JP2008104615A - 商品情報表示システム、商品情報表示システムの制御方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】電子値札装置の価格改定に連動して、電子POP装置に適切なPOP表示を行うことを課題とする。
【解決手段】販売価格11を含む価格情報を表示する電子値札装置2と、これに接続され、販売価格11に付加した付加情報を表示する電子POP装置3と、電子値札装置2および電子POP装置3の表示制御を行うホスト装置4と、を有する商品情報表示システム1であって、ホスト装置4は、電子値札装置2に表示制御データを送信して表示制御を行い、電子値札装置2は、受信した表示制御データを解析し、解析結果に基づいて、価格情報を表示すると共に、電子POP装置3に付加情報を表示させるための指示情報が含まれているかどうかを判別し、指示情報が含まれていると判定された時、電子POP装置3に当該指示情報を転送し、電子POP装置3は、取得した指示情報に基づいて、付加情報を表示することを特徴とする。
【選択図】図8
【解決手段】販売価格11を含む価格情報を表示する電子値札装置2と、これに接続され、販売価格11に付加した付加情報を表示する電子POP装置3と、電子値札装置2および電子POP装置3の表示制御を行うホスト装置4と、を有する商品情報表示システム1であって、ホスト装置4は、電子値札装置2に表示制御データを送信して表示制御を行い、電子値札装置2は、受信した表示制御データを解析し、解析結果に基づいて、価格情報を表示すると共に、電子POP装置3に付加情報を表示させるための指示情報が含まれているかどうかを判別し、指示情報が含まれていると判定された時、電子POP装置3に当該指示情報を転送し、電子POP装置3は、取得した指示情報に基づいて、付加情報を表示することを特徴とする。
【選択図】図8
Description
本発明は、販売商品の販売価格を含む価格情報を表示する商品情報表示システム、商品情報表示システムの制御方法およびプログラムに関するものである。
従来、この種の商品情報表示システムに用いられる電子値札装置として、商品陳列ケースに陳列した商品に対応して、ディスプレイに商品の価格情報を表示し、ディスプレイの周囲に広告が印刷されたPOPラベルを貼付したものが知られている。この商品情報表示システムは、広告を変更する場合、ラベルプリンタにより新たにPOPラベルを印刷し、電子値札装置のPOPラベルを貼りかえることにより対応している(特許文献1参照)。
特開2001−346663号公報
しかし、上記の商品情報表示システムは、電子値札装置の広告を替える場合には、ラベルプリンタによりPOPラベルを印刷し、手作業によりPOPラベルを貼り替える必要があり、煩わしい作業となっていた。そこで、このような問題を解決するため、広告情報(画像データ)を表示するディスプレイを備えた電子POP装置を、電子値札装置に取り付け、ホスト装置からの指示によりディスプレイの広告情報を変更する方法が考えられる。しかし、上記の方法では、電子値札装置に表示された販売価格が変更になった場合には、販売価格との整合性をとるために、複数の電子POP装置を統括的に制御するホスト装置から広告情報の変更指示を出して、変更後の販売価格に対応させる必要があった。特に、広告情報と価格情報とが一致していない場合には、顧客に誤解を招き、トラブルの原因となる虞があった。また、変更後の広告情報と価格情報とが一致しているか否かは、店員による確認しか方法がなく、早期に異常を発見して対処することが困難であった。
そこで、電子値札装置の価格改定に連動して、電子POP装置に適切なPOP表示を行うことができる商品情報表示システム、商品情報表示システムの制御方法およびプログラムを提供することをその課題としている。
