JP2008109737A - 連続捲きコイル、ステータ、連続捲きコイル製造治具、及び連続捲きコイルの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】対向する2辺の組を少なくとも2組有する形状のコイルユニット11、11´が複数連続的に隣接するように繋がっている、線材を捲き回すことにより形成された連続捲きコイルユニット1であって、コイルユニット11の第1の組を構成する2辺11aの11c、における、線材の捲き始め12と捲き終わり13によって特定される各々の積層方向11i、11kは、互いに実質上同一方向であり、隣接するコイルユニット11、11´は、コイルユニット11の第1の組を構成する辺11cと、コイルユニット11´の第1の組を構成する辺11a´が隣り合っており、隣り合っている辺11cと、辺11a´とにおける積層方向11k、11i´は、実質上反対向きである、連続捲きコイルユニット1である。
【選択図】図14
Description
対向する2つの辺を1つの組として少なくとも第1及び第2の組を有するコイル部材が、複数連続的に隣り合うように繋がっている連続捲きコイルであって、
前記第1の組を構成する前記2つの辺における、前記線材の捲き始めと捲き終わりによって特定される各々の積層方向は、互いに実質上同一方向であり、
前記隣り合っているコイル部材は、一方の前記コイル部材の前記第1の組を構成する一方の辺と、他方の前記コイル部材の前記第1の組を構成する他方の辺が隣り合っており、
前記隣り合っている前記一方の辺と前記他方の辺とにおける前記積層方向は、実質上反対向きである、連続捲きコイルである。
前記コイル部材は、単一のコイルであり、
前記単一のコイルの捲き始めと捲き終わりが、前記コイル部材の捲き始めと捲き終わりにそれぞれ対応している、第1の本発明の連続捲きコイルである。
前記コイルの、前記第2の組を構成する一方の辺と他方の辺における前記積層方向は、互いに実質上反対向きであり、且つ前記第1の組を構成する2辺の前記積層方向に対して実質上垂直方向である、第2の本発明の連続捲きコイルである。
前記コイル部材は、複数のコイルが連続的に繋がっているコイルユニットであり、
前記連続的に繋がっている複数のコイルの両端のコイルのうち、最初のコイルの捲き始めが、前記コイル部材の捲き始めに対応しており、
前記両端のコイルのうち、最後のコイルの捲き終わりが、前記コイル部材の捲き終わりに対応している、第1の本発明の連続捲きコイルである。
前記複数のコイルにおける各々の前記第1の組を構成する一方の辺は、前記各々の一方の辺の積層面が互いに隣接するように配置されており、
前記複数のコイルにおける各々の前記第1の組を構成する他方の辺は、前記各々の他方の辺の積層面が互いに隣接するように配置されており、
前記第2の組を構成する一方の辺の積層端面の垂直方向から見ると、前記複数のコイルにおける各々の前記第2の組を構成する一方の辺の積層端面が、前記コイル間で全部又は少なくとも一部が互いに重なっており、
前記第2の組を構成する他方の辺の積層端面の垂直方向から見ると、前記複数のコイルにおける各々の前記第2の組を構成する他方の辺の積層端面が、前記コイル間で全部又は少なくとも一部が互いに重なっている、第4の本発明の連続捲きコイルである。
前記複数のコイルにおける各々の前記コイルは、前記第2の組を構成する一方の辺と他方の辺における前記積層方向が、互いに実質上反対向きであり、且つ前記第1の組を構成する2辺の前記積層方向に対して実質上垂直方向である、第5の本発明の連続捲きコイルである。
前記複数のコイルにおける各々の前記第2の組を構成する一方の辺の積層端面は、前記連続的に繋がっている前記コイル間で隣接しており、
前記第2の組を構成する他方の辺の積層端面は、前記連続的に繋がっている前記コイル間で隣接している、第6の本発明の連続捲きコイルである。
前記複数のコイルにおける各々の前記第2の組を構成する2つの辺は、前記コイルユニットの前記第2の組を構成する一方の辺の一方の積層表面よりに、又は他方の積層表面よりに配置されている、第7の本発明の連続捲きコイルである。
前記複数のコイルにおける各々の前記第2の組を構成する2つの辺は、前記コイルユニットの前記第2の組を構成する中央の前記コイルよりに配置されている、第7の本発明の連続捲きコイルである。
