JP2010081300A - 携帯端末装置及びデータコピー方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】端末本体内のデータを他の携帯端末装置へ迅速且つ手軽にコピーしうる携帯端末装置及びデータコピー方法を提供する。
【解決手段】携帯端末装置1は、端末本体2とスタイラス3とを備えた構成をなし、スタイラス3には、RFIDタグ3bが内蔵されている。携帯端末装置1から他の携帯端末装置にデータをコピーするときには、コピー元の端末本体2により、RFIDタグ3bに対して端末本体2の固有情報とデータ特定情報とが書き込まれ、スタイラス3内に、コピー先の他の携帯端末装置に与えるべき情報(端末本体2の固有情報及びデータ特定情報)が記憶される。このように構成されているため、他の携帯端末装置がスタイラス3から固有情報及びデータ特定情報を取得できるようになり、ひいては他の携帯端末装置が携帯端末装置1にアクセスしてコピー対象データを特定し、コピーすることが可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯端末装置、及び複数の携帯端末装置間でデータをコピーするデータコピー方法に関するものである。
従来より、情報処理機能を有する携帯型の端末装置(携帯端末装置)が様々に提供されている。この種の携帯端末装置は、外部装置との通信が必要となる場合が多く、例えば、携帯型のバーコードハンディターミナルでは、装置内に記憶される読み取りデータ等を外部装置(ホストコンピュータ等)に送信する必要が生じうる。このような要請に応えるべく、現在では、様々な通信方式が採用されており、例えば、無線LAN等を用いた無線通信方式によれば、通信ケーブル等のハードウェアが不要となるといった様々なメリットが得られる。
特開2003−99184
一方、上記のように無線LAN等の無線通信方式を用いた場合、必要なファイルを他の携帯端末装置に迅速に、或いは手軽にコピーしにくいという問題がある。例えば、無線LANで接続される環境下においてFTP(File Transfer Protocol)を用いてファイルをコピーする場合、一般的に様々な手順を踏む必要がある。その一例としては、(1)無線通信をオープンする、(2)接続するアクセスポイントを選択する、(3)認証方式に合わせて必要なパラメータを設定する、(4)アクセスポイントと接続する、(5)FTPクライアントプログラムを起動する、(6)接続するFTPサーバのIPアドレス、ログインユーザ名、パスワード等の情報を入力してFTPサーバにログインする、(7)FTPサーバからファイルを取得する、等の手順が考えられる。
従来では、これら手順の大部分を手動操作によって行っていたが、操作が多く煩雑であるため、ユーザの負担が大きく、処理迅速化が難しいという問題があった。また、これらの手順をプログラムによって自動化することも考えられるが、設定すべきパラメータが多いため、自動化が難しいという問題もあった。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、端末本体内のデータを他の携帯端末装置へ迅速且つ手軽にコピーしうる携帯端末装置及びデータコピー方法を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、タッチパネルを有する表示器と、無線タグに対する読み取り及び書き込みを行うリーダライタと、他の携帯端末装置と無線通信を行う無線通信手段と、を備えた端末本体と、前記タッチパネルを操作するスタイラスと、を備えた携帯端末装置であって、前記スタイラスには、無線タグが設けられており、前記端末本体は、前記無線タグを備えた前記スタイラスを検出するスタイラス検出手段を備えると共に、前記スタイラス検出手段によって検出された前記スタイラスの前記無線タグに対し、前記リーダライタにより、コピー元となる当該端末本体の固有情報と、当該端末本体に記憶されるコピー対象データを特定するデータ特定情報と、を書き込む構成をなしており、前記スタイラスの前記無線タグ内に、コピー先の前記他の携帯端末装置に与えるべき前記端末本体の前記固有情報及び前記データ特定情報が記憶されることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載の携帯端末装置において、前記端末本体は、当該端末本体の前記固有情報及び前記データ特定情報を取得した前記他の携帯端末装置からのコピー要求を、前記無線通信手段を介して取得すると共に、前記コピー要求と対応付けて前記他の携帯端末装置から送られる前記データ特定情報に基づき、当該データ特定情報に対応する前記コピー対象データを検索し、かつ前記コピー対象データを前記他の携帯端末装置に対して出力するデータ出力制御手段を有することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の携帯端末装置において、前記スタイラスを用いたコピーを行うか否かを選択させる選択情報を前記表示器に表示させる表示制御手段を備え、前記リーダライタは、前記表示器における前記選択情報の表示に応じ、前記スタイラスを用いたコピーを行うことが前記無線タグを備えた前記スタイラスにより前記タッチパネルにて選択された場合に、前記端末本体の前記固有情報及び前記データ特定情報を、当該スタイラスの前記無線タグに対して記憶することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3に記載の携帯端末装置において、前記表示制御手段は、前記スタイラス検出手段によって前記無線タグを備えた前記スタイラスが検出された場合にのみ前記選択情報を前記表示器に表示させることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の携帯端末装置において、前記データ特定情報は、前記コピー対象データのファイル名情報と、前記コピー対象データにアクセスするためのパス情報と、を少なくとも含むことを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の携帯端末装置において、前記スタイラスが前記タッチパネルに接触しているか否かを検出する接触検出手段を有し、前記リーダライタは、前記スタイラスが前記タッチパネルに接触している間のみ当該スタイラスの前記無線タグに対して書き込み動作を行うことを特徴とする。
請求項7の発明は、タッチパネルを有する表示器と、無線タグに対する読み取り及び書き込みを行うリーダライタと、無線通信手段と、を備えた複数の携帯端末装置と、前記タッチパネルを操作するスタイラスとを用いて、いずれか一の携帯端末装置から他の携帯端末装置にデータをコピーするデータコピー方法であって、前記スタイラスには、無線タグが設けられており、コピー元となる前記一の携帯端末装置において前記無線タグを備えた前記スタイラスを検出する検出ステップと、前記検出ステップによって検出された前記スタイラスの前記無線タグに対し、コピー元となる前記一の携帯端末装置の前記リーダライタにより、当該一の携帯端末装置の固有情報と、当該一の携帯端末装置に記憶されるコピー対象データを特定するデータ特定情報と、を書き込む書込ステップと、前記書込ステップにより前記スタイラスの前記無線タグに記憶された前記一の携帯端末装置の前記固有情報及び前記データ特定情報を、コピー先となる前記他の携帯端末装置の前記リーダライタによって読み取る読取ステップと、前記読取ステップにて取得された前記一の携帯端末装置の前記固有情報に基づき、前記他の携帯端末装置において無線通信相手となる前記一の携帯端末装置を特定すると共に、前記他の携帯端末装置から前記一の携帯端末装置に対し、当該他の携帯端末装置が取得した前記データ特定情報にて特定される前記コピー対象データの送信を要求する要求ステップと、前記要求ステップによる要求に応じ、前記一の携帯端末装置において前記データ特定情報に対応する前記コピー対象データを検索し、かつ当該コピー対象データを前記他の携帯端末装置に対して出力するデータ出力ステップと、
前記データ出力ステップにて出力された前記コピー対象データを、前記他の携帯端末装置において記憶する記憶ステップと、を有することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、端末本体がスタイラスを迅速に検出でき、当該スタイラス内に必要なデータを良好に記録できるようになる。更に、スタイラスの無線タグ内には、コピー先の他の携帯端末装置に与えるべき情報として、端末本体の固有情報、及びデータ特定情報が記憶されるため、他の携帯端末装置は、スタイラスを介してこれら情報(端末本体の固有情報及びデータ特定情報)を取得できるようになる。即ち、複雑な入力操作を数多く行わずとも他の携帯端末装置においてコピー元の端末本体及び当該端末本体に記憶されるコピー対象データを特定できるようになり、ひいては、端末本体内の特定データ(データ特定情報によって特定されるコピー対象データ)を他の携帯端末装置へ迅速且つ手軽にコピーできるようになる。
請求項2の発明は、コピー要求と対応付けて他の携帯端末装置から送られるデータ特定情報に基づき、当該データ特定情報に対応するコピー対象データを検索し、かつコピー対象データを他の携帯端末装置に対して出力している。このようにすると、他の携帯端末装置からの要求に応じてコピー対象データを的確に特定し、当該コピー対象データを他の携帯端末装置に対して良好にコピーできる。また、スタイラスには、固有情報とデータ特定情報とが記憶され、コピー対象データについてはスタイラスに記憶せずに無線通信手段によって他の携帯端末装置に直接送信しているため、コピー対象データのデータ量が大きい場合、或いはスタイラスの無線タグの容量が小さい場合であってもコピー対象データを他の携帯端末装置に良好にコピーできる。
請求項3の発明は、選択情報(スタイラスを用いたコピーを行うか否かを選択させる情報)を表示器に表示する構成をなしており、このようにすれば、使用者がスタイラスを用いたコピーを行うか否かを自由に選択できる。また、「スタイラスを用いたコピー」が無線タグを備えたスタイラスによりタッチパネルにて選択された場合に、端末本体の固有情報及びデータ特定情報を、当該スタイラスの無線タグに対して記憶している。このようにすると、「スタイラスを用いたコピー」が選択された場合に、タッチパネル付近にあるスタイラスに対して固有情報及びデータ特定情報を迅速且つ良好に記憶できるようになる。
請求項4の発明は、スタイラス検出手段によって無線タグを備えたスタイラスが検出された場合にのみ選択情報を表示器に表示するように構成されている。このようにすると、スタイラスが検出されない場合(即ち、スタイラスを用いたコピーを行うことができない場合)に、「スタイラスを用いたコピー」が選択不能となるため、完遂不能な処理の一部が実行されるといった無駄を効果的に防止できる。