本発明の商品情報表示システムは、販売商品の少なくとも販売価格を含む価格情報を表示する電子値札装置と、電子値札装置に電気的に接続され、販売商品の販売価格に付加して表示すべき付加情報を表示する電子POP装置と、電子値札装置および電子POP装置の表示制御を行うホスト装置と、を有する商品情報表示システムであって、ホスト装置は、電子値札装置に対し、表示制御を行うための表示制御データを送信する表示制御データ送信手段を備え、電子値札装置は、価格情報を表示する価格表示部と、ホスト装置から、表示制御データを受信する表示制御データ受信手段と、表示制御データを解析する解析手段と、表示制御データの解析結果に基づいて、価格情報を価格表示部に表示させる価格情報表示制御手段と、表示制御データの解析結果に、電子POP装置に付加情報を表示させるための指示情報が含まれているかどうかを判別する指示情報判別手段と、指示情報判別手段により、指示情報が含まれていると判定された時、電子POP装置に当該指示情報を転送する情報転送手段と、を備え、電子POP装置は、付加情報を表示する付加情報表示部と、電子値札装置から、指示情報を取得する情報取得手段と、取得した指示情報に基づいて、付加情報を付加情報表示部に表示させる付加情報表示制御手段と、を備えていることを特徴とする。
本発明の商品情報表示システムの制御方法は、販売商品の少なくとも販売価格を含む価格情報を表示する価格表示部を有する電子値札装置と、電子値札装置に電気的に接続され、販売商品の販売価格に付加して表示すべき付加情報を表示する付加情報表示部を有する電子POP装置と、電子値札装置および電子POP装置の表示制御を行うホスト装置と、を有する商品情報表示システムの制御方法であって、ホスト装置が、電子値札装置に対し、表示制御を行うための表示制御データを送信するステップと、電子値札装置が、受信した表示制御データを解析し、当該解析結果に基づいて、価格情報を価格表示部に表示するステップと、電子値札装置が、表示制御データの解析結果に、電子POP装置に付加情報を表示させるための指示情報が含まれているかどうかを判別し、指示情報が含まれていると判定された時、電子POP装置に当該指示情報を転送するステップと、電子POP装置が、取得した指示情報に基づいて、付加情報を付加情報表示部に表示するステップと、を実行することを特徴とする。
これらの構成によれば、電子値札装置は、電子値札装置による表示制御データの解析結果に基づいて価格情報を表示し、電子POP装置は、電子値札装置からの表示制御データの解析結果に基づいて転送された指示情報により付加情報(例えば、販売商品の広告情報)を表示する。このように、電子値札装置による表示制御データの解析結果に基づいて電子値札装置の価格情報と電子POP装置の付加情報とが連動して表示されるので、価格情報と付加情報とが不一致となることがない。つまり、販売価格の変更に合わせて適切な付加情報が表示されるため、販売価格と付加情報の内容の整合性がとれないことで顧客に誤解を招く虞がない。また、電子値札装置と電子POP装置に対し、個別に表示制御データを送信する必要がないため、ホスト装置の制御負荷を軽減できる。
この場合、電子POP装置は、付加情報として表示するための複数のイメージデータファイルを記憶するイメージデータ記憶部をさらに備え、指示情報は、複数のイメージデータファイルのうち少なくとも1のイメージデータファイルを指定するための情報を含むことが、好ましい。
この場合、電子POP装置は、付加情報として表示するための複数の動画データファイルを記憶する動画データ記憶部をさらに備え、指示情報は、複数の動画データファイルのうち少なくとも1の動画データファイルを指定するための情報を含むことが、好ましい。
これらの構成によれば、電子POP装置は、取得した指示情報に基づいて、内部に記憶したイメージデータファイルや動画データファイルを指定して表示するため、容量の大きなイメージデータファイル(画像データ)や動画データファイルを外部から取得しなくとも、多彩なPOP表示が可能となる。このため、回線帯域等の設備コストを削減することができ、商品情報表示システムを簡易な構成で構築することができる。
この場合、ホスト装置は、電子POP装置に記憶されているイメージデータファイルおよび/または動画データファイルを指定するPOPコードを、当該電子POP装置に接続されている電子値札装置と対応させて記憶する電子値札装置情報記憶部を有し、電子値札装置に送信される表示制御データは、POPコードを含むことが、好ましい。
この構成によれば、ホスト装置で、イメージデータファイルおよび/または動画データファイルを記憶している電子POP装置およびこれに接続された電子値札装置を管理することができる。また、個々の電子値札装置を指定することなく、イメージデータファイルおよび/または動画データファイルを共通するPOPコードに基づいて表示制御することができる。
