JP2008110371A - 摩擦攪拌接合方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な手段で被接合材料の塑性流動を容易化及び促進化して、回転ツールに対する負荷を低減できることにより、鉄鋼材料などの融点の高い材料の接合であっても、長い距離を連続して溶接することが可能な摩擦撹拌接合方法及び装置を提供する。
【解決手段】加工物の一方の側に配置した回転ツールを加工物の接合箇所に押し当て、かつ、回転させることにより、回転ツールと加工物との間に発生する摩擦熱に基づく塑性流動によって加工物を接合する摩擦撹拌接合方法において、加工物の他方の側に超音波打撃子を配置し、超音波打撃子による超音波打撃を加工物の接合領域に付加するようにする。
【選択図】図3
【解決手段】加工物の一方の側に配置した回転ツールを加工物の接合箇所に押し当て、かつ、回転させることにより、回転ツールと加工物との間に発生する摩擦熱に基づく塑性流動によって加工物を接合する摩擦撹拌接合方法において、加工物の他方の側に超音波打撃子を配置し、超音波打撃子による超音波打撃を加工物の接合領域に付加するようにする。
【選択図】図3
Description
本発明は、鉄鋼材料などの融点の高い材料の接合が可能な摩擦撹拌接合方法及び装置に関する。
近年、新しい固相接合方法として特許文献1に示す摩擦撹拌接合が発明され、アルミニウム合金パネルの接合などで利用が進んでいる。この摩擦撹拌接合は、図1に示すように、先端に突起物(プローブ)2を有し加工物3よりも実質的に硬い材質からなる回転ツール1を用い、その回転ツール1を回転させながら先端のプローブ2を、接合箇所である加工物3の突き合わせ部4に押し込み、回転ツールのショルダー部5と加工物の間に発生する摩擦熱によって軟化した材料を攪拌(塑性流動化)させて接合する技術であり、アーク溶接などの溶融溶接とは異なり固相拡散を利用した接合法なので、接合後の接合部6の金属組織は微細な組織となり機械的性質に優れるなどの利点がある。
しかし、この摩擦撹拌接合の適用は、アルミニウム合金などの比較的融点が低い金属材料が主流であり、鉄鋼材料やNi基合金などの融点が高く、高強度の金属材料に対する適用は進んでいない。
鉄鋼材料などに対する摩擦攪拌接合は、十分に高温に耐えられるツールを使用し、大きな圧力に耐えられる剛性を持った装置を用いることにより原理的には可能である。しかし、鉄鋼材料やNi基合金等は、融点が1400℃以上と高く、それに伴って塑性流動化の開始温度も1000℃以上と考えられるから、これらの材料の接合に摩擦攪拌接合を適用する場合、摩擦力にともなう発熱だけで材料の温度を1200℃近辺まで上昇させなければならず、材料の高温強度が高いために工具が損耗しやすく、長い距離を連続して接合することは難しいなどの問題点があった。
従来、これらの問題点を解消するための一つの手段として、回転ツールのショルダー面に、ショルダー面の回転運動に起因する摩擦熱をショルダー面の外側から中央側に強制的に移動させるパターンを形成する方法や、特許文献2により提案されている、回転ツールのプルーブやショルダー部を多結晶窒化硼素(PCBN)や多結晶ダイヤモンド(PCD)で形成し、 軸部を焼結炭化タングステンなどの高耐摩耗性材料で形成する方法が提案されているが、融点の高い材料に対し、回転ツールの改良のみで長い距離に耐えて連続して摩擦攪拌接合することは、回転ツールの磨耗や折損などのため困難である。
また、他の手段として、予熱などの材料の塑性流動を容易にして拡散を促進するための手段に関する提案もなされている。
たとえば、特許文献3、4には、回転ツールに貫通孔をあけ、貫通孔を通して接合部をレーザによって予熱する技術が提案されており、特許文献3には、さらに、接合部に隙間を設け、その隙間にインサート材を挿入して、摩擦熱がインサート材に集中するようにするとともに、インサート材に超音波を照射してインサート材を予備加熱することが記載されている。