請求項5の発明は、データ特定情報においてコピー対象データのファイル名情報とコピー対象データにアクセスするためのパス情報とが含まれているため、他の携帯端末装置からデータ特定情報を受け取ったときに、パス情報とファイル名情報とに基づいてコピー対象データを迅速かつ正確に特定できる。
請求項6の発明は、スタイラスがタッチパネルに接触しているか否かを検出する接触検出手段を有し、スタイラスがタッチパネルに接触している間のみ当該スタイラスの無線タグに対して書き込み動作を行うように構成されている。このようにすると、スタイラスが接触しているときに書き込み動作を安定的に行うことができる。
請求項7の発明によれば、請求項1と同様の効果を奏するデータコピー方法を実現できる。
[第1実施形態]
以下、本発明の携帯端末装置を具現化した第1実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、第1実施形態に係る携帯端末装置を概略的に例示する外観図である。図2は、図1の携帯端末装置の電気的構成を概略的に例示するブロック図である。図3は、図2におけるRFID制御部等を概略的に例示するブロック図である。図4は、図1の携帯端末装置から他の携帯端末装置にファイルをコピーする様子を説明する説明図である。図5は、図1の携帯端末装置で行われる書き込み処理を例示するフローチャートである。図6は、他の携帯端末装置で行われるファイル取得処理を例示するフローチャートである。図7は、図5の書き込み処理が行われているときの表示画面を例示する説明図である。図8は、図6のファイル取得処理が行われているときの表示画面を例示する説明図である。
まず、図1、図2を参照して全体的構成について説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る携帯端末装置1は、端末本体2と、スタイラス3とによって構成されている。端末本体2は、例えばICカードやその他のRFIDタグと非接触通信を行う携帯型のRFIDタグリーダライタとして構成されており、RFIDタグ(無線タグ)に対する読み取り及び書き込みを行う構成をなしている。一方、スタイラス3は、端末本体2に設けられたタッチパネル6aを操作するものであり、棒状部材3a(例えば樹脂製の棒状の部材)の内部にRFIDタグ3b(無線タグ)が内蔵された構成をなしている。
図2に示すように、端末本体2には、全体的制御を司るCPU5が設けられ、更に、タッチパネル付き表示器6、キー入力部7、無線LAN制御部8、RFID制御部20、メモリ9、バッテリ10、画像認識制御部11などが設けられている。
タッチパネル付き表示器6は、「表示器」の一例に相当するものであり、端末本体2において外部に露出するように配されるタッチパネル6aと、このタッチパネル6aと重なるように配される液晶表示器6bとを備えた構成をなしている。タッチパネル6aは、液晶表示器6bの表示画面を被覆するように配されると共に、図1のように当該表示画面に対応する操作エリアARが構成され、この操作エリアARがスタイラス3によって操作されたときに当該操作に応じた情報をCPU5に入力する。
キー入力部7は、図1のように外部に露出する複数の操作キー7aを備えており、操作キー7aの操作に応じた情報をCPU5に入力する。
無線LAN制御部8は、公知の無線LANに接続するインターフェースとして構成されている。なお、この無線LAN制御部8は「無線通信手段」の一例に相当するものであり、後述する他の携帯端末装置100と無線通信を行うように機能する。
メモリ9は、ROM、RAM等の記憶手段によって構成されており、各種情報を記憶する構成をなしている。
バッテリ10は、所定の直流電圧を発生可能な2次電池(例えばリチウムイオン電池等)によって構成されており、端末本体2内の各種電気部品に電力を供給している。
画像認識制御部11は、CPU5と協働してコードリーダとして機能する部分であり、バーコード、二次元コード等の光学的情報を撮像し、その撮像された光学的情報を読み取る構成をなしている。
次に、RFIDリーダライタとして機能する部分について説明する。
本実施形態に係る情報端末装置1は、CPU5、RFID制御部20、アンテナ40、メモリ9がRFIDタグ3bに対して読み書きを行うRFIDリーダライタとして機能している。
RFID制御部20は、図3に示すように、送信側を構成する回路として、キャリア発振器21、増幅器24、送信部フィルタ25、符号化部22、変調部23、整合回路26などが設けられている。また、受信側には、受信部フィルタ27、増幅器28、復調部29、二値化処理部30、複号化部31が設けられている。
符号化部22は、CPU5から送信データを受ける構成をなしており、当該CPU5より出力される送信データを符号化して変調部23に出力する構成をなしている。変調部23は、キャリア発振器21より出力される例えば周波数953MHzのキャリア(搬送波)に対し、通信対象へのコマンド送信時に符号化部22より出力される符号化された送信符号(変調信号)によってASK(Amplitude Shift Keying)変調された被変調信号を生成し、増幅器24に出力する。なお、キャリア発振器21の発振動作の動作/停止は、CPU5によって制御されるようになっている。
