JP2008113390A - 画像データ生成装置、更新画像データ生成装置、画像データ生成プログラム及び更新画像データ生成プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】コード画像からの情報の抽出及び解析を容易にする。
【解決手段】画像を形成する対象となる領域を複数に分割し、複数のサブ領域の少なくとも1つを特定する特定情報を埋め込んだコード画像を生成し、複数のサブ領域の少なくとも1つに特定情報が埋め込まれたコード画像を配置した画像データを生成する画像データ生成部34を備える画像データ生成装置である。
【選択図】図2
【解決手段】画像を形成する対象となる領域を複数に分割し、複数のサブ領域の少なくとも1つを特定する特定情報を埋め込んだコード画像を生成し、複数のサブ領域の少なくとも1つに特定情報が埋め込まれたコード画像を配置した画像データを生成する画像データ生成部34を備える画像データ生成装置である。
【選択図】図2
Description
本発明は、画像データ生成装置、更新画像データ生成装置、画像データ生成プログラム及び更新画像データ生成プログラムに関する。
近年、所望のデータに基づいて生成されるコード画像を生成し、記録媒体の1つである紙媒体にコード画像を背景画像として画像形成する技術が用いられている。例えば、機密情報を含む文書を紙媒体に印刷又は複写する際、機密情報の漏洩を抑制するために追跡情報や複写禁止のための規制情報を埋め込んだコード画像を生成し、そのコード情報を背景画像として画像に埋め込んでおき、紙媒体に印刷された機密情報の複写や読み取りが行われた場合に背景画像からコード画像を抽出して解析することによって、これまでの複写の履歴の確認処理や複写の禁止処理を行うことができる。
コード画像としては、バーコードや二次元コード、特許文献1に示すようなスラッシュ(「/」)や逆スラッシュ(「\」)を記号として用いるもの、特許文献2に示すようなイエロードットを用いるもの、特許文献3に示すように文書等のコンテンツ自体を加工して文字の間隔や文字の回転角度として規制情報を埋め込むもの、特許文献4に示すように互いに異なる2次元の空間周波数と波数ベクトルをもつ波状のドットパターンを8×8画素程度の解像度で埋め込んだ電子透かし画像を用いるものが知られている。
他の画像が背景画像として印刷されたコード画像に重ね合わせて画像形成されている場合、コード画像に埋め込まれた情報を更新する際にコード画像のみを他の画像と分離して除去し、新たに生成された更新用のコード画像を付加することが困難である。
また、文字の間隔や文字の回転角度によって規制情報を表現させた場合、複写機等で紙媒体上の情報を読み込む際の媒体のスキュー角や媒体のしわ等によって情報の読み取り自体ができなくなるおそれがある。
また、バーコードや二次元コードのようにコード画像の位置が視覚的に認識が容易である場合、コード画像の部分を隠した状態で複写等が不正に行われる可能性があり、機密情報に対する処理の追跡や複写の禁止ができなくなるおそれがある。
本発明は、画像を形成する対象となる領域を複数のサブ領域に分割し、前記複数のサブ領域の少なくとも1つを特定する特定情報を埋め込んだコード画像を生成するコード画像生成手段と、前記複数のサブ領域の少なくとも1つに前記特定情報が埋め込まれたコード画像を配置した画像データを生成する画像データ生成手段と、を備えることを特徴とする画像データ生成装置である。
前記画像データ生成手段は、前記特定情報を埋め込んだコード画像を前記複数のサブ領域の総てに配置することとしてもよい。
また、前記コード画像生成手段は、前記画像データに前記コード画像以外の画像が重畳される場合、前記特定情報で特定されるサブ領域は前記コード画像以外の画像が配置されている領域以外のサブ領域とすることとしてもよい。
また、前記コード画像生成手段は、前記特定情報で特定されるサブ領域が複数である場合、前記特定情報で特定されるサブ領域に埋め込まれるコード画像の更新の優先順位を示す情報を埋め込んだコード画像を生成し、前記画像データ生成手段は、前記複数のサブ領域の少なくとも1つに前記優先順位が埋め込まれたコード画像を配置することとしてもよい。
本発明は、記録媒体に画像形成された画像データを読み取る画像読取手段と、前記画像読取手段において読み取られた画像データ内に、画像を形成する対象となる領域を複数のサブ領域に分割したサブ領域の各々にコード画像が含まれている場合、前記コード画像を解析して前記複数のサブ領域の少なくとも1つを特定する特定情報を抽出する特定情報抽出手段と、画像データに対する処理に関する情報を埋め込んだ更新用コード画像を生成する更新用コード画像生成手段と、前記特定情報によって特定されたるサブ領域の少なくとも1つに前記更新用コード画像を配置して新たな画像データを生成する更新画像データ生成手段と、を備えることを特徴とする更新画像データ生成装置である。
また、前記画像読取手段において読み取られた画像データ内に、画像を形成する対象となる領域を複数に分割したサブ領域の各々にコード画像が含まれている場合、前記コード画像を解析して前記特定情報で特定されるサブ領域に埋め込まれるコード画像の更新の優先順位を示す優先順位情報抽出手段をさらに備え、前記更新画像データ生成手段は、前記優先順位による優先順位に従って前記特定情報によって特定されるサブ領域のうち少なくとも1つに前記更新用コード画像を配置して新たな画像データを生成することとしてもよい。
また、前記更新用コード画像生成手段は、前記画像データに対する処理に関する情報として、前記更新画像データを画像形成するために用いられる画像形成装置を識別する装置識別情報、前記画像データが更新された回数、前記画像データが更新される日時、前記画像データを更新するユーザを識別するユーザ識別情報のうち少なくとも1つを含むこととしてもよい。
本発明は、コンピュータに、画像を形成する対象となる領域を複数に分割し、前記複数のサブ領域の少なくとも1つを特定する特定情報を埋め込んだコード画像を生成するコード画像生成工程と、前記複数のサブ領域の少なくとも1つに前記特定情報が埋め込まれたコード画像を配置した画像データを生成する画像データ生成工程と、を実行させることを特徴とする画像データ生成プログラムである。
ここで、前記画像データ生成工程は、前記特定情報を埋め込んだコード画像を前記複数のサブ領域の総てに配置することとしてもよい。
また、前記コード画像生成工程は、前記画像データに前記コード画像以外の画像が重畳される場合、前記特定情報で特定されるサブ領域は前記コード画像以外の画像が配置されている領域以外のサブ領域とすることとしてもよい。
また、前記コード画像生成工程は、前記特定情報で特定されるサブ領域が複数である場合、前記特定情報で特定されるサブ領域に埋め込まれるコード画像の更新の優先順位を示す情報を埋め込んだコード画像を生成し、前記画像データ生成工程は、前記複数のサブ領域の少なくとも1つに前記優先順位が埋め込まれたコード画像を配置することとしてもよい。
