JP2008104570A - ダイスゲーム方法、及びダイスゲーム機 - Google Patents
ダイスゲーム方法、及びダイスゲーム機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008104570A JP2008104570A JP2006288686A JP2006288686A JP2008104570A JP 2008104570 A JP2008104570 A JP 2008104570A JP 2006288686 A JP2006288686 A JP 2006288686A JP 2006288686 A JP2006288686 A JP 2006288686A JP 2008104570 A JP2008104570 A JP 2008104570A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dice
- player
- game
- bet
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07F—COIN-FREED OR LIKE APPARATUS
- G07F17/00—Coin-freed apparatus for hiring articles; Coin-freed facilities or services
- G07F17/32—Coin-freed apparatus for hiring articles; Coin-freed facilities or services for games, toys, sports, or amusements
- G07F17/3202—Hardware aspects of a gaming system, e.g. components, construction, architecture thereof
- G07F17/3204—Player-machine interfaces
- G07F17/3211—Display means
-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07F—COIN-FREED OR LIKE APPARATUS
- G07F17/00—Coin-freed apparatus for hiring articles; Coin-freed facilities or services
- G07F17/32—Coin-freed apparatus for hiring articles; Coin-freed facilities or services for games, toys, sports, or amusements
-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07F—COIN-FREED OR LIKE APPARATUS
- G07F17/00—Coin-freed apparatus for hiring articles; Coin-freed facilities or services
- G07F17/32—Coin-freed apparatus for hiring articles; Coin-freed facilities or services for games, toys, sports, or amusements
- G07F17/3202—Hardware aspects of a gaming system, e.g. components, construction, architecture thereof
- G07F17/3204—Player-machine interfaces
- G07F17/3211—Display means
- G07F17/3213—Details of moving display elements, e.g. spinning reels, tumbling members
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)
Abstract
【課題】興趣の向上が図れるダイスゲーム機を提供する。
【解決手段】本発明のダイスゲーム機1は、1つ以上のダイスが転動すると共に停止する遊技部3と、遊技部3で転動し、停止したときの前記1つ以上のダイスの出目を予測して、BET操作を可能にするBET表示部を備えたプレイヤ端末4と、プレイヤ端末4に設置され、1つ以上のダイスが転動すると共に停止するプレイヤ用遊技部100と、遊技部3における1つ以上のダイスの転動、及び停止動作を制御すると共に、プレイヤ端末4からのBET操作、及び配当に応じた遊技価値の払出し処理を制御する制御部とを有する。この制御部は、プレイヤ端末4から、遊技部3で実施される1つ以上のダイスの出目と、プレイヤ用遊技部100で実施される1つ以上のダイスの出目を予測したBET操作を受け付けることを特徴とする。
【選択図】図2
【解決手段】本発明のダイスゲーム機1は、1つ以上のダイスが転動すると共に停止する遊技部3と、遊技部3で転動し、停止したときの前記1つ以上のダイスの出目を予測して、BET操作を可能にするBET表示部を備えたプレイヤ端末4と、プレイヤ端末4に設置され、1つ以上のダイスが転動すると共に停止するプレイヤ用遊技部100と、遊技部3における1つ以上のダイスの転動、及び停止動作を制御すると共に、プレイヤ端末4からのBET操作、及び配当に応じた遊技価値の払出し処理を制御する制御部とを有する。この制御部は、プレイヤ端末4から、遊技部3で実施される1つ以上のダイスの出目と、プレイヤ用遊技部100で実施される1つ以上のダイスの出目を予測したBET操作を受け付けることを特徴とする。
【選択図】図2
Description
本発明は、複数のダイスを振って、各ダイスの出目を予測するダイスゲーム方法、及びそのようなダイスゲーム方法を実施するダイスゲーム機に関する。
