JP2008116608A - 二次元駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 レンズなどを保持した駆動対象部材をX−Y平面内で安定して移動させることができ、駆動対象部材が移動する際に摺動摩擦や転がり摩擦が発生しない二次元駆動装置を提供すること。
【解決手段】 第1の弾性腕13の連結端13bと第2の弾性腕14の連結端14bとで、中間部材21がY方向へ移動自在に支持されている。中間部材21に固定端22aが固定された第3の弾性腕22の連結端22bと、中間部材21に固定端23aが固定された第4の弾性腕23の連結端23bとで、駆動対象部材11がX方向へ移動自在に支持されている。よって、駆動対象部材11は、傾くことなかく、また摺動摩擦抵抗を受けることなく、X−Y平面に沿って安定して移動することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、レンズあるいは撮像素子などをX−Y平面内で移動させることができる二次元駆動装置に関する。
従来各種小型機器において、駆動対象部材をX−Y平面内で移動させる二次元駆動装置が用いられている。例えば、デジタルカメラやビデオカメラでは、駆動対象部材にレンズまたはCCDなどの撮像素子が搭載され、この駆動対象部材が磁気駆動機構などによってX−Y平面内で駆動される。カメラには角速度を検出できるセンサが設けられ、このセンサで検出された角速度成分を打ち消すように前記駆動対象部材が駆動されることにより、カメラを保持している手の振れによる画像のぶれを修正できるようにしている。
前記駆動対象部材をX−Y平面内で移動自在に支持する機構として従来、種々の構造のものがある。
特許文献1に記載の機構は、CCDを搭載したステージが、リンク機構によってX方向およびY方向へ直線的に移動できるように支持されている。前記リンク支持機構は、X字状に組み合わされた一対のリンク部材を有し、ステージには、リンク機構の伸縮方向であるY方向と直交するY方向に向く長穴が形成され、それぞれのリンク部材に設けられたピンが、前記長穴に摺動自在に挿入されている。前記リンク機構の伸縮と、長穴内でのピンの摺動により、ステージがX−Y方向へ移動できるようになっている。
特許文献2に記載の機構は、補正レンズを搭載した固定枠を有し、固定枠に固定されたピッチスライド軸が、保持枠の軸受部に摺動自在に挿通され、保持枠に固定されたヨークスライド軸が、ハウジングの軸受部に摺動自在に支持されている。前記ピッチスライド軸とヨークスライド軸が直交していることで、固定枠が直交する2方向へ移動できるようになっている。
特許文献3に記載の機構は、レンズを保持している保持部材が、4本の金属ワイヤで弾性的に支持されて二次元方向へ移動できるようになっている。4本の金属ワイヤは、全て片持ちであり、互いに平行に延びている。
特開2005−250400号公報 特開平4−18515号公報 特開平2002−207148号公報
しかし、特許文献1に記載された機構では、X構造に組み合わされたリンク部材が伸縮する際に、リンクの交叉部分および、リンクとステージとの連結部分に摺動による摩擦抵抗が発生する。特許文献2に記載の機構では、ピッチスライド軸と軸受部との摺動により摩擦抵抗およびヨークスライド軸と軸受部との摺動により摩擦抵抗が発生する。よって、特許文献1と特許文献2に記載のものは、CCDやレンズを移動させる際の負荷が大きい。
特許文献3に記載のものでは、4本の金属ワイヤが全て片持ちで同じ方向に延びている。そのため、レンズを保持している保持部材が移動するときに、レンズの光軸が倒れる方向へ移動し、さらにはレンズが光軸方向へも移動する。したがって、レンズを二次元方向の面に沿って移動させることはできない。
本発明は上記従来の課題を解決するためのものであり、駆動対象部材を、摺動摩擦抵抗が発生することなく低負荷で且つX−Y平面に沿って移動させることができる二次元駆動装置を提供することを目的としている。
本発明は、一対の固定支持部と、前記固定支持部に動作自在に支持された中間部材と、前記中間部材に動作自在に支持された駆動対象部材とを有し、
固定端が前記固定支持部に固定され連結端が前記中間部材に連結されている第1の弾性腕および第2の弾性腕と、固定端が前記中間部材に固定され連結端が前記駆動対象部材に連結されている第3の弾性腕および第4の弾性腕とを有し、
前記第1の弾性腕と前記第2の弾性腕は、共にX方向に延び且つ前記駆動対称部材の中心部を挟んでX方向と直交するY方向に間隔を空けて配置され、前記第3の弾性腕と前記第4の弾性腕は、共にY方向に延び且つ前記中心部を挟んでX方向に間隔を空けて配置されており、
