JP2008112482A - 光ディスク記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】追記型光ディスクへのリアルタイム記録時に記録エラーが発生した場合、ディスクに不良セクタ領域があっても管理情報を記録する事、もしくは不良セクタ領域を無視して正常領域にのみデータを記録する。
【解決手段】バッファメモリ107を管理するバッファ制御部106と、ディスクの記録可否状態を管理・探索するディスク状態管理部109と、ディスクの不良セクタを検出する欠陥検出部110と、不良セクタに対しても記録可能な光ディスクドライブ装置112を備える。不良セクタ領域が広範囲に存在する時、ファイル管理情報を記録する。不良セクタ領域の範囲が狭い場合は記録を続行し、不良セクタ領域ではダミーデータを記録し、正常セクタになってから正規データの記録を再開する。不良セクタ領域の範囲は、ダミーデータを記録し続けたとして、途中でバッファメモリが枯渇する場合を広範囲とし、バッファメモリが枯渇しない場合を狭い範囲とする。
【選択図】図1
【解決手段】バッファメモリ107を管理するバッファ制御部106と、ディスクの記録可否状態を管理・探索するディスク状態管理部109と、ディスクの不良セクタを検出する欠陥検出部110と、不良セクタに対しても記録可能な光ディスクドライブ装置112を備える。不良セクタ領域が広範囲に存在する時、ファイル管理情報を記録する。不良セクタ領域の範囲が狭い場合は記録を続行し、不良セクタ領域ではダミーデータを記録し、正常セクタになってから正規データの記録を再開する。不良セクタ領域の範囲は、ダミーデータを記録し続けたとして、途中でバッファメモリが枯渇する場合を広範囲とし、バッファメモリが枯渇しない場合を狭い範囲とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、追記型光ディスク媒体にデータを記録する光ディスク記録装置に係わり、特に記録エラー発生に対処する技術に関する。
光ディスク記録装置において、追記型光ディスク媒体にVR(Video Recording)規格に準拠してデータの記録を行なう場合、UDF(Universal Disk Format)ファイルシステムに従い、書き込みを行なう。この記録中に書き込みエラーが発生した場合、エラーが発生した時点で記録を停止しているので記録終了時に記録したいファイル管理情報(VAT ICB)と管理情報(VAT)を記録できず、ファイルシステムが完全に記録されないことから、記録済みの全てのデータが読み出せなくなりデータを消失する場合があった。
このような状況を鑑みて、従来、次のような技術が提案されている。
即ち、特許文献1には、データの記録が失敗した場合の、データ修復に関する技術が開示されている。
また、特許文献2には、データの記録中にディスクの欠陥を検出した場合、記録エラー箇所にダミーデータを記録して、その後、正規データを記録する事に関する技術が開示されている。
しかしながら、特許文献1のような従来技術においては、記録終了後にデータを修復するようになっているため、記録元データの全てを記録終了まで保持し、これを修復データとして用いる必要がある。このため、放送波のリアルタイム記録や著作権保護番組のムーブ記録などの場合では、記録元データの全てを記憶しておく膨大なバッファメモリが必要であり、バッファメモリ容量が限られた光ディスク装置には適用出来ないという問題があった。
また、特許文献2のような従来技術においては、ダミーデータ記録中のバッファメモリ管理について考慮していない。そのため、リアルタイム記録において、不良セクタの範囲が大きく長時間ダミーデータを記録する必要がある場合は、バッファメモリに記憶する記録元データのデータ量がバッファメモリの容量を超えてオーバーフローになり、記録元データが消失してノイズが発生するという問題があった。
本発明の目的は、上記問題を解決し、全てのファイルデータ消失を防ぐ事にある。
