JP2008117092A - 通信方法およびインターフェース装置並びに電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】標準デバイスディスクリプタ要求に対し、接続されている端末装置やメモリカードに応じたプロダクトIDやシリアルナンバーを返答できる通信方法およびインターフェース装置並びに電子機器を提供する。
【解決手段】メモリカードリーダ/ライタ2がメモリカード4に対し接続要求を行うとメモリカード4は、自己のIDを含む接続応答をメモリカードリーダ/ライタ2へ送る。メモリカードリーダ/ライタ2は、ID変更手段35により、前記接続応答により得られたメモリカード4のIDをもとに自身のプロダクトIDやシリアルナンバーの書き換えを行う。ホスト1からメモリカードリーダ/ライタ2へ標準デバイスディスクリプタ要求が行われると、メモリカードリーダ/ライタ2は、メモリカード4のIDをもとに書き換えた自身のプロダクトIDやシリアルナンバーを含む標準デバイスディスクリプタを応答する。
【選択図】図4

Description

本発明は、ホストと電子機器との間でデータを送受信するための通信方法および装置に関する。
従来、他の端末やメモリカードに対しデータの読み書きを行うための装置としてメモリカードリーダがある。このメモリカードリーダには例えばメモリカードが装着され、このメモリカードが装着されたメモリカードリーダをUSB(Universal Serial Bus)ケーブルにてUSBホストと接続する。そして、前記メモリカードリーダに装着されたメモリカードに対し前記USBホストからUSB経由でデータの読み書きを行う。
このようなUSB経由でデータの読み書きを行うものとして、USBによりパーソナルコンピュータへメモリカードを接続し、前記メモリカードに格納されたアプリケーションを起動させる場合の不正使用を防止するデータ処理方法がある(特許文献1)。
特開2001−209312号公報
かかる従来のデータ処理方法においては、メモリカードリーダ自体にUSB標準デバイスディスクリプタのプロダクトIDやシリアルナンバーが付与されており、異なったメモリ媒体をメモリカードリーダに挿入したとしても、同一のUSBデバイスとしてUSBホストからは認識される。つまり、ホストとメモリカードリーダを接続した際に、USBホストからの標準デバイスディスクリプタの要求に対して、メモリカードリーダ自体のプロダクトIDやシリアルナンバーを応答する。したがって、メモリカードをメモリカードリーダに挿入しUSBホストにメモリカードに応じたアプリケーションを実行させようとしても、メモリカードリーダのプロダクトIDやシリアルナンバーが同じであるため同じアプリケーションが実行されてしまうという課題があった。
上記目的を達成するために、本発明は、標準デバイスディスクリプタを要求されたときに、接続されている端末装置やメモリカードに応じて異なったプロダクトIDやシリアルナンバーを返答できる通信方法およびインターフェース装置並びに電子機器を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明にかかる通信方法は、ホストとUSB経由で接続されたインターフェース装置を介在させ、前記ホストと前記インターフェース装置に接続された電子機器との間でデータを送受信する通信方法であって、前記インターフェース装置が前記電子機器のIDを取得するステップと、前記ホストからの標準デバイスディスクリプタ要求を前記インターフェース装置が受信すると、前記インターフェース装置は前記取得した電子機器のIDを自己のIDとして、前記IDを含む標準デバイスディスクリプタ応答を前記インターフェース装置から前記ホストへ送信するステップとを備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかるインターフェース装置は、ホストと電子機器との間に介在し、前記ホストと電子機器との間でデータをUSB経由で送受信するインターフェース装置であって、前記ホストからの標準デバイスディスクリプタ要求を受信すると、前記電子機器へ送信した接続要求に対し前記電子機器から送られてきた接続応答に含まれる前記電子機器のIDを自己のIDとして、前記IDを含む標準デバイスディスクリプタ応答を前記ホストへ送信することを特徴とする。
