JP2008116079A - Heat exchanger - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、熱交換器に関する。 The present invention relates to a heat exchanger.
従来の熱交換器では、流体が流れる複数本のチューブと、チューブの外表面に接合される熱交換フィンと、複数本のチューブのそれぞれに連通して複数本のチューブに流体を分流する第1のヘッダタンクと、複数本のチューブのそれぞれに連通して複数本のチューブからの流体が集合する第2のヘッダタンクとを備えるものがある。 In the conventional heat exchanger, a plurality of tubes through which fluid flows, heat exchange fins joined to the outer surface of the tubes, and a first fluid that communicates with each of the plurality of tubes and divides the fluid into the plurality of tubes. And a second header tank that communicates with each of the plurality of tubes and collects fluid from the plurality of tubes.
このものにおいて、第1、第2のヘッダタンクは、それぞれ、チューブが接合されたコアプレートと、コアプレートとともにタンク内空間を構成するタンク本体を有して構成されている。 In this structure, each of the first and second header tanks includes a core plate to which a tube is joined, and a tank body that forms a tank internal space together with the core plate.
ここで、コアプレートには複数の爪部が設けられており、タンク本体とコアプレートとの間にパッキンを狭持した状態で複数の爪部をかしめてタンク本体とコアプレートとを締結する。 Here, a plurality of claw portions are provided on the core plate, and the tank body and the core plate are fastened by crimping the plurality of claw portions in a state where the packing is sandwiched between the tank body and the core plate.
上述の熱交換器では、タンク本体とコアプレートとを締結するためにコアプレートに対してタンク本体の複数の爪部を順次かしめる必要があるため、手間がかかるため、組み付けの時間の長期化を招く。 In the above heat exchanger, it is necessary to sequentially caulk the plurality of claws of the tank body against the core plate in order to fasten the tank body and the core plate. Invite.
本発明は、上記点に鑑み、ヘッダタンクの組み付けを比較的容易に行うことができるようにした熱交換器を提供することを目的とする。 An object of this invention is to provide the heat exchanger which made it possible to assemble | attach a header tank comparatively easily in view of the said point.
上記目的を達成するため、本発明では、タンク本体には、コアプレートに対して係止するための係止用爪部が設けられており、コアプレートには、前記係止用爪部が挿入される係止用孔部が設けられており、係止用爪部は、係止用孔部内に挿入された状態でコアプレートに対して係止するようになっていることを特徴とする。 In order to achieve the above object, in the present invention, the tank body is provided with a locking claw portion for locking to the core plate, and the locking claw portion is inserted into the core plate. A locking hole is provided, and the locking claw is locked to the core plate in a state of being inserted into the locking hole.
これにより、係止用爪部を、係止用孔部内に挿入してコアプレートに対して係止するだけで、爪部をかしめることなく、ヘッダタンクの組み付けことができるので、ヘッダタンクの組み付けを比較的容易に行うことができる。 This allows the header tank to be assembled without caulking the claw by simply inserting the locking claw into the locking hole and locking it to the core plate. Assembly can be performed relatively easily.
