JP2004524608A - 仮想テープ記憶システムおよび方法 - Google Patents
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Abstract
Description
(発明の背景)
本発明は一般に、ファイルをアーカイブ(archive)するシステムおよび方法に関する。本発明はより詳細には、長距離電気通信接続を介してローカル端末に接続可能な遠隔位置にアーカイブすべきファイルを選択するためにそのローカル端末をユーザが使用するシステムおよび方法に関する。
【0002】
ユーザがコンピュータファイルをアーカイブすることを可能にする様々なシステムが知られている。いわゆる「近くの」記憶は、第2ローカルハードディスク、オンボードメモリ、または他の永久アタッチデバイスなど、ローカルシステムに直接接続された記憶媒体を使用する。データ記憶量は、アタッチされたデバイスの合計容量に直接関連する。したがってユーザは、自分のニーズを収容可能な充分な物理記憶スペースを有しない可能性がある。さらに、そのようなデバイスをアタッチし、フォーマットし、一般的使用のために準備するためには、著しいレベルの知識が必要である。さらに、記憶装置自体のコストおよびメンテナンスが高い可能性がある。
【0003】
いくつかのいわゆる「遠くの」(または「遠隔」)記憶システムは、ユーザがネットワークを越えてオフライン記憶のための物理媒体にファイルをバックアップすることを可能にする。そのようなシステムでは、アーカイブ済みデータに対するアクセスは、比較的遅い処理である。さらに、複数のユーザが同時にそのデータにアクセスすることができない。
【0004】
したがって、ユーザが安全な遠隔位置に大量のデータをアーカイブすることを可能にするシステム、特に、アーカイブ済みデータに対する比較的速いアクセスを可能にし、同じアーカイブ済みデータに複数のユーザがアクセスすることを可能にするシステムに対する必要がある。比較的使用が容易なユーザインタフェースを有するシステムに対する必要もまたある。本発明は、そのようなシステムを提供する。
【0005】
(発明の概要)
本発明は、アーカイブすべきファイルを選択するために使用された端末から遠隔位置にファイルをアーカイブするシステムおよび方法を提供する。遠隔位置は少なくとも、書込み可能安定メモリおよびコンピュータを含む。ユーザ端末は少なくとも、アーカイブすべきファイルを選択することができるメモリに対するアクセスを有する。端末およびコンピュータは、インターネット接続などの長距離電気通信接続を介して接続可能である。そのような機能は、本明細書に要約した発明の特定の実施形態に含んでもまたは含まなくてもよいが、そのような発明は請求の範囲によって記述されることに留意されたい。
【0006】
本発明の一目的は、ファイルをアーカイブするための改善された方法およびシステムを提供することである。
(好ましい実施形態の詳細な説明)
本発明の原理の理解を促進する目的のために、次に、図面に示した形態を参照し、同形態を述べるための具体的な言葉を使用する。それにもかかわらず、それによって本発明の範囲を制限するものではなく、例示のシステムおよび方法の変更および修正、ならびに本発明が関する当業者であれば通常思いつく、図面に示す本発明の原理のさらに進んだ応用を本明細書に意図することが理解されよう。
【0007】
次に図1を参照すると、本発明による仮想テープ記憶システム100のブロック図を示す。ユーザ端末102は、安定的にアーカイブすべきファイルをユーザが選択することを可能にする。端末102は、長距離電気通信回線接続109を介して遠隔コンピュータ110に接続する。コンピュータ110は、ファイルの安定アーカイブのためのメモリ112に接続される。コンピュータ110はオプションで、安定的にアーカイブすべきファイルを格納するためのメモリ130に接続される。コンピュータ110はオプションで、メモリ112上に安定的にアーカイブされたファイルをコピーするためのアーカイバルメモリ140にもまた接続される。
【0008】
端末102は、パーソナルコンピュータ、ディスクレスワークステーション、ウェブ対応機器、スマートTVコンソール、PDA(パーソナルデータアシスタント)などを含むが限定はされない、電気通信回線に接続することができる任意のタイプのコンピュータ処理デバイスでよい。接続109は、任意の形態の長距離電気通信回線でよい。「長距離電気通信回線」または「電気通信回線」は、モデムまたは他のダイヤルアップ接続、インターネット接続、あるいはOmni SkyサービスなどのPDAと通信するのに適合する無線接続を含むが限定はされない非局所的通信接続を指す。「回線」は、直接的物理接続があってもなくても、任意の形態のそのような接続を指す。したがって「電気通信回線」は、仲介スイッチングデバイス、衛星リンク、有線または無線リレーおよび/またはリピータなどを含むことができる。
【0009】
動作の際にシステム100は、メモリ112内に安定的にアーカイブすべきファイルをユーザが選択することを可能にする。ユーザ端末102のユーザによってファイルが選択される。ファイルは、端末102がアクセスを有する任意のメモリから選択することができる。例えば、選択された端末102の形態次第で、ハードドライブなどのローカルメモリ、ローカルエリアネットワークを介してアクセス可能なハードドライブなどのローカルエリアネットワーク化メモリ、または接続109を介してコンピュータ110を経てアクセス可能なメモリ130などのメモリからファイルを選択することができる。ユーザは同様に、ファイルをアーカイブすべきときを1回または複数回選択する。あるいは、(時間に基づく間隔ではなくて、)例えばファイルが修正またはアクセスされるなどのイベントに対応するイベント間隔を使用することができる。
【0010】
システム100の動作をさらに述べると、予め選択された(毎時、毎日、毎週、毎月、毎年などの)時間(またはイベント)間隔が発生するとき、端末102は、アーカイブするためにユーザが先に選択済みのファイルを安定的にアーカイブする処理を開始する。あるいは、ユーザが、手作業で随時アーカイブ処理を開始することができる。端末102は、接続109を介して遠隔コンピュータ110にファイルのリストを送る。各ファイルに関して、次いでコンピュータ110は、そのファイルの内容に対応するデータを受け取る。そのファイルが端末102を介してコンピュータ110によってアクセス可能である場合(例えば、端末102に局所的に接続されるメモリ内に配置されるファイル)、コンピュータ110は、そのファイルにアクセスし接続109を越えてその内容を送信するように端末102に命令する。そのファイルがコンピュータ110によって直接アクセス可能である場合(例えば、メモリ130内に配置されたファイル)、コンピュータ110はそのファイルの内容を読み取る。ファイルのためのデータを受け取った後に、コンピュータ110は書込み可能安定メモリ112内にファイルを作成する。コンピュータ110は、すべてのファイルが安定的にアーカイブ済みになるまで上記ステップを繰り返す。メモリ112内に安定的にアーカイブされたファイルはオプションで、オフライン記憶のために別のアーカイバルメモリ140上にバックアップすることができる。
