JP2008116237A - センサ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】外部から車速信号を入力することなく、角速度センサの出力のオフセットを診断することができるセンサ装置を提供する。
【解決手段】第1加速度センサ20を車両が走行する面に対して車両の進行方向側に一定角度傾けると共に、第2加速度センサ30を車両が走行する面に対して車両の進行方向とは反対側に第1加速度センサ20と同じ角度で傾けて設置する。そして、マイコン60にて、各加速度センサ20、30の各出力に基づいて取得した車両の速度から車両が停車しているか否かを判定し、車両が停車している場合、各角速度センサ50の出力のオフセットを自己診断する。
【選択図】図2

Description

本発明は、角速度センサを備え、当該角速度センサの出力のオフセットを診断するセンサ装置に関する。
従来より、車両の旋回を検出する角速度センサを備えると共に、当該角速度センサの出力のオフセットを診断する角速度センサ装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このような角速度センサ装置は、当該角速度センサ装置の外部から車両の速度を示す車速信号を入力して、この車速信号を用いて車両が停車しているか否かを判定する。そして、角速度センサ装置は、車両が停車していると判定した場合、車両が停車しているときの角速度センサの検出が基準値の範囲内であるか否かを判定する。これにより、角速度センサの出力のオフセットを診断し、角速度センサの故障を診断している。
特開平6−107208号公報
しかしながら、上記従来の技術では、車両が停車している場合の角速度センサの出力を診断するに際し、車両が走行しているのか否かの判定を行うために角速度センサ装置の外部から車速信号を入力するようにしている。このため、車速信号を出力する装置と角速度センサ装置との間で通信速度や通信データのフォーマット等の仕様が異なる場合、車速信号の入力が途絶した場合等により、角速度センサ装置において角速度センサの出力を診断することができなくなってしまう可能性がある。
本発明は、上記点に鑑み、外部から車速信号を入力することなく、角速度センサの出力のオフセットを診断することができるセンサ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、車両の加速度に応じた検出信号をそれぞれ出力すると共に、加速度の検出方向が互いに逆方向となるように配置される第1加速度検出手段(20)および第2加速度検出手段(30)と、車両が走行する面に平行に配置され、車両の角速度に応じた検出信号を出力する角速度検出手段(40、50)と、各加速度検出手段から各検出信号をそれぞれ入力すると共に、当該検出信号に基づいて、車両の進行方向における当該車両の傾きに依存した成分を除去した加速度の値を取得すると共に、当該加速度を一定時間で積分することで車両の速度を取得する制御手段(60)と、を備えたセンサ装置において、第1加速度検出手段を車両が走行する面に対して車両の進行方向側に一定角度傾けると共に、第2加速度検出手段を車両が走行する面に対して車両の進行方向とは反対側に第1加速度検出手段と同じ角度で傾けて設置し、制御手段にて、取得した車両の速度から車両が停車しているか否かを判定し、車両が停車している場合、角速度検出手段の出力のオフセットを自己診断することを特徴とする。
このように、2つの加速度検出手段を設け、各加速度検出手段の出力に基づいてセンサ装置内で車両の速度を取得している。これにより、センサ装置の外部から車両の速度信号を入力することなく、角速度検出手段の出力のオフセットを自己完結的に自己診断することができる。
また、制御手段は、角速度検出手段の出力のオフセットが、角速度検出手段が故障していると推定される基準値の範囲内にない場合、角速度検出手段が故障していることを示すダイアグ信号を外部に出力することができる。これにより、角速度検出手段が故障していることを外部に報知できる。
さらに、制御手段は、車両の速度が0であることが、車両が停車していると推定される一定時間継続した場合、車両は停車していると判定することができる。これにより、車両が停車していることを確実に判定できる。
上記制御手段は、一定時間における角速度検出手段の出力の平均値を角速度検出手段の出力として取得することができる。これにより、角速度検出手段の出力のばらつきの効果を低減できる。
各加速度検出手段、角速度検出手段それぞれを、第1回路基板部(71)、第2回路基板部(72)、第3回路基板部(73)を備えて構成された回路基板(70)に搭載して、第1加速度検出手段を第1回路基板部に設置し、角速度検出手段を第2回路基板部に設置し、第2加速度検出手段を第3回路基板部に設置することもできる。このように、複数の回路基板部で回路基板を構成することもできる。