一般的に、遊技場やカジノには様々なゲーム機が設置されており、その中に、複数のダイスを振って、各ダイスの出目を予測してBET操作を行うダイスゲーム機がある。ダイスゲームは、様々なルールや、それを実施できる装置が提案されており、例えば、特許文献1には、プレイヤがBET操作した後、ディーラがダイスを振り、その結果が所定の組み合わせとなった場合、プレイヤがダイスを振って高配当を得ることが可能なゲーム方法が開示されている。また、古くから馴染みのあるダイスゲームとして、3つのダイスを振った際の出目を予測して、BET操作を行うSICBO(シック・ボー)と称されるものが知られている。
シック・ボーは、古代中国のダイスゲームとして広く知られており、3つのダイスが振られた後に出る各ダイスの出目の数、又は数の組み合わせを予測してBETするダイスゲームである。BETの仕方、及び配当率は、プレイヤが着座した際のテーブル上に表示されており(画像表示装置によって表示しても良い)、テーブル上には、1つのダイスの出目を予測してBETする領域、2つのダイスが同じ出目であると予測してBETする領域、3つのダイスが同じ出目であると予測してBETする領域、2つのダイスの出目の組み合わせを予測してBETする領域、及び3つのダイスの出目の合計値を予測してBETする領域等が設けられている。配当については、地域や国等の事情によって一律に定めることはできないが、出現確率に応じて、1:1から1:180程度に設定されている。
米国特許第5413351号
上記したような特許文献1に提案されているダイスゲームは、特殊なルールに従って実施されることから、馴染みがなく興趣に欠けるという問題がある。また、一般的に広く知られているシック・ボーは、馴染みがあることから、プレイヤを楽しませることはできるものの、BETする種類が限られていることから、興趣を向上する観点から更に改良する余地がある。具体的には、出現頻度が低く、配当が最も高い(1:180程度)BET領域は、プレイヤが興奮感をもってBET操作すると考えられるが、このBET領域は、3つのダイスが同じ出目となること(ダイスの出目の組み合わせが(1,1,1)(2,2,2)…(6,6,6)になること)を予測するだけであり、BET時における興奮感に欠けてしまう。
本発明は、上記した問題に着目してなされたものであり、より興趣の向上が図れるダイスゲーム方法、及びダイスゲーム機を提供することを目的とする。
上記した目的を達成するために、請求項1に係るダイスゲーム方法は、1つ以上のダイスが転動する遊技部と、前記遊技部で転動する前記1つ以上のダイスの出目を予測してBET可能なプレイヤ端末との間で実施される方法であって、前記プレイヤ端末に、1つ以上のダイスが転動するプレイヤ用遊技部を設置し、前記遊技部で決定される前記1つ以上のダイスの出目と、前記プレイヤ用遊技部で決定される前記1つ以上のダイスの出目を予測したBET手順、及び、そのBET手順に応じた配当を付与するゲーム態様を含むことを特徴とする。
このようなダイスゲーム方法では、遊技部における1つ以上のダイスの予測に加え、プレイヤ端末に設置されるプレイヤ用遊技部における1つ以上のダイスの出目を予測することが可能となり、BETする対象を増やすことが可能になる。すなわち、複数の同一のダイスを用いた従来のダイスゲーム方法と比較すると、通常の遊技部における1つ以上のダイスの出目に加えて、各プレイヤ端末部分に設置されているプレイヤ用遊技部で実施される1つ以上のダイスについても、その出目を予測できるため、それに応じてBET種類を増加させることが可能となり、興趣の向上が図れるようになる。
また、請求項2に係る発明によれば、前記遊技部における1つ以上のダイスの出目と、前記プレイヤ用遊技部における1つ以上のダイスの出目が所定の組み合わせとなり、かつ、そのプレイヤ遊技部で遊技しているプレイヤが、前記所定の組み合わせを予測したBETをしていたことを条件に、特別配当を付与可能としたことを特徴とする。
このようなダイスゲーム方法では、遊技部における1つ以上のダイスの出目と、プレイヤ遊技部における1つ以上のダイスの出目とを関連させるため、入賞確率が減少した態様が出現するようになり、それに応じて配当を高く設定することが可能となり、これにより、興趣を向上することが可能になる。なお、ここでの特別配当とは、遊技部における1つ以上のダイスの出目を予測し、それが入賞したことによって得られる通常の配当よりも、高い配当となるものが該当する。
また、請求項3に係る発明によれば、前記遊技部における1つ以上のダイスの出目と、前記プレイヤ遊技部における1つ以上のダイスの出目が所定の組み合わせとなった際、当該プレイヤに特別ゲームを実施可能としたことを特徴とする。
このようなダイスゲーム方法では、遊技部における1つ以上のダイスの出目と、プレイヤ遊技部における1つ以上のダイスの出目が所定の組み合わせとなった場合、遊技者に対して、ボーナスゲームのような多量の遊技価値を獲得できる特別ゲームを実施する可能性があるため、興趣の向上が図れるようになる。なお、ボーナスゲームは、前記遊技部における1つ以上のダイスの出目と、プレイヤ遊技部における1つ以上のダイスの出目が所定の組み合わせとなった場合に、必ずしも実行しない構成であっても良い。例えば、そのプレイヤが、前記所定の組み合わせになることを予測してBETしていた場合に、ボーナスゲームを実施するものであっても良い。
また、上記した目的を達成するために、請求項4に係るダイスゲーム機は、1つ以上のダイスが転動すると共に停止する遊技部と、前記遊技部で転動し、停止したときの前記1つ以上のダイスの出目を予測して、BET操作を可能にするBET表示部を備えたプレイヤ端末と、前記プレイヤ端末に設置され、1つ以上のダイスが転動すると共に停止するプレイヤ用遊技部と、前記遊技部における1つ以上のダイスの転動、及び停止動作を制御すると共に、前記プレイヤ端末からのBET操作、及び配当に応じた遊技価値の払出し処理を制御する制御部と、を有し、前記制御部は、前記プレイヤ端末から、前記遊技部で実施される1つ以上のダイスの出目と、前記プレイヤ用遊技部で実施される1つ以上のダイスの出目を予測したBET操作を受け付けることを特徴とする。