本発明のプログラムは、コンピュータに、上記の商品情報表示システムの制御方法における各ステップを実行させることを特徴とする。
これを利用することにより、電子値札装置の価格改定に連動して、電子POP装置に適切なPOP表示を行うことができるプログラムを提供することができる。
以下、添付の図面を参照して、本発明の一実施形態に係る電子値札装置を用いた商品情報表示システムについて説明する。図1に示すように、商品情報表示システム1は、販売商品に関する各種情報を表示する複数の商品情報表示装置8(図示では1つ)と、店舗の天井裏に設置され、商品情報表示装置8と赤外線通信で接続された複数(図示では1つ)のアンテナ5と、複数のアンテナ5と店舗内LAN6を介して接続され、商品情報表示装置8の表示制御を行うホスト装置4と、から構成されている。そして、商品情報表示装置8は、少なくとも販売価格11を含む価格情報を表示する電子値札装置2と、電子値札装置2に電気的に接続され、販売価格11に付加して表示すべき付加情報を表示する電子POP装置3と、で構成されている。ホスト装置4は、アンテナ5を通じて各電子値札装置2と無線通信を行っており、ホスト装置4により送信される表示制御データに基づいて電子値札装置2および電子POP装置3の表示制御が実行される構成となっている。なお、ここでいう付加情報とは販売商品の広告、宣伝情報のことであり、表示制御データとは、電子値札装置2に表示させるための販売価格11および在庫管理情報12と、電子POP装置3に付加情報を表示させるための指示情報と、販売商品の価格属性を示す属性情報が含まれたものである。また、陳列された商品を変更した場合等は、ハンディターミナル(図示省略)で商品に付されたバーコードから商品情報(商品コード71)を読み取り、電子値札装置2に直接入力することもできる構成となっている。
図2に示すように商品陳列台7は、商品の設置スペースが階段状に形成されており、各段において商品が横並びに配置されている。最下段の正面前方には、商品に対応して電子POP装置3が配設されており、電子POP装置3の前面には、電子値札装置2が取り付けられている。つまり、顧客は、電子値札装置2の価格情報および電子POP装置3の付加情報を同時に見ることにより、商品を選択しやすくなっている。
電子値札装置2は、ディスプレイ22(価格表示部)、通信インターフェース21、接続インターフェース28、ROM23、メインメモリ27、処理演算部26およびRAM24(Random Access Memory)を備え、これらは内部バス25により接続されている。ROM23には、制御プログラム29が記憶されており、電子値札装置2内の処理動作を制御している(図1参照)。
また、図3に示すように電子値札装置2は、薄板の長方形状に形成されている。正面中央のディスプレイ22は、いわゆる液晶ディスプレイであり、ホスト装置4から送信された表示制御データに基づいて、販売価格11および在庫管理情報12を表示する。在庫管理情報12は、今週販売実績数13、在庫状況14及び先週販売実績数15から構成され、正面右側に縦一列に表示される。在庫状況14は、「F」、「N」、「E」の3段階に表示され、「F」は在庫数問題なし、「N」は在庫数小、「E」は在庫切れ、をそれぞれ意味している。店員は、在庫管理情報12を見ることで、先週販売実績数15から今週の売れ行きを予測し、今週販売実績数13及び在庫状況14から発注数を指定できる構成となっている。また、ディスプレイ22下方には、該当商品の商品名及びバーコードが印刷されたラベル16が貼付されている。なお、ディスプレイ22は液晶のディスプレイ22に限らず電子ペーパや電子粉粒で画像を表示するようにしてもよい。
通信インターフェース21は、店舗内に設置されたアンテナ5により赤外線通信を行うためのものであり、赤外線受光センサ(図示省略)を備えている。なお、本実施形態では、赤外線通信としたが電波により通信する構成としてもよい。接続インターフェース28は、電子値札装置2の背面に設けられた複数(図では4つ)の電極端子から成り、電子POP装置3とデータの送受信を行う。なお、電子値札装置2は、内部に取り付けたリチウム電池等のボタン電池や表面に設けた太陽電池から給電するようにしてもよいし、電子POP装置3から給電するようにしてもよい。
