JP2008107540A - 映像表示システム - Google Patents

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Abstract

【課題】視点が変化した場合であっても広視野効果を維持することができる映像表示システムを提供する。
【解決手段】スクリーンは、ユーザの視点位置に対して所定の視野角で配置されたメインスクリーン11と、メインスクリーン11の周端部に配置可能に設けられ、投影面形状を仮想球形に沿って拡大又は縮小するように状態が変化するサブスクリーン12とを備える。視点位置がAからBに変化してメインスクリーン11に対するユーザの視野角がθ1からθ2に変化した場合、メインスクリーン11と共にサブスクリーン12によって投影面を形成して、視点位置がAの時の視野角θ1を維持する。このとき、メインスクリーン11とサブスクリーン12とからなる投影面形状の変化を認識し、メインスクリーン11及びサブスクリーン12からなる投影面形状の変化に応じて、当該投影面で表示する映像に歪みがなくなるように映像を歪ませる。
【選択図】図2

Description

本発明は、観察者が映像を広視野角で見ることができる映像表示システムに関する。
従来より、大型のスクリーンに映像を投影して、観察者に各種の疑似体験をさせる技術としては、下記の特許文献1に記載された技術が知られている。
これらの仮想現実感生成システムは、人間の感覚のうち視覚から得られる情報が最も多く、人間の全感覚から得られる情報の80%〜85%を占めているために、人間の視野を覆うような映像を提示することによって、当該映像に対する没入感を与える試みがなされている。また、バーチャルリアリティにおいても、より実現的な仮想空間を生成するために、視覚へ情報提示を行うことは最も重要な要素となっている。このように、単に映像を提示するだけでなく、広視野、立体視、等身大スケールなど、より自然な見え方を実現するための映像表示技術が求められている。
このような仮想現実感生成システムとしては、下記の特許文献1のように半球面形状のスクリーンに歪みの無い広視野映像を投影する高臨場感映像提示システムを挙げることができる。
特表2006−516333号公報
上述した映像表示システムは、映像補正技術によりスクリーンに歪みのない映像投影を可能とし、スクリーン形状として凹面形状を採用することによって効果的にユーザの視界を覆って広視野映像を提供することができる特長がある。この広視野効果は、凹面形状スクリーンとユーザの視点位置との距離に依存し、ユーザの視点位置が凹面形状スクリーンに近いほど、ユーザに広視野の映像を観察させることができる。
しかしながら、固定した投影面サイズの凹面形状スクリーンで映像を観察している時に、ユーザの視点位置が凹面形状スクリーンから遠ざかると、ユーザの視点位置から凹面形状スクリーンへの視野角が小さくなるために、広視野効果が低下して、凹面形状スクリーンの特長が損なわれてしまう可能性がある。
そこで、本発明は、上述した実情に鑑みて提案されたものであり、視点が変化した場合であっても広視野効果を維持することができる映像表示システムを提供することを目的とする。
本発明の請求項1に係る発明は、映像に歪み補正を施すパラメータを作成する歪み補正処理手段と、歪み補正処理手段で作成されたパラメータに基づいて歪み補正を施した映像信号を生成する映像生成手段と、歪み補正手段で歪み補正が施された映像を投影する映像投影手段と、当該映像投影手段から投影された映像を表示するスクリーンとを備えた映像表示システムであって、スクリーンは、仮想球形の一部を構成する投影面形状を有し、ユーザの視点位置に対して所定の視野角で配置されたメインスクリーンと、メインスクリーンの周端部に配置可能に設けられ、投影面形状を仮想球形に沿って拡大又は縮小するように状態が変化するサブスクリーンとを備える。この映像表示システムは、上述の課題を解決するために、メインスクリーンとサブスクリーンとからなる投影面形状の変化を認識する投影面形状認識部を備え、歪み補正手段及び映像生成手段は、メインスクリーン及びサブスクリーンからなる投影面形状の変化に応じて、当該投影面で表示する映像に歪みがなくなるように映像投影手段から投影する映像を歪ませる。
