刻がかかる論理ボリュームVOLに格納されたデータ(ジャーナルデータ)に基づいて指定ファイルを復元できる期間内であるか否かを判断する(SP72)。
CPU20は、この判断において肯定結果を得ると(SP72:YES)、その論理ボリュームVOL(ジャーナルボリューム)に格納されたジャーナルを用いて指定復元時刻における復元対象のファイルの内容を復元する(SP77)。またCPU20は、復元した復元対象のファイルのファイルデータ(復元したWebページの画面データ)を情報提供プログラム22に送信し(SP78)、この後、この第2の復元処理を終了する。
これに対してCPU20は、ステップSP72の判断において否定結果を得ると(SP72:NO)、ボリューム管理テーブル32の対応する「関連ボリュームID」欄32F(図9)を参照して、関連ボリュームが存在するか否かを判断する(SP73)。そしてCPU20は、この判断において否定結果を得ると(SP73:NO)、復元不能を情報提供プログラム22に通知し(SP79)、この後、この第2の復元処理を終了する。
これに対してCPU20は、かかるステップSP73の判断において肯定結果を得ると(SP73:YES)、ステップSP73において参照した「関連ボリュームID」欄32F(図9)に格納されていたボリュームIDが付与された関連ボリュームに対応するボリューム管理テーブル32上のレコードを検索する(SP74)。
さらにCPU20は、この検索により対応するレコードを検出すると、このレコードの「復元可能期間(開始)」欄32D(図9)及び「復元可能期間(終了)」欄32E(図9)を参照して、指定復元時刻がかかる論理ボリュームVOLに格納されたデータ(ジャーナルデータ)に基づいて復元対象のファイルを復元できる期間内であるか否かを判断する(SP75)。
そしてCPU20は、この判断において否定結果を得ると(SP75:NO)、ステップSP73において否定結果を得るか又はステップSP75において肯定結果を得るまで、同様の処理を繰り返す(SP73〜SP75−SP73)。
そしてCPU20は、やがて、復元対象のファイルの指定復元時刻における内容を復元するためのジャーナルが格納された論理ボリュームVOL(ジャーナルボリューム)を検出すると(SP75:YES)、その論理ボリュームVOLを必要であればリストア(回復)する(SP76)。
続いてCPU20は、このリストアした論理ボリュームVOLに格納されているジャーナルを用いて復元対象のファイルの指定復元時刻における内容を復元し(SP77)、復元したかかるファイルのファイルデータ(すなわちWebページ画面データ)を情報提供プログラム22に送信する(SP78)。そしてCPU20は、この後、この第2の復元処理を終了する。
(1−3)本実施の形態の効果
以上のように本実施の形態によるネットワークシステム1では、クライアント2が既にインターネット5上から削除されたWebページの静的URLに所望の復元時刻を付加した動的URLを生成し、生成した動的URLを情報提供サーバ4に送信し、情報提供サーバ4が、受信した動的URLに基づいて、対応するWebページを指定された復元時刻の状態に復元してクライアント2に送信するようにしたことにより、既にインターネット5上から削除された情報をユーザが取得できるようにすることができ、ユーザの検索作業の作業性を向上させることができる。かくするにつき、インターネット5の利便性を格段的に向上させることができる。
(2)第2の実施の形態
図1において、60は全体として第2の実施の形態によるネットワークシステムを示す。このネットワークシステム60は、ユーザが復元時刻を指定することなく、Webページの復元処理が行われる点を除いて第1の実施の形態によるネットワークシステム1と同様に構成されている。
図17は、このネットワークシステム60におけるページ復元処理のシーケンス図である。この図17において、ステップSP80〜ステップSP83は図11について上述した第1の実施の形態によるページ復元処理のステップSP1〜ステップSP4と同様である。
この後、ユーザが、クライアント61に表示された検索結果画面に掲載されているWebページの中から所望のWebページを選択すると、このWebページを参照先とするページ参照要求がクライアント61からWeb検索サーバ62に送信される(SP84)。
かかるページ参照要求を受信したWeb検索サーバ62は、Web検索プログラム63に従って、このページ参照要求を対応する情報提供サーバ4に送信する(SP85)。そして、かかる情報提供サーバ4は、要求されたWebページが存在する場合には、情報提供者プログラム22に基づいて、そのWebページの画面データをそのWeb検索サーバ62に送信する。また情報提供サーバ4は、要求されたWebページが既に削除等されて存在しない場合には、情報提供プログラム22に基づいて、要求されたWebページが存在しない旨の不存在情報をそのWeb検索サーバ62に送信する(SP86)。
そしてWeb検索サーバ62は、情報提供サーバ4から画面データが送信されてきたときには、当該画面データをクライアント61に送信する。これによりこの画面データに基づいて、検索結果画面上においてユーザが選択したWebページがクライアント61のディスプレイに表示されることとなる。
