JP2008111535A - ガス供給用接続具におけるプラグ - Google Patents

ガス供給用接続具におけるプラグ Download PDF

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Abstract

【課題】ソケットを使用せずに、誤って、ガスホースの内側にプラグ先端部を無理やり直に押し込んでも、安全性を確保できるようにする。
【解決手段】プラグ先端部2を、ガス流入路1の一部を形成する第1筒部18と、ガス流入路の一部を形成する第2筒部19とを、筒軸芯Xに沿って一定範囲で互いに遠近方向に往復移動自在、かつ、気密に接続して構成し、周溝部10を囲む一対の環状溝側面10a,10bのうちの一方の溝側面を第1筒部に形成するとともに、他方の溝側面を第2筒部に形成し、ガス流入路を開閉自在な弁機構Dと、ボールデテント機構Cの球体11が一対の環状溝側面の間に入り込むように第1筒部と第2筒部とが互いに離間移動する動作に連係して弁機構を開弁させ、第1筒部と第2筒部とが互いに近接移動する動作に連係して弁機構を閉弁させる連係機構Eとをプラグ先端部に設けてある。
【選択図】図1

Description

本発明は、ガス流入路が開口する筒状のプラグ先端部と前記ガス流入路をガス供給先に連通接続可能なプラグ基部とを備えたプラグと、ガス流出路が開口する筒状のソケット先端部と前記ガス流出路をガス供給元に連通接続可能なソケット基部とを備えたソケットとを、前記ソケット先端部を前記プラグ先端部に外嵌して前記ガス供給先を前記ガス供給元に連通接続可能に設け、前記プラグ先端部の外周側に互いに対向する一対の環状溝側面で囲まれた周溝部を設け、前記ソケット先端部を前記プラグ先端部に外嵌する操作で、前記ソケット先端部と前記周溝部とに亘って球体を係合させて、前記ソケット先端部と前記プラグ先端部との接続解除を阻止する状態に切り換え自在、かつ、前記ソケット先端部と前記周溝部とに亘る前記球体の係合を解除して、前記ソケット先端部と前記プラグ先端部との接続解除を許容する状態に切り換え自在なボールデテント機構を前記ソケットに設けてあるガス供給用接続具に関する。
上記ガス供給用接続具は、ガス消費機器などのガス供給先を固定ガス配管などのガス供給元に連通接続するにあたって、ガス供給元に連通させるソケットのソケット先端部を、ガス供給先に連通させるプラグのプラグ先端部に外嵌する操作で、ガス供給先をガス供給元に簡便に連通接続できるように構成してあり、通常、プラグ先端部に、ソケット以外のゴムなどの弾性材で形成してあるガスホースを直に外嵌して、ガス供給先をガス供給元に連通接続させるような接続方法で使用することは想定されていない。
そして、プラグ先端部に外嵌したソケット先端部が不測に外れないように、プラグ先端部の外周側に周溝部を設け、ソケット先端部をプラグ先端部に外嵌する操作で、ソケット先端部と周溝部とに亘って球体を係合させて、ソケット先端部とプラグ先端部との接続解除を阻止する状態に切り換え自在、かつ、ソケット先端部と周溝部とに亘る球体の係合を解除して、ソケット先端部とプラグ先端部との接続解除を許容する状態に切り換え自在なボールデテント機構をソケットに設けてある(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−296893号公報(図3,図4)
しかしながら、上記ソケットを使用せずに、誤って、ガスホースの内側にプラグ先端部を無理やり直に押し込んで、ガス供給先をガス供給元に連通接続して使用されることがあり、プラグ先端部はこのような接続方法による使用を想定して製作されていないので、ガスホースがプラグ先端部から外れるおそれがあり、安全性を確保し難い欠点がある。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、上記ソケットを使用せずに、誤って、ガスホースの内側にプラグ先端部を無理やり直に押し込んでも、安全性を確保できるようにすることを目的とする。
