JP2008116364A - ナビゲーション装置、ナビゲーション方法、及びナビゲーションプログラム - Google Patents

ナビゲーション装置、ナビゲーション方法、及びナビゲーションプログラム Download PDF

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剛史 金銅
Nobuyuki Nakano
信之 中野
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良太郎 岩見
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Abstract

【課題】将来日時の任意の地点から所定時間内で到達可能な到達可能範囲を地図上に示すことができるナビゲーション装置、ナビゲーション方法、及びナビゲーションプログラムを提供する。
【解決手段】任意の地点から所定時間内に到達可能な到達可能範囲を地図上に重畳表示するナビゲーション装置であって、現在時刻から所定時間経過した将来日時の指定を受付ける将来日時指定部と、将来日時における交通情報を予測する交通情報予測部と、交通情報予測部が予測した交通情報に基づいて、将来日時の任意の一地点から所定時間内に到達可能な到達可能範囲を算出する到達可能範囲算出部と、到達可能範囲を地図上に重畳表示する表示制御部とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明はナビゲーション装置、ナビゲーション方法、及びナビゲーションプログラムに関し、より特定的には、現在地、又は指定された地点から所定時間以内で到達可能な到達可能範囲を表示するナビゲーション装置、ナビゲーション方法、及びナビゲーションプログラムに関する。
従来、現在時刻の現在地から所定時間内で到達可能な到達可能範囲を閉曲線で地図上に示す技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−156982号公報
しかしながら、従来技術は、現在時刻の現在地から所定時間内で到達可能な到達可能範囲を地図上に示すことができても、現在時刻から所定時間経過した時刻の現在地から所定時間内で到達可能な到達可能範囲を地図上に示すことができない。
そのため、例えば、高速道路のパーキングエリアで30分の休憩をしようとユーザが当該パーキングエリアに到着した際には、その30分の休憩後の時刻から所定時間内で到達可能な到達可能範囲を予め把握することができない。あくまで、パーキングエリアから出発する際にしか、その30分の休憩後の時刻から所定時間内で到達可能な到達可能範囲を把握することができない。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされた。すなわち、将来日時の任意の地点から所定時間内で到達可能な到達可能範囲を地図上に示すことができるナビゲーション装置、ナビゲーション方法、及びナビゲーションプログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の局面は、任意の地点から所定時間内に到達可能な到達可能範囲を地図上に重畳表示するナビゲーション装置に向けられている。本発明は、現在時刻から所定時間経過した将来日時の指定を受付ける将来日時指定部と、将来日時における交通情報を予測する交通情報予測部と、交通情報予測部が予測した交通情報に基づいて、将来日時の任意の一地点から所定時間内に到達可能な到達可能範囲を算出する到達可能範囲算出部と、到達可能範囲を地図上に重畳表示する表示制御部とを備える。
また、任意の地点は、停車している現在地、又はユーザが指定した地点であることが好ましい。
また、将来日時指定部は、将来日時から所定時間経過する度の日時を連続的に取得し、表示制御部は、到達可能範囲を地図上に連続的に重畳表示することが好ましい。
また、気象情報を取得する気象情報取得部を更に備え、交通情報予測部は、前記気象情報取得部が取得した気象情報を加味した将来の日時における交通情報を予測することが好ましい。
また、予測される交通情報は、地図情報におけるリンク通過時間であることが好ましい。
また、所定時間前後における到達可能範囲の線間隔により渋滞の伸長/縮小を判断する渋滞伸長/縮小判断部を更に備えることが好ましい。
また、渋滞伸長/縮小判断部は地図を現在地、又は指定された地点を中心としてN方向に分割し、分割した方向毎に渋滞の伸長/縮小を判断することが好ましい。
また、渋滞伸長/縮小判断部が判断した結果を報知する報知手段を更に備えることが好ましい。