上記課題を解決するため、本発明では、光ディスク記録装置において、ディスクの不良セクタを検出する欠陥検出手段と、前記ディスクへ書き込むデータを一時的に記憶するバッファメモリと、前記不良セクタの範囲を判断する記録制御手段を有し、追記型光ディスクへのデータの書き込み処理時に、前記バッファメモリに前記ディスクへ書き込むデータを一時的に記憶している期間に前記欠陥検出手段によってディスクの不良セクタを検出し、不良セクタが検出された場合、前記記録制御手段によって判断した不良セクタの範囲の時間と前記バッファメモリへデータを記憶できる時間とを比較判断して、記録を続行、もしくは停止する手段を設ける事を特徴とする。これにより、不良セクタの範囲に応じて、不良セクタを回避した記録処理を実行するか、全てのファイルデータの消失を防いだ記録停止処理を実行するかを選択実行できる。
また、前記光ディスク記録装置において、記録を停止する場合、前記欠陥検出手段によって検出した不良セクタの手前にファイル管理情報(VAT ICB)と管理情報(VAT)を記録してから記録処理を停止し、記録を続行する場合は、不良セクタにはダミーデータを記録し、前記不良セクタ後の記録可能なエリアから前記バッファメモリに一時記憶されていたデータの記録を行なう事を特徴とする。
これにより、不良セクタが広範囲にわたっている場合には不良セクタの手前にファイル管理情報(VAT ICB)と管理情報(VAT)を記録してから記録停止するので、管理情報がなくなることから起こるデータの消失を防ぐ事ができ、不良セクタの範囲が小さい場合には、不良セクタにダミーデータを記録後に記録元データを記録するので、データの連続性を保つと共にデータ喪失によるノイズの発生を防ぐ事ができる。
本発明によれば、不良セクタが存在した場合でもディスクの継続使用が可能で、データの消失を防ぎ、ユーザにとって使い勝手の良い光ディスク記録装置が提供できる。
まず、本発明の実施形態の概要について説明する。本発明の実施形態の一例を、図1に示す。図1において、光ディスク記録装置は、ユーザが操作可能なリモコン101と、そのリモコンの信号を受信してその内容を通知するリモコン制御部102と、選局されている番組の放送を受信する受信部103と、受信した番組の映像信号をエンコードするエンコーダ104と、エンコードされた番組データを一時的に記憶するバッファメモリ107と、バッファメモリ107のデータがあらかじめ設定しておいた上限・下限の閾値になると記録制御部105に通知するバッファ制御部106と、番組データをUDF( U n iv e r s a l Disk Format )規格に準拠した形態での記録や不良セクタに対してダミーデータの記録を行なうデータ記録部108と、ディスクの不良セクタをあらかじめ検出する欠陥検出部110と、欠陥検出部110による検出結果や検出済位置の保持などのディスクの欠陥状態を管理するディスク状態管理部109と、ディスクの欠陥状態を保持するディスク状態管理ビットマップテーブル114と、リモコン制御部102からの指示によって記録開始、終了を行う。
さらにディスク状態管理ビットマップテーブル114を参照して、不良セクタがない場合には通常記録を行い、不良セクタがあった場合には不良セクタの範囲を判定する記録制御部105と、ATA/ATAPI 規格に従い光ディスクドライブ装置112を制御するATAPI制御部111と、追記型光ディスク媒体113にATA/ATAPI 規格に基づき発行されたコマンドを解析し書き込み・読み込みなどを行ない、また不良セクタに対しても読み込みを保証しなくとも書き込み可能な光ディスクドライブ装置112とを備えて構成される。
図2 は、追記型光ディスク媒体113 におけるデータ書き込み時のデータレイアウトの一例を示す図である。UDFファイルシステムにおけるインクリメンタルライト方式による書き込みを示し、各ファイルの実体データ(Extent)の集合とその位置情報を持つ管理情報(FE)から成る各ファイルデータ2 0 1、2 0 2と、ファイルの位置情報を仮想的に管理する管理情報(VAT)203と、その管理情報(VAT)203の位置情報を持つファイル管理情報(VAT ICB)204を含んでいる。
データ読み出し時には、このファイル管理情報(VAT ICB)204 に記述された位置情報に基づき、管理情報(VAT)203を参照して、目的とするファイルの位置情報を取得してアクセスし、目的のデータを読み出すことができる。
データ書き込み時には、ファイルデータ書き込み後、管理情報(VAT)203にファイルの位置情報を新規登録もしくは更新登録して、この位置情報をファイル管理情報(VAT ICB)204として、ディスク記録末尾に書き込みを行なう。(UDF規格で定義されている)
もし、管理情報(VAT)203やファイル管理情報(VAT ICB)204の読み出しや書き込みに失敗すると、全てのファイルの位置情報が不明となる為、ファイルデータが消失したようになってしまう。