また、本発明にかかる電子機器は、ホストとUSB経由で接続されたインターフェース装置を介在させ、前記インターフェース装置から送信された接続要求に対する接続応答を前記インターフェース装置へ返送し、前記ホストとの間でデータを送受信する電子機器であって、前記接続応答は前記電子機器自身のIDを含み、前記電子機器自身のIDは、前記ホストから前記インターフェース装置へ送信された標準デバイスディスクリプタ要求に対する前記インターフェース装置の標準デバイスディスクリプタ応答において、前記インターフェース装置自身のIDとして前記インターフェース装置から前記ホストへ返送されるIDであることを特徴とする。
本発明によれば、USBホストとUSB接続されUSBデバイスとして認識され、標準デバイスディスクリプタを要求されたときに、接続されている端末装置やメモリカードを含む電子機器に応じて異なったプロダクトIDやシリアルナンバーを返答できるため、接続されている端末装置やメモリカードを含む電子機器ごとに異なるアプリケーションを実行させることができる。
(第1の実施の形態)
次に本発明の実施の形態ついて図面を参照して説明する。
図1は、ホスト1、メモリカードリーダ/ライタ(インターフェース装置)2およびメモリカード4を含む本発明の第1の実施の形態の通信方法を説明するためのシステム構成図である。
ホスト1は、パーソナルコンピュータでありUSBケーブル3による接続を可能にするUSBコネクタが設けられている。
メモリカードリーダ/ライタ2は、ホスト1がメモリカード4に対し読み書きを行うための装置である。
このメモリカードリーダ/ライタ2には、USBケーブル3を接続するためのソケットと、メモリカード4を装着するためのメモリカードスロットとが設けられている。
メモリカード4は、各種データの読み書きを行うためのフラッシュメモリを備えている。
図1に示すシステム構成図は、メモリカード4が装着されたメモリカードリーダ/ライタ2とホスト1とがUSBケーブル3により接続された状態を示している。
図2は、第1の実施の形態におけるメモリカード4の構成を示すブロック図である。
このメモリカード4は、制御用LSI41、ROM42、RAM43、フラッシュROM44、メモリカードインターフェース45を備えている。
制御用LSI41は、ROM42、RAM43、フラッシュROM44およびメモリカードインターフェース45を含む各部を制御する。
ROM42は、例えばフラッシュROM44に対する各種データの読み書きのためのプログラムが格納されている。
RAM43は、ワーキングエリアとして用いられる。
フラッシュROM44は各種データが読み書きされるメモリである。
メモリカードインターフェース45は、メモリカード4をメモリカードリーダ/ライタ2へ接続し、メモリカードリーダ/ライタ2との間で各種データを入出力するための装置である。
なお、メモリカード4のIDはROM42もしくはフラッシュROM44に保存されている。
図3は、第1の実施の形態におけるホスト1およびメモリカード4を含むメモリカードリーダ/ライタ2の構成を示すブロック図である。
このメモリカードリーダ/ライタ2は、CPU21、ROM22、RAM23、メモリカードインターフェース24、入出力デバイス25、USB制御デバイス26、MAC処理部27、復調部28、変調部29、RF部30、フラッシュROM32、USBインターフェース34およびアンテナ31を備えている。
CPU21はID変更手段35およびUSB接続/非接続実行判定手段36を備え、メモリカードリーダ/ライタ2の各部を制御する。
ID変更手段35は、前記接続応答により得られたメモリカード4や端末装置5のIDをもとにメモリカードリーダ/ライタ2自身のプロダクトIDやシリアルナンバーの書き換えを行う機能を備えている。