図4に示すように電子POP装置3は、板状フレームを断面L字型となるように屈曲形成したPOP本体55と、POP本体55の正面上部に設けられた液晶のディスプレイ32(付加情報表示部)と、POP本体55の正面下部に設けられた電子値札装置2を保持するための保持プレート51と、POP本体55の背面に設けられた制御ボックス52と、から構成されている。そして、電子POP装置3が正面を向いた状態で、POP本体55の下面が商品陳列台7に固定される。
保持プレート51は、電子値札装置2の設置部となる背面プレート53と、背面プレート53の長手方向両端に設けられた一対の保持爪部54、54と、から構成されており、電子値札装置2は、一対の保持爪部54、54により、背面プレート53に押し付けられるようにして固定されている。背面プレート53には、複数(図では4つ)の電極端子から成る接続インターフェース38が設けられており、保持プレート51に電子値札装置2が取り付けられると、電子POP装置3と電子値札装置2とが電気的に接続される構成となっている。接続インターフェース38は、内部バス35に接続されており、電子POP装置3と電子値札装置2とは、接続インターフェース38、28を介して、データの送受信を行っている。なお、この接続インターフェース38、28は、必ずしもコネクタなどの接触型でなくても良い。例えば、電磁誘導による結合、あるいは電波、赤外線などの非接触型のインターフェースであっても良い。
制御ボックス52は、内部に、ROM33、Flashメモリ37、RAM34および処理演算部36を備え、これらは内部バス35に接続されている。ROM33には、制御プログラム39が記憶されており、電子POP装置3は、当該制御プログラム39に基づいて各種処理を制御している(図1参照)。また、Flashメモリ37内のイメージデータファイル記憶部42および動画データファイル記憶部43には、付加情報として表示するための複数のイメージデータファイルおよび動画データファイル(以下、イメージデータファイルおよび動画データファイルを、表示データファイルと称する)が、POPコード44と対応させてそれぞれ記憶されている。さらにFlashメモリ37内の指定ファイル格納部41には、表示の指定がなされた表示データファイルのPOPコード44が記憶されている。POPコード44は、表示データファイルの表示中も指定ファイル格納部41に記憶されているため、例えば、電源トラブルなどがあっても復旧後に同じ表示がスタートできる構成となっている。
図5に示すように表示データファイルは、POPコード44に関連付けられてFlashメモリ37に記憶されており、表示制御データに含まれた指示情報に基づいて、電子POP装置3のPOPコード44が選択されることで、ディスプレイ32に所望の表示データファイルが付加情報として表示できる構成となっている。つまり、指示情報とは、電子POP装置3にPOPコード44を選択させて表示データファイルを表示させるための情報である。この構成により、ホスト装置4は、簡単なデータ列(文字列及び/または数列)から成る制御コマンドである指示情報を表示制御データに含めて送信すればよく、比較的容量の大きな表示データファイルを送信する必要がない。このため、回線帯域等の設備コストを削減することができ、商品情報表示システム1を簡易な構成で構築することができる。また、多数の電子POP装置3を有する大型店舗では、画像を送信する時間を大幅に短縮でき、システムの負荷を軽減できる。
制御ボックス52の側部には、ACアダプタの差込口56およびUSBポート57を備えている。USBポート57に繋がるUSBインターフェース31は、内部バス35に接続されており、イメージデータファイル等の比較的容量の大きな画像データを、ホスト装置4等のコンピュータから転送させるときに使用される。
ホスト装置4は、表示制御データを送信することにより電子値札装置2および電子POP装置3の表示制御するものであり、入力デバイス59、ディスプレイ62、通信インターフェース61、入出力インターフェース67、内部バス65、CPU66(Central Processing Unit)、ROM63(Read Only Memory)、RAM64(Random Access Memory)およびHDD68(Hard Disk Drive)を備えている。HDD68には、商品マスタ70を記憶している(図1参照)。