これに対してWeb検索サーバ62は、情報提供サーバ4から不存在情報が送信されてきたときには、かかるWebページの静的URLに、当該情報提供サーバ4がそのWebページの情報を収集した時刻を付加した上述の動的URLを生成し(SP87)、これをかかる情報提供サーバ4に送信する(SP88)。
この動的URLを受信した情報提供サーバ4は、情報提供プログラム22に基づいて、そのWebページの復元が許可されているか否かを履歴管理テーブル31(図8)を参照して判断する(SP894)。そして、かかるWebページの復元が許可されている場合には、情報提供サーバ内の情報提供プログラム22から復元プログラム23にそのWebページの復元要求が与えられ、この復元プログラム23によりそのWebページの指定復元時刻の内容が復元される(SP91)。
またこの復元処理により得られたそのWebページの画面データは、この後復元プログラム23から情報提供プログラム22に与えられ(SP92)、さらにこの後対応するWeb検索サーバ62に送信される(SP93)。
そしてこの画面データを受信したWeb検索サーバ62は、この画面データを対応するクライアント61に転送する(SP94)。この結果、かかるクライアント61において、かかる画面データに基づいて、上述のようにして復元されたWebページが表示される(SP95)。
以上のように本実施の形態によるネットワークシステム60では、ユーザが指定したキーワードによるキーワード検索の検索結果画面51(図12(B))において選択されたWebページが既に存在しないときの復元依頼(動的URLの生成及び当該動的URLの対応する情報提供サーバ4への送信)がWeb検索サーバ62により行なわれるため、ユーザは復元日時の指定等の作業を行うことなく復元されたWebページを参照することができる。かくするにつき、第1の実施の形態によるネットワークシステム1に比べてユーザの検索作業をより容易化させることができる。
(3)第3の実施の形態
図1において、70は全体として第3の実施の形態によるネットワークシステムを示す。このネットワークシステム70は、情報提供サーバ4がWebページをある復元時刻の状態に復元した場合に、クライアント2からのページ参照要求が与えられる前に、そのWebページ上においてリンクが貼られているすべてのWebページを予めリンク元のWebページの復元時刻と同じ時刻の状態に復元しておくようになされた点を除いて第1の実施の形態によるネットワークシステム1と同様に構成されている。
図18は、このような第3の実施の形態によるネットワークシステム70において行なわれる各種処理のうち、図14に示す処理シーケンスに代えて行なわれる処理シーケンスを示すシーケンス図である。なお、ネットワークシステム70におけるこれ以外の各種処理の処理内容は、第1の実施の形態によるネットワークシステム1と同様である。
このネットワークシステム70の場合、図11について上述したシーケンス処理が終了すると、まず情報提供サーバ71は、情報提供プログラム72に基づいて、そのとき復元したWebページ上においてリンクが貼られているすべてのリンク先のWebページのURLを取得する(SP100)。
次いで情報提供サーバ71は、ステップSP100においてURLを取得したリンク先のWebページのうちの自サイト内のWebページについて、復元管理テーブル30(図7)及び履歴管理テーブル31(図8)を参照して、リンク元のWebページの復元時刻の状態に復元することが許可されているか否かを判断する(SP101)。
そして、かかる自サイト内のWebページの復元が許可されている場合、情報提供サーバ71の情報提供プログラム72から復元プログラム23に対して、リンク元のWebページの復元時刻を指定復元時刻とする復元要求が与えられる(SP102)。また、この復元要求を受けた復元プログラム22は、そのWebページの指定復元時刻の状態を復元し(SP105)、かくして得られたそのWebページの画面データを情報提供プログラム71に送信する(SP106)。
一方、情報提供サーバ71は、ステップSP100においてURLを取得したリンク先のWebページのうちの他の情報提供者が提供するサイトのWebページについては、そのWebページのURLにリンク元のWebページの復元時刻を指定復元時刻として付加した上述の動的URLを生成し(SP103)、この動的URLを対応する情報提供サーバ71に送信する(SP104)。
この動的URLを受信した情報提供サーバ4は、情報提供プログラム72に基づき、復元管理テーブル30(図7)及び履歴管理テーブル31(図8)を参照して、指定されたWebページを指定復元時刻の状態に復元することが許可されているか否かを判断する(SP107)。そして、復元が許可されている場合には、その情報提供サーバ71の情報提供者プログラム72から復元プログラム23に復元要求が与えられ、この復元要求に応じてそのWebページが指定復元時刻の状態に復元される(SP109)。またこのようにして復元されたWebページの画面データが復元プログラム23から情報提供プログラム71に与えられる(SP110)。
他方、この後、ユーザがクライアント2を操作して、最初に復元されたWebページ上においてリンクが貼られているWebページにアクセスすべき指示を入力すると、クライアント2は、そのリンク先のWebページのURLにリンク元のWebページの復元時刻を付加した上述の動的URLを生成し、この動的URLを対応する情報提供サーバ71に送信する(SP111,SP114)。