増幅器24は、入力信号(変調部23によって変調された被変調信号)を所定のゲインで増幅する構成をなしており、その増幅信号を送信部フィルタ25に出力する。送信部フィルタ25は、フィルタリングした送信信号を、整合回路26を介してアンテナ40に出力する。このようにしてアンテナ40に送信信号が出力されると、その送信信号が電磁波として当該アンテナ40より外部に放射される。
一方、アンテナ40を介して受信された信号は受信部フィルタ27によってフィルタリングされた後、増幅器28によって増幅され、復調部29に与えられて復調される。その復調された信号波形は二値化処理部30において二値化され、その後、復号化部31において復号化される。そして、復号化された受信データはCPU5に出力される。
次に、上記携帯端末装置1を用いて行われるファイルコピー方法について説明する。
図4では、携帯端末装置1から他の携帯端末装置100にファイルをコピーするときの様子を概略的に説明している。本実施形態では、端末本体2により、スタイラス3のRFIDタグ3bに対し、コピー先の他の携帯端末装置100に与えるべき情報を書き込む構成をなしている。具体的には、コピー元となる当該端末本体2の固有情報と、当該端末本体2に記憶されるコピー対象データを特定するデータ特定情報とをRFIDタグ3b書き込んでいる。一方、他の携帯端末装置100は、スタイラス3に内蔵されたRFIDタグ3bからこれら固有情報及びデータ特定情報を取得し、この情報に基づき、無線LANを介して携帯端末装置1にアクセスし、FTP(File Transfer Protocol)によってデータ特定情報によって特定されるデータ(コピー対象データ)を取得するように構成されている。以下、これら処理の具体的内容を説明する。
まず、図5を参照し、携帯端末装置1で行われる書き込み処理について説明する。図5の書き込み処理は、電源投入或いは端末本体2に対して所定操作が行われたときにCPU5により実行される処理であり、当該処理が開始されると、まず、ファイルコピーを指示する操作を待つ待機処理が行われる(S1)。なお、本実施形態の携帯端末装置1は、OSとしてWindows(登録商標)CEが搭載されており、図7のように、コピー対象のファイルが存在するフォルダにおいて「Edit」コマンド51が選択されたときに、サブメニュー(コマンド選択メニュー52)が表示されるようになっており、このコマンド選択メニュー52内の特定コマンド(「copy」コマンド52a)が選択された場合にファイルコピーを指示する操作があったと判断している。従って、この場合にはS1にてYesに進み、S2以降の処理が行われる。なお、ファイルコピー指示する操作はこれに限られず、例えば、コピーするファイルをスタイラス3によって長押しする操作であってもよく、この場合にもS2以降の処理が行われる。
コマンド選択メニュー52において「copy」コマンド52aが選択されたとき、或いはコピーするファイルがスタイラス3によって長押しされたときには、まず、スタイラス3を検出する処理が行われる(S2)。S2の処理は「検出ステップ」の一例に相当するものであり、この処理では、「リーダライタ」として機能するCPU5、RFID制御部20、アンテナ40、メモリ9により、RFIDタグ3bを備えたスタイラス3が端末本体2付近に存在するか否かの検出がなされる。S2の処理においてスタイラス3が検出されたときには(S3:Yes)、コピー先選択メニュー53の表示が行われる(S4)。S4の処理では、図7のようにスタイラスを含んだ複数のコピー先が表示され、ユーザはスタイラス3によっていずれかのコピー先を選択できるようになっている。
一方、スタイラス3が検出されない場合には(S3:No)、通常のファイルコピー処理(クリップボードにファイルをコピーする処理)が行われる(S11)。
なお、「リーダライタ」として機能するCPU5、RFID制御部20、アンテナ40、メモリ9が、「スタイラス検出手段」の一例に相当し、RFIDタグ3b(無線タグ)を備えたスタイラス3を検出するように機能する。
S4の処理の後には、どのコピー先が選択されたかを判断する処理が行われる(S5)。S4のメニュー表示においてスタイラス以外が選択された場合(図7の例では、クリップボードコマンドが選択された場合)にはS5からS11に進み、上述した通常のファイルコピー処理を行う(S11)。一方、S4のメニュー表示においてスタイラスコマンド53aが選択された場合にはS5からS6に進む。
S6では、スタイラス3がタッチパネル6aに触れているか否かを判断する処理が行われる。スタイラスコマンド53a選択後において依然としてスタイラス3がタッチパネル6aに触れている場合にはS6にてYesに進み、スタイラス3がタッチパネル6aに触れていない場合にはS6にてNoに進む。S6にてNoに進む場合には、リセット状態となりS1に戻る。なお、S6の判断処理は、スタイラス3が一定時間以上タッチパネル6aから離れた場合にS6にてNoに進むようにしてもよく、スタイラス3が一定時間以上タッチパネル6aに接触している場合にS6にてYesに進む(即ち、スタイラス3が一定時間経過前にタッチパネル6aから離れた場合にNoに進む)ようにしてもよい。或いは、時間に関係なく、スタイラス3とタッチパネル6aとが非接触状態となったときにS6にてNoに進むようにしてもよい。
