JP2008116616A - 焦点検出装置および撮像装置 - Google Patents

焦点検出装置および撮像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】焦点検出精度の向上を図る。
【解決手段】複数のマイクロレンズが二次元的に配列されたマイクロレンズアレイと、マイクロレンズアレイの近傍に該マイクロレンズのそれぞれに対応して複数の受光部が二次元的に配列されるとともに、結像光学系からの光束をマイクロレンズアレイを介して受光する受光部アレイ15bと、各マイクロレンズに対応する複数の受光部の中から対の受光部群を選択する受光部選択手段16と、各マイクロレンズにおいて、受光部選択手段16により選択された各受光部群に含まれる受光部の出力信号を加算し、対の受光部群に対応する出力信号対を生成する信号生成手段15eと、信号生成手段15eにより生成された、複数のマイクロレンズに対応する複数の出力信号対に基づいて、結像光学系の焦点調節状態を検出する焦点検出手段15eとを備え、受光部選択手段16は、対の受光部群のそれぞれが、受光部アレイ15bの受光面において各受光部群の重心を結ぶ線の方向にずらした場合に一致するように、対の受光部群を選択する。
【選択図】図4

Description

本発明は、焦点検出装置および撮像装置に関する。
結像光学系の予定焦点面にマイクロレンズアレイを二次元的に配置するとともに、各マイクロレンズごとに2個もしくは4個の受光部を設け、各マイクロレンズ下の左側の受光部出力を並べて第1信号列を生成するとともに、各マイクロレンズ下の右側の受光部出力を並べて第2信号列を生成し、第1信号列のパターンと第2信号列のパターンとの像ズレ量を検出して結像光学系の焦点調節状態を検出する焦点検出装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この焦点検出装置では、マイクロレンズ下の4個の受光部の内の2個の出力を結合したものと別の2個の出力を結合したものとを比較する技術も開示されている。
この出願の発明に関連する先行技術文献としては次のものがある。
特開昭58−024105号公報
しかしながら、マイクロレンズ下に多数個の受光部を配置する場合には、一対の受光部だけを選んで焦点検出演算を行うのは効率的でない。複数の受光部の出力を結合し、これらを対にした効率的な使い方、および検出精度を高めるような使い方が必要となる。
(1) 請求項1の発明は、複数のマイクロレンズが二次元的に配列されたマイクロレンズアレイと、マイクロレンズアレイの近傍に該マイクロレンズのそれぞれに対応して複数の受光部が二次元的に配列されるとともに、結像光学系からの光束をマイクロレンズアレイを介して受光する受光部アレイと、各マイクロレンズに対応する複数の受光部の中から対の受光部群を選択する受光部選択手段と、各マイクロレンズにおいて、受光部選択手段により選択された各受光部群に含まれる受光部の出力信号を加算し、対の受光部群に対応する出力信号対を生成する信号生成手段と、信号生成手段により生成された、複数のマイクロレンズに対応する複数の出力信号対に基づいて、結像光学系の焦点調節状態を検出する焦点検出手段とを備え、受光部選択手段は、対の受光部群のそれぞれが、受光部アレイの受光面において各受光部群の重心を結ぶ線の方向にずらした場合に一致するように、対の受光部群を選択する。
(2) 請求項2の焦点検出装置は、受光部選択手段によって、対の受光部群の重心を結ぶ線の方向が互いに異なる複数対の受光部群を選択し、信号生成手段によって、マイクロレンズごとに複数対の受光部群に対応する複数対の出力信号を生成し、焦点検出手段によって、複数のマイクロレンズに対応する複数対の出力信号に基づいて、受光部アレイの受光面上の異なる方向について結像光学系の焦点調節状態を検出するようにしたものである。
(3) 請求項3の焦点検出装置は、結像光学系の明るさに関する情報を検出する情報検出手段を備え、受光部選択手段によって、情報検出手段の明るさに関する情報に応じて対の受光部群を選択するようにしたものである。
(4) 請求項4の焦点検出装置は、明るさに関する情報を結像光学系の開放F値としたものである。
