JP2008104743A - シャワー装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 グリップを握りかえることもせずに、自然な引き寄せ動作によって良好な使用性のもと使用可能なシャワー装置を提供する。
【解決手段】 シャワー装置が、シャワーホース1と、上記シャワーホース1の先端に設けてシャワー吐水を行うシャワーヘッド2と、シャワーヘッド2におけるシャワーホース1の接続部位と反対側に突設した棒状のグリップ3とを備えて成る。
【選択図】 図1
【解決手段】 シャワー装置が、シャワーホース1と、上記シャワーホース1の先端に設けてシャワー吐水を行うシャワーヘッド2と、シャワーヘッド2におけるシャワーホース1の接続部位と反対側に突設した棒状のグリップ3とを備えて成る。
【選択図】 図1
Description
本発明は、シャワー装置に関するものである。
従来からシャワー装置は図2のように浴室や洗面台やキッチンキャビネット21等の取付部位から至るシャワーホース1の先端にシャワー吐水を行うシャワーヘッド2を設けており、そのグリップ3はシャワーホース1とシャワーヘッド2との間に設けられている(たとえば特許文献1参照)。そして、このシャワー装置にあっては、使用者はグリップ3を把持してシャワーヘッド2側(シャワーホース1と反対側)に引き寄せるようにして使用されるのであるが、この引き寄せ動作は不自然であり、その使用性は良好とはいえないものであった。
すなわち、身体全体で引っ張り力をより引き出せる自然な引き寄せ動作は、たとえば綱引きで綱を握って引っ張るが如く、握った指の小指Kの方向(人差し指Hの方向と反対方向)である身体の中央方向に引っ張ることで為されるものであるが、上記シャワー装置で課す引き寄せ動作は、矢印Bのように、握った指の人差し指Hの方向である身体の抹消方向への引き寄せ動作であり、前腕の力でのみ引っ張り力を出さねばならず、疲れやすくてその使用性は良好とはいえないのである。無論、先のシャワー装置にあって、把持部の握り方を握った手の小指K側がシャワーヘッド2側になるように変えて、身体の中央方向に引っ張ることもできるが、実際にシャワーを使用する際には、シャワー吐水を狙いの箇所に当てるべくシャワーヘッド2を容易に操作するために、握った手の人差し指H側がシャワーヘッド2側に位置させるように握りかえねばならないため、使用性は悪い。
殊に、特許文献2のように取付部位に取り付けたホース収納部4によってシャワーホース1をその基端側に弾性的に巻き取るタイプのシャワー装置にあっては、シャワーヘッド2を引き寄せる動作はシャワーホース1の巻き取り方向の弾性力に抗して行わねばならず、疲れやすく、つまり使用性が非常に悪いものとなっている。
特開2000−51740号公報
実開平5−14262号公報
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、グリップを握りかえることもせずに、自然な引き寄せ動作によって良好な使用性のもと使用可能なシャワー装置を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために請求項1に係るシャワー装置にあっては、シャワーホース1と、上記シャワーホース1の先端に設けてシャワー吐水を行うシャワーヘッド2と、シャワーヘッド2におけるシャワーホース1の接続部位と反対側に突設した棒状のグリップ3とを備えて成ることを特徴とする。これによると、シャワーヘッド2を扱い易いようにシャワーヘッド2側に人差し指Hを位置させるようにグリップ3を握ることとなるが、シャワーヘッド2とシャワーホース1とグリップ3との位置関係がシャワーホース1とグリップ3との間にシャワーヘッド2が位置する関係にあるので、シャワーホース1と反対側の方向へ引き寄せる際には握った手の小指Kの方向である身体の中央方向に引き寄せることができる。つまり、身体全体で引っ張り力をより引き出せる自然な引き寄せ動作によりシャワーヘッド2を引き寄せてそのままの握りでシャワーヘッド2を容易に操作することができるのであり、グリップ3を握りかえることもせずに自然な引き寄せ動作によって良好な使用性のもと、シャワー装置を使用できるのである。
また、請求項2に係るシャワー装置にあっては、請求項1において、取付部位に取り付けてシャワーホース1をその基端側に弾性的に巻き取って収納自在にするホース収納部4を備えて成ることを特徴とする。これによると、シャワーホース1の巻き取り方向の弾性力に抗して行うこととなるシャワーヘッド2の引き寄せ動作が、身体全体で引っ張り力を引き出せる自然な引き寄せ動作により行うことができるから、請求項1の効果をより有効に発揮させることができる。
また、請求項3に係るシャワー装置にあっては、請求項1または2において、取付部位に取り付けてシャワーヘッド2又はグリップ3を係止するフック5を備えて成ることを特徴とする。これによると、フック5によってシャワーヘッド2を取付部位である壁面等に掛けたりできるのであり、シャワー装置の利便性を向上できる。