S6にてYesに進む場合、スタイラス3に固有情報とデータ特定情報とを書き込む処理が行われる(S7)。S7の処理は、「書き込みステップ」の一例に相当するものである。この「書き込みステップ」は、上述したようにS4において「スタイラスを用いたコピー」がタッチパネル6aにて選択された場合に実行されるものであり、S2(検出ステップ)にて検出されたスタイラス3のRFIDタグ3bに対し、リーダライタとして機能するCPU5、RFID制御部20、アンテナ40、メモリ9により、携帯端末装置1の固有情報及び携帯端末装置1に記憶されるコピー対象データを特定するデータ特定情報が書き込まれるようになっている。
本実施形態では、コピー対象データのファイル名情報と、コピー対象データにアクセスするためのパス情報とによってデータ特定情報が構成されており、例えばコピー対象データのファイル名が「AAA」であり、この「AAA」が存在するフォルダ「ddd」のパスが「\\bbb\ccc\ddd」である場合には、これら「AAA」及び「\\bbb\ccc\ddd」がRFIDタグ3dに書き込まれる。
また、携帯端末装置1の固有情報としては、例えば端末本体2をFTPサーバとして使用する場合の当該FTPサーバを特定しログインするための情報(IPアドレス、ログインユーザ名、パスワード等)が含まれており、他の携帯端末装置100が当該固有情報を取得したときにFTPサーバを特定しログインできるようになっている。また、本実施形態では、固有情報として、アクセスポイントのSSID(Service Set Identifier)や認証方式なども書き込まれるようになっている。
なお、本実施形態では、CPU5が「表示制御手段」の一例に相当し、S4で説明したように、スタイラスを用いたコピーを行うか否かを選択させるコピー先選択メニュー53(選択情報)をタッチパネル付き表示器6(表示器)に表示させるように機能している。また、S3、S4で説明したように、CPU5は、スタイラス3が検出された場合にのみコピー先選択メニュー53(選択情報)をタッチパネル付き表示器6(表示器)に表示させるように機能している。
また、CPU5は、「接触検出手段」の一例に相当し、S6で説明したように、スタイラス3がタッチパネル6aに接触しているか否かを検出するように機能する。また、リーダライタとして機能するCPU5、RFID制御部20、アンテナ40、メモリ9は、スタイラス3がタッチパネル6aに接触している間のみ当該スタイラス3のRFIDタグ3bに対して書き込み動作を行っている。
S7の処理後には書き込みが正常に行われたか否かの判断処理が行われ(S8)、正常に固有情報やデータ特定情報が正常に書き込まれた場合(S8:Yes)、正常終了ダイアログの表示処理(例えば、「Success!」といった表示)が行われる(S9)。一方、正常に書き込まれなかった場合(S8:No)、エラーダイアログの表示処理が行われる(S10)。
次に、他の携帯端末装置100で行われるファイル取得処理について説明する。なお、他の携帯端末装置100のハードウェア構成は端末本体2と同一であり、図2、図3と同様の構成をなしている。従って、他の携帯端末装置100のハードウェア構成についての詳細な説明は省略し、必要に応じて適宜図2、図3を参照することとする。
他の携帯端末装置100で行われるファイル取得処理は、電源投入或いは端末本体2に対して所定操作が行われたときにCPU5により実行される処理であり、当該処理が開始されると、まず、ファイル貼り付けを指示する操作を待つ待機処理が行われる(S101)。なお、携帯端末装置100もOSとしてWindows(登録商標)CEが搭載されており、図8のように、ファイル管理プログラム(ファイルエクスプローラ)の初期画面において「Edit」コマンド110が選択されたときに、サブメニュー(コマンド選択メニュー111)が表示されるようになっており、このコマンド選択メニュー111内の特定コマンド(「Paste」コマンド111a)が選択された場合にファイル貼り付けを指示する操作があったと判断している。従って、この場合にはS101にてYesに進み、S102以降の処理が行われる。なお、ファイルコピー指示する操作はこれに限られず、例えば、図8のような初期画面においてタッチパネル106aをスタイラス3によって長押しする操作であってもよく、この場合にもS102以降の処理が行われる。
コマンド選択メニュー111において「Paste」コマンド111aが選択されたとき、或いは初期画面においてスタイラス3によって長押しされたときには、スタイラス3を検出する処理が行われる(S102)。S102の処理では、他の携帯端末装置100内のCPU、RFID制御部、アンテナ、メモリ(これらの構成は、携帯端末装置1内のCPU5、RFID制御部20、アンテナ40、メモリ9と同様(図2、図3参照))がリーダライタとして機能し、RFIDタグ3bを備えたスタイラス3が端末本体2付近に存在するか否かの検出がなされる。S102の処理においてスタイラス3が検出されたときには(S103:Yes)、貼り付け元選択メニュー112の表示が行われる(S104)。S104の処理では、図8のようにスタイラスを含んだ複数の貼り付け元が表示され、ユーザはスタイラス3によっていずれかの貼り付け元を選択できるようになっている。
一方、S102の処理においてスタイラス3が検出されない場合には(S103:No)、通常のファイル貼り付け処理(クリップボードにファイルを貼り付ける処理)が行われる(S117)。