USB接続/非接続実行判定手段36は、ID変更手段35によりメモリカードリーダ/ライタ2自身のプロダクトIDやシリアルナンバーの書き換えが行われると、USB接続の実行開始についての判定を行う機能を備えている。
ROM22は、CPU21の動作を規定する各種プログラムが格納されたメモリである。
RAM23は、ワーキングエリアとして用いられるメモリである。
メモリカードインターフェース24は、前記メモリカードスロットへ装着されたメモリカード4に対し各種データの入出力を行う。
入出力デバイス25は、このメモリカードリーダ/ライタ2に対する入力操作を行うための操作キーや表示を行うための液晶パネルを含む。
USB制御デバイス26はUSBを制御する。
MAC処理部27は無線信号MACフレームの処理を行う。
復調部28はディジタル変調されている受信信号の復調を行う。
変調部29は、送信するデータに対しディジタル変調を行う。
RF部30は高周波信号の処理を行う。
フラッシュROM32は、このメモリカードリーダ/ライタ2のIDを含む各種データが格納されているメモリである。
USBインターフェース34はメモリカードリーダ/ライタ2をUSBケーブルを介してホスト1と接続する。
アンテナ31は、後述する第2の実施の形態の端末装置との間で高周波信号の送受信を行う。
図4は、第1の実施の形態の通信方法を示すシーケンス図であり、図1に示すメモリカード4とメモリカードリーダ/ライタ2とホスト1との間の通信手順を示している。
以下、図4を参照し第1の実施の形態の通信方法の動作について説明する。
メモリカードリーダ/ライタ2は、装着されているメモリカード4に対し接続要求を行う(ステップS1)。
この接続要求は、メモリカードリーダ/ライタ2のメモリカードスロットへメモリカード4が装着され、メモリカードリーダ/ライタ2へメモリカード4が接続可能になった状態を検出することで発生する。
前記接続要求を受けたメモリカード4は、前記接続要求に対する応答としてROM42もしくはフラッシュROM44に保存されている自らのIDを含む接続応答をメモリカードリーダ/ライタ2へ送る(ステップS2)。
メモリカードリーダ/ライタ2はメモリカード4からの前記接続応答を受けると、ID変更手段35により、前記接続応答により得られたメモリカード4のIDをもとにメモリカードリーダ/ライタ2自身のプロダクトIDやシリアルナンバーの書き換えを行う(ステップS3、ID変更手段)。
そして、さらに続けてメモリカードリーダ/ライタ2は、USB接続/非接続実行判定手段36によりUSB接続の実行開始についての判定を行う(ステップS4)。
このUSB接続の実行開始についての判定では、メモリカードリーダ/ライタ2自身のプロダクトIDやシリアルナンバーの書き換えがID変更手段35により行われたことを条件にUSBコネクタ接続が実行されと判定する。
USB接続/非接続実行判定手段36によりUSBコネクタ接続が実行されたと判定されると、例えば、従来ではホスト1とメモリカードリーダ/ライタ2とがUSBコネクタ接続されることでホスト1からメモリカードリーダ/ライタ2へ送出されるリセット信号と等価な信号がメモリカードリーダ/ライタ2内部において生成される。
そして、メモリカードリーダ/ライタ2において前記生成されたリセット信号と等価な信号は、USBインターフェース34を介して例えばホスト1側へ送出される。
そして、メモリカードリーダ/ライタ2では、従来のホスト1とメモリカードリーダ/ライタ2とがUSBコネクタ接続されてホスト1からメモリカードリーダ/ライタ2へリセット信号が送出されたときと同様な処理が開始される。
この処理では、メモリカードリーダ/ライタ2からUSBインターフェース34を介して送られてきた前記リセット信号と等価な信号をもとにホスト1がメモリカードリーダ/ライタ2へ標準デバイスディスクリプタ要求を行う(ステップS5)。
そして、この標準デバイスディスクリプタ要求に対しメモリカードリーダ/ライタ2は、前記ステップS3においてID変更手段35によりメモリカード4のIDをもとに書き換えた自身のプロダクトIDやシリアルナンバーを含む標準デバイスディスクリプタを応答する(ステップS6)。