【0011】
ファイルがアーカイブされた後に、次いでユーザが任意のまたはすべてのアーカイブ済みファイルをリストアすることができる。ユーザがリストア動作を実行することを希望するとき、端末102は、アーカイブ済みファイルのリストを求める要求をコンピュータ110に送る。次いで端末102は、アーカイブ済みファイルのリストをユーザに提供する。ユーザは、どのファイルをリストアすべきかを選択する。端末102は、リストアすべき各ファイルに対する要求をコンピュータ110に送る。次いでコンピュータ110は、リストアすべき各ファイルの書込み可能安定メモリ112から内容を取り出す。次いでコンピュータ110は、自分の元の位置、例えば、アーカイブのために当初読み取られたメモリ位置、にファイルをリストアする。コンピュータ110によって直接アクセス可能なメモリ(例えば、メモリ130)の場合、ファイルは直接リストアされる。接続109を介してアクセス可能なメモリの場合(例えば端末102に接続されたハードドライブ)、ファイル内容は、ファイルがリストアされる端末102に送信される。
【0012】
本出願において使用される「元の位置」は、そのメモリにアクセスする任意のコンピュータシステムによって参照される特定のメモリに関連付けられた位置を指す。多くのコンピュータシステムの下では、コンピュータメモリは、単一英数字名称、例えば「C」ドライブ、によって参照される。しかし、この名称は、例えばそのコンピュータシステムに他のメモリが追加または削除される場合に変わる可能性がある。同様に、取外し可能ハードディスク、ZIPディスクなどの取外し可能媒体の場合は、物理メモリ媒体自体が変わる可能性がある。したがって、「元の」位置は、システム、および通常はそのメモリに直接アクセスするアプリケーションソフトウェア(例えば、ワードプロセシング、スプレッドシート、データベースなど)によって参照されるものを意味することに留意されたい。したがって、「元の」位置は、物理位置ではなくて論理位置を指すが、いくつかの例では、論理および物理位置は一致する。
【0013】
本出願において使用するとき「メモリ」または「コンピュータメモリ」は、ハードディスク、ハードディスクアレイ、ZIPディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、コンパクトディスクなどを含むが限定はされないコンピュータデータを格納することができる、非紙のマシンが電子的に読取り可能な任意の媒体を指す。「アーカイバルメモリ」は、コンピュータテープ、コンパクトディスク、ハードディスクなどを含むが限定はされないコンピュータシステムから物理的に取り外せるように設計された媒体、またはオンラインユーザアクセスを意図されないシステム内の任意の媒体を有する任意のメモリを指す。したがって、例えば、コンピュータまたはコンピュータのネットワーク内のハードディスクメモリは、ユーザがファイルに直接アクセスしないで、そのファイルがメモリ112などの他のメモリにコピーされた後にファイルにアクセスを有する場合、「アーカイバル」である。「安定アーカイブ」は、不揮発性コンピュータメモリ上にデータを格納することを指し、「不揮発性」コンピュータメモリは、その中に含まれる任意のデータを保存するために外部電力を必要としないコンピュータメモリを指す。「安定メモリ」または「書込み可能安定メモリ」は、少なくとも1回はデータを書き込むことができる不揮発性コンピュータメモリを指す。
【0014】
次に図2を参照すると、本発明による仮想テープ記憶システム200のブロック図を示す。システム200は、図1のシステム100と同様であるが、様々なオプションの機能を含むことができる。ユーザ端末202は、安定的にアーカイブすべきファイルのリストを含むバックアップセット仕様204をユーザが作成することを可能にする。端末202はオプションで、安定的にアーカイブすべきファイルを格納するためのメモリ206に接続される。端末202は同様にオプションで、安定的にアーカイブすべきファイルを格納するためのメモリ208に、オプションのネットワーク接続207を介して接続される。端末202は、サーバとして動作するために通常のRAMまたは他のメモリを通常有する遠隔コンピュータ210に、電気通信接続209を介して接続する。コンピュータ210は、ファイルを安定的にアーカイブするためのメモリ212に接続される。コンピュータ210はオプションで、安定的にアーカイブすべきファイルを格納するためのメモリ230に接続される。コンピュータ210はオプションで、メモリ212上に安定的にアーカイブされたファイルをコピーするためのアーカイバルメモリ240にもまた接続される。
【0015】
端末202は、ディスクレスワークステーション、パーソナルコンピュータ、ウェブ機器、スマートTVコンソール、PDAなどでよい。メモリ206、208および230は、例えばハードディスクなどの任意の形態のコンピュータメモリでよい。接続207は、LAN、WAN、ダイヤルアップ、インターネット接続などの任意の形態のネットワーク接続でよい。接続209は、任意の形態の長距離電気通信接続でよい。
【0016】
動作の際に、システム200は、メモリ212上に安定的にアーカイブすべきファイルをユーザが選択することを可能にする。ファイルは、ユーザ端末202のユーザによって選択され、バックアップセット仕様204内に格納される。ファイルは、端末202がアクセスを有するメモリ206、208、230などの任意のメモリから選択することができる。ユーザは、アーカイブするために全ディレクトリおよび/またはサブディレクトリを選択することもまた可能であることが好ましい。そのようなディレクトリまたはサブディレクトリは、セット仕様204内の用語「ファイル」に含まれる。好ましい一形態において、仕様204は、図3に関連して以下に述べるアプリケーション303などのコンピュータアプリケーションを使用することによって作成される。ユーザは同様に、仕様204内に列挙されたファイルを安定的にメモリ212内にアーカイブすべきときを1回または複数回選択する。選択された任意の時間(または「間隔」)は、単一イベントまたは例えば毎日、毎週、毎月繰り返される繰り返しイベントでよい。他の非時間ベースの間隔(または「イベント間隔」)は、ファイルがアクセスまたは修正される都度などに使用することができる。集合的に、ファイルのリストおよび選択された間隔は、バックアップセット仕様204の一部を形成する。ファイルを選択し間隔を定義する動作は、どの特定の順序で行う必要もない。ユーザは、メモリ212内にアーカイブすべきバックアップセットのための名前もまた指定することが好ましい。これは、以下に述べる任意の希望するファイルをその後リストアする際にユーザを支援する。あるいは、バックアップセットのための名前を自動的に作成することができる。オプションで、様々かつ/または重複するファイルと共にユーザによって、様々な間隔パラメータで複数セット仕様を作成することができる。