(第1実施形態)
図1〜図4に、本発明に係る熱交換器が車両用空調装置のラジエータ1に適用された第1実施形態を示す。図1は、本実施形態のラジエータ1を空気流れ方向から見た正面図である。
(First embodiment)
1 to 4 show a first embodiment in which a heat exchanger according to the present invention is applied to a
本実施形態のラジエータ1は、自動車のエンジンルーム内に配置され、送風機から吹き出される送風空気によりエンジン冷却水を冷却する熱交換器である。
The
ラジエータ1は、図1に示すように、複数本のチューブ2と、フィン3、サイドプレート4a、4b、およびヘッダタンク5a、5bから構成されている。
As shown in FIG. 1, the
複数本のチューブ2は、一定方向(図中上下方向に)に一列に並べられ、エンジンから流出したエンジン冷却水が流れる扁平状の管であり、これらのチューブ2は、アルミニウム合金等の熱伝導率の大きい軽金属にて構成されている。本実施形態では、チューブ2構成する部材としては、表面(或いは裏面)に溶加材が被覆されたクラッド材が用いられている。
The plurality of
フィン3は、チューブ2の外表面に接合されて冷却用の空気との伝熱面積を増大させて空気とエンジン冷却水との間の熱交換を促進するものである。本実施形に係るフィン3としては、冷却用の空気との流通方向から視て波状にローラ成形されたコルゲートフィンが採用されている。フィン3は、複数本のチューブ2とともに、エンジン冷却水を冷却する略矩形状のコア部4を構成している。
The
サイドプレート4a、4bは、コア部4を図1中上下方向から挟むように配置され、チューブ2の長手方向と並行な方向に延びてコア部4を補強する。サイドプレート4a、4bは、アルミニウム合金等の軽金属にて構成されている。
The
ヘッダタンク5a、5bは、チューブ2の長手方向両端側に位置してチューブ2の長手方向と直交する方向に延びて各チューブ2と連通するもので、本実施形態では、図中右側のヘッダタンク5aは、エンジンから流出した高温のエンジン冷却水を各チューブ2に分配するもので、図1中左側のヘッダタンク5bは、コア部4にて冷却(すなわち、熱交換)されたエンジン冷却水を各チューブ2から回収してエンジンに戻すものである。
The
ここで、導入パイプ6aは、エンジンのエンジン冷却水流出側に接続されるもので、導出パイプ6bは、エンジンのエンジン冷却水流入側に接続されるものである。
Here, the
また、ヘッダタンク5a、5bはそれぞれ実質的に同様の形状(パイプ6a、6bを除く)を有しており、以下、代表例としてヘッダタンク5aの構造について説明する。図2は図1のA−A断面図である。
The
ヘッダタンク5aは、図2に示すように、コアプレート50a、およびコアプレート50aとともにタンク内空間50cを構成するタンク本体50bを有して構成されたものである。
As shown in FIG. 2, the
コアプレート50aは、アルミニウム合金からなる略長方形状の板部材であり、コアプレート50aは、タンク内空間50c内に向けて断面凸状になるように形成されている。
The
コアプレート50aのうち中央側には、図3に示すように、複数の貫通穴56(図3中13個の貫通穴56を示す)が設けられている。図3は、コアプレート50aの単体を示す斜視図である。コアプレート50aの複数の貫通穴56は一列に並べられており、複数の貫通穴56には、複数本のチューブ2の一端部が貫通される。
As shown in FIG. 3, a plurality of through holes 56 (showing thirteen through
コアプレート50aのうち外周部側には、図4に示すように、その外周に沿って環状に形成される環状平面部51が設けられている。図4は、コアプレート50aの一部を示す部分断面図である。
As shown in FIG. 4, an annular
環状平面部51には、図2に示すように、タンク本体50bの係止爪71が貫通される複数のタンク係止爪用孔57(図3中12個のタンク係止爪用孔57を示す)が設けられており、複数のタンク係止爪用孔57は、長方形状に形成され、タンク内空間50cを囲むように環状に並べられている。なお、タンク係止爪用孔57は特許請求範囲に記載の「係止用爪部」に相当する。
As shown in FIG. 2, a plurality of tank locking claw holes 57 (12 tank
コアプレート50aの環状平面部51には、サイドプレート4a、4bが貫通される2つの貫通孔59が設けられている。一方の貫通孔59は、複数のタンク係止爪用孔57のうちチューブ2の並び方向の一端側の2つのタンク係止爪用孔57の間に配置されており、他方の貫通孔59は、複数のタンク係止爪用孔57のうちチューブ2の並び方向の他端側の2つのタンク係止爪用孔57の間に配置される。
Two through
