JP2008116749A - 情報処理装置および情報処理方法、プログラム、および、プログラム格納媒体 - Google Patents

情報処理装置および情報処理方法、プログラム、および、プログラム格納媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】ビットマップデータに縁取りなどの効果を付与する。
【解決手段】ステップS41で取得されたビットマップデータに未処理の図形画素があると判断された場合、ステップS42で注目画素として抽出される。ステップS43で、その上下左右全てに隣接する図形画素があると判断された場合、外郭画素ではないので、処理はステップS41に戻り、ないと判断された場合、ステップS44で注目画素が外郭画素として抽出され、その中央を中心として所定半径の円を描画したときに円に含まれる画素が抽出される。ステップS45で抽出された画素に所定の画素値が付与され(塗りつぶされ)、処理はステップS41に戻る。ステップS41で未処理の図形画素がないと判断された場合、ステップS46で、塗りつぶしにより生成されたビットマップ画像と、基となるビットマップ画像とが合成される。本発明は、再生装置やパーソナルコンピュータに適用できる。
【選択図】図13

Description

本発明は、情報処理装置および情報処理方法、プログラム、および、プログラム格納媒体に関し、特に、ビットマップデータを扱う場合に用いて好適な、情報処理装置および情報処理方法、プログラム、および、プログラム格納媒体に関する。
ビットマップフォントをはじめとするビットマップ画像を、他の画像、または、動画像を構成するフレーム画像に重畳させる場合、ビットマップ画像を構成する画素の色と、その背景となる部分の色とが近いと、ビットマップ画像が見難くなってしまう。
例えば、文章中で読みにくい文字に白抜きの縁取りを付して文字を読みやすくするために、予め縁取りを持つ文字パターンを準備することなく、普通の文字パターンを、左、右、上、下に全体として1ドットずつずらして、それらの論理和のドットの色を反転し、最初の文字パターンを重ねることにより、縁取りを持つ文字パターンを生成する技術がある。
特開平4-118694号公報
類似した技術としては、例えば、文字パターンを構成するドットの回りに1ドットずつ縁取りドットを追加する技術や、文字パターンを拡大して、拡大したものを縁取りパターンとし、その上に元の文字パターンを重ねる技術などがある。
また、文字部ドットと背景部ドットとを有するビットマップフォントの文字部の周囲に縁取り部ドットを指定するために、注目画素の上下左右の4画素を縁取り部ドットとするか、上下左右に加えて、斜め4画素を加えた周辺8画素を縁取り部ドットとするか、または、それらを組み合わせて複数ドットの縁取り幅の縁取り部ドットを形成する技術がある。
特開平10-228268号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載の技術では、文字のコーナー部分の縁取りが荒くなってしまう。同様に、文字パターンを構成するドットの回りに1ドットずつ縁取りドットを追加した場合においても、縁取り幅を広く取ると、元の文字の曲線部分やコーナー部分の縁取りが荒くなってしまう。
また、ビットマップを用いて、文字パターンを拡大して、拡大したものを縁取りパターンとし、その上に元の文字パターンを重ねるようにした場合、もともとの文字パターンがビットマップであるため、それを拡大することにより、アウトラインが更に不鮮明になってしまい、きれいに縁取りを行うことができない部分が発生しやすい。
また、元の文字の部分に対して、注目画素の上下左右の4画素を縁取りとしたり、上下左右に加えて斜め4画素を加えた周辺8画素を縁取りとした場合、周辺4画素を縁取りとするか周辺8画素を縁取りとするか、または、文字内の位置(例えば、コーナー部分であるか曲線部分であるか)によって、縁取りが自然になる部分と不自然になる部分が発生してしまう可能性がある。例えば、周辺4画素を縁取りとした場合、角がなくなりすぎてしまう可能性があるが、周辺8画素を縁取りとした場合、縁取り部分の角が強調されすぎてしまったり、斜め線部分に対する縁取り幅が太くなってしまう可能性がある。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、複雑な処理を行うことなく、ビットマップデータの外周に対して、自然な効果を付与することができるようにするものである。
本発明の一側面の情報処理装置は、画像を処理する機能を含む情報処理装置であって、ビットマップデータを取得するビットマップデータ取得手段と、前記ビットマップデータ取得手段により取得された前記ビットマップデータのうち、文字や画像などを構成する画素である図形画素の中央から所定半径の円を描いた場合の前記円の外周に基づいて画素を抽出して抽出画素とする画素抽出手段と、前記画素抽出手段により抽出された前記抽出画素に、所定の画素値を付与する画素値付与手段と、前記画素値付与手段により前記画素値が付与された前記抽出画素と、前記ビットマップデータ取得手段により取得された前記ビットマップデータとを合成して効果付与されたビットマップデータを得る第1の合成手段とを備える。
前記図形画素のうち、主走査方向に対して上下左右の4方向のうちの少なくともいずれか1つが前記図形画素ではない画素である外郭画素を抽出する外郭画素抽出手段を更に備えさせるようにすることができ、前記画素抽出手段には、前記図形画素のうち、前記外郭画素抽出手段により抽出された前記外郭画素の中央から所定半径の円を描いた場合の前記円の外周に基づいて画素を抽出させて前記抽出画素とさせるようにすることができる。
前記第1の合成手段により合成されて得られた前記効果付与されたビットマップデータと、他の画像データとを合成する第2の合成手段を更に備えさせるようにすることができる。
前記ビットマップデータを生成するために必要な情報を取得し、前記ビットマップデータを生成するビットマップデータ生成手段を更に備えさせるようにすることができ、前記ビットマップデータ取得手段には、前記ビットマップデータ生成手段により生成された前記ビットマップデータを取得させるようにすることができる。
前記ビットマップデータは、ビットマップフォントデータであるものとすることができ、前記ビットマップデータを生成するために必要な情報は、テキストデータおよびフォントデータであるものとすることができる。
前記画素抽出手段は、基本単位長を半径とする円の座標のうちの少なくとも一部の情報を含むテーブル情報を保持する保持手段を含むものとすることができ、前記保持手段により保持されている前記テーブル情報に基づいて、前記図形画素の中央から所定半径の前記円を描いた場合の前記円の外周に基づいて画素を抽出させるようにすることができる。