【0017】
システム200の動作をさらに述べると、バックアップセット仕様204内に指定された予め選択された間隔(時間ベースまたは他の方法)が発生したとき、端末202は、仕様204内に列挙されたファイルを自動的に安定的にアーカイブする処理を開始する。あるいは、ユーザが随時手作業でアーカイブ処理を開始することができる。オプションで、ユーザ選択された間隔の代わりまたはそれに加えて、事前定義された(例えば、システム管理者によって事前選択された)時間間隔(predefined time)を使用することができる。端末202は、仕様204を接続209を介して遠隔コンピュータ210に送る。この仕様は、XMLなどのエクステンシブルマークアップ言語のフォーマットで送信されることが好ましい。仕様204に列挙された各ファイルに関して、次いでコンピュータ210は、そのファイルの内容に対応するデータを受け取る。ファイルが、接続209を介してコンピュータ210によってアクセス可能である(例えば、ファイルがメモリ206またはメモリ208内に配置されている)場合、コンピュータ210は、そのファイルにアクセスしその内容を接続209を越えて送信するように端末202に命令する。オプションで、接続209を介してそのように送信された任意のファイル内容は、圧縮フォーマットおよび/またはエクステンシブルマークアップ言語フォーマットでよい。そのような任意の圧縮は、そのファイルが送信される前またはオンザフライ(on the fly)で、端末202によって実行することができる。オプションで、ファイルは既に圧縮済みでよい。好ましい一形態において、端末202は、市販プログラムPKZIPの下で利用可能な圧縮アルゴリズムにしたがって、送信前にファイルを圧縮する。それにもかかわらず、他の圧縮方法が検討される。
【0018】
ファイルがコンピュータ210によって直接アクセス可能である(例えば、ファイルがメモリ230内に配置される)場合、コンピュータ210はファイルの内容を読み取る。コンピュータ210に読み取られまたは送信された任意のファイルはオプションで、チェックサム、CRCなどの知られている方法で送信誤りをチェックすることができる。送信誤りがそのように検出される場合、コンピュータ210は、端末202に誤りコードを戻して、例えばファイルを再送信するようにその端末に命令することができる。送信済みファイルはオプションで、ウィルスをチェックすることもまたできる。
【0019】
好ましい一形態では、データがファイルから1個ずつ読み取られる。しかし、複数ファイルからほとんど同時に読み取ることもまた検討される。ファイルのためのデータを受け取った後に、コンピュータ210は、書込み可能安定メモリ212内にファイルを作成する。好ましい一形態では、安定メモリ212内の事前定義されたユーザスペースにファイルが書き込まれる。図3に関連して以下に述べるように、本形態において使用できる、ユーザスペースを事前定義する方法を示す。元のファイル名およびディレクトリ構造が保存され、したがってファイルをその元の位置に逆にリストアすることを可能にすることが好ましい。コンピュータ210は、仕様204内に列挙されたすべてのファイルが安定的にアーカイブ済みになるまで上記のステップを繰り返す。オプションで、アーカイブ処理中に検出された(ファイル作成誤りなどの)任意の誤りが、接続209を越えて送信された誤りコードとして端末202に示される。集合的に、そのようにアーカイブされたファイルは、本明細書において「バックアップセット」と称する。
【0020】
ファイルがメモリ212内に作成されるとき、コンピュータ210は、ファイル名およびメモリ212内の位置に対応するインデックスファイル(図に示していない)を更新することが好ましい。インデックスファイルの内容は(もしあれば)、XMLなどのエクステンシブルマークアップ言語フォーマットとして格納される。ウィルス走査などの他のサービスをオプションで、コンピュータ110によってアーカイブ済みファイルまたはファイルのコピーに対して提供することができ、その結果を端末202のユーザに報告することができる。
【0021】
ファイルがアーカイブされた後に、次いでユーザは、任意のまたはすべてのアーカイブ済みファイルをリストアすることができる。リストア操作を実行することをユーザが希望するとき、端末202は、そのユーザのために先に作成されたすべてのバックアップセットのリスト、ならびにそれらのバックアップセット内に含まれる任意のファイル、ディレクトリおよび/またはサブディレクトリのリストを求める電子要求を210に送る。オプションで、事前定義されたグループ内の他のユーザもまた、そのユーザのバックアップセットにアクセスすることができる。同様にオプションで、バックアップセットは、コンピュータ210に対するアクセスを有する任意のユーザによってアクセス可能でよい。コンピュータ210は、そのように要求されると、バックアップセットおよびその中のファイルのリストを送る。任意のバックアップセットを作成する際にインデックスが使用された場合、そのインデックスファイルを端末202に送信することができる。そうでない場合、端末210は、そのようなリストをオンザフライで再作成するか、または接続209を越えてファイルおよびディレクトリリストを直接送信することができる。しかし、好ましい一形態は、アーカイブ処理中に作成(または、既に1つ存在する場合には更新)されたインデックスファイルを使用し、既存インデックスファイルを送信することは、特に大きなディレクトリ構造およびファイルリストの場合には、計算時間および帯域幅を最小化する。
【0022】