上記回路基板においては、第2回路基板部のうち車両の進行側の位置に第3回路基板部を配置すると共に、車両の進行方向とは反対側の位置に第1回路基板部を配置することもできる。
また、回路基板は筐体(10)内に収納されており、当該筐体は第2回路基板部が車両の走行する面と平行になるように車両に固定されていることが好ましい。すなわち、角速度検出手段は車両の旋回を検出するため、車両の鉛直方向の角速度成分を検出させないようにすることができる。
角速度検出手段は、第1角速度検出手段(40)と第2角速度検出手段(50)とを備えて構成されたものすることができ、制御手段は、各角速度検出手段の各出力の各オフセットの差が、各角速度検出手段がオフセットについて故障していると推定される基準値を超える場合、各角速度検出手段のいずれかが故障していることを示すダイアグ信号を出力することができる。
さらに、制御手段は、各角速度検出手段の各出力から各角速度検出手段の出力のオフセットをそれぞれ減算することで各角速度検出手段の各感度を取得して当該各感度の差を得ると共に、各角速度検出手段の各感度の差が、各角速度検出手段の感度について故障していると推定される基準値を超える場合、各角速度検出手段のいずれかが故障していることを示すダイアグ信号を出力することもできる。これにより、角速度検出手段の感度が異常である場合も外部に報知することができる。
また、制御手段は、自己診断を一定時間ごとに行うことができる。これにより、センサ装置が稼働している際には、角速度検出手段の自己診断を頻繁に行うことができ、角速度検出手段の故障を検出することができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図を参照して説明する。本実施形態で示されるセンサ装置は、例えば車両の姿勢が乱れた場合に車両の走行安定性を維持する装置等の車両制御に用いられるものである。
図1は、本発明の一実施形態に係るセンサ装置の構成を示す平面図である。この図に示されるように、センサ装置S1は、筐体10と、第1加速度センサ20(本発明の第1加速度検出手段に相当)と、第2加速度センサ30(本発明の第2加速度検出手段に相当)と、第1角速度センサ40(本発明の第1角速度検出手段に相当)と、第2角速度センサ50(本発明の第2角速度検出手段に相当)と、マイクロコンピュータ(本発明の制御手段に相当。以下、マイコンという)60と、回路基板70と、を備えて構成されている。
筐体10は、センサ装置S1の外観をなすものであり、例えばPBT(ポリブチレンテレフタレート)等の樹脂を型成型することにより形成されたものである。
第1加速度センサ20および第2加速度センサ30は、車両の加速度を検出するものである。これら各加速度センサ20、30には、例えばシリコン基板等に対して一般に知られている櫛歯構造を有する梁構造体が形成されており、印加された加速度に応じた可動電極と固定電極間の静電容量変化(電気信号)が検出されるようになっている。そして、その電気信号が加速度に応じた検出信号として出力される。
第1角速度センサ40および第2角速度センサ50は、物理量として角速度を検出するものである。本実施形態では、例えば、おもりの振動を検出することにより、各角速度センサ40、50が受ける角速度を検出する振動式のものが採用される。このような振動式の各角速度センサ40、50では、ある一方向に振動(一次振動)するおもりに角速度が加わると、このおもりにいわゆるコリオリ力が発生するが、このコリオリ力によってそのおもりに直交する方向にも振動(二次振動)が発生する事を利用している。本実施形態では、圧電素子にて二次振動が検出されて電気信号に変換され、この電気信号が角速度に応じた検出信号として出力される。
マイコン60は、各加速度センサ20、30から入力される車両の加速度に基づいて、各角速度センサ40、50から入力される検出値のオフセットを診断するオフセット診断処理機能を有するものである。このようなマイコン60は、各角速度センサ40、50や各角速度センサ40、50から入力されるアナログ値としての検出値をデジタル信号に変換するA/D変換する手段や、各角速度センサ40、50のオフセットを診断する自己診断手段等を備えており、図示しないCPU、ROM等を備えた制御装置である。