前記複数のコイルにおける各々の前記第1の組を構成する2つの辺が、実質上円筒形状のステータのスロットに挿入される前記連続捲きコイルであって、
前記複数のコイルユニットの各々の前記第1の組を構成する2つの辺における前記積層方向に対して垂直な方向の前記線材の幅が、前記スロットの幅以下であり、
前記複数のコイルユニットの各々の前記第2の組を構成する2つの辺は、前記ステータの外周側よりに配置されている、第8の本発明の連続捲きコイルである。
前記複数のコイルにおける各々の前記第1の組を構成する2つの辺が、実質上円筒形状のステータのスロットに挿入される前記連続捲きコイルであって、
前記複数のコイルユニットの各々の前記第1の組を構成する2つの辺における前記積層方向に対して垂直な方向の前記線材の幅が、前記スロットの幅以下であり、
前記複数のコイルユニットの各々の前記第2の組を構成する2つの辺は、前記ステータの内周側よりに配置されている、第8の本発明の連続捲きコイルである。
実質上円筒形状の、その中心軸に向かって形成された複数のコア及びスロットを有するステータコアと、
連続捲きU相コイルユニットとして用いられる第10の本発明の連続捲きコイルと、
連続捲きV相コイルユニットとして用いられる第9の本発明の連続捲きコイルと、
連続捲きW相コイルユニットとして用いられる第11の本発明の連続捲きコイルとを備え、
前記連続捲きU相コイルユニット、前記連続捲きV相コイルユニット、及び前記連続捲きW相コイルユニットは、前記スロットに各々のコイルユニットの前記第1の組を構成する2つの辺が挿入されることにより前記コアに装着されており、
前記連続捲きU相コイルユニットは前記ステータの外周側よりに配置され、前記連続捲きW相コイルユニットは前記ステータの内周側よりに配置され、前記連続捲きV相コイルユニットは、前記連続捲きU相コイルユニット及び前記連続捲きW相コイルユニットの間に配置されており、
前記連続捲きU相コイルユニット、前記連続捲きV相コイルユニット、及び前記連続捲きW相コイルユニットの、前記第1の組を構成する2つの辺の高さが一致している、ステータである。
前記線材は、平角線である、第1の本発明の連続捲きコイルである。
前記平角線は、前記平角線の厚み方向に積層されている、第13の本発明の連続捲きコイルである。
前記コイル部材は、1つ又は複数の線材が捲き回されて形成されている、第1の本発明の連続捲きコイルである。
全周に一つ又は複数重ねた線材を巻き付けるための溝が複数形成された分解可能な連続捲きコイル製造治具であって、
前記線材を1つの前記溝から隣り合う前記溝へと渡すためのわたり溝を備え、
前記溝は、底面に向かう方向が実質上反対方向である2つの溝部を1つの組として、少なくとも第1及び第2の組を有し、
前記複数の溝は、
前記線材を捲き始める前記溝の第1の組の溝部の底面の位置を基準にして、前記捲き始める溝から遠い溝の前記第1の組の溝部の底面の位置の方が、近い溝の前記第1の組の溝部の底面の位置よりも大きくスライドしている、連続捲きコイル製造治具である。
前記複数の溝が前記スライドしているとは、前記第1の組のうちのいずれか一方の溝部に前記線材を積層する際の積層方向に沿ってずれていることである、第16の本発明の連続捲きコイル製造治具である。
前記スライドの幅は、1つの前記溝に捲き回される線材の積層数に対応している、第17の本発明の連続捲きコイル製造治具である。
前記わたり溝は、前記第1の組のいずれか一方の溝部に設けられている、第16の本発明の連続捲きコイル製造治具である。
各々の前記溝における、前記第2の組を構成する2つの前記溝部の底面の位置が実質上一致している、第16の本発明の連続捲きコイル製造治具である。
前記所定数の溝における捲き始め側の前記溝の方が、捲き終わり側の前記溝よりも、前記第2の組を構成する2つの前記溝部の底面の位置が、それぞれの前記溝部における前記線材の積層方向と実質上同一方向にずれており、
前記線材の捲き始めから捲き終わりを基準にして、前記所定数の溝の次に配置されている、前記所定数と同数の所定数の溝における捲き始め側の前記溝の方が、捲き終わり側の前記溝よりも、前記第2の組を構成する2つの前記溝部の底面が、それぞれの前記溝部における前記線材の積層方向と実質上反対方向へのずれており、