この結果、ホスト1は、USB接続されているメモリカードリーダ/ライタ2をメモリカード4のIDと関連したプロダクトIDやシリアルナンバーを持ったUSBデバイスとして認識するため、同じメモリカードリーダ/ライタ2を使用しても、メモリカード4ごとに異なるアプリケーションを実行させることができる。
なお、第1の実施の形態では、USB接続/非接続実行判定手段36によりUSBコネクタ接続が実行されたと判定されると、ホスト1とメモリカードリーダ/ライタ2とがUSBコネクタ接続されることでホスト1からメモリカードリーダ/ライタ2へ送出されるリセット信号と等価な信号がメモリカードリーダ/ライタ2内部において生成され、前記リセット信号と等価な信号により従来のホスト1からメモリカードリーダ/ライタ2へリセット信号が送出されたときと同様な処理が開始され、ホスト1がメモリカードリーダ/ライタ2へ標準デバイスディスクリプタ要求を行う構成として説明したが、ホスト1にID変更手段35により変更されるプロダクトIDやシリアルナンバーを監視する監視ソフトを常駐させ、この監視ソフトを所定の周期で起動させメモリカードリーダ/ライタ2へ標準デバイスディスクリプタ要求を行うように構成してもよい。
そして、この標準デバイスディスクリプタ要求に対しメモリカードリーダ/ライタ2から標準デバイスディスクリプタ応答のプロダクトIDやシリアルナンバーを取得するようにする。この結果、メモリカード4のプロダクトIDやシリアルナンバーが変更されると、その変更されたプロダクトIDやシリアルナンバーに応じたアプリケーションソフトを起動させることが可能になる。
以上のように、第1の実施の形態によれば、メモリカードリーダ/ライタ2において、メモリカード4から接続応答を受けると、前記接続応答により得られたメモリカード4のIDをもとにメモリカードリーダ/ライタ2自身のプロダクトIDやシリアルナンバーの書き換えを行わせ、ホスト1からメモリカードリーダ/ライタ2へ標準デバイスディスクリプタ要求が行われると、この標準デバイスディスクリプタ要求に対し、前記メモリカード4のIDにより書き換えた自身のプロダクトIDやシリアルナンバーを含む準デバイスディスクリプタを応答させる。そして、ホスト1に対し、USB接続されているメモリカードリーダ/ライタ2をメモリカード4のIDと関連したプロダクトIDやシリアルナンバーを持ったUSBデバイスとして認識させ、メモリカード4や端末装置5ごとに異なるアプリケーションを実行させる。
言い換えると、ホスト1とメモリカードリーダ/ライタ2とがUSB接続された状態で、メモリカードリーダ/ライタ2に装着されるメモリカード4を変更すると、ホスト1は、メモリカードリーダ/ライタ2を前記変更されたメモリカードのプロダクトIDやシリアルナンバーを持ったUSBデバイスとして認識する結果、メモリカード4ごとに異なるアプリケーションを実行させることができる。
(第2の実施の形態)
図5は、ホスト1、メモリカードリーダ/ライタ(インターフェース装置)2および端末装置5を含む本発明の第2の実施の形態の通信方法を説明するためのシステム構成図である。
第2の実施の形態では端末装置5は例えばディジタルカメラである。なお、図5において図1と同一または相当の部分については同一の符号を付してある。
ホスト1は、パーソナルコンピュータでありUSBケーブル3による接続を可能にするUSBコネクタが設けられている。
メモリカードリーダ/ライタ2は、ホスト1が端末装置5に対し読み書きを行うための装置である。
このメモリカードリーダ/ライタ2にはUSBケーブル3が設けられ、また端末装置5を載置するエリアを示すマーキングが施されている。
端末装置5は、撮影したディジタル画像データを記憶するフラッシュメモリを備えている。
そして、図5に示すシステム構成図は、端末装置5が載置されたメモリカードリーダ/ライタ2とホスト1とがUSBケーブル3により接続された状態を示している。