(5) 請求項5の焦点検出装置は、明るさに関する情報を結像光学系による撮影時のF値としたものである。
(6) 請求項6の焦点検出装置は、明るさに関する情報を結像光学系の開放F値または結像光学系による撮影時のF値とし、開放F値と撮影時のF値のいずれか一方を選択するための選択部材を備えたものである。
(7) 請求項7の焦点検出装置は、明るさに関する情報を結像光学系の開放F値または結像光学系の撮影時のF値とし、結像光学系の開放F値または撮影時のF値と、結像光学系の射出瞳の位置とに応じて対の受光部群を選択するようにしたものである。
(8) 請求項8の発明は、請求項1〜7のいずれか1項に記載の焦点検出装置を備えた撮像装置である。
本発明によれば、対の受光部群のそれぞれを各受光部群の重心を結ぶ線の方向にずらした場合に受光部群どうしが一致する(対の受光部群が並進対称性を有する)ので、対の受光部群のそれぞれが結像光学系の結像面の同一の領域に対応することになり、焦点検出精度を向上させることができる。
図1は、一実施の形態の焦点検出装置を備えた一眼レフレックス・デジタルスチルカメラの全体構成を示す図である。なお、本願発明の焦点検出装置および撮像装置に関わる機器および装置以外のカメラの一般的な機器および装置については図示と説明を省略する。一実施の形態のカメラではカメラボディ1にレンズ鏡筒2が装着される。レンズ鏡筒2は各種の撮影レンズに交換可能である。
カメラボディ1はメインミラー11、サブミラー12、シャッター13、撮像素子14、焦点検出装置15、制御装置16、ペンタプリズム17、接眼レンズ18、接点19などを備えている。撮像素子14はCCDやCMOSなどから構成され、撮影レンズにより結像された被写体像を電気信号に変換して出力する。焦点検出装置15は撮影レンズの焦点調節状態を検出する。この焦点検出装置15については詳細を後述する。制御装置16は不図示のマイクロコンピューター、ROM、RAM、A/Dコンバーターなどから構成され、カメラの各種演算やシーケンス制御などを行う。
一方、レンズ鏡筒2は撮影レンズ21(21a〜21e)、絞り22、レンズ駆動制御装置23などを備えている。レンズ駆動制御装置23は不図示のマイクロコンピューター、メモリ、レンズ駆動用モーター、絞り駆動用モーターなどから構成され、撮影レンズ21の焦点調節や絞り22の開口調節などを行う。なお、カメラボディ1の制御装置16とレンズ鏡筒2のレンズ駆動制御装置23は交換レンズマウント部(不図示)に設けられた接点19を介して各種情報の授受を行う。
非撮影時には、図に示すようにメインミラー11とサブミラー12が撮影光路中に置かれ、撮影レンズ21を透過した被写体光の一部はメインミラー11、ペンタプリズム17、接眼レンズ18を介して撮影者の目に導かれ、撮影者に被写体像が視認される。また、被写体光の残りの一部はメインミラー11、サブミラー12を介して焦点検出装置15へ導かれ、焦点検出装置15により撮影レンズ21の焦点調節状態、すなわちデフォーカス量が検出される。
図2は一実施の形態の焦点検出光学系の構成を示し、図3は一実施の形態のマイクロレンズアレイと受光部アレイを示す。なお、図1に示す機器と同様な機器に対しては同一の符号を付して説明する。撮影レンズ21を透過した被写体光は撮像素子14の受光素子面31に結像される。また、撮影レンズ21を透過した被写体光はサブミラー12により反射され、焦点検出装置15へ導かれて焦点検出面33に被写体像を結像する。この焦点検出面33は撮像素子14の受光素子面31と共役な面である。
焦点検出装置15はマイクロレンズアレイ15aと受光部アレイ15bを備えている。マイクロレンズアレイ15aは焦点検出面33の近傍に配置され、複数のマイクロレンズが二次元的に配列される。また、受光部アレイ15bはマイクロレンズアレイ15aのごく近傍に配置され、複数の受光部が二次元的に配列される。なお、図2および図3では、受光部アレイ15bの受光部をマイクロレンズごとに区分する例を示すが、もちろん受光部を連続的に配列してもよい。