本発明の請求項2に係る発明は、映像に歪み補正を施すパラメータを作成する歪み補正処理手段と、歪み補正処理手段で作成されたパラメータに基づいて歪み補正を施した映像信号を生成する映像生成手段と、歪み補正手段で歪み補正が施された映像を投影する映像投影手段と、当該映像投影手段から投影された映像を表示するスクリーンとを備えた映像表示システムであって、スクリーンは、仮想球形の一部を構成する投影面形状を有し、ユーザの視点位置に対して所定の視野角で配置されたメインスクリーンと、メインスクリーンの周端部に配置可能に設けられ、投影面形状を仮想球形に沿って拡大又は縮小するように状態が変化するサブスクリーンとを備える。この映像表示システムは、上述の課題を解決するために、サブスクリーンの映像投影面に対する背面側に設けられて、サブスクリーンを駆動するアクチュエータと、所定の視野角を設定する視野角設定入力手段と、メインスクリーンにおける仮想球形の中心に対するユーザの視点位置を計測する視点位置計測部と、視点位置計測部で計測されたユーザの視点位置に対する視野角が視野角設定手段で設定された所定の視野角で一定となるようにサブスクリーンの状態を演算する演算部と、演算部で演算されたサブスクリーンの状態となるようにアクチュエータを制御する制御部とを備え、歪み補正手段及び映像生成手段は、メインスクリーン及びサブスクリーンからなる投影面形状の変化に応じて、当該投影面で表示する映像に歪みがなくなるように映像投影手段から投影する映像を歪ませる。
本発明の請求項1に係る映像表示システムによれば、ユーザの視点位置に対して所定の視野角で配置されたメインスクリーンと、投影面形状を仮想球形に沿って拡大又は縮小するように状態が変化するサブスクリーンとを備え、投影面形状の変化を認識して、投影面形状の変化に応じて当該投影面で表示する映像に歪みがなくなるように投影する映像を歪ませるので、サブスクリーンの状態の変化させると共に歪み補正処理を行って、広視野効果を維持した状態で歪みのない映像を観察させることができる。
本発明の請求項2に係る映像表示システムによれば、ユーザの視点位置に対して所定の視野角で配置されたメインスクリーンと、投影面形状を仮想球形に沿って拡大又は縮小するように状態が変化するサブスクリーンとを備え、視点位置に対する視野角が所定の視野角で一定となるようにサブスクリーンの状態を制御し、投影面形状の変化に応じて当該投影面で表示する映像に歪みがなくなるように投影する映像を歪ませるので、ユーザの視点位置が前後しても、所定の視野角を維持するようにサブスクリーンの状態を変化させて投影面形状を拡大又は縮小できると共に、当該投影面を拡大又は縮小に応じて歪み補正処理を変更する。これにより、歪みの無い映像を一定の視野角で観察させることができ、広視野効果を維持することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
本発明を適用した映像表示システムは、投影面が拡大及び縮小可能な構成のスクリーン機構1に歪みの無い映像光を表示させるために、歪み補正処理を施した結果としての映像信号によって、映像投影手段であるプロジェクタ2から映像光を出射させるものである。このスクリーン機構1は、仮想球形の一部を構成する投影面形状を有し、ユーザの視点位置に対して所定の視野角θiで配置されたメインスクリーン11と、メインスクリーン11の周端部に設けられ、投影面形状を仮想球形に沿って拡大又は縮小するように状態が変化するサブスクリーン12とを備える。
この映像表示システムは、視点位置が図2(a)に示すAから図2(b)に示すBに変化してスクリーン機構1のメインスクリーン11に対する視野角がθ1からθ2に変化した場合であっても、メインスクリーン11の周縁部に設けられたサブスクリーン12を動作させることによって投影面を拡大させる。これにより、映像表示システムは、視点位置Bにおいても、視点位置が変化する前の視野角θ1を維持して映像を観察させる。
このような映像表示システムにおけるスクリーン機構1は、図3に示すスライド式の構成、又は、図4及び図5に示す回転式の構成によって、サブスクリーン12を動作可能としている。このサブスクリーン12は、手動で動作させても良く、スイッチ操作に応じたアクチュエータによって動作させても良い。