図6に示す商品マスタ70には、商品コード71、商品名72、現在の販売価格11、在庫数17、先週販売実績数15、今週販売実績数13、値札ID73および現在のPOPコード44が商品ごとに関連付けられて記憶されている。ホスト装置4は、商品マスタ70から販売価格11、在庫管理情報12および指示情報を含んだ表示制御データを生成し、電子値札装置2に表示制御データを送信する構成となっている。そして、商品マスタ70の一部が変更されると、ホスト装置4から変更内容を含んだ表示制御データが変更対象の電子値札装置2に送信され、当該電子値札装置2および電子POP装置3の表示が変更される。また、商品マスタ70にPOPコード44が記述されているため、ホスト装置4は、変更対象となる電子POP装置3に接続された電子値札装置2の値札ID73を、商品コード71に基づいて個々に指定するのではなく、POPコード44に基づいて指定し、共通するPOPコード44に対応する電子値札装置2にのみ表示制御データを送信することも可能である。例えば、「店長おすすめ品」が表示されている全ての電子POP装置3の表示を変更したい場合には、ホスト装置4は、商品マスタ70のPOPコード44が「HD01」になっている値札ID73を全て指定し、当該各電子POP装置3に接続された電子値札装置2に表示制御データを送信する。
ここで、図7を参照して、商品情報表示システム1の機能構成について説明する。
電子値札装置2は、表示制御データ受信手段91、解析手段92、価格情報表示制御手段93、指示情報判別手段94、情報転送手段95、価格属性指定手段90、判別手段96、エラー情報送信手段97、報知手段98、接続判別手段99および判別結果送信手段100を備えている。
表示制御データ受信手段91は、通信インターフェース21を介してホスト装置4から表示制御データを受信するものである。解析手段92は、ROM23内の制御プログラム29に基づいて、受信した表示制御データを解析するものである。価格情報表示制御手段93は、表示制御データを解析した結果、表示制御データが販売価格11および在庫管理情報12を含む場合に、ディスプレイ22に販売価格11および在庫管理情報12を表示させるものである。指示情報判別手段94は、表示制御データを解析した結果、指示情報が含まれるか否かを判別するものである。情報転送手段95は、指示情報判別手段94により表示制御データに電子POP装置3に表示を指示する指示情報が含まれると判定された時に、接続インターフェース28を介して電子POP装置3に指示情報を転送するものである。
価格属性指定手段90は、表示制御データを解析した結果から属性情報を指定するものである。判別手段96は、接続インターフェース28を介して電子POP装置3の後述するファイル制御手段102による表示データファイルの検索・選択結果を取得し、価格属性指定手段90に指定されたファイルの有無を判別するものである。エラー情報送信手段97は、電子値札装置2が判別手段96の判別結果から価格属性指定手段90に指定されたファイルが存在せず正しく表示できないと判定した場合、ホスト装置4にエラー情報を送信するものである。例えば、解析結果がPOPコード44の「HD03」を示す属性情報で、このコードに対応するファイルが、POP内のFlashメモリ37に記憶されていない場合である。このように、電子値札装置2が、表示データファイルを正しく表示できない、つまり整合性が取れないと判定した場合には、ホスト装置4に対してエラー情報が送信されるため、ホスト装置4は、電子POP装置3の記憶情報とホスト装置4が管理している各種情報とのミスマッチをリアルタイムで把握することができる。これにより、ホスト装置4側の管理情報と電子POP装置3の情報のズレが生じることがなく、システムの管理が容易となる。
報知手段98は、電子値札装置2が判別手段96の判別結果から整合性がとれないと判定した場合、その旨をディスプレイ22に表示することより報知するものである。このように、販売フロア内に設置されている電子値札装置2で報知することにより、店員に注意を促すため、電子POP装置3の付加情報とホスト装置4が管理している各種情報とのミスマッチを現場レベルで対処することができる。なお、ディスプレイ22に表示する構成に代えて音声(電子音)により報知するようにしてもよい。