次いで端末202は、アクセス可能なバックアップセットおよびその中のファイルのリストをユーザに提供する。この情報は、図4に示すサンプルスクリーンショットリストによって提供しそれに関連して述べるツリー図構造で提示されるのが好ましい。しかし、ノードを使用するネットワーク構造など、この情報を提示する他の形態が検討される。次いでユーザは、どのファイルをリストアすべきかを選択する。端末202は、リストアすべき各ファイルを求める要求をコンピュータ210に送る。リストアすべき各ファイルを求めるそのような要求は、個々に送るか、またはバッチリストにグループ化することができる。次いでコンピュータ210は、リストアすべき各ファイルの内容を、書込み可能安定メモリ212から取り出す。ファイルは、そのように1度に1つずつ取り出すか、または複数ファイルをほとんど同時に取り出すことができる。次いでコンピュータ210は、アーカイブするためにファイルが当初読み取られたメモリ位置にそれらのファイルをリストアする。コンピュータ210によって直接アクセス可能なメモリ(例えば、メモリ212)の場合、ファイルは直接リストアされる。接続209を介してアクセス可能なメモリ(例えば、メモリ206および/または208)の場合、ファイル内容は、端末202に送信され、そこからファイルがリストアされる。ファイルが当初アーカイブ中に圧縮された場合、ファイルはリストアする前に復元することができる。
【0023】
さらに図2を参照すると、メモリ212内に安定的にアーカイブされたファイルは、場合により、オプションで、オフライン記憶のためのアーカイバルメモリ240上にバックアップすることができる。そのようなメモリ240へのバックアップは、自動的に(例えば、事前定義された間隔で)実行するか、端末202のユーザによって要求するか、またはコンピュータ210に対するアクセスを有するオペレータによって実行することができる。ファイルが上述のようにリストアされるとき、何らかの誤りが検出されるか、またはリストアすべきファイルがもうメモリ212内にない場合、ファイルは、代わりにメモリ240からアクセスすることができる。さらに、安定的にアーカイブされたファイルが、メモリ240上にそのようにバックアップされた場合、それらのファイルはオプションで、(コンピュータテープまたはコンパクトディスクなどの)取外し可能媒体上にコピーすることができ、それらは、要求されたときまたは定期的間隔で、オプションで(例えばメールを介して)ユーザに物理的に送ることができる。
【0024】
次に図3を参照すると、本発明による仮想テープ記憶システム300のブロック図を示す。システム300は、図1および2のシステム100および200とそれぞれ同様であるが、様々なオプションの機能を含むことができる。ユーザ端末302は、メモリ305内で実行可能なユーザアプリケーション303を含む。端末302はオプションで、ファイルを格納するメモリ306を含む。バックアップセット仕様304は、ユーザによって作成され、アーカイブすべき(ディレクトリ、サブディレクトリ等を含む)ファイルのリストを含む。コンピュータはオプションで、ネットワーク接続307を介してコンピュータメモリ308に接続することができる。端末302は、長距離電気通信接続309を介して遠隔コンピュータ310に接続される。
【0025】
さらに図3を参照すると、遠隔コンピュータ310は、メモリ313内で実行可能なサーバアプリケーション311を含む。コンピュータ310は、図3Aに詳述する書込み可能安定メモリ312もまた含む。ユーザスペース314は、メモリ312内の記憶スペースのサブセットである。バックアップスペース316は、ユーザスペース314内の記憶スペースのサブセットである。バックアップセットスペース318は、バックアップスペース316内の記憶スペースのサブセットである。より詳細に述べるように、仕様304内に列挙したファイルは、本発明のシステムおよび方法を介してバックアップセットスペース318内に安定的にアーカイブされる。コンピュータ310はオプションで、ファイルを格納するメモリ330を含む。コンピュータ310は同様にオプションで、アーカイバルメモリ340を含み、そのメモリは、通常同じデータのオフライン記憶のためのメモリ312内に含まれるデータをアーカイブするために使用することができる。
【0026】
端末302は、ディスクレスワークステーション、パーソナルコンピュータ、ウェブ機器、スマートTVコンソール、PDAなどの、長距離電気通信回線に接続することができる任意のタイプの処理デバイスでよい。メモリ306、308および/または330は、もし選択されれば、ハードディスクなど任意の形態のコンピュータメモリでよい。接続307は、LAN、WAN、ダイヤルアップ、インターネット接続などの任意の形態のネットワーク接続でよい。接続309は、任意の形態の長距離電気通信接続でよい。メモリ312内に安定的にアーカイブされたファイルはオプションで、オフライン記憶のためのアーカイバルメモリ340上にバックアップすることができる。
【0027】
ユーザアプリケーション303は、端末302のメモリ305内で実行することができるコンピュータプログラムである。諸機能の中で、アプリケーション303は、ユーザが、安定的にアーカイブすべきコンピュータファイルを選択すること、コンピュータファイルを安定的にアーカイブすべき時間間隔および/またはイベント間隔を指定すること、先に安定的にアーカイブ済みのファイルをリストアすることを可能にする。そのようにアーカイブされたファイルは、もしそのように選択されれば、メモリ306、308、および/または330を含む、アプリケーション303がアクセスすることができる任意のコンピュータメモリから選択することができる。好ましい一形態では、ユーザアプリケーション303は、メモリ306などのローカルメモリにアクセスを有するが、いくつかの形態では、端末は、コンピュータファイルを格納するメモリ306を含まない。例えば、端末302は、ディスクレスワークステーションとして選択することができ、その場合ユーザは、ネットワーク接続307、電気通信接続309などの接続を越えてディスクレスワークステーションにアクセス可能な1つまたは複数のコンピュータメモリから、安定的にアーカイブ済みのファイルを選択する。他の形態では、端末302は、サーバ310と通信するための電気通信接続309を有するが、ローカルメモリ306またはネットワーク接続307を有しないスマートTVデバイスとして選択してよい。この形態では、ユーザは、安定的にアーカイブすべきファイルを、コンピュータ310がアクセスを有するメモリ330などのメモリから選択することができる。メモリ内に安定的にアーカイブ済みのファイルはオプションで、オフライン記憶のためのアーカイバルメモリ340上にバックアップすることができる。
【0028】
