JP2008116704A - 映像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シースルー型のHMDにおいて、文書や図面等、線で形成された線画像を、外界の自然画像に影響されることなく、いつも鮮明に視認することが可能なHMDを提供する。
【解決手段】画像を表示するシースルー可能な表示手段と、画像が文書および図面、またはそのいずれかで形成された線画像であるか否かを判別する画像判別手段と、線画像の表示色を判別する色判別手段と、線画像の文字および線とその背景の明るさを反転させる白黒反転手段と、白黒反転手段の作動を制御する表示制御手段と、を有し、画像判別手段が画像を線画像と判別し、且つ色判別手段が背景の表示色を白色と判別した場合、表示制御手段は、背景の表示色を黒色に、且つ文字および線の表示色を白色に、それぞれの明るさを反転させるように前記白黒反転手段の作動を制御する。
【選択図】図3

Description

本発明は、映像表示装置に関し、特に頭部装着式映像表示装置に関する。
従来、観察者の頭部や顔面に着脱自在に装着され、小型のCRTや液晶表示素子等の映像表示素子から得られる映像(以下、画像とも称す。)を、接眼光学系によって観察者の眼球に直接投影させることで、恰も該映像が空中に拡大投影されているかの様な虚像の観察を可能にした頭部装着式映像表示装置、すなわちHMD(Head Mount Display)が知られている。
HMDは、DVD、ビデオ等のコンテンツ映像の観賞用や、産業機器若しくは医療機器等の遠隔操作用としての表示装置として利用され、その用途は多岐に渡っている。
特に、産業機器の分野においては、機器の修理やメンテナンス作業を行う際に、サービスマニュアルの文書や図面等の情報を手を用いずに閲覧しながら作業を行うことができるHMDが要望されている。この様な要望に応える為に、作業に必要な電子化された各種情報を、HMDの映像表示部を通して入射する外界光による自然画像に重ね合わせて表示する所謂シースルー型のHMDが種々提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−305476号公報
しかしながら、この様なシースルー型のHMDを用いて、電子化されたサービスマニュアルの文書や図面等、主に線で形成された線画像を閲覧する場合、シースルーで観察される外界の自然画像の影響により、特に文字や線の背景の表示色が白色の場合は文字や線の視認性が低下するといった問題がある。
また、通常、サービスマニュアルの文書や図面等は、パーソナルコンピュータのアプリケーションソフトで作成され、背景の表示色が白色で文字や線の表示色は黒色で描かれている。この様な文書や図面等をシースルー型のHMDに流用する場合、前述の様な視認性の低下を抑える為に、文字や線とその背景の明るさを反転させる煩雑な作業が必要となり、容易に流用することは困難なものであった。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたもので、シースルー型のHMDにおいて、文書や図面等、線で形成された線画像を、外界の自然画像に影響されることなく、いつも鮮明に視認することが可能なHMDを提供することを目的とする。
上記目的は、下記の1乃至5のいずれか1項に記載の発明によって達成される。
1.頭部または顔面に取り付けられ、使用者が外界をシースルー可能な映像表示装置であって、
画像を表示するシースルー可能な表示手段と、
前記画像が文書および図面、またはそのいずれかで形成された線画像であるか否かを判別する画像判別手段と、
前記線画像の表示色を判別する色判別手段と、
前記線画像の文字および線とその背景の明るさを反転させる白黒反転手段と、
前記白黒反転手段の作動を制御する表示制御手段と、を有し、
前記画像判別手段が前記画像を線画像と判別し、且つ前記色判別手段が前記背景の表示色を白色と判別した場合、
前記表示制御手段は、前記背景の表示色を黒色に、且つ前記文字および前記線の表示色を白色に、それぞれの明るさを反転させるように前記白黒反転手段の作動を制御することを特徴とする映像表示装置。