接続判別手段99は、接続インターフェース28を介して電子POP装置3が接続されているか否かを判別するものである。判別結果送信手段100は、接続判別手段99の判別結果をホスト装置4に送信するものである。この構成により、ホスト装置4は、電子値札装置2による判別結果から、電子値札装置2に電子POP装置3が接続されているか否かを判断することができる。これにより、ホスト装置4側で、電子値札装置2に接続された電子POP装置3の管理が容易になる。
なお、表示制御データ受信手段91、解析手段92、価格情報表示制御手段93、指示情報判別手段94、価格属性指定手段90、エラー情報送信手段97、報知手段98および判別結果送信手段100は、処理演算部26がROM23内の制御プログラム29に従ってメインメモリ27内の各種データを演算し、さらに通信インターフェース21と協働して処理を実行することにより実現されるものである。また、情報転送手段95、判別手段96および接続判別手段99は、処理演算部26がROM23内の制御プログラム29に従ってメインメモリ27内の各種データを演算し、さらに通信インターフェース21および接続インターフェース28と協働して処理を実行することにより実現されるものである。
電子POP装置3は、情報取得手段101、ファイル制御手段102および付加情報表示制御手段103を備えている。
情報取得手段101は、電子値札装置2から接続インターフェース28、38を介して表示制御データに含まれる指示情報を取得するものである。ファイル制御手段102は、情報取得手段101が取得した指示情報に基づいてFlashメモリ37から表示データファイルを検索・選択するものである。付加情報表示制御手段103は、取得した指示情報に基づいてファイル制御手段102を介してFlashメモリ37に記憶されたイメージデータファイルまたは動画データファイルを選択し、選択したイメージデータファイルまたは動画データファイルを表示データに展開し、付加情報としてディスプレイ32に表示するものである。
なお、情報取得手段101、ファイル制御手段102および付加情報表示制御手段103は、処理演算部36がROM33内の制御プログラム39に従ってFlashメモリ37内の各種データを演算し、さらに接続インターフェース38と協働して処理を実行することにより実現されるものである。
ホスト装置4は、表示制御データ送信手段81およびエラー情報表示手段82を備えている。表示制御データ送信手段81は、通信インターフェース61を介して電子値札装置2に対し表示制御データを送信するものである。エラー情報表示手段82は、エラー情報送信手段97から受信したエラー情報から、エラーの発生源である電子値札装置2の値札ID73を、エラー情報共にディスプレイ62に表示するものである。この構成により、ホスト装置4にエラー情報と共に、エラーの発生源である電子値札装置2の識別コードが表示されるため、管理者はエラー情報を送信した電子値札装置2を指定し、迅速な対応をとることができる。
なお、表示制御データ送信手段81およびエラー情報表示手段82は、CPU66がROM63内の制御プログラム69およびHDD68内の各種プログラムに従って各種データを演算し、さらに入力デバイス59や通信インターフェース61と協働して処理を実行することにより実現されるものである。
図8のフローチャートを参照して、商品情報表示システム1によるホスト装置4側からの商品情報表示処理について説明する。
まず、ホスト装置4の商品マスタ70が一部変更になると(S01)、ホスト装置4は、指示情報を含む表示制御データを電子値札装置2に送信する(S02)。そして、電子値札装置2は、表示制御データを受信すると(S03)、表示制御データの解析を行う(S04)。電子値札装置2は、解析した結果に指示情報が含まれるか否かの判別を行い(S05)、解析結果に指示情報が含まれないと判定した場合(S05:No)、ディスプレイ22に販売価格11および在庫管理情報12を表示させて停止する(S06)。一方、解析結果に指示情報が含まれると判定した場合(S05:Yes)、ディスプレイ22に販売価格11および在庫管理情報12を表示させ(S07)、指示情報を電子POP装置3に転送する(S08)。電子POP装置3は、転送された指示情報を受信すると、指示情報に対応するイメージデータファイルまたは動画データファイルをディスプレイ32に表示させる(S09)。