図3に示すスクリーン機構1は、メインスクリーン11と、スライドすることによって当該メインスクリーン11の周囲に配置可能な複数のサブスクリーン12a,12b,12c,12dとを備える。これらサブスクリーン12a,12b,12c,12dは、それぞれがユーザに対して前後方向に施設されたレール(不図示)に設置されている。また、サブスクリーン12a,12b,12c,12dは、それぞれが、メインスクリーン11の球形に沿って投影面を拡大又は縮小する部分的な球面形状となっている。
図3(a)のように、何れのサブスクリーン12a,12b,12c,12dもメインスクリーン11の周囲に配置されていない状態から、図3(b)に示すようにサブスクリーン12aがスライドしてメインスクリーン11の周縁部に配置され、図3(b)に示すようにサブスクリーン12bがサブスクリーン12aの周縁部に配置され、図3(c)に示すようにサブスクリーン12cがサブスクリーン12bの周縁部に配置され、図3(d)に示すようにサブスクリーン12dがサブスクリーン12cの周縁部に配置される。このように、サブスクリーン12a,12b,12c,12dように順次メインスクリーン11の周囲までスライドさせることにより、段階的に投影面を拡大させることができる。
また、図3(e)の状態から段階的にサブスクリーン12d,12c,12b,12aの順でユーザの視点位置に対する後方にサブスクリーン12a,12b,12c,12dをスライドさせることによって、スクリーン機構1全体での投影面を段階的に縮小させることができる。
図4に示すスクリーン機構1は、メインスクリーン11と、メインスクリーン11の周縁部に回転可能に接続されたサブスクリーン12aと、当該サブスクリーン12aに対して回転可能に接続されたサブスクリーン12bとを備える。サブスクリーン12a,12bは、図5に示すような回転機構が設けられている。なお、図5は、サブスクリーン12a,12bの一部のみを示している模式図である。
この回転機構は、サブスクリーン12aの一方端にメインスクリーン11の周縁部に接続された回転リンク13aが設けられる。この回転リンク13aは、サブスクリーン12a,12bをメインスクリーン11に対して回転させる。サブスクリーン12aの他方端には、サブスクリーン12aとサブスクリーン12bとを回転可能に接続する回転リンク13bが設けられる。この回転リンク13bは、サブスクリーン12bをサブスクリーン12aに対して回転させる。
このような回転機構を備えたスクリーン機構1は、メインスクリーン11のみを投影面とする場合、図4(a)に示すように、メインスクリーン11が一部を構成する仮想球面を構成しないようにサブスクリーン12a,12bが配置される。回転機構は、メインスクリーン11に対してサブスクリーン12a,12bを直立させるような状態となる。サブスクリーン12aを投影面の一部として投影面を拡大させる場合、図4(b)に示すように、メインスクリーン11が一部を構成する仮想球面を構成するようにサブスクリーン12aが配置される。回転機構の回転リンク13aは、ユーザの視点位置方向にサブスクリーン12aを傾けるように回転される状態となり、回転機構の回転リンク13bは、メインスクリーン11に対してサブスクリーン12bのみを直立させるような状態となる。更に投影面を拡大させる場合、図4(c)に示すように、サブスクリーン12a,12bを投影面の一部とする。回転機構の回転リンク13aは、ユーザの視点位置方向にサブスクリーン12aを傾けるように回転される状態となり、回転機構の回転リンク13bは、ユーザの視点位置方向にサブスクリーン12bを傾けるように回転される状態となる。
このように、映像表示システムは、スクリーン機構1のサブスクリーン12をスライド又は回転させることにより、投影面を拡大又は縮小させて、ユーザの投影面に対する視野角を変更することができる。
このようなスクリーン機構1を備える映像表示システムは、図1に示すように、投影面形状認識部3と、映像に歪み補正を施すパラメータを作成する歪み補正処理手段である歪み映像補正処理部4と、歪み映像補正処理部4で作成されたパラメータに基づいて歪み補正を施した映像信号を生成する映像生成手段である映像生成部5とを備える。