このようなダイスゲーム機によれば、例えば、筐体の中央領域に、1つ以上のダイスが転動、停止する遊技部を設置し、その周囲に、複数のプレイヤが参加できるプレイヤ端末を設置することが可能となり、プレイヤは、遊技部で実行される1つ以上のダイスの出目の結果を予測して、プレイヤ端末からBET操作することが可能となる。また、プレイヤ端末には、そこでBET操作を行うプレイヤ専用のプレイヤ用遊技部が設置されており、プレイヤは、遊技部で行われる1つ以上のダイスの予測に加え、プレイヤ端末に設置されるプレイヤ用遊技部における1つ以上のダイスの出目を予測することが可能となり、BETする対象を増やすことが可能になる。すなわち、複数の同一のダイスを用いた従来のダイスゲーム機と比較すると、通常の遊技部における1つ以上のダイスの出目に加えて、プレイヤ端末部分に設置されているプレイヤ用遊技部で実施される1つ以上のダイスについても、その出目を予測できるため、それに応じてBET種類を増加させることが可能となり、興趣の向上が図れるようになる。
また、請求項5に係る発明によれば、前記制御部は、前記遊技部における1つ以上のダイスの出目と、前記プレイヤ用遊技部における1つ以上のダイスの出目が所定の組み合わせとなり、かつ、そのプレイヤ端末で遊技しているプレイヤが、前記所定の組み合わせを予測したBET操作をしていたことを条件に、当該プレイヤ端末に対して特別配当処理を実行することを特徴とする。
このようなダイスゲーム機では、遊技部における1つ以上のダイスの出目と、プレイヤ用遊技部における1つ以上のダイスの出目とを関連させるため、入賞確率が減少した態様が出現するようになり、それに応じて配当を高く設定することが可能となり、これにより、興趣を向上することが可能になる。なお、ここでの特別配当とは、遊技部における1つ以上のダイスの出目を予測し、それが入賞したことによって得られる通常の配当よりも、高い配当となるものが該当する。
また、請求項6に係る発明によれば、前記制御部は、前記遊技部における1つ以上のダイスの出目と、前記プレイヤ用遊技部における1つ以上のダイスの出目が所定の組み合わせとなった際、当該プレイヤ端末に対して特別ゲームを実施可能としたことを特徴とする。
このようなダイスゲーム機では、遊技部における1つ以上のダイスの出目と、プレイヤ遊技部における1つ以上のダイスの出目が所定の組み合わせとなった場合、遊技者に対して、ボーナスゲームのような多量の遊技価値を獲得できる特別ゲームを実施する可能性があるため、興趣の向上が図れるようになる。なお、ボーナスゲームは、前記遊技部における1つ以上のダイスの出目と、プレイヤ遊技部における1つ以上のダイスの出目が所定の組み合わせとなった場合に、必ずしも実行しない構成であっても良い。例えば、そのプレイヤが、前記所定の組み合わせになることを予測してBETしていた場合に、ボーナスゲームを実施するものであっても良い。
また、請求項7に係る発明によれば、前記プレイヤ端末は、複数設置されており、前記制御部は、前記複数のプレイヤ端末から受け付けるBET操作におけるBET量の内、所定の割合で蓄積処理を実行すると共に、いずれかのプレイヤ端末で、所定の入賞が成立した際に、それまで蓄積した分の払い出し処理を実行することを特徴とする。
このようなダイスゲーム機では、遊技が実施される毎に、複数あるプレイヤ端末からBETされるBET量を所定の割合で蓄積しておき、いずれかのプレイヤ端末で、所定の入賞が成立した際に、それまで蓄積した分を払い出す、いわゆるプログレッシブ機能を備えるため、プレイヤの好奇心を向上させて、多数のプレイヤを遊技に参加させる動機付けとすることが可能となる。なお、いずれかのプレイヤ端末で所定の入賞が成立する条件としては、例えば、上記した遊技部における1つ以上のダイスの出目と、プレイヤ遊技部における1つ以上のダイスの出目が所定の組み合わせとなった場合(当該プレイヤがその所定の組み合わせをBETしていても良いし、していなくても良い)に、制御部で内部抽籤処理を行って当籤したとき、前記ボーナスゲームが実施される場合において、所定の入賞状態となったときなど、種々設定することが可能である。
本発明によれば、より興趣の向上が図れるダイスゲーム方法、及びダイスゲーム機が得られるようになる。
本発明におけるダイスゲームは、1つ以上のダイスが転動する遊技部と、プレイヤ用に設置され、1つ以上のダイスが転動するプレイヤ用遊技部(ゲームに参加する個々のプレイヤ専用のプレイヤ用遊技機)とを備えており、プレイヤは、前記遊技部とプレイヤ用遊技部で行われるダイスの出目を予測してBET操作が行えるように構成される。具体的には、以下の実施形態のように、遊技部では、例えば、3つのダイスが振られ、プレイヤは、その出目を予測してBET操作が行えると共に、プレイヤ用遊技部では、例えば、1つのダイスが振られ、プレイヤは、その出目を予測してBET操作が行えるよう構成されている。
この際、遊技部でのダイスの出目と、プレイヤ用遊技部でのダイスの出目を関連させることで、BETできる種類を増加させ、かつ入賞確率が低下することで高配当を付与することが可能となる。BET操作は、後述するように、例えば、図1に示すBETテーブルのBETエリア41(遊技部のダイスの出目を予測する)、及びBETエリア61(プレイヤ用遊技部のダイスの出目を予測する)が対象となっており、遊技部とプレイヤ用遊技部のダイスの出目を関連させて予測することが可能となっている。
以下、本発明に係るダイスゲーム方法、及びダイスゲーム機について、添付図面を参照しながら具体的に説明する。
図2は、ダイスゲーム機の一実施形態を示す斜視図であり、図3は、図2に示すダイスゲーム機の遊技部(3つのダイスが転動すると共に、停止する部分)を拡大して示す図、図4は、遊技部におけるダイスの回収から放出に至る経路を模式的に示す図、そして、図5は、プレイヤ端末毎に設置されるプレイヤ用遊技部におけるダイスの回収から放出に至る経路を模式的に示す図である。
ダイスゲーム機1は、本体部分となる筐体2と、筐体2の上面の略中央部に設けられ、1つ以上のダイスが転動し、停止するダイスゲーム実施部3(以下、遊技部3と称する)と、遊技部3の周囲に、遊技部3を取り囲むようにして設置された複数個(本実施形態では10個)のプレイヤ端末4とを備えている。
前記プレイヤ端末4は、プレイヤによってBET操作が行える構成であれば良く、少なくとも、貨幣や遊技に使用するメダル等の遊技媒体を投入する遊技媒体受付装置5と、プレイヤにより所定の指示が入力される複数のコントロールボタン等からなるコントロール部6と、ゲームを行うに際して、主にBETテーブルに関する画像を表示させる画像表示装置7とを備えている。そして、プレイヤが画像表示装置7に表示される画像を見ながら、コントロール部6等を操作することにより、遊技部3で連続的に実施されるゲームに参加することができる。