前記画素抽出手段には、前記図形画素の中央から所定半径の前記円を描いた場合に前記円の中にその全体が含まれる画素を抽出させて前記抽出画素とさせるようにすることができる。
前記画素抽出手段には、前記図形画素の中央から所定半径の前記円を描いた場合に前記円の中にそのうちの少なくとも一部が含まれる画素を抽出させて前記抽出画素とさせるようにすることができる。
前記画素抽出手段には、前記図形画素の中央から所定半径の前記円を描いた場合に前記円の中にそのうちの所定割合以上の部分が含まれる画素を抽出させて前記抽出画素とさせるようにすることができる。
本発明の一側面の情報処理方法は、画像を処理する機能を含む情報処理装置の情報処理方法であって、ビットマップデータを取得し、前記ビットマップデータのうち、文字や画像などを構成する画素である図形画素を抽出し、前記図形画素の中央から所定半径の円を描いた場合の前記円の外周に基づいて画素を抽出して抽出画素とし、抽出された前記抽出画素に、所定の画素値を付与し、前記画素値が付与された前記抽出画素と、前記ビットマップデータとを合成するステップを含む。
本発明の一側面のプログラムは、画像の処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、ビットマップデータの取得を制御し、前記ビットマップデータのうち、文字や画像などを構成する画素である図形画素を抽出し、前記図形画素の中央から所定半径の円を描いた場合の前記円の外周に基づいて画素を抽出して抽出画素とし、抽出された前記抽出画素に、所定の画素値を付与し、前記画素値が付与された前記抽出画素と、前記ビットマップデータとの合成を制御するステップを含む処理をコンピュータに実行させる。
本発明の一側面においては、ビットマップデータが取得され、ビットマップデータのうち、文字や画像などを構成する画素である図形画素が抽出され、図形画素の中央から所定半径の円を描いた場合の円の外周に基づいて画素が抽出されて抽出画素とされ、抽出された抽出画素に、所定の画素値が付与され、画素値が付与された抽出画素と、ビットマップデータとが合成される。
ネットワークとは、少なくとも2つの装置が接続され、ある装置から、他の装置に対して、情報の伝達をできるようにした仕組みをいう。ネットワークを介して通信する装置は、独立した装置どうしであっても良いし、1つの装置を構成している内部ブロックどうしであっても良い。
また、通信とは、無線通信および有線通信は勿論、無線通信と有線通信とが混在した通信、即ち、ある区間では無線通信が行われ、他の区間では有線通信が行われるようなものであっても良い。さらに、ある装置から他の装置への通信が有線通信で行われ、他の装置からある装置への通信が無線通信で行われるようなものであっても良い。
再生装置は、独立した装置であっても良いし、記録再生装置や情報処理装置の再生処理を行うブロックであっても良い。
以上のように、本発明の一側面によれば、ビットマップデータに効果を付与することができ、特に、複雑な処理を実行することなく、曲線部やコーナーなどにおいても自然な縁取りなどの効果を、ビットマップデータに施すことができる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、本発明の構成要件と、明細書または図面に記載の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、本発明をサポートする実施の形態が、明細書または図面に記載されていることを確認するためのものである。従って、明細書または図面中には記載されているが、本発明の構成要件に対応する実施の形態として、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が構成要件に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件以外の構成要件には対応しないものであることを意味するものでもない。
本発明の一側面の情報処理装置は、画像を処理する機能を含む情報処理装置(例えば、図1の再生装置11、または、図14のパーソナルコンピュータ301)であって、ビットマップデータを取得するビットマップデータ取得手段(例えば、図2のビットマップ画像取得部61)と、前記ビットマップデータ取得手段により取得された前記ビットマップデータのうち、文字や画像などを構成する画素である図形画素の中央から所定半径の円を描いた場合の前記円の外周に基づいて画素を抽出して抽出画素とする画素抽出手段(例えば、図2の効果付与画素抽出部63)と、前記画素抽出手段により抽出された前記抽出画素に、所定の画素値を付与する画素値付与手段(例えば、図2の画素値付与部64)と、前記画素値付与手段により前記画素値が付与された前記抽出画素と、前記ビットマップデータ取得手段により取得された前記ビットマップデータとを合成して効果付与されたビットマップデータを得る第1の合成手段(例えば、図2の合成部65)とを備える。
前記図形画素のうち、主走査方向に対して上下左右の4方向のうちの少なくともいずれか1つが前記図形画素ではない画素である外郭画素を抽出する外郭画素抽出手段(例えば、図2の外郭画素抽出部62)を更に備えることができ、前記画素抽出手段は、前記図形画素のうち、前記外郭画素抽出手段により抽出された前記外郭画素の中央から所定半径の円を描いた場合の前記円の外周に基づいて画素を抽出して前記抽出画素とすることができる。
前記第1の合成手段により合成されて得られた前記効果付与されたビットマップデータと、他の画像データとを合成する第2の合成手段(例えば、図1または図15のOSD39)を更に備えることができる。
前記ビットマップデータを生成するために必要な情報を取得し、前記ビットマップデータを生成するビットマップデータ生成手段(例えば、図1または図15のビットマップデータ生成部36)を更に備えることができ、前記ビットマップデータ取得手段は、前記ビットマップデータ生成手段により生成された前記ビットマップデータを取得することができる。
前記画素抽出手段は、基本単位長を半径とする円の座標のうちの少なくとも一部の情報を含むテーブル情報(例えば、図5を用いて説明したテーブル111)を保持する保持手段(例えば、図4のテーブル保持部103)を含むことができ、前記保持手段により保持されている前記テーブル情報に基づいて、前記図形画素の中央から所定半径の前記円を描いた場合の前記円の外周に基づいて画素を抽出することができる。
本発明の一側面の情報処理方法は、画像を処理する機能を含む情報処理装置(例えば、図1の再生装置11、または、図14のパーソナルコンピュータ301)の情報処理方法であって、ビットマップデータを取得し、前記ビットマップデータのうち、文字や画像などを構成する画素である図形画素を抽出し(例えば、図13のステップS42の処理)、前記図形画素の中央から所定半径の円を描いた場合の前記円の外周に基づいて画素を抽出して抽出画素とし(例えば、図13のステップS44の処理)、抽出された前記抽出画素に、所定の画素値を付与し(例えば、図13のステップS45の処理)、前記画素値が付与された前記抽出画素と、前記ビットマップデータとを合成する(例えば、図13のステップS46の処理)ステップを含む。