本発明にあっては、グリップを握りかえることもせずに自然な引き寄せ動作によって良好な使用性のもとシャワー装置を使用できる、という利点を有する。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
本例のシャワー装置は、図1のように、シャワー水の供給源に接続される可撓性を有するシャワーホース1と、シャワーホース1の先端に設けてシャワー吐水を行うシャワーヘッド2と、シャワーヘッド2におけるシャワーホース1の接続部位と反対側に突設した棒状のグリップ3と、取付部位に取り付けてシャワーホース1をその基端側に弾性的に巻き取って収納自在にするホース収納部4と、取付部位に取り付けてシャワーヘッド2又はグリップ3を係止するフック5とを有して構成されている。
詳しくは、シャワーヘッド2は、その長さ方向において、基端部にシャワーホース1のホース接続部5が設けられ、中央部にシャワーホース1から供給されたシャワー水をシャワー吐水として吐水させる多数のシャワー孔を穿設して成るシャワー吐水部7が設けられ、先端部に先端方向(ホース接続部5と反対側の方向)にグリップ3が一体に突設されている。形状的にはシャワーヘッド2は、ホース接続部5から徐々に幅広に形成されてシャワー吐水部7で最大幅となり、シャワー吐水部7からグリップ3の突設部位に至るまで徐々に幅狭に形成されている。グリップ3は握り易いように断面楕円形または円形の棒形状に形成されているが、根元部から突出先端に向けて徐々に径を太くするように形成されている。
ホース収納部4はケース8にホースリール9が回動自在にされて収納され、このホースリール9に可撓なシャワーホース1が基端側から巻回される。ここで、ホースリール9内には図示しない渦巻きばねが設けられてホースリール9を巻取り方向に自動的に回転させるようになっている。つまりシャワーホース1はホース収納部4のホースリール9によってその基端側に弾性的に巻き取られて収納自在とされている。またホース収納部4には図示しないロック機構が設けられ、シャワーホース1を任意の巻き取り位置で固定できるようにされている。ロック機構にはたとえば公知のロック機構が適用できる。本例ではシャワーホース1は比較的ゆっくり先端方向に引っ張るとロック機構が作動してホースリール9からの任意の引き出し量で一旦固定され、その後シャワーホース1を比較的素早く先端方向に引っ張るとロック機構が解除されて渦巻きばねによる弾性力でホースリール9に収納されるようになっている。またホースリール9にはシャワーホース1の基端部とシャワー水の供給源となる給水路とを接続する管接続部10が設けられている。
フック5は上下に貫通する軸孔部11が穿設されており、軸孔部11はその軸方向に徐々に径を拡げるように形成されると共に、軸孔部11の周面には上下に亙って内外に貫通する切欠状の挿通用空所12が形成されている。フック5における軸孔部11の中心軸を介して挿通用空所12と反対側の部位は壁面等の取付部位に固定される固定面12となっている。軸孔部11の最小の内径はグリップ3やシャワーヘッド2が係止できる大きさの内径寸法に形成され、挿通用空所12はグリップ3の最小径となる根元部やシャワーホース1が挿通できる幅に形成されている。
このシャワー装置はたとえば図1(a)のように浴室20に配設される。本例では浴室20の天井裏13にホース収納部4が取り付けられ、ホース収納部4から延出されるシャワーホース1は天井材14を貫通して設けたホース導出孔15から浴室20内に至るようにされている。なお、ホースリール9の管接続部10には天井裏13に配管されたシャワー吐水供給管16が接続され、シャワーホース1にシャワー水が供給可能にされている。また、フック5がホース導出孔15の略真下位置の浴室20の壁17に、軸孔部11の拡径部分が下方に位置するようにして取り付けられており、このフック5にはその軸孔にシャワーヘッド2の基端部またはグリップ3が下方から係止可能にされている。つまり、挿通用空所12にシャワーホース1を挿通させて軸孔部11内に挿入すれば、天井裏13のホース収納部4に弾性的にシャワーホース1が巻き取られることで、シャワーヘッド2の基端部がフック5に下方から係止されるのであり、また、挿通用空所12にグリップ3の根元を挿通させて軸孔部11内に挿入すれば、天井裏13のホース収納部4に弾性的にシャワーホース1が巻き取られることで、グリップ3の根元部よりも太径の突出先端側の部位がフック5に下方から係止されるのである。このときにはシャワーホース1は、従来一般のシャワー装置のように垂れた状態ではなく、ホース収納部4とフック5との間で直線的に張られた状態となって、シャワー装置ひいては浴室20の見栄えが良好である。無論、フック5によってシャワーヘッド2を取付部位である壁面に掛けたりできるので、シャワー装置の利便性は向上される利点も有する。