本発明の第2の局面は、任意の地点から所定時間内に到達可能な到達可能範囲を地図上に重畳表示するナビゲーション方法に向けられている。本発明は、現在時刻から所定時間経過した将来日時の指定を受付ける将来日時指定ステップと、将来日時における交通情報を予測する交通情報予測ステップと、交通情報予測ステップで予測した交通情報に基づいて、将来日時の任意の地点から所定時間内に到達可能な到達可能範囲を算出する到達可能範囲算出ステップと、到達可能範囲を地図上に重畳表示する表示制御ステップとを備える。
本発明の第3の局面は、任意の地点から所定時間内に到達可能な到達可能範囲を地図上に重畳表示するナビゲーション装置のコンピュータで実行されるナビゲーションプログラムに向けられている。本発明は、コンピュータに、現在時刻から所定時間経過した将来日時の指定を受付ける将来日時指定ステップと、将来日時における交通情報を予測する交通情報予測ステップと、交通情報予測ステップで予測した交通情報に基づいて、将来日時の任意の一地点から所定時間内に到達可能な到達可能範囲を算出する到達可能範囲算出ステップと、到達可能範囲を地図上に重畳表示する表示制御ステップとを実行させる。
以上説明したように、本発明の各局面によれば、将来日時の任意の地点から所定時間内で到達可能な到達可能範囲を地図上に示すことができるナビゲーション装置、ナビゲーション方法、及びナビゲーションプログラムを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態に係るナビゲーション装置1について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るナビゲーション装置1の全体構成を示すブロック図である。本実施の形態では、ナビゲーション装置1を自動車に設置される例について述べる。図1において、ナビゲーション装置1は、制御部11、地図情報格納部12、測位部13、入力部14、出力部15、過去交通情報格納部16、及びワーキングエリア部17を備える。制御部11は、予測渋滞情報取得部111、経路探索部112、到達可能範囲算出部113、渋滞伸長/縮小判断部114、及び表示制御部115を備える。出力部15は、表示装置151を含む。
制御部11は、ナビゲーション装置1全体の動作を制御する、例えば、CPUやMPU、及びROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)で構成される。また、制御部11は、ワーキングエリア部17としてのメモリ、典型的にはRAMに処理に必要な情報を読書きしながら処理を進めてもよい。なお、処理内容を表す詳細な動作については後述する。
地図情報格納部12は、道路や交差点のデータ等の地図情報を記憶する、例えば、HDDやDVD、フラッシュメモリである。しかしながら、これに限らず、通信部(非図示)によって地図情報格納部12に格納する情報がセンター設備(例えば、サーバー装置)からダウンロードされる構成としてもよい。
道路や交差点のデータは、図2に示すように、地図情報格納部12にノードデータテーブル(A)、リンクデータテーブル(B)、及び道路種別データテーブル(C)として記憶されている。
ノードデータテーブル(A)に格納されるノードとは、交差点や合流地点等、幾方向かに道路が分岐する地点であり、ノード毎に緯度・経度等の位置情報、当該ノードに接続する後述するリンクの数及びリンクID等により構成されている。
リンクデータテーブル(B)に格納されるリンクは、ノードとノードを結ぶ道路を表すものであり、リンクの端点である始点ノードのID、終点ノードのID、また、リンクコスト(単位はメートルやキロメートル又は秒や分等)やリンクの幅(単位はメートル等で、道路幅を表す)、道路種別等により構成されている。ここで、リンクコストは、後述する経路探索部111が経路探索を行う際のコスト値として用いられる。なお、本実施の形態では、リンクコストはリンク通過時間であるものと仮定する。また、リンクデータテーブル(B)の属性の一つである道路種別の値は、道路種別データテーブル(C)により識別可能になっており、高速道や一般道といった道路種別毎にそれぞれ重複しない値を持っている。
なお、このような道路ネットワークを復元可能な道路情報だけではなく、背景データ(河川、緑地等)、施設情報(例えば、ファミリーレストランやガソリンスタンドの位置を管理する情報)、名称情報等も地図情報格納部12に含まれる。