前記底面の位置の、前記積層方向と実質上同一方向へのずれと、前記積層方向と実質上反対方向へのずれが周期的に繰り返されている、第16の本発明の連続捲きコイル製造治具である。
前記所定数の溝における中央側の前記溝の方が、捲き始め及び捲き終わり側の前記溝よりも、前記第2の組を構成する2つの前記溝部の底面が、それぞれの前記溝部における前記線材の積層方向と実質上反対方向にずれており、
前記捲き始めの前記溝と前記捲き終わりの前記溝とにおける、前記第2の組を構成する一方の前記溝部の底面の位置及び他方の前記溝部の底面の位置は実質上一致しており、
前記所定数の溝が所定の回数繰り返されている、第16の本発明の連続捲きコイル製造治具である。
前記所定数の溝における捲き始め側の前記溝の方が、捲き終わり側の前記溝よりも、前記第2の組を構成する2つの前記溝部の底面が、それぞれの前記溝部における前記線材の積層方向と実質上反対方向にずれており、
前記線材の捲き始めから捲き終わりを基準にして、前記所定数の溝の次に配置されている、前記所定数と同数の所定数の溝における捲き始め側の前記溝の方が、捲き終わり側の前記溝よりも、前記第2の組を構成する2つの前記溝部の底面が、それぞれの前記溝部における前記線材の積層方向と実質上同一方向にずれており、
前記底面の位置の、前記積層方向と実質上反対方向へのずれと、前記積層方向と実質上反対方向へのずれが周期的に繰り返されている、第16の本発明の連続捲きコイル製造治具である。
第16の本発明の連続捲きコイル製造治具を用いて、連続捲きコイルを製造する連続捲きコイルの製造方法であって、
1つ又は複数重ねた前記線材を、前記線材を捲き始める溝に配置し、所定の回数捲き回し、
前記捲き回された前記線材を、その溝から前記わたり溝を経て、その溝に隣り合う前記溝に配置し、所定の回数捲き回す工程を前記複数の溝の数に基づいて行う捲き回しステップと、
前記連続捲きコイル製造治具を分解し、捲き回された前記線材を取り外すステップと、
隣接する前記溝における、一方の前記溝の第1の組を構成するいずれかの溝部によって形成された部分と、他方の前記溝の前記いずれかの溝部に対応する溝部によって形成された部分が隣り合い、前記一方の溝の第1の組を構成する他の溝部によって形成された部分と、前記他方の溝の前記他の溝部に対応する溝部によって形成された部分が隣り合う状態から互いに遠ざかる状態になるように、前記捲き回された線材を形成する変形ステップと、
前記隣り合う部分を、それらの積層端面が対向するようにねじるステップとを備えた、連続捲きコイルの製造方法である。
第16の本発明の連続捲きコイル製造治具を用いて、連続捲きコイルを製造する連続捲きコイルの製造方法であって、
1つ又は複数重ねた前記線材を、前記線材を捲き始める溝に配置し、所定の回数捲き回し、
前記捲き回された前記線材を、その溝から前記わたり部を経て、その溝に隣り合う前記溝に配置し、所定の回数捲き回す工程を前記複数の溝の数に基づいて行う捲き回しステップと、
前記連続捲きコイル製造治具を分解し、捲き回された前記線材を取り外すステップと、
隣接する所定数毎の前記溝における、一方の前記所定数の溝の前記第1の組を構成するいずれかの溝部によって形成された部分と、他方の前記所定数の溝の前記いずれかの溝部に対応する溝部によって形成された部分が隣り合い、前記一方の所定数の溝の第1の組を構成する他の溝部によって形成された部分と、前記他方の所定数の溝の前記他の溝部に対応する溝部によって形成された部分が隣り合う状態から互いに遠ざかる状態になるように、前記捲き回された線材を形成する変形ステップと、
前記隣り合う部分を、それらの積層端面が対向するようにねじるステップとを備えた、連続捲きコイルの製造方法である。
前記連続捲きコイル製造治具は、前記所定数の溝における捲き始め側の前記溝の方が、捲き終わり側の前記溝よりも、前記第2の組を構成する2つの前記溝部の底面の位置が、それぞれの前記溝部における前記線材の積層方向と実質上同一方向にずれており、
前記線材の捲き始めから捲き終わりを基準にして、前記所定数の溝の次に配置されている、前記所定数と同数の所定数の溝における捲き始め側の前記溝の方が、捲き終わり側の前記溝よりも、前記第2の組を構成する2つの前記溝部の底面が、それぞれの前記溝部における前記線材の積層方向と実質上反対方向にずれており、前記底面の位置の、前記積層方向と実質上同一方向へのずれと、前記積層方向と実質上反対方向へのずれが周期的に繰り返されており、