各プレイヤ端末4が設置された筐体2の側面には、プレイヤが所持する遊技媒体を払出す払出口8がそれぞれ設けられている。更に、各プレイヤ端末4の画像表示装置7の右上には音楽、効果音等を流すスピーカ9が設けられている。
また、各プレイヤ端末4には、そこで遊技を行うプレイヤ専用に、1つ以上のダイスが転動し、停止するプレイヤ専用のダイスゲーム実施部100(以下、プレイヤ用遊技部)が設置されている。プレイヤ端末4に着座したプレイヤは、前記遊技部3でのダイス(1つ以上のダイス)の停止の出目と、プレイヤ用遊技部100でのダイス(1つ以上のダイス)の停止の出目とを予測したBET操作が行えるようになっている。
前記遊技部3では、1つ以上のダイスを転動させ、かつ停止させるようになっている。本実施形態では、従来から知られているシック・ボーと同様、遊技部3で3つのダイスD1,D2,D3が用いられる構成となっている。
前記遊技部3は、全体的に略円形状に形成されており、遊技を実行するに際して、上記したダイスD1,D2,D3が放出されるダイス放出部3aと、ここから順次放出されるダイスD1,D2,D3を転動させる回転板3bと、回転板3b上で転動するダイスを最終的に停止させる停止板3cとを備えている。
前記ダイス放出部3aは、遊技部3を構成する円形の外枠3Fに設置されており、ここから回転板3bに向けて順次(同時でも良い)、ダイスD1〜D3を放出する。
前記回転板3bは、図4に示すように、円形の外枠3Fから緩やかに内側に向け下降傾斜した、いわゆるすり鉢状に形成されており、その下面部に複数の駆動ローラ3dが当接した状態で回転可能に支持されている。そして、遊技の開始と共に、回転板駆動モータ3Aによって複数の駆動ローラ3dが回転駆動されることにより、回転板3bは回転駆動される。なお、回転板3bの表面には、所定間隔をおいて突起3h(例えば、略90°間隔で径方向に延出するように形成される)が形成されており、回転板3bが回転駆動された際、各ダイスを弾いて転動させ易くしている。
また、前記停止板3cは、すり鉢状の回転板3bの底部分で円形の板状に構成されており、回転板3b上で転動するダイスD1,D2,D3が、回転板3bの停止に伴って、その傾斜に沿って落下し最終的に停止する領域である。すなわち、ダイス放出部3aから放出されるダイスD1,D2,D3は、回転板3bの回転によってその表面で転動し、回転板3bが停止することで、回転板の傾斜表面に沿って落下し、最終的に停止板3c上で停止する。
前記停止板3cは、図4に示すように、停止板駆動モータ3Bによってスライド駆動されるよう構成されており、停止板3cがスライド駆動されることで、ダイスD1,D2,D3は、回転板3bの底部に形成された当接部3b´に当て付きながら、回収/放出機構10に向けて落下する。
前記回収/放出機構10は、停止板3cから落下するダイスを受ける収容部10aと、収容部10a内のダイスを前記ダイス放出部3aに向けて搬送する搬送機構10bと、搬送機構10bを駆動する搬送駆動モータ3Cとを備えている。この場合、回収/放出機構10は、後述する出目検出装置15によって、停止板3c上に停止した各ダイスの出目の検出が終了した後、各ダイスを回収し、再びダイス放出部3aから回転板3bに向けてダイスを放出できる構成であれば良く、その構造については、特定の形態に限定されることはない。すなわち、例えば、搬送機構10bは、空気圧によってダイスを収容部10aからダイス放出部3aに向けて搬送する構成、コンベアのような搬送体によってダイスを収容部10aからダイス放出部3aに向けて搬送する構成等、様々な形態で実施することが可能である。
なお、前記遊技部3は、その上方全体が半球状の透明アクリル製のカバー部材12によって覆われており、各ダイスの転動範囲を規制している。
また、前記プレイヤ用遊技部100では、1つ以上のダイスを転動させ、かつ停止させるようになっている。本実施形態では、通常は、1つのダイスD4が用いられ、後述するように、プレイヤにとって相対的に多くの遊技価値を獲得できるボーナスゲームに当籤した際、3つのダイスが用いられる構成となっている。このプレイヤ用遊技部100では、前記遊技部3における3つのダイスの放出、転動動作と並行して、1つのダイスが放出、転動されるようになっており、プレイヤ端末4毎に、そのような1つのダイスが放出、転動される。従って、前記遊技部3における3つのダイスの出目については、各プレイヤにとって共通化されているのに対し、プレイヤ用遊技部100における1つのダイスの出目は、プレイヤ端末毎に特定される。
前記夫々のプレイヤ端末4に設置されたプレイヤ用遊技部100は、前記遊技部3を単に小型化したものであっても良いし、異なる構造で構成されたものであっても良い。本実施形態では、プレイヤ用遊技部100は、図5に示すように、遊技部3と同様、全体的に略円形状に形成されており、遊技を実行するに際して、ダイスD4を放出するダイス放出部103aと、ここから放出されるダイスD4を転動させる転動板103bと、転動板103b上で転動するダイスを最終的に停止させる停止板103cとを備えている。
前記転動板103bは、円形の外枠から緩やかに内側に向け下降傾斜した、いわゆるすり鉢状に形成されており、この表面でダイスが転動するようになっている。具体的には、転動板103bの一部には、空気が導入される空気孔103dが形成されており、遊技の開始と共に、空気孔103dから送風機構103Aを介して空気が導入されることで、放出されたダイスD4は、転動板103b上で転動するように構成されている。
また、前記停止板103cは、すり鉢状の転動板103bの底部分で円形の板状に構成されており、転動板3b上で転動するダイスD4が、空気の導入の停止に伴って、その傾斜に沿って落下し最終的に停止する領域である。すなわち、ダイス放出部103aから放出されるダイスD4は、送風機構103Aからの空気の導入によって、転動板103b及び停止板103cの表面で転動し、空気の導入が停止することで、転動板103bの傾斜表面に沿って落下し、最終的に停止板103c上で停止する。
前記停止板103cは、図5に示すように、停止板駆動モータ103Bによってスライド駆動されるよう構成されており、停止板103cがスライド駆動されることで、ダイスD4は、回転板103bの底部に形成された当接部103b´に当て付きながら、回収/放出機構110に向けて落下する。