コアプレート50aの環状平面部51のうちタンク係止爪用孔57の内側には、図2に示すように、シール面60が設けられている。シール面60は、タンク内空間50cを囲むように環状に延出するように形成されており、シール面60にはシール材70が塗布される。シール材70は、タンク内空間50cを囲むように環状に延出するように塗布される。
As shown in FIG. 2, a
シール面60には、断面半円状の溝部61が設けられており、溝部61はタンク内空間50cを囲むように環状に延出するように形成されている。すなわち、溝部61はシール面60に沿って湾曲状に延出するように配置されている。溝部61内には、後述するようにシール材70の一部が突出してシール材70の位置を安定化させる。
The
なお、シール面60の溝部61は、断面半円状に限らず、断面V字状に形成されていてもよい。また、コアプレート50a、サイドプレート4a、4bを構成する板材は、少なくとも一方の面に溶加材が被覆されたクラッド材を用いている。
The
シール材70は、コアプレート50aおよびタンク本体50bの間を密閉してタンク内空間50cからエンジン冷却水が洩れるのを防止する。本実施形態のシール材70としては、アクリル樹脂系等の紫外線硬化樹脂が用いられ、シール材70としては、特に、エンジン冷却水に含まれる不凍液に対して劣化の小さい樹脂材料が好ましい。なお、シール材70としては、紫外線硬化樹脂に限らず、熱により硬化する熱硬化樹脂を用いることができる。
Sealing
タンク本体50bは、樹脂材料からなるのもので、コアプレート50aとともにタンク内空間50cを構成する凹部を有する断面コ字状に成形されている。タンク本体50bの端部52には、シール面53が形成されている。シール面53は、タンク内空間50cを囲むように環状に形成され、シール面53は、シール材70に接して、シール面60とともにシール材70を狭持する。
The tank
具体的には、タンク本体50bのシール面53には、壁部53a、53bと、断面半円状の突出部53cが設けられている。壁部53a、53bは、図2に示すように、シール材70に向けて突出し、かつシール材70の延出方向に対して直交する直交方向から保持する。すなわち、壁部53a、53bは、シール材70を側方から位置を安定化させる。
Specifically,
突出部53cは、シール材70に向けて突出し、かつシール面53のうちシール材70の延出方向に対する直交方向において中央部に位置するものである。突出部53cは、シール材70を押し付けて弾性変形により圧縮させることにより位置を安定化し、また、適正な圧縮率を確保する。
The
なお、突出部53cは、特許請求範囲に記載の「シール部に向けて突出してシール部を弾性変形により圧縮させる突出部」に相当する。
The
タンク本体50bの端部52のうちシール面53の外周部側には複数の係止爪71が設けられている。複数の係止爪71は、図5に示すように、コアプレート50aのタンク係止爪用孔57を貫通する。図5は、タンク本体50bおよびコアプレート50aの一部を示す斜視図である。
A plurality of locking
コアプレート50aのタンク係止爪用孔57内には、図6に示すように、タンク係止爪71が2ずつ挿入される。タンク係止爪用孔57の先端部には、突出部71aが設けられて鍵状に形成されている。図6は、図5中のC部分だけを拡大した図である。
As shown in FIG. 6, two
なお、突出部71aは、特許請求範囲に記載の「力が加わる方向に対して直交方向に突出してコアプレートに対して係止する突出部」に相当する。
The
ここで、1つのタンク係止爪用孔57内に挿入される2つのタンク係止爪71の突出部71aは、それぞれ、互いに逆向きであって、かつ後述するタンク内空間50cの内部圧力の作動方向(図5中紙面手前側)に対して直交する方向(図6中矢印Y方向)に向けて突出する。
Here, the
内部圧力の作動方向とは、内部圧力が高くなったときにタンク本体50bが膨張してタンク本体50bのタンク係止爪71に加わる力の方向であり、具体的にはタンク内空間50cの内部圧力が高いときにはタンク係止爪71を図2中矢印g方向に外周端側に押し付ける力が働く。
次に、本実施形態に係るラジエータ1の製造方法について述べる。
The operating direction of the internal pressure is a direction of force applied to the
Next, a method for manufacturing the
まず、複数本のチューブ2、コアプレート50a、フィン3、サイドプレート4a、4bを用意する。
First, a plurality of
次に、所定間隔毎に整列配置された複数本のチューブ2間にフィン3を装填してコア部4を仮組みした後、図7に示すように、ヘッダタンク5aのコアプレート50aの各貫通孔56、59内に各チューブ2およびサイドプレート4a、4bを挿入する。
Next, after the