前記所定数の溝における前記第2の組を構成する一方の溝部によって形成された複数の部分を、底面の位置が前記線材の積層方向に対して最も反対方向に配置されている前記溝によって形成された部分の方向に寄せ集め、
前記所定数の溝における前記第2の組を構成する他方の溝部によって形成された複数の部分を、底面の位置が前記線材の積層方向に対して最も反対方向に配置されている前記溝によって形成された部分の方向に寄せ集めるステップを更に備えた、第25の本発明の連続捲きコイルの製造方法である。
前記コイル製造治具は、前記所定数の溝における中央側の前記溝の方が、捲き始め及び捲き終わり側の前記溝よりも、前記第2の組を構成する2つの前記溝部の底面の位置が、それぞれの前記溝部における前記線材の積層方向と実質上同一方向にずれており、前記捲き始めの前記溝と前記捲き終わりの前記溝とにおける、前記第2の組を構成する一方の前記溝部の底面の位置及び他方の前記溝部の底面の位置は実質上一致しており、前記所定数の溝が所定の回数数繰り返されており、
前記所定数の溝における前記第2の組を構成する一方の溝部によって形成された複数の部分を、底面の位置が前記線材の積層方向に対して最も反対方向に配置されている前記溝によって形成された部分の方向に寄せ集め、
前記所定数の溝における前記第2の組を構成する他方の溝部によって形成された複数の部分を、底面の位置が前記線材の積層方向に対して最も反対方向に配置されている前記溝によって形成された部分の方向に寄せ集めるステップを更に備えた、第25の本発明の連続捲きコイルの製造方法である。
前記連続捲きコイル製造治具は、前記所定数の溝における捲き始め側の前記溝の方が、捲き終わり側の前記溝よりも、前記第2の組を構成する2つの前記溝部の底面が、それぞれの前記溝部における前記線材の積層方向と実質上反対方向にずれており、
前記線材の捲き始めから捲き終わりを基準にして、前記所定数の溝の次に配置されている、前記所定数と同数の所定数の溝における捲き始め側の前記溝の方が、捲き終わり側の前記溝よりも、前記第2の組を構成する2つの前記溝部の底面が、それぞれの前記溝部における前記線材の積層方向と実質上同一方向にずれており、前記底面の位置の、前記積層方向と実質上反対方向へのずれと、前記積層方向と実質上反対方向へのずれが周期的に繰り返されており
前記所定数の溝における前記第2の組を構成する一方の溝部によって形成された複数の部分を、底面の位置が前記線材の積層方向に対して最も反対方向に配置されている前記溝によって形成された部分の方向に寄せ集め、
前記所定数の溝における前記第2の組を構成する他方の溝部によって形成された複数の部分を、底面の位置が前記線材の積層方向に対して最も反対方向に配置されている前記溝によって形成された部分の方向に寄せ集めるステップを更に備えた、第25の本発明の連続捲きコイルの製造方法である。
以下に、本発明にかかる連続捲きコイルの一例である、実施の形態1の連続巻きU相コイルユニットについて説明する。
次に、U相コイルユニット11´のコイルの構造について説明する。
以下、本発明の連続捲きコイルの一例である、実施の形態2における連続捲きV相コイルユニットについて説明する。
以下、本発明の連続捲きコイルの一例である、実施の形態3における連続捲きW相コイルユニットについて説明する。
(実施の形態4)
以下に、本発明にかかる連続捲きコイル製造治具の一例である、実施の形態4における連続捲きU相コイルユニット製造治具について説明する。
以下に、本発明にかかる連続捲きコイルの製造方法の一例である、実施の形態5における連続巻きU相コイルユニットの製造方法について説明する。
以下に、本発明にかかる連続捲きコイル製造治具の一例である、実施の形態6における連続捲きV相コイルユニット製造治具6について説明する。本実施の形態6の連続捲きV相コイルユニット製造治具6は、実施の形態4の連続捲きU相コイルユニット製造治具4と基本的な構成は同じであるが、底面部の位置が異なる。従って本相違点を中心に説明する。
以下、本発明にかかる連続捲きコイルの製造方法の一例である、実施の形態7における連続捲きV相コイルユニットの製造方法について説明する。