もし、管理情報(VAT)203やファイル管理情報(VAT ICB)204の読み出しや書き込みに失敗すると、全てのファイルの位置情報が不明となる為、ファイルデータが消失したようになってしまう。
このような状況が発生する要因の一つとして、記録中に追記型光ディスク媒体113に指紋やキズなどによる不良セクタの影響で記録エラーになった場合がある。記録エラーになると、その後の書き込みができない為、ファイル管理情報(VAT ICB)204をディスクの記録末尾に書き込む事が不可能になってしまう。
そこで、本実施例では追記型光ディスク媒体113にリアルタイム記録中、上記のような要因で不良セクタ領域が存在した場合でも、その領域範囲に応じて、不良セクタ領域手前で記録停止しファイル管理情報(VAT ICB)204を書き込む事でファイルデータの消失を防ぐ。もしくは不良セクタ領域を除いて(不良セクタ領域にはダミーデータを書き込む)、正規ファイルデータを記録・管理する事で、リアルタイム記録を続行する方法を示す。
ここで、不良セクタ領域の定義を次のようにする。追記型光ディスク媒体113に書き込み・読み込みを行なうには、ATAPI制御部111からSFF8090規格書に定義されているATAPIコマンド群であるWrite・Readコマンドを光ディスクドライブ装置112に対して発行し、それに基づいて指定データの書き込み・読み込みを行なう。このときのコマンド実行結果から不良セクタによるコマンドエラーだった場合、その領域を不良セクタ領域とする。不良セクタ領域の検出方法については後述する。
図3は、本実施例における全体の処理方法として、リアルタイム記録中に記録エラーが発生した場合のフローチャートを示す図である。これに沿って、その工程を説明する。
まず、ユーザがリモコン101の記録開始キーを押す事で、リモコン制御部102は記録制御部105に通知し、リアルタイム記録を開始301する。これによって、記録制御部105はバッファ制御部106に記録開始を通知することで、エンコーダ104によってエンコードされた番組データのバッファメモリ107へのデータの書き込みを開始302する。このバッファメモリ107への書き込み中に、欠陥検出部110によって、ディスクの不良セクタの探索303を行なう。
この不良セクタ探索方法は後述する。欠陥検出部110での不良セクタ検出結果により、ディスク状態管理部109はディスクの状態を正常セクタ、不良セクタとして、それぞれディスクの状態管理ビットマップテーブル114の更新304を行なう。ディスクの状態管理ビットマップテーブル114とは、記録ディスクに不良セクタがあるかどうか、1つのセクタとそれに対応したビットでディスク全体の状態管理を行なうテーブルである。また、不良セクタ探索完了位置もディスク状態管理部109で保持するものとする。これをバッファメモリ107の容量があらかじめ設定しておいた閾値Max305を越えるまで不良セクタの探索303の処理を繰り返す。
記録制御部105は、バッファメモリ107の容量が閾値Max305を越えると、バッファ制御部106からデータ記録部108に通知してディスクへの実際の書き込みを開始306する。まず、ディスクの状態管理部109にて、不良セクタの探索303の結果を反映したディスク状態管理ビットマップテーブル114を参照307する。そして、記録アドレスからファイル管理情報を記録するサイズだけ先のアドレスに不良セクタ領域がなく記録可能か確認308する。記録可能であれば、バッファ制御部106からデータ記録部108に通知して通常の記録処理315を行ない、バッファメモリ容量が閾値Min以下316になるまで記録を続行する。ユーザによるリアルタイム記録終了317(リモコンなどのキーによって終了)であれば、バッファメモリ107内のデータを記録318してリアルタイム記録を終了319する。
条件316にて、バッファメモリ容量が閾値Min以下になる場合は、記録制御部105は、欠陥検出部110にて不良セクタ探索303を行ない、この間、再びバッファメモリ107にデータを補充する。条件317にて、これを満たさない場合は、再び通常記録処理を行なう。条件308にて、不良セクタ領域が存在する場合、記録制御部105にて、バッファフル時間:計算式「(バッファメモリ全容量−バッファメモリ蓄積データ)÷記録レート」と、不良セクタ領域にダミーデータを記録して乗り越える時間:計算式「不良セクタ領域サイズ÷記録レート」を算出309する。ここで、記録レートとは光ディスクへ通常記録する場合のデータ転送速度を意味する。その結果、バッファフル時間>不良セクタ領域乗り越え時間となれば、不良セクタ領域を乗り越え可能とみなし310、データ記録部108にて連続する不良セクタ領域にダミーデータを記録314する。