次に、チューブ2の長手方向の一端部(すなわち、チューブ2のうちコアプレート50aを貫通してタンク内空間50cに相当する部位まで到達している部位)の内径を拡大させて、チューブ2を拡管することによりチューブ2とコアプレート50aとを仮固定する。
Next, the inner diameter of one end portion of the
次に、ヘッダタンク5bのコアプレート50aの各貫通孔56内に各チューブ2およびサイドプレート4a、4bを挿入する。これに伴い、チューブ2の長手方向の他端部の内径を拡大させて、チューブ2を拡管することにより各チューブ2とヘッダタンク5bのコアプレート50aとを仮固定する。
Next, the
これにより、ヘッダタンク5a、5bの各コアプレート50a、各チューブ2、フィン3、およびサイドプレート4a、4bの仮固定(仮組み付け)が完了して、この状態が治具により保持されて炉内に入れられて加熱されて、コア部4(すなわち、チューブ2、フィン3)、サイドプレート4a、4b、およびコアプレート50aがろう接にて一体接合される。
As a result, the temporary fixing (temporary assembly) of the
次に、液状(またはゲル状)のシール材70をヘッダタンク5aのコアプレート50aのシール面60上に環状に延出するように塗布する。なお、本明細書において、シール材70を塗布する方向を「シール材70の延出方向」としている。
また、シール材70の塗布に際しては、ゲル状のシール材70の断面形状が上側(シール面53と反対側)に凸形状となるようにする。換言すれば、ゲル状のシール材70の断面形状が上側に突起するようにシール材70をシール面53に塗布することになる。
Next, a liquid (or gel) sealing
In addition, when the sealing
次に、ヘッダタンク5bのコアプレート50aに対しても、ヘッダタンク5aの場合と同様に、液状のシール材70を塗布する。その後、ヘッダタンク5a、5bのそれぞれのコアプレート50aに塗布されたシール材70に紫外線を照射し硬化させる。
Next, the
次に、ヘッダタンク5aのコアプレート50aのタンク係止爪用孔57内にタンク本体50bの各タンク係止爪71をそれぞれ挿入する。この際に、各タンク係止爪71は、コアプレート50aに接触して図6中矢印P方向に弾性変形して、タンク係止爪用孔57を貫通する。その後、タンク係止爪71の突出部71aがタンク係止爪用孔57を貫通した状態で、コアプレート50aに対して係止する。
Next, each
このとき、上述の硬化されたシール材70は、コアプレート50aのシール面60とタンク本体50bのシール面53との間で狭持されて圧縮された状態になる。
At this time, the above-described cured sealing
具体的には、タンク本体50bの壁部53a、53bがシール材70を側方から保持する状態で、タンク本体50bの突出部53cが押し付けてシール材70を圧縮させる。これにより、ヘッダタンク5aの組み付けが終わる。
Specifically, with the
同様に、ヘッダタンク5bのコアプレート50aに対してタンク本体50bを係止して、コアプレート50aのシール面60とタンク本体50bのシール面53との間でシール材70を弾性変形させることにより、ヘッダタンク5bを組み付ける。
Similarly, the
以上説明した本実施形態では、タンク本体50bの各タンク係止爪71がコアプレート50aのタンク係止爪用孔57内に貫通した状態で、コアプレート50aに対して係止することにより、ヘッダタンク5a、5bを組み付ける。したがって、従来技術と異なり、コアプレートの各爪部をかしめる必要が無く、ヘッダタンク5a、5bの組み付け工程を比較的容易に行うことができる。
In the present embodiment described above, each
本実施形態では、複数のタンク係止爪用孔57とシール面60とがコアプレート50aのうち1つの環状平面部51に設けられている。すなわち、複数のタンク係止爪用孔57とシール面60と同一平面上に形成されている。
In the present embodiment, a plurality of tank locking claw holes 57 and a sealing
一方、図8に示すように、コアプレート50aに断面U字状の溝部Mを形成して、この溝部MのU字内面をシール面60とすることも考えられる。この場合、溝部M内にシール材70を配置することにより、位置ずれを防止できる。しかし、溝部Mによりコア部4の高さ方向(矢印H)の寸法(すなわち、チューブ2の長手方向の寸法)の制限を受けるため、コア部4の体格を大きくすることができなく、コア部4による熱交換の効率を上げることができない。
On the other hand, as shown in FIG. 8, it is also conceivable that a groove portion M having a U-shaped cross section is formed in the