以下に、本発明にかかる連続捲きコイル製造治具の一例である、実施の形態8における連続捲きW相コイルユニット製造治具8について説明する。本実施の形態8の連続捲きW相コイルユニット製造治具8は、実施の形態4の連続捲きU相コイルユニット製造治具4と基本的な構成は同じであるが、底面部の位置が異なる。従って本相違点を中心に説明する。
以下、本発明にかかる連続捲きコイル製造方法の一例である、実施の形態9における連続捲きW相コイルユニットの製造方法について説明する。
以下に、実施の形態1の連続捲きU相コイルユニット1と実施の形態2の連続捲きV相コイルユニット2と実施の形態3の連続捲きW相コイルユニット3を用いた、本発明にかかる実施の形態10におけるステータについて説明する。
又、実施の形態1から実施の形態3におけるU相コイルユニット11、11´、V相コイルユニット21、21´、及びW相コイルユニット31、31´の第1方向11i、11i´21i、21i´、31i、31i´及び第3方向11k、11k´、21k、21k´、31k、31k´のZ軸+方向に対する角度θ1は、スロット102の数によって割り出される角度によって決まる。
以下に、本発明にかかる連続捲きコイル製造治具の一例である、実施の形態11における連続捲きコイル製造治具について説明する。本実施の形態10における連続捲きコイル製造治具とは、実施の形態1において変形例として説明した、U相コイルユニット11、11´の代わりにU相コイルとして第1コイル16、16´を配置した本発明の連続捲きコイルの一例である、連続捲きU相コイル120を製造するための治具である。
以下に、本発明にかかる連続捲きコイルの製造方法の一例である、実施の形態12における連続捲きU相コイルの製造方法について説明する。実施の形態5と同様に、実施の形態11にて述べた連続捲きU相コイル製造治具204に平角線5が捲き回される(本発明の「捲き回しステップ」の一例に相当する)。
2 連続捲きV相コイルユニット
3 連続捲きW相コイルユニット
11 U相コイルユニット
12 捲き始め部
13 捲き終わり部
14 接続部
15 接続部
16 第1コイル
17 第2コイル
18 第3コイル
21 V相コイルユニット
31 W相コイルユニット
Claims (28)
- 対向する2つの辺を1つの組として少なくとも第1及び第2の組を有するコイル部材が、複数連続的に隣り合うように繋がっている連続捲きコイルであって、
前記第1の組を構成する前記2つの辺における、前記線材の捲き始めと捲き終わりによって特定される各々の積層方向は、互いに実質上同一方向であり、
前記隣り合っているコイル部材は、一方の前記コイル部材の前記第1の組を構成する一方の辺と、他方の前記コイル部材の前記第1の組を構成する他方の辺が隣り合っており、
前記隣り合っている前記一方の辺と前記他方の辺とにおける前記積層方向は、実質上反対向きである、連続捲きコイル。 - 前記コイル部材は、単一のコイルであり、
前記単一のコイルの捲き始めと捲き終わりが、前記コイル部材の捲き始めと捲き終わりにそれぞれ対応している、請求項1記載の連続捲きコイル。 - 前記コイルの、前記第2の組を構成する一方の辺と他方の辺における前記積層方向は、互いに実質上反対向きであり、且つ前記第1の組を構成する2辺の前記積層方向に対して実質上垂直方向である、請求項2記載の連続捲きコイル。
- 前記コイル部材は、複数のコイルが連続的に繋がっているコイルユニットであり、
前記連続的に繋がっている複数のコイルの両端のコイルのうち、最初のコイルの捲き始めが、前記コイル部材の捲き始めに対応しており、
前記両端のコイルのうち、最後のコイルの捲き終わりが、前記コイル部材の捲き終わりに対応している、請求項1記載の連続捲きコイル。 - 前記複数のコイルにおける各々の前記第1の組を構成する一方の辺は、前記各々の一方の辺の積層面が互いに隣接するように配置されており、
前記複数のコイルにおける各々の前記第1の組を構成する他方の辺は、前記各々の他方の辺の積層面が互いに隣接するように配置されており、
前記第2の組を構成する一方の辺の積層端面の垂直方向から見ると、前記複数のコイルにおける各々の前記第2の組を構成する一方の辺の積層端面が、前記コイル間で全部又は少なくとも一部が互いに重なっており、