たとえば、特許文献3、4には、回転ツールに貫通孔をあけ、貫通孔を通して接合部をレーザによって予熱する技術が提案されており、特許文献3には、さらに、接合部に隙間を設け、その隙間にインサート材を挿入して、摩擦熱がインサート材に集中するようにするとともに、インサート材に超音波を照射してインサート材を予備加熱することが記載されている。
これらの技術は接合部のみの狭い範囲を予熱できるため、広い範囲を予熱する場合の加工物の変形など不都合は避けることができるが、ツールなどに貫通孔をあけるため、貫通孔の大きさを大きくするとツールの耐久性に問題が生じるため、接合部を十分予熱できない問題がある。また、インサート材を使用する方法やその方法に超音波の照射を付加する方法では、発熱の効果が十分でないという問題がある。
そこで、本発明は、摩擦撹拌接合において、簡単な手段で被接合材料の塑性流動を容易化及び促進化して、回転ツールに対する負荷を低減できることにより、鉄鋼材料などの融点の高い材料の接合であっても、長い距離を連続して接合することが可能な摩擦撹拌接合方法及び装置を提供することを課題とする。
近年、新たな超音波利用技術として特許文献5に示されるような超音波打撃処理(超音波衝撃処理とも言われる)が、金属材料などの物理的状態の改変に利用されているが、本発明者は、超音波打撃が材料に与える作用に注目して、この技術を、摩擦撹拌接合における被接合材料の塑性流動を容易化し促進化する手段として適用することを着想し、本発明に到達した。
上記の着想に基づく本発明は、以下の手段により上記課題を解決するものである。
(1)加工物の一方の側に配置した回転ツールを加工物の接合箇所に押し当て、かつ、回転させることにより、回転ツールと加工物との間に発生する摩擦熱に基づく塑性流動によって加工物を接合する摩擦撹拌接合方法において、加工物の他方の側に超音波打撃子を配置し、超音波打撃子による超音波打撃を加工物の接合領域に付加することを特徴とする摩擦撹拌接合方法。
(1)加工物の一方の側に配置した回転ツールを加工物の接合箇所に押し当て、かつ、回転させることにより、回転ツールと加工物との間に発生する摩擦熱に基づく塑性流動によって加工物を接合する摩擦撹拌接合方法において、加工物の他方の側に超音波打撃子を配置し、超音波打撃子による超音波打撃を加工物の接合領域に付加することを特徴とする摩擦撹拌接合方法。
(2)回転ツールを、接合箇所に沿って回転させながら移動させることにより加工物を接合するとともに、超音波打撃子による超音波打撃を、加工物の接合領域に回転ツールの移動と同期して付加することを特徴とする前記(1)に記載の摩擦撹拌接合方法。
(3)回転ツールと対向する加工物の領域に超音波打撃を付加することを特徴とする前記(1)または(2)に記載の摩擦撹拌接合方法。
(4)回転ツールと対向する位置よりも移動方向前方の加工物の領域に超音波打撃を付加することを特徴とする前記(2)に記載の摩擦撹拌接合方法。
(5)超音波打撃子の振動数を1〜70kHz、超音波の出力を100〜1000W、超音波打撃子の加工物への押し付け力を5〜500Nの条件で超音波打撃を付加することを特徴とする前記(1)〜(4)のいずれかに記載の摩擦撹拌接合方法。
(3)回転ツールと対向する加工物の領域に超音波打撃を付加することを特徴とする前記(1)または(2)に記載の摩擦撹拌接合方法。
(4)回転ツールと対向する位置よりも移動方向前方の加工物の領域に超音波打撃を付加することを特徴とする前記(2)に記載の摩擦撹拌接合方法。
(5)超音波打撃子の振動数を1〜70kHz、超音波の出力を100〜1000W、超音波打撃子の加工物への押し付け力を5〜500Nの条件で超音波打撃を付加することを特徴とする前記(1)〜(4)のいずれかに記載の摩擦撹拌接合方法。
(6)加工物の一方の側に配置した回転ツールを加工物の接合箇所に押し当て、かつ、回転させることにより、回転ツールと加工物との間に発生する摩擦熱に基づく塑性流動によって加工物を接合する摩擦撹拌接合装置において、加工物の他方の側に、加工物の接合領域に超音波打撃を付加する超音波打撃装置を配置したことを特徴とする摩擦撹拌接合装置。