本発明は、コンピュータに、記録媒体に画像形成された画像データを読み取る画像読取工程と、前記画像読取工程において読み取られた画像データ内に、画像を形成する対象となる領域を複数に分割したサブ領域の各々にコード画像が含まれている場合、前記コード画像を解析して前記複数のサブ領域の少なくとも1つを特定する特定情報を抽出する特定情報抽出工程と、画像データに対する処理に関する情報を埋め込んだ更新用コード画像を生成する更新用コード画像生成工程と、前記特定情報によって特定されたるサブ領域の少なくとも1つに前記更新用コード画像を配置して新たな画像データを生成する更新画像データ生成工程と、を実行させることを特徴とする更新画像データ生成プログラムである。
ここで、前記コンピュータに、前記画像読取工程において読み取られた画像データ内に、画像を形成する対象となる領域を複数に分割したサブ領域の各々にコード画像が含まれている場合、前記コード画像を解析して前記特定情報で特定されるサブ領域に埋め込まれるコード画像の更新の優先順位を示す優先順位情報抽出工程をさらに実行させ、前記更新画像データ生成工程は、前記優先順位による優先順位に従って前記特定情報によって特定されるサブ領域のうち少なくとも1つに前記更新用コード画像を配置して新たな画像データを生成することとしてもよい。
また、前記更新用コード画像生成工程は、前記画像データに対する処理に関する情報として、前記更新画像データを画像形成するために用いられる画像形成装置を識別する装置識別情報、前記画像データが更新された回数、前記画像データが更新される日時、前記画像データを更新するユーザを識別するユーザ識別情報のうち少なくとも1つを含むこととしてもよい。
請求項1及び8に係る発明によれば、画像データに配置されたコード画像から情報を従来よりも容易に抽出及び解析することができる。
請求項2及び9に係る発明によれば、多くのサブ領域に配置されたコード画像から情報を容易に抽出及び解析することができる。
請求項3及び10に係る発明によれば、コード画像以外の画像が画像形成されていないサブ領域から情報を容易に抽出及び解析することができる。
請求項4及び11に係る発明によれば、特定情報で特定されるサブ領域のうち更新コード画像を配置するサブ領域に優先順位をつけて処理を行うことができる。
請求項5及び12に係る発明によれば、画像データに対する処理に関する情報を更新用コード画像として容易に画像データに配置することができる。
請求項6及び13に係る発明によれば、優先順位に従って特定情報で特定されるサブ領域のうち更新コード画像を配置するサブ領域に更新用コード画像を配置することができる。
請求項7及び14に係る発明によれば、画像データ内の情報の複写や更新等の処理に関する情報を付加することができる。
<装置構成>
本発明の実施の形態における画像処理システムは、図1に示すように、画像形成装置10とパーソナルコンピュータ12とを含んで構成される。画像形成装置10は、プリント機能とコピー機能とを有する。本実施の形態では、画像形成装置10とパーソナルコンピュータ12とは、通信手段(ここではネットワーク14)を介して情報伝達可能に接続されている。なお、パーソナルコンピュータ12は、画像形成装置10と一体に構成されていてもよい。
本発明の実施の形態における画像処理システムは、図1に示すように、画像形成装置10とパーソナルコンピュータ12とを含んで構成される。画像形成装置10は、プリント機能とコピー機能とを有する。本実施の形態では、画像形成装置10とパーソナルコンピュータ12とは、通信手段(ここではネットワーク14)を介して情報伝達可能に接続されている。なお、パーソナルコンピュータ12は、画像形成装置10と一体に構成されていてもよい。
画像形成装置10は、図2の機能ブロック図に示すように、ネットワークインターフェース(ネットワークI/F)20、制御部22、コントロールパネル24、画像読取部26、画像処理部28及び画像形成部30を備える。
ネットワークI/F20は、ネットワーク回線14を介して、TCP/IP等の通信プロトコルに従って情報を画像形成装置10の外部から取り込み、又は、情報を画像形成装置10の外部へ出力するための機能を備える。本実施の形態では、PDLデータの送受信を行うために用いられる。PDLデータのヘッダ部には、プリントジョブを送信したコンピュータのIPアドレス、プリントジョブを送信したユーザ名、プリントする画像データのファイル名、プリントする画像データのタイムスタンプ等の付加情報が付加されている。さらに、プリントする画像データが機密情報である場合等においては、画像データの複写や画像データに対する更新を規制するための規制情報が付加される。
制御部22は、画像形成装置10の各部を制御する。制御部22は、内蔵メモリを備える。本実施の形態では、制御部22は、内蔵メモリに予め記憶されている画像データ生成プログラム及び更新画像データ生成プログラムを実行することによって画像形成の対象となる画像データを生成する処理を行わせる。
例えば、制御部22は、ネットワークI/F20からPDLデータを受けて、PDLデータをメモリに格納する。さらに、PDLデータ内に付加情報や規制情報が含まれているか否かを調査し、付加情報や規制情報が含まれている場合には画像形成装置10をコード画像合成プリントモードに設定し、付加情報や規制情報が含まれていない場合には画像形成装置10を通常プリントモードに設定する。また、制御部22は、PDLデータに含まれている付加情報や規制情報の内容を抽出して、画像処理部28へ送信する。
コントロールパネル24は、例えば、タッチパネル等の入出力装置を含んで構成される。コントロールパネル24は、制御部22からユーザへ呈示する情報を受けて、タッチパネルのスクリーン等にその情報を表示させる。また、ユーザによるタッチパネルの操作を受けて、入力された情報を制御部22へ送信する。
画像読取部26は、例えば、光学スキャナ等を含んで構成され、プラテン等に載せ置かれた紙媒体等の原稿から、画像形成されている情報を読み取るために用いられる。読み取られた画像は、制御部22へ一旦送信され、画像処理部28等に転送される。
画像処理部28は、図2の機能ブロック図に示すように、ページバッファ32、画像データ生成部34及びデジタルコード復号処理部36を含んで構成される。画像処理部28は、制御部22から付加情報や規制情報を受けて、それらの情報に基づいたコード画像を生成し、背景画像としてコード画像を配置した画像データを生成する処理を行う。画像処理部28の処理については後述する。
画像形成部30は、制御部22からの処理命令に従って、画像処理部28で生成された画像データを紙媒体等の画像形成媒体上に画像形成する。画像形成部30は、例えば、電子写真印刷機等を含んで構成される。