また、条件310を満たさない場合、記録を停止311し、データ記録部108にてファイル管理情報(VAT ICB)を記録312した後、記録停止のエラー表示313を出して、リアルタイム記録を終了319する。
前述したディスクの不良セクタの探索方法について、図4を用いて詳細を説明する。これは、図3の実施例の処理方法を行なった場合の、バッファメモリ中のストリームデータ残量と時間の関係を表した図である。バッファメモリ最大容量401はあらかじめ記録用途として用意するバッファメモリの最大容量である。図3における不良セクタの探索303では、バッファメモリ容量が閾値Maxになる305までのTestWrite402の期間を用いて、不良セクタ探索を実施する。
ここで、TestWriteについて説明する。TestWriteに対応している光ディスク記録装置において、SFF8090規格書に定義されているATAPIコマンド群のひとつである、Mode Sense(10)コマンドのWrite Parameters ModeでTestWriteを設定する。これにより、以降のWrite系コマンドが実際にディスクへの記録を行なわないTestWriteモードになる。本実施例における不良セクタとは、このTestWriteを行なった結果、光ディスク記録装置が記録エラーとなった場合、そのセクタを不良セクタとする。
また、図3における通常記録315では、Write403の期間を用いて、バッファメモリ容量が閾値Minになる316まで実際に記録を実施する。Writeモード切替+Seek404はTestWriteとWriteのモード切替と、不良セクタ探索位置と実記録位置間のSeekにかかる時間を表す。閾値Max405と閾値Min406によって、それぞれWriteモードの切替のタイミングを決める。リアルタイム記録において、バッファメモリ容量をオーバーラン、もしくはアンダーランしない閾値をそれぞれ設定する。
ディスクの状態管理と記録の関係を図5に示す。不良セクタ探索によって、不良セクタを発見した場合、対応するセクタのビットマップテーブルのビットを1として管理するディスクの状態管理ビットマップテーブル501と、ディスクの記録済み領域502と、ファイル管理情報(VAT ICB)と管理情報(VAT)の記録領域503と、不良セクタ領域504とからなる。
ここで、ディスクの状態管理ビットマップテーブル501はあらかじめ対応するセクタとビットを関連付けておくものとし、対応するセクタが正常な場合はビット0とし、対応するセクタが不良セクタの場合はビット1とする。また、不良セクタ探索済み範囲をディスク状態管理部109に保持しておき、有効となるディスクの状態管理ビットマップテーブル501の範囲を決める。
図5−a)では、不良セクタ領域が広範囲だった場合のディスクの状態管理と記録の関係になる。ディスクの状態管理ビットマップテーブルにファイル管理情報(VAT ICB)と管理情報(VAT)を不良セクタ領域の前に記録する。図5−b)では、不良セクタ領域が狭い範囲だった場合のディスクの状態管理と記録の関係になる。追記型光ディスク媒体であるため、不良セクタ領域でも記録する必要がある。そこでダミーデータを記録する事で再生は保証しないが記録済みとする。そして、不良セクタ領域を抜けた後、正常セクタから再び正規データを記録する。
不良セクタ領域を跨いだファイルの管理について、図6に示す。本実施例で適用するUDFファイルシステムでは、連続して記録されたデータの集合をExtent601と呼び、複数のExtentを管理するFE(File Entry)602を用いて、1つのファイルとしている。図5−b)の場合におけるファイルシステムとしてのデータ管理は、不良セクタの手前でExtent#n+1を一度閉じ、不良セクタ603を跨いだ後、次のExtent#n+2としてFE602に登録する。これにより、ディスク再生時は不良セクタ603を意識する必要はない。
以上のように、本発明によれば、追記型光ディスク媒体への記録において、記録エラーが発生し不良セクタが存在した場合、不良セクタの範囲に応じて、記録を続行するか停止するかを判別し、