本発明の一側面のプログラムは、画像の処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、ビットマップデータの取得を制御し、前記ビットマップデータのうち、文字や画像などを構成する画素である図形画素を抽出し(例えば、図13のステップS42の処理)、前記図形画素の中央から所定半径の円を描いた場合の前記円の外周に基づいて画素を抽出して抽出画素とし(例えば、図13のステップS44の処理)、抽出された前記抽出画素に、所定の画素値を付与し(例えば、図13のステップS45の処理)、前記画素値が付与された前記抽出画素と、前記ビットマップデータとの合成を制御する(例えば、図13のステップS46の処理)ステップを含む処理をコンピュータに実行させる。
以下、図を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
ビットマップフォントをはじめとするビットマップ画像を他の画像、または、動画像を構成するフレーム画像に重畳させる場合、ビットマップ画像を構成する画素の色と、その背景となる部分の色とが近い場合、ビットマップ画像が見難くなってしまう。
このような状況は、ビットマップ画像が文字であるか、アイコンやマークなどであるか、または、他の画像であるかにかかわらず、また、ビットマップ画像が重ねられる画像データが動画像であるか静止画であるかにかかわらず、発生してしまう。
特に、オーディオデータとビデオデータにより構成されるコンテンツデータに対して、例えば、字幕などをビットマップとして重畳させる場合には、シーン毎にさまざまな背景色となってしまうため、ビットマップ画像が見難くなってしまうという状況が顕著に発生してしまう可能性がある。
そこで、本発明を適用した装置の一例として、オーディオデータとビデオデータにより構成されるコンテンツデータに対して、例えば、字幕などをビットマップとして重畳させることが可能な再生装置11について説明する。
図1は、再生装置11の構成を示すブロック図である。
再生装置11は、操作入力取得部31、ディスクドライブ32、HDD(hard disk drive)33、読み取り制御部34、デコーダ35、ビットマップデータ生成部36、効果付き画像生成処理部37、バッファ38、OSD(on screen display)39、および、出力制御部40で構成される。
操作入力取得部31は、例えば、ユーザが操作入力を行うための、キーボタン、タッチパッド、マウス、または、図示しないリモートコマンダからの信号を受信する受信部などを含んで構成されており、ユーザの操作入力を受け、読み取り制御部34に供給するとともに、必要に応じて、効果付き画像生成処理部37に供給する。
ディスクドライブ32は、例えば、光ディスク、光磁気ディスク、磁気ディスク、半導体メモリなどの記録媒体12が装着されたとき、記録媒体12を駆動して、記録されている情報を読み込み、読み取り制御部34に供給する。
ここでは、記録媒体12には、オーディオデータとビデオデータを含んで構成されるコンテンツデータが記録されているものとする。そして、記録媒体12には、更に、コンテンツデータの字幕データが記録されている。字幕データは、ビットマップデータとして記録されていても良いし、テキストデータおよびフォントデータが記録されていてもよい。記録媒体12には、更に、字幕データの付加データとして、必要に応じて、字幕データの表示位置を示す情報や、字幕の縁取り、影付け、中抜きなどの画像効果の種類、または、縁取り幅などのパラメータを指定する情報などが記録されている。
コンテンツデータに含まれる字幕データが、テキストデータとフォントデータにより構成され、テキストデータに対応する字幕画像データが、フォントデータに基づいてラスタライズされる技術については、例えば、特開2006−295531号公報などに開示されている。
また、コンテンツデータには、字幕データ以外にも、ビデオと重畳されて表示されるビットマップ画像に対応するデータが含まれていてもよい。
HDD33は、オーディオデータとビデオデータを含んで構成されるコンテンツデータを、内蔵されているハードディスクに記録する。ハードディスクには、更に、コンテンツデータの字幕データが記録されている。字幕データは、ビットマップデータとして記録されていても良いし、テキストデータおよびフォントデータが記録されていてもよい。ハードディスクには、更に、字幕データの付加データとして、必要に応じて、字幕データの表示位置を示す情報や、字幕のビットマップフォントをはじめとするビットマップデータの縁取り、影付け、中抜きなどの画像効果の種類、または、縁取り幅などのパラメータを指定する情報などが記録されている。また、ハードディスクに記録されているコンテンツデータには、字幕データ以外にも、ビデオと重畳されて表示されるビットマップ画像に対応するデータが含まれていてもよい。
読み取り制御部34は、ディスクドライブ32、または、HDD33から、コンテンツデータおよびコンテンツデータを再生するために必要な情報を読み取り、オーディオデータおよびビデオデータ、並びに、それらを再生するために必要な情報をデコーダ35に供給するとともに、ビデオデータと重畳されて表示される、字幕などのビットマップデータを再生するために必要な情報を、ビットマップデータ生成部36に供給する。
デコーダ35は、読み取り制御部34から供給されたオーディオデータおよびビデオデータ、並びに、それらを再生するために必要な情報を基に、オーディオデータおよびビデオデータをデコードし、デコードされたビデオデータはOSD39に、デコードされたオーディオデータは出力制御部40に、それぞれ供給する。
ビットマップデータ生成部36は、読み取り制御部34から供給された字幕などのビットマップデータを再生するために必要な情報を基に、ビットマップデータを生成する。コンテンツデータとともに記録されていたのがビットマップデータである場合、ビットマップデータ生成部36は、そのビットマップデータを効果付き画像生成処理部37に供給し、コンテンツデータとともに記録されていたのがテキストデータおよびフォントデータである場合、例えば、特開2006−295531号公報などに開示されている技術を用いることなどにより、字幕フォントデータをラスタライズし、ビットマップデータに変換する処理を実行し、効果付き画像生成処理部37に供給する。
また、ビットマップデータ生成部36は、字幕データの表示位置を示す情報や、字幕のビットマップフォントをはじめとするビットマップデータの縁取り、影付け、中抜きなどの画像効果の種類、または、縁取り幅などのパラメータを指定する情報などの供給を受けた場合、これらの情報も、効果付き画像生成処理部37に供給する。