パーソナルコンピュータ12は、図3に示すように、制御部(CPU)40、記憶部42、入力部44、出力部46及びネットワークインターフェース(ネットワークI/F)48を含んで構成される。パーソナルコンピュータ12は、一般的なコンピュータの構成とすることができる。パーソナルコンピュータ12は、プリンタドライバ等のソフトを実行することによって、画像形成の対象となる画像データ(以下、有効画像情報という)をPDLデータに変換して画像形成装置10へ送信する。また、ユーザからの指示等に従って、PDLデータのヘッダ部に、プリントジョブを送信したコンピュータのIPアドレス、プリントジョブを送信したユーザ名、プリントする画像データのファイル名、プリントする画像データのタイムスタンプ等の付加情報を付加して送信する。また、プリントする画像データが機密情報である場合等においては、画像データの複写や画像データに対する更新を規制するための規制情報を付加して送信する。
<画像データ生成処理>
本実施の形態における画像データ生成処理は、図4に示すフローチャートに沿って処理される。画像データ生成処理は、図4のフローチャートの各ステップをコンピュータで実行可能にコード化された画像データ生成処理プログラムを画像形成装置10の制御部22の内蔵メモリに予め格納し、制御部22によってその画像データ生成処理プログラムを実行することによって実現される。
本実施の形態における画像データ生成処理は、図4に示すフローチャートに沿って処理される。画像データ生成処理は、図4のフローチャートの各ステップをコンピュータで実行可能にコード化された画像データ生成処理プログラムを画像形成装置10の制御部22の内蔵メモリに予め格納し、制御部22によってその画像データ生成処理プログラムを実行することによって実現される。
ステップS10では、制御部22は、ネットワークI/F20を介して、パーソナルコンピュータ12から画像形成の対象となる画像データをPDLデータとして受信する。制御部22で受信されPDLデータはページバッファ32に格納される。
例えば、ユーザは、パーソナルコンピュータ12の入力部44を用いて画像データの送信指示を行うことによって、記憶部42に予め記憶されている画像データやネットワークI/F48を介してインターネット等から取得される画像データを画像形成装置10へ送信することができる。ここで、送信対象とされた画像データが有効画像情報である。有効画像情報には文字、図形、写真等を含むことができる。
このとき、ユーザからの指示等に従って、PDLデータのヘッダ部に、プリントジョブを送信したコンピュータのIPアドレス、プリントジョブを送信したユーザ名、プリントする画像データのファイル名、プリントする画像データのタイムスタンプ等の付加情報が付加されて送信される。また、プリントする画像データが機密情報である場合は、画像データの複写や画像データに対する更新を規制するためのパスワード等の規制情報が付加されて送信される。以下では、付加情報及び規制情報が付加されて送信されたものとして説明する。
また、ユーザは、画像形成装置10の画像読取部26を用いて画像が形成されている記録媒体から画像を読み取らせて、読み取った画像を有効画像情報として処理してもよい。この場合は、ユーザが用いているコンピュータのIPアドレス、ユーザ名、プリントする画像データのファイル名、プリントする画像データのタイムスタンプ等の付加情報、並びに、プリントする画像データに対する複写や更新の規制情報はコントロールパネル24を用いて取得してもよい。
ステップS12では、制御部22は、受信したPDLデータを解析して、付加情報や規制情報が含まれているか否かを判定する。PDLデータに付加情報及び規制情報のいずれかが含まれている場合にはステップS16に処理を移行させ、そうでない場合にはステップS14に処理を移行させる。
ステップS14では、制御部22は、画像形成装置10の動作モードを通常プリントモードに設定する。通常プリントモードでは、受信したPDLデータに基づいて通常のプリント処理が行われる。
制御部22は、ページバッファ32に格納されているPDLデータを読み出して、画像データ生成部38へ送る。画像データ生成部38は、通常の処理によってPDLデータから画像形成部30で処理可能なフォーマットの画像データを生成する。生成された画像データは、画像形成部30へ送信される。画像形成部30は、受信した画像データに基づいて紙媒体等の画像形成媒体上に画像データに基づいた画像を形成する。
ステップS16では、制御部22は、画像形成装置10の動作モードをコード画像合成プリントモードに設定する。また、制御部22は、ページバッファ32に格納されているPDLデータを読み出し、PDLデータから付加情報及び規制情報と他の画像情報とに分離して画像処理部28へ送信する。
ステップS18では、画像処理部28において付加情報及び規制情報に基づいてコード画像が生成される。制御部22は、PDLデータから分離された付加情報及び規制情報を画像データ生成部38へ送信すると共に、画像データ生成部38にコード画像の生成を指示する。
コード画像は、デジタル情報を所定の取り決めによって復号可能な画像情報として変換したものである。コード画像をスキャナ等の画像読取装置で読み取り、復号化することによって元のデジタル情報を復元することができる。コード画像は、例えば、紙媒体等の記録媒体上に画像形成される。図5(a)には、本実施の形態においてプリント出力されたコード画像の全体が例示されている。実際には、コード画像は記録媒体上に薄く背景画像として画像形成され、このコード画像上に重畳して文章、図形、写真等の有効画像情報が記録媒体上に画像形成される。ここでは、説明を容易にするために、他の画像情報が重畳されていないコード画像のみを画像形成した例を示す。図5(c)は、図5(a)の矩形で囲んだ領域を拡大した画像である。コード画像は、図6(a)〜図6(c)に示すように、ドットを組み合わせたドットパターンが配列されて構成される。図6(a)に示すパターン0は、ドットを直線状にスラッシュ(「/」)に並べたパターンである。図6(b)に示すパターン1は、ドットを直線状に逆スラッシュ(「\」)に並べたパターンである。図6(c)に示すパターン2は、ドットをランダムに並べたパターンである。
パターン0及び1は、それぞれデジタル情報のビット値「0」及び「1」を示すパターンである。パターン2は、コード画像内に埋め込まれる潜像部を構成するパターンである。これらのパターン0〜2は、各パターンを構成する黒色の画素の数が略同じとされており、コード画像に配置されるパターンの配列に依らずプリント出力されたときの濃度が領域に依らず略同じになるように構成されている。実際には、プリンタの特性により、各パターン内の黒色画素の数が同じでもパターンの濃度が多少異なるので、プリント出力後の濃度が略等しくなるように各パターンを構成する黒色画素の数及び黒色画素の配置が調整されている。したがって、記録媒体上にプリント形成した際の潜像画像(図5(a)の例では「COPY」という文字が潜像画像とされている)の内外の平均濃度が人間の目には略均一なグレイの背景画像となる。このとき、コード画像に埋め込まれた潜像画像(「COPY」)は識別し難くなる。