かくして、このときかかる情報提供者側サー71バは、情報提供プログラム72に基づいて、先行して復元したそのWebページの画面データをそのクライアント2に送信する(SP112,SP115)。この結果、この画面データに基づいて、リンク元のWebページの指定復元時刻と同じ時刻の状態に復元されたリンク先のWebページがクライアント2のディスプレイに表示される(SP113,SP116)。
なお、情報提供サーバ71は、このようにリンク先のWebページの復元した画面データをクライアント2に送信した場合、このWebページについて上においてリンクされているすべてのWebページのURLを取得し、この後ステップSP100〜ステップSP110と同様の処理を実行する。これによりこのネットワークシステム70では、ユーザが常に最初に復元されたWebページと同じ指定復元時刻の内容に復元されたWebページを参照することができる。
図19は、このような情報提供サーバ71の情報提供プログラム72に基づくCPU20の処理のうち、図18について上述した処理の処理内容を示すフローチャートである。
かかるCPU20は、図15について上述した第1の復元処理を終了後、この図19に示す先復元処理を開始し、まず、復元管理テーブル30(図7)を参照して、そのとき復元したWebページ上においてリンクが貼られている1つのWebページのURLを取得する(SP120)。
続いてCPU20は、ステップSP120において取得したURLが自サイト内のWebページである場合には、そのWebページについて、リンク元のWebページの指定復元時刻と同じ時刻の状態に復元することが許可されているか否かを判断し、復元が許可されているWebページについてはその復元要求を同じ情報提供サーバ71内の復元プログラム23に送信する。またCPU20は、ステップSP120において取得したURLが他の情報提供サーバ71が提供するサイト内のWebページである場合には、そのURLにリンク元のWebページの指定復元時刻を付加した上述の動的URLを生成して、当該動的URLを対応する他の情報提供サーバ71に送信する(SP121)。
この後CPU20は、復元管理テーブル30(図7)を参照して、上述のステップSP121の処理を、そのとき復元したWebページ上においてリンクが貼られたすべてのリンク先のURLについて実行したか否かを判断し(SP122)、否定結果を得ると(SP122:NO)、ステップSP120に戻って、この後同様の処理を繰り返す(SP120〜SP122−SP120)。
そしてCPU20は、やがて対応するWebページ上においてリンクが貼られたすべてのリンク先のURLについてステップSP121の処理を実行し終えると(SP122:YES)、この先復元処理を終了する。
以上のように本実施の形態のネットワークシステム70では、復元したWebページ上においてリンクが貼られているすべてのWebページについて、クライアント2からの参照要求が与えられる前に最初に復元されたWebページの復元時刻と同じ時刻の状態に復元するため、リンク先の復元されたWebページへのジャンプが迅速に行なわれる。かくするにつき、ユーザの検索作業をより一層容易化させて、インターネット5の利便性をより一層向上させることができる。
(4)他の実施の形態
なお、上述の第1〜第3の実施の形態においては、本発明を図1のように構成されたネットワークシステム1,60,70に適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々の構成のネットワークシステムに広く適用することができる。
また上述の第1〜第3の実施の形態においては、情報提供サーバ4,71にWebページの復元を依頼する際に、そのWebページの静的URL(第1のアドレス情報)に「?Time=199901010000」というフォーマットで指定復元時刻を付加するようにして動的URL(第2のアドレス情報)を生成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、かかる動的URLのフォーマットとしては、この他種々のフォーマットを広く適用することができる。
さらに上述の第1〜第3の実施の形態においては、情報提供サーバ4,71から情報の提供を受ける通信機器がクライアント2,61及びWeb検索サーバ3,62である場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々の通信機器を広く適用することができる。
さらに上述の第1〜第3の実施の形態においては、復元対象がWebページである場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他、文書や画像又は音声などの種々の情報を復元対象とすることができる。
さらに上述の第1〜第3の実施の形態においては、ある時刻の状態に復元されたWebページから他の情報提供者が提供するリンクのWebページに移動する際に、クライアント2又はWeb検索サーバ62においてリンク元のWebページの復元時刻を付加した動的URLを生成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば情報提供サーバがWebページを指定復元時刻の状態に復元する際に、かかる動的URLを生成し、これをそのWebページ上においてリンクされているWebページのURLとして表示するようにしてもよい。