図4に一実施の形態の焦点検出処理を示す。なお、図1〜図3に示す機器と同様な機器に対しては同一の符号を付して説明する。焦点検出装置15はA/Dコンバーター15c、メモリ15dおよびマイクロコンピューター15eを備えている。2次元配列された受光部アレイ15bの出力はA/Dコンバーター15cによりデジタル信号に変換され、メモリ15dに記憶される。マイクロコンピューター15eはメモリ15dから受光部アレイ15bの出力データを読み取り、二つの信号列{a(i)}、{b(i)}を生成する。
第1信号列{a(i)}=a(1),a(2),a(3),a(4),a(5),a(6),・・、
第2信号列{b(i)}=b(1),b(2),b(3),b(4),b(5),b(6),・・
・・・(1)
それぞれの信号a(i)およびb(i)は複数の受光部アレイ15bの出力データを加算合成して作成する。この合成の仕方については後述する。第1信号列{a(i)}と第2信号列{b(i)}とから公知の方法で像ズレ演算を行い、これに基づいてデフォーカス量を算出する。二つの信号列からデフォーカス量を算出する方法は周知であり、例えば本出願人による特開昭60−037513号公報および特開昭61−243416号公報に開示した方法などを用いることができる。
ここで、その概要を説明すると、第1信号列{a(i)}と第2信号列{b(i)}(ここで、i=1,2,3,・・)とから一対の像(信号列)の相関量C(N)を次式により求める。
C(N)=Σ|a(i)−b(i)|、
j−i=N ・・・(2)
(2)式において、Σは下底pLから上底qLまでの総和演算を表す。また、Nはシフト数である。
(2)式により離散的に求められた相関量C(N)から次のようにしてシフト量を求める。ここで、相関量C(N)の中でシフト量Nのときに極小値を与える相関量をC0とし、シフト量(N−1)のときの相関量をCr、シフト量(N+1)のときの相関量Cfとする。この3個の相関量Cr、C0、Cfの並びから精密なシフト量Naを次式により求める。
DL=0.5×(Cr−Cf)、
E=max{Cf−C0、Cr−C0}、
Na=N+DL/E ・・・(3)
これに焦点検出面33の位置に応じた補正量(定数const)を加え、焦点検出面33上での像ズレ量Δn(=Na+const)を算出する。
焦点検出のデフォーカス量Dfは、検出開角に依存した定数Kfを用いて、
Df=Kf×Δn ・・・(4)
として算出する。
図5および図6は、受光部アレイ15bの複数の受光部の出力データを加算合成する実施例を示す。図5はマイクロレンズの中心が受光部の境界に対応するようにマイクロレンズアレイ15aと受光部アレイ15bを配置した場合を示し、図5(b)〜図5(g)はマイクロレンズごとの受光部の出力データを加算合成する領域(以下、加算合成領域という)の設定例を示す。結像光学系である撮影レンズ21(21a〜21e)(図1および図2参照)のF値がF5.6の場合は、撮影レンズ21の瞳を通過した光が図5(b)に示す破線円内に入射する。したがって、この破線円内に含まれる受光部を左右二つに分けて加算合成領域を設定し(図5(b)において黒く塗りつぶした領域)、それぞれに含まれる受光部出力信号を加算合成したものを信号列a(i)およびb(i)とする。
また、結像光学系である撮影レンズ21のF値がF2.8の場合は、撮影レンズ21の瞳を通過した光が図5(c)に示す破線円内に入射する。したがって、この破線円内に含まれる受光部を左右二つに分けて加算合成領域を設定し(図5(c)において黒く塗りつぶした領域)、それぞれに含まれる受光部出力信号を加算合成したものを信号列a(i)およびb(i)とする。さらに、結像光学系である撮影レンズ21のF値がF1.4の場合は、撮影レンズ21の瞳を通過した光が図5(d)に示す破線円内に入射する。したがって、この破線円内に含まれる受光部を左右二つに分けて加算合成領域を設定し(図5(d)において黒く塗りつぶした領域)、それぞれに含まれる受光部出力信号を加算合成したものを信号列a(i)およびb(i)とする。