本発明の第1特徴構成は、ガス流入路が開口する筒状のプラグ先端部と前記ガス流入路をガス供給先に連通接続可能なプラグ基部とを備えたプラグと、ガス流出路が開口する筒状のソケット先端部と前記ガス流出路をガス供給元に連通接続可能なソケット基部とを備えたソケットとを、前記ソケット先端部を前記プラグ先端部に外嵌して前記ガス供給先を前記ガス供給元に連通接続可能に設け、前記プラグ先端部の外周側に互いに対向する一対の環状溝側面で囲まれた周溝部を設け、前記ソケット先端部を前記プラグ先端部に外嵌する操作で、前記ソケット先端部と前記周溝部とに亘って球体を係合させて、前記ソケット先端部と前記プラグ先端部との接続解除を阻止する状態に切り換え自在、かつ、前記ソケット先端部と前記周溝部とに亘る前記球体の係合を解除して、前記ソケット先端部と前記プラグ先端部との接続解除を許容する状態に切り換え自在なボールデテント機構を前記ソケットに設けてあるガス供給用接続具において、
前記プラグ先端部を、前記ガス流入路の一部を形成する第1筒部と、前記ガス流入路の一部を形成する第2筒部とを、筒軸芯に沿って一定範囲で互いに遠近方向に往復移動自在、かつ、気密に接続して構成し、前記一対の環状溝側面のうちの一方の溝側面を前記第1筒部に形成するとともに、他方の溝側面を前記第2筒部に形成し、前記ガス流入路を開閉自在な弁機構と、前記一対の環状溝側面の間に前記球体が入り込むように前記第1筒部と前記第2筒部とが互いに離間移動する動作に連係して前記弁機構を開弁させ、前記第1筒部と前記第2筒部とが互いに近接移動する動作に連係して前記弁機構を閉弁させる連係機構とを前記プラグ先端部に設けてあるガス供給用接続具におけるプラグにある。
〔作用及び効果〕
プラグ先端部を、ガス流入路の一部を形成する第1筒部と、ガス流入路の一部を形成する第2筒部とを、筒軸芯に沿って一定範囲で互いに遠近方向に往復移動自在、かつ、気密に接続して構成し、周溝部を囲んで互いに対向する一対の環状溝側面のうちの一方の溝側面を第1筒部に形成するとともに、他方の溝側面を第2筒部に形成してあるので、第1筒部と第2筒部とを互いに遠近方向に往復移動させると、一対の環状溝側面どうしも互いに遠近方向に往復移動する。
そして、ガス流入路を開閉自在な弁機構と、一対の環状溝側面の間に球体が入り込むように第1筒部と第2筒部とが互いに離間移動する動作に連係して弁機構を開弁させ、第1筒部と第2筒部とが互いに近接移動する動作に連係して弁機構を閉弁させる連係機構とをプラグ先端部に設けてあるので、第1筒部と第2筒部とが互いに離間している状態、つまり、弁機構が開弁している状態で、上記ソケットを使用せずに、誤って、ガスホースの内側にプラグ先端部を無理やり直に押し込むと、その押し込み動作に伴って、ガスホースとの摩擦力で第1筒部又は第2筒部がガスホースと共に押し込み方向に連れ動きして、第1筒部と第2筒部とが互いに近接移動し、その近接移動する動作に連係して弁機構が閉弁して、ガス供給先をガス供給元に連通接続できない状態に切り換わる。
また、ソケット先端部をプラグ先端部に外嵌する操作で、ソケット先端部と周溝部とに亘って球体を係合させて、ソケット先端部とプラグ先端部との接続解除を阻止する状態にボールデテント機構を切り換えてある状態では、一対の環状溝側面で囲まれた周溝部に球体が入り込むように第1筒部と第2筒部とが互いに離間しており、周溝部に球体が入り込むように第1筒部と第2筒部とが互いに離間移動する動作に連係して弁機構が開弁するので、ガス供給先をガス供給元に連通接続できる状態に切り換わっている。
尚、第1筒部と第2筒部とが互いに近接している状態、つまり、弁機構が閉弁されている状態で、ガスホースの内側にプラグ先端部を無理やり直に押し込むときは、第1筒部又は第2筒部が互いに近接する方向にガスホースで押圧されるので、第1筒部と第2筒部とが互いに離間移動することはなく、弁機構は閉弁状態に維持される。