(7)回転ツールを加工物の接合箇所に沿って移動するように配置するとともに、超音波打撃装置を回転ツールの移動と同期して移動するように配置したことを特徴とする前記(6)に記載の摩擦撹拌接合装置。
(7)回転ツールを加工物の接合箇所に沿って移動するように配置するとともに、超音波打撃装置を回転ツールの移動と同期して移動するように配置したことを特徴とする前記(6)に記載の摩擦撹拌接合装置。
本発明によれば、超音波打撃を加工物の接合領域に付加するという簡単な手段で、被接合材料の塑性流動を容易化及び促進化でき、これによって回転ツールに対する負荷を低減できるので、鉄鋼材料などの融点の高い材料の接合であっても、長い距離を連続して溶接することができる。また、アルミニウム合金などの融点の比較的低い材料の接合では、接合速度を速めることや回転ツールの寿命を向上することができる。
以下、本発明の摩擦撹拌接合方法及び装置の一実施の形態を、図2、3を用いて詳細に説明する。
本発明では、摩擦撹拌接合における被接合材料の塑性流動を容易する手段として超音波打撃を用いる。本発明では、例えば特許文献6に示されている超音波打撃処理装置が使用できる。図2にその例を示す。
図2において、7は超音波打撃処理装置であり、超音波を発信する磁歪式あるいは圧電式などのトランスデューサー8と、トランスデューサー8で発生した超音波を先端部に導き、振動を増幅させるウエーブガイド9と、ウエーブガイド9の加工物3と対向する側の先端に取り付けられたヘッド10とから構成される。
ヘッド10には、その先端に1個又は複数個の孔11が設けられ、この孔に超音波打撃子となる棒状の打撃ピン12が挿入されており、トランスデューサー8が超音波を発信すると、その超音波はこれに接続されたウエーブガイド9に伝わり、ウエーブガイド9の先端からヘッド10に至り、打撃ピン12を振動させる。この振動により打撃ピン先端が加工物3を超音波打撃することによって超音波打撃処理がなされる。
本発明では、そのような超音波打撃処理装置7を図3のように、被接合材となる加工物3に対して回転ツール1が配置されている側とは反対の側に配置し、回転ツール1の移動と同期して移動させるようにする。
超音波打撃処理装置7を配置する位置は、加工物の突合せ部の回転ツール1による接合が行われている領域あるいはその領域に隣接しこれから接合が行われる領域(これらの領域を接合領域という。)とする。すなわち、図3に示すように回転ツール1と対向する位置よりも多少先行する位置とするか、あるいは、回転ツール1と対向する位置とする。
超音波打撃処理装置7を配置する位置は、加工物の突合せ部の回転ツール1による接合が行われている領域あるいはその領域に隣接しこれから接合が行われる領域(これらの領域を接合領域という。)とする。すなわち、図3に示すように回転ツール1と対向する位置よりも多少先行する位置とするか、あるいは、回転ツール1と対向する位置とする。
また、超音波打撃処理装置7の前後に、超音波打撃処理装置とともに移動する支持具13を配置し、回転ツール1による荷重によって加工物が変形しないように回転ツールとは反対の側から加工物を支持するようにする。支持具13にはローラ状のものを用い、超音波打撃処理装置7とともに移動台14に取り付けて、回転ツールの移動に同期して同一方向に移動できるようにする。
そして、超音波打撃処理装置が移動できる空間を隔てて左右に配置された定盤(図示せず)上に、加工物3を固定し、回転ツール1のプルーブ2を、接合箇所である加工物3の突合せ部に挿入し、突合せ部の接合線に沿って回転ツール1を回転させながら移動させるとともに、加工物3の回転ツール1とは反対側に配置した超音波打撃処理装置7の打撃ピン12で、加工物3の回転ツール1と対向する位置、あるいはその位置よりも多少先行する領域を回転ツールの移動と同期して超音波打撃する。