これに対して、本実施形態では、複数のタンク係止爪用孔57とシール面60とがコアプレート50aのうち1つの環状平面部51に設けられ、溝部Mが設けられていない。このため、コア部4の高さ方向の寸法の制限を受けなくなるため、コア部4の体格を大きくすることが可能になり、コア部4による熱交換の効率を上げることができる。
On the other hand, in the present embodiment, the plurality of tank locking claw holes 57 and the
本実施形態では、コアプレート50aのシール面60に対して液状のシール材70を塗布、硬化し、この硬化されたシール材50が粘着性によりコアプレート50aのシール面53に密着し、かつシール材70が弾性変形してコアプレート50aのシール面60とタンク本体50bのシール面53との間を密閉した状態で、コアプレート50aとタンク本体50bとを組み付ける。
In the present embodiment, the
このため、シール材70が粘着性によりコアプレート50aのシール面60に密着しているので、コアプレート50aとタンク本体50bとを組み付ける際に、シール材70が捩れ、或いは位置ズレが発生することを避けうる。これにより、タンク本体50bのシール面53とコアプレート50aのシール面60との間に微少隙間が生じ難くなるので、流体漏れを防ぐことができる。
For this reason, since the sealing
本実施形態では、コアプレート50aは、タンク内空間50c内に向けて断面凸状になるように形成されている。例えば、コアプレート50aが単に平面状なっている場合(図9(a)参照)には、タンク内空間50cの内部圧力が上昇すると、図9(b)に示すようにコアプレート50aが内部圧力の上昇に伴って変形する。
In the present embodiment, the
一方、コアプレート50aは、上述の如く、タンク内空間50c内に向けて断面凸状になるように形成されているので、タンク内空間50cの内部圧力が上昇しても(図9(c)参照)、コアプレート50aが変形し難くなる(図9(d)参照)。
On the other hand, as described above, the
本実施形態では、コアプレート50aの環状平面部51のうち、サイドプレート4a、4bが貫通される2つの貫通孔59がシール面60よりも外側に配置されている。このため、2つの貫通孔59をシール面60よりも内側に配置する場合に比べて、コア部4においてチューブ2の並び方向の寸法を大きくすることができる。すなわち、チューブ2の配列する数を増やすことができるので、熱交換効率を上げることができる。
In the present embodiment, two through
本実施形態では、タンク係止爪71の突出部71aが、タンク係止爪用孔57内を貫通して、タンク内空間50cの内部圧力の作動方向に対する直交方向に向けて突出した状態で、コアプレート50aに係止している。このため、タンク係止爪71の突出部71aが、タンク内空間50cの内部圧力の作動方向と同一方向に向けて突出する場合に比べて、タンク係止爪71による係止が外れ難くすることができる。
In the present embodiment, the protruding
(第2実施形態)
上述の第1実施形態では、タンク本体50bのシール面53に、1つの突出部53cを設けた例について説明したが、これに限らず、図10に示すように、2つの突出部53cを設けてもよい。
(Second Embodiment)
In the first embodiment described above, the example in which the
ここで、2つの突出部53cは、シール面53のうち、シール材70の延出方向(塗布する方向)に対する直交方向において、両端側に位置しており、2つの突出部53cは、それぞれ、シール材70を圧縮させる。
Here, the two
(第3実施形態)
上述の第1実施形態では、コアプレート50aの環状平面部51に、タンク本体50bの係止爪71が貫通される複数のタンク係止爪用孔57を設けた例について説明したが、これに代えて、図11に示すように、外周部側に開口する開口部57cを有する複数の切り欠き部57を設けるようにしてもよい。
(Third embodiment)
In the above-described first embodiment, the example in which the plurality of tank locking claw holes 57 through which the locking
ここで、係止爪71が切り欠き部57内にて外周部側に移動して切り欠き部57内から外れることを防止するために外れ防止部57aが設けられ、外れ防止部57aは、開口部57cに向かって突出して互いに対向している。
Here, in order to prevent the locking