回路基板70は、各加速度センサ20、30、各角速度センサ40、50、マイコン60を搭載したものであり、例えばプリント基板が採用される。このような回路基板70は、3つのエリアに分かれており、第1加速度センサ20が設置された第1回路基板部71、各角速度センサ40、50およびマイコン60が搭載された第2回路基板部72、第2加速度センサ30が搭載された第3回路基板部73で構成されている。そして、各回路基板部71〜73には、各加速度センサ20、30、各角速度センサ40、50、の出力がマイコン60に入力されるように当該回路基板70に配線が施されている。
上記各加速度センサ20、30、各角速度センサ40、50の姿勢を図2に示す。図2は、図1のA矢視図である。この図に示されるように、各回路基板部71〜73のうち第2回路基板部72は、車両が走行する面に平行になるように筐体10と共に車体に取り付けられる。これは、各角速度センサ40、50は車両の旋回を検出するために角速度に鉛直方向の成分を含ませないためである。
また、第1回路基板部71は、車両の進行方向側に角度βだけ傾けられている。これに対し、第2回路基板部72は、車両の進行方向とは反対側に角度βだけ傾けられている。すなわち、回路基板70の第1回路基板部71と第2回路基板部72とは互いに対称角をなすように配置されている。また、各加速度センサ20、30それぞれは、加速度を検出する検出方向が逆向きとなるように配置される。以上が、本実施形態に係るセンサ装置S1の全体構成である。
次に、上記センサ装置S1における各角速度センサ40、50の出力の自己診断について、図を参照して説明する。本実施形態では、車両がα°の傾斜面80を走行している場合、もしくは車両がα°の傾斜面80に停車している場合におけるセンサ装置S1の各角速度センサ40、50の出力の自己診断について説明する。
図3は、α°の傾斜面上の車両に備えられたセンサ装置S1がα°傾けられた状態を示した図である。この図3は図2と同様に、図1のA矢視図に対応した図である。図3に示されるように、車両の進行方向側に角度βだけ傾けられた第1回路基板部71に設置された第1加速度センサ20は、車両の進行方向側の加速度成分を検出し、車両の進行方向とは反対側に角度βだけ傾けられた第2回路基板部72に設置された第2加速度センサ30は、車両の進行方向とは反対側の加速度成分を検出することとなる。
このような状況において、車両がα°傾斜した路面を走行している際の各加速度センサ20、30の出力は以下のように得られる。すなわち、重力加速度をg、車両の加速度をaとすると、第1加速度センサ20の出力A1は、以下の数式1で表される。
(数式1)
A1=g×cos(α+β)+a×cosβ
同様に、第2加速度センサ30の出力A2は、以下の数式2で表される。
(数式2)
A2=g×cos(α−β)−a×cosβ
上記数式1と数式2とを足し合わせると、A1+A2=2×g×cosα×cosβとなるので、傾斜角αを以下の数式3で表すことができる。
(数式3)
cosα=(A1+A2)/(2×g×cosβ)
したがって、このcosαを数式1もしくは数式2に代入することにより、車両の傾斜、すなわちセンサ装置S1の姿勢による出力変動をキャンセルした加速度を得ることができるのである。
続いて、各加速度センサ20、30の出力に基づいて、各角速度センサ40、50の出力のオフセットを診断するオフセット診断処理について説明する。図4は、図1に示されるセンサ装置S1のオフセット診断処理の内容を示すフローチャートである。このフローチャートで示される処理は、上記マイコン60にて実行されるもので、車両に備えられた図示しないイグニッションスイッチがオンされた際に所定の処理周期ごとに実行される。
オフセット診断処理が実行されると、まず、ステップ100では、AD変換処理が行われる。すなわち、各加速度センサ20、30、各角速度センサ40、50から入力された検出信号がAD変換される。
ステップ110では、車両の推定速度が取得される。具体的には、各加速度センサ20、30の角度β、重力加速度gは定数であり、先のステップ100で各加速度センサ20、30の出力A1、A2も取得されるため、上記数式1もしくは数式2から車両の加速度aが演算により取得される。そして、取得された車両の加速度aが一定時間積分されることで、車両の傾斜(センサ装置S1の姿勢)によらない車両の推定速度が取得される。
ステップ120では、ステップ110で取得された車両の速度が0の場合がT1秒間継続するか否かが判定される。すなわち、車両が停車していると推定されるか否かが判定される。本ステップで車両の速度が0の場合がT1秒間継続したと判定された場合、ステップ130に進み、車両の速度が0の場合がT1秒間継続しないと判定された場合、ステップ140に進む。