効果付き画像生成処理部37は、ビットマップデータ生成部36から、ビットマップデータの供給を受け、字幕のビットマップフォントをはじめとするビットマップデータの縁取り、影付け、中抜きなどの画像効果の種類、または、縁取り幅などのパラメータを指定する情報などを基に、供給されたビットマップデータに、所定の効果、すなわち、ビットマップデータ(主に外周部分)に対して付与される文字飾り等のエフェクトを付与し、バッファ38に供給する。また、効果付き画像生成処理部37は、操作入力取得部31から縁取り幅などのパラメータの入力を受け、これを基に処理を実行するようにしても良い。効果付き画像生成処理部37が有する機能については、後述する。
バッファ38は、効果付き画像生成処理部37から供給された、所定の効果が付与されたビットマップデータを一時保持し、ビデオデータの表示タイミングに同期させて、OSD39に供給する。
OSD39は、デコーダ35から供給されたビデオデータの所定のフレームの画像データに、バッファ38から供給された所定の効果が付与されたビットマップデータを重畳し、出力制御部40に供給する。
出力制御部40は、デコーダ35から供給された音声データを外部のスピーカなどに供給して音声出力させるとともに、OSD39から供給された、所定の効果が付与されたビットマップデータが重畳されたビデオデータを、図示しない表示装置などに出力して、対応する映像を表示させる。
図2を参照して、効果付き画像生成処理部37の処理について説明する。
図2の構成は、効果付き画像生成処理部37の内部の更に詳細なハードウェアのブロック構成であっても良いし、効果付き画像生成処理部37が有する機能を示す機能ブロックであっても良い。
すなわち、効果付き画像生成処理部37は、ビットマップ画像取得部61、外郭画素抽出部62、効果付与画素抽出部63、画素値付与部64、および、合成部65の機能を有している。
ビットマップ画像取得部61は、ビットマップデータ生成部36から、ビットマップデータの供給を受け、ビットマップデータを、外郭画素抽出部62および合成部65にそれぞれ供給する。
外郭画素抽出部62は、供給されたビットマップデータのうち、文字や画像などを構成する画素を図形画素として、図形画素のうち、図形画素ではない部分と接している画素、すなわち、外郭部分の画素ビットである外郭画素を抽出する。具体的には、例えば、図3に示されるビットマップデータの一部において、画素81は、その上下左右のうち、上および右に図形画素ではない部分と接しているので、外郭画素であると判断されて抽出され、画素82は、その画素の上下左右に接している画素がいずれも図形画素であるので、外郭画素ではないと判断される。
効果付与画素抽出部63は、外郭画素抽出部62により抽出された外郭画素の位置に基づいて、ビットマップデータの縁取り、影付け、中抜きなどの画像効果を施すために用いられる画素を抽出する。効果付与画素抽出部63の処理については、後述する。
画素値付与部64は、効果付与画素抽出部63により抽出された画素に、所定の画素値、すなわち、縁取り、影付け、中抜きなどの画像効果を施すための色を付与する。
合成部65は、ビットマップ画像取得部61から供給されたビットマップ画像データと、画素値付与部64から供給された、所定画素値が付与されたビットマップデータとを合成して出力する。
図4を参照して、効果付与画素抽出部63の処理について説明する。
図4の構成は、効果付与画素抽出部63の内部の更に詳細なハードウェアのブロック構成であっても良いし、効果付与画素抽出部63が有する機能を示す機能ブロックであっても良い。
効果付与画素抽出部63は、外郭画素情報取得部101、所定半径円描画処理部102、および、テーブル保持部103、画素抽出部104の機能を有している。
外郭画素情報取得部101は、外郭画素抽出部62により抽出された外郭画素の位置情報を取得して、所定半径円描画処理部102に供給する。
所定半径円描画処理部102は、外郭画素の位置情報に基づいて、外郭画素の中心部分から所定半径の円を描画する。円の半径は、ビットマップデータまたはビットマップデータを生成するための情報とともに供給されるパラメータに含まれるものであっても良いし、ユーザの操作入力により指定されるものであっても良い。所定半径円描画処理部102は、実際に円を描画する処理を実行しても良いが、例えば、テーブル保持部103に、基本単位長の半径で円を描いた場合における座標のうちの少なくとも一部を示す情報をテーブルとして保持しておき、その座標情報を基に、円を描画した場合の円の外周に対応する点を求めるものとしても良い。
テーブル保持部103は、基本単位長の半径で円を描いた場合における座標ののうちの少なくとも一部を示す情報をテーブルとして保持する。テーブル保持部103が、例えば、0≦θ≦2πにおいて、x=cos(θ),Y=sin(θ)(もしくは、所定の係数αをかけてx=αcos(θ),Y=αsin(θ))で示される座標(x、y)の一部、すなわち、具体的には、離散的なθの値が代入された場合の座標(x、y)をテーブルとして保持することにより、所定半径円描画処理部102は、テーブル保持部103に保持されている座標情報を基に、描画するべき半径を考慮して、円を描画した場合の円の外周に対応する点を容易に求めることができる。
また、テーブル保持部103は、x=αcos(θ),Y=αsin(θ))で示される座標(x、y)のうちの一部、すなわち、具体的には、離散的なθの値が代入された場合の座標(x、y)であって、その全体を容易に算出するためには充分な部分のみをテーブルとして保持しても良い。具体的には、テーブル保持部103は、図5に示されるように、円のうちの第1象限に対応する部分(0≦θ≦π/2に対応する部分)であって、x=1000×cos(θ),Y=1000×sin(θ)を満たす座標(x、y)をテーブル111として保持するようにしても良い。このとき、所定半径円描画処理部102は、テーブル保持部103に保持されている座標情報を基に、描画するべき半径βを考慮して、外郭画素の中央の座標と、座標(βx/1000、βy/1000),(−βx/1000、βy/1000),(βx/1000、−βy/1000),(−βx/1000、−βy/1000)とのそれぞれの和を演算することにより、外郭画素の中央から半径βの円を描画した場合の円の外周に対応する点を求めることができる。
画素抽出部104は、所定半径円描画処理部102により描画された円の外周、または、描画された場合の円の外周に対応する点の算出結果に基づいて、ビットマップデータの縁取り、影付け、中抜きなどの画像効果を施すために用いられる画素を抽出する。