ここで、外れ防止部57aは、図12に示すように、下側に突出しているようにしてもよく、図13に示すように、上側に突出しているようにしてもよい。また、図13に示すように、切り欠き部57およびシール面60の間に傾斜部80を設け、シール面60に対して切り欠き部57の高さ方向の位置をずらすようにしてもよい
(他の実施形態)
上述の実施形態では、コアプレート50aに液状(またはゲル状)のシール材70を塗布した例について説明したが、これに代えて、タンク本体50bに対してシール材70を塗布してもよい。
Here, the
In the above-described embodiment, the example in which the liquid (or gel) sealing
上述の実施形態では、本発明に係る熱交換器をラジエータに適用した例につい
て説明したが、これに限らず、コアプレートおよびタンク本体によりヘッダタンクを構成する熱交換器であれば、ヒータコアユニット、エバポレータなどの各種の熱交換器に適用してもよい。ここで、熱交換器内を流れる流体としては、エンジン冷却水に限らず、冷媒等を用いることができる。
In the above-described embodiment, an example in which the heat exchanger according to the present invention is applied to a radiator has been described. However, the present invention is not limited thereto, and a heater core unit, which is a heat exchanger that forms a header tank with a core plate and a tank body, You may apply to various heat exchangers, such as an evaporator. Here, the fluid flowing in the heat exchanger is not limited to engine cooling water, and a refrigerant or the like can be used.
2…チューブ、3…フィン、4a、4b…サイドプレート、
5a、5b…ヘッダタンク、50b…タンク本体、
50a…コアプレート、53、60…シール面、70…シール材。
2 ... tube, 3 ... fin, 4a, 4b ... side plate,
5a, 5b ... header tank, 50b ... tank body,
50a ... Core plate, 53, 60 ... Sealing surface, 70 ... Sealing material.
Claims (18)
前記チューブの外表面に接合され、熱交換を促進するフィンと、
前記チューブの長手方向に配置され、前記複数本のチューブのそれぞれに連通するヘッダタンクと、を備え、
前記ヘッダタンクは、前記チューブが接合されたコアプレートと、前記コアプレートとともにタンク内空間を構成するタンク本体とを有して構成されている熱交換器において、
前記タンク本体には、前記コアプレートに対して係止するための係止用爪部が設けられており、
前記コアプレートには、前記係止用爪部が挿入される係止用孔部が設けられており、
前記係止用爪部は、前記係止用孔部内に挿入された状態で前記コアプレートに対して係止するようになっていることを特徴とする熱交換器。 Multiple tubes through which fluid flows;
A fin joined to the outer surface of the tube to facilitate heat exchange;
A header tank disposed in the longitudinal direction of the tube and communicating with each of the plurality of tubes;
The header tank is a heat exchanger configured to include a core plate to which the tube is joined, and a tank body that forms a space in the tank together with the core plate.
The tank body is provided with a locking claw for locking to the core plate,
The core plate is provided with a locking hole into which the locking claw is inserted,
The heat exchanger according to claim 1, wherein the locking claw is locked to the core plate in a state of being inserted into the locking hole.