2.前記画像判別手段が前記画像を線画像と判別し、且つ前記色判別手段が前記背景の表示色を白色と判別した場合、
前記表示制御手段は、前記背景の表示色を黒色に、且つ表示色が黒色である文字および線のみその表示色を白色に、それぞれの明るさを反転させるように前記白黒反転手段の作動を制御することを特徴とする前記1に記載の映像表示装置。
3.前記線画像の階調補正を行う階調補正手段を有し、
前記画像判別手段が前記画像を線画像と判別し、且つ前記色判別手段が前記背景の表示色を白色と判別した場合、
前記階調補正手段は、前記線画像の階調を補正し、
前記表示制御手段は、前記階調補正手段で補正された線画像の文字および線とその背景の明るさを反転させるように前記白黒反転手段の作動を制御することを特徴とする前記1または2に記載の映像表示装置。
4.前記線画像の鮮鋭化を行う鮮鋭化手段を有し、
前記画像判別手段が前記画像を線画像と判別し、且つ前記色判別手段が前記背景の表示色を白色と判別した場合、
前記鮮鋭化手段は、前記線画像の鮮鋭化を行い、
前記表示制御手段は、前記鮮鋭化手段で鮮鋭化された線画像の文字および線とその背景の明るさを反転させるように前記白黒反転手段の作動を制御することを特徴とする前記1乃至3のいずれか1項に記載の映像表示装置。
5.前記線画像の線幅補正を行う線幅補正手段を有し、
前記画像判別手段が前記画像を線画像と判別し、且つ前記色判別手段が前記背景の表示色を白色と判別した場合、
前記線幅補正手段は、前記線画像の線幅を補正し、
前記表示制御手段は、前記線幅補正手段で補正された線画像の文字および線とその背景の明るさを反転させるように前記白黒反転手段の作動を制御することを特徴とする前記1乃至4のいずれか1項に記載の映像表示装置。
本発明によれば、画像判別手段が表示手段に表示される画像を線画像と判別し、且つ色判別手段が線画像の背景の表示色を白色と判別した場合、表示制御手段は、背景の表示色を黒色に、且つ文字および線の表示色を白色に、それぞれの明るさを反転させるように白黒反転手段の作動を制御する様にした。したがって、例えば、映像表示装置を用いて、電子化されたサービスマニュアルの文書や図面等、主に線で形成された線画像を閲覧しながら機器の修理やメンテナンス作業を行う場合、黒色の背景に対して白抜きの文字や図面を閲覧することができる。これにより、シースルーで観察される外界の自然画像の影響による文字や線の視認性の低下を招くことなく、いつも鮮明な線画像を視認することができる。
以下図面に基づいて、本発明に係る映像表示装置の実施の形態を説明する。尚、本発明を図示の実施の形態に基づいて説明するが、本発明は該実施の形態に限られない。
最初に、映像表示装置1の構成を図1を用いて説明する。図1は、本発明に係る映像表示装置1の全体構成の概要を示す図である。
映像表示装置1は、図1に示す様に、HMD20、制御ユニット30等を有し、HMD20は、使用者の眼球の近傍に配置されて使用される頭部装着式映像表示装置である。
HMD20は、図1に示す様に、テンプル21R,21L、ブリッジ22、鼻当て23R,23L、透明基板24R,24L、表示ユニット25(LCD表示部26、接眼光学系27)、及びイヤホン29R,29L等を有している。HMD20は、制御ユニット30に設けられた後述の外部I/F33から取り込まれたDVD、ビデオ等のコンテンツ映像や、例えばサービスマニュアルの文書や図面等の線画像を、表示ユニット25に設けられたLCD表示部26に表示させ、該LCD表示部26から得らた映像を、接眼光学系27によって装着者の眼球に直接投影させることで、恰も該映像が空中に拡大投影されているかの様な虚像の観察を可能にしている。
テンプル21R,21Lは、可撓性を有する弾性材等により構成された長尺状の部材であり、装着者の耳や側頭部に掛止され、HMD20の装着者に対する頭部への保持及び装着位置の調整を行う為のものである。尚、テンプル21R,21Lは、回動部21Ra,21Laにおいて矢印P,Q方向に回動可能に構成されており、HMD20を使用しない場合には、テンプル21R,21Lを矢印P,Q方向に回動させて透明基板24R,24Lに沿わせることにより、コンパクト化することができる。