これによって、回転ツールと材料間で発生する摩擦熱で材料は軟化し、軟化した材料はツールの回転で攪拌され、加工物3は突合せ部で接合され、接合部が形成されるが、同時に、回転ツールにより接合領域に超音波打撃を加えることにより、超音波打撃を加えられた領域の材料の冶金的な温度を上げることができるので、その材料の固相拡散温度を実質的に低下させることができる。
これにより、回転ツール1に対する負荷が低減され、鉄鋼材料などの融点の高い材料の接合であっても、長い距離を連続して溶接することができる。また、アルミニウム合金などの融点の低い材料の接合では、接合速度を速めることや回転ツールの寿命を向上することができる。
超音波打撃を与える位置(打撃範囲の中心)は、加工物3の回転ツール1と接触する面と反対側の面において、回転ツール1と対向する位置(回転ツールの中心と打撃範囲の中心が一致する位置)とするか、あるいは、図3に示すように、回転ツール1と対向する位置よりも超音波打撃を与える位置が多少先行する位置とする。先行する場合、回転ツールの中心との距離が大きすぎると超音波打撃の効果が低下するので、加工物の厚みtの2倍以下の距離が好ましい。
また、超音波打撃を与える範囲は、少なくとも加工物の厚みt以上は必要であり、回転ツール1に対する負荷を低減させるためにはより広い範囲が好ましい。しかし、装置の構成上あまり広い範囲の打撃は難しく、回転ツールの幅の2倍程度で十分な効果が得られる。
超音波振動子である打撃ピン12の振動数は、1〜70kHzの範囲から、被接合材料の材質に応じて選択される。振動数が1kHz未満では、材料の固相拡散温度を実質的に低下させることができず、70kHzを超える振動数では効果が飽和するからである。また、同様な理由から超音波の出力は100〜1000Wの範囲から、押し付け力は5〜500Nの範囲からそれぞれ選択されるが、500Nを超える押し付け力では、加工物の塑性変形が大きくなり、部品の寸法精度や外観が低下する。
打撃ピンは、必要な範囲を打撃できれば一本とすることも可能である、二本以上を一列或いは複数列に配列するようにするのが好ましい。また、その先端の形状は、半球状、蒲鉾状、鞍状等のいずれであってもよいが、凸と凹を組み合わせた鞍状が、効果が高い。
本発明で使用される回転ツールは、特別なものは必要でなく、通常使用されているものが使用できるが、鉄鋼材料などの融点が高い材料を接合する場合には、ショルダー部やプルーブを含む先端部は、超硬合金、サイアロンセラミックス、多結晶窒化硼素(PCBN)、多結晶ダイヤモンド(PCD)などで構成するのが望ましい。
また、回転ツールの操作条件も、従来用いられている条件でよいが、本発明では、上記のように、その材料の固相拡散温度を実質的に低下させることができるから、従来の条件よりも、必要な発熱量が低くできるので、回転ツールの回転速度、押し付け力、移動速度をより負荷が少ないほうに変更することができる。
なお、図2に示す超音波打撃処理装置において、打撃ピン12は、環状の金具15によりウエーブガイド3に着脱可能に取り付けられたホルダー16によって支持されており、ホルダーごと取替え可能となっている。
また、ウエーブガイド9の中間部には、樹脂製のカバー17を設け、この内部に潤滑冷却材を保持するための多孔体18を充填することができる。
また、ウエーブガイド9の中間部には、樹脂製のカバー17を設け、この内部に潤滑冷却材を保持するための多孔体18を充填することができる。
以上では、加工物の突合せ部に沿って線接合する場合を説明したが、本発明は、さらに、点接合にも適用することができる。
点接合では、加工物を重ね合わせ、点接合しようとする箇所に、先端にプルーブを有する回転ツールを配置し、該回転ツールを回転させながら一方の加工物に押し込み、線接合の場合と同様に回転ツールの回転動作により生じる摩擦熱を用いて重ね合わせた加工物の材料を軟化させ、塑性流動を生じさせ、加工物の重ね合せ部を点接合する。