前記コアプレートには、前記切り欠き部内から前記係止用爪部が前記外周部側に移動して外れることを防止する外れ防止部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。 The locking hole is a notch opening on the outer peripheral side of the core plate,
The said core plate is provided with the removal prevention part which prevents that the said nail | claw part for latching moves to the said outer peripheral part side from the inside of the said notch part, and is removed. Heat exchanger.
前記コアプレートのうち前記シール部が接するシール面と前記係止用孔部とが同一平面上に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の熱交換器。 A seal portion is provided between the core plate and the tank main body so as to extend in an annular shape so as to surround the space inside the tank, and to seal between the core plate and the tank main body. And
3. The heat exchanger according to claim 1, wherein a sealing surface of the core plate with which the sealing portion comes into contact and the locking hole portion are formed on the same plane.
さらに前記シール部はその断面が前記タンク本体および前記コアプレートのうち前記一方の部材以外の他方の部材に向けて凸形状になるように液状のシール材が塗布されたものであることを特徴とする請求項9に記載の熱交換器。 The seal portion is obtained by applying and curing the liquid seal material to any one member of the tank body and the core plate,
Further, the sealing portion is characterized in that a liquid sealing material is applied so that a cross-section thereof becomes a convex shape toward the other member other than the one member of the tank body and the core plate. The heat exchanger according to claim 9.
前記シール部は、前記コアプレートの環状溝部内に突出するように配設されていることを特徴とする請求項3ないし10のいずれか1つに記載の熱交換器。 The seal surface of the core plate is provided with an annular groove formed in an annular shape so as to surround the space in the tank,
The heat exchanger according to any one of claims 3 to 10, wherein the seal portion is disposed so as to protrude into an annular groove portion of the core plate.
前記係止用爪部は、前記係止用孔部内を貫通した状態で、前記力が加わる方向に対して直交方向に突出して前記コアプレートに対して係止する突出部を備えていることを特徴とする請求項1ないし14のいずれか1つに記載の熱交換器。 A force is applied to the locking claw part toward the outer peripheral side of the core plate due to an increase in the internal pressure of the tank internal space,
The locking claw portion includes a protruding portion that protrudes in a direction orthogonal to the direction in which the force is applied and locks against the core plate in a state of passing through the locking hole. The heat exchanger according to claim 1, wherein the heat exchanger is a heat exchanger.
前記複数本のチューブを前記チューブの並び方向から挟むように配置される二枚のサイドプレートを備えており、
前記コアプレートには、前記サイドプレートの端部が挿入される挿入孔が設けられており、
前記サイドプレートの端部が前記挿入口に挿入された状態で前記コアプレートに対してろう付けにより固定されており、
前記挿入孔は前記シール面よりも外周部側に設けられていることを特徴とする請求項1ないし15のうちいずれか1つに記載の熱交換器。 The plurality of tubes are arranged in a line,
Comprising two side plates arranged so as to sandwich the plurality of tubes from the direction in which the tubes are arranged;
The core plate is provided with an insertion hole into which an end of the side plate is inserted,
The end of the side plate is fixed by brazing to the core plate in a state of being inserted into the insertion port,
The heat exchanger according to any one of claims 1 to 15, wherein the insertion hole is provided on an outer peripheral side of the seal surface.
前記複数の係止用孔部は、前記タンク内空間を囲むように環状に並べられており、
前記サイドプレートが挿入される前記挿入孔は、前記複数の係止用孔部のうちいずれか2つの係止用孔部の間に配置されていることを特徴とする請求項16記載の熱交換器。 The core plate is provided with a plurality of the locking holes,
The plurality of locking holes are arranged in an annular shape so as to surround the space in the tank,
The heat exchange according to claim 16, wherein the insertion hole into which the side plate is inserted is disposed between any two of the plurality of locking holes. vessel.
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2006
- 2006-11-01 JP JP2006297699A patent/JP2008116079A/en not_active Withdrawn
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