ブリッジ22は、HMD20の装着者に対する顔面への保持を行う鼻当て23R,23Lを備え、透明基板24R,24Lの互いに対向する所定位置に架け渡された短尺の棒状部材であり、透明基板24Rと透明基板24Lとを一定の間隙を介した相対位置関係に保持するものである。
透明基板24R,24Lは、一方の眼球に対応した位置にU字型のスペース24Rsを形成する略平板状の透明体である。また、透明基板24Rに囲まれて形成されるU字型のスペース24Rsには、接眼光学系27が嵌め込まれている。
表示ユニット25は、本発明に係る映像表示装置における表示手段として機能し、LCD表示部26、及び接眼光学系27等を有し、制御ユニット30に設けられた後述の外部I/F33から取り込まれたDVD、ビデオ等のコンテンツ映像や、例えばサービスマニュアルの文書や図面等の線画像を表示する。
イヤホン29R,29Lは、装着者の耳に挿入され、装着者に音声を提供する。
ここで、表示ユニット25の構成を、図2を用いて説明する。図2は、本発明に係る映像表示装置1における表示ユニット25の左側面からの側断面図であり、主に表示ユニット25の内部構成を示している。
図2に示す様に、表示ユニット25は、筐体261、LED(Light Emitting Diode)262、コリメータレンズ263、LCD(Liquid Crystal Display)264からなるLCD表示部26、及びプリズム271、HOE(Holographic Optical Element)272からなる接眼光学系27等から構成される。
LCD表示部26の筐体261の内部には、LED262、コリメータレンズ263、及びLCD264が内蔵された状態で、該筐体261が接眼光学系27のプリズム271の上端部において上斜め前方(図2では右斜め上方向)に突出する態様で取り付けられている。
LED262は、所定波長色を含む白色発光ダイオード(LED)からなる点光源である。
コリメータレンズ263は、LED262の光をほぼ平行光にしてLCD264に投光するものである。
LCD264は、制御ユニット30に設けられた後述の外部I/F33から取り込まれたDVD、ビデオ等のコンテンツ映像信号やサービスマニュアルの文書、図面等の線画像信号に基づき映像(画像)を生成するものであり、例えば透過型の液晶表示パネルである。
プリズム271は、ガラスや透明樹脂等からなる略板状の透明部材であり、LCD264からの光を内部で複数回の反射を行わせるものである。プリズム271の上端部は、LCD264からの光の大部分を内部に採光できるように、上方に向かってより肉厚となるように前面側(接眼面と反対側)が突き出るように楔形状に形成された肉厚部271bが形成されている。
また、プリズム271の下端部には、傾斜面271aが形成されており、プリズム271は、透明基板24Rに形成された傾斜面24Raに対しHOE272を介して接合(例えば接着)されている。また、プリズム271の表裏面は、透明基板24Rの表裏面に対して面一とされている。これにより、プリズム271は、透明基板24Rと一枚の板状に一体化されている。
HOE272は、光学的に軸非対称な所謂自由曲面で構成されて正のパワーを有する体積位相型のホログラム光学素子であり、プリズム271の下端部において所定の傾斜角を有して支持されている。HOE272は、プリズム271により導光された光が照射されることにより、光の干渉現象を用いてホログラム映像を眼球Eに提供する。
以上のような構成を有する表示ユニット25においては、LED262から射出された光は、コリメータレンズ263を通してLCD264を照明し、この照明によりLCD264で生成された像光は、プリズム271内で複数回の全反射を行った後、HOE272により回折し虚像として使用者の眼球Eに導かれる。
さらに、プリズム271は、前方から入射する光を使用者の眼球Eに導くようになっている。これにより、使用者は、外界(前方の被写体)をシースルー可能となり、後述の外部I/F33から取り込まれたDVD、ビデオ等のコンテンツ映像やサービスマニュアルの文書、図面等の線画像を外界(前方の被写体)と重畳して視認することとなる。