コード画像に配置されるパターン0及びパターン1は、図6(a)及び図6(b)にそれぞれ示すように、ドットを直線状に並べたパターンであり、複写機で画像を複写した場合にパターンが複写された画像にそのまま再現される。これに対して、パターン2は、図6(c)に示すように、ドットをランダムに並べたパターンであり、複写機で複写した場合にパターンが再現され難い。その結果、コード画像において潜像部分の周辺領域をパターン0又は1で構成し、潜像部分をパターン2で構成しておくことによって、図5(a)に示すコード画像を背景画像とした画像を複写した場合、図5(b)に示すように潜像部分のパターン2が白く抜け、潜像画像(ここでは「COPY」の文字)が浮かび上がった画像が形成される。
このように、本実施の形態において、背景画像として画像形成されたコピー機や複合機(プリンタ、コピー、ファックス等が複合的に組み合わされた装置)で複写すると潜像として埋め込まれていた文字等の画像が背景画像から浮かび上がるようになるので、不正に複製する行為に対して心理的な抑制となると共に、浮かび上がった画像により原稿と複写物とを容易に区別することができる。
画像データ生成部38は、ページバッファ32から付加情報及び規制情報を読み出し、それらの情報をデジタル化してビット列に変換する。さらに、そのビット列を構成するビット値「0」及び「1」を互いに識別可能なパターン0及びパターン1にそれぞれ変換して、コード画像の潜像部の周囲領域に埋め込み、デジタルデータを表したコード画像を生成する。
このとき、図7に示すように、紙媒体等の画像形成媒体の画像形成の対象となる領域を複数のサブ領域Aに分割し、少なくとも2つのサブ領域Aに付加情報及び規制情報のデジタル情報をパターン0及びパターン1からなる画像としてコード画像に埋め込む。
例えば、付加情報としてプリントジョブを送信したコンピュータのIPアドレス、プリントジョブを送信したユーザ名、プリントする画像データのファイル名、プリントする画像データのタイムスタンプが付加されている場合、それぞれの情報をデジタル化してパターン0及びパターン1を並べてなるデジタル情報に変換する。また、規制情報として複製を完全に禁止するか否かの情報、複製を許可する場合は複製可能な回数、複製を可能とする期間(複製を可能とする日時等)、複製を可能とするユーザ名が付加されている場合、それぞれの情報をデジタル化してパターン0及びパターン1を並べてなるデジタル情報に変換する。
さらに、本実施の形態では、画像の複製が許可される場合に画像に対して為された処理に関する情報を更新用コード画像として埋め込むサブ領域を特定する特定情報をデジタル化してパターン0及びパターン1を並べてなるデジタル情報に変換する。
具体的には、複数のサブ領域にそれぞれ通し番号を割り付け、更新用コード画像を埋め込むサブ領域に割り付けられた番号をデジタル化してパターン0及びパターン1を並べてなるデジタル情報に変換する。例えば、図7の左上のサブ領域から右上のサブ領域に向けて、さらにその下の行の左端のサブ領域から右端のサブ領域に向けて0,1,2・・・と通し番号を割り付け、第10番目のサブ領域を更新用コード画像用のサブ領域とした場合には、所定のビット数(ここでは8ビットとする)で00001010(2進数)と2値化し、パターン0及びパターン1の組み合わせ“////\/\/”と表すことができる。
このとき、ページバッファ32に保持されているPDLデータから付加情報及び規制情報以外の有効画像情報を読み出し、有効画像情報が画像形成される領域を避けて、有効画像情報が画像形成される領域でないサブ領域を更新用コード画像の埋め込みサブ領域として設定してもよい。更新用コード画像に埋め込まれた情報を確実に復号化するためである。画像情報の形成位置の解析には既存の画像処理方法を用いることができる。
なお、更新用コード画像を埋め込むサブ領域として複数のサブ領域を設定してもよい。この場合、各サブ領域を特定する特定情報を所定のビット数のビットパターンで区切って埋め込めばよい。例えば、区切りのビットパターンを4ビットの0000とすれば、通し番号10及び11を特定情報とした場合には、パターンの並びは“////\/\/////////\/\\”(00001010,0000,00001011)となる。また、更新用コード画像を埋め込むサブ領域の個数を示す情報を通し番号を示す特定情報の前に付加する態様も可能である。この場合は、例えば通し番号10及び11を特定情報とするとサブ領域は2個なので、個数を表すビットパターンを4ビットの0010とすれば、パターンの並びは“//\/////\/\/////\/\\”(0010,00001010,00001011)となる。
また、複数のサブ領域を設定した場合には、更新用コード画像を埋め込む際の優先順位を示す情報を同時に埋め込んでもよい。具体的には、特定情報のビットパターンの後ろに位置する区切りの所定のビット数のビットパターンに優先順位を示す情報を埋め込んでもよい。例えば、上記例で通し番号11のサブ領域の優先順位が1位で、通し番号10のサブ領域の優先順位が2位である場合、パターンの並びを“////\/\///\/////\/\\///\”(00001010,0010,00001011,0001)とすればよい。
このように、パターン0及びパターン1のビット列に変換された付加情報及び規制情報を、図8に示すように、1つのサブ領域に対応する大きさのコード画像のブロックに埋め込む。さらに、更新用コード画像を埋め込むサブ領域を示す特定情報もそのコード画像のブロックに埋め込む。このとき、パターン2が埋め込まれる潜像部を避けて、付加情報及び規制情報並びに特定情報を表すパターン0及びパターン1の並びの画像を埋め込む。また、コード画像の読み込み及び解析を容易にするために、それぞれの情報のコード画像を埋め込む領域を予め定めておいてもよい。図8では、付加情報に関するコード画像をブロックの第2行〜第3行、規制情報に関するコード画像をブロックの第4行〜第5行、特定情報(さらに、優先順位)に関するコード画像をブロックの第18行〜第20行に配置している。ただし、これに限定されるものではなく、更新用コード画像を埋め込むサブ領域の数を増やした場合には、特定情報(優先順位)に関するコード画像を配置する行数を増やしてもよい。
なお、隣接するブロック間の区切りを明確化するために、各ブロックの周囲を取り囲むように所定のビットパターン(例えば、図8ではパターン0を連続して配置している)のコード画像を埋め込んでもよい。そして、少なくとも2つのサブ領域にそのコード画像のブロックを配置した画像データを生成する。 図7の例では、最上部の6個のサブ領域に同一のコード画像のブロックを配置している。