ステップ130では、車両の推定速度が0の場合における各角速度センサ40、50の出力のオフセットが取得される。これは、例えばT2秒間の各角速度センサ40、50の出力平均が求められることでそれぞれ得られる。本実施形態では、第1角速度センサ40のオフセットの値をOFFSET1とし、第2角速度センサ50のオフセットの値をOFFSET2とする。
ステップ140では、各角速度センサ40、50の各感度が取得される。具体的には、ステップ100で取得された各角速度センサ40、50から上記ステップ130で取得された各角速度センサ40、50のオフセットをそれぞれ減算することで各角速度センサ40、50の各感度が取得される。本実施形態では、第1角速度センサ40の感度をS1とし、第2角速度センサ50の感度をS2とする。
ステップ150では、各角速度センサ40、50の各オフセットの差の絶対値(|OFFSET1−OFFSET2|)が、各角速度センサ40、50がオフセットについて故障していると推定される基準値Xを超えるか否かが判定される。すなわち、本ステップが各角速度センサ40、50のオフセット(0点)の自己診断(故障診断)を行うステップとなっている。本ステップにて基準値を超えると判定された場合、ステップ160に進む。一方、基準値を超えないと判定された場合、ステップ170に進む。
ステップ160では、ダイアグ信号出力処理が行われる。すなわち、各角速度センサ40、50のうちいずれかが故障しているため、車両の正しい角速度を検出できなくなっているとして、角速度センサ40、50のうちいずれかが故障したことを示すダイアグ信号がセンサ装置S1の外部に出力される。
ステップ170では、各角速度センサ40、50の各感度の差の絶対値(|S1−S2|)が、各角速度センサ40、50が感度について故障していると推定される基準値Yを超えるか否かが判定される。すなわち、本ステップも上記ステップ150と同様に、各角速度センサ40、50の故障診断を行うステップとなっている。本ステップにて基準値を超えると判定された場合、ステップ180に進む。一方、基準値を超えないと判定された場合、上記ステップ100に戻る。
ステップ180では、ステップ160と同様にダイアグ信号処理が行われる。この後、再びステップ100に戻り、上記処理が繰り返し行われる。
以上説明したように、本実施形態では、センサ装置S1に2つの加速度センサ20、30を搭載すると共に、各加速度センサ20、30を対称角となる姿勢に配置させ、各加速度センサ20、30から得られた車両の推定速度を取得することが特徴となっている。これにより、車両が傾斜面を走行している場合や傾斜面に停車している場合であっても、車両の傾斜に伴って発生する各加速度センサ20、30の各出力のうち傾斜の成分を除去し、車両の進行方向の加速度を取得することができる。
さらに、取得した推定速度を用いて各角速度センサ40、50の出力のオフセットを自己診断することが特徴となっている。このように、センサ装置S1内で車両の推定速度を取得しているため、外部から車両の速度信号を入力することなく、センサ装置S1内で車両の速度を取得することができ、各角速度センサ40、50のオフセット(0点)および感度の自己診断(故障診断)を行うことができる。このようにして、センサ装置S1の内部にて自己診断を完結することができる。
(他の実施形態)
上記実施形態では、2つの角速度センサ40、50を使用しているが、センサ装置S1の用途に応じて1つだけ用いるようにしても構わない。この場合、例えば図4に示されるステップのうちステップ150では、角速度センサが故障していると推定される基準値と比較することで角速度センサのオフセット(0点)の故障診断を行うことができる。感度についても同様とすることができる。
上記実施形態では、マイコン60が第2回路基板部72に設置されているが、マイコン60の姿勢は水平面に平行でなくても、各加速度センサ20、30、各角速度センサ40、50、そして外部と電気的に接続されていれば良く、例えば第1回路基板部71や第2回路基板部72に設置しても構わない。
なお、各図中に示したステップは、各種処理を実行する手段に対応するものである。
本発明の一実施形態に係るセンサ装置の構成を示す平面図である。 図1のA矢視図である。 α°の傾斜面上の車両に備えられたセンサ装置がα°傾けられた状態を示した図である。 図1に示されるセンサ装置のオフセット診断処理の内容を示すフローチャートである。
符号の説明
10…筐体、20…第1加速度センサ、30…第2加速度センサ、40…第1角速度センサ、50…第2角速度センサ、60…マイクロコンピュータ、70…回路基板、71…第1回路基板部、72…第2回路基板部、73…第3回路基板部。

Claims (10)

  1. 車両の加速度に応じた検出信号をそれぞれ出力すると共に、加速度の検出方向が互いに逆方向となるように配置される第1加速度検出手段(20)および第2加速度検出手段(30)と、