前記第2の組を構成する他方の辺の積層端面の垂直方向から見ると、前記複数のコイルにおける各々の前記第2の組を構成する他方の辺の積層端面が、前記コイル間で全部又は少なくとも一部が互いに重なっている、請求項4記載の連続捲きコイル。 - 前記複数のコイルにおける各々の前記コイルは、前記第2の組を構成する一方の辺と他方の辺における前記積層方向が、互いに実質上反対向きであり、且つ前記第1の組を構成する2辺の前記積層方向に対して実質上垂直方向である、請求項5記載の連続捲きコイル。
- 前記複数のコイルにおける各々の前記第2の組を構成する一方の辺の積層端面は、前記連続的に繋がっている前記コイル間で隣接しており、
前記第2の組を構成する他方の辺の積層端面は、前記連続的に繋がっている前記コイル間で隣接している、請求項6記載の連続捲きコイル。 - 前記複数のコイルにおける各々の前記第2の組を構成する2つの辺は、前記コイルユニットの前記第2の組を構成する一方の辺の一方の積層表面よりに、又は他方の積層表面よりに配置されている、請求項7記載の連続捲きコイル。
- 前記複数のコイルにおける各々の前記第2の組を構成する2つの辺は、前記コイルユニットの前記第2の組を構成する中央の前記コイルよりに配置されている、請求項7記載の連続捲きコイル。
- 前記複数のコイルにおける各々の前記第1の組を構成する2つの辺が、実質上円筒形状のステータのスロットに挿入される前記連続捲きコイルであって、
前記複数のコイルユニットの各々の前記第1の組を構成する2つの辺における前記積層方向に対して垂直な方向の前記線材の幅が、前記スロットの幅以下であり、
前記複数のコイルユニットの各々の前記第2の組を構成する2つの辺は、前記ステータの外周側よりに配置されている、請求項8記載の連続捲きコイル。 - 前記複数のコイルにおける各々の前記第1の組を構成する2つの辺が、実質上円筒形状のステータのスロットに挿入される前記連続捲きコイルであって、
前記複数のコイルユニットの各々の前記第1の組を構成する2つの辺における前記積層方向に対して垂直な方向の前記線材の幅が、前記スロットの幅以下であり、
前記複数のコイルユニットの各々の前記第2の組を構成する2つの辺は、前記ステータの内周側よりに配置されている、請求項8記載の連続捲きコイル。 - 実質上円筒形状の、その中心軸に向かって形成された複数のコア及びスロットを有するステータコアと、
連続捲きU相コイルユニットとして用いられる請求項10記載の連続捲きコイルと、
連続捲きV相コイルユニットとして用いられる請求項9記載の連続捲きコイルと、
連続捲きW相コイルユニットとして用いられる請求項11記載の連続捲きコイルとを備え、
前記連続捲きU相コイルユニット、前記連続捲きV相コイルユニット、及び前記連続捲きW相コイルユニットは、前記スロットに各々のコイルユニットの前記第1の組を構成する2つの辺が挿入されることにより前記コアに装着されており、
前記連続捲きU相コイルユニットは前記ステータの外周側よりに配置され、前記連続捲きW相コイルユニットは前記ステータの内周側よりに配置され、前記連続捲きV相コイルユニットは、前記連続捲きU相コイルユニット及び前記連続捲きW相コイルユニットの間に配置されており、
前記連続捲きU相コイルユニット、前記連続捲きV相コイルユニット、及び前記連続捲きW相コイルユニットの、前記第1の組を構成する2つの辺の高さが一致している、ステータ。 - 前記線材は、平角線である、請求項1記載の連続捲きコイル。
- 前記平角線は、前記平角線の厚み方向に積層されている、請求項13記載の連続捲きコイル。
- 前記コイル部材は、1つ又は複数の線材が捲き回されて形成されている、請求項1記載の連続捲きコイル。
- 全周に一つ又は複数重ねた線材を巻き付けるための溝が複数形成された分解可能な連続捲きコイル製造治具であって、
前記線材を1つの前記溝から隣り合う前記溝へと渡すためのわたり溝を備え、
前記溝は、底面に向かう方向が実質上反対方向である2つの溝部を1つの組として、少なくとも第1及び第2の組を有し、
前記複数の溝は、
前記線材を捲き始める前記溝の第1の組の溝部の底面の位置を基準にして、前記捲き始める溝から遠い溝の前記第1の組の溝部の底面の位置の方が、近い溝の前記第1の組の溝部の底面の位置よりも大きくスライドしている、連続捲きコイル製造治具。 - 前記複数の溝が前記スライドしているとは、前記第1の組のうちのいずれか一方の溝部に前記線材を積層する際の積層方向に沿ってずれていることである、請求項16記載の連続捲きコイル製造治具。