次に、本発明の一動作例を述べる。ファイルをアーカイブする前に、ユーザは最初に、ユーザアプリケーション303を介して、ユーザスペース314内にバックアップスペース316を作成するのに必要な情報を指定する。好ましい一形態では、ユーザは、バックアップスペース316のためのサイズおよび名前を指定する。サイズは離散的コンピュータメモリサイズのリスト(例えば、2ギガバイト、4ギガバイト、等)から選択されるのが好ましい。あるいは、ユーザは、バックアップスペース316のために任意のサイズを指定することを許可されてよい。本発明によるシステムが商業サービス(例えば、インターネットを介してアクセス可能な遠隔サーバ上にファイルを安定的にアーカイブすることをユーザに提供するサービス)の一部として使用される場合、選択されたバックアップスペースのサイズにしたがって手数料をオプションで請求することができる。例えば、任意のサイズのバックアップスペースを作成するために、30ドルの当初作成手数料を請求することができる。さらに、繰り返し記憶手数料を請求することができる。例えば、4ギガバイトバックアップスペースのために月8ドルの手数料を請求することができ、2ギガバイトスペースのためにはより少ない額を請求することができる。さらに、そのような商業サービスは、(メモリ330などの)インターネットアクセス可能なメモリに対するアクセスをユーザに提供し、そのメモリからアーカイブすべきファイルを選択することができる。さらに、そのような商業サービスは、加入ユーザのみがアーカイブサービスにアクセスすることを可能にする。例えば、一商業サービスは、(例えば、メモリ330などのメモリ上の)25メガバイトの記憶スペースに対するアクセスなどの限定的機能を「無料」顧客に提供するが、アーカイブサービスに対するアクセスは提供しない。ところが(例えば月10ドルの加入手数料を請求される)加入顧客であれば、例えば100メガバイトの記憶スペースおよびアーカイブサービスに対するアクセスが与えられる。本発明によるシステムを使用する商業サービスによって収入を生み出すための代替ビジネスモデルが可能である。
【0029】
さらに本発明の一動作を参照すると、バックアップスペースのためのサイズを指定することに加えて、ユーザは、バックアップスペース316のための名前を指定することもまたできる。あるいは、バックアップスペース316のための名前は、例えば時刻/日付スタンプの関数として、自動的に生成することができる。好ましい一形態では、バックアップスペース名は、ユーザスペース314内で唯一でなければならない。オプションで、ユーザは、バックアップスペースにアクセスする許可を有する他のユーザを示すグループ名称など、バックアップスペース316のための他のパラメータを指定することができる。オプションで、ユーザ指定名称内にタイムスタンプを含む(例えば、追加する)ことができる。集合的に、バックアップスペースを定義する情報は、本明細書においてバックアップスペース仕様と称する。ユーザアプリケーション303は、バックアップスペース仕様をサーバアプリケーション311に送り、そのサーバアプリケーションが、以下に述べるようにバックアップスペースを作成する。
【0030】
仕様は、アプリケーション311が受け取り、次いでそのアプリケーションが、バックアップスペース316のためにユーザスペース314内にデータ構造を作成する。ユーザが、彼または彼女に割り振られたユーザスペース314を既に有しない(例えば、ユーザがバックアップスペースを以前に作成したことがない)場合、アプリケーション311は最初に、メモリ312内にユーザスペース314を作成する。アプリケーション311は、バックアップスペースおよび/またはユーザスペース一作成の成功または失敗を示すコードをアプリケーション302に戻すことが好ましい。
【0031】
バックアップスペース314がユーザのために作成されると、次いでユーザは、安定的にアーカイブすべきファイルを指定するバックアップセット定義304を、アプリケーション303を介して作成する。ユーザには、アプリケーション303がアクセスを有するファイルの名前およびディレクトリ構造を表示するツリー図フォーマットで、ファイルのリストが提示されることが好ましい。この情報をユーザに提示する他の形態が検討される。例えば、ツリー図構造ではなくてノードを使用するネットワーク構造を用いることができる。ユーザは、ファイル作成日付、ファイルに関連付けたプロジェクトまたはグループ番号、ファイル作者などの他のパラメータによって1組の定義を定義することができる。ユーザは、安定的にアーカイブすべき1つまたは複数のファイルを選択する。ユーザはアーカイブが実行されるべき1つまたは複数の時間もまた選択する。ユーザは、繰り返し時間間隔(例えば、毎日、毎週、毎月など)またはイベント間隔を選択するオプションもまた有することが好ましい。同様に、ユーザは、バックアップセットスペース316内にアーカイブすべきバックアップセットのための名前を選択できることが好ましい。あるいは、バックアップセットのための名前は、自動的に生成することができる。
【0032】
バックアップセットスペース316がユーザのための既に存在する場合、ユーザはその中の既存バックアップセットをオーバーライトするか、またはバックアップスペースを追加し、その場合新しいバックアップセットがその中に作成されるかのいずれかを選択することができる。複数存在する場合、オプションでユーザは、諸バックアップセットスペースに広がるように選択することが可能である。例えば、1つのバックアップスペース内で利用可能なスペースより大きなスペースを占めるファイルをユーザが選択した場合、いくつかのファイルは1つのバックアップスペースにアーカイブすることができ、一方他のファイルを異なるバックアップスペースにアーカイブすることができる。そのようなバックアップスペースの広がりが可能である場合、選択されたファイルが1つのバックアップスペース内に収まらない可能性があり、その場合他のバックアップスペース上に広がるか、または他のバックアップスペースを作成する選択が与えられる可能性をユーザに警告することが好ましい。あるいは、ユーザが他の任意の利用可能なバックアップスペースを有する場合、広がりを自動的に行うことができる。
【0033】
ファイルを選択すること、時間間隔を指定すること、またはバックアップセットに名前をつけることの動作に関して、特定の順序は必要ないことに留意されたい。例えばユーザは、最初に時間間隔を選択し、次いでファイルを選択するか、またはその反対が可能である。さらに、ファイルを選択することおよび/または時間を指定することの複数の動作が検討される。例えばユーザは、ファイルを選択し、次いで時間間隔を選択し、次いで他のファイルを選択かつ/または既に選択済みのファイルをリストから削除し、次いで他の時間間隔を追加かつ/または既に指定済みの時間間隔を削除することができる。
【0034】
バックアップセット定義304が作成された後に、アプリケーション303は、定義304内で指定された時間間隔のいずれかが発生したかどうかを定期的に判断し、そうであれば、アーカイブ処理を開始する。オプションでユーザは、アプリケーション303を介して手作業でアーカイブ処理を開始することができる。アプリケーション303は、接続309を介して遠隔コンピュータ310に仕様304を送る。この仕様は、XMLなどのエクステンシブルマークアップ言語のフォーマットで送信されることが好ましいが必要ではない。