以上、本実施形態によれば、電子値札装置2は、電子値札装置2による表示制御データの解析結果に基づいて価格情報を表示し、電子POP装置3は、電子値札装置2からの表示制御データの解析結果に基づいて転送された指示情報により付加情報を表示する。このように、電子値札装置2による表示制御データの解析結果に基づいて電子値札装置2の価格情報と電子POP装置3の付加情報とが連動して表示されるので、価格情報と付加情報とが不一致となることがない。つまり、販売価格11の変更に合わせて適切な付加情報が表示されるため、販売価格11と付加情報の内容の整合性がとれないことで顧客に誤解を招く虞がない。また、電子値札装置2と電子POP装置3に対し、個別に表示制御データを送信する必要がないため、ホスト装置4の制御負荷を軽減できる。
なお、本実施形態では、ホスト装置4が電子値札装置2に表示制御データを送信することで、電子POP装置3が電子値札装置2を介してホスト装置4に表示制御される構成としたが、電子POP装置3が電子値札装置2を介さずにホスト装置4と直に通信する構成してもよい。この場合には、電子POP装置3にホスト装置4と通信を行うための通信インターフェースを備え、表示制御データ受信手段91、解析手段92および指示情報判別手段94をさらに設けて構成する。この構成によれば、電子POP装置3は、ホスト装置4から送信された表示制御データを受信して、自ら解析し表示データファイルをディスプレイ32に表示することができる。
さらに、上記の例に示した、商品情報表示システム1の各部(各機能)をプログラムとして提供することも可能である。また、そのプログラムを記録媒体(図示省略)に格納して提供することも可能である。記録媒体としては、CD−ROM、フラッシュROM、メモリカード(コンパクトフラッシュ(登録商標)、スマートメディア、メモリースティック等)、光磁気ディスク、デジタルバーサタイルディスクおよびフレキシブルディスク等を利用することができる。
また、上記に示した実施例によらず、商品情報表示システム1の装置構成や処理工程等について、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更も可能である。
1…商品情報表示システム 2…電子値札装置 3…電子POP装置 4…ホスト装置 11…販売価格 22…価格表示部 42…イメージデータファイル 43…動画データファイル 44…POPコード 81…表示制御データ送信手段 91…表示制御データ受信手段 92…解析手段 93…価格情報表示制御手段 94…指示情報判別手段 95…情報転送手段 101…情報取得手段 103…付加情報表示制御手段
Claims (6)
- 販売商品の少なくとも販売価格を含む価格情報を表示する電子値札装置と、前記電子値札装置に電気的に接続され、前記販売商品の前記販売価格に付加して表示すべき付加情報を表示する電子POP装置と、前記電子値札装置および前記電子POP装置の表示制御を行うホスト装置と、を有する商品情報表示システムであって、
前記ホスト装置は、
前記電子値札装置に対し、前記表示制御を行うための表示制御データを送信する表示制御データ送信手段を備え、
前記電子値札装置は、
前記価格情報を表示する価格表示部と、
前記ホスト装置から、前記表示制御データを受信する表示制御データ受信手段と、
前記表示制御データを解析する解析手段と、
前記表示制御データの解析結果に基づいて、前記価格情報を前記価格表示部に表示させる価格情報表示制御手段と、
前記表示制御データの解析結果に、前記電子POP装置に前記付加情報を表示させるための指示情報が含まれているかどうかを判別する指示情報判別手段と、
前記指示情報判別手段により、前記指示情報が含まれていると判定された時、前記電子POP装置に当該指示情報を転送する情報転送手段と、を備え、
前記電子POP装置は、
前記付加情報を表示する付加情報表示部と、
前記電子値札装置から、前記指示情報を取得する情報取得手段と、