前記回収/放出機構110は、停止板103cから落下するダイスを受ける収容部110aと、収容部110a内のダイスを前記ダイス放出部103aに向けて搬送する搬送機構110bと、搬送機構110bを駆動する搬送駆動モータ103Cとを備えている。この場合、回収/放出機構110は、出目検出装置115によって、停止板103c上に停止したダイスの出目の検出が終了した後、ダイスを回収し、再びダイス放出部103aから転動板103bに向けてダイスを放出できる構成であれば良く、その構造については、特定の形態に限定されることはない。
なお、この搬送機構110bには、2つのダイスを収容する収容部(図示せず)が設置されており、後述するボーナスゲームが実施される際、ダイスD4に加え、収容されている2つのダイスもダイス放出部103aから放出されるようになっている。
また、前記プレイヤ用遊技部100は、その上方全体が半球状の透明アクリル製のカバー部材112によって覆われており、ダイスの転動範囲を規制している。
前記遊技部3及びプレイヤ用遊技部100で転動し、最終的に停止板3c、103c上で停止するダイスは、出目検出装置によって、その出目が特定される。
前記遊技部3では、カバー部材12の頂部に、各ダイスの停止の出目を検出する出目検出装置15が設置されている。本実施形態の出目検出装置15は、図6のブロック図に示すように、被写体であるダイスを撮影する撮像素子(CCDカメラ)17と、撮像素子からの撮像信号を処理し、ダイス毎の出目を検出する出目検出回路18とを備えている。
前記撮像素子17は、停止板3c上のダイスを撮影すべく、予め焦点レンズ17aによって焦点が停止板3cに一致されており、かつ露出制御されている。前記出目検出回路18は、撮像素子からの撮像信号を受信して被写体(ダイス)の位置を認識する被写体認識部19、ダイス毎の出目を特定する認識処理部21、ダイスの出目に関する比較データを格納した出目データ格納部22、制御RAM23、及びこれらを制御する制御CPU24を備えており、これらのユニットはバスを介して接続され、各ユニットは、制御CPU24によって制御される構造となっている。
具体的には、撮像素子17上で結像したダイスの撮像信号は、被写体認識部19において像の強度分布が測定される。図7に模式的に示すように、強度分布を測定することにより、停止板3c上のダイスD1,D2,D3の位置(表面状態)を特定することが可能となる。そして、ここで特定された3つダイスは、認識処理部21において、出目デ―タ格納部22に予め格納されている出目パターン(6つの出目パターン)との間で比較処理を行い、これにより、ダイス毎に露出している出目が特定される。
このようにして、3つのダイス夫々に特定された出目情報は、制御RAM23に格納され、遊技媒体の払出し処理を実行するに際して、インターフェース25を介して後述するメイン制御部に対して送信される。すなわち、出目検出装置15は、遊技部3で停止した3つのダイスD1,D2,D3毎に出目を検知し、その出目情報を、ダイスゲーム機全体を制御するメイン制御部に送信する。
また、前記プレイヤ用遊技部100では、停止板103cの下方側に、識別センサを有する出目検出装置115が設置されている。前記停止板103cは、透光性を有する部材で形成されており、識別センサの投光部からダイスに向けて光を照射し、その反射光を検出することで、ダイスの表面側の出目を特定するようになっている。もちろん、プレイヤ用遊技部100においても、上記した出目検出装置15と同様な機構で出目を検出しても良いし、それ以外にも、磁気的な方式によって出目を検出する等、適宜変形することが可能である。
次に、上記したコントロール部6及び画像表示装置7の構成について説明する。
コントロール部6は、図2に示すように、プレイヤ端末4の画像表示装置7の側部に設けられ、プレイヤにより操作される各ボタンが配置されている。具体的には、プレイヤ端末4に対向する位置から見て左側から順にBET確定ボタン30、払い戻し(CASHOUT)ボタン31、ヘルプ(HELP)ボタン32が配置されている。
コントロール部6は、図2に示すように、プレイヤ端末4の画像表示装置7の側部に設けられ、プレイヤにより操作される各ボタンが配置されている。具体的には、プレイヤ端末4に対向する位置から見て左側から順にBET確定ボタン30、払い戻し(CASHOUT)ボタン31、ヘルプ(HELP)ボタン32が配置されている。
BET確定ボタン30は、画像表示装置7によるBET操作の後にBETを確定する際に押下されるボタンである。そして、BETが確定され、且つ、遊技中に前記遊技部3において、各ダイスの出目に応じた領域にBETしていた場合に入賞となる。入賞した場合には、配当テーブルに基づいて、BETしたチップの枚数に応じたクレジットが、プレイヤの現在所有するクレジットに加算される。
払い戻しボタン31は、通常、ゲーム終了時に押下されるボタンであり、払い戻しボタン31が押下されると、ゲーム等によって獲得した現在プレイヤが所有するクレジットに応じた遊技媒体が払出口8から払い戻される。
ヘルプボタン32は、ゲームの操作方法等が不明な場合に押下されるボタンであり、ヘルプボタン32が押下されると、その直後に画像表示装置7上に各種の操作情報を示したヘルプ画面が表示される。
前記画像表示装置7は、図1に示すように、タッチパネル35が前面に取り付けられた所謂タッチパネル方式の液晶ディスプレイであり、液晶画面36上に表示されたアイコンを指等で押圧することによりその選択が可能となっている。
なお、図1は、遊技中に、画像表示装置7に表示される表示画面の一例を示した図である。この図に示すように、ダイスゲーム機1の遊技中において、画像表示装置7には、当回分の遊技部3における各ダイスD1,D2,D3の出目を予想すると共に、プレイヤ用遊技部100におけるダイスD4の出目を予測するテーブル式ベッティングボードが表示される。BET操作は、画像表示装置7に表示されるBET画面40を見ながら手持ちのクレジットを使用して行うことができる。
ここで、BET画面40について具体的に説明する。
BET画面40には、ダイス表示されるBETエリア41が、マス目状に配列表示されており、タッチパネル35を指で押圧(接触)してBETエリア41を指定し、指定した部分にチップを表示させることでBET操作が成される。なお、このBETエリア41は、遊技部3で実施される3つのダイスD1,D2,D3の出目を予測してBET操作を行う領域である。