測位部13は、ナビゲーション装置1が設置される車両に設置され、現在位置、速度、方位、及び現在時刻を測位するための、例えば、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信機、車速センサ、ジャイロ(角速度)センサ、加速度センサである。GNSS受信機は、例えば、GPS受信機やガリレオ受信機であり、複数の衛星からの電波を受信し、それを復調することで受信機の絶対位置を計測するものである。特にGPSでは単独測位、相対測位(搬送波位相積算値を用いる手法やディファレンシャル方式)いずれの方式を利用するものであっても差し支えない。なお、現在位置、速度、及び方位の測位は、GNSS受信機や各種センサを単独又は複合利用して行われる。
入力部14は、ユーザからの指示を入力を受付ける、例えば、押圧式のスイッチ、タッチパネル、リモコン、利用者の声を認識して地図表示装置への入力情報に変換するマイクロフォン、又は音声認識エンジンである。
表示装置151は、制御部11により作成される表示画像データに従って画像を表示する、例えば液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、又は有機ELディスプレイである。
過去交通情報格納部16は、過去の時間帯、曜日、日付、及び/又は天気に応じた道路の混雑状況を表すデータが記憶される、例えば、HDD、DVD、又はフラッシュメモリである。過去交通情報は、過去車両に配信されたVICS情報やプローブ情報を蓄積したものとすることができる。ここでプローブ情報とは、他の複数の車両を通じて収集される位置、時刻等のデータをセンター設備(非図示)で加工した高精度、高密度な交通渋滞情報である。また、過去交通情報格納部16に記憶する情報は定期的にセンター設備よりデータを差分更新することができる。なお、過去交通情報格納部16は、地図情報格納部12と共用化することもできる。更に、過去交通情報格納部16自体がセンター設備にあり、過去の道路の混雑状況がダウンロードされる構成としてもよい。
次に、制御部11の構成について説明する。予測渋滞情報取得部111は、将来の日時が与えられた状況下で過去交通情報格納部16に格納されるデータに基づき将来予測される渋滞情報を取得する機能を有している。予測渋滞情報は、地図情報格納部12に格納されるリンクデータテーブル(B)におけるリンクコスト(リンク通過時間)として得ることができる。すなわち、将来の日時において、リンクを車で通過するのに要する時間を予測する。なお、予測範囲は、表示装置151に表示される地図表示範囲を少なくとも含むことを基本とする。他にも出発地(現在地/地図中心、指定された地点)を中心とする一定範囲内の円/又は矩形とすることもできる。また、予測渋滞情報取得部111が予測する渋滞情報は、気象条件(例えば、晴れ/雨)を考慮することもできる。このとき、現在の気象情報は通信、放送媒体を利用して取得される構成としてもよい。
経路探索部112は、現在地、又はユーザが指定した地点からの最短時間経路を探索する機能を有している。最短時間経路の算出は、上述したノードとリンクからなる道路ネットワークを探索開始の基準点から放射状に広げていくことで行われる。なお、地点の指定は、入力部14からユーザが行う。
図3は、地図情報格納部12に格納される道路情報をノードとリンクから構成される道路ネットワークとして復元した様子を示す模式図である。このように復元された道路ネットワークを用いることで、任意の地点までの最短時間経路や所要時間をノードとリンクを順番にたどることで算出することができる。所要時間はリンクコスト(リンク通過時間)を累積加算することで算出できる。いま、出発地がA地点であるときに、B地点までの行き方としては複数存在する。例えば、経路1、経路2が順番に見つかったとき、経路1の累積時間コストは23であり、経路2の累積時間コストは14である。このとき、コスト値の小さい経路2が採用される。もちろん、更に累積時間コストが小さい経路が見つかった場合には、新しく見つかった経路を採用しながら探索が広げられる。このような、探索方法としては、公知のダイクストラ法に代表される経路探索方法を用いることができる。
到達可能範囲算出部113は、経路探索部112で算出した最短時間経路、所要時間を基に到達可能範囲を、例えば、閉曲線で算出する機能を有している。到達可能範囲の算出は、例えば、特開平11−16094号公報、特願2006−157770号公報記載の方法を用いることができる。特開平11−16094号公報を用いる場合、地図を出発地を中心にN分割し、その分割した領域毎に所定時間で到達可能な最も遠い地点を代表点として求め、代表点をベジエ曲線で時計回りに1周し接続することで算出する。しかしながら、これらの手法に限らず、到達可能ノード群を効率良く含むように閉曲線を求める手法であれば、どのような手法を用いても構わない。
渋滞伸長/縮小判断部114は、所定の時間変化に伴う渋滞の伸長/縮小を判断する機能を有している。なお、詳細な判断方法は後述する。表示制御部115は、将来予想される交通情報がどのように変化するのかをディスプレイに表示する機能を有している。