前記駆動対象物に対して、X−Y平面に沿う互いに交叉する方向への駆動力を与える駆動機構が設けられていることを特徴とするものである。
本発明の二次元駆動装置は、X方向に延びる第1の弾性腕および第2の弾性腕のY方向への変形と、Y方向に延びる第3の弾性腕および第4の弾性腕のX方向への変形とにより、駆動対象部材が、X−Y平面内の各方向へ自由に移動できる。よって、駆動機構により駆動対象部材をX−Y平面に沿って自由に動かすことができる。駆動対象部材を移動させる際に摺動負荷が作用することがなく、低負荷で駆動できる。また、駆動機構から駆動力が作用していないときには、駆動対象部材を中立姿勢に復帰させることができる。
なお、本明細書における「第1の弾性腕と第2の弾性腕は、共にX方向に延び」とは、第1の弾性腕と第2の弾性腕が、共にX方向へ直線的に延びて、第1の弾性腕と第2の弾性腕が互いに平行であることは勿論のこと、第1の弾性腕と第2の弾性腕が、共にX方向に対して角度を有しており、第1の弾性腕と第2の弾性腕とが互いに平行でない場合も含む。さらに、第1の弾性腕と第2の弾性腕が、共にくの字状に屈曲していたり、湾曲しているものであってもよい。これらは第3の弾性腕および第4の弾性腕とY方向との関係においても同じである。またX方向とY方向とは互いに交叉する方向を意味しているのであって、特定の方向を意味しているのではない。
本発明では、前記第1の弾性腕と前記第2の弾性腕は、前記固定端と前記連結端とが、互いに逆方向に向けられていることが好ましい。
固定端と連結端が互いに逆に向けられていると、第1の弾性腕と第2の弾性腕とで中間部材を2方向から安定して支持することができる。また、同様に、第3の弾性腕と第4の弾性腕も、前記固定端と前記連結端とが、互いに逆方向に向けられていることが好ましい。
また、本発明は、前記第3の弾性腕と前記第4の弾性腕は、前記固定端と前記連結端とが、互いに逆方向に向けられており、
前記第3の弾性腕の前記固定端は、前記第1の弾性腕の前記固定端よりも前記第1の弾性腕の前記連結端に近い位置にあり、前記第4の弾性腕の固定端は、前記第2の弾性腕の前記固定端よりも前記第2の弾性腕の前記連結端に近い位置にあることが好ましい。
さらに本発明は、前記第3の弾性腕の前記固定端が、前記第1の弾性腕の前記連結端と同じ位置またはほぼ同じ位置にあり、
前記第4の弾性腕の前記固定端が、前記第2の弾性腕の前記連結端と同じ位置またはほぼ同じ位置にあることが好ましい。
上記のように、第3の弾性腕の固定端と第1の弾性腕の連結端とを接近させまたは同じ位置とし、第4の弾性腕の固定端と第2の弾性腕の連結端とを接近させまたは同じ位置にすると、駆動機構から駆動対象部材に駆動力を与えたときに、第3の弾性腕の固定端と第1の弾性腕の連結端との間にモーメントが作用せず、また第4の弾性腕の固定端と第2の弾性腕の連結端との間にもモーメントが作用しなくなるため、第1の弾性腕と第2の弾性腕などに不要な曲げ力を与えることがなくなって、駆動対象部材を安定してX−Y面内で動かすことができる。
例えば、本発明は、前記駆動対象部材には、レンズを保持する保持穴が形成されており、前記第1の弾性腕と前記第2の弾性腕は、前記レンズの光軸を挟んで前記光軸から同じ距離だけ離れた位置に配置され、前記第3の弾性腕と前記第4の弾性腕は、前記光軸を挟んで前記光軸から同じ距離だけ離れた位置に配置されているものとして構成できる。
本発明の駆動対象部材は、X−Y面に沿って移動させられるときに、各弾性腕の変形に伴なって回転成分を伴なう。しかし、駆動対象部材に搭載されているのがレンズである場合には、前記回転成分の回転中心が光軸と平行となるため、前記回転成分が、カメラの手ぶれ補正などの機能に影響を与えることがない。
この場合に、本発明では、一対の前記固定支持部を有するベースと前記中間部材は、前記レンズの開口径と重ならない位置に設けられているものとして構成される。
例えば、一対の前記固定支持部を有するベースには貫通穴が形成され、前記駆動対象部材は、前記貫通穴を通過して前記ベースの両側に延びており、前記ベースを挟んで一方の側に前記中間部材が設けられ、他方の側に前記駆動機構が設けられているものとして構成できる。この構成では、レンズの光軸方向での厚さ寸法を短くできる。
この場合に、本発明では、前記各弾性腕は、前記駆動機構と同じ側に配置されており、前記中間部材には、前記ベースを貫通して前記駆動機構と同じ側に向かって延びる突出部が設けられ、前記第1の弾性腕および前記第2の弾性腕のそれぞれの前記連結端と、前記第3の弾性腕および前記第4の弾性腕のそれぞれの前記固定端が、前記突出部に固定されているものとして構成できる。