投影面形状認識部3は、メインスクリーン11とサブスクリーン12とからなる投影面形状の変化を認識する。スクリーン機構1が図3に示すスライド式である場合、投影面形状認識部3は、各サブスクリーン12a,12b,12c,12dが投影面を構成するまでスライドしたことを検知する位置センサで構成される。位置センサによって各サブスクリーン12a,12b,12c,12dのスライドを検知した場合、投影面形状認識部3は、投影面形状が拡大又は縮小したことを示すセンサ信号を歪み映像補正処理部4に出力する。また、スクリーン機構1が図4に示す回転式である場合、投影面形状認識部3は、各サブスクリーン12a,12bが投影面を構成するまで回転したことを検知する回転センサで構成される。回転センサによって各サブスクリーン12a,12bのスライドを検知した場合、投影面形状認識部3は、投影面形状が拡大又は縮小したことを示すセンサ信号を歪み映像補正処理部4に出力する。また、投影面形状認識部3は、複数のサブスクリーン12のうちどのサブスクリーン12が動作開始したかを検知することにより、投影面の拡大又は縮小を予測して、サブスクリーン12の動作が完了して投影面の拡大又は縮小する前にその旨を歪み映像補正処理部4に供給しても良い。
歪み映像補正処理部4は、投影面形状認識部3から供給されたセンサ信号に基づいてプロジェクタ2に出力する映像信号の歪みを補正するための補正マップ(パラメータ)を作成する。この補正マップは、スクリーン機構1の投影面形状、投影面とプロジェクタ2との相対位置、投影面とプロジェクタ2との相対姿勢に基づき、投影面に映像を表示させた時に投影面で表示する映像に歪みが無くなるように映像信号の座標変換を行うための補正マップである。
この補正マップは、予め投影面の凹面形状のパターン(大きさ)ごとに用意されて歪み映像補正処理部4に格納されていても良く、投影面形状認識部3からのセンサ信号に基づいて作成しても良い。補正マップは、投影面の凹面形状に対応して映像を歪ませる歪み補正と、プロジェクタ2の設置位置及び設置姿勢に応じてさらに映像を補正する歪み補正とを組み合わせて行うように作成されている。これにより、投影面の凹面形状のサイズが変化する場合でも、投影面に歪みのない映像を投影させることができる。
映像生成部5は、歪み映像補正処理部4から供給された補正マップに従って、映像ソースである映像信号を座標変換して、プロジェクタ2に出力する映像信号を作成して、プロジェクタ2に出力する。
このように、映像表示システムは、サブスクリーン12の状態が変化したことに応じて、歪み映像補正処理部4によって投影面の変化に応じた補正マップを作成又は選択して映像生成部5で歪み補正を施した映像をプロジェクタ2から投影させることができる。
以上詳細に説明したように、本発明を適用した映像表示システムによれば、メインスクリーン11の球形に沿って動作するサブスクリーン12を備えることにより、凹面形状の投影面を自在に拡大又は縮小して、当該投影面に対するユーザの視野角を制御することができる。例えば、視点が変化してユーザの投影面に対する視野角が変更した場合であっても広視野効果を維持するようにサブスクリーン12の状態の変化させると共に歪み補正処理を行うことによって、広視野効果を維持した状態で歪みのない映像を観察させることができる。
なお、上述した例では、メインスクリーン11及びサブスクリーン12に立体映像を表示させても良い。この場合、映像表示システムは、ユーザに右眼と左眼とで透過する映像光の偏光方向が異なる偏光メガネを装着させて、偏光方式又は時分割方式でプロジェクタ2から相互に視差が与えられ且つ偏光方向が異なる複数種の映像光を出射する。偏光方式でメインスクリーン11及びサブスクリーン12に立体映像を表示する場合、メインスクリーン11及びサブスクリーン12として映像光の偏光方向を保持する素材のものを使用し、プロジェクタ2の2個の光出射口から偏光方向が異なる右眼用映像光と左眼用映像光を出射させる。なお、上述した説明では単一のプロジェクタ2である例を示したが、右眼用映像を出射するプロジェクタと、左眼用映像を出射するプロジェクタの2台を用いても良い。時分割方式でメインスクリーン11及びサブスクリーン12に立体映像を表示する場合、1個の光出射口から右眼用映像光と左眼用映像光とを時分割で交互に出射し、右眼用映像光と左眼用映像光との出射タイミングと液晶シャッタメガネの右眼及び左眼シャッタの切り替えタイミングとの同期を取る。