図5(b)〜図5(d)に示す受光部出力信号の加算合成領域例は、撮影レンズ21の瞳を横に分割した例であり、分割した2領域の重心を結ぶ線の方向(横方向)に構造を持つ縦線や縦エッジパターンの検出は可能であるが、横線や横エッジパターンを検出することができない。そこで、図5(e)〜図5(g)に示すように、撮影レンズ21の瞳を縦に分割した受光部出力信号の加算合成領域を設定してもよい。この領域設定例によれば、横線や横エッジパターンを検出することができる。なお、図5(e)〜図5(g)に示す加算合成領域の設定例は、撮影レンズ21の瞳を縦に分割した点が図5(b)〜図5(d)と異なるだけであり、詳細な説明を省略する。また、加算合成領域の設定例は図5(b)〜図5(g)に示す方法に限定されない。
図6はマイクロレンズの中心が受光部の中心に対応するようにマイクロレンズアレイ15aと受光部アレイ15bを配置した場合を示し、図6(b)〜図6(g)はマイクロレンズごとの受光部の出力データを加算合成する領域(加算合成領域)の設定例を示す。結像光学系である撮影レンズ21(21a〜21e)(図1および図2参照)のF値がF5.6の場合は、撮影レンズ21の瞳を通過した光が図6(b)に示す破線円内に入射する。したがって、この破線円内に含まれる受光部を左右二つに分けて加算合成領域を設定し(図6(b)において黒く塗りつぶした領域)、それぞれに含まれる受光部出力信号を加算合成したものを信号列a(i)およびb(i)とする。
また、結像光学系である撮影レンズ21のF値がF2.8の場合は、撮影レンズ21の瞳を通過した光が図6(c)に示す破線円内に入射する。したがって、この破線円内に含まれる受光部を左右二つに分けて加算合成領域を設定し(図6(c)において黒く塗りつぶした領域)、それぞれに含まれる受光部出力信号を加算合成したものをa(i)およびb(i)とする。さらに、結像光学系である撮影レンズ21のF値がF1.4の場合は、撮影レンズ21の瞳を通過した光が図6(d)に示す破線円内に入射する。したがって、この破線円内に含まれる受光部を左右二つに分けて加算合成領域を設定し(図6(d)において黒く塗りつぶした領域)、それぞれに含まれる受光部出力信号を加算合成したものを信号列a(i)およびb(i)とする。
図6(b)〜図6(d)に示す受光部出力信号の加算合成例は、撮影レンズ21の瞳を横に分割した例であり、分割した2領域の重心を結ぶ線の方向(横方向)に構造を持つ縦線や縦エッジパターンの検出は可能であるが、横線や横エッジパターンを検出することができない。そこで、図6(e)〜図6(g)に示すように、撮影レンズ21の瞳を縦に分割した受光部出力信号の加算合成領域を設定してもよい。この領域設定例によれば、横線や横エッジパターンを検出することができる。なお、図6(e)〜図6(g)に示す加算合成領域は、撮影レンズ21の瞳を縦に分割した点が図6(b)〜図6(d)と異なるだけであり、詳細な説明を省略する。また、加算合成領域の設定例は図6(b)〜図6(g)に示す方法に限定されない。
図5および図6に示す方法により加算合成された受光部出力信号は、図7に示すように、マイクロレンズごとの一方の領域の出力信号を用いて第1信号列a(1),a(2),a(3),・・・を生成し、他方の領域の出力信号を用いて第2信号列b(1),b(2),b(3),・・・を生成する。この第1信号列{a(i)}と第2信号列{b(i)}を用いて上述した焦点検出演算を行う。
撮影レンズ21の瞳を二つに分割する加算合成領域の形状は、図5および図6に示すような矩形に限定されない。しかし、例えば図8に示すような加算合成領域を設定した場合には、図9に示すように各マイクロレンズにより焦点検出面33上に一対の加算合成領域の像が投影される。しかし、図10に示すように、各対の加算合成領域((a)、(b)図参照)を対の領域の重心を結ぶ線の方向にずらしても、各対の領域どうしは完全に重ならない((c)図参照)。つまり、このような形状の対の加算合成領域は並進対称性がない。これに対し図5および図6に示すような矩形形状の加算合成領域は、図11に示すように、各対の加算合成領域((a)、(b)図参照)を対の領域の重心を結ぶ線の方向にずらすと、各対の領域どうしが完全に重なる((c)図参照)。つまり、図5および図6に示す対の加算合成領域は並列対称性がある。