取得した前記指示情報に基づいて、前記付加情報を前記付加情報表示部に表示させる付加情報表示制御手段と、を備えていることを特徴とする商品情報表示システム。 - 前記電子POP装置は、
前記付加情報として表示するための複数のイメージデータファイルを記憶するイメージデータ記憶部をさらに備え、
前記指示情報は、複数の前記イメージデータファイルのうち少なくとも1のイメージデータファイルを指定するための情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の商品情報表示システム。 - 前記電子POP装置は、
前記付加情報として表示するための複数の動画データファイルを記憶する動画データ記憶部をさらに備え、
前記指示情報は、複数の前記動画データファイルのうち少なくとも1の動画データファイルを指定するための情報を含むことを特徴とする請求項2に記載の商品情報表示システム。 - 前記ホスト装置は、前記電子POP装置に記憶されている前記イメージデータファイルおよび/または前記動画データファイルを指定するPOPコードを、当該電子POP装置に接続されている前記電子値札装置と対応させて記憶する電子値札装置情報記憶部を有し、
前記電子値札装置に送信される前記表示制御データは、前記POPコードを含むことを特徴とする請求項3に記載の商品情報表示システム。 - 販売商品の少なくとも販売価格を含む価格情報を表示する価格表示部を有する電子値札装置と、前記電子値札装置に電気的に接続され、前記販売商品の前記販売価格に付加して表示すべき付加情報を表示する付加情報表示部を有する電子POP装置と、前記電子値札装置および前記電子POP装置の表示制御を行うホスト装置と、を有する商品情報表示システムの制御方法であって、
前記ホスト装置が、前記電子値札装置に対し、前記表示制御を行うための表示制御データを送信するステップと、
前記電子値札装置が、受信した前記表示制御データを解析し、当該解析結果に基づいて、前記価格情報を前記価格表示部に表示するステップと、
前記電子値札装置が、前記表示制御データの解析結果に、前記電子POP装置に付加情報を表示させるための指示情報が含まれているかどうかを判別し、前記指示情報が含まれていると判定された時、前記電子POP装置に当該指示情報を転送するステップと、
前記電子POP装置が、取得した前記指示情報に基づいて、前記付加情報を前記付加情報表示部に表示するステップと、を実行することを特徴とする商品情報表示システムの制御方法。 - コンピュータに、請求項5に記載の商品情報表示システムの制御方法における各ステップを実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
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JP2006289591A JP2008104615A (ja) | 2006-10-25 | 2006-10-25 | 商品情報表示システム、商品情報表示システムの制御方法およびプログラム |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN112867063A (zh) * | 2020-12-31 | 2021-05-28 | 努比亚技术有限公司 | 一种数据传输方法、数据接收方法、基站、电子价签 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH1010974A (ja) * | 1996-02-16 | 1998-01-16 | Ncr Internatl Inc | 電子値札装置による情報表示方法 |
JP2001209861A (ja) * | 2000-10-31 | 2001-08-03 | Teraoka Seiko Co Ltd | 電子棚札システム |
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2006
- 2006-10-25 JP JP2006289591A patent/JP2008104615A/ja not_active Withdrawn
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