さらに上述の第1〜第3の実施の形態においては、クライアント2,61、Web検索サーバ3,62及び情報提供サーバ4,71間を接続する第1のネットワーク5がインターネットである場合について述べたが、本発明はこれに限らず、かかる第1のネットワーク5が例えばLAN(Local Area Network)や専用回線等などである場合にも本発明を広く適用することができる。
本発明は、信機器と、当該通信機器からの要求に応じて情報を提供する情報提供サーバとがネットワークを介して接続された構成を有する情報提供システムに広く適用することができる。
本実施の形態によるネットワークシステムの全体構成を示すブロック図である。 CDP機能の説明に供する概念図である。 ジャーナルバックアップ機能の説明に供する概念図である。 ジャーナルバックアップ機能の説明に供する概念図である。 ページ復元機能の概要説明に供する概念図である。 ページ復元機能の概要説明に供する概念図である。 復元管理テーブルの構成を示す概念図である。 履歴管理テーブルの構成を示す概念図である。 ボリューム管理テーブルの構成を示す概念図である。 復元管理テーブル、履歴管理テーブル及びボリューム管理テーブルの関係説明に供する概念図である。 第1の実施の形態によるページ復元処理の処理シーケンスの説明に供するシーケンス図である。 (A)‐(F)は、クライアントに表示される各種画面を略線的に示す略線図である。 第1の復元モードが選択された場合のページ復元処理の処理シーケンスの説明に供するシーケンス図である。 第2の復元モードが選択された場合のページ復元処理の処理シーケンスの説明に供するシーケンス図である。 第1の復元処理の処理手順を示すフローチャートである。 第2の復元処理の処理手順を示すフローチャートである。 第2の実施の形態によるページ復元処理の処理シーケンスの説明に供するシーケンス図である。 第3の実施の形態によるページ復元処理の処理シーケンスの説明に供するシーケンス図である。 第3の実施の形態による先復元処理の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1,60,70……ネットワークシステム、2,61……クライアント、3,62……Web検索サーバ、4,71……情報提供サーバ、5……インターネット、7……ストレージ装置、10,13,20……CPU、11,14,21……メモリ、12……Webブラウザプログラム、19,63……Web検索プログラム、18……検索データベース、22,72……情報提供プログラム、23……復元プログラム、40……ディスクデバイス、41……コントローラ、30……復元管理テーブル、31……履歴管理テーブル、32……ボリューム管理テーブル。

Claims (16)

  1. 通信機器と、当該通信機器からの要求に応じて情報を提供する情報提供サーバとがネットワークを介して接続された情報提供システムにおいて、
    前記通信機器は、
    前記ネットワークにおけるアクセス対象の前記情報の所在を表す第1のアドレス情報に所望の復元時刻を付加した第2のアドレス情報を生成し、生成した前記第2のアドレス情報を前記ネットワークを介して前記情報提供サーバに送信し、
    前記情報提供サーバは、
    受信した前記第2のアドレス情報に基づいて、対応する前記情報を指定された復元時刻の状態に復元し、復元した前記情報を前記通信機器に送信する
    ことを特徴とする情報提供システム。
  2. 前記通信機器は、
    前記ネットワークにおけるアクセス対象の前記情報の前記第1のアドレス情報に、外部から入力された前記復元時刻を付加して前記第2のアドレス情報を生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報提供システム。
  3. 前記通信機器は、
    前記ネットワーク上に存在する情報を収集して各前記情報の第1のアドレス情報が登録されたデータベースを作成し、外部からの要求に応じて、前記ネットワーク上に存在する該当する情報を前記データベースを用いて検索する検索サーバであり、
    前記ネットワークにおけるアクセス対象の前記情報の前記第1のアドレス情報に、前記情報提供サーバから前記情報を収集した時刻を前記復元時刻として付加して前記第2のアドレス情報を生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報提供システム。
  4. 前記情報提供サーバは、
    復元した前記情報においてリンクが貼られている他の情報が、自己が提供する情報であるときには、当該他の情報を、予め前記第2のアドレス情報により指定された前記復元時刻の状態に復元する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報提供システム。
  5. 前記情報提供サーバは、