【0035】
仕様304内に列挙された各ファイルに関して次いでアプリケーション311は、そのファイルの内容に対応するデータを受け取る。接続309を介してそのファイルがアプリケーション311にアクセス可能である(例えば、ファイルがメモリ306またはメモリ308内に配置される)場合、アプリケーション311は、そのファイルにアクセスしその内容を接続309を越えて送信することをアプリケーション303に命令する。オプションで、接続309を介してそのように送信された任意のファイル内容は、圧縮済みフォーマットおよび/またはエクステンシブルマークアップ言語フォーマットでよい。そのような任意の圧縮は、そのファイルが送信される前にまたはオンザフライで、アプリケーション303によって実行することができる。オプションでそのファイルは、既に圧縮済みでよい。好ましい一形態では、アプリケーション303は、市販のプログラムPKZIPの下で利用可能な圧縮アルゴリズムにしたがって送信前にファイルを圧縮する。それにもかかわらず、他の圧縮方法が検討される。
【0036】
ファイルがコンピュータ311に直接アクセス可能である(例えば、ファイルがメモリ330内に配置される)場合、アプリケーション311はそのファイルの内容を読み取る。アプリケーション311に読み取られまたは送信された任意のファイルはオプションで、チェックサム、CRCなどの知られている方法によって送信誤りをチェックすることができる。送信誤りがそのように検出された場合、アプリケーション311は、アプリケーション302に誤りコード、例えば、そのファイルを再送信するようにそのアプリケーションに命令すること、を返すことができる。好ましい形態では、データは1度に1つずつファイルから読み取られる。しかし、複数ファイルからほとんど同時に読み取ることもまた検討される。
【0037】
ファイルのためのデータを受け取った後に、アプリケーション311は、書込み可能安定メモリ312のバックアップセットスペース318内にファイルを作成する。元のファイル名およびディレクトリ構造は保存され、したがってそのファイルをその元の位置に元通りリストアできることが好ましい。アプリケーション311は、仕様304内に列挙されたすべてのファイルがバックアップセットスペース318に安定的にアーカイブされるまで、上記ステップを繰り返す。ユーザがその後、バックアップセットに新しいバックアップセットをオーバーライトすることを選択しない限り、アプリケーション311は、バックアップセットスペース318内の任意のファイルをさらに何か変更することを防ぐことが好ましい。オプションで、アーカイブ処理中に検出された(ファイル作成誤りなどの)任意の誤りは、接続309を越えて送信された誤りコードとしてアプリケーション303に示される。
【0038】
メモリバックアップセットスペース318内にファイルが作成されるとき、アプリケーション311は、そのバックアップセットスペース内のファイル名および位置に対応するインデックスファイル(図には示されていない)を更新することが好ましい。インデックスファイルの内容は(もしあれば)、XMLなどのエクステンシブルマークアップ言語フォーマットで格納されることが好ましい。
【0039】
ファイルがアーカイブされた後に、次いでユーザは任意のまたはすべてのアーカイブ済みファイルをリストアすることができる。ユーザがリストア操作を実行することを希望するとき、アプリケーション303は、そのユーザのために以前に作成されたすべてのバックアップセットのリスト、およびそれらのバックアップセット内に含まれる任意のファイルのリストを求める要求をアプリケーション311に送る。オプションで、事前定義されたグループ内の他のユーザもまた、そのユーザのバックアップセットにアクセスすることができる。同様にオプションで、バックアップセットは、コンピュータ310にアクセスを有する任意のユーザによってアクセス可能でよい。そのように要求されたとき、アプリケーション311は、バックアップセットおよびその中のファイルのリストを送る。任意のバックアップセットを作成する際にインデックスが使用された場合、そのインデックスファイルを、アプリケーション303に送信することができる。あるいは、アプリケーション311は、そのようなリストをオンザフライで再作成するか、接続309を越えてファイルおよびディレクトリリストを直接送信することができる。しかし、好ましい一形態は、アーカイブ処理中に作成された(または既に1つ存在する場合、更新された)インデックスファイルを使用し、事前に存在するインデックスファイルを送信することは、大きなディレクトリ構造およびファイルリストの場合特に、計算時間および帯域幅を最小化する。
【0040】
次いでアプリケーション303は、アクセス可能なバックアップセットおよびその中のファイルのリストをユーザに提供する。この情報は、図4に示すリスト例によって提供されるようなツリー図構造で提示されることが好ましい。しかし、前述したような、この情報を提示する他の形態が検討される。ユーザは、どのファイルをリストアすべきかを選択する。アプリケーション303は、リストアすべき各ファイルを求める要求をアプリケーション311に送る。リストアすべき各ファイルを求めるそのような要求は、個々にまたはグループリストで送ることができる。次いでアプリケーション311は、リストアすべき各ファイルのバックアップセットスペース318から内容を取り出す。ファイルは、1度に1つずつそのように取り出すか、または複数ファイルをほとんど同時に取り出すことができる。次いでアプリケーション311は、ファイルがアーカイブのために当初読み取られたメモリ位置にそれらのファイルをリストアする。アプリケーション311によって直接アクセス可能なメモリ(例えばメモリ312)の場合、ファイルは直接リストアされる。接続309を介してアクセス可能なメモリ(例えばメモリ306および/または308)の場合、ファイル内容は、そのファイルがリストアされるアプリケーション303に送信される。ファイルがオプションでアーカイブ中に圧縮される場合、そのファイルは、リストアされる前に復元することができる。
【0041】
次に図4を参照すると、本発明の様々な形態と共に使用することができるサンプルユーザインタフェース400を示す。インタフェース400は、ユーザ端末(例えば、それぞれ図1、2、および3の端末102、202、および/または302)上で動作し、アーカイブすべきファイルのリストおよび以前にアーカイブ済みのファイル(もしあれば)のリストをユーザに提示する。このインタフェースは、ファイルおよびディレクトリのリストをツリー図フォーマットで提示するが、そのような情報を提示する他のフォーマットが検討される。