図4は、表示制御部115によって表示装置151に表示される画面を例示する模式図である。図4に示すように地図上に到達可能範囲を表示することで将来予測される交通情報を表している。なお、図4において背景道路は省略している。ここで、日時を設定する場合は、カレンダーボタンが押下されることで、日付、時刻を設定可能になっている。初期起動時には現在時刻が設定されていることが望ましい。また、日時は別途+10分、+1時間、−10分、−1時間ボタンで微調整が可能になっている。気象条件を設定する場合は、天気ボタンが押下され、晴れ/雨が選択される。これによって、ユーザが指定された将来に起こるであろう渋滞情報を把握することができる。日時変化に伴い、予測渋滞情報取得部12が取得する予測渋滞情報は変化するので、当然到達可能範囲の形状も変化する。これによって、ユーザは将来予想される交通情報がどのように変化するのかを直感的に把握することができる。例えば、図4(a)において、+1時間ボタンを押下した結果が図4(b)である。このとき、到達可能範囲の形状変化により渋滞が縮小傾向にあるのか、伸長傾向にあるのかが一目瞭然で分かる。なお、到達可能範囲を表す閉曲線は3本として表示されているが、これに限らない複数本で表示されてもよい。また、時間間隔も任意の表示可能である。なお、図4(b)における点線の円は実際には表示されない。
またこのように表示することにより、出発時刻決定の際の参考になり有益である。例えば、渋滞にはまり休憩を取った場合に、あとどの程度時間が経てば渋滞が解消される見込みなのかが分かる。
以下、制御部11の動作について詳細に説明する。
図5は、将来予想される交通情報がどのように変化するのかを表示装置151に表示する一連の流れを示すフロー図である。図5において、まず、制御部11は、ユーザにより日時設定されたか、或いは時間調整ボタンを押下されたか否かを判定する(ステップS11)。
ステップS11において、日時設定されていない、且つ時間調整ボタンが押下されていないと判定された場合(ステップS11)、制御部11は、ステップS11に処理を戻す。一方、ステップS11において、日時設定された、或いは時間調整ボタンを押下された場合、制御部11は、日時設定後/時間調整ボタン押下後の時刻が現在時刻よりも後であるか否かを判定する(ステップS12)。
ステップS12において、現在時刻より前であると判定された場合、表示制御部115は、「現在時刻以前の日時は設定できません」というエラーメッセージを表示する(ステップS14)。一方、現在時刻より後である場合(ステップS12)、予測渋滞情報取得部111は、当該時刻における予測渋滞情報を取得し、到達可能範囲算出部113は、この予測渋滞情報に基づき、到達可能範囲を算出する(ステップS13)。
次に、表示制御部115は、到達可能範囲算出部113が算出した到達可能範囲を地図上に重畳表示する(ステップS15)。なお、ステップS13において、気象情報を考慮した予測渋滞情報が取得されてもよい。
このように、本発明によれば、将来日時の任意の地点から所定時間内で到達可能な到達可能範囲を地図上に示すことができるナビゲーション装置を提供することができる。
なお、図4、図5では、ユーザによる日時指定があるとその指定された将来の日時における到達可能範囲を表示するとしたが、これに限らず、ユーザによる日時指定無しに徐々に時刻を現在から将来に自動的に進めて行き、到達可能範囲が変化する様子を連続的に表示することもできる。
図6は、徐々に時刻を現在から将来に自動的に進めて行き、到達可能範囲が変化する様子を連続的に表示する動作を示すフロー図である。
図6において、まず、現在時刻をTに格納し、将来の日時の上限時刻Tmaxを初期化する(ステップS21)。Tmaxは例えば、10分、30分、60分等の値で初期化される。次に、時刻Tに所定時間ΔT(例えば、5分)加算した値をTに格納する(ステップS22)。
次に、予測渋滞情報取得部111は、時刻Tにおける予測渋滞情報を予測渋滞情報を取得し、到達可能範囲算出部113は、この予測渋滞情報に基づき、到達可能範囲を算出する(ステップS23)。
次に、表示制御部115は、到達可能範囲算出部113が算出した到達可能範囲を地図上に重畳表示する(ステップS24)。ステップS22〜ステップS24までの動作をT<Tmaxの条件を満たす間繰り返す(ステップS25:Yes)。T<Tmaxの条件を満たさなくなったら(ステップS25:No)、処理を終了する。なお、ステップS23において、気象情報を考慮した予測渋滞情報が取得されてもよい。