従って、上記ソケットを使用せずに、誤って、ガスホースの内側にプラグ先端部を無理やり直に押し込んでも、ガス供給先をガス供給元に連通接続できない状態に切り換わる、又は、その状態に維持されるので、安全性を確保できる。
本発明の第2特徴構成は、前記第1筒部と前記第2筒部とを互いに離間移動する方向に弾性付勢する第1付勢部材を前記プラグ先端部に設けてある点にある。
〔作用及び効果〕
第1筒部と第2筒部とを互いに離間移動する方向に弾性付勢する第1付勢部材をプラグ先端部に設けてあるので、ソケット先端部をプラグ先端部に外嵌していない非接続状態において、第1筒部と第2筒部とを第1付勢部材の付勢力で互いに離間移動させて、その離間移動する動作に連係して弁機構を開弁させておくことができる。
そして、弁機構が開弁している状態で、上記ソケットを使用せずに、誤って、ガスホースの内側にプラグ先端部を無理やり直に押し込むと、その押し込み動作に伴って、第1筒部又は第2筒部を、第1付勢部材の付勢力に抗して、ガスホースと共に押し込み方向に連れ動きさせて、第1筒部と第2筒部とを互いに近接移動させ、その近接移動する動作に連係して弁機構を閉弁させて、ガス供給先をガス供給元に連通接続できない状態に切り換えることができる。
また、誤ってプラグ先端部を押し込んだガスホースをそのプラグ先端部から抜き出すと、第1筒部と第2筒部とを第1付勢部材の付勢力で互いに離間移動させて、弁機構を開弁状態に復帰させることができる。
そして、ソケット先端部をプラグ先端部に外嵌する操作で、ソケット先端部と周溝部とに亘って球体を係合させて、ソケット先端部とプラグ先端部との接続解除を阻止する状態にボールデテント機構を切り換えた状態では、第1筒部と第2筒部とを第1付勢部材の付勢力で互いに離間移動させて、弁機構を確実に開弁させておくことができる。
従って、ソケット先端部をプラグ先端部に外嵌した状態で、ガス供給先をガス供給元に連通接続できる状態に確実に切り換えることができるようにしながら、誤ってガスホースにプラグ先端部を押し込んだときには、ガス供給先をガス供給元に連通接続できない状態に切り換えることができる。
本発明の第3特徴構成は、前記第1筒部と前記第2筒部とを互いに近接移動する方向に弾性付勢する第2付勢部材を前記プラグ先端部に設けてある点にある。
〔作用及び効果〕
第1筒部と第2筒部とを互いに近接移動する方向に弾性付勢する第2付勢部材をプラグ先端部に設けてあるので、ソケット先端部をプラグ先端部に外嵌していない非接続状態において、第1筒部と第2筒部とを第2付勢部材の付勢力で互いに近接移動させて、その近接移動する動作に連係して弁機構を閉弁させておくことができ、誤ってプラグ先端部をガスホースに押し込んだ状態において、弁機構を閉弁状態に確実に維持できる。
そして、ソケット先端部をプラグ先端部に外嵌する操作で、ソケット先端部と周溝部とに亘って球体を係合させて、ソケット先端部とプラグ先端部との接続解除を阻止する状態にボールデテント機構を切り換える際に、互いに近接している一対の環状溝側面間に球体を押し込むに伴って、第1筒部と第2筒部とが第2付勢部材の付勢力に抗して互いに離間移動させることができるので、その離間移動する動作に連係して弁機構を開弁させて、ガス供給先をガス供給元に連通接続できる状態に切り換えることができる。
従って、誤ってガスホースにプラグ先端部を押し込んだ状態で、ガス供給先をガス供給元に連通接続できない状態に確実に維持できるようにしながら、ソケット先端部をプラグ先端部に外嵌する操作で、ガス供給先をガス供給元に連通接続できる状態に切り換えることができる。
本発明の第4特徴構成は、前記弁機構を構成するに、前記第1筒部又は第2筒部の一方の筒部に、弁体をその内周面に対して隙間を隔てて取り付けるとともに、他方の筒部に、前記弁体に対して筒軸芯方向に相対的に離間することによって開弁し、前記弁体に対して筒軸芯方向から相対的に押し付けることにより閉弁する環状の弁座を設けて構成してある点にある。
〔作用及び効果〕
