JP2008111648A - 高周波加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】高周波加熱調理時に放電が発生するのを防止することができ、かつ、振動等によって脱落することがないように、支持された保護部材を備えた高周波加熱調理器を提供する。
【解決手段】高周波加熱調理器100は、被加熱物を収容する加熱室3と、加熱室3の壁部4に配置され、輻射熱により被加熱物を加熱調理するヒータ2と、ヒータ2が配置される位置よりも加熱室3の内部側の位置に配置された棒状のヒータガード1とを備え、ヒータガード1の両端部は、スプリング14、15または板バネ17を介在して加熱室3の壁部4に支持されている。
【選択図】図4

Description

この発明は、一般的には高周波加熱調理器に関し、特定的にはヒータの輻射熱によって加熱調理を行うことが可能な高周波加熱調理器に関するものである。
高周波加熱調理器として、たとえば、グリルヒータによる加熱調理機能を有する高周波加熱調理器では、特開平3−87521号公報(特許文献1)、特開2002−71144号公報(特許文献2)に記載されているように、加熱室天面等の凹部にグリルヒータを設け、輻射熱によって、加熱室内の被加熱物を加熱調理する。グリルヒータの輻射熱を極力遮らずに、異物の衝突等によるグリルヒータの割れや破損を防ぐため、通常、グリルヒータの前面に、保護棒(ヒータガード)を設けている。
特開平3−87521号公報(特許文献1)に記載された高周波加熱装置では、加熱室を構成しかつ電熱装置(ヒータ)を覆うヒータカバーを取付け、電熱装置の下方に鋼製の保護棒(ヒータガード)を数本配置し、保護棒の中間部を加熱室内に入れ、ヒータカバーの両側に小穴を設け、この小穴に保護棒の両端部分を貫通させて加熱室外に取り出すようにされている。そして、保護棒の一方端部を溶接で固定するとともに、他方端部を自由にしている。また、スパークの発生を防止するために、加熱室内に露出される保護棒の部分にはホーローの被覆が施されている。
図5は従来の保護棒が取付けられた高周波加熱調理器の部分を示す平面図、図6はその正面図、図7は側面図である。
図5〜図7に示すように、たとえば、従来の高周波加熱調理器100は、ヒータ2の両側で下方に2本の棒状のヒータガード51aと51bとを備えている。高周波加熱調理器100は、加熱室3を形成するために壁部4を有する。ヒータガード51a、51bの各々は、一方端部52が壁部4に溶接で固定され、他方端部53が壁部4の貫通孔で支持されているだけで自由にされている。
特開平3−87521号公報 特開2002−71144号公報
以上のように構成された従来の高周波加熱調理器では、自由にされた他方端部では、ヒータガードの棒材と加熱室壁面が単に機械的に接触しているだけである。このため、他方端部においては、ヒータガードが電気的に十分に接地されている状態でないため、高周波加熱調理時に放電を発生する危険性がある。
また、一方端部は、輸送時の衝撃、および使用時の振動等に耐えるのに必要な機械的な強度を確保するために溶接で固定されている。しかし、一方端部においても、基本的にヒータガードが電気的に十分接地されている状態でないため、他方端部ほどではないが、高周波加熱調理時に放電を発生する危険性がある。
ヒータガードの棒材と加熱室の壁面との間で溶接される箇所は、溶接作業の困難な箇所であり、かつ、溶接時の加圧が困難であるため、熟練作業者による溶接作業が必要である。また、溶接時の加圧等の溶接条件の管理が困難であるために、溶接強度に対する信頼性が低い。さらに、加熱調理による蒸気発生、飛沫付着等により、溶接痕からの錆発生が起こりやすい。
そこで、この発明の目的は、高周波加熱調理時に放電が発生するのを防止することができ、かつ、振動等によって脱落することがないように、支持された保護部材を備えた高周波加熱調理器を提供することである。