- 前記スライドの幅は、1つの前記溝に捲き回される線材の積層数に対応している、請求項17記載の連続捲きコイル製造治具。
- 前記わたり溝は、前記第1の組のいずれか一方の溝部に設けられている、請求項16記載の連続捲きコイル製造治具。
- 各々の前記溝における、前記第2の組を構成する2つの前記溝部の底面の位置が実質上一致している、請求項16記載の連続捲きコイル製造治具。
- 前記所定数の溝における捲き始め側の前記溝の方が、捲き終わり側の前記溝よりも、前記第2の組を構成する2つの前記溝部の底面の位置が、それぞれの前記溝部における前記線材の積層方向と実質上同一方向にずれており、
前記線材の捲き始めから捲き終わりを基準にして、前記所定数の溝の次に配置されている、前記所定数と同数の所定数の溝における捲き始め側の前記溝の方が、捲き終わり側の前記溝よりも、前記第2の組を構成する2つの前記溝部の底面が、それぞれの前記溝部における前記線材の積層方向と実質上反対方向へのずれており、
前記底面の位置の、前記積層方向と実質上同一方向へのずれと、前記積層方向と実質上反対方向へのずれが周期的に繰り返されている、請求項16記載の連続捲きコイル製造治具。 - 前記所定数の溝における中央側の前記溝の方が、捲き始め及び捲き終わり側の前記溝よりも、前記第2の組を構成する2つの前記溝部の底面が、それぞれの前記溝部における前記線材の積層方向と実質上反対方向にずれており、
前記捲き始めの前記溝と前記捲き終わりの前記溝とにおける、前記第2の組を構成する一方の前記溝部の底面の位置及び他方の前記溝部の底面の位置は実質上一致しており、
前記所定数の溝が所定の回数繰り返されている、請求項16記載の連続捲きコイル製造治具。 - 前記所定数の溝における捲き始め側の前記溝の方が、捲き終わり側の前記溝よりも、前記第2の組を構成する2つの前記溝部の底面が、それぞれの前記溝部における前記線材の積層方向と実質上反対方向にずれており、
前記線材の捲き始めから捲き終わりを基準にして、前記所定数の溝の次に配置されている、前記所定数と同数の所定数の溝における捲き始め側の前記溝の方が、捲き終わり側の前記溝よりも、前記第2の組を構成する2つの前記溝部の底面が、それぞれの前記溝部における前記線材の積層方向と実質上同一方向にずれており、
前記底面の位置の、前記積層方向と実質上反対方向へのずれと、前記積層方向と実質上反対方向へのずれが周期的に繰り返されている、請求項16記載の連続捲きコイル製造治具。 - 請求項16記載の連続捲きコイル製造治具を用いて、連続捲きコイルを製造する連続捲きコイルの製造方法であって、
1つ又は複数重ねた前記線材を、前記線材を捲き始める溝に配置し、所定の回数捲き回し、
前記捲き回された前記線材を、その溝から前記わたり溝を経て、その溝に隣り合う前記溝に配置し、所定の回数捲き回す工程を前記複数の溝の数に基づいて行う捲き回しステップと、
前記連続捲きコイル製造治具を分解し、捲き回された前記線材を取り外すステップと、
隣接する前記溝における、一方の前記溝の第1の組を構成するいずれかの溝部によって形成された部分と、他方の前記溝の前記いずれかの溝部に対応する溝部によって形成された部分が隣り合い、前記一方の溝の第1の組を構成する他の溝部によって形成された部分と、前記他方の溝の前記他の溝部に対応する溝部によって形成された部分が隣り合う状態から互いに遠ざかる状態になるように、前記捲き回された線材を形成する変形ステップと、
前記隣り合う部分を、それらの積層端面が対向するようにねじるステップとを備えた、連続捲きコイルの製造方法。 - 請求項16記載の連続捲きコイル製造治具を用いて、連続捲きコイルを製造する連続捲きコイルの製造方法であって、
1つ又は複数重ねた前記線材を、前記線材を捲き始める溝に配置し、所定の回数捲き回し、
前記捲き回された前記線材を、その溝から前記わたり部を経て、その溝に隣り合う前記溝に配置し、所定の回数捲き回す工程を前記複数の溝の数に基づいて行う捲き回しステップと、
前記連続捲きコイル製造治具を分解し、捲き回された前記線材を取り外すステップと、