所定半径円描画処理部102によって、外郭画素の中心部分から所定半径の円が描画された場合、画素抽出部104は、その一部が円に含まれる画素を抽出される画素に含めるものとしても良いし、全体が円に含まれる画素のみを抽出される画素に含めるものとしても良いし、例えば、50%または60%など、所定の閾値を用いて、画素の面積の所定割合以上が円に含まれる場合のみ、その画素を抽出される画素に含めるものとしても良い。
例えば、図6に示されるように、外郭画素である画素121の中心部分から所定半径の円141が描画された場合、画素抽出部104は、全体が円141に含まれる画素121、画素122、画素123、画素124、および、画素125を抽出するものとしてもよい。また、外郭画素である画素121の中心部分から所定半径の円142が描画された場合、画素抽出部104は、その一部、または、所定割合以上が円142に含まれる画素121、画素122、画素123、画素124、および、画素125を抽出するものとしてもよい。
また、図7および図8に示されるように、描画される円の半径によって、抽出される画素が異なる。例えば、描画された円に全体に含まれる画素が抽出されるようになされていた場合においては、図7のAに示されるように、図形画素(図中ハッチがかかっている部分の画素)と図形画素ではない画素(図中ハッチがかかっていない部分の画素)とを含むビットマップ画像が供給された場合、図7のBに示されるように、外郭画素である画素181に対して、第1の半径の円182が描かれた場合に、例えば、外郭画素である画素181の上下左右および斜め方向の8画素が、外郭画素である画素181とともに画素抽出部104により抽出される。そして、図8に示されるように、同一の外郭画素である画素181に対して、第1の半径より大きな第2の半径の円183が描かれた場合に、例えば、外郭画素である画素181の上下左右および斜め方向の8画素に加えて、更に、外郭画素の上下左右の2画素となりの4画素が、外郭画素である画素181とともに画素抽出部104により抽出される。
なお、ここでは、供給されたビットマップデータのうち、文字や画像などを構成する画素を図形画素として、外郭画素抽出部62により、図形画素のうち、図形画素ではない部分と接している画素、すなわち、外郭部分の画素ビットである外郭画素が抽出され、効果付与画素抽出部63により、外郭画素の中心から所定半径の円が描画されて、ビットマップデータの縁取り、影付け、中抜きなどの画像効果を施すために用いられる画素が抽出されるものとして説明したが、例えば、外郭画素を抽出することなく、全ての図形画素の中心から所定半径の円を描画しても、ビットマップデータの縁取り、影付け、中抜きなどの画像効果を施すために用いられる画素を抽出することが可能である。
しかしながら、外郭画素以外の図形画素の中心から描画される円は、いずれかの図形画素、または、外郭画素の中心から描画される円に含まれる。したがって、外郭画素を抽出し、外郭画素の中心から所定半径の円を描いて、所定色に塗りつぶされる画素を得ることにより、処理を簡略化することが可能となる。
また、円の描画処理のための演算処理と比較して、画素値付与部64による画素値の付与、すなわち、所定の画素を所定色に塗りつぶす処理の方が、負荷が高いような場合においては、例えば、図形画素のすべてにおいて円を描画する処理は実行するが、そのうち、外郭画素の中心から描かれた所定半径の円によって抽出された画素のみを所定色に塗りつぶすようにすることにより、処理を簡略化するものとしてもよい。
このようにして、効果付き画像生成処理部37は、供給されたビットマップデータの各画素において、外郭画素であるか否かを判定し、外郭画素である場合、所定半径の円を描画するか、または、描画処理と等価な演算等により座標値を得て、ビットマップデータに所定の効果を施すために塗りつぶされる画素を抽出して、所定色に塗りつぶす処理を実行する。
図9を用いて、画素ごとに繰り返して実行される処理について説明する。ここでは、外郭画素の中心から描画される円にその全体が含まれる画素に所定の画素値が与えられる、すなわち、塗りつぶされるものとして説明する。
例えば、供給された所定範囲のビットマップデータのうち、左上から右方向を主走査方向とし、下方向を副走査方向として、図形画素であるか否か、および、外郭画素であるか否かが探索される場合、まず、図中Aに示されるように、画素181が、図形画素であり、かつ、外郭画素であるものとして探索される。そして、画素181に対して、所定半径の円182が描画され、画素181の上下左右および斜め方向の8画素が、外郭画素である画素181とともに画素抽出部104により抽出され、所定の画素値が付与される。
そして、次に、図中Bに示されるように、画素181の右(主走査方向)隣に位置する画素191が、図形画素であり、かつ、外郭画素であるものとして探索される。そして、画素191に対して、所定半径の円192が描画され、画素191の上下左右および斜め方向の8画素が、外郭画素である画素191とともに画素抽出部104により抽出され、所定の画素値が付与される。
そして、次に、図中Cに示されるように、画素191の下(副走査方向)に位置する画素193が、図形画素であり、かつ、外郭画素であるものとして探索される。そして、画素193に対して、所定半径の円194が描画され、画素193の上下左右および斜め方向の8画素が、外郭画素である画素193とともに画素抽出部104により抽出され、所定の画素値が付与される。
そして、同様に、図中Dに示されるように、画素193の右(主走査方向)に位置する画素195が、図形画素であり、かつ、外郭画素であるものとして探索される。そして、画素195に対して、所定半径の円196が描画され、画素195の上下左右および斜め方向の8画素が、外郭画素である画素195とともに画素抽出部104により抽出され、所定の画素値が付与される。
このようにして、ビットマップデータに含まれる図形画素のうちの外郭画素が探索され、外郭画素として抽出された画素の中心から、所定半径の円が描画されて(または、描画と等価的な処理を実行可能なように、座標が算出されて)、その円の外周に基づいて、所定の画素値が付与される画素が求められる。
そして、図10に示されるように、ビットマップ画像取得部61から合成部65に供給されるビットマップ画像211と、画素値付与部64から合成部65に供給されるビットマップ画像212が合成部65において合成される。具体的には、ビットマップ画像212のうちの画素値が付与された部分の画素に対して、ビットマップ画像取得部61から合成部65に供給されるビットマップ画像211の図形画素が上書きされて、ビットマップ画像213が生成される。