一対の環状溝側面の間に球体が入り込むように第1筒部と第2筒部とが互いに離間移動するに伴って、弁体と弁座とを離間させて開弁でき、第1筒部と第2筒部とが互いに近接移動するに伴って、弁体を弁座に押し付けて閉弁できるので、連係機構の簡略化を図ることができる。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
〔第1実施形態〕
図1,図2は、ガス流入路1が開口する円筒状のプラグ先端部2とガス流入路1をガス供給先に連通接続可能なプラグ基部3とを備えたプラグAと、ガス流出路4が開口する円筒状のソケット先端部5とガス流出路4をガス供給元に連通接続可能なソケット基部6とを備えたソケットBとを、ソケット先端部5をプラグ先端部2に外嵌してガス供給先をガス供給元に連通接続可能に設けてある都市ガス供給用接続具を示している。
前記プラグ基部3は、ガスストーブなどのガス消費機器(図示せず)に取り付けて、ガス流入路1をガスバーナなどのガス供給先に連通接続してあり、ソケット基部6は、リング状金属線で補強してある強化ガスホース(図示せず)などを介して、ガス供給元の固定ガス配管(図示せず)に連通接続してある。
前記ソケット先端部5の内側には、プラグ先端部2に外嵌していない非接続状態において、圧縮スプリング7によって弁座8に圧接されてガス流出路4を閉塞し、プラグ先端部2に外嵌する接続時に、圧縮スプリング7の付勢力に抗してプラグ先端部2に押圧されてガス流出路4を開通させる弁体9が設けられていて、プラグAからソケットBを外しても、ソケット先端部5から生ガスが漏れ出さないように構成してある。
前記プラグ先端部2の外周側に、互いに対向する一対の環状溝側面10a,10bで囲まれた周溝部10を設けてあり、各溝側面10a,10bを、互いに離間する方向に後傾する傾斜面に形成して、横断面形状を筒径方向外方側ほど互いに離間する略台形に形成してある。
そして、ソケット先端部5をプラグ先端部2に外嵌する操作で、図2に示すように、ソケット先端部5と周溝部10とに亘って金属製の球体11を係合させて、ソケット先端部5とプラグ先端部2との接続解除を阻止する状態に切り換え自在、かつ、ソケット先端部5と周溝部10とに亘る球体11の係合を解除して、図1に示すように、ソケット先端部5とプラグ先端部2との接続解除を許容する状態に切り換え自在なボールデテント機構CをソケットBに設けてある。
前記ボールデテント機構Cについて説明する。
前記ソケット先端部5の周壁12の内面側に、圧縮スプリング7を介して、弁作動リング13を筒軸芯X方向にスライド移動自在に内嵌するとともに、周壁12の外面側に、圧縮スプリング14を介して、操作用リング15を筒軸芯X方向にスライド移動自在に外嵌し、周壁12の先端部に形成した貫通孔16に球体11を収容して、その球体11を弁作動リング13と操作用リング15との間に挟んである。
前記弁作動リング13は、その後端に弁体9が一体に連設されており、非接続状態では、弁体9が、圧縮スプリング7の付勢力で、周壁12の内周に環状に突設された弁座8に圧接されて、図1に示すように、ガス流出路4を遮断している。
そして、ソケット先端部5をプラグ先端部2に外嵌するに伴って、弁作動リング13がプラグ先端部2で圧縮スプリング7の付勢力に抗して押し込まれ、非接続状態では圧縮スプリング14の付勢力で操作用リング15の段部17を介して弁作動リング13に向けて押圧されていた球体11が、プラグ先端部3の周溝部10に押し込まれて、ソケット先端部5と周溝部10とに亘って係合し、ソケット先端部5とプラグ先端部2との接続解除を阻止する状態に切り換えられる。
また、このときの弁作動リング13の押し込みにより、弁作動リング13の後端に一体に連設されている弁体9が、周壁12の内周側に突設されている弁座8から離間して開弁し、ガス供給先がガス供給元に連通接続される。