図6は、端末装置5の構成を示すブロック図である。この端末装置5は、制御用LSI51、ROM52、RAM53、フラッシュROM54、MAC処理部55、復調部56、変調部57、RF部58およびアンテナ59を備えている。
制御用LSI51は、ROM52、RAM53、フラッシュROM54およびMAC処理部55を含む各部を制御する。
ROM52は、例えばフラッシュROM54に対する各種データの読み書きのためのプログラムが格納されている。
RAM53は、ワーキングエリアとして用いられる。フラッシュROM54は各種データが読み書きされるメモリである。
MAC処理部55は無線信号MACフレームの処理を行う。
復調部56はディジタル変調されている受信信号の復調を行う。
変調部57は、送信するデータに対しディジタル変調を施す。
RF部58は高周波信号の処理を行う。アンテナ59は高周波信号の送受信を行い、図3に示すメモリカードリーダ/ライタ2との間で無線通信を行う。
この端末装置5のIDは、ROM52またはフラッシュROM54に格納されている。
また、第2の実施の形態のメモリカードリーダ/ライタ2の構成は、前記第1の実施の形態で説明した図3に示すメモリカードリーダ/ライタの構成と同等である。
次に、第2の実施の形態の通信方法の動作について説明する。
前記第1の実施の形態で使用した図4のシーケンス図は、第2の実施の形態の通信方法の説明にも適用する。
第2の実施の形態では、図4のシーケンス図は、端末装置5とメモリカードリーダ/ライタ2とホスト1との間の通信手順を示している。
メモリカードリーダ/ライタ2は、載置されている端末装置5との間で無線通信を確立し、端末装置5に対し接続要求を行う(ステップS1)。
この接続要求は、メモリカードリーダ/ライタ2の所定の位置へ端末装置5を載置することで、メモリカードリーダ/ライタ2と端末装置5との間で、メモリカードリーダ/ライタ2のアンテナ31と端末装置5のアンテナ59とを介して無線通信が確立され、メモリカードリーダ/ライタ2へ端末装置5が接続可能になった状態を検出することで発生する。
前記接続要求を受けた端末装置5は、前記接続要求に対する応答としてROM52もしくはフラッシュROM54に保存されている自らのIDを含む接続応答をメモリカードリーダ/ライタ2へ送る(ステップS2)。
メモリカードリーダ/ライタ2は端末装置5からの前記接続応答を受けると、ID変更手段35により、前記接続応答により得られた端末装置5のIDをもとにメモリカードリーダ/ライタ2自身のプロダクトIDやシリアルナンバーの書き換えを行う(ステップS3)。
そして、さらに続けてメモリカードリーダ/ライタ2は、USB接続/非接続実行判定手段36によりUSB接続の実行開始についての判定を行う(ステップS4)。
このUSB接続の実行開始についての判定においては、メモリカードリーダ/ライタ2自身のプロダクトIDやシリアルナンバーの書き換えが行われたことをもとにUSBコネクタ接続が実行されと判定する。
USB接続/非接続実行判定手段36によりUSBコネクタ接続が実行されと判定されると、例えば、従来ではホスト1とメモリカードリーダ/ライタ2とがUSBコネクタ接続されることでホスト1からメモリカードリーダ/ライタ2へ送出されるリセット信号と等価な信号がメモリカードリーダ/ライタ2内部において生成される。
そして、メモリカードリーダ/ライタ2において前記生成されたリセット信号と等価な信号は、USBインターフェース34を介して例えばホスト1側へ送出される。
そして、メモリカードリーダ/ライタ2では、従来のホスト1とメモリカードリーダ/ライタ2とがUSBコネクタ接続されてホスト1からメモリカードリーダ/ライタ2へリセット信号が送出されたときと同様な処理が開始される。
この処理では、メモリカードリーダ/ライタ2からUSBインターフェース34を介して送られてきた、前記リセット信号と等価な信号をもとにホスト1がメモリカードリーダ/ライタ2へ標準デバイスディスクリプタ要求を行う(ステップS5)。