あるいは、前記各弾性腕は、前記中間部材と同じ側に配置されているものであってもよい。
なお、本発明では、駆動対象部材に搭載されるのが、CCDなどの撮像素子であってもよい。
さらに本発明は、前記中間部材と、少なくともいずれかの弾性腕は、板ばね材料で一体に形成されていることが好ましく、また、前記第1の弾性腕と前記第3の弾性腕が板ばね材料で一体に形成され、前記第2の弾性腕と前記第4の弾性腕が板ばね材料で一体に形成されていることが好ましい。
上記のように、中間部材と弾性腕とを一体に形成し、また複数の弾性腕を板ばね材料で一体に形成することにより、二次元駆動装置の部品数を削減して小型に構成できる。
本発明では、レンズなどを搭載した駆動対象部材を、X−Y平面内で動かすことができ、しかも摺動による摩擦抵抗が発生せず、低負荷で動作させることができる。
図1は本発明の第1の実施の形態の二次元駆動装置を示す分解斜視図、図2は二次元駆動装置の平面図、図3は動作原理の説明図である。なお、図1では、各部材の取付け関係を、鎖線による連結線(a)(b)(c)(d)(e)(f)で示している。
二次元駆動装置10は、デジタルカメラやカメラ機能を有する携帯電話、あるいはビデオカメラなどにおいて、使用者の手の振れを補正する手振れ補正装置に使用される。二次元駆動装置10の駆動対象部材11にはレンズまたは撮像素子であるCCDなどが搭載されるが、この実施の形態では、駆動対象部材11が筒状のレンズホルダ11aを有している。駆動対象部材11は合成樹脂製であり、前記レンズホルダ11aに、上下に貫通するレンズ保持穴11bが形成され、このレンズ保持穴11b内に複数のレンズ1が保持されている。図1ないし図3では、レンズ1の光軸をO1で示している。X軸とY軸は、前記光軸O1と垂直に設定される直交座標である。また、光軸O1がレンズホルダの中心である。
カメラには手振れの速度成分を検出するセンサが設けられている。図示しない制御部において、センサで検出された速度成分を打ち消すための電流が生成され、この電流が後に説明する駆動コイルに与えられ、駆動対象部材11が手振れを打ち消す方向へ駆動される。
円盤形状のベース12は合成樹脂製であり、その中心には上下に貫通する貫通穴12aが形成されている。貫通穴12aは、レンズ1を通過する光束を遮らないために形成されているものであるが、さらに、前記レンズホルダ11aの下部は前記貫通穴12a内に挿入されている。よって、前記貫通穴12aの直径は、レンズホルダ11aの外径よりも大きく、レンズホルダ11aが貫通穴12a内においてX−Y平面内で動くことができる。
ベース12の上面には、四角柱形状の一対の固定支持部12b,12cが一体に突出形成されている。ベース12の上には第1の弾性腕13と第2の弾性腕14が設けられている。第1の弾性腕13と第2の弾性腕14は金属の板ばね材料で形成されている。第1の弾性腕13と第2の弾性腕14は、共に幅方向が光軸O1に沿う方向に向けられ、板厚方向がY方向へ向けられている。よって、第1の弾性腕13と第2の弾性腕14は、Y方向へ向けて曲げ変形しやすいが光軸O1に沿う方向へは変形しにくい。
第1の弾性腕13のX2側の端部には、固定端13aが矩形状に折り曲げられて形成されており、この固定端13aが前記固定支持部12bの外側面に密着するように装着され、接着剤などで固定されている。第2の弾性腕14はX1側に固定端14aが設けられている。この固定端14aは矩形状に折り曲げられており、前記固定支持部12cの外側面に密着するように装着され、接着剤などで固定されている。第1の弾性腕13のX1側の端部は連結端13bであり、矩形状に折り曲げられている。また第2の弾性腕14のX2側の端部は連結端14bであり、矩形状に折り曲げられている。
第1の弾性腕13と第2の弾性腕14は、共にX方向へ延び、第1の弾性腕13と第2の弾性腕14は互いに平行である。そして、第1の弾性腕13の固定端13aと連結端13bの向きと、第2の弾性腕14の固定端14aと連結端14bとの向きは、互いに逆向きである。
ベース12の下側には中間部材21が配置されている。中間部材21は合成樹脂材料で形成されているものであり、中心には上下に貫通する貫通穴21aが形成されている。この貫通穴21aは、レンズ1を通過する光束を遮らないために形成されているが、この実施の形態では、レンズホルダ11aの下端が、貫通穴21a内に位置している。