不良セクタの範囲が小さければ、記録を停止せずにリアルタイムでの記録続行を可能とし、この場合、不良セクタにはダミーデータを記録し、正常領域には正規データを記録することにより、不良セクタへの正規データ記録によるノイズ発生を防ぐことができる。また、不良セクタ以後に正規データの追記型光ディスクへの記録を可能とし、ディスクの継続使用が可能となる。
不良セクタの範囲が小さければ、記録を停止せずにリアルタイムでの記録続行を可能とし、この場合、不良セクタにはダミーデータを記録し、正常領域には正規データを記録することにより、不良セクタへの正規データ記録によるノイズ発生を防ぐことができる。また、不良セクタ以後に正規データの追記型光ディスクへの記録を可能とし、ディスクの継続使用が可能となる。
不良セクタが広範囲にわたる場合は、その手前でリアルタイム記録を停止して、ファイル管理情報(VAT ICB) と管理情報(VAT)を記録し、全てのファイルデータ消失を防ぐ事ができる。
ここで、不良セクタ領域の範囲については、ダミーデータを記録し続けたとして、途中でバッファメモリが枯渇する場合を広範囲とし、バッファメモリが枯渇しない場合を狭い範囲とする。
101…リモコン、102…リモコン制御部、103…受信部、104…エンコーダ、
105…記録制御部、106…バッファ制御部、107…バッファメモリ、
108…データ記録部、109…ディスク状態管理部、110…欠陥検出部、
111…ATAPI制御部、112…光ディスクドライブ装置、113…追記型光ディスク媒体、
114…ディスク状態管理ビットマップテーブル。
105…記録制御部、106…バッファ制御部、107…バッファメモリ、
108…データ記録部、109…ディスク状態管理部、110…欠陥検出部、
111…ATAPI制御部、112…光ディスクドライブ装置、113…追記型光ディスク媒体、
114…ディスク状態管理ビットマップテーブル。
Claims (2)
- 光ディスク記録装置において、ディスクの不良セクタを検出する欠陥検出手段と、前記ディスクへ書き込むデータを一時的に記憶するバッファメモリと、前記不良セクタの範囲を判断する記録制御手段を有し、
追記型光ディスクへのデータの書き込み処理時に、前記バッファメモリに前記ディスクへ書き込むデータを一時的に記憶している期間に前記欠陥検出手段によってディスクの不良セクタを検出し、不良セクタが検出された場合、前記記録制御手段によって判断した不良セクタの範囲の時間と前記バッファメモリへデータを記憶できる時間とを比較判断して、記録を続行、もしくは停止する手段を設ける事を特徴とする光ディスク記録装置。 - 請求項1記載の光ディスク記録装置において、記録を停止する場合、前記欠陥検出手段によって検出した不良セクタの手前にファイル管理情報(VAT ICB)と管理情報(VAT)を記録してから記録処理を停止し、
記録を続行する場合は、不良セクタにはダミーデータを記録し、前記不良セクタ後の記録可能なエリアから前記バッファメモリに一時記憶されていたデータの記録を行なう事を特徴とする光ディスク記録装置。
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2007
- 2007-08-17 US US11/893,906 patent/US20080101187A1/en not_active Abandoned
- 2007-08-30 CN CNA2007101478186A patent/CN101174444A/zh active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009104760A (ja) * | 2007-10-05 | 2009-05-14 | Renesas Technology Corp | 記録変調回路および記録変調方法ならびに光ディスク装置および光ディスク記録方法ならびに光ディスク |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN101174444A (zh) | 2008-05-07 |
US20080101187A1 (en) | 2008-05-01 |
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