    復元した前記情報においてリンクが貼られている他の情報が、他の情報提供サーバが提供する情報であるときには、前記ネットワークにおける当該他の情報の所在を表す前記第1のアドレス情報に、前記第2のアドレス情報により指定された前記復元時刻を付加した前記第2のアドレス情報を生成し、生成した前記第2のアドレス情報を前記ネットワークを介して前記他の情報提供サーバに送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報提供システム。
  6. 前記情報提供サーバは、
    前記情報が格納された第1のボリュームのある時点のデータイメージであるスナップショットを定期的又は不定期に取得すると共に、前記第1のボリュームに格納された前記情報が更新されるごとに、当該更新の履歴情報でなるジャーナルを保存し、
    前記第2のアドレス情報を受信したときに、記スナップショット及び前記ジャーナルを用いて対応する前記情報を指定された復元時刻の状態に復元する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報提供システム。
  7. 前記情報提供サーバは、
    前記ジャーナルを第2のボリュームに保存し、前記第2のボリュームにおける前記ジャーナルの蓄積量に基づき必要に応じて、前記第2のボリュームをバックアップする
    ことを特徴とする請求項6に記載の情報提供システム。
  8. 前記アクセス対象の情報は、Webページである
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報提供システム。
  9. 通信機器と、当該通信機器からの要求に応じて情報を提供する情報提供サーバとがネットワークを介して接続されたネットワークシステムにおける情報提供方法において、
    前記通信機器が、前記ネットワークにおけるアクセス対象の前記情報の所在を表す第1のアドレス情報に所望の復元時刻を付加した第2のアドレス情報を生成し、生成した前記第2のアドレス情報を前記ネットワークを介して前記情報提供サーバに送信する第1のステップと、
    前記情報提供サーバが、受信した前記第2のアドレス情報に基づいて、対応する前記情報を指定された復元時刻の状態に復元し、復元した前記情報を前記通信機器に送信する第2のステップと
    ことを特徴とする情報提供方法。
  10. 前記第1のステップにおいて、前記通信機器は、
    前記ネットワークにおけるアクセス対象の前記情報の前記第1のアドレス情報に、外部から入力された前記復元時刻を付加して前記第2のアドレス情報を生成する
    ことを特徴とする請求項9に記載の情報提供方法。
  11. 前記通信機器は、
    前記ネットワーク上に存在する情報を収集して各前記情報の第1のアドレス情報が登録されたデータベースを作成し、外部からの要求に応じて、前記ネットワーク上に存在する該当する情報を前記データベースを用いて検索する検索サーバであり、
    前記第1のステップにおいて、前記通信機器は、
    前記ネットワークにおけるアクセス対象の前記情報の前記第1のアドレス情報に、前記情報提供サーバから前記情報を収集した時刻を前記復元時刻として付加して前記第2のアドレス情報を生成する
    ことを特徴とする請求項9に記載の情報提供方法。
  12. 前記第2のステップにおいて、前記情報提供サーバは、
    復元した前記情報においてリンクが貼られている他の情報が、自己が提供する情報であるときには、当該他の情報を、予め前記第2のアドレス情報により指定された前記復元時刻の状態に復元する
    ことを特徴とする請求項9に記載の情報提供方法。
  13. 前記第2のステップにおいて、前記情報提供サーバは、
    復元した前記情報においてリンクが貼られている他の情報が、他の情報提供サーバが提供する情報であるときには、前記ネットワークにおける当該他の情報の所在を表す前記第1のアドレス情報に、前記第2のアドレス情報により指定された前記復元時刻を付加した前記第2のアドレス情報を生成し、生成した前記第2のアドレス情報を前記ネットワークを介して前記他の情報提供サーバに送信する
    ことを特徴とする請求項9に記載の情報提供方法。
  14. 前記情報提供サーバは、
    前記情報が格納された第1のボリュームのある時点のデータイメージであるスナップショットを定期的又は不定期に取得すると共に、前記第1のボリュームに格納された前記情報が更新されるごとに、当該更新の履歴情報でなるジャーナルを保存し、
    前記第2のステップにおいて、前記情報提供サーバは、
    前記第2のアドレス情報を受信したときに、記スナップショット及び前記ジャーナルを用いて対応する前記情報を指定された復元時刻の状態に復元する
    ことを特徴とする請求項9に記載の情報提供方法。
  15. 前記情報提供サーバは、
    前記ジャーナルを第2のボリュームに保存し、前記第2のボリュームにおける前記ジャーナルの蓄積量に基づき必要に応じて、前記第2のボリュームをバックアップする
    ことを特徴とする請求項14に記載の情報提供方法。
  16. 前記アクセス対象の情報は、Webページである
    ことを特徴とする請求項9に記載の情報提供方法。
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