このように、第1信号列{a(i)}と第2信号列{b(i)}において、焦点検出面33上における対の加算合成領域の像の形状に並進対称性がない場合には、対の加算合成領域を対の領域の重心を結ぶ線の方向にずらして重ね合わせても対の領域が完全に重ならない。このことは、焦点検出面33上の見ている部分に違いが生じることになり、焦点検出精度が低下してしまう。このようなマイクロレンズ面から離れた位置において焦点検出精度を良くするには、第1信号列{a(i)}と第2信号列{b(i)}の加算合成領域の並び方向において、それらの対の領域の形状が並進対称性を有する必要がある。
次に、上述した加算合成領域の設定方法では、撮影レンズ21の開放F値に依存させて領域を決定する例を示したが、撮影時の制御F値に依存させて領域を決定する方法を以下に説明する。一般に、撮影時は撮影レンズ21の開放F値で撮影するとは限らず、絞り22を絞り込んで撮影する場合には、開放撮影の場合とピント面が異なる場合がある。
図12は、撮影レンズの制御F値に依存した加算合成領域の設定方法を説明するための図である。図において、40aは撮影レンズの球面収差曲線を示す。また、40bは絞り開放状態におけるピント面を示し、40cは絞り22を所定量だけ絞り込んだ場合のピント面の位置を示す。さらに、40fは一つのマイクロレンズ下の受光部の並びを示す。
図12において、線40dは球面収差曲線40aと絞り開放状態のピント面40bとの交点を通り、この線40dに対称に加算合成領域40gを設定すれば、ほぼ絞り開放状態のピント面40bを検出することができる。一方、線40eは球面収差曲線40aと所定量だけ絞り込んだ場合のピント面40cとの交点を通り、この線40eに対称に加算合成領域40hを設定すれば、ほぼ所定量だけ絞り込んだ場合のピント面40cを検出することができる。したがって、撮影制御絞り値に応じて加算合成領域を40gと40hのように切り換えることによって、撮影時の絞り値に応じた正確なピント検出が可能となる。
図4において、マイクロコンピューター15eに入力される瞳情報は、開放F値情報もしくは撮影制御F値信号である。開放F値情報もしくは撮影制御F値のいずれで焦点検出を行うかを、使用者が選択するF値指定操作部材34をカメラに設け、この操作部材によりピント検出方法を切り換える。制御装置16は、F値指定操作部材34により選択されたピント検出方法に応じて各マイクロレンズ下の複数の受光部の中から出力データを加算合成する領域を設定する。なお、制御装置16のメモリ(不図示)には、撮影レンズの開放F値および制御F値ごとに加算合成領域情報が記憶されている。
制御装置16は、F値指定操作部材34からのF値選択情報に基づいて焦点検出装置15のマイクロコンピューター15eにどの領域が使用可能かを伝達する。なお、F値が同じでも、射出瞳位置(撮像面から射出瞳位置までの距離)が異なると少し変わることがあり、精密には焦点検出すべき光束のF値を表す信号と、射出瞳位置情報とに基づいて加算合成領域を設定する。この関係は、撮影レンズの光軸から検出位置までの距離にも依存するので、F値と瞳位置と光軸からの距離を引数にしたテーブルを実験により作成し、それに基づいて加算合成領域を指定する。もちろんテーブルを簡単な近似式に置き換えてもよい。指定するF値としては、開放F値、撮影制御F値、使用者指定の任意F値が考えられる。
以上説明したように、一実施の形態によれば、対の加算合成領域(対の受光部群)のそれぞれを各加算合成領域の重心を結ぶ線の方向にずらした場合に加算合成領域どうしが一致するので、対の加算合成領域が並進対称性を有し、対の加算合成領域のそれぞれが結像光学系の結像面の同一の領域に対応することになり、焦点検出精度を向上させることができる。
また、対の加算合成領域(対の受光部群)の面積、すなわち出力を加算する受光部の数を、結像光学系の瞳の径に依存させて瞳開口による検出光束のケラレが生じないように決めることによって、利用できる光量の最適化と検出開角の最適化により焦点検出精度を向上させることができる。
さらに、撮影時の結像光学系の実絞り値に近い領域の光束を受ける範囲を、対の加算合成領域(対の受光部群)の面積でカバーするように合成すれば、撮影時の実絞り値におけるピント面を正確に検出することができる。