S104の処理の後には、どの貼り付け元が選択されたかを判断する処理が行われる(S105)。S104のメニュー表示においてスタイラス以外が選択された場合(図8の例では、クリップボードコマンドが選択された場合)にはS105からS117に進み、上述した通常のファイル貼り付け処理が行われる(S117)。一方、S104のメニュー表示においてスタイラスコマンド112aが選択された場合にはS105からS106に進む。
S106では、スタイラス3がタッチパネル106aに触れているか否かを判断する処理が行われる。スタイラスコマンド112a選択後において依然としてスタイラス3がタッチパネル106aに触れている場合にはS106にてYesに進み、スタイラス3がタッチパネル106aに触れていない場合にはS106にてNoに進む。S106にてNoに進む場合には、リセット状態となりS101に戻る。なお、S106の判断処理は、スタイラス3が一定時間以上タッチパネル106aから離れた場合にS106にてNoに進むようにしてもよく、スタイラス3が一定時間以上タッチパネル106aに接触している場合にS106にてYesに進む(即ち、スタイラス3が一定時間経過前にタッチパネル106aから離れた場合にNoに進む)ようにしてもよい。或いは、時間に関係なく、スタイラス3とタッチパネル106aとが非接触状態となったときにS106にてNoに進むようにしてもよい。
S106にてYesに進む場合、スタイラス3から固有情報(コピー元の携帯端末に関する情報)とデータ特定情報(コピーするファイルに関する情報)とを読み出す処理が行われる(S107)。S107の処理は「読取ステップ」の一例に相当するものであり、上述した「書込ステップ」によりスタイラス3のRFIDタグ3bに記憶された携帯端末装置1の固有情報及びデータ特定情報を、コピー先となる他の携帯端末装置100のリーダライタ(他の携帯端末装置100内のCPU、RFID制御部、アンテナ、メモリ:図示略)によって読み取るステップとされている。
その後、RFIDタグ3bから固有情報及びデータ特定情報が正常に読み出されたか否かの判断処理が行われ(S108)、正常に読み出されていない場合には(S108:No)、エラーダイアログ表示処理が行われる(S116)。
一方、RFIDタグ3bから固有情報及びデータ特定情報が正常に読み出された場合には(S108:Yes)、無線LANに接続する処理が行われ(S109)、当該無線LANに接続されている端末本体2をFTPサーバとしてログインする処理が行われる(S110)。上述したように、S107の処理によってFTPサーバのIPアドレス、ログインユーザ名、パスワード等が取得されているため、他の携帯端末装置100はこれらの情報に基づいてFTPサーバ(端末本体2)にログインする。
S110のログイン処理後にはファイル取得処理が行われる。この処理では、S107で取得したデータ特定情報を端末本体2に送信し、当該データ特定情報によって特定されるファイルを要求する。
なお、S109〜S111の一連の処理が「要求ステップ」の一例に相当し、上述の「読取ステップ」にて取得された携帯端末装置1の固有情報に基づき、他の携帯端末装置100において無線通信相手となる携帯端末装置1を特定すると共に、他の携帯端末装置100から携帯端末装置1に対し、当該他の携帯端末装置100が取得したデータ特定情報にて特定されるコピー対象データの送信を要求するステップとされている。
端末本体2側では、他の携帯端末装置100からのデータ特定情報を伴うファイル要求に応じ、当該データ特定情報によって特定されるファイル(コピー対象データ)を検索し、かつ当該ファイルを他の携帯端末装置100に対して出力する。なお、データ特定情報を伴うファイル要求に応じて行われるこれら一連の処理が「データ出力ステップ」の一例に相当する。
なお、端末本体2のCPU5は、「データ出力制御手段」の一例に相当し、当該端末本体2の固有情報及びデータ特定情報を取得した他の携帯端末装置100からのコピー要求を、無線LAN制御部8(無線通信手段)を介して取得すると共に、コピー要求と対応付けて他の携帯端末装置100から送られるデータ特定情報に基づき、当該データ特定情報に対応するファイル(コピー対象データ)を検索し、かつ当該ファイルを他の携帯端末装置100に対して出力するように機能する。
また、S111の処理は、「記憶ステップ」の一例に相当するものであり、上述の「データ出力ステップ」にて出力されたファイル(コピー対象データ)を、他の携帯端末装置100のメモリ(図示略)に記憶するステップとされている。
S111の処理後にはFTPサーバ(端末本体2)からログアウトする処理が行われ(S112)、無線LANとの接続が切断される(S113)。更に、端末本体2からファイル(コピー対象データ)が正常にコピーできたか否かの判断処理が行われ(S114)、正常にコピーできた場合には(S114:Yes)、正常終了ダイアログの表示処理(例えば、「Success!」といった表示)が行われる(S115)。一方、正常にコピーできなかった場合には(S114:No)、エラーダイアログの表示処理が行われる(S116)。