なお、少なくとも2つのサブ領域に同一のコード画像のブロックを配置すればコード画像を読み取った際のコードの解析確度を向上させることができる。特に、総てのサブ領域に同一のコード画像のブロックを配置することによってさらに解析確度を向上させることができる。
ステップS20では、ステップS18で生成されたコード画像を背景画像として、PDLデータから分離された画像情報と合成する処理が行われる。
制御部22は、ページバッファ32に格納されている有効画像情報を読み出し、画像データ生成部34へ送り、ステップS18で生成されたコード画像を配置した背景画像上に合成して最終的な画像データを生成する。例えば、コード画像を薄い背景画像として配置し、その背景画像上に有効画像情報が優先して視認されるように重ね合わせて画像データを生成する。
ステップS22では、ステップS20で生成された画像データを紙媒体等の記録媒体上に画像形成する。制御部22は、PDLデータに含まれていた画像形成の条件(例えば、紙媒体のサイズ等)及び画像処理部28の画像データ生成部34から生成された画像データを画像形成部30へ送信させる。画像形成部30は、画像データを受信すると、制御部22から受けた画像形成の条件に応じて画像データを記録媒体上に画像形成する。
<更新画像データ生成処理>
上記のように記録媒体に形成された画像を複製する際の処理について説明する。本実施の形態では、コード画像に埋め込まれている付加情報や規制情報に基づいて複製処理を行い、画像データに対して行われた処理に関する情報を更新コード画像として新たに画像データに付加する処理について説明する。
上記のように記録媒体に形成された画像を複製する際の処理について説明する。本実施の形態では、コード画像に埋め込まれている付加情報や規制情報に基づいて複製処理を行い、画像データに対して行われた処理に関する情報を更新コード画像として新たに画像データに付加する処理について説明する。
本実施の形態における更新画像データ生成処理は、図9に示すフローチャートに沿って処理される。更新画像データ生成処理は、図9のフローチャートの各ステップをコンピュータで実行可能となるようにコード化した更新画像データ生成処理プログラムを画像形成装置10の制御部22の内蔵メモリに予め格納し、制御部22により更新画像データ生成処理プログラムを実行することによって実現される。
ステップS30では、制御部22は、コントロールパネル24からユーザの複製指示を受けると、画像読取部26により原稿から画像データを読み取らせる。画像読取部26は、光学スキャナによりプラテンに載せ置かれた紙媒体等の記録媒体上に画像形成されている原稿の画像データを読み込む。読み込まれた画像データは、画像処理部28のページバッファ32に格納される。
ステップS32では、画像処理部28のデジタルコード復号処理部36においてページバッファ32に格納された画像データに含まれているコード画像の復号処理が行われる。ステップS32はサブルーチン化されており、図10のフローチャートに沿って実行される。
ステップS50では、読み込んだ画像データにコード画像が配置されているか否かが判定される。制御部22は、記録媒体から読み込まれた画像データをページバッファ32から読み出し、その画像データの背景画像としてコード画像が含まれているか否かを調査する。
本実施の形態では、記録媒体を所定数に分割したサブ領域の各々にブロック化されたコード画像が配置されている。したがって、デジタルコード復号処理部36は、記録媒体のサイズに基づいて記録媒体から読み取った画像の各サブ領域からコード画像を抽出する。各サブ領域から抽出されたコード画像のブロックはページバッファ32に格納される。
隣接するブロック間を区切るためのビットパターンがコード画像のブロックに埋め込まれている場合には、その区切りパターンに基づいて各サブ領域からコード画像を抽出することもできる。例えば、図8に示すように、パターン0を連続させたビットパターンをコード画像のブロックの周囲に埋め込んでいる場合には、パターン0が連続する行及び列を抽出し、その行と列で取り囲まれた領域を1つのサブ領域として認識し、サブ領域に含まれているコード画像を1つのブロックとして切り出すことができる。
上記の処理において少なくとも1つのサブ領域にコード画像が配置されていた場合にはステップS52に処理を移行させ、そうでない場合にはステップS51へ処理を移行させる。
ステップS51では、制御部22は、画像形成装置10の動作モードを通常コピーモードに設定し、処理をメインルーチンのステップS34に移行させる。
ステップS52では、付加情報の解析処理が行われる。付加情報の解析処理に先立って、制御部22は、各サブ領域から抽出されたコード画像のブロックからコード画像のブロックにおける付加情報、規制情報及び特定情報を埋め込んだ領域のコード画像を切り出す。
例えば、図8に示すように、付加情報に関するコード画像をブロックの第2行〜第3行、規制情報に関するコード画像をブロックの第4行〜第5行、特定情報(優先順位)に関するコード画像をブロックの第18行〜第20行に配置していた場合、それぞれのコード画像のブロックの第2行〜第3行から付加情報を埋め込んだコード画像、第4行〜第5行から規制情報を埋め込んだコード画像、及び、第18行〜第20行から特定情報(優先順位)を埋め込んだコード画像を抽出することができる。
このとき、本実施の形態では、少なくとも2つのサブ領域に同一のコード画像のブロックを配置しているので、各サブ領域から抽出されたコード画像のブロックにおいて第2行〜第3行、第4行〜第5行及び第18行〜第20行から切り出されたコード画像のうち少なくとも2つのコード画像のブロックにおいて共通するコード画像をそれぞれ付加情報に関するコード画像、規制情報に関するコード画像、及び、特定情報(優先順位)に関するコード画像と決定することができる。
制御部22は、切り出された付加情報のコード画像をデジタルコード復号処理部36へ送信する。デジタルコード復号処理部36は、受信したコード画像に含まれるドットパターン0,1の並びを調査し、それぞれをビット値「0」と「1」と解釈することによってコード画像をデジタル値に変換する。このデジタル値は、プリントジョブを送信したコンピュータのIPアドレス、プリントジョブを送信したユーザ名、プリントする画像データのファイル名、プリントする画像データのタイムスタンプ等の付加情報を表す。
デジタルコード復号処理部36での付加情報の解析結果は制御部22へ送信され、制御部22の内部メモリに一時的に格納される。
ステップS53では、規制情報の解析処理が行われる。制御部22は、ステップS52で切り出された規制情報のコード画像をデジタルコード復号処理部36へ送信する。デジタルコード復号処理部36は、受信したコード画像に含まれるドットパターン0,1の並びを調査し、それぞれをビット値「0」と「1」と解釈することによってコード画像をデジタル値に変換する。このデジタル値は、複製を完全に禁止するか否かの情報、複製を許可する場合は複製可能な回数、複製を可能とする期間(複製を可能とする日時等)、複製を可能とするユーザ名等の画像の複製を規制する規制情報を表す。