本発明者は、従来の高周波加熱調理器では、自由端の接地が不十分であることによる放電を解消するため、保護部材としてのヒータガードの棒材の他方端部にフランジを形成し、バネとプッシュナットにより加熱室の壁面で他方端部を支持する構造にすることを検討した。しかし、自由端の接地抵抗が改善されることにより、高周波加熱調理時の他方端部での放電は停止するが、溶接された一方端部側の接地抵抗は改善されないため、一方端部での放電は停止しない。また、発明者は、上記のようにヒータガードが支持された高周波加熱調理器の試作品で調理実験を行った結果、ヒータによる加熱調理時において、加熱室の熱膨張によってプッシュナットに応力が発生して緩み、ヒータガードを支持できなくなるという結果が得られた。
このような結果に基づいて、ヒータガードの一方端部側を溶接で固定するという方法を採用せずに、ヒータガードの棒材の両端部に弾性部材を介在させてヒータガードを加熱室壁面で支持する構造にすれば、上述の問題を解消することができることを本発明者は見出した。
この知見に基づいて、この発明に従った高周波加熱調理器は、被加熱物を収容する加熱室と、この加熱室の壁部に配置され、輻射熱により被加熱物を加熱調理するヒータ加熱手段と、このヒータ加熱手段が配置される位置よりも加熱室の内部側の位置に配置された棒状の保護部材とを備え、この保護部材の両端部は、導電性を有する弾性部材を介在して加熱室の壁部に支持されている。
この発明の高周波加熱装置においては、ヒータ加熱手段の損傷とヒータ加熱手段による使用者への感電等の危険性とを防止し、加熱室の内部側からヒータ加熱手段に接触することができないように保護するために、棒状の保護部材が、加熱室の壁部に導電性を有する弾性部材を介在して支持されている。これにより、加熱室の壁部に対して保護部材の電気的な接地を確保することができるので、高周波加熱調理時において、保護部材の端部と加熱室の壁部との間での放電を防止することができる。また、ヒータ加熱調理時における加熱室の熱膨張による熱変形応力や輸送時における振動等による応力を弾性部材によって吸収することができるので、熱膨張、振動等によって脱落することがないように保護部材を支持することができる。
この発明の高周波加熱調理器においては、保護部材の一方端部はフランジ部を有し、保護部材の他方端部にはナット部材が配置され、保護部材の一方端部では弾性部材がフランジ部と加熱室の壁部との間に配置され、保護部材の他方端部では弾性部材がナット部材と加熱室の壁部との間に配置されていることが好ましい。
このように構成することにより、熱膨張、振動等によって脱落することがないように保護部材をより強固に支持することができる。
また、この発明の高周波加熱調理器においては、保護部材の両端部はフランジ部を有し、弾性部材は板バネであり、保護部材の両端部の各々では板バネがフランジ部と加熱室の壁部との間に配置されていることが好ましい。
このように構成することにより、保護部材の両端部に板バネを装着することによって、保護部材を加熱室の壁部に支持して固定することができる。これにより、保護部材の取付け固定作業のばらつきをなくすことができ、保護部材を加熱室の壁部に対して十分に接触させることができるので、加熱室の壁部に対して保護部材の電気的な接地を確保することができる。したがって、高周波加熱調理時において、保護部材の端部と加熱室の壁部との間での放電を防止することができる。また、ヒータ加熱調理時における加熱室の熱膨張による熱変形応力や輸送時における振動等による応力を板バネによって吸収することができるので、熱膨張、振動等によって脱落することがないように保護部材を支持することができ、保護部材の取り付けの信頼性を向上させることができる。さらに、電気的な接地を図るための接触状態に対する、保護部材の取付け固定作業のばらつきによる影響をなくすことができ、その取付け作業に伴う作業工数を少なくすることができるので、作業性の向上とともに、生産性の改善を図ることができる。
以上のようにこの発明によれば、高周波加熱調理時において、保護部材の端部と加熱室の壁部との間での放電を防止することができるとともに、振動等によって脱落することがないように保護部材を支持することができる。
以下、この発明の一つの実施の形態として、本発明を適用した高周波加熱調理器の構造について図面に基づいて説明する。
図1は、この発明の一つの実施の形態として保護部材の形状を示す正面図と側面図である。