一実施の形態のデジタルスチルカメラの構成を示す図 一実施の形態の焦点検出光学系の構成を示す図 一実施の形態のマイクロレンズアレイと受光部アレイを示す図 一実施の形態の焦点検出処理を示すブロック図 受光部アレイの複数の受光部の出力データを加算合成する領域の設定例を示す図 受光部アレイの複数の受光部の出力データを加算合成する領域の設定例を示す図 一実施の形態の第1信号列と第2信号列の生成方法を示す図 並進対称性ない加算合成領域の設定例を示す図 図8に示す加算合成領域の投影像を示す図 並進対称性ない加算合成領域の問題点を説明するための図 並進対称性のある加算合成領域の形状を説明する図 撮影制御F値に応じた加算合成領域の設定方法を説明する図
符号の説明
15a 受光部アレイ
15b 受光部アレイ
15e マイクロコンピューター
16 制御装置
21 撮影レンズ
34 F値指定操作部材

Claims (8)

  1. 複数のマイクロレンズが二次元的に配列されたマイクロレンズアレイと、
    前記マイクロレンズアレイの近傍に該マイクロレンズのそれぞれに対応して複数の受光部が二次元的に配列されるとともに、結像光学系からの光束を前記マイクロレンズアレイを介して受光する受光部アレイと、
    前記各マイクロレンズに対応する前記複数の受光部の中から対の受光部群を選択する受光部選択手段と、
    前記各マイクロレンズにおいて、前記受光部選択手段により選択された前記各受光部群に含まれる受光部の出力信号を加算し、前記対の受光部群に対応する出力信号対を生成する信号生成手段と、
    前記信号生成手段により生成された、前記複数のマイクロレンズに対応する複数の出力信号対に基づいて、前記結像光学系の焦点調節状態を検出する焦点検出手段とを備え、
    前記受光部選択手段は、前記対の受光部群のそれぞれが、前記受光部アレイの受光面において各受光部群の重心を結ぶ線の方向にずらした場合に一致するように、前記対の受光部群を選択することを特徴とする焦点検出装置。
  2. 請求項1に記載の焦点検出装置において、
    前記受光部選択手段は、前記対の受光部群の重心を結ぶ線の方向が互いに異なる複数対の受光部群を選択し、
    前記信号生成手段は、前記マイクロレンズごとに前記複数対の受光部群に対応する複数対の出力信号を生成し、
    前記焦点検出手段は、前記複数のマイクロレンズに対応する前記複数対の出力信号に基づいて、前記受光部アレイの受光面上の異なる方向について前記結像光学系の焦点調節状態を検出することを特徴とする焦点検出装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の焦点検出装置において、
    前記結像光学系の明るさに関する情報を検出する情報検出手段を備え、
    前記受光部選択手段は、前記情報検出手段の明るさに関する情報に応じて前記対の受光部群を選択することを特徴とする焦点検出装置。
  4. 請求項3に記載の焦点検出装置において、
    前記明るさに関する情報は前記結像光学系の開放F値であることを特徴とする焦点検出装置。
  5. 請求項3に記載の焦点検出装置において、
    前記明るさに関する情報は前記結像光学系による撮影時のF値であることを特徴とする焦点検出装置。
  6. 請求項3に記載の焦点検出装置において、
    前記明るさに関する情報は前記結像光学系の開放F値または前記結像光学系による撮影時のF値であり、
    前記開放F値と前記撮影時のF値のいずれか一方を選択するための選択部材を備えることを特徴とする焦点検出装置。
  7. 請求項3に記載の焦点検出装置において、
    前記明るさに関する情報は前記結像光学系の開放F値または前記結像光学系の撮影時のF値であり、
    前記結像光学系の前記開放F値または前記撮影時のF値と、前記結像光学系の射出瞳の位置とに応じて前記対の受光部群を選択することを特徴とする焦点検出装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の焦点検出装置を備えることを特徴とする撮像装置。
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