この二次元駆動装置10では、レンズホルダ11aの下部が、ベース12に形成された貫通穴12aおよび中間部材21に形成された貫通穴21a内に位置しているため、レンズホルダ11a内に複数のレンズが収納され、レンズホルダ11aが光軸O1方向に長くなったとしても、装置全体の光軸O1方向の厚さ寸法を短くできる。
中間部材21の上面には、上方に延びる一対の連結突出部21bと21cが一体に形成されている。連結突出部21bと21cは、四角柱形状である。前記ベース12には、一対の四角形状の通過穴12d,12eが上下に貫通して形成されており、前記連結突出部21bは前記通過穴12d内を通過してベース12よりも上方へ突出し、同様に前記連結突出部21cは前記通過穴12eを通過してベース12よりも上方へ突出している。連結通過穴12d,12eの開口面積は、連結突出部21b,21cの断面積よりも大きく、連結突出部21bは通過穴12d内で動くことができ、連結突出部21cは通過穴12d内で動くことができる。
前記第1の弾性腕13の連結端13bは、ベース12の上方へ突出した連結突出部21bの外側面に密着し、接着剤などで固定されている。前記第2の弾性腕14の連結端14bは、ベース12の上方へ突出した連結突出部21cの外側面に密着し、接着剤などで固定されている。
図1と図2に示すように、第1の弾性腕13と第2の弾性腕14との間には、駆動対象部材11のレンズホルダ11aの下部が位置している。そして駆動対象部材11のレンズホルダ11aから突出している突出片11cと突出片11eが第1の弾性腕13と第2の弾性腕14の上に位置し、マグネット保持部11fの基部11gも、第2の弾性腕14の上に位置している。
駆動対象部材11に設けられた前記突出片11cの上には、第3の弾性腕22が配置され、前記突出片11eの上には第4の弾性腕23が配置されている。第3の弾性腕22と第4の弾性腕23は、金属の板ばね材料で形成されており、その幅方向が光軸O1に沿う方向へ向けられ、その板厚方向がX方向へ向けられている。よって、第3の弾性腕22と第4の弾性腕23は、共にX方向へ向けて曲げ変形しやすいが、光軸O1に沿う向きには曲げ変形しにくい。
第3の弾性腕22はY1側の端部が固定端22aであり、矩形状に折り曲げられている。前記固定端22aは、前記連結突出部21bの外側面に密着し、接着剤で固定されている。第4の弾性腕23はY2側の端部が固定端23aであり、矩形状に折り曲げられている。前記固定端23aは、前記連結突出部21cの外側面に密着し、接着剤で固定されている。連結突出部21bでは、第1の弾性腕13の連結端13bが下側に取り付けられ、第3の弾性腕22の固定端22aが上側に取り付けられている。よって連結突出部21bは第1の弾性腕13と第3の弾性腕22を取り付けることができるように、光軸O1に向けて長く延びている。同様に、連結突出部21cでは、下側に第2の弾性腕14の連結端14bが固定され、それよりも上方に、第4の弾性腕23の固定端23aが固定されている。
第3の弾性腕22は、Y2側の端部が連結端22bであり、この連結端22bは、矩形状に折り曲げられている。駆動対象部材11には、突出片11cから上向きに突出する連結突起11hが一体に形成されており、前記連結端22bは連結突起11hの外側面に密着し、接着剤などで固定されている。第4の弾性腕23はY1側の端部が連結端23bであり、矩形状に折り曲げられている。駆動対象部材11の突出片11eには上向きの連結突起11iが一体に設けられ、前記連結端23bは前記連結突起11iの外側面に密着し、接着材などで固定されている。
第3の弾性腕22と第4の弾性腕23は、共にY方向へ延びて、互いに平行である。また、第3の弾性腕22における固定端22aと連結端22bの向きと、第4の弾性腕23における固定端23aと連結端23bの向きとは、互いに逆向きである。
そして、第1の弾性腕13の連結端13bと第3の弾性腕22の固定端22aが共通の連結突出部21bに固定されて、前記連結端13bと前記固定端22aとが同じ位置にある。よって、第1の弾性腕13と第3の弾性腕22を、直角に折り曲げた一体の板ばね材料で形成して、その折曲部を連結突出部21bに固定する構造とすることも可能である。同様に、第2の弾性腕14の連結端14bと第4の弾性腕23の固定端23aが共通の連結突出部21cに固定されて、前記連結端14bと前記固定端23aとが同じ位置にある。よって、第2の弾性腕14と第4の弾性腕23を、直角に折り曲げた一体の板ばね材料で形成して、その折曲部を連結突出部21cに固定する構造とすることも可能である。