図1に示すように、保護部材としての棒状で金属製、たとえば鋼製のヒータガード1は、棒状に延びるように形成されたほぼ一定の外径の中央部11と、フランジ12が形成され、中央部11よりも相対的に大きな外径の一方端部と、中央部11とほぼ同じ外径の他方端部13とを有する。
図2は図1の保護部材を組み込んだ高周波加熱調理器の一部分の構造を示す正面図、図3はその側面図である。図4は、保護部材の両端部と高周波加熱調理器の壁部との間の構造を示す部分断面図である。
図2と図3に示すように、高周波加熱調理器100は、被加熱物を収容する加熱室3を備え、加熱室3を形成するための天面、側面等の壁部4を有する。加熱室3の天面の壁部4には、輻射熱により被加熱物を加熱調理するためのヒータ加熱手段としての棒状のヒータ2が配置されている。保護部材としての3本の棒状のヒータガード1a、1b、1cは、ヒータ2が配置される位置よりも加熱室3の内部側の位置に配置されている。ヒータガード1a、1b、1cの各々の両端部は、加熱室3の側面の壁部4に形成された貫通孔に挿入され、弾性部材を介在して加熱室3の側面の壁部4に支持されている。
図4に示すように、フランジ12が形成されたヒータガード1の一方端部側に、弾性部材としてのスプリング14を挿入した状態で、ヒータガード1の他方端部13を加熱室3の外から一方側の壁部4の貫通孔41に貫通させて挿入し、反対側の壁部4の貫通穴41から突出させる。そして、他方端部13にスプリング15を挿入し、ナット部材としてのプッシュナット16で固定する。このようにして、ヒータガード1の一方端部はフランジ12を有し、ヒータガード1の他方端部13にはプッシュナット16が配置され、ヒータガード1の一方端部ではスプリング15がフランジ12と加熱室3の壁部4との間に配置され、ヒータガード1の他方端部ではスプリング15がプッシュナット16と加熱室3の壁部4との間に配置されている。
以上のように構成されているので、ヒータ加熱調理時に加熱室3が熱膨張しても、ヒータガード1の両端部がスプリング14と15を介在して弾性支持されているので、加熱室3の熱膨張による熱変形応力は加熱室3の壁部4に配置されたスプリング14と15の弾性により吸収されるので、プッシュナット16の緩みは発生せず、熱膨張によって脱落することがないようにヒータガード1を強固に支持することができる。
また、ヒータガードの一方端部側を溶接で固定するという方法を採用していないので、輸送時の振動等によりヒータガード1の脱落が懸念されるが、加熱室3の壁部4に配置されたスプリング14と15の弾性により、振動による応力が吸収され、振動等によって脱落することがないようにヒータガード1を強固に支持することができる。
さらに、プッシュナット16とスプリング14、15によるヒータガード1の固定は、熟練作業者を要しない一般作業で行うことができ、製品組立ライン上で行うことができる。従来技術における溶接固定の場合には、安全性の面から、組み立て工程の付近に溶接工程を設けることが困難であるため、溶接工程終了後、加熱室の組み立て工程へ移送する必要があり、工場物流コストがかかる上に、管理が煩雑である。本発明を適用した加熱調理器では、そのようなコストがかからず、生産性が向上し、生産コストの低減が可能である。
なお、製品修理時においてヒータ2を交換する場合も、一般工具でヒータガード1の着脱が可能であるので、サービス費用を低減できる。
ヒータガード1の両端部に配置されるスプリング14、15を、導電性を有する材料で形成することにより、例えば、金属製のスプリングを用いることにより、ヒータガード1の両端部で、加熱室3の壁部4に対して電気的な接地を確保できるため、高周波加熱調理時において、ヒータガード1の両端部と加熱室3の壁部4との間での放電を防止することができる。
本発明のヒータガード1では、導電性のスプリング14、15を使用することにより、ヒータガード1が加熱室3の壁部4に電気的に接地されているため、高周波加熱調理時においても接地電位であり、対地電位差が発生しない。したがって、安全規格上、ヒータガード1の表面を絶縁する必要がないので、従来技術で必要であったホーロー被覆加工を省略でき、加工費を低減できる。