点接合では、加工物を重ね合わせ、点接合しようとする箇所に、先端にプルーブを有する回転ツールを配置し、該回転ツールを回転させながら一方の加工物に押し込み、線接合の場合と同様に回転ツールの回転動作により生じる摩擦熱を用いて重ね合わせた加工物の材料を軟化させ、塑性流動を生じさせ、加工物の重ね合せ部を点接合する。
このとき本発明では、加工物の回転ツールの配置されていない他方の側に、回転ツールと対向するように超音波打撃装置を配置し、線接合の場合と同様に、加工物の接合領域に超音波振動子による打撃を加えるようにする。
これにより、点溶接の場合も回転ツールに対する負荷が低減され、点溶接できる回転ツールの打点数が増加し、ツール寿命を向上させることができる。
これにより、点溶接の場合も回転ツールに対する負荷が低減され、点溶接できる回転ツールの打点数が増加し、ツール寿命を向上させることができる。
超音波打撃の付加は、超音波打撃装置を回転ツールと対向する位置に配置して、回転ツールの動作と同時期に打撃を開始し、接合の終了とともに打撃を終了することにより行うのがよい。この場合には、スポット溶接などで用いられているロボットのアーム先端部に摩擦攪拌接合装置と超音波打撃装置を対向するように取り付けて、複数箇所の点接合を連続的に実施することができる。
なお、その場合、超音波打撃を先に開始してもよいし、また、回転ツールと対向する位置から2mm程度中心位置がずれた位置に超音波打撃装置を配置してもよい。
なお、その場合、超音波打撃を先に開始してもよいし、また、回転ツールと対向する位置から2mm程度中心位置がずれた位置に超音波打撃装置を配置してもよい。
以下、本発明をアルミニウム合金及び鉄鋼材料の接合に適用した実施例を説明するが、本発明は、実施例に示した条件に限定されるものではなく、実施例は、本発明の実施可能性及び効果を確認するための一条件例である。本発明は、特許請求の範囲に記載される事項によってのみ規定されており、その事項の範囲内において種々の条件を採用し得るものである。
(実施例1)
被接合材として、A6061アルミ合金、A5083アルミ合金よりなる試料を用い、試料裏面から接合領域に超音波打撃を付加し、あるいは超音波打撃を付加せずに摩擦攪拌接合を行った。
得られた試料の接合状態を評価するとともに、試料から試験片を切り出し、引っ張り試験を実施した。
被接合材として、A6061アルミ合金、A5083アルミ合金よりなる試料を用い、試料裏面から接合領域に超音波打撃を付加し、あるいは超音波打撃を付加せずに摩擦攪拌接合を行った。
得られた試料の接合状態を評価するとともに、試料から試験片を切り出し、引っ張り試験を実施した。
摩擦攪拌接合は、径が6.0mmの工具鋼(タングステン合金)よりなる回転ツールを使用し、回転ツールの回転数を1000rpmと1500rpm、移動速度を1000mm/minと1500mm/minの2種類として、突合せ継手を線接合した。
また、一部の試料で実施した超音波打撃処理の条件は、打撃ピンを回転ツールのプルーブの真下の位置から進行方向に0〜50mm間の先行する位置に配置し、打撃ピンの振動数を10kHzと25kHz、超音波の出力を1.5kWと10kW、加工物への押し付け力を6Nと80Nと120Nとした。
また、一部の試料で実施した超音波打撃処理の条件は、打撃ピンを回転ツールのプルーブの真下の位置から進行方向に0〜50mm間の先行する位置に配置し、打撃ピンの振動数を10kHzと25kHz、超音波の出力を1.5kWと10kW、加工物への押し付け力を6Nと80Nと120Nとした。
表1のR1、11−13、R2、21−23、R3、31−33に、摩擦攪拌接合や超音波打撃処理の条件を、表2に得られた試験結果を示す。
なお、接合状態を評価するために、接合後にX線検査を実施して接合不良箇所を特定し、1mあたりの不良箇所が存在する合計長さ(mm)を測定した。また、引張試験は、X線検査の結果、健全であると判定された領域から試験片を採取して行った。
なお、接合状態を評価するために、接合後にX線検査を実施して接合不良箇所を特定し、1mあたりの不良箇所が存在する合計長さ(mm)を測定した。また、引張試験は、X線検査の結果、健全であると判定された領域から試験片を採取して行った。