デジタルコード復号処理部36での規制情報の解析結果は制御部22へ送信され、制御部22の内部メモリに一時的に格納される。
ステップS54では、読み込んだ画像データに既に更新用コード画像が配置されているか否かが判定される。制御部22は、ステップS52で切り出された特定情報のコード画像をデジタルコード復号処理部36へ送信する。デジタルコード復号処理部36は、受信したコード画像に含まれるドットパターン0,1の並びを調査し、それぞれをビット値「0」と「1」と解釈することによってコード画像をデジタル値に変換する。このデジタル値は、画像の複製が許可される場合に画像に対して為された処理に関する情報を更新用コード画像として埋め込むサブ領域を特定する特定情報及び更新用コード画像を埋め込む際の優先順位を表す。
例えば、特定情報のみを埋め込んでいた場合、コード画像が8ビット分のパターン0及びパターン1の組み合わせ“////\/\/”であったとすると、デジタル値00001010(2進数)=10(10進数)と復号化することができる。図7の左上のサブ領域から右上のサブ領域に向けて、さらにその下の行の左端のサブ領域から右端のサブ領域に向けて0,1,2・・・と通し番号を割り付けて、その通し番号で更新用コード画像用のサブ領域を特定しているとすると、第10番目のサブ領域が更新用コード画像の埋め込み対象として求められる。
また、更新用コード画像を埋め込むサブ領域として複数のサブ領域を設定していた場合、例えば、コード画像が“////\/\/////////\/\\”であり、区切りのビットパターンが0000であるとすると、“////\/\/”はデジタル値00001010(2進数)=10(10進数)であり、“////\/\\”はデジタル値00001011(2進数)=11(10進数)と復号化することができる。すなわち、通し番号10及び11で特定されるサブ領域が更新用コード画像の埋め込み対象となる。また、更新用コード画像を埋め込むサブ領域の個数を示す情報を通し番号を示す特定情報の前に付加する場合、例えばコード画像が“//\/////\/\/////\/\\”であり、特定されるサブ領域の数が4ビットのビットパターンで表されるので、最初の4ビットを復号化してデジタル値0010(2進数)=2(10進数)であり、2個の交信用コード画像を埋め込むサブ領域が設定されていることがわかる。これに続いて、“////\/\/”はデジタル値00001010(2進数)=10(10進数)であり、“////\/\\”はデジタル値00001011(2進数)=11(10進数)と復号化することができる。
また、特定情報と共に更新用コード画像を埋め込む際の優先順位を示す情報を同時に埋め込んだ場合、例えば、コード画像が“////\/\///\/////\/\\///\”であり、区切りの4ビットに優先順位を示す情報を埋め込んであるとすると、“////\/\/”はデジタル値00001010(2進数)=10(10進数)であり、続く“//\/”は0010(2進数)=2(10進数)であり、続く“////\/\\”はデジタル値00001011(2進数)=11(10進数)であり、続く“///\”は0001(2進数)=1(10進数)と復号化することができる。すなわち、通し番号10で特定されるサブ領域が優先順位2番目の更新用コード画像の埋め込み領域であり、通し番号11で特定されるサブ領域が優先順位1番目の更新用コード画像の埋め込み領域となる。
このように解析された特定情報に基づいて、特定情報で特定されるサブ領域からコード画像を抽出する。それらのコード画像と他のサブ領域のコード画像とを比較して、少なくとも1つのコード画像が他のサブ領域コード画像とは異なっていた場合にはステップS55へ処理を移行させ、そうでない場合にはメインルーチンのステップS34へ処理を移行させる。
ステップS55では、更新用コード画像の解析処理が行われる。制御部22は、ステップS54で更新用コード画像の埋め込み領域とし決定されたサブ領域から抽出されたコード画像の解析を行う。制御部22は、ステップS54で更新用コード画像の埋め込み領域として決定されたサブ領域から抽出されたコード画像をページバッファから読み出し、それをデジタルコード復号処理部36へ送信する。デジタルコード復号処理部36は、受信したコード画像に含まれるドットパターン0,1の並びを調査し、それぞれをビット値「0」と「1」と解釈することによってコード画像をデジタル値に変換する。このデジタル値は、画像に対して過去に行われた処理に関する情報を表す。
例えば、後述するように、更新用コード画像に画像形成装置の特定情報(画像形成装置のID番号等)、画像を複製したユーザを特定するユーザ特定情報(ユーザ名等)、画像を複製した日時のタイムスタンプ、過去に画像を複製した回数等が埋め込まれている場合、これらの情報が解析によって求められる。これらの情報は、抽出したサブ領域の特定番号に関連付けて、過去更新情報として制御部22の内蔵メモリに格納される。
複数のサブ領域が更新用コード画像の埋め込み領域であるサブ領域として定められている場合には、更新用コード画像の埋め込み領域である総てのサブ領域から抽出されたコード画像を解析処理する。
このとき、更新用コード画像の埋め込み領域とし決定されたサブ領域から抽出されたコード画像のブロックが更新用コード画像の埋め込み領域とされていないサブ領域から抽出されたコード画像のブロックと同じであった場合には、そのサブ領域には未だ更新用コード画像のブロックが配置されていなかったものとして、そのサブ領域を特定する特定番号が未使用の領域として制御部22の内蔵メモリに記憶される。
ただし、更新用コード画像の埋め込みサブ領域の特定情報と併せて優先順位が埋め込まれている場合、その優先順位が高い順にサブ領域から抽出されたコード画像を解析することによって、更新用コード画像の埋め込み領域とし決定されたサブ領域から抽出されたコード画像のブロックが更新用コード画像の埋め込み領域とされていないサブ領域から抽出されたコード画像のブロックと同じであった場合には、そのサブ領域及びそのサブ領域よりも優先順位が低いサブ領域には未だ更新用コード画像のブロックが配置されていなかったものとして解析処理を終了させてもよい。この場合、そのサブ領域及びそのサブ領域よりも優先順位が低いサブ領域を特定する特定番号が未使用の領域として制御部22の内蔵メモリに記憶される。
これらの処理が終了すると、制御部22は、処理をメインルーチンのステップS34に移行させる。なお、ステップS52、S53,S55で解析された付加情報、規制情報及び更新情報の内容をコントロールパネル24に表示させたり、ネットワークインターフェース20を介して、ユーザのコンピュータに送信させたりしてもよい。