BET画面40には、ダイス表示されるBETエリア41が、マス目状に配列表示されており、タッチパネル35を指で押圧(接触)してBETエリア41を指定し、指定した部分にチップを表示させることでBET操作が成される。なお、このBETエリア41は、遊技部3で実施される3つのダイスD1,D2,D3の出目を予測してBET操作を行う領域である。
前記BET画面40の下方には、画面左から順に、単位BETボタン43、払い戻し結果表示部45、クレジット数表示部46が表示されている。
前記単位BETボタン43は、プレイヤが指定したBETエリア41にチップをベットする為のボタンである。単位BETボタンは、1BETボタン43A、5BETボタン43B、10BETボタン43C、100BETボタン43Dの4種類で構成される。なお、BET操作を誤った場合、Re−BETボタン43Eを接触することで、BET操作をやりなおすことが可能となっている。
プレイヤは、先ず、BETするBETエリア41にあるBET部を、指等で画面を直接押すことにより、カーソル47で指定する。その状態で、1BETボタン43Aを押下すると、チップを1枚毎(1BETボタン43Aを指等で押す毎に「1」→「2」→「3」→・・・の順にBET枚数が増加)にBETすることができる。同様に、5BETボタン43Bを押下すると、チップを5枚単位(5BETボタン43Bを指等で押す毎に「5」→「10」→「15」→・・・の順にBET枚数が増加)でBETすることができ、10BETボタン43Cを押下すると、チップを10枚単位(10BETボタン43Cを指等で押す毎に「10」→「20」→「30」→・・・の順にBET枚数が増加)でベットすることができ、更に、100BETボタン43Dを押下すると、チップを100枚単位(100BETボタン43Dを指等で押す毎に「100」→「200」→「300」→・・・の順にBET枚数が増加)でベットすることができる。BETエリア41には、現時点までにおいてBETしたチップの枚数がチップマーク48として表示され、チップマーク48上に表示された数字が、チップのBET枚数を示す。
また、払い戻し結果表示部45には、前回のゲームにおけるプレイヤのチップのBET枚数、及び払い戻しのクレジット数が表示される。払い戻しクレジット数よりBET枚数を引いた数が、前回のゲームによりプレイヤが新たに獲得したクレジット数である。
更に、クレジット数表示部46には、現在のプレイヤが所有するクレジット数が表示される。このクレジット数は、チップをベットした際にはそのBET枚数(チップ1枚につき1クレジット)に応じて減少する。また、BETしたチップが入賞し、クレジットの払い戻しがなされた場合には、払い戻し枚数分のクレジット数が増加する。なお、プレイヤが所有するクレジット数が0となった場合には、遊技終了となる。
そして、BET画面40の上部には、棒状のBETタイマーグラフ49が設けられている。BETタイマーグラフ49は、プレイヤがBETすることが可能な残り時間を表示するグラフであり、ゲーム開始時より赤いグラフが徐々に右側に延び始め、最も右側まで延びたときに現在のゲームにおけるBET可能な時間が終了する。各プレイヤ端末4において、プレイヤのBET時間が終了したとき、ダイスD1〜D3は、順次、ダイス放出部3aから回転板3bに向けて投入される。
ここで、BET画面40のBETエリア41について説明する。BETエリア41は、複数のBET部を備えており、そのBET部にチップすることでBET操作される。
図において、BET部41A,41Bは、ダイスD1〜D3の合計値を予測してBETする部分である。すなわち、合計値が4〜10であると予測するのであれば、BET部41Aを選択し、合計値が11〜17であると予測するのであれば、BET部41Bを選択する。配当は1:1(1枚のBETに対して2枚の払い出し)に設定されており、合計値が3又は18である場合(1,1,1又は6,6,6の出目)、プレイヤのロスとなる。
BET部41Cは、3つのダイスの内、2つのダイスが同じ出目になると予測してBETする部分である。すなわち、3つのダイスの内、(1,1)(2,2)(3,3)(4,4)(5,5)(6,6)のいずれかが出現することを予測してBETする部分であり、配当は1:10に設定されている。
BET部41Dは、3つのダイス全てが同じ出目になると予測してBETする部分である。すなわち、3つのダイスが、(1,1,1)(2,2,2)(3,3,3)(4,4,4)(5,5,5)(6,6,6)のいずれかが出現することを予測してBETする部分であり、配当は1:30に設定されている。
BET部41Eは、3つのダイス全てが同じ出目であり、かつその数字を予測してBETする部分である。すなわち、3つのダイスが、(1,1,1)(2,2,2)(3,3,3)(4,4,4)(5,5,5)(6,6,6)となり、かつその数字を予測してBETする部分であり、配当は1:180に設定されている。
BET部41Fは、3つのダイス合計値を予測してBETする部分である。合計値の出現頻度に応じて配当が設定されており、合計値が4又は17の場合、1:60に、合計値が5又は16の場合、1:30に、合計値が6又は15の場合、1:18に、合計値が7又は14の場合、1:12に、合計値が8又は13の場合、1:8に、合計値が9又は12の場合、1:7に、そして、合計値が10又は11の場合、1:6に設定されている。
BET部41Gは、3つのダイスの内、2つのダイスの出目を予測してBETする部分であり、配当は1:5に設定されている。
BET部41Hは、ダイスの出目を予測してBETする領域であり、予測した出目に一致したダイスの数に応じて配当が設定されている。例えば、出目を「1」と予測してBETした場合において、3つのダイスの出目に「1」が1つ含まれていたときの配当は1:1、「1」が2つ含まれていたときの配当は1:2、「1」が3つ含まれていたときの配当は1:10に設定されている。
そして、上記したBETエリア41の下方には、前記プレイヤ用遊技部100で転動するダイスの出目を予測してBET操作が行えるBETエリア61が設けられている。すなわち、前記遊技部3における3つのダイスの出目と、プレイヤ用遊技部100における1つダイスの出目が所定の組み合わせとなり、かつ、そのプレイヤ端末で遊技しているプレイヤが、その所定の組み合わせを予測したBET操作をしていたことを条件に、当該プレイヤは、通常の配当とは異なる特別配当を受けることが可能となっている。