尚、透明基板24Rに形成された傾斜面24Raは、プリズム271の傾斜面271aでの光の屈折をキャンセル(相殺)する、すなわち、傾斜面271aにおけるプリズム効果により矢印W側からの光が上方に屈曲するのを防止する為、装着者は、プリズム271、透明基板24R、及びHOE272を通して、外界光を歪むことなく観察することができる。
図1に戻って、制御ユニット30は、マイクロコンピュータからなり、電源スイッチ311、操作スイッチ312等を有し、これら各種操作スイッチからの信号を受けて、表示動作や画像信号処理動作を統括的に制御するものである。尚、本実施形態においては、制御ユニット30をHMD20と分離して設けたが、HMD20に内蔵しても良いし、図示しない外部のコンピュータ等にその機能を内蔵しても良い。
次に、映像表示装置1の電気回路構成について図3を用いて説明する。図3は、本発明に係わる映像表示装置1の電気回路のブロック構成図である。尚、図3では、図1乃至図2に示した部材と同じ部材には同一の番号を付与した。
映像表示装置1の要部電気回路ブロックは、表示ユニット25、及び制御ユニット30等から構成される。
表示ユニット25は、LCD表示部26、接眼光学系27から構成され、各部位で行われる動作については前述したので説明は省略する。
制御部35は、図示しない各制御プログラム等を記憶するROM(Read Only Memory)、演算処理や制御処理等のデータを一時的に格納するRAM(Random Access Memory)、及び制御プログラム等をROMから読み出して実行するCPU(中央演算処理装置)等からなり、前述の各操作スイッチからの信号を受けて、表示動作や画像信号処理動作を統括的に制御するものである。
制御部35の要部は、図3に示す様に、画像判別部351、表示色判別部352、モノクロ化処理部353、画像補正部354、白黒反転部355、及び表示制御部356等から構成される。
画像判別部351は、本発明に係る映像表示装置における画像判別手段として機能し、後述の外部I/F33から取り込まれ表示ユニット25に表示される画像が、通常のDVDやビデオ等のコンテンツ映像、あるいは、例えばサービスマニュアルの文書や図面等、主に線で形成された線画像のいずれであるかを周知の画像認識処理にて判別する。
表示色判別部352は、本発明に係る映像表示装置における色判別手段として機能し、線画像の文字や線、及びその背景の表示色を判別する。また、線画像がモノクロ画像、あるいは、カラー画像のいずれであるかを判別する。
モノクロ化処理部353は、カラー画像をモノクロ画像に変換する。
画像補正部354は、入力された線画像のコントラストが低い場合、線画像の階調特性(γ特性)を補正し、コントラストを高める。また、エッジ強調処理等の鮮鋭化処理により文字や線の鮮鋭度を高める。さらに、文字や線の幅が細い場合は、太線化処理等により線幅を太くする。この様に画像補正部354は、本発明に係る映像表示装置における階調補正手段、鮮鋭化手段、及び線幅補正手段として機能する
白黒反転部355は、本発明に係る映像表示装置における白黒反転手段として機能し、後述の表示制御部356の制御により、線画像の文字および線とその背景の明るさを反転させる。
表示制御部356は、本発明に係る映像表示装置における表示制御手段として機能し、画像判別部351、及び表示色判別部352の判別結果に基づいて、白黒反転部355の作動を制御する。尚、制御部35の各部位で行われる表示制御動作の詳細は後述する。
次に、画像メモリ36は、制御ユニット30中の制御部35によりデジタル映像信号に対する各種処理を行う為の作業領域として用いられる一時メモリである。
VRAM37は、LCD表示部26中のLCD264の画素数に対応した映像信号の記録容量を有し、LCD264に再生表示される映像を構成する画像信号のバッファメモリである。
外部I/F33は、図示しない外部機器との間で交信を行い、映像や各種制御信号等の入出力を行う。
この様な構成の映像表示装置1において、本発明は、外部I/F33から取り込まれ表示ユニット25に表示される映像が、例えばサービスマニュアルの文書や図面等、主に線で形成された線画像である場合、文字や線とその背景の明るさを、背景の表示色に基づいて反転させる。これにより、シースルーで観察される外界の自然画像の影響による文字や線の視認性の低下を招くことなく、いつも鮮明な線画像を視認することを可能にするものである。