このシャワー装置は、フック5からシャワーヘッド2またはグリップ3を外しながら、使用者はグリップ3を把持してシャワーホース1と反対側の方向へ引き寄せることで使用される。このとき、シャワー吐水を狙いの箇所に向けたり等、シャワーヘッド2を扱い易くするには、使用者は図1(b)のようにシャワーヘッド2側に人差し指Hを位置させるようにグリップ3を握ることとなる。ここで、本例のシャワー装置では、シャワーヘッド2とシャワーホース1とグリップ3との位置関係がシャワーホース1とグリップ3との間にシャワーヘッド2が位置する関係にあるので、上記のようにグリップ3を握ったときには、シャワーホース1と反対側の方向へ引き寄せるには、矢印Aのように、グリップ3を握った手の小指Kの方向である身体の中央方向に引き寄せることとなる。つまり、身体全体で引っ張り力をより引き出せる自然な引き寄せ動作によりシャワーヘッド2を引き寄せてそのままの握りでシャワーヘッド2を容易に操作することができるようになっており、グリップ3を握りかえることもせずに自然な引き寄せ動作によって良好な使用性のもと、シャワー装置を使用できるようになっている。更に言うと、本例は、シャワーヘッド2の引き寄せ動作はホース収納部4によるシャワーホース1の巻き取り方向の弾性力に抗して行うこととなるが、叙述のようにシャワーヘッド2の引き寄せ動作が身体全体で引っ張り力を引き出せる自然な引き寄せ動作により行うことができるから、従来のグリップ3を握った手の人差し指Hの方向である身体の抹消方向に引き寄せるものに比べ疲れにくく、その操作性は格段に良好となっている。
なお、本例のシャワー装置は、図1では浴室20のシャワー装置に用いた例を例示したが、洗面台やキッチンキャビネット等のシャワー装置に用いることも可能であるのは言うまでもない。ここで、洗面台やキッチンキャビネット等のシャワー装置に用いる場合には、弾性的にシャワーホース1を収納するホース収納部4や、フック5は必要でない場合もあるため、ホース収納部4やフック5は必要に応じてシャワー装置を構成するようにしてもよい。すなわち、シャワーホース1と、上記シャワーホース1の先端に設けてシャワー吐水を行うシャワーヘッド2と、シャワーヘッド2におけるシャワーホース1の接続部位と反対側に突設した棒状のグリップ3とでシャワー装置を構成すれば、叙述したようにグリップ3を握りかえることもせずに自然な引き寄せ動作によって良好な使用性のもとシャワー装置を使用できる利点を享受することができるのである。
1 シャワーホース
2 シャワーヘッド
3 グリップ
4 ホース収納部
5 フック
2 シャワーヘッド
3 グリップ
4 ホース収納部
5 フック
Claims (3)
- シャワーホースと、上記シャワーホースの先端に設けてシャワー吐水を行うシャワーヘッドと、シャワーヘッドにおけるシャワーホースの接続部位と反対側に突設した棒状のグリップとを備えて成ることを特徴とするシャワー装置。
- 取付部位に取り付けてシャワーホースをその基端側に弾性的に巻き取って収納自在にするホース収納部を備えて成ることを特徴とする請求項1記載のシャワー装置。
- 取付部位に取り付けてシャワーヘッド又はグリップを係止するフックを備えて成ることを特徴とする請求項1または2記載のシャワー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006291750A JP2008104743A (ja) | 2006-10-26 | 2006-10-26 | シャワー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006291750A JP2008104743A (ja) | 2006-10-26 | 2006-10-26 | シャワー装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008104743A true JP2008104743A (ja) | 2008-05-08 |
Family
ID=39438592
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006291750A Withdrawn JP2008104743A (ja) | 2006-10-26 | 2006-10-26 | シャワー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008104743A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102247274B1 (ko) * | 2019-10-31 | 2021-05-03 | (주)지코빌 | 인출식 샤워기 |
-
2006
- 2006-10-26 JP JP2006291750A patent/JP2008104743A/ja not_active Withdrawn
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KR102247274B1 (ko) * | 2019-10-31 | 2021-05-03 | (주)지코빌 | 인출식 샤워기 |
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