なお、本発明に従ったヒータガード1、ヒータ2、加熱室3の具体的な仕様の一例を以下で説明する。
(1)加熱室3を形成するための壁部4の材料はステンレス鋼であり、厚みは0.4mmである。
(2)ヒータ2を加熱した時の加熱室3の膨張の程度は、ヒーターガード1が支持されている貫通孔間の距離で表わすと、285mm(常温)が288mmに膨張する。
(3)ヒータ2の寸法は、外径が14mm、全長が280mmである。
(4)ヒータ2の容量は、1000W、AC 230V(輸出用仕様)である。
(5)ヒータガード1の形状は、外径が4mm、全長が300mmである。
以上の仕様によれば、ヒータ加熱時には、加熱室3においてヒーターガード1が支持されている貫通孔間の距離が約3mm程度膨張するが、ヒータガード1は、両端部で、スプリング14、15を介在して弾性支持されているので、この程度の膨張はスプリング14、15の弾性変形により十分吸収可能であり、製品使用期間中における疲労破壊の懸念もないことを容易に確認することができる。
図8はこの発明のもう一つの実施の形態として、保護部材を組み込んだ高周波加熱調理器の一部分の構造を示す平面図、図9はその側面図である。図10は、図9の一部を拡大して示す部分拡大側面図である。図11は、この発明のもう一つの実施の形態において保護部材を固定するために用いられる板バネを示す平面図(A)と側面図(B)である。
図8と図9に示すように、高周波加熱調理器100は、被加熱物を収容する加熱室3を備え、加熱室3を形成するための天面、側面等の壁部4を有する。加熱室3の天面の壁部4には、輻射熱により被加熱物を加熱調理するためのヒータ加熱手段としての棒状のヒータ2が配置されている。保護部材としての3本の棒状のヒータガード1a、1b、1cは、ヒータ2が配置される位置よりも加熱室3の内部側の位置に配置されている。ヒータガード1a、1b、1cの各々の両端部は、加熱室3の側面の壁部4に形成された貫通孔に挿入され、板バネ17を介在して加熱室3の側面の壁部4に支持されている。
具体的には、図10に示すように、ヒータガード1a、1b、1cの各々の両端部は、フランジ12を有する。ヒータガード1a、1b、1cの各々の両端部では、板バネ17がフランジ12と加熱室3の側面の壁部4との間に配置されている。図10と図11に示すように波状に曲げられた板バネ17の一方端部は、ヒータガード1a、1b、1cの各々の両端部で、フランジ12と加熱室3の側面の壁部4との間に位置する3本の棒状のヒータガード1a、1b、1cの外周面の上部、下部および上部に互い違いに接触するように配置されている。板バネ17の他方端部にはネジ穴部17aが設けられている。加熱室3の天面の壁部4に形成された貫通孔と板バネ17のネジ穴部17aとに止めネジ18を挿入して締め付けることによって、波状に曲げられた板バネ17の一方端部がフランジ12と加熱室3の側面の壁部4との間で、3本の棒状のヒータガード1a、1b、1cの両端部を固定して支持する。
このように構成することにより、ヒータガード1a、1b、1cの両端部に板バネ17を装着することによって、ヒータガード1a、1b、1cを加熱室3の壁部4に支持して固定することができる。これにより、ヒータガード1a、1b、1cの取付け固定作業のばらつきをなくすことができ、ヒータガード1a、1b、1cを加熱室3の壁部4に対して十分に接触させることができるので、加熱室3の壁部4に対してヒータガード1a、1b、1cの電気的な接地を確保することができる。したがって、高周波加熱調理時において、ヒータガード1a、1b、1cの端部と加熱室3の壁部4との間での放電を防止することができる。また、ヒータ加熱調理時における加熱室3の熱膨張による熱変形応力や輸送時における振動等による応力を板バネによって吸収することができるので、熱膨張、振動等によって脱落することがないようにヒータガード1a、1b、1cを支持することができ、ヒータガード1a、1b、1cの取り付けの信頼性を向上させることができる。