ここで、映像表示装置1で行われる表示制御動作の詳細を図4を用いて説明する。図4は、表示制御動作の流れを示すフローチャートである。
最初に、画像判別部351は、外部I/F33から取り込まれた画像が線画像か否かを判別する。線画像と判別された場合(ステップS1;Yes)、表示色判別部352は、線画像の文字や線の背景の表示色が白色か否かを判別し、白色と判別した場合(ステップS2;Yes)、続いて線画像がモノクロ画像か否かを判別する。モノクロ画像と判別された場合(ステップS3;Yes)、画像補正部354は、線画像のコントラストを検出し、コントラストが低い場合、線画像の階調特性(γ特性)を補正し、コントラストを高め(ステップS5)。また、エッジ強調処理等の鮮鋭化処理により文字や線の鮮鋭度を高める(ステップS6)。次に、表示制御部356は、白黒反転部355の作動を制御して、線画像の背景の表示色を黒色に、また、文字や線の表示色を白色に、それぞれの明るさを反転させる(ステップS7)。
一方、ステップS3において、線画像がカラー画像と判別された場合(ステップS3;No)は、モノクロ化処理部353は、カラー画像をモノクロ画像に変換する(ステップS4)。モノクロ化された線画像は、前述のステップS5乃至S7と同様の処理が施される。
この様にして白黒反転処理された線画像を図5に示す。図5(a)は、処理前の線画像を示す模式図、図5(b)は、処理後の線画像の一例を示す模式図である。図5(a)に示す様に、処理前では、文字や線が黒色であることから、図示しないシースルーの自然画像の影響を受け易く、文字や線の視認性が低下する。一方、図5(b)に示す様に、処理後では、黒色の背景に対して白抜きの文字や線となることから、自然画像の影響を受け難くなり、文字や線の視認性を高めることができる。
尚、図4中、ステップS5、ステップS6で、階調補正処理や鮮鋭化処理により、線画像のコントラストや鮮鋭度を高める様にしたが、さらに、図6に示す様に、文字や線の幅を太くする太線化処理を行うことにより、視認性を高める様にしても良い。図6において、(a)は太線化処理前の線画像を示す模式図、図5(b)は、処理後の線画像の一例を示す模式図である。
また、本実施形態においては、白黒反転処理を行う場合、文字や線の表示色に係らず全ての文字や線の表示色を白色にする様にしたが、表示色が黒色である文字および線のみその表示色を白色にするようにしても良い。文書等において、例えば、文字が赤色で表示されている部分は、通常、重要な部分である。したがって、この様な場合は、表示色が黒色以外の文字は、白黒反転処理を行わずその表示色を再現し、表示色が黒色の文字のみに白黒反転処理を行う様にすることにより、文書の重要な部分を認識することができる。
この様に、本発明に係る映像表示装置1においては、画像判別部351が表示ユニット25に表示される画像を線画像と判別し、且つ表示色判別部352が線画像の背景の表示色を白色と判別した場合、表示制御部356は、背景の表示色を黒色に、且つ文字および線の表示色を白色に、それぞれの明るさを反転させるように白黒反転部355の作動を制御する様にした。したがって、例えば、映像表示装置1を用いて、電子化されたサービスマニュアルの文書や図面等、主に線で形成された線画像を閲覧しながら機器の修理やメンテナンス作業を行う場合、黒色の背景に対して白抜きの文字や図面を閲覧することができる。これにより、シースルーで観察される外界の自然画像の影響による文字や線の視認性の低下を招くことなく、いつも鮮明な線画像を視認することができる。
また、白黒反転処理を行う際には、画像補正部354により、線画像に階調補正、鮮鋭化処理、太線化処理等を施すことにより、さらに鮮明な線画像を視認することができる。
また、線画像がカラー画像の場合、モノクロ画像に変換した後に、画像補正処理、白黒反転処理を行う様にしているので、画像補正部354、白黒反転部356で行われる処理が簡略化される。