また、図6に示したフローの開始トリガは、図7に示すような地図表示状態で渋滞予報ボタン20を押下したタイミングで実行するようにすることができる。なお、図7では施設情報や地名を表す文字情報等は省略して表示している。
これにより、ユーザは自身の好きなタイミングで、渋滞予報ボタン20を押下することで、今後の渋滞変化をアニメーションのように連続的に到達可能範囲が変化する様子(本例では、5分毎の変化の様子)を確認できる。
次に、渋滞伸長/縮小判断部115が渋滞の伸長/縮小を判断する動作を図8のフロー図を用いて説明する。
図8において、まず、渋滞伸長/縮小判断部115は、地図を出発地(現在地/地図中心、任意の地点)を中心にしてN方向に分割する(ステップS31)。ここで、Nは例えば、8、16、32等の数値を用いる。
次に、渋滞伸長/縮小判断部115は、N方向すべてについてステップS33〜S37に示す処理が完了したかを判定する(ステップS32)。
ステップS32において、完了していないと判定された場合(ステップS32)、渋滞伸長/縮小判断部115は、所定時間前後で到達可能範囲の線間隔が狭まったかを判定する(ステップS33)。一方、ステップS32において、すべての方向について処理が完了すれば、処理を終了する。
ステップS33において、狭まっていないと判定された場合、渋滞伸長/縮小判断部115は、ステップS35に処理を進める。一方、ステップ33において、狭まっていると判定された場合、渋滞伸長/縮小判断部115は、当該方向は渋滞伸長しているとしてワーキングエリア部17に記憶する(ステップS34)。
ステップS35では、渋滞伸長/縮小判断部115は、所定時間前後で到達可能範囲の線間隔が広がったかを判定する。ステップS35において、広がっていないと判定された場合、渋滞伸長/縮小判断部115は、当該方向は渋滞伸長/縮小なしとしてワーキングエリア部17に記憶する(ステップS37)。一方、ステップS35において、広がっていると判定された場合(ステップS35)、渋滞伸長/縮小判断部115は、当該方向は渋滞縮小しているとしてワーキングエリア部17に記憶する(ステップS36)。
なお、表示制御部115は、図4に示すように将来予想される交通情報がどのように変化するのかをディスプレイに表示するとしたが、図9に示すように渋滞伸長/縮小判断部115が渋滞の伸長/縮小を判断した結果を用いて表示装置151の画面上に渋滞変化に関するメッセージを報知するようにしても良い。
例えば、図9(A)は、所定時間を10分としたときに、N方向に分割した中で東方向の渋滞が伸長した場合に表示されるメッセージの表示例である。また、図9(B)に示すように地図を分割した方向に対する方面名称を地図情報格納部12より取得し、方向(東西南北)ではなく、方面名称で渋滞変化に関するメッセージを報知するようにしても良い。なお、図9に示すメッセージの報知は、図7で示した渋滞予報ボタン20を押下されたタイミングで表示されればよい。また、メッセージを報知すべき情報が複数ある場合には、一定時間表示後順次切り替えながら表示されるようにすればよい。
これにより、より簡便に渋滞変化に関する情報をユーザに報知することができる。特に、従来では、地図情報格納部12に格納されるリンク単位で渋滞の伸長/縮小を表していたが、本発明を用いればより広域エリアの渋滞の伸長/縮小を把握することができる。
また、本発明は、上述した実施の形態を実現するソフトウェアのプログラム(実施の形態では図に示すフロー図に対応したプログラム)が装置に供給され、その装置のコンピュータが、供給されたプログラムを読出して、実行することによっても達成させる場合を含む。したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、コンピュータにインストールされるプログラム自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現させるためのナビゲーションプログラムも含む。
上記実施の形態で説明した構成は、単に具体例を示すものであり、本願発明の技術的範囲を制限するものではない。本願の効果を奏する範囲において、任意の構成を採用することが可能である。
本発明に係るナビゲーション装置は、パーソナルコンピュータ、携帯電話、タクシー、宅配車両、緊急/救急車両、又は警備用車両での配車・指令システム等として有用である。