図10においては、ビットマップ画像またはビットマップフォントに対応する図形画素に対して、所定色の縁取りが施されたように図示されているが、画素値付与部64によって付与される画素値が、たとえば、グレーに対応する画素値である場合、図形画素により構成されるもともとのビットマップ画像またはビットマップフォントに対して、影が付加されたような効果を得ることができる。また、画素値付与部64によって付与される画素値が、たとえば、白または背景色以外に対応する画素値であり、もともとのビットマップデータがビットマップフォントであって、このビットマップフォントを構成する図形画素が白に対応する画素値を有していた場合などにおいては、中ヌキの文字フォントを得ることが可能となる。
また、供給されるビットマップデータが、ビットマップフォントではなく、例えば、図11に示されるように、所定の形を有する絵である場合や、アイコンやボタンを示すようなものであった場合であっても、同様にして、縁取りや影付けなどの効果を対応するビットマップデータに付与することが可能となる。
次に、図12のフローチャートを参照して、再生装置11において実行される再生処理について説明する。
ステップS1において、読み取り制御部34は、操作入力取得部31により取得されたユーザの操作入力に基づいて、装着された記録媒体12から、ディスクドライブ32を介して、再生される情報を取得するか、または、HDD33から、再生される情報を取得する。読み取り制御部34は、取得した情報のうち、オーディオデータおよびビデオデータ、並びに、オーディオデータとビデオデータとを再生するために必要な情報を、デコーダ35に供給するとともに、ビデオデータに重畳して表示させるビットマップデータに関する情報を、ビットマップデータ生成部36に供給する。
ステップS2において、デコーダ35は、読み取り制御部34から供給されたビデオデータおよびオーディオデータをデコードし、ビデオデータはOSD39に、オーディオデータは、出力制御部40に供給する。
ステップS3において、ビットマップデータ生成部36およびOSD39は、再生される情報には、ビデオデータに重畳されるビットマップデータが含まれているか否かを判断する。ステップS3において、再生される情報には、ビデオデータに重畳されるビットマップデータが含まれていないと判断された場合、OSD39は、供給されたビデオデータをそのまま出力制御部40に供給し、処理は、ステップS8に進む。
ステップS3において、再生される情報には、ビデオデータに重畳されるビットマップデータが含まれていると判断された場合、ステップS4において、ビットマップデータ生成部36は、ビットマップデータを表示するために必要なデータを取得する。ビットマップデータを表示するために必要なデータは、ビットマップデータそのものであってもよいし、または、ビットマップデータを生成するためのテキストデータおよびフォントデータであってもよいし、それ以外の、例えば、ベクトルデータなど、ビットマップデータ生成部36がそのデータを用いてビットマップを生成することが可能なデータであれば、いずれの形式のデータであってもよい。
ステップS5において、ビットマップデータ生成部36は、ビットマップデータを生成し、生成されたビットマップデータを効果付き画像生成処理部37に供給する。具体的には、ビットマップデータ生成部36は、例えば、コンテンツデータとともに記録されていたのがビットマップデータである場合、そのビットマップデータを効果付き画像生成処理部37に供給し、コンテンツデータとともに記録されていたのがテキストデータおよびフォントデータである場合、例えば、特開2006−295531号公報などに開示されている技術を用いて、字幕フォントデータをラスタライズし、ビットマップデータに変換する処理を実行し、効果付き画像生成処理部37に供給する。
ステップS6において、図13を用いて後述するビットマップデータ効果付与処理が実行される。
ステップS7において、バッファ38は、ステップS6の処理により生成され、効果付き画像生成処理部37から供給された、例えば、図10または図11を用いて説明したような、例えば、縁取り等の効果が付与されたビットマップデータを、ビデオデータの出力タイミングに基づいて、OSD39に供給する。OSD39は、デコーダ35から供給されたビデオデータに、バッファ38から供給されたビットマップデータを重畳し、出力制御部40に供給する。
ステップS3において、再生される情報には、ビデオデータに重畳されるビットマップデータが含まれていないと判断された場合、または、ステップS7の処理の終了後、ステップS8において、出力制御部40は、オーディオデータおよびビデオデータを同期させて出力し、処理が終了される。
このような処理により、記録媒体12、または、HDD33に記録されたデータを再生することができ、ビデオデータにビットマップデータが重畳される場合、ビットマップデータに、縁取り、影つき、中抜け文字などの所定の効果を付与することが可能となる。
次に、図13のフローチャートを参照して、図12のステップS6において実行されるビットマップデータ効果付与処理について説明する。
ステップS41において、効果付き画像生成処理部37のビットマップ画像取得部61は、ビットマップデータ生成部36からビットマップデータを取得し、合成部65および外郭画素抽出部62に供給するので、外郭画素抽出部62は、未処理の図形画素があるか否かを判断する。ステップS41において、未処理の図形画素がないと判断された場合、処理は、後述するステップS46に進む。
ステップS41において、未処理の図形画素があると判断された場合、ステップS42において、外郭画素抽出部62は、未処理の図形画素を注目画素として抽出する。
ステップS43において、外郭画素抽出部62は、注目画素の上下左右全てに隣接する図形画素があるか否かを判断する。ステップS43において、注目画素の上下左右全てに隣接する図形画素があると判断された場合、その画素は外郭画素ではない図形画素であるので、処理は、ステップS41に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
ステップS43において、注目画素の上下左右のうちのいずれかに隣接する画素が図形画素ではないと判断された場合、ステップS44において、外郭画素抽出部62は、注目画素を外郭画素として抽出し、効果付与画素抽出部63に供給する。効果付与画素抽出部63は、注目画素の中央を中心として所定半径の円を描画したとき、その円に含まれる(全部含まれる、少なくともその一部が含まれる、または、所定の割合以上含まれる)画素を抽出し、抽出結果を画素値付与部64に供給する。
ステップS45において、画素値付与部64は、効果付与画素抽出部63により抽出された画素に所定の画素値を付与、すなわち、抽出された画素を所定色で塗りつぶす処理を実行する。ステップS45の処理の終了後、処理は、ステップS41に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