本発明に係る映像表示装置の全体構成図である。 本発明に係る映像表示装置における表示ユニットの側断面図である。 本発明に係る映像表示装置の電気回路ブロック構成図である。 表示制御動作の流れを示すフローチャートである。 本発明に係る映像表示装置の表示ユニットにおける表示画像の一例を示す模式図である。 本発明に係る映像表示装置の表示ユニットにおける表示画像の別例を示す模式図である。
符号の説明
1 映像表示装置
20 HMD
21R,21L テンプル
22 ブリッジ
23R,23L 鼻当て
24R,24L 透明基板
25 表示ユニット
26 LCD表示部
261 筐体
262 LED
263 コリメータレンズ
264 LCD
27 接眼光学系
271 プリズム
272 HOE
29R,29L イヤホン
30 制御ユニット
31 操作部
311 電源スイッチ
312 操作スイッチ
32 記録部
33 外部I/F
35 制御部
351 画像判別部
352 表示色判別部
353 モノクロ化処理部
354 画像補正部
355 白黒反転部
356 表示制御部
36 画像メモリ
37 VRAM
39 ケーブル
E 目

Claims (5)

  1. 頭部または顔面に取り付けられ、使用者が外界をシースルー可能な映像表示装置であって、
    画像を表示するシースルー可能な表示手段と、
    前記画像が文書および図面、またはそのいずれかで形成された線画像であるか否かを判別する画像判別手段と、
    前記線画像の表示色を判別する色判別手段と、
    前記線画像の文字および線とその背景の明るさを反転させる白黒反転手段と、
    前記白黒反転手段の作動を制御する表示制御手段と、を有し、
    前記画像判別手段が前記画像を線画像と判別し、且つ前記色判別手段が前記背景の表示色を白色と判別した場合、
    前記表示制御手段は、前記背景の表示色を黒色に、且つ前記文字および前記線の表示色を白色に、それぞれの明るさを反転させるように前記白黒反転手段の作動を制御することを特徴とする映像表示装置。
  2. 前記画像判別手段が前記画像を線画像と判別し、且つ前記色判別手段が前記背景の表示色を白色と判別した場合、
    前記表示制御手段は、前記背景の表示色を黒色に、且つ表示色が黒色である文字および線のみその表示色を白色に、それぞれの明るさを反転させるように前記白黒反転手段の作動を制御することを特徴とする請求項1に記載の映像表示装置。
  3. 前記線画像の階調補正を行う階調補正手段を有し、
    前記画像判別手段が前記画像を線画像と判別し、且つ前記色判別手段が前記背景の表示色を白色と判別した場合、
    前記階調補正手段は、前記線画像の階調を補正し、
    前記表示制御手段は、前記階調補正手段で補正された線画像の文字および線とその背景の明るさを反転させるように前記白黒反転手段の作動を制御することを特徴とする請求項1または2に記載の映像表示装置。
  4. 前記線画像の鮮鋭化を行う鮮鋭化手段を有し、
    前記画像判別手段が前記画像を線画像と判別し、且つ前記色判別手段が前記背景の表示色を白色と判別した場合、
    前記鮮鋭化手段は、前記線画像の鮮鋭化を行い、
    前記表示制御手段は、前記鮮鋭化手段で鮮鋭化された線画像の文字および線とその背景の明るさを反転させるように前記白黒反転手段の作動を制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の映像表示装置。
  5. 前記線画像の線幅補正を行う線幅補正手段を有し、
    前記画像判別手段が前記画像を線画像と判別し、且つ前記色判別手段が前記背景の表示色を白色と判別した場合、
    前記線幅補正手段は、前記線画像の線幅を補正し、
    前記表示制御手段は、前記線幅補正手段で補正された線画像の文字および線とその背景の明るさを反転させるように前記白黒反転手段の作動を制御することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の映像表示装置。
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