以下、BETエリア61について具体的に説明する。
BETエリア61は、プレイヤ端末に設置されているプレイヤ用遊技部100で転動する1つのダイスの出目を予測するようにダイス表示されるダイス選択部61a、そのような予測を行わない非選択部61bを備えており、タッチパネル35を指で接触することでプレイヤ用遊技部100において転動する1つのダイスD4の出目(出目の予測は、最大4つまで選択可能)を選択することが可能となっている。すなわち、プレイヤが、そこのプレイヤ端末4のプレイヤ用遊技部100で実施されるダイスD4の出目を予測し、かつダイスD4の停止した出目がその予測と一致した際、プレイヤは、上記したBETエリア41において、BETして入賞した際に得られる配当に加算して、特別配当を受けることが可能となっている。
BETエリア61は、プレイヤ端末に設置されているプレイヤ用遊技部100で転動する1つのダイスの出目を予測するようにダイス表示されるダイス選択部61a、そのような予測を行わない非選択部61bを備えており、タッチパネル35を指で接触することでプレイヤ用遊技部100において転動する1つのダイスD4の出目(出目の予測は、最大4つまで選択可能)を選択することが可能となっている。すなわち、プレイヤが、そこのプレイヤ端末4のプレイヤ用遊技部100で実施されるダイスD4の出目を予測し、かつダイスD4の停止した出目がその予測と一致した際、プレイヤは、上記したBETエリア41において、BETして入賞した際に得られる配当に加算して、特別配当を受けることが可能となっている。
具体的には、例えば、ダイスD4の出目を1つ予測して、実際にプレイヤ用遊技部100におけるダイスの出目が、その予測と一致した際、通常の配当の6倍の配当を得ることが可能となる。例えば、プレイヤがBETエリア41のBET部41Dにチップを置いた状態において、遊技部3におけるダイスの出目の結果で(1,1,1)が出現すると、プレイヤは、通常の1:30の配当で得られる遊技価値の6倍の配当を得ることが可能となる。
同様に、ダイス選択部61aにおいて、ダイスD4の出目を2つ予測して、実際にプレイヤ用遊技部100におけるダイスの出目が、その予測と一致した際、通常の配当の3倍の配当を得ることが可能となり、ダイスD4の出目を3つ予測して、実際にプレイヤ用遊技部100におけるダイスの出目が、その予測と一致した際、通常の配当の2倍の配当を得ることが可能となり、ダイスD4の出目を4つ予測して、実際にプレイヤ用遊技部100におけるダイスの出目が、その予測と一致した際、通常の配当の1.5倍の配当を得ることが可能となる(小数点以下は切り下げられる)。そして、このダイスD4の予測は、最大4つまで予測することが可能となっており、その予測が外れた場合、通常の配当の0.7倍の配当が付与される(小数点以下は切り下げられる)ようになっている。
なお、プレイヤの選択結果は点灯表示され(図に示す例では、ダイスD4の出目を「1」と予測した表示例を示している)、選択が終了した時点で決定ボタン61Dを接触することで右側の倍率変更領域61Fのいずれかが点灯表示される(図に示す例では、ダイスD4の出目を「1」の1つのみ選択したことから、6倍の部分が点灯される)。また、BET操作中、選択をし直す場合は、削除ボタン61Eを接触する。また、ダイスD4の出目を予測しない場合は、非選択部61bを接触するか、或いは、BET可能時間内にダイス選択部61aをタッチしなければ良く、その場合、プレイヤは、遊技部3で実施される遊技に関し、通常の配当が得られるようになる。
上記した構成のダイスゲーム機1によれば、プレイヤ端末4には、そこでBET操作を行うプレイヤ専用のプレイヤ用遊技部100が設置されており、プレイヤは、遊技部3で行われる3つのダイスD1,D2,D3の予測に加え、プレイヤ端末4に設置されるプレイヤ用遊技部100における1つのダイスD4の出目を予測することが可能となることから、BETする対象を増やすことが可能になる。すなわち、従来の3つのダイスを用いたダイスゲーム機と比較すると、通常の遊技部における3つダイスの出目に加えて、プレイヤ端末4に設置されているプレイヤ用遊技部100で実施されるダイスについても、その出目を予測できるため、それに応じてBET種類を増加させることができ、かつ、それに伴って、出現するダイスの出目数も増加することから、高配当を設定することが可能となり、興趣の向上が図れるようになる。
また、本実施形態のダイスゲーム機では、遊技部3における3つのダイスD1,D2,D3の出目と、プレイヤ用遊技部100における1つのダイスD4の出目が所定の条件になった場合、そのプレイヤ端末で、多量の遊技媒体が獲得できるボーナスゲームが実施されるようになっている。
さらに、本実施形態のダイスゲーム機は、上記したボーナスゲームの実施に加え、各プレイヤ端末4からBET操作される毎にその一部(例えば、総BET量の1〜3%程度)を貯留して行き、所定の条件が成立した際、その条件が成立したプレイヤ端末に対して、貯留した遊技媒体を払い出す、いわゆるプログレッシブボーナス機能(ジャックポット)を備えている。
以下、本実施形態に係るダイスゲーム機で実施されるボーナスゲーム、及びプログレッシブボーナス機能について説明する。
本実施形態におけるボーナスゲームの成立条件(ボーナスゲームへ移行する条件)は、遊技部3で停止するダイスD1,D2,D3の出目が同一であること、プレイヤがそのような出目を予測してBETしたこと(BET部41D、及び/又はBET部41EにBETしていること)、そして、プレイヤ用遊技部100で停止するダイスD4が、前記ダイスD1,D2,D3と同一の出目となったとき(4つのダイスの出目が同一となったとき)に設定されている。
上記したように、所定の条件が成立すると、遊技者は、多量の遊技媒体を獲得可能なボーナスゲームを実施できるが、ボーナスゲームは、遊技部3における遊技動作と、次の遊技動作に至る時間で、一部のプレイヤ端末で実施されることから、比較的短い時間内で結果が得られるゲーム態様となっていることが望ましい。
本実施形態のボーナスゲームは、そのプレイヤ端末4におけるプレイヤ用遊技部100で実施するようになっており、ボーナスゲームが成立すると、プレイヤ用遊技部100で3つのダイスが放出されると共に、プレイヤはBET操作することなく、1枚のチップをBETした状態でBETエリア41の全てのBET部41A〜41Hが有効化されるようになっている。