【0042】
図4をより詳細に参照すると、インタフェース400の左側にツリー図リストを示す。ツリー図リストの最上位には「デスクトップ」のラベルのアイコンがある。以下、図4を参照して引用符内に含まれる任意の説明は、インタフェース400上に表示される特定のアイコンを指すと理解されたい。「デスクトップ」の2つのサブレベル:「マイコンピュータ」、すなわちユーザ端末を介してユーザが直接アクセスすることができるファイルのサブレベル、および「シムデスクサーバ」、すなわち安定書込み可能メモリ(例えば、それぞれ図1、2、および3のメモリ112、212、および312)上の既存ユーザスペースを表すサブレベル、が示される。
【0043】
「テープライブラリ」は、図3Aのユーザスペース314などのユーザスペースを表す。「テープライブラリ」のサブレベルは、図3Aのバックアップスペース316などのバックアップスペースを表す。「2GBテープ」は、そのようなバックアップスペースの1つである。そのサブレベル(3つが示されている)は、図3Aのバックアップセットスペース318などの個々のバックアップセットスペースを表す。2つのそのようなバックアップセットスペースは、「Eileen demo 12−11−2000 14:51」および「Eileen demo 12−11−2000 14:52」と名づけられる。バックアップスペースセット名は、タイムスタンプを含み、言及した2つの名前の中のタイムスタンプが1分異なり、異なる時刻に作成されたことを示すことに留意されたい。
【0044】
特に次に「Eileen demo 12−11−2000 14:51」を参照すると、サブレベル「C:」が示されている。「C:」は「マイコンピュータ」の下に示す「C:(Deep Thought−C)」に対応するメモリからアーカイブされたファイルに対応するサブレベルを含む。したがって、「C:」からリストアされた任意のファイルは、「C:(Deep Thought−C)」上にリストアされる。フォルダを表すアイコンが「C:」の隣に表示され、サブディレクトリまたはファイルを含むことを示す。「Bobby」は、サブディレクトリ「バックアップ」を含む「C:」のサブディレクトリであり、そのサブディレクトリ「Bobby」自体がサブディレクトリ「ドキュメント」を含む。「ドキュメント」は強調表示され、その「ドキュメント」ならびにその中の任意のファイルおよびサブディレクトリが、リストレーションのために選択されたことを示す。そのようにリストアされる任意のファイル、ディレクトリ、およびサブディレクトリは、「C:(Deep thought−C)」内のそれらの対応する位置にリストアされる。そのようなファイルのリストアは、図1、2、または3に関連して上述したように達成される。
【0045】
本発明を、図面および前述の説明において詳細に示し述べたが、これは、例示的なものであり、制限する性格のものではないと見なされたい。好ましい諸形態のみを示し述べ、本発明の精神内に該当するすべての変更および修正が保護されることを希望することが理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【0046】
【図1】本発明の一形態のブロック図である。
【図2】本発明の一形態のブロック図である。
【図3】図3は、本発明の一形態のブロック図である。
【図3A】図3Aは、図3に示したメモリのより詳細な図である。
【図4】本発明と共に使用できるコンピュータアプリケーションのインタフェースの一実施例である。
Claims (29)
- 第1コンピュータメモリ内にあるコンピュータファイルのリストを生成するために、第1位置に配置された少なくとも1つのユーザ端末と、
第2書込み可能安定コンピュータメモリを有する遠隔コンピュータであって、前記第2コンピュータメモリが、前記第1位置から遠隔の第2位置に配置される該遠隔コンピュータと、
前記ユーザ端末および前記遠隔コンピュータに接続可能な長距離電気通信回線と
を備えるシステムであって、
前記ファイルのリストが、エクステンシブルマークアップ言語で、前記ユーザ端末から、前記長距離電気通信回線を介して、前記遠隔コンピュータに送信され、
前記リスト内に列挙された少なくとも1つのファイルが、前記第1コンピュータメモリから前記第2コンピュータメモリに送信されて、ユーザが前記少なくとも1つのファイルをその後アクセスするために前記少なくとも1つのファイルを安定的にアーカイブするシステム。 - 前記ファイルのリストがバックアップセット仕様の一部であり、
該バックアップセット仕様が、前記リスト内に列挙されたソースコンピュータファイルを安定的にアーカイブすべき時間に対応する少なくとも1つのスケジューリングされた時間間隔をさらに含む、請求項1に記載のシステム。 - 前記ユーザ端末上で実行動作可能なユーザアプリケーションと、
前記遠隔コンピュータ上で実行動作可能なサーバアプリケーションとをさらに備え、
該ユーザアプリケーションおよび該サーバアプリケーションが前記電気通信回線を介して通信動作可能であり、
該ユーザアプリケーションが、前記リストを送信するように構成され、
該サーバアプリケーションが、前記リストを受信するように構成される、請求項2に記載のシステム。 - 前記サーバアプリケーションが、安定的にアーカイブされたファイルの変更を防ぐように構成される、請求項3に記載のシステム。
- 前記電気通信回線が、インターネット接続を含む、請求項4に記載のシステム。
- 前記ユーザアプリケーションが、ツリー図構造を使用して、ファイルおよびディレクトリを表示するインタフェースを含み、
前記リストが、前記インタフェースを使用して生成される請求項5に記載のシステム。 - 前記ユーザアプリケーションが、前記第2メモリ内にファイルを格納するためのバックアップスペースのサイズを指定することを可能にし、
ユーザ手数料が、前記指定されたサイズにしたがって請求される、請求項6に記載のシステム。 - 前記第2メモリ内に格納された少なくとも1つのファイルのオフライン記憶のためのアーカイバルメモリをさらに備える、請求項7に記載のシステム。
- ユーザがリストアすべきファイルを前記第2メモリから選択することを可能にするように前記インタフェースがさらに構成され、
前記サーバアプリケーションが、選択されたファイルを前記第2メモリから第1メモリにリストアするように構成される、請求項8に記載のシステム。 - 前記サーバアプリケーションがさらに、事前定義されたユーザグループ内のグループユーザが、前記事前定義されたユーザグループ内の任意のユーザに関連付けられたファイルをリストアすることを可能にする、ように構成される請求項9に記載のシステム。
- 前記サーバアプリケーションが、前記第2メモリ内に格納されたファイルを列挙するインデックスファイルを前記ユーザアプリケーションに送信するようにさらに構成され、