次に、プラグAからソケットBを外すときには、操作用リング15を圧縮スプリング14の付勢力に抗してスライド操作することにより、周溝部10に入り込んでいた球体11が操作用リング15の内周面に形成してある段部17に入り込める状態になり、この状態でソケットBをプラグAから引き抜く操作に伴って、球体11が溝側面10aに押圧されて段部17に入り込んで、ソケットBがプラグAから外れ、同時に、圧縮スプリング7の付勢力で弁体9が弁作動リング13と共に復帰移動して、球体11が弁作動リング13と操作用リング15との間に挟み込まれると共に、弁体9が弁座8に接当してガス流出路4が遮断される。
前記プラグAは、プラグ先端部2を、ガス流入路1の一部を形成するプラグ先端側の第1筒部18と、ガス流入路2の残りの部分を形成するプラグ基部3側の第2筒部19とを、第1筒部18に連接した筒軸20を第2筒部19の先端側に形成した軸孔21に嵌入するとともに、筒軸20の先端側に抜け止めリング22を装着して、筒軸芯Xに沿って一定範囲で互いに遠近方向に往復移動自在、かつ、軸孔21に装着したシールリング23で気密に接続して構成してある。
前記一対の溝側面10a,10bのうちの一方の溝側面10aを第1筒部18に形成し、他方の溝側面10bを第2筒部19に形成し、第1筒部18と第2筒部19とを互いに離間移動する方向に弾性付勢する第1付勢部材24としての圧縮コイルスプリングを筒軸20の外周側に遊嵌してある。
そして、ガス流入路1を開閉自在な弁機構Dと、一対の溝側面10a,10bの間に球体11が入り込むように第1筒部18と第2筒部19とが互いに離間移動する動作に連係して弁機構Dを開弁させ、第1筒部18と第2筒部19とが互いに近接移動する動作に連係して弁機構Dを閉弁させる連係機構Eとを設けてある。
前記弁機構Dは、図6にも示すように、第2筒部19の内側に、先端側を第1筒部18側に向けた円錐形の弁体25を、その筒部内周面に対して隙間Sを隔てて同芯状に固定するとともに、第1筒部18に、弁体25に対して筒軸芯方向に離間させることによって開弁し、弁体25に対して筒軸芯方向から押し付けることにより閉弁する円環状の弁座26を設けて構成してある。
そして、弁座26を第1筒部18に連接してある筒軸20の端縁で形成して、一対の溝側面10a,10bの間に球体11が入り込むように、圧縮コイルスプリング24の付勢力で第1筒部18と第2筒部19とが互いに離間移動する動作で、弁座26を弁体25から離間させて弁機構Dを開弁し、誤って、ガスホース28にプラグ先端部2を無理やり押し込んだときに、ガスホース28の内面との摩擦力で第1筒部18が押し込み方向に連れ動きして、圧縮コイルスプリング24の付勢力に抗して第1筒部18と第2筒部19とが互いに近接移動する動作で、図5に示すように、弁座26を弁体25に対して押し付けて弁機構Dを開弁する連係機構Eを構成してある。
つまり、ソケットBをプラグ先端部2に外嵌するべく、第1筒部18をソケット先端部5の内側に押し込んで弁作動リング13を押圧するに伴って、図3に示すように、その押圧反力で第1筒部18が圧縮コイルスプリング24の付勢力に抗して第2筒部19側に近接移動して、一旦、一対の溝側面10a,10bどうしが近接し、更に第1筒部18をソケット先端部5に押し込んで、図4に示すように、球体11が一対の溝側面10a,10b間に対応する位置に移動するに伴って、図2に示したように、球体11が一対の溝側面10a,10b間の周溝部10に入り込むように、第1筒部18と第2筒部19とが圧縮コイルスプリング24の付勢力で互いに離間移動して、弁機構Dが開弁する。
〔第2実施形態〕
図示しないが、第1筒部18と第2筒部19とを互いに近接移動する方向に弾性付勢する第2付勢部材としての引っ張りコイルスプリングを筒軸20の外周側に遊嵌して、ソケットBをプラグ先端部2に外嵌していない非接続状態でも、誤って、ガスホース28にプラグ先端部2を無理やり押し込んだときでも、引っ張りコイルスプリングの付勢力で弁座26を弁体25に押し付けて弁機構Dを閉弁状態に維持できるように構成しても良い。
尚、本実施形態の場合、ソケットBをプラグ先端部2に外嵌するに伴って、一対の溝側面10a,10b間の周溝部10に球体11が入り込むように、引っ張りコイルスプリングの付勢力に抗して第1筒部18と第2筒部19とが互いに離間移動する動作で、弁座26を弁体25から離間させて弁機構Dを開弁させる連係機構Eを構成する。