次に、駆動対象部材11を駆動する駆動機構の構造を説明する。図1に示すように、ベース12の上面にはコイル支持板25が設置されている。コイル支持板25には、前記固定支持12cを上方へ突出させる矩形の逃げ穴25aが形成されている。コイル支持板25の上面には、巻き軸方向がX方向へ向けられたX駆動コイルCxと、巻き軸方向がY方向へ向けられたY駆動コイルCyが固定されている。
前記駆動対照部材11の突出片11cの先部にはマグネット保持部11dが一体に形成されており、このマグネット保持部11dに保持されたX駆動マグネットMxが前記X駆動コイルCxの内部に挿入されている。また前記マグネット保持部11fに保持されたY駆動マグネットMyが前記Y駆動コイルCyの内部に挿入されている。
図3は、前記二次元駆動装置10での、中間部材21と駆動対象部材11の支持構造の原理を説明する説明図である。
中間部材21は、第1の弾性腕13と第2の弾性腕14とで支持されているが、第1の弾性腕13の連結端13bはX1方向に向けられ、第2の弾性腕14の連結端14bはX2方向へ向けられている。このように第1の弾性腕13と第2の弾性腕14とで、中間部材21が互いに逆向きに支持されているため、中間部材21の姿勢は常に安定する。同様に、駆動対象部材11は、第3の弾性腕22と第4の弾性腕23とで、中間部材21に支持されているが、第3の弾性腕22の連結端22bの向きはY2方向であり、第4の弾性腕23の連結端23bの向きはY1方向である。このように、駆動対象部材11も、第3の弾性腕22と第4の弾性腕23とで、互いに逆向きに支持されているため、駆動対象部材11の支持が安定する。
さらに、第1の弾性腕13の連結端13bがX1側に位置し、第2の弾性腕14の連結端14bがX2側に位置し、第3の弾性腕22の連結端22bがY2側に位置し、第4の弾性腕23の連結端23bがY1側に位置している。このように、4つの弾性腕の連結端の向きが全て異なる方向であるため、前記駆動機構により、駆動対象部材11にX方向とY方向の駆動力が与えられたときに、X−Y平面内で安定して動くことができ、また駆動力が絶たれたときには、駆動対象部材11は中立位置で安定することができる。
さらに、第1の弾性腕13と第2の弾性腕14とが、光軸O1から等距離の位置にあり、第3の弾性腕22と第4の弾性腕23とが、光軸O1から等距離の位置にあるため、駆動対象部材11の重心を安定して支えることができる。
Y駆動コイルCyに駆動電流が与えられると、この電流とY駆動マグナットMyの磁界とで、駆動対象部材11にY方向への駆動力が与えられる。例えば、このときの駆動力の向きがY1方向であると、図3に示すように、第1の弾性腕13がα1方向へ曲げ変形し、第2の弾性腕14がα2方向へ曲げ変形する。α1方向は反時計回りでα2方向が時計回りであり、変形方向が互いに逆回りである。しかし、第1の弾性腕13の連結端13bと第2の弾性腕14の連結端14bは同じ中間部材21に固定されて、連結端13bと連結端14bの相対位置が変化しないため、駆動対象物11は、光軸O1が傾くことなくY1方向へ移動できる。
これは、第3の弾性腕22と第4の弾性腕23による駆動対象部材11の支持においても同じである。X駆動コイルCxに駆動電流が与えられ、例えば駆動対象部材11にX1方向への駆動力が与えられると、第3の弾性腕22がβ1方向へ曲げ変形し、第4の弾性腕23がβ2方向へ曲げ変形する。β1方向とβ2方向は互いに逆回転方向であるが、第3の弾性腕22の連結端22bと第4の弾性腕23の連結端23bは、同じ駆動対象部材11に固定されて、連結端22bと連結端23bの相対位置が変化しないため、駆動対象部材11を、光軸O1が傾くことなく、安定してX1方向へ移動させることができる。
また、前記α1方向とα2方向が逆回転方向であり、β1方向とβ2方向が逆回転方向であるため、駆動対象部材11が移動する際にわずかな回転成分を伴なう場合がある。しかしこのときの回動成分の回転中心軸は光軸O1と平行であるため、すなわち光軸O1が倒れるわけではないので、レンズの集光機能などに影響を与えることはない。
図4は本発明の第2の実施の形態の二次元駆動装置110の分解斜視図、図5は二次元駆動装置110の平面図、図6は二次元駆動装置の底面図、図7は底面図から見た支持構造の原理説明図である。
この二次元駆動装置110も、駆動対象部材111がレンズホルダ111aを有し、レンズホルダ111aに形成されたレンズ保持穴111bにレンズ1が保持されている。レンズの光軸をO2で示している。円盤状のベース112には貫通穴112aが形成され、レンズホルダ111aの下部は、貫通穴112a内に余裕を有して挿入されている。ベース112の下面には、固定支持部112bと固定支持部112cが一体に突出形成されている。