ステップS34では、画像の複製が禁止されているか否かが判定される。制御部22は、ステップS53で解析された規制情報に基づいて、読み込んだ画像の複製が禁止されているか否かを判定する。複製が禁止されていれば、コントロールパネル24に複製が禁止されている旨を表示させて処理を終了させる。複製が禁止されていなければ、処理をステップS36へ移行させる。
規制情報として複製を完全に禁止するとされていた場合にはコントロールパネル24に複製が禁止されている旨を表示させて処理を終了させる。また、規制情報として複製可能な回数が設定されている場合、ステップS55で復号化された更新情報のうち最新の更新情報に含まれる複製回数(最も大きい複製回数)と複製が許可された回数とを比較し、過去の複製回数が許可された回数と一致するときにはコントロールパネル24に複製が禁止されている旨を表示させて処理を終了させる。また、複製を可能とする期間が設定されている場合、制御部22は内蔵クロックを参照して、現在の日時が複製許可されている日時を過ぎている場合にはコントロールパネル24に複製が禁止されている旨を表示させて処理を終了させる。また、複製を可能とするユーザが設定されている場合、制御部22は、コントロールパネル24にユーザを特定する情報(ユーザ名やユーザID等)を入力する旨の表示をさせ、ユーザに入力を行わせることによって、複写を行おうとしているユーザを特定する情報を取得する。取得されたユーザ特定情報と複製許可されたユーザのユーザ特定情報とが一致しない場合にはコントロールパネル24に複製が禁止されている旨を表示させて処理を終了させる。複製が禁止されていない条件が揃っていれば処理をステップS36へ移行させる。
ステップS36では、更新情報に基づいて新たな更新用コード画像の生成処理が行われる。更新情報は、例えば、内蔵記憶部から画像形成装置10に固有に付されている装置ID、既に埋め込まれている更新コード画像から解析された過去の複写回数、複写の処理を実行する時点のタイムスタンプ、及び、複写処理を行っているユーザを特定するユーザ特定情報が挙げられる。なお、複写処理を行っているユーザを特定するユーザ特定情報は、コントロールパネル24からの入力を促すことによって取得することができる。制御部22は、これらの更新情報をコード画像に符号化した更新用コード画像を生成する。
各情報をコード画像に変換する処理は、ステップS18と同様に行うことができる。すなわち、図6(a)〜図6(c)に示すドットを組み合わせたドットパターンを配列して構成することができる。各情報を「0」及び「1」で表されるビットパターンにデジタル化し、各ビットをパターン0及びパターン1を用いて表現することによってコード画像を生成する。
このように、パターン0及びパターン1のビット列に変換された更新情報を、図8と同様に、1つのサブ領域に対応する大きさのコード画像のブロックに埋め込む。このとき、パターン2を埋め込んで潜像画像を形成してもよいし、形成しなくてもよい。潜像画像を形成する場合には、潜像部を避けて、付加情報及び規制情報並びに特定情報を表すパターン0及びパターン1の並びの画像を埋め込む。
また、コード画像の読み込み及び解析を容易にするために、それぞれの情報のコード画像を埋め込む領域を予め定めておいてもよい。装置IDに関するコード画像をブロックの第2行〜第3行、過去の複写回数に関するコード画像をブロックの第4行〜第5行、複写のタイムスタンプに関するコード画像をブロックの第6行〜第7行、複写を行ったユーザ特定情報に関するコード画像をブロックの第8行〜第9行に配置する。
ただし、これに限定されるものではなく、各情報の情報量に応じて各情報に関するコード画像を配置する行数を増やしてもよい。ブロック内の余剰のスペースは所定のパターンの組み合わせで埋めてもよい。
また、複写処理が行われる度に更新情報を追加して更新用コード画像のブロックに埋め込んでもよい。すなわち、更新用コード画像のブロックのうち未使用の領域を抽出して、その領域に新たに生成された更新情報のコード画像を埋め込んでもよい。未使用の領域の検出処理は、例えば、更新用コード画像のブロックの未使用の領域にパターン0及びパターン1の所定の組み合わせからなるパターンブロックを埋め込んでおき、そのパターンブロックを検出することによって実現することができる。
また、隣接するブロック間の区切りを明確化するために、図8と同様に、各ブロックの周囲を取り囲むように所定のビットパターンのコード画像を埋め込んでもよい。さらに、更新用コード画像を埋め込むサブ領域を示す特定情報も更新用コード画像のブロックに埋め込んでもよい。
ステップS38では、更新画像データが生成される。制御部22は、ステップ18で生成されたコード画像を少なくとも2以上のサブ領域に配置すると共に、ステップS36で生成された更新用コード画像をそれ以外のサブ領域に配置することによって背景画像を生成する。このとき、複数のサブ領域が更新用コード画像の配置領域として設定されている場合には、それらのサブ領域のうちいずれか1つに更新用コード画像を配置する。さらに、配置の優先順位が定められている場合には、既に埋め込まれている更新用コード画像の数(過去の複写回数に等しい)に1を加えた優先順位が与えられたサブ領域にステップS36で新たに生成された更新用コード画像を配置する。
このように構成された背景画像に有効画像情報が合成される。制御部22は、ページバッファ32に格納されている有効画像情報を読み出し、画像データ生成部34へ送り、ステップS18で生成されたコード画像を配置した背景画像上に合成して更新画像データを生成する。例えば、コード画像及び更新コード画像の両方を薄い背景画像として、その背景画像上に背景画像より濃く有効画像情報が優先されるように重ね合わされるように更新画像データを生成する。
ステップS40では、ステップS38で生成された更新画像データを紙媒体等の記録媒体上に画像形成する。制御部22は、画像処理部28の画像データ生成部34から更新画像データを画像形成部30へ送信させる。画像形成部30は、更新画像データを受信すると、制御部22から受けた画像形成の条件に応じて更新画像データに基づいた画像を記録媒体上に形成する。
なお、本実施の形態では、画像データ生成処理と更新画像データ生成処理の両方を同一の装置で行う態様を説明したが、それぞれを異なる装置で行ってもよい。また、画像読取部26及び画像形成部30と画像処理部28とを別の装置として構成し、ネットワーク等の通信手段で接続して処理を行ってもよい。
10 画像形成装置、12 パーソナルコンピュータ、14 ネットワーク回線、20 ネットワークインターフェース、22 制御部、24 コントロールパネル、26 画像読取部、28 画像処理部、30 画像形成部、32 ページバッファ、34 画像データ生成部、36 デジタルコード復号処理部、38 画像データ生成部、40 制御部(CPU)、42 記憶部、44 入力部、46 出力部、48 ネットワークインターフェース。