そして、この標準デバイスディスクリプタ要求に対しメモリカードリーダ/ライタ2は、前記ステップS3においてID変更手段35により端末装置5のIDをもとに書き換えた自身のプロダクトIDやシリアルナンバーを含む標準デバイスディスクリプタを応答する(ステップS6)。
この結果、ホスト1は、USB接続されているメモリカードリーダ/ライタ2を端末装置5のIDと関連したプロダクトIDやシリアルナンバーを持ったUSBデバイスとして認識するため、同じメモリカードリーダ/ライタ2を使用しても、端末装置5ごとに異なるアプリケーションを実行させることができる。
なお、第2の実施の形態では、USB接続/非接続実行判定手段36によりUSBコネクタ接続が実行されたと判定されると、ホスト1とメモリカードリーダ/ライタ2とがUSBコネクタ接続されることでホスト1からメモリカードリーダ/ライタ2へ送出される従来リセット信号と等価な信号がメモリカードリーダ/ライタ2内部において生成され、前記リセット信号と等価な信号により従来のホスト1からメモリカードリーダ/ライタ2へリセット信号が送出されたときと同様な処理が開始され、ホスト1がメモリカードリーダ/ライタ2へ標準デバイスディスクリプタ要求を行う構成として説明したが、ホスト1にID変更手段35により変更されるプロダクトIDやシリアルナンバーを監視する監視ソフトを常駐させ、この監視ソフトを所定の周期で起動させメモリカードリーダ/ライタ2へ標準デバイスディスクリプタ要求を行うように構成してもよい。
そして、この標準デバイスディスクリプタ要求に対しメモリカードリーダ/ライタ2から標準デバイスディスクリプタ応答のプロダクトIDやシリアルナンバーを取得するようにする。
したがって、第2の実施の形態においても、端末装置5が変更されプロダクトIDやシリアルナンバーが変更されると、その変更されたプロダクトIDやシリアルナンバーに応じたアプリケーションソフトを起動させることが可能になる。
以上のように、第2の実施の形態によれば、ホスト1とメモリカードリーダ/ライタ2とがUSB接続された状態で、メモリカードリーダ/ライタ2に載置される端末装置5を変更すると、ホスト1は、メモリカードリーダ/ライタ2を前記変更された端末装置のプロダクトIDやシリアルナンバーを持ったUSBデバイスとして認識する結果、端末装置5ごとに異なるアプリケーションを実行させることができる。
本発明の第1の実施の形態の通信方法を説明するためのシステム構成図である。 本発明の第1の実施の形態におけるメモリカードの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態および第2の実施の形態におけるホスト1およびメモリカード4を含むメモリカードリーダ/ライタ2の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態および第2の実施の形態の通信方法を示すシーケンス図である。 本発明の第2の実施の形態の通信方法を説明するためのシステム構成図である。 本発明の第2の実施の形態における端末装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1……ホスト、2……メモリカードリーダ/ライタ、3……USBケーブル、4……メモリカード、5……端末装置、35……ID変更手段。

Claims (13)

  1. ホストとUSB経由で接続されたインターフェース装置を介在させ、前記ホストと前記インターフェース装置に接続された電子機器との間でデータを送受信する通信方法であって、
    前記インターフェース装置が前記電子機器のIDを取得するステップと、
    前記ホストからの標準デバイスディスクリプタ要求を前記インターフェース装置が受信すると、前記インターフェース装置は前記取得した電子機器のIDを自己のIDとして、前記IDを含む標準デバイスディスクリプタ応答を前記インターフェース装置から前記ホストへ送信するステップと、
    を備えたことを特徴とする通信方法。