ステップS41において、未処理の図形画素がないと判断された場合、ステップS46において、合成部65は、例えば、図10を用いて説明したようにして、画素値付与部64から供給された塗りつぶしにより生成されたビットマップ画像と、ビットマップ画像取得部61から供給された基となるビットマップ画像とを合成し、バッファ38に出力し、処理は、図12のステップS6に戻り、ステップS7に進む。
このような処理により、ビットマップ画像のうちの図形画素の外周部分に関して、たとえば、図10に示されるような縁取りを施すことができるとともに、画素値付与部64によって付与される画素値が、たとえば、グレーに対応する画素値である場合、図形画素により構成されるもともとのビットマップ画像やビットマップフォントに対して、影が付加されたような効果を得ることができる。また、画素値付与部64によって付与される画素値が、たとえば、白または背景色以外に対応する画素値であり、図形画素により構成されるもともとのビットマップ画像が白いビットマップフォントであるような場合、中ヌキの文字フォントを得ることが可能となる。
上述したように、本発明を適用した再生装置11においては、図形画素の中央から円が描画され、描画された複数の円を用いて、効果を付与する画素ビットが抽出されるようになされているので、従来用いられてきた手法と比較して、曲線やカーブ部分において非常に自然な縁取りなどを、ビットマップデータに施すことが可能となる。
また、上述したようにして、ビットマップデータにおける図形画素部分に対して、縁取り、影付け、中抜きなどの効果を付与する機能は、コンテンツを再生する再生装置11以外に、例えば、一般的な情報処理装置において用いるものとしても良い。
この場合、例えば、図14に示されるようなパーソナルコンピュータ301において、ビットマップデータにおける図形画素部分に対して、縁取り、影付け、中抜きなどの効果を付与する機能を適用することが可能である。
図14において、CPU(Central Processing Unit)311は、ROM(Read Only Memory)312に記憶されているプログラム、または記憶部318からRAM(Random Access Memory)313にロードされたプログラムにしたがって、各種の処理を実行する。RAM313にはまた、CPU311が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
CPU311、ROM312、およびRAM313は、バス314を介して相互に接続されている。このバス314にはまた、入出力インタフェース315も接続されている。
入出力インタフェース315には、キーボード、マウスなどよりなる入力部316、ディスプレイやスピーカなどよりなる出力部317、ハードディスクなどより構成される記憶部318、モデム、ターミナルアダプタなどより構成される通信部319、および、画像処理部320が接続されている。通信部319は、インターネットを含むネットワークを介しての通信処理を行う。
画像処理部320は、CPU311の制御に基づいて、各種画像処理を実行したり、字幕などのビットマップデータを再生するために必要な情報を基に、ビットマップデータを生成したり、ビットマップデータに縁取り、影付け、中抜きなどの所定の効果を施したり、処理済の画像に効果を施したビットマップデータを合成させる処理などを実行する。
入出力インタフェース315にはまた、必要に応じてドライブ321が接続され、磁気ディスク331、光ディスク332(例えば、CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk),Blu-ray disc(商標)などを含む)、光磁気ディスク333、もしくは、半導体メモリ334などが適宜装着され、それらから読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じて記憶部318にインストールされる。
また、例えば、デコード機能を更に備えるようにすることにより、図1を用いて説明した再生装置11が有する機能を、図14に示されるパーソナルコンピュータ301により実現可能なようにしてもよい。
図15を参照して、画像処理部320が有する機能について説明する。
なお、図1における場合と対応する部分には同一の符号を付してあり、その説明は適宜省略する。
すなわち、図15の画像処理部320は、図1を用いて説明したビットマップデータ生成部36、効果付き画像生成処理部37、バッファ38、および、OSD39の各機能に加えて、更に、画像データ取得部341、および、主画像処理部342の機能を有するものである。
画像データ取得部341は、記憶部318、通信部319、または、ドライブ321などから、ビットマップデータまたはビットマップデータを生成するために必要な情報、および、ビットマップデータと重畳される画像(静止画であっても動画であっても良い)に対応するデータを取得し、ビットマップデータまたはビットマップデータを生成するために必要な情報をビットマップデータ生成部36に供給し、ビットマップデータと重畳される画像に対応するデータを主画像処理部342に供給する。
主画像処理部342は、供給された画像データに、例えば、階調変換や輝度変換などの所定の処理を施して、OSD39に供給する。
このような構成の画像処理部320を有するパーソナルコンピュータ301は、上述した再生装置11と同様にして、ビットマップデータにおける図形画素部分に対して、縁取り、影付け、中抜きなどの効果を付与する機能を有する。
すなわち、一般的なパーソナルコンピュータなどの情報処理装置においても、本発明を適用することにより、上述した再生装置11と同様に、図形画素の中央から複数の円の描画を用いて効果を付与する画素ビットを抽出することにより、従来用いられてきた手法と比較して、曲線やカーブ部分において、非常に自然な縁取りなどをビットマップデータに施すことが可能となる。
また、上述した一連の処理は、ソフトウェアにより実行することもできる。そのソフトウェアは、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム格納媒体からインストールされる。
このプログラム格納媒体は、図14に示すように、コンピュータとは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク331(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク332(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk),Blu-ray disc(商標)を含む)、光磁気ディスク333(MD(Mini-Disk)(商標)を含む)、もしくは半導体メモリ334などよりなるパッケージメディアなどにより構成される。
また、本明細書において、プログラム格納媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