R1、R2、R3は摩擦攪拌接合のみを実施した結果であり、回転ツールの移動速度を通常条件より若干大きくしているため、融合不良などの接合不良が発生している。その結果、接合健全部から採取した引張試験片でも、破断位置は接合部となっており、十分な接合強度が得られていないことがわかる。
一方、本発明例である11−13、21−23、31−33の場合には、摩擦攪拌接合に先行する形で、その裏面から超音波打撃処理を実施したため、接合欠陥の発生が大幅に抑制され、引張試験結果においても、接合部からの破断は認められなかった。
なお、アルミ合金の接合では、工具鋼ツールを使用しているが、新品のツールで200m以上の接合がどの条件でも可能であり、寿命上の問題はなかった。
一方、本発明例である11−13、21−23、31−33の場合には、摩擦攪拌接合に先行する形で、その裏面から超音波打撃処理を実施したため、接合欠陥の発生が大幅に抑制され、引張試験結果においても、接合部からの破断は認められなかった。
なお、アルミ合金の接合では、工具鋼ツールを使用しているが、新品のツールで200m以上の接合がどの条件でも可能であり、寿命上の問題はなかった。
(実施例2)
次に、炭素鋼あるいはステンレス鋼よりなる試料を用いて同様に摩擦攪拌接合を実施した。用いた炭素鋼は、JSC590Y鋼、JSC270E鋼、JSC780Y鋼であり、ステンレス鋼はオーステナイト系のSUS304である。
摩擦攪拌接合は、径が4.5mmと6.9mmのPCBNよりなる回転ツールを使用し、突合せ継手を、回転ツールの回転数を800rpm、移動速度を80mm/minと30mm/minとして線接合するとともに、径が4.5mmのPCBNよりなる回転ツールを使用し、重ね継手を回転ツールの回転数を800、1500rpmとして点接合した。
次に、炭素鋼あるいはステンレス鋼よりなる試料を用いて同様に摩擦攪拌接合を実施した。用いた炭素鋼は、JSC590Y鋼、JSC270E鋼、JSC780Y鋼であり、ステンレス鋼はオーステナイト系のSUS304である。
摩擦攪拌接合は、径が4.5mmと6.9mmのPCBNよりなる回転ツールを使用し、突合せ継手を、回転ツールの回転数を800rpm、移動速度を80mm/minと30mm/minとして線接合するとともに、径が4.5mmのPCBNよりなる回転ツールを使用し、重ね継手を回転ツールの回転数を800、1500rpmとして点接合した。
また、一部の試料で実施した超音波打撃処理の条件は、突合せ継手では、打撃ピンを回転ツールのプルーブの真下の位置から進行方向に5mmと9mm先行する位置に配置し、打撃ピンの振動数を20kHzと25kHz、超音波の出力を2kWと5kW、加工物への押し付け力を500Nとした。また、重ね継手の点接合では、打撃ピンを回転ツールのプルーブの真下の位置及びその位置から2mmずれた位置に配置し、打撃ピンの振動数を225kHz、超音波の出力を2、5、10kWとし、加工物への押し付け力を150、350、450Nとした。
表1のR4、41、R5、51、R6、61、R7、71、R8、81に、摩擦接合や超音波打撃処理の条件を、表2に得られた試験結果を示す。
なお、接合形態が点接合の場合には、接合不良をX線で検出することは難しい。しかし、点接合の場合、健全に実施されていれば点接合中心部が凹型にへこむので、そのへこみ量が所定の量(ツールのプルーブの高さ)に達していれば問題がない。すなわち、回転ツールが破損、磨耗して接合部に食い込まなくなると正常な接合ができなくなるので、目視あるいは凹型部の深さを測定することで接合不良の判定が可能である。
そこで、点接合部の健全性指標として前記へこみ量を用い、板厚より大きな凹み量が確保できている接合部を合格、確保できていない接合部を不合格とし、その合格率を表2に記載した。