本実施形態の構成によれば、端末本体2がスタイラス3を迅速に検出でき、当該スタイラス3内に必要なデータを良好に記録できるようになる。更に、スタイラス3のRFIDタグ3b(無線タグ)内には、コピー先の他の携帯端末装置100に与えるべき情報として、端末本体2の「固有情報」及び「データ特定情報」が記憶されるため、他の携帯端末装置100は、スタイラス3を介してこれら情報(端末本体2の固有情報及びデータ特定情報)を取得できるようになる。即ち、複雑な入力操作を数多く行わずとも他の携帯端末装置100においてコピー元の端末本体2及び当該端末本体2に記憶されるコピー対象データを特定できるようになり、ひいては、端末本体2内の特定データ(データ特定情報によって特定されるコピー対象データ)を他の携帯端末装置100へ迅速且つ手軽にコピーできるようになる。
また、コピー要求と対応付けて他の携帯端末装置100から送られる「データ特定情報」に基づき、当該「データ特定情報」に対応するコピー対象データを検索し、かつコピー対象データを他の携帯端末装置100に対して出力している。このようにすると、他の携帯端末装置100からの要求に応じてコピー対象データを的確に特定し、当該コピー対象データを他の携帯端末装置100に対して良好にコピーできる。また、スタイラス3には、「固有情報」と「データ特定情報」とが記憶され、コピー対象データについてはスタイラス3に記憶せずに無線LAN制御部8(無線通信手段)によって他の携帯端末装置100に直接送信しているため、コピー対象データのデータ量が大きい場合、或いはスタイラス3のRFIDタグ3bの容量が小さい場合であってもコピー対象データを他の携帯端末装置100に良好にコピーできる。
また、「選択情報」(スタイラス3を用いたコピーを行うか否かを選択させる情報)を表示器6に表示する構成をなしており、このようにすれば、使用者がスタイラスを用いたコピーを行うか否かを自由に選択できる。また、「スタイラスを用いたコピー」がRFIDタグ3bを備えたスタイラス3によりタッチパネル6aにて選択された場合に、端末本体2の「固有情報」及び「データ特定情報」を、当該スタイラス3のRFIDタグ3bに対して記憶している。このようにすると、「スタイラスを用いたコピー」が選択された場合に、タッチパネル6a付近にあるスタイラス3に対して「固有情報」及び「データ特定情報」を迅速且つ良好に記憶できるようになる。
また、「スタイラス検出手段」によってRFIDタグ3bを備えたスタイラス3が検出された場合にのみ「選択情報」を表示器6に表示するように構成されている。このようにすると、スタイラス3が検出されない場合(即ち、スタイラス3を用いたコピーを行うことができない場合)に、「スタイラスを用いたコピー」が選択不能となるため、完遂不能な処理の一部が実行されるといった無駄を効果的に防止できる。
また、「データ特定情報」においてコピー対象データのファイル名情報とコピー対象データにアクセスするためのパス情報とが含まれているため、他の携帯端末装置100から「データ特定情報」を受け取ったときに、パス情報とファイル名情報とに基づいてコピー対象データを迅速かつ正確に特定できる。
また、端末本体2において、スタイラス3がタッチパネル6aに接触しているか否かを検出する「接触検出手段」が設けられており、スタイラス3がタッチパネル6aに接触している間のみ当該スタイラス3のRFIDタグ3bに対して書き込み動作を行うように構成されている。このようにすると、スタイラス3が接触しているときに書き込み動作を安定的に行うことができる。
[他の実施形態]
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
上記実施形態では、スタイラス3がタッチパネル6aに接触している間のみ当該スタイラス3のRFIDタグ3bに対して書き込み動作を行っていたが、このようにせず、RFIDタグ3bが書き込み可能な位置にあるときにスタイラス3の接触状態に関係なく書き込み動作を行うようにしてもよい。
上記実施形態では、固有情報としてFTPシステムで用いるIPアドレス等をRFIDタグ3bに書き込む構成を例示したが、無線通信対象となる端末本体2を特定しアクセスしうる情報であればこれら以外の情報であってもよい。
上記実施形態では、ファイル名情報とパス情報とを有するデータ特定情報を例示したが、データ特定情報の構成はこれに限られず、携帯端末装置1にてデータを特定しうる情報であればよい。例えば、コピー対象データのファイル名情報のみであってもよく、この場合、他の携帯端末装置100からファイル名が指定されることに応じて携帯端末装置1にてファイル検索を行うようにすれば、コピー対象データを特定できる。
図1は、第1実施形態に係る携帯端末装置を概略的に例示する外観図である。 図2は、図1の携帯端末装置の電気的構成を概略的に例示するブロック図である。 図3は、図2におけるRFID制御部等を概略的に例示するブロック図である。 図4は、図1の携帯端末装置から他の携帯端末装置にファイルをコピーする様子を説明する説明図である。 図5は、図1の携帯端末装置で行われる書き込み処理を例示するフローチャートである。 図6は、他の携帯端末装置で行われるファイル取得処理を例示するフローチャートである。 図7は、図5の書き込み処理が行われているときの表示画面を例示する説明図である。 図8は、図6のファイル取得処理が行われているときの表示画面を例示する説明図である。
符号の説明
1…携帯端末装置
2…端末本体
3…スタイラス
3b…RFIDタグ(無線タグ)
5…CPU(スタイラス検出手段、リーダライタ、データ出力制御手段、接触検出手段)
6…表示器
6a…タッチパネル
8…無線LAN制御部(無線通信手段)
9…メモリ(スタイラス検出手段、リーダライタ)