前記インデックスファイルがエクステンシブルマークアップ言語で送信される、請求項10に記載のシステム。 - 前記ユーザアプリケーションが、前記リストを送信するように構成され、
前記サーバアプリケーションが、前記リストを受信するように構成される、請求項11に記載のシステム。 - 前記電気通信回線が、インターネット接続を含む、請求項1に記載のシステム。
- 前記ユーザ端末上で実行動作可能なユーザアプリケーションをさらに含むシステムであって、
前記アプリケーションが、ツリー図構造を使用してファイルおよびディレクトリを表示するためのインタフェースを含み、
前記リストが前記インタフェースを使用して生成される、請求項1に記載のシステム。 - 前記ユーザ端末が、ユーザが安定的にファイルをアーカイブするための前記第2メモリ内のバックアップスペースのサイズを指定することを可能にするように構成され、
ユーザ手数料が前記サイズにしたがって請求される、請求項1に記載のシステム。 - コンピュータファイルを安定的にアーカイブする方法であって、
第1コンピュータメモリ内に配置されたソースコンピュータファイルに対応する少なくとも1つのソースコンピュータファイル名を含むバックアップリスト、および
前記バックアップリスト内に列挙されたソースコンピュータファイルが安定的にアーカイブされる時間に対応する少なくとも1つのスケジューリングされた時間間隔、
を含むバックアップセットを定義するステップと、
前記少なくとも1つのスケジューリングされた時間間隔が発生したときを判断するステップと、
前記バックアップリストを、長距離電気通信接続を越えて遠隔コンピュータに送信するステップと、
前記少なくとも1つのソースコンピュータファイル名を前記バックアップリストから読み取るステップと、
前記ソースコンピュータファイル名に対応する前記ソースコンピュータファイルを見つけるステップと、
前記判断後に、前記ソースコンピュータファイルからデータを読み取るステップと、
前記遠隔コンピュータに接続された第2書込み可能安定コンピュータメモリ内の宛先コンピュータファイルに前記データを書き込むステップとを含む方法。 - 前記電気通信回線がインターネット接続を含む、請求項16に記載の方法。
- 前記バックアップセットの前記定義が、ツリー図構造を使用してファイルおよびディレクトリを表示するインタフェースを含むユーザアプリケーションを使用して行われる、請求項16に記載の方法。
- 前記データを書き込むための前記第2メモリ内のバックアップスペースのサイズを指定するステップと、
前記指定されたサイズにしたがって手数料をユーザに請求するステップとをさらに含む、請求項16に記載の方法。 - リストアすべきファイルを選択するために前記第2メモリ内に格納されたファイルを列挙するインデックスファイルを、エクステンシブルマークアップ言語でユーザアプリケーションに送信するステップをさらに含む、請求項16に記載の方法。
- コンピュータファイルを安定的にアーカイブするシステムにおいて、
第1メモリを有するユーザ端末と、
前記ユーザ端末上で実行動作可能なユーザアプリケーションと、
第2メモリを有する遠隔コンピュータと、
前記遠隔コンピュータ上で実行動作可能なサーバアプリケーションと、
前記サーバアプリケーションと通信動作可能な第3書込み可能安定コンピュータメモリであって、前記第1メモリおよび前記第2メモリとは別のものである該第3書込み可能安定コンピュータメモリと、
電気通信回線を介して前記クライアントアプリケーションおよび前記サーバアプリケーションと通信動作可能な長距離電気通信接続とを備えるシステムであって、
前記クライアントアプリケーションが、ソースコンピュータファイルの事前定義されたリストを前記サーバアプリケーションに送信するようにさらに構成され、前記ソースコンピュータファイルが前記第1メモリ内に配置され、
前記サーバアプリケーションが、前記リストを受信動作可能であり、
前記サーバアプリケーションが、前記リスト内に列挙された少なくとも1つのソースコンピュータファイルの内容に対応するデータを読み取るようにさらに構成され、
前記サーバアプリケーションが、前記データを前記第3メモリに書き込むようにさらに構成されるシステム。 - 前記電気通信接続が、インターネット接続を含む、請求項21に記載のシステム。
- 前記ユーザアプリケーションが、ツリー図構造を使用してファイルおよびディレクトリを表示するためのインタフェースを含む、請求項21に記載のシステム。
- 前記ユーザが、前記データを書き込むための前記第2メモリ内のバックアップスペースのサイズを指定することを可能にするように前記ユーザアプリケーションがさらに構成される、請求項21に記載のシステム。
- 前記サーバアプリケーションが、エクステンシブルマークアップ言語で、リストアするために利用可能な前記第2メモリ内に格納されたファイルを列挙するインデックスファイルを前記ユーザアプリケーションに送信するようにさらに構成される、請求項21に記載のシステム。
- コンピュータファイルを安定的にアーカイブする方法において、
遠隔コンピュータに接続された第1書込み可能安定コンピュータメモリ内の少なくとも1つのユーザスペースを定義するステップと、
前記ユーザスペース内の少なくとも1つのバックアップスペースを定義するステップと、
ユーザ端末によってアクセス可能な第2コンピュータメモリ内に配置された少なくとも1つのコンピュータファイルに対応するリストを含む少なくとも1つのバックアップセット定義を定義するステップと、
前記バックアップセット定義内に列挙された前記少なくとも1つのコンピュータファイルを前記少なくとも1つのバックアップスペースにコピーするステップと、
前記少なくとも1つのバックアップスペース内の前記コンピュータファイルの変更を防ぐステップと、
を含み、
前記ユーザ端末が前記第1書込み可能安定コンピュータメモリから遠隔である、方法。 - 前記バックアップセット定義を定義する前記ステップが、ツリー図構造を使用してファイルおよびディレクトリを表示するためのインタフェースを含むユーザアプリケーションを使用して行われる、請求項26に記載の方法。
- 前記データを書き込むための前記第2メモリ内の前記バックアップスペースのサイズを指定するステップと、
前記指定されたサイズにしたがって手数料をユーザに請求するステップとをさらに含む、請求項26に記載の方法。 - エクステンシブルマークアップ言語で、リストアすべきファイルを選択するために前記第2メモリ内に格納されたファイルを列挙するインデックスファイルを前記ユーザ端末に送信するステップをさらに含む、請求項26に記載の方法。
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