Claims (14)
- 画像を形成する対象となる領域を複数のサブ領域に分割し、前記複数のサブ領域の少なくとも1つを特定する特定情報を埋め込んだコード画像を生成するコード画像生成手段と、
前記複数のサブ領域の少なくとも1つに前記特定情報が埋め込まれたコード画像を配置した画像データを生成する画像データ生成手段と、
を備えることを特徴とする画像データ生成装置。 - 請求項1に記載の画像データ生成装置であって、
前記画像データ生成手段は、前記特定情報を埋め込んだコード画像を前記複数のサブ領域の総てに配置することを特徴とする画像データ生成装置。 - 請求項1又は2に記載の画像データ生成装置であって、
前記コード画像生成手段は、前記画像データに前記コード画像以外の画像が重畳される場合、前記特定情報で特定されるサブ領域は前記コード画像以外の画像が配置されている領域以外のサブ領域とすることを特徴とする画像データ生成装置。 - 請求項1〜3のいずれか1つに記載の画像データ生成装置であって、
前記コード画像生成手段は、前記特定情報で特定されるサブ領域が複数である場合、前記特定情報で特定されるサブ領域に埋め込まれるコード画像の更新の優先順位を示す情報を埋め込んだコード画像を生成し、
前記画像データ生成手段は、前記複数のサブ領域の少なくとも1つに前記優先順位が埋め込まれたコード画像を配置することを特徴とする画像データ生成装置。 - 記録媒体に画像形成された画像データを読み取る画像読取手段と、
前記画像読取手段において読み取られた画像データ内に、画像を形成する対象となる領域を複数に分割したサブ領域の各々にコード画像が含まれている場合、前記コード画像を解析して前記複数のサブ領域の少なくとも1つを特定する特定情報を抽出する特定情報抽出手段と、
画像データに対する処理に関する情報を埋め込んだ更新用コード画像を生成する更新用コード画像生成手段と、
前記特定情報によって特定されるサブ領域の少なくとも1つに前記更新用コード画像を配置して新たな画像データを生成する更新画像データ生成手段と、
を備えることを特徴とする更新画像データ生成装置。 - 請求項5に記載の更新画像データ生成装置であって、
前記画像読取手段において読み取られた画像データ内に、画像を形成する対象となる領域を複数に分割したサブ領域の各々にコード画像が含まれている場合、前記コード画像を解析して前記特定情報で特定されるサブ領域に埋め込まれるコード画像の更新の優先順位を示す優先順位情報抽出手段をさらに備え、
前記更新画像データ生成手段は、前記優先順位による優先順位に従って前記特定情報によって特定されるサブ領域のうち少なくとも1つに前記更新用コード画像を配置して新たな画像データを生成することを特徴とする更新画像データ生成装置。 - 請求項5又は6に記載の更新画像データ生成装置であって、
前記更新用コード画像生成手段は、前記画像データに対する処理に関する情報として、前記更新画像データを画像形成するために用いられる画像形成装置を識別する装置識別情報、前記画像データが更新された回数、前記画像データが更新される日時、前記画像データを更新するユーザを識別するユーザ識別情報のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする更新画像データ生成装置。 - コンピュータに、
画像を形成する対象となる領域を複数のサブ領域に分割し、前記複数のサブ領域の少なくとも1つを特定する特定情報を埋め込んだコード画像を生成するコード画像生成工程と、
前記複数のサブ領域の少なくとも1つに前記特定情報が埋め込まれたコード画像を配置した画像データを生成する画像データ生成工程と、
を実行させることを特徴とする画像データ生成プログラム。 - 請求項8に記載の画像データ生成プログラムであって、
前記画像データ生成工程は、前記特定情報を埋め込んだコード画像を前記複数のサブ領域の総てに配置することを特徴とする画像データ生成プログラム。 - 請求項8又は9に記載の画像データ生成プログラムであって、
前記コード画像生成工程は、前記画像データに前記コード画像以外の画像が重畳される場合、前記特定情報で特定されるサブ領域は前記コード画像以外の画像が配置されている領域以外のサブ領域とすることを特徴とする画像データ生成プログラム。 - 請求項8〜10のいずれか1つに記載の画像データ生成プログラムであって、
前記コード画像生成工程は、前記特定情報で特定されるサブ領域が複数である場合、前記特定情報で特定されるサブ領域に埋め込まれるコード画像の更新の優先順位を示す情報を埋め込んだコード画像を生成し、
前記画像データ生成工程は、前記複数のサブ領域の少なくとも1つに前記優先順位が埋め込まれたコード画像を配置することを特徴とする画像データ生成プログラム。 - コンピュータに、
記録媒体に画像形成された画像データを読み取る画像読取工程と、
前記画像読取工程において読み取られた画像データ内に、画像を形成する対象となる領域を複数に分割したサブ領域の各々にコード画像が含まれている場合、前記コード画像を解析して前記複数のサブ領域の少なくとも1つを特定する特定情報を抽出する特定情報抽出工程と、
画像データに対する処理に関する情報を埋め込んだ更新用コード画像を生成する更新用コード画像生成工程と、
前記特定情報によって特定されるサブ領域の少なくとも1つに前記更新用コード画像を配置して新たな画像データを生成する更新画像データ生成工程と、
を実行させることを特徴とする更新画像データ生成プログラム。 - 請求項12に記載の更新画像データ生成プログラムであって、
前記コンピュータに、
前記画像読取工程において読み取られた画像データ内に、画像を形成する対象となる領域を複数に分割したサブ領域の各々にコード画像が含まれている場合、前記コード画像を解析して前記特定情報で特定されるサブ領域に埋め込まれるコード画像の更新の優先順位を示す優先順位情報抽出工程をさらに実行させ、
前記更新画像データ生成工程は、前記優先順位による優先順位に従って前記特定情報によって特定されるサブ領域のうち少なくとも1つに前記更新用コード画像を配置して新たな画像データを生成することを特徴とする更新画像データ生成プログラム。 - 請求項12又は13に記載の更新画像データ生成プログラムであって、
前記更新用コード画像生成工程は、前記画像データに対する処理に関する情報として、前記更新画像データを画像形成するために用いられる画像形成装置を識別する装置識別情報、前記画像データが更新された回数、前記画像データが更新される日時、前記画像データを更新するユーザを識別するユーザ識別情報のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする更新画像データ生成プログラム。
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