    前記車両が走行する面に平行に配置され、前記車両の角速度に応じた検出信号を出力する角速度検出手段(40、50)と、
    前記第1加速度検出手段および前記第2加速度検出手段から各検出信号を入力すると共に、当該各検出信号に基づいて、前記車両の進行方向における当該車両の傾きに依存した成分を除去した加速度の値を取得すると共に、当該加速度を一定時間で積分することで前記車両の速度を取得する制御手段(60)と、を備え、
    前記第1加速度検出手段は前記車両が走行する面に対して前記車両の進行方向側に一定角度傾けられ、前記第2加速度検出手段は前記車両が走行する面に対して前記車両の進行方向とは反対側に前記第1加速度検出手段と同じ角度で傾けられており、
    前記制御手段は、取得した前記車両の速度から当該車両が停車しているか否かを判定し、前記車両が停車している場合、前記角速度検出手段の出力のオフセットを自己診断するようになっていることを特徴とするセンサ装置。
  2. 前記制御手段は、前記角速度検出手段の出力のオフセットが、前記角速度検出手段が故障していると推定される基準値の範囲内にない場合、前記角速度検出手段が故障していることを示すダイアグ信号を外部に出力するようになっていることを特徴とする請求項1に記載のセンサ装置。
  3. 前記制御手段は、前記車両の速度が0であることが、前記車両が停車していると推定される一定時間継続した場合、前記車両は停車していると判定するようになっていることを特徴とする請求項1または2に記載のセンサ装置。
  4. 前記制御手段は、一定時間における前記角速度検出手段の出力の平均値を前記角速度検出手段の出力として取得するようになっていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載のセンサ装置。
  5. 前記各加速度検出手段、前記角速度検出手段それぞれは、第1回路基板部(71)、第2回路基板部(72)、第3回路基板部(73)を備えて構成された回路基板(70)に搭載されており、
    前記第1加速度検出手段は前記第1回路基板部に設置され、前記角速度検出手段は前記第2回路基板部に設置され、前記第2加速度検出手段は前記第3回路基板部に設置されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載のセンサ装置。
  6. 前記回路基板においては、前記第2回路基板部のうち前記車両の進行側の位置に前記第3回路基板部が配置され、前記車両の進行方向とは反対側の位置に前記第1回路基板部が配置されていることを特徴とする請求項5に記載のセンサ装置。
  7. 前記回路基板は筐体(10)内に収納されており、当該筐体は前記第2回路基板部が前記車両の走行する面と平行になるように前記車両に固定されていることを特徴とする請求項5または6に記載のセンサ装置。
  8. 前記角速度検出手段は、第1角速度検出手段(40)と第2角速度検出手段(50)とを備えて構成されており、
    前記制御手段は、前記第1角速度検出手段および前記第2角速度検出手段の各出力の各オフセットの差が、前記第1角速度検出手段および前記第2角速度検出手段がオフセットについて故障していると推定される基準値を超える場合、前記各角速度検出手段のいずれかが故障していることを示すダイアグ信号を出力するようになっていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1つに記載のセンサ装置。
  9. 前記制御手段は、前記各角速度検出手段の各出力から前記各角速度検出手段の出力のオフセットをそれぞれ減算することで前記各角速度検出手段の各感度を取得して当該各感度の差を得ると共に、前記各角速度検出手段の各感度の差が、前記各角速度検出手段の感度について故障していると推定される基準値を超える場合、前記各角速度検出手段のいずれかが故障していることを示すダイアグ信号を出力するようになっていることを特徴とする請求項8に記載のセンサ装置。
  10. 前記制御手段は、前記自己診断を一定時間ごとに行うようになっていることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1つに記載のセンサ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103698556A (zh) * 2012-09-27 2014-04-02 北京同步科技有限公司 提高加速度传感器精度的装置及其方法
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