その他の構成は第1実施形態と同様である。
〔その他の実施形態〕
1.本発明によるガス供給用接続具におけるプラグは、プラグ先端側の第1筒部に弁体をその内周面に対して隙間を隔てて取り付けるとともに、第2筒部に、弁体に対して筒軸芯方向に相対的に離間することによって開弁し、弁体に対して筒軸芯方向から相対的に押し付けることにより閉弁する環状の弁座を設けて、弁機構を構成してあっても良い。
2.本発明によるガス供給用接続具におけるプラグは、第1付勢部材と第2付勢部材のいずれもが設けられていないものでも良いことは勿論である。
ガス供給用接続具の一部断面側面図 ガス供給用接続具の一部断面側面図 要部の縦断面図 要部の縦断面図 要部の縦断面図 要部の正面図
符号の説明
1 ガス流入路
2 プラグ先端部
3 プラグ基部
4 ガス流出路
5 ソケット先端部
6 ソケット基部
10 周溝部
10a 溝側面
10b 溝側面
11 球体
18 第1筒部
19 第2筒部
24 第1付勢部材
25 弁体
26 弁座
A プラグ
B ソケット
C ボールデテント機構
D 弁機構
E 連係機構
S 隙間

Claims (4)

  1. ガス流入路が開口する筒状のプラグ先端部と前記ガス流入路をガス供給先に連通接続可能なプラグ基部とを備えたプラグと、ガス流出路が開口する筒状のソケット先端部と前記ガス流出路をガス供給元に連通接続可能なソケット基部とを備えたソケットとを、前記ソケット先端部を前記プラグ先端部に外嵌して前記ガス供給先を前記ガス供給元に連通接続可能に設け、
    前記プラグ先端部の外周側に互いに対向する一対の環状溝側面で囲まれた周溝部を設け、
    前記ソケット先端部を前記プラグ先端部に外嵌する操作で、前記ソケット先端部と前記周溝部とに亘って球体を係合させて、前記ソケット先端部と前記プラグ先端部との接続解除を阻止する状態に切り換え自在、かつ、前記ソケット先端部と前記周溝部とに亘る前記球体の係合を解除して、前記ソケット先端部と前記プラグ先端部との接続解除を許容する状態に切り換え自在なボールデテント機構を前記ソケットに設けてあるガス供給用接続具において、
    前記プラグ先端部を、前記ガス流入路の一部を形成する第1筒部と、前記ガス流入路の一部を形成する第2筒部とを、筒軸芯に沿って一定範囲で互いに遠近方向に往復移動自在、かつ、気密に接続して構成し、
    前記一対の環状溝側面のうちの一方の溝側面を前記第1筒部に形成するとともに、他方の溝側面を前記第2筒部に形成し、
    前記ガス流入路を開閉自在な弁機構と、
    前記一対の環状溝側面の間に前記球体が入り込むように前記第1筒部と前記第2筒部とが互いに離間移動する動作に連係して前記弁機構を開弁させ、前記第1筒部と前記第2筒部とが互いに近接移動する動作に連係して前記弁機構を閉弁させる連係機構とを前記プラグ先端部に設けてあるガス供給用接続具におけるプラグ。
  2. 前記第1筒部と前記第2筒部とを互いに離間移動する方向に弾性付勢する第1付勢部材を前記プラグ先端部に設けてある請求項1記載のガス供給用接続具におけるプラグ。
  3. 前記第1筒部と前記第2筒部とを互いに近接移動する方向に弾性付勢する第2付勢部材を前記プラグ先端部に設けてある請求項1記載のガス供給用接続具におけるプラグ。
  4. 前記弁機構を構成するに、
    前記第1筒部又は第2筒部の一方の筒部に、弁体をその内周面に対して隙間を隔てて取り付けるとともに、他方の筒部に、前記弁体に対して筒軸芯方向に相対的に離間することによって開弁し、前記弁体に対して筒軸芯方向から相対的に押し付けることにより閉弁する環状の弁座を設けて構成してある請求項1〜3のいずれか1項記載のガス供給用接続具におけるプラグ。
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