20…RFID制御部(スタイラス検出手段、リーダライタ)
40…アンテナ(スタイラス検出手段、リーダライタ)
100…他の携帯端末装置

Claims (7)

  1. タッチパネルを有する表示器と、無線タグに対する読み取り及び書き込みを行うリーダライタと、他の携帯端末装置と無線通信を行う無線通信手段と、を備えた端末本体と、
    前記タッチパネルを操作するスタイラスと、
    を備えた携帯端末装置であって、
    前記スタイラスには、無線タグが設けられており、
    前記端末本体は、
    前記無線タグを備えた前記スタイラスを検出するスタイラス検出手段を備えると共に、
    前記スタイラス検出手段によって検出された前記スタイラスの前記無線タグに対し、前記リーダライタにより、コピー元となる当該端末本体の固有情報と、当該端末本体に記憶されるコピー対象データを特定するデータ特定情報と、を書き込む構成をなしており、
    前記スタイラスの前記無線タグ内に、コピー先の前記他の携帯端末装置に与えるべき前記端末本体の前記固有情報及び前記データ特定情報が記憶されることを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記端末本体は、
    当該端末本体の前記固有情報及び前記データ特定情報を取得した前記他の携帯端末装置からのコピー要求を、前記無線通信手段を介して取得すると共に、前記コピー要求と対応付けて前記他の携帯端末装置から送られる前記データ特定情報に基づき、当該データ特定情報に対応する前記コピー対象データを検索し、かつ前記コピー対象データを前記他の携帯端末装置に対して出力するデータ出力制御手段を有することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  3. 前記スタイラスを用いたコピーを行うか否かを選択させる選択情報を前記表示器に表示させる表示制御手段を備え、
    前記リーダライタは、前記表示器における前記選択情報の表示に応じ、前記スタイラスを用いたコピーを行うことが前記無線タグを備えた前記スタイラスにより前記タッチパネルにて選択された場合に、前記端末本体の前記固有情報及び前記データ特定情報を、当該スタイラスの前記無線タグに対して記憶することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の携帯端末装置。
  4. 前記表示制御手段は、前記スタイラス検出手段によって前記無線タグを備えた前記スタイラスが検出された場合にのみ前記選択情報を前記表示器に表示させることを特徴とする請求項3に記載の携帯端末装置。
  5. 前記データ特定情報は、前記コピー対象データのファイル名情報と、前記コピー対象データにアクセスするためのパス情報と、を少なくとも含むことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の携帯端末装置。
  6. 前記スタイラスが前記タッチパネルに接触しているか否かを検出する接触検出手段を有し
    前記リーダライタは、前記スタイラスが前記タッチパネルに接触している間のみ当該スタイラスの前記無線タグに対して書き込み動作を行うことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の携帯端末装置。
  7. タッチパネルを有する表示器と、無線タグに対する読み取り及び書き込みを行うリーダライタと、無線通信手段と、を備えた複数の携帯端末装置と、前記タッチパネルを操作するスタイラスとを用いて、いずれか一の携帯端末装置から他の携帯端末装置にデータをコピーするデータコピー方法であって、
    前記スタイラスには、無線タグが設けられており、
    コピー元となる前記一の携帯端末装置において前記無線タグを備えた前記スタイラスを検出する検出ステップと、
    前記検出ステップによって検出された前記スタイラスの前記無線タグに対し、コピー元となる前記一の携帯端末装置の前記リーダライタにより、当該一の携帯端末装置の固有情報と、当該一の携帯端末装置に記憶されるコピー対象データを特定するデータ特定情報と、を書き込む書込ステップと、
    前記書込ステップにより前記スタイラスの前記無線タグに記憶された前記一の携帯端末装置の前記固有情報及び前記データ特定情報を、コピー先となる前記他の携帯端末装置の前記リーダライタによって読み取る読取ステップと、
    前記読取ステップにて取得された前記一の携帯端末装置の前記固有情報に基づき、前記他の携帯端末装置において無線通信相手となる前記一の携帯端末装置を特定すると共に、前記他の携帯端末装置から前記一の携帯端末装置に対し、当該他の携帯端末装置が取得した前記データ特定情報にて特定される前記コピー対象データの送信を要求する要求ステップと、
    前記要求ステップによる要求に応じ、前記一の携帯端末装置において前記データ特定情報に対応する前記コピー対象データを検索し、かつ当該コピー対象データを前記他の携帯端末装置に対して出力するデータ出力ステップと、
    前記データ出力ステップにて出力された前記コピー対象データを、前記他の携帯端末装置において記憶する記憶ステップと、
    を有することを特徴とするデータコピー方法。
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