ベース112の下側には中間部材121が配置されている。中間部121には上下に貫通する貫通穴121aが形成されており、レンズホルダ111aの下部はこの貫通穴121a内に位置している。
中間部材121は金属の板ばね材料で形成されており、この中間部材121に、第1の弾性腕113と第2の弾性腕114および第3の弾性腕122と第4の弾性腕123が一体に折り曲げ形成されている。第1の弾性腕113は、中間部材121のY1側の縁部から上向きに折り曲げられている。第1の弾性腕113は、X1側の端部が中間部材121と連結されている連結端113bであり、X2側の端部が固定端113aである。第2の弾性腕114は、中間部材121のY2側の端部から上向きに折り曲げられている。第2の弾性腕114は、X2側の端部が中間部材121に連結された連結端114bであり、X1側の端部が固定端114aである。
図6にも示すように、第1の弾性腕113の固定端113aは、ベース112の下面に突出する前記固定支持部112bの外側面に密着して、接着剤などで固定されている。第2の弾性腕114の固定端114aは、ベース112の下面に突出する前記固定支持部112cの外側面に密着して、接着剤などで固定されている。第1の弾性腕113と第2の弾性腕114は、Y方向へ変形しやすく、光軸O2に沿う向きには変形しにくい。中間部材121は、ベース112に対してY1−Y2方向へ移動自在に支持されている。
第3の弾性腕122は、中間部材121のX1側の縁部から上向きに折り曲げられており、第4の弾性腕123は、中間部材121のX2側の縁部から上向きに折り曲げられている。第3の弾性腕122と第4の弾性腕123は、第1の弾性腕113および第2の弾性腕114と同じ形状である。
第3の弾性腕122は、Y1側の端部が、中間部材121と一体の固定端122aであり、Y2側の端部が連結端122bである。第4の弾性腕123は、Y2側の端部が、中間部材121と一体の固定端123aであり、Y1側の端部が連結端123bである。
駆動対象部材111には、レンズホルダ111aから突出する連結突起111hと、この連結突起111hと正反対の向きに突出する連結突起111iが一体に形成されている。前記ベース112には、貫通穴112aから延長する貫通凹部112d,112eが形成されている。前記連結突起111hは、貫通凹部112d内を通過してベース112の下側に位置しており、前記第3の弾性腕122の連結端122bがこの連結突起111hの外側面に密着し、接着剤などで固定されている。前記連結突起111iは貫通凹部112eを通過してベース112の下側に位置しており、前記第4の弾性腕123の連結端123bが、前記連結突起111iの外側面に密着し、接着剤などで固定されている。
第3の弾性腕122と第4の弾性腕123もX方向へ変形しやすく、光軸O2に沿う方向へは変形しにくい構造である。よって、駆動対象部材111は、中間部材121に対してX方向へ移動できるように支持されている。
ベース112の上面にはコイル支持板125が固定されており、このコイル支持板125にX駆動コイルCxとY駆動コイルCyが固定されている。前記駆動対象部材111には、マグネット保持部111dが形成され、このマグネット保持部111dにX駆動マグネットMxが保持されている。またマグネット保持部111fにY駆動マグネットMyが保持されている。X駆動マグネットMxがX駆動コイルCx内に挿入され、Y駆動マグネットMyがY駆動コイルCy内に挿入されて、駆動機構が構成されている。
図7は、前記二次元駆動装置110を底面から見たときの、中間部材121と駆動対象部材111の支持構造を示す原理図である。
図7と図10を比較すると、その支持構造が実質的に同じである。第1の弾性113の連結端113bがX1側に位置し、第2の弾性腕114の連結端114bがX2側に位置し、中間部材121は、前記連結端114bと連結端114bとでY方向へ移動できるように支持されている。第3の弾性腕122の連結端122bはY2側に位置し、第4の弾性腕123の連結端123bがY1側に位置し、駆動対象部材111は、連結端122bと連結端123bによってX方向へ移動できるように支持されている。
また、第1の弾性腕113の連結端113bと第3の弾性腕122の固定端122aがほぼ同じ位置にあり、第2の弾性腕114の連結端114bと第4の弾性腕123の固定端123aは、ほぼ同じ位置にある。また、第1の弾性腕113と第2の弾性腕114は、光軸O2を挟んで光軸O2から同じ距離離れた位置に配置され、第3の弾性腕122と第4の弾性腕123は、光軸O2を挟んで光軸O2から同じ距離離れた位置に配置されている。