なお、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
再生装置の構成を示すブロック図である。 図1の効果付き画像生成処理部について説明するための図である。 外郭画像について説明するための図である。 図2の効果付与画素抽出部について説明するための図である。 図4のテーブル保持部に保持されているテーブルについて説明するための図である。 抽出される画素について説明するための図である。 画素の抽出と画素値の付与について説明するための図である。 画素の抽出と画素値の付与について説明するための図である。 画素の抽出と画素値の付与について説明するための図である。 ビットマップデータの合成について説明するための図である。 ビットマップ画像の効果の付与の例について説明するための図である。 再生処理について説明するフローチャートである。 ビットマップデータ効果付与処理について説明するフローチャートである。 パーソナルコンピュータの構成を示すブロック図である。 図14の画像処理部について説明するための図である。
符号の説明
11 再生装置, 12 記録媒体, 31 操作入力取得部, 32 ディスクドライブ, 33 HDD, 34 読み取り制御部, 35 デコーダ, 36 ビットマップデータ生成部, 37 効果付き画像生成処理部, 38 バッファ, 39 OSD, 40 出力制御部, 61 ビットマップ画像取得部, 62 外郭画素抽出部, 63 効果付与画素抽出部, 64 画素値付与部, 65 合成部, 101 外郭画素情報取得部, 102 所定半径円描画処理部, 103 テーブル保持部, 104 画素抽出部, 111 テーブル, 320 画像処理部, 341 画像データ取得部

Claims (12)

  1. 画像を処理する機能を含む情報処理装置であって、
    ビットマップデータを取得するビットマップデータ取得手段と、
    前記ビットマップデータ取得手段により取得された前記ビットマップデータのうち、文字や画像などを構成する画素である図形画素の中央から所定半径の円を描いた場合の前記円の外周に基づいて画素を抽出して抽出画素とする画素抽出手段と、
    前記画素抽出手段により抽出された前記抽出画素に、所定の画素値を付与する画素値付与手段と、
    前記画素値付与手段により前記画素値が付与された前記抽出画素と、前記ビットマップデータ取得手段により取得された前記ビットマップデータとを合成して効果付与されたビットマップデータを得る第1の合成手段と
    を備える情報処理装置。
  2. 前記図形画素のうち、主走査方向に対して上下左右の4方向のうちの少なくともいずれか1つが前記図形画素ではない画素である外郭画素を抽出する外郭画素抽出手段を更に備え、
    前記画素抽出手段は、前記図形画素のうち、前記外郭画素抽出手段により抽出された前記外郭画素の中央から所定半径の円を描いた場合の前記円の外周に基づいて画素を抽出して前記抽出画素とする
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第1の合成手段により合成されて得られた前記効果付与されたビットマップデータと、他の画像データとを合成する第2の合成手段を更に備える
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記ビットマップデータを生成するために必要な情報を取得し、前記ビットマップデータを生成するビットマップデータ生成手段を更に備え、
    前記ビットマップデータ取得手段は、前記ビットマップデータ生成手段により生成された前記ビットマップデータを取得する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記ビットマップデータは、ビットマップフォントデータであり、
    前記ビットマップデータを生成するために必要な情報は、テキストデータおよびフォントデータである
    請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記画素抽出手段は、
    基本単位長を半径とする円の座標のうちの少なくとも一部の情報を含むテーブル情報を保持する保持手段を含み、
    前記保持手段により保持されている前記テーブル情報に基づいて、前記図形画素の中央から所定半径の前記円を描いた場合の前記円の外周に基づいて画素を抽出する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 前記画素抽出手段は、前記図形画素の中央から所定半径の前記円を描いた場合に前記円の中にその全体が含まれる画素を抽出して前記抽出画素とする
    請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 前記画素抽出手段は、前記図形画素の中央から所定半径の前記円を描いた場合に前記円の中にそのうちの少なくとも一部が含まれる画素を抽出して前記抽出画素とする
    請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 前記画素抽出手段は、前記図形画素の中央から所定半径の前記円を描いた場合に前記円の中にそのうちの所定割合以上の部分が含まれる画素を抽出して前記抽出画素とする
    請求項1に記載の情報処理装置。
  10. 画像を処理する機能を含む情報処理装置の情報処理方法であって、
    ビットマップデータを取得し、前記ビットマップデータのうち、文字や画像などを構成する画素である図形画素を抽出し、
    前記図形画素の中央から所定半径の円を描いた場合の前記円の外周に基づいて画素を抽出して抽出画素とし、
    抽出された前記抽出画素に、所定の画素値を付与し、
    前記画素値が付与された前記抽出画素と、前記ビットマップデータとを合成する
    ステップを含む情報処理方法。
  11. 画像の処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    ビットマップデータの取得を制御し、前記ビットマップデータのうち、文字や画像などを構成する画素である図形画素を抽出し、
    前記図形画素の中央から所定半径の円を描いた場合の前記円の外周に基づいて画素を抽出して抽出画素とし、
    抽出された前記抽出画素に、所定の画素値を付与し、
    前記画素値が付与された前記抽出画素と、前記ビットマップデータとの合成を制御する
    ステップを含む処理をコンピュータに実行させるプログラム。
  12. 請求項11に記載のプログラムが記録されているプログラム格納媒体。
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