つぎに、視点位置の変化に応じてサブスクリーン12を駆動させて、投影面に対するユーザの視野角が一定となるように制御を行う映像表示システムについて説明する。なお、上述した映像表示システムと同じ部分については同一符号を付することによってその詳細な説明については省略する。
この映像表示システムは、図6に示すように、投影面形状認識部3を備えずに、ユーザの視点位置を検出する視点位置計測部21と、サブスクリーン12の状態を演算する演算部22と、当該演算部22で演算されたサブスクリーン12の状態になるようにサブスクリーン12を制御する制御部23とを備える点で、図1に示した映像表示システムとは異なる。なお、この映像表示システムは、図7(a)及び上述の図4に示すように、サブスクリーン12a,12bをユーザの視点位置側に傾ける回転動作によって投影面を拡大させるスクリーン機構1について説明するが、図3に示したスライド式のものであっても良い。
制御部23によって制御されるサブスクリーン12a,12bの駆動部は、図7(a)及び図7(b)に示すように、サブスクリーン12a,12bの投影面に対する背面側に当接し、当該サブスクリーン12a,12bを前後方向に動作させる直動アクチュエータ31を複数備えている。サブスクリーン12a,12bには、図7(c)に示すように、図5に示した回転機構と同様の回転機構が設けられている。この回転機構は、サブスクリーン12aの一方端に設けられメインスクリーン11の周縁部に接続された回転リンク33aと、サブスクリーン12aとサブスクリーン12bとを回転可能に接続する回転リンク33bとが設けられて構成されている。
直動アクチュエータ31は、サブスクリーン12aに当接された直動アクチュエータ31aと、サブスクリーン12bに当接された直動アクチュエータ31bとを備える。直動アクチュエータ31a,31bは、サブスクリーン12a,12bに当接された端部に回転リンク32a,32bが設けられている。サブスクリーン12a,12bの双方がメインスクリーン11と共に投影面を形成していない状態から、メインスクリーン11及びサブスクリーン12aによって投影面を形成するように駆動する場合、図7(c)に示すように、直動アクチュエータ31aがユーザの視点位置方向に駆動し、回転リンク32aによってサブスクリーン12aをユーザの視点位置に動作させる。
また、サブスクリーン12a,12bが投影面を形成するための他の構成としては、直動アクチュエータ31a,31bを備えるのではなく、図7(c)における回転リンク33a,33bに回転アクチュエータを内蔵させても良い。この場合、サブスクリーン12a,12bの双方がメインスクリーン11と共に投影面を形成していない状態から、メインスクリーン11及びサブスクリーン12aによって投影面を形成するように駆動する場合、サブスクリーン12aが投影面を形成するように回転リンク33aに内蔵された回転アクチュエータが動作し、サブスクリーン12bが投影面を形成しないように回転リンク33bに内蔵された回転アクチュエータが動作することになる。
このようなアクチュエータを備えた映像表示システムは、視点位置計測部21によってユーザの視点位置を計測する。視点位置計測部21は、例えば、ユーザにメガネを装着してもらい、当該メガネに3次元位置計測器を実装して構成される。投影面の水平方向(左右)をX軸、鉛直方向(上下)をY軸、投影面方向(前後)をZ軸とした場合、視点位置計測部21は、ユーザの視点位置の移動を検知した際に、投影面を構成する仮想球形の中心と視点位置の投影面方向(Z軸方向)の距離を算出して、演算部22に出力する。
演算部22は、予め設定された所定の視野角θiでスクリーン機構1に投影された映像をユーザに視認させるためにサブスクリーン12a,12bの状態を演算する。この予め設定された所定の視野角θiは、図示しない入力装置や記憶メモリにデフォルト値として記憶される等の視野角設定手段で設定されたものである。演算部22は、ユーザの視点位置とメインスクリーン11の中心位置との距離から、投影面に対するユーザの視野角を演算して、サブスクリーン12a,12bの状態を演算する。この演算結果は、制御部23及び歪み映像補正処理部4に供給される。