  2. 前記インターフェース装置から前記電子機器へ接続要求を送信するステップを備え、前記インターフェース装置が前記電子機器のIDを取得するステップは、前記接続要求に対し前記電子機器が前記インターフェース装置へ送信した接続応答に含まれる前記電子機器のIDを前記インターフェース装置が取得することを特徴とする請求項1記載の通信方法。
  3. 前記インターフェース装置から前記電子機器へ接続要求を送信するステップは、前記インターフェース装置へ前記電子機器が接続可能になった状態をもとに発生する接続要求を前記インターフェース装置から前記電子機器へ送信することを特徴とする請求項2記載の通信方法。
  4. 前記取得した電子機器のIDをもとに、前記インターフェース装置が自己のIDを前記電子機器のIDへ書き替えるステップを備え、前記取得した電子機器のIDを自己のIDとして、前記IDを含む標準デバイスディスクリプタ応答を前記インターフェース装置から前記ホストへ送信するステップは、前記電子機器のIDへ書き替えた自己のIDを含む標準デバイスディスクリプタ応答を前記インターフェース装置から前記ホストへ送信することを特徴とする請求項1記載の通信方法。
  5. 前記IDは、電子機器のプロダクトIDまたはシリアルナンバーを含むことを特徴とする請求項1記載の通信方法。
  6. 前記インターフェース装置から送信された前記電子機器のIDを含む標準デバイスディスクリプタ応答を前記ホストが受信し、前記IDをもとに前記電子機器に応じたアプリケーションを実行するステップを備えたことを特徴とする請求項1記載の通信方法。
  7. ホストと電子機器との間に介在し、前記ホストと電子機器との間でデータをUSB経由で送受信するインターフェース装置であって、
    前記ホストからの標準デバイスディスクリプタ要求を受信すると、前記電子機器へ送信した接続要求に対し前記電子機器から送られてきた接続応答に含まれる前記電子機器のIDを自己のIDとして、前記IDを含む標準デバイスディスクリプタ応答を前記ホストへ送信することを特徴とするインターフェース装置。
  8. 前記電子機器へ送信した接続要求に対し前記電子機器から送られてきた接続応答に含まれる前記電子機器のIDをもとに、自己のIDを前記電子機器のIDへ書き替えるID変更手段を備え、前記ホストからの標準デバイスディスクリプタ要求を受信すると、前記ID変更手段により前記電子機器のIDへ書き換えた自己のIDを含む標準デバイスディスクリプタ応答を前記ホストへ送信することを特徴とする請求項7記載のインターフェース装置。
  9. 前記接続要求は、前記電子機器との間の接続が可能になった状態をもとに発生することを特徴とする請求項7記載のインターフェース装置。
  10. 前記IDは、電子機器のプロダクトIDまたはシリアルナンバーを含むことを特徴とする請求項7記載のインターフェース装置。
  11. ホストとUSB経由で接続されたインターフェース装置を介在させ、前記インターフェース装置から送信された接続要求に対する接続応答を前記インターフェース装置へ返送し、前記ホストとの間でデータを送受信する電子機器であって、
    前記接続応答は前記電子機器自身のIDを含み、
    前記電子機器自身のIDは、前記ホストから前記インターフェース装置へ送信された標準デバイスディスクリプタ要求に対する前記インターフェース装置の標準デバイスディスクリプタ応答において、前記インターフェース装置自身のIDとして前記インターフェース装置から前記ホストへ返送されるIDであることを特徴とする電子機器。
  12. 前記電子機器自身のIDは、前記インターフェース装置の標準デバイスディスクリプタ応答において、前記インターフェース装置自身のIDとして前記インターフェース装置から前記ホストへ返送され、前記ホストに備えられた前記電子機器対応のアプリケーションを起動させるIDであることを特徴とする請求項11記載の電子機器。
  13. 前記電子機器自身のIDは、その電子機器のプロダクトIDまたはシリアルナンバーを含むことを特徴とする請求項11記載の電子機器。
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