なお、接合形態が点接合の場合には、接合不良をX線で検出することは難しい。しかし、点接合の場合、健全に実施されていれば点接合中心部が凹型にへこむので、そのへこみ量が所定の量(ツールのプルーブの高さ)に達していれば問題がない。すなわち、回転ツールが破損、磨耗して接合部に食い込まなくなると正常な接合ができなくなるので、目視あるいは凹型部の深さを測定することで接合不良の判定が可能である。
そこで、点接合部の健全性指標として前記へこみ量を用い、板厚より大きな凹み量が確保できている接合部を合格、確保できていない接合部を不合格とし、その合格率を表2に記載した。
超音波打撃処理を付加せずに摩擦攪拌接合を行った比較例のR4、R5、R6、R7、R8は、極めて高価なPCBN工具を用いても、ツール寿命は短く接合部の健全性も十分ではなかった。
本発明例である41、51、61、71、81の場合は、超音波打撃処理を摩擦攪拌接合と同時または先行して適用したことにより、接合部の塑性流動を助長し、ツールの負担を軽減できるため、ツール寿命が増大し、接合部の欠陥発生率も低下する。その結果、継手引張試験において接合部破断から母材破断へと改善することができた。
本発明例である41、51、61、71、81の場合は、超音波打撃処理を摩擦攪拌接合と同時または先行して適用したことにより、接合部の塑性流動を助長し、ツールの負担を軽減できるため、ツール寿命が増大し、接合部の欠陥発生率も低下する。その結果、継手引張試験において接合部破断から母材破断へと改善することができた。
1 回転ツール
2 回転ツールのプローブ
3 加工物
4 突合せ部(接合部)
5 回転ツールのショルダー部
6 接合後の接合部
7 超音波打撃処理装置
8 トランスデューサー
9 ウエーブガイド
12 打撃ピン(超音波打撃子)
13 支持具
14 移動台
t 加工物の厚み
2 回転ツールのプローブ
3 加工物
4 突合せ部(接合部)
5 回転ツールのショルダー部
6 接合後の接合部
7 超音波打撃処理装置
8 トランスデューサー
9 ウエーブガイド
12 打撃ピン(超音波打撃子)
13 支持具
14 移動台
t 加工物の厚み
Claims (7)
- 加工物の一方の側に配置した回転ツールを加工物の接合箇所に押し当て、かつ、回転させることにより、回転ツールと加工物との間に発生する摩擦熱に基づく塑性流動によって加工物を接合する摩擦撹拌接合方法において、加工物の他方の側に超音波打撃子を配置し、超音波打撃子による超音波打撃を加工物の接合領域に付加することを特徴とする摩擦撹拌接合方法。
- 前記回転ツールを、接合箇所に沿って回転させながら移動させることにより加工物を接合するとともに、前記超音波打撃子による超音波打撃を、加工物の接合領域に回転ツールの移動と同期して付加することを特徴とする請求項1に記載の摩擦撹拌接合方法。
- 回転ツールと対向する加工物の領域に超音波打撃を付加することを特徴とする請求項1または2に記載の摩擦撹拌接合方法。
- 回転ツールと対向する位置よりも移動方向前方の加工物の領域に超音波打撃を付加することを特徴とする請求項2に記載の摩擦撹拌接合方法。
- 超音波打撃子の振動数を1〜70kHz、超音波の出力を100〜1000W、超音波打撃子の加工物への押し付け力を5〜500Nの条件で超音波打撃を付加することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の摩擦撹拌接合方法。
- 加工物の一方の側に配置した回転ツールを加工物の接合箇所に押し当て、かつ、回転させることにより、回転ツールと加工物との間に発生する摩擦熱に基づく塑性流動によって加工物を接合する摩擦撹拌接合装置において、加工物の他方の側に、加工物の接合領域に超音波打撃を付加する超音波打撃装置を配置したことを特徴とする摩擦撹拌接合装置。
- 前記回転ツールを加工物の接合箇所に沿って移動するように配置するとともに、前記超音波打撃装置を回転ツールと同期して移動するように配置したことを特徴とする請求項6に記載の摩擦撹拌接合装置。
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