本発明の実施の形態に係るナビゲーション装置のブロック図 地図情報格納部12に記憶されるテーブルの一例を示す図 地図情報格納部12に格納される道路情報をノードとリンクから構成される道路ネットワークとして復元した様子の一例を示す模式図 表示制御部115によって表示装置151に表示される画面の一例を示す模式図 将来予想される交通情報がどのように変化するのかを表示装置151に表示する一連の流れを示すフロー図 徐々に時刻を現在から将来に自動的に進めて行き、到達可能範囲が変化する様子を連続的に表示する動作を示すフロー図 図6の動作フローの開始トリガとしての渋滞予報ボタンの一例を示す模式図 渋滞伸長/縮小判断部115が渋滞の伸長/縮小を判断する動作を示すフロー図 渋滞伸長/縮小判断部115が渋滞の伸長/縮小を判断した結果を用いて表示装置151の画面上に渋滞変化に関するメッセージを報知する様子の一例を示す模式図
符号の説明
1 ナビゲーション装置
11 制御部
12 地図情報格納部
13 測位部
14 入力部
15 出力部
16 過去交通情報格納部
17 ワーキングエリア部
20 渋滞予報ボタン
111 予測渋滞情報取得部
112 経路探索部
113 到達可能範囲算出部
114 渋滞伸長/縮小判断部
115 表示制御部
151 表示装置

Claims (10)

  1. 任意の地点から所定時間内に到達可能な到達可能範囲を地図上に重畳表示するナビゲーション装置であって、
    現在時刻から所定時間経過した将来日時の指定を受付ける将来日時指定部と、
    前記将来日時における交通情報を予測する交通情報予測部と、
    前記交通情報予測部が予測した交通情報に基づいて、前記将来日時の任意の一地点から所定時間内に到達可能な到達可能範囲を算出する到達可能範囲算出部と、
    前記到達可能範囲を前記地図上に重畳表示する表示制御部とを備える、ナビゲーション装置。
  2. 前記任意の一地点は、停車している現在地、又はユーザが指定した地点であることを特徴とする、請求項1に記載のナビゲーション装置。
  3. 前記将来日時指定部は、前記将来日時から所定時間経過する度の日時を連続的に取得し、前記表示制御部は、前記到達可能範囲を地図上に連続的に重畳表示することを特徴とする、請求項1又は2に記載のナビゲーション装置。
  4. 気象情報を取得する気象情報取得部を更に備え、
    前記交通情報予測部は、前記気象情報取得部が取得した気象情報を加味した前記将来日時における交通情報を予測することを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載のナビゲーション装置。
  5. 前記予測される交通情報は、地図情報におけるリンク通過時間であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載のナビゲーション装置。
  6. 所定時間前後における前記到達可能範囲の線間隔により渋滞の伸長/縮小を判断する渋滞伸長/縮小判断部を更に備えることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載のナビゲーション装置。
  7. 前記渋滞伸長/縮小判断部は地図を現在地、又は指定された地点を中心としてN方向に分割し、分割した方向毎に渋滞の伸長/縮小を判断することを特徴とする、請求項6に記載のナビゲーション装置。
  8. 前記渋滞伸長/縮小判断部が判断した結果を報知する報知手段を更に備えることを特徴とする、請求項7に記載のナビゲーション装置。
  9. 任意の地点から所定時間内に到達可能な到達可能範囲を地図上に重畳表示するナビゲーション方法であって、
    現在時刻から所定時間経過した将来日時の指定を受付ける将来日時指定ステップと、
    前記将来日時における交通情報を予測する交通情報予測ステップと、
    前記交通情報予測ステップで予測した交通情報に基づいて、前記将来日時の任意の一地点から所定時間内に到達可能な到達可能範囲を算出する到達可能範囲算出ステップと、
    前記到達可能範囲を前記地図上に重畳表示する表示制御ステップとを備える、ナビゲーション方法。
  10. 任意の地点から所定時間内に到達可能な到達可能範囲を地図上に重畳表示するナビゲーション装置のコンピュータで実行されるナビゲーションプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    現在時刻から所定時間経過した将来日時の指定を受付ける将来日時指定ステップと、
    前記将来日時における予測交通情報を予測する交通情報予測ステップと、
    前記交通情報予測ステップで予測した交通情報に基づいて、前記将来日時の任意の地点から所定時間内に到達可能な到達可能範囲を算出する到達可能範囲算出ステップと、
    前記到達可能範囲を前記地図上に重畳表示する表示制御ステップとを実行させる、ナビゲーションプログラム。
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