さらに、図4で示される実施の形態では、ヒータガード1本につき、両端部のそれぞれに各1個のスプリングバネを使用する必要があるが、図10で示される実施の形態では、3本のヒータガードに対して両端部のそれぞれに各1個の板バネを使用することによって電気的な接地を確保することが可能である。また、図4で示される実施の形態のようにスプリングバネを使用する場合には、スプリングバネが接触する加熱室の壁部の部分が平坦でなければ、電気的な接地を確実に行うことができないが、図10で示される実施の形態では、加熱室の壁部に板バネをビス止めするだけで電気的な接地を行うことができるので、加熱室の壁部の形状に対して柔軟に対応することが可能である。
また、図4で示される実施の形態ではスプリングバネを用いているので、ナットの押し込み量によって電気的な接地を図るための接触状態が変化することがあるなど、作業のばらつきによる影響が大きいが、図10で示される実施の形態では板バネを使用するので、作業のバラツキによる影響がほとんどない。
したがって、図10で示される実施の形態では、電気的な接地を図るための接触状態に対する、ヒータガードの取付け固定作業のばらつきによる影響をなくすことができ、その取付け作業に伴う作業工数を少なくすることができるので、作業性の向上とともに、生産性の改善を図ることができる。
以上に開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考慮されるべきである。本発明の範囲は、以上の実施の形態ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての修正と変形を含むものである。
この発明の一つの実施の形態として保護部材の形状を示す正面図と側面図である。 図1の保護部材を組み込んだ高周波加熱調理器の一部分の構造を示す正面図である。 図1の保護部材を組み込んだ高周波加熱調理器の一部分の構造を示す側面図である。 保護部材の両端部と高周波加熱調理器の壁部との間の構造を示す部分断面図である。 従来の保護棒が取付けられた高周波加熱調理器の部分を示す平面図である。 従来の保護棒が取付けられた高周波加熱調理器の部分を示す正面図である。 従来の保護棒が取付けられた高周波加熱調理器の部分を示す側面図である。 この発明のもう一つの実施の形態として、保護部材を組み込んだ高周波加熱調理器の一部分の構造を示す平面図である。 この発明のもう一つの実施の形態として、保護部材を組み込んだ高周波加熱調理器の一部分の構造を示す側面図である。 図9の一部を拡大して示す部分拡大側面図である。 この発明のもう一つの実施の形態において保護部材を固定するために用いられる板バネを示す平面図(A)と側面図(B)である。
符号の説明
1,1a,1b,1c:ヒータガード、2:ヒータ、3:加熱室、4:壁部、12:フランジ、13:他方端部、14,15:スプリング、16:プッシュナット、17:板バネ、18:止めネジ、41:貫通孔、100:高周波加熱調理器。

Claims (3)

  1. 被加熱物を収容する加熱室と、
    前記加熱室の壁部に配置され、輻射熱により被加熱物を加熱調理するヒータ加熱手段と、
    前記ヒータ加熱手段が配置される位置よりも前記加熱室の内部側の位置に配置された棒状の保護部材とを備え、
    前記保護部材の両端部は、導電性を有する弾性部材を介在して前記加熱室の壁部に支持されている、高周波加熱調理器。
  2. 前記保護部材の一方端部はフランジ部を有し、前記保護部材の他方端部にはナット部材が配置され、前記保護部材の一方端部では前記弾性部材が前記フランジ部と前記加熱室の壁部との間に配置され、前記保護部材の他方端部では前記弾性部材が前記ナット部材と前記加熱室の壁部との間に配置されている、請求項1に記載の高周波加熱調理器。
  3. 前記保護部材の両端部はフランジ部を有し、前記弾性部材は板バネであり、前記保護部材の両端部の各々では前記板バネが前記フランジ部と前記加熱室の壁部との間に配置されている、請求項1に記載の高周波加熱調理器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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