隣接する所定数毎の前記溝における、一方の前記所定数の溝の前記第1の組を構成するいずれかの溝部によって形成された部分と、他方の前記所定数の溝の前記いずれかの溝部に対応する溝部によって形成された部分が隣り合い、前記一方の所定数の溝の第1の組を構成する他の溝部によって形成された部分と、前記他方の所定数の溝の前記他の溝部に対応する溝部によって形成された部分が隣り合う状態から互いに遠ざかる状態になるように、前記捲き回された線材を形成する変形ステップと、
前記隣り合う部分を、それらの積層端面が対向するようにねじるステップとを備えた、連続捲きコイルの製造方法。 - 前記連続捲きコイル製造治具は、前記所定数の溝における捲き始め側の前記溝の方が、捲き終わり側の前記溝よりも、前記第2の組を構成する2つの前記溝部の底面の位置が、それぞれの前記溝部における前記線材の積層方向と実質上同一方向にずれており、
前記線材の捲き始めから捲き終わりを基準にして、前記所定数の溝の次に配置されている、前記所定数と同数の所定数の溝における捲き始め側の前記溝の方が、捲き終わり側の前記溝よりも、前記第2の組を構成する2つの前記溝部の底面が、それぞれの前記溝部における前記線材の積層方向と実質上反対方向にずれており、前記底面の位置の、前記積層方向と実質上同一方向へのずれと、前記積層方向と実質上反対方向へのずれが周期的に繰り返されており、
前記所定数の溝における前記第2の組を構成する一方の溝部によって形成された複数の部分を、底面の位置が前記線材の積層方向に対して最も反対方向に配置されている前記溝によって形成された部分の方向に寄せ集め、
前記所定数の溝における前記第2の組を構成する他方の溝部によって形成された複数の部分を、底面の位置が前記線材の積層方向に対して最も反対方向に配置されている前記溝によって形成された部分の方向に寄せ集めるステップを更に備えた、請求項25記載の連続捲きコイルの製造方法。 - 前記コイル製造治具は、前記所定数の溝における中央側の前記溝の方が、捲き始め及び捲き終わり側の前記溝よりも、前記第2の組を構成する2つの前記溝部の底面の位置が、それぞれの前記溝部における前記線材の積層方向と実質上同一方向にずれており、前記捲き始めの前記溝と前記捲き終わりの前記溝とにおける、前記第2の組を構成する一方の前記溝部の底面の位置及び他方の前記溝部の底面の位置は実質上一致しており、前記所定数の溝が所定の回数数繰り返されており、
前記所定数の溝における前記第2の組を構成する一方の溝部によって形成された複数の部分を、底面の位置が前記線材の積層方向に対して最も反対方向に配置されている前記溝によって形成された部分の方向に寄せ集め、
前記所定数の溝における前記第2の組を構成する他方の溝部によって形成された複数の部分を、底面の位置が前記線材の積層方向に対して最も反対方向に配置されている前記溝によって形成された部分の方向に寄せ集めるステップを更に備えた、請求項25記載の連続捲きコイルの製造方法。 - 前記連続捲きコイル製造治具は、前記所定数の溝における捲き始め側の前記溝の方が、捲き終わり側の前記溝よりも、前記第2の組を構成する2つの前記溝部の底面が、それぞれの前記溝部における前記線材の積層方向と実質上反対方向にずれており、
前記線材の捲き始めから捲き終わりを基準にして、前記所定数の溝の次に配置されている、前記所定数と同数の所定数の溝における捲き始め側の前記溝の方が、捲き終わり側の前記溝よりも、前記第2の組を構成する2つの前記溝部の底面が、それぞれの前記溝部における前記線材の積層方向と実質上同一方向にずれており、前記底面の位置の、前記積層方向と実質上反対方向へのずれと、前記積層方向と実質上反対方向へのずれが周期的に繰り返されており
前記所定数の溝における前記第2の組を構成する一方の溝部によって形成された複数の部分を、底面の位置が前記線材の積層方向に対して最も反対方向に配置されている前記溝によって形成された部分の方向に寄せ集め、
前記所定数の溝における前記第2の組を構成する他方の溝部によって形成された複数の部分を、底面の位置が前記線材の積層方向に対して最も反対方向に配置されている前記溝によって形成された部分の方向に寄せ集めるステップを更に備えた、請求項25記載の連続捲きコイルの製造方法。
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