図8は、本発明の第3の実施の形態の二次元駆動装置210を示す平面図である。この二次元駆動装置210は支持原理のみを示しており、詳しい構造は省略している。また、説明を容易にするために、図3に示す第1の実施の形態と同じ機能を発揮する部分に同じ符号を付している。
図8に示す二次元駆動装置210は、第1の弾性腕13の固定端13aが固定支持部12bに固定され、第2の弾性腕14の固定端14が固定支持部12cに固定されている。第1の弾性腕13の連結端13bと第2の弾性腕14の連結端14bが中間部材21に連結され、中間部材21がY方向へ移動できるように支持されている。中間部材21には、第3の弾性腕22の固定端22aと、第4の弾性腕23の固定端22bが固定されている。そして、駆動対象部材11が、第3の弾性腕22の連結端22bと第4の弾性腕23の連結端23bとで支持され、駆動対象部材11は、中間部材21に対してX方向へ移動自在に支持されている。
この二次元駆動装置210においても、駆動対象部材11にマグネットMx,Myを固定して駆動機構を構成することにより、駆動対象部材11をレンズ1の光軸が倒れることなくX−Y平面に沿って移動させることができる。
ここで、図3に示す構造と図8に示す構造との違いを説明する。図3では、第3の弾性腕22の固定端22aが、第1の弾性腕13の固定端13aよりも連結端13bに近い位置にあり、固定端22aと連結端13bとがほぼ同じ位置にある。また、第4の弾性腕23の固定端23aも、第2の弾性腕14の固定端14aよりも連結端14bに近い位置にあり、固定端23aと連結端14bとがほぼ同じ位置にある。これに対して、図8に示す構造では、第3の弾性腕22の固定端22aが、第1の弾性腕13の連結端13bよりも固定端13aに近い位置にあり、第4の弾性腕23の固定端23aが、第2の弾性腕14の連結端14bよりも固定端14aに近い位置にある。
よって、図8に示すものは、第1の弾性腕13の連結端13bと第3の弾性腕22の固定端22aとの間にX方向の距離Lが存在している。駆動機構により駆動対象部材11にY1方向の力Fyが与えられると、この力Fyは第3の弾性腕22の固定端22aに作用する。よって、連結端13bと固定端22aとの間にモーメントが発生し、第1の弾性腕13が図8において鎖線で示すように湾曲するなどして、駆動機構からの力により駆動効率が低下するおそれがある。
これに対し、図3の構造では、第1の弾性腕13の連結端13bと第3の弾性腕22の固定端22aとの間に大きなモーメントが発生せず、第2の弾性腕14の連結端14bと第4の弾性腕23の固定端23aとの間にも大きなモーメントが発生しない。よって、Y方向への駆動力が第1の弾性腕13の湾曲などで消費されることがなく、駆動効率を向上できる。
ただし、図8に示す構造では、固定端22aにY1方向への駆動力Fyが作用したときに、第1の弾性腕13が破線で示すように撓むことで、駆動対象部材11に対して、図3においてα1とα2で示す回転成分が発生しにくい。よって、図8に示す二次元駆動装置は、駆動対象部材11にCCDなどの撮像素子を搭載するときの手ぶれ補正装置に適用しやすい。
なお、前記各実施の形態では、駆動対象部材にマグネットが支持されベースにコイルが支持されているが、これとは逆にベースにコイルが搭載され、駆動対象部材にマグネットが搭載されていてもよい。
本発明の第1の実施の形態の二次元駆動装置の分解斜視図、 第1の実施の形態の二次元駆動装置の平面図、 第1の実施の形態の二次元駆動装置の支持原理の説明図、 本発明の第2の実施の形態の二次元駆動装置の分解斜視図、 第2の実施の形態の二次元駆動装置の平面図、 第2の実施の形態の二次元駆動装置の底面図、 第2の実施の形態の二次元駆動装置の支持原理を底面から示す説明図、 本発明の第3の実施の形態の二次元駆動装置の支持原理を示す説明図、
符号の説明
1 レンズ
10 二次元駆動装置
11 駆動対象部材
11a レンズホルダ
11h,11i 連結突起
12 ベース
12b,12c 固定支持部
13 第1の弾性腕
13a 固定端
13b 連結端
14 第2の弾性腕
14a 固定端
14b 連結端
21 中間部材
21b,21c 連結突出部
22 第3の弾性腕
22a 固定端
22b 連結端
23 第4の弾性腕
23a 固定端
23b 連結端
Cx X駆動コイル
Cy Y駆動コイル
Mx X駆動マグネット
My Y駆動マグネット
110 二次元駆動装置
111 駆動対象部材