演算部22は、ユーザの視点位置がメインスクリーン11の中心位置から遠ざかった場合には、サブスクリーン12a,12bによって投影面を拡大させる命令(演算結果)を出力する。このとき、演算部22は、ユーザの視点位置がメインスクリーン11の中心位置から遠ざかった度合いによってサブスクリーン12a,12bの何れか又は双方で投影面を形成する命令を出力する。サブスクリーン12a,12bによって投影面を拡大させている場合において、ユーザの視点位置がメインスクリーン11の中心位置に近づいた場合、演算部22は、サブスクリーン12a,12bによって投影面を縮小させる命令を出力する。
図8に示すように、仮想球体の中心(x0、y0、z0)を原点としたX−Z平面上の座標において、ユーザの視点位置は(x0、y0、z1)で表され、映像の視野角θiに対する投影面の拡大量は、仮想球体の表面座標と視野角を示す直線の交点(下記、算出方法参照)を演算部22によって算出する。
図8に示すように、投影面を構成する仮想球形の中心(x0,y0,z0)を原点とする3次元座標において、メインスクリーン11及びサブスクリーン12で構成する仮想球体の半径をRとすると、仮想球形の表面座標は下記の式1で表現される。
+Y+Z=R (式1)
X−Z平面において仮想球体の中心を含むY軸位置は、Y=y0となり、仮想球形の表面座標(半径Rの円周)は、下記の式2で表現される。
+Z=R (式2)
仮想球形の中心に正対し、投影面方向(Z軸)方向に投影面から遠ざかる方向に離れた場合、視点位置の座標は(x0、y0、z1)で表される。当該視点位置(x0、y0、z1)から所定の視野角θiを維持するための投影面の拡大度合いは、上記式2及び下記の式3の交点で算出される。
Z={X/tan(θi/2)}+z1 (式3)
式2及び式3から得た計算結果を(x2,z2)とすると、交点(x2,y0,z2)までの投影面の形状は、下記の式4、式5を満たす中心角θoの弧として表現される。
tan(θo/2)=x2/z2 (式4)
tan−1(x2/z2)=θo/2 (式5)
これにより、演算部22は、仮想球体の中心位置からみた角度θoを実現するようにサブスクリーン12a,12bの状態を演算して、制御部23及び歪み映像補正処理部4に投影面形状の変化を出力することができる。
制御部23は、演算部22からの命令に従って、サブスクリーン12a,12bを駆動させるアクチュエータに制御信号を供給して、図4に示す(a)〜(c)の何れかの投影面形状を実現する。このとき、制御部23は、演算部22の演算結果に従って、投影面形状を中心角θoの弧に沿うようにサブスクリーン12a,12bの状態を制御する。
制御部23によって投影面を拡大又は縮小させると略同時に、歪み映像補正処理部4及び映像生成部5は、メインスクリーン11及びサブスクリーン12a,12bからなる投影面形状の変化に応じて、当該投影面で表示する映像に歪みがなくなるようにプロジェクタ2から投影する映像を歪ませる。
以上ように、この映像表示システムによれば、ユーザの視点位置がメインスクリーン11の中心位置に対して前後しても、所定の視野角θiを維持するようにサブスクリーン12a,12bの状態を変化させて投影面形状を拡大又は縮小できると共に、当該投影面を拡大又は縮小に応じて歪み補正処理を変更する。これにより、歪みの無い映像を一定の視野角で観察させることができ、広視野効果を維持することができる。
つぎに、プロジェクタ2から投影する映像の画角を所定の視野角θiに設定し、視点位置計測部21で計測された視点位置に対する視野角が映像の画角で一定となるようにサブスクリーン12a,12bの状態を演算部22で演算する映像表示システムについて説明する。
この映像表示システムは、図9に示すように、演算部22に接続された映像ソース画角入力部41を備える点で、図6に示した映像表示システムとは異なる。映像ソース画角入力部41は、プロジェクタ2から出射する映像ソースの画角θvが入力される。この映像ソース画角入力部41は、画角θvを入力する操作機構などで構成される。この画角θvは、予め映像信号で設定された画角や、ユーザが要望する画角θvである。