111a レンズホルダ
111h,111i 連結突起
112 ベース
112b,112c 固定支持部
113 第1の弾性腕
113a 固定端
113b 連結端
114 第2の弾性腕
114a 固定端
114b 連結端
121 中間部材
122 第3の弾性腕
122a 固定端
122b 連結端
123 第4の弾性腕
123a 固定端
123b 連結端

Claims (11)

  1. 一対の固定支持部と、前記固定支持部に動作自在に支持された中間部材と、前記中間部材に動作自在に支持された駆動対象部材とを有し、
    固定端が前記固定支持部に固定され連結端が前記中間部材に連結されている第1の弾性腕および第2の弾性腕と、固定端が前記中間部材に固定され連結端が前記駆動対象部材に連結されている第3の弾性腕および第4の弾性腕とを有し、
    前記第1の弾性腕と前記第2の弾性腕は、共にX方向に延び且つ前記駆動対称部材の中心部を挟んでX方向と直交するY方向に間隔を空けて配置され、前記第3の弾性腕と前記第4の弾性腕は、共にY方向に延び且つ前記中心部を挟んでX方向に間隔を空けて配置されており、
    前記駆動対象物に対して、X−Y平面に沿う互いに交叉する方向への駆動力を与える駆動機構が設けられていることを特徴とする二次元駆動装置。
  2. 前記第1の弾性腕と前記第2の弾性腕は、前記固定端と前記連結端とが、互いに逆方向に向けられている請求項1記載の二次元駆動装置。
  3. 前記第3の弾性腕と前記第4の弾性腕は、前記固定端と前記連結端とが、互いに逆方向に向けられており、
    前記第3の弾性腕の前記固定端は、前記第1の弾性腕の前記固定端よりも前記第1の弾性腕の前記連結端に近い位置にあり、前記第4の弾性腕の固定端は、前記第2の弾性腕の前記固定端よりも前記第2の弾性腕の前記連結端に近い位置にある請求項2記載の二次元駆動装置。
  4. 前記第3の弾性腕の前記固定端が、前記第1の弾性腕の前記連結端と同じ位置またはほぼ同じ位置にあり、
    前記第4の弾性腕の前記固定端が、前記第2の弾性腕の前記連結端と同じ位置またはほぼ同じ位置にある請求項3記載の二次元駆動装置。
  5. 前記駆動対象部材には、レンズを保持する保持穴が形成されており、前記第1の弾性腕と前記第2の弾性腕は、前記レンズの光軸を挟んで前記光軸から同じ距離だけ離れた位置に配置され、前記第3の弾性腕と前記第4の弾性腕は、前記光軸を挟んで前記光軸から同じ距離だけ離れた位置に配置されている請求項1ないし4のいずれかに記載の二次元駆動装置。
  6. 一対の前記固定支持部を有するベースと前記中間部材は、前記レンズの開口径と重ならない位置に設けられている請求項5記載の二次元駆動装置。
  7. 一対の前記固定支持部を有するベースには貫通穴が形成され、前記駆動対象部材は、前記貫通穴を通過して前記ベースの両側に延びており、前記ベースを挟んで一方の側に前記中間部材が設けられ、他方の側に前記駆動機構が設けられている請求項6記載の二次元駆動装置。
  8. 前記各弾性腕は、前記駆動機構と同じ側に配置されており、前記中間部材には、前記ベースを貫通して前記駆動機構と同じ側に向かって延びる突出部が設けられ、前記第1の弾性腕および前記第2の弾性腕のそれぞれの前記連結端と、前記第3の弾性腕および前記第4の弾性腕のそれぞれの前記固定端が、前記突出部に固定されている請求項7記載の二次元駆動装置。
  9. 前記各弾性腕は、前記中間部材と同じ側に配置されている請求項7記載の二次元駆動装置。
  10. 前記中間部材と、少なくともいずれかの弾性腕は、板ばね材料で一体に形成されている請求項1〜7,9のいずれかに記載の二次元駆動装置。
  11. 前記第1の弾性腕と前記第3の弾性腕が板ばね材料で一体に形成され、前記第2の弾性腕と前記第4の弾性腕が板ばね材料で一体に形成されている請求項1ないし10のいずれかに記載の二次元駆動装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010145575A (ja) * 2008-12-17 2010-07-01 Fujifilm Corp 手振れ補正装置及び光学機器
CN104375356A (zh) * 2013-08-12 2015-02-25 索尼公司 图像模糊校正装置和成像设备
CN112720461A (zh) * 2020-12-09 2021-04-30 大连理工大学 可实现高精度、大行程和高频响的二自由度运动解耦柔顺机构

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