演算部22は、映像ソース画角入力部41から映像ソースの画角θvが入力されると、所定の視野角θiを当該画角θvに一致させるようにサブスクリーン12の状態を演算する。そして、現状の投影面の状態から、サブスクリーン12を駆動させることによって投影面を拡大又は縮小させる場合には、制御部23及び歪み映像補正処理部4にその旨の情報を供給する。
このような映像表示システムは、投影面が映像ソースの画角よりも大きくなると、映像ソースを引き伸ばして表示することになる。例えば、映像ソースの制作画角が50°であることに対して、投影面の表示画角(図8のθo)が80°の場合、映像ソースを引き伸ばして表示することになる。これに対し、映像表示システムは、映像ソースの画角θvに所定の視野角θiを一致させることによって、映像ソースを拡大又は縮小させることなく投影面に映像を表示させることができ、違和感のない映像投影が実現できる。
つぎに、ユーザに入力された視野角を入力して、所定の視野角θiに設定し、視点位置計測部21で計測された視点位置に対する視野角が入力された所定の視野角θiで一定となるようにサブスクリーン12の状態を演算部22で演算する映像表示システムについて説明する。
この映像表示システムは、上述したように所定の視野角θiが設定された状態において、図示しない入力装置に中心角θo(図8参照)が手動で入力された場合に、当該入力装置で入力された中心角θoの弧に対応するように、演算部22でサブスクリーン12の状態を演算する。この入力装置によって所定の視野角θiを微調整する。なお、図3のサブスクリーン12は4枚からなり、図4のサブスクリーン12は2枚からなるものを示したが、更に多くのサブスクリーン12を備えることにより投影面の形状を微調整可能となる。
この中心角θoが入力されたことに対するサブスクリーン12の状態は、上述した式5で演算する。そして、演算したサブスクリーン12の状態とするように制御部23によってアクチュエータを駆動させると共に、歪み映像補正処理部4及び映像生成部5によって映像の歪み補正を行わせる。
このような映像表示システムによれば、投影面形状をユーザの好みに応じて設定するために所望の視野角を入力させることや、投影面形状を微調整することを実現でき、広視野効果を維持するように投影面形状を変化させることができる。
なお、上述の実施の形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態に限定されることはなく、この実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
本発明を適用した映像表示システムの機能的な構成を示すブロック図である。 本発明を適用した映像表示システムにおけるユーザの視野角の変化について説明するための図であり、(a)は所定の視点位置におけるユーザの視野角、(b)はメインスクリーンに対して視点位置が遠ざかった場合のユーザの視野角、(c)はサブスクリーンによって投影面を拡大して視野角を一定にすることの説明図である。 本発明を適用した映像表示システムにおいて、サブスクリーンをスライドさせて、メインスクリーンとサブスクリーンとからなる投影面を拡大することを説明する斜視図である。 本発明を適用した映像表示システムにおいて、サブスクリーンを回転させて、メインスクリーンとサブスクリーンとからなる投影面を拡大することを説明する斜視図及び側面図である。 本発明を適用した映像表示システムにおいて、サブスクリーンを回転させる回転機構の斜視図である。 本発明を適用した映像表示システムにおいて、視点位置を計測して、ユーザの投影面に対する視野角を一定に維持する機能的な構成を示すブロック図である。 本発明を適用した映像表示システムにおいて、直動アクチュエータによってサブスクリーンを動作させる機構の説明図であり、(a)は斜視図、(b)は側面図、(c)は一部拡大図である。 本発明を適用した映像表示システムにおいて、視点位置の変化からサブスクリーンの状態を演算する処理を説明する図である。 本発明を適用した映像表示システムにおいて、映像ソース画角を維持する機能的な構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 スクリーン機構
2 プロジェクタ
3 投影面形状認識部
4 映像補正処理部
5 映像生成部
11 メインスクリーン
12,12a,12b,12c,12d サブスクリーン
13a,13b,32a,32b,33a,33b 回転リンク
21 視点位置計測部
22 演算部
23 制御部
31,31a,31b 直動アクチュエータ
41 映像ソース画角入力部

Claims (4)

  1. 映像に歪み補正を施すパラメータを作成する歪み補正処理手段と、前記歪み補正処理手段で作成されたパラメータに基づいて歪み補正を施した映像信号を生成する映像生成手段と、前記歪み補正手段で歪み補正が施された映像を投影する映像投影手段と、当該映像投影手段から投影された映像を表示するスクリーンとを備えた映像表示システムであって、
    前記スクリーンは、仮想球形の一部を構成する投影面形状を有し、ユーザの視点位置に対して所定の視野角で配置されたメインスクリーンと、前記メインスクリーンの周端部に配置可能に設けられ、前記投影面形状を前記仮想球形に沿って拡大又は縮小するように状態が変化するサブスクリーンとを備え、
    前記メインスクリーンと前記サブスクリーンとからなる投影面形状の変化を認識する投影面形状認識部を備え、
    前記歪み補正手段及び前記映像生成手段は、前記メインスクリーン及び前記サブスクリーンからなる投影面形状の変化に応じて、当該投影面で表示する映像に歪みがなくなるように前記映像投影手段から投影する映像を歪ませること
    を特徴とする映像表示システム。
  2. 映像に歪み補正を施すパラメータを作成する歪み補正処理手段と、前記歪み補正処理手段で作成されたパラメータに基づいて歪み補正を施した映像信号を生成する映像生成手段と、前記歪み補正手段で歪み補正が施された映像を投影する映像投影手段と、当該映像投影手段から投影された映像を表示するスクリーンとを備えた映像表示システムであって、
    前記スクリーンは、仮想球形の一部を構成する投影面形状を有し、ユーザの視点位置に対して所定の視野角で配置されたメインスクリーンと、前記メインスクリーンの周端部に配置可能に設けられ、前記投影面形状を前記仮想球形に沿って拡大又は縮小するように状態が変化するサブスクリーンとを備え、
    前記サブスクリーンの映像投影面に対する背面側に設けられて、前記サブスクリーンを駆動するアクチュエータと、
    前記所定の視野角を設定する視野角設定入力手段と、
    前記メインスクリーンにおける前記仮想球形の中心に対するユーザの視点位置を計測する視点位置計測部と、
    前記視点位置計測部で計測されたユーザの視点位置に対する視野角が前記視野角設定手段で設定された所定の視野角で一定となるように前記サブスクリーンの状態を演算する演算部と、
    前記演算部で演算された前記サブスクリーンの状態となるように前記アクチュエータを制御する制御部とを備え、
    前記歪み補正手段及び前記映像生成手段は、前記メインスクリーン及び前記サブスクリーンからなる投影面形状の変化に応じて、当該投影面で表示する映像に歪みがなくなるように前記映像投影手段から投影する映像を歪ませること
    を特徴とする映像表示システム。
  3. 前記視野角設定手段は、前記映像投影手段から投影する映像の画角を前記所定の視野角に設定し、
    前記演算部は、前記視点位置計測部で計測されたユーザの視点位置に対する視野角が映像の画角で一定となるように前記サブスクリーンの状態を演算することを特徴とする請求項2に記載の映像表示システム。
  4. 前記視野角設定手段は、ユーザに入力された視野角を入力して、前記所定の視野角に設定し、
    前記演算部は、前記視点位置計測部で計測されたユーザの視点位置に対する視野角が前記入力された所定の視野角で一定となるように前記サブスクリーンの状態を演算することを特徴とする請求項2に記載の映像表示システム。
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