従って、ボーナスゲームにおいて、プレイヤ用遊技部100における3つのダイスの出目の結果によって複数の入賞結果が得られることとなり、プレイヤは、その3つのダイスの出目の組み合わせによっては、多量の遊技媒体を獲得することが可能となる。
また、上記したプログレッシブボーナスは、後述するダイスゲーム機の動作を制御するメイン制御部80において実施される抽籤処理に当籤することで成立するようになっている。
上記した抽籤処理は、遊技部3で停止するダイスD1,D2,D3の出目が同一であること、プレイヤがそのような出目を予測してBETしたこと(BET部41D、及び/又はBET部41EにBETしていること)、プレイヤ用遊技部100で停止するダイスD4が、前記ダイスD1,D2,D3と同一の出目となったこと(4つのダイスの出目が同一となったとき)、及び、BETエリア61のダイス選択部61aにおいて、そのような出目を1つだけ選択したこと、を条件に実施される。
すなわち、プレイヤは、そのような条件が成立することで、BETエリア61を選択したことによる特別配当を受けることができると共に、上記したボーナスゲームを実施することができ、更には、抽籤によるプログレッシブボーナスを得ることが可能となる。この場合、プログレッシブボーナスの当籤確率については、後述するメイン制御部80で実施される抽籤処理によって適宜設定されるようになっている。
なお、上記したボーナスゲームについては、プログレッシブボーナス機能を兼ね備えて実施されるものであっても良い。すなわち、所定の条件で成立するボーナスゲームにおける払い出し処理を、各プレイヤ端末4からのBET操作で貯留した遊技媒体によって払い出すようにしても良い。また、プログレッシブボーナス機能に関しては、ダイスゲーム機として備えていない構成であっても良い。
次に、上記したダイスゲーム機1の制御系に係る構成について、図8を参照して説明する。図8は、ダイスゲーム機の制御系を模式的に示すブロック図である。
ダイスゲーム機1のメイン制御部80は、メイン制御用のCPU81、ROM82、RAM83、及びこれらの間で相互にデータ転送を行うバス84を核として構成されるマイクロコンピュータ85を有している。
前記CPU81は、I/Oインターフェース90を介して、遊技部3を駆動する各種装置、具体的には、回転板駆動モータ3A、停止板駆動モータ3B、ダイスの回収/放出機構10の主たる駆動部である搬送駆動モータ3C等に接続されている。また、I/Oインターフェース90には、上述した出目検出装置15が接続されており、出目検出装置15との間で、遊技動作が終了した旨の信号、及び停止板3c上で停止した3つのダイスの夫々の出目に関する信号の送受信を行う。さらに、I/Oインターフェース90には、通信インターフェース95が接続されており、この通信インターフェース95を介して、メイン制御部80は、各プレイヤ端末4との間で、BET情報、配当情報、及び各プレイヤ端末に設置されるプレイヤ用遊技部100の制御情報等、各種のデータの送受信を行う。
前記メイン制御部80におけるROM82は、例えば、半導体メモリ等により構成されており、ダイスゲーム機1の基本的な機能を実現させるためのプログラム、具体的には、遊技部3を駆動する各種装置を制御するプログラム、上記したプログレッシブ機能を実現するためのプログラム、各プレイヤ端末4を主導的に制御するためのプログラム等を記憶すると共に、ダイスゲームを実行する上で参照される配当テーブル等が格納されている。
前記RAM83は、CPU81で演算された各種データを一時的に記憶するメモリであり、例えば、各プレイヤ端末4から送信されるチップのBET情報、各プレイヤ端末4に設置されるプレイヤ遊技部100における遊技結果である出目検出装置115から送信されるダイスD1の出目情報、各プレイヤ端末4から送信されるチップのBET量を所定の割合で蓄積して行くBET蓄積情報、遊技部3における遊技結果である出目検出装置15から送信される各ダイスD1〜D3の出目情報、及びCPU81により実行された処理の結果に関するデータ等を一時的に記憶する。
そして、前記CPU81は、ROM82及びRAM83に記憶されたデータやプログラムに基づいて、遊技部3を駆動する回転板駆動モータ3A、停止板駆動モータ3B、搬送駆動モータ3Cを制御し、遊技部3の回転板3bへのダイスの投入、及び停止板3cからダイスを回収して再びダイスが投入できるように、ダイス放出部3aへ向けてのダイスの搬送、並びに、停止板3c上に停止した各ダイスの出目の確認処理等、遊技の進行に伴う制御処理を実行する。
また、CPU81は、遊技の進行に伴う制御処理に加え、各プレイヤ端末4との間でデータの送受信を行い、各プレイヤ端末4を主導的に制御して遊技を進行させる機能を有する。具体的には、各プレイヤ端末4から送信されるBET情報を受け付けると共に、各プレイヤ端末4に設置されるプレイヤ用遊技部100における各種駆動部材(送風機構103A、駆動モータ103B,103C、出目検出装置115等)の駆動制御、遊技の結果であるダイスD1,D2,D3及びダイスD4の出目と、各プレイヤ端末4から送信されたBET情報に基づいて、BETされたチップの入賞判定処理を行い、各プレイヤ端末4において払い出されるクレジット数を、配当テーブルを参照して計算する。
また、CPU81は、上記した入賞判定処理を行う際に、ボーナスゲームが成立しているか否かの判定処理、ボーナスゲームが成立した特定のプレイヤ端末との間で、ボーナスゲームを実施すべく、そのプレイヤ端末の各種駆動部材の駆動制御、及びプレイヤ用遊技部100におけるボーナスゲームの結果であるダイスの出目に基づいて入賞判定処理を行い、ボーナスゲームが実施されたプレイヤ端末において払い出されるクレジット数を、配当テーブルを参照して計算する。
さらに、CPU81は、上記したプログレッシブボーナスの抽籤処理を実行する。これは、いずれかのプレイヤ端末において、上述したように、遊技部3で停止するダイスD1,D2,D3の出目が同一であること、プレイヤがそのような出目を予測してBETしたこと(BET部41D、及び/又はBET部41EにBETしていること)、プレイヤ用遊技部100で停止するダイスD4が、前記ダイスD1,D2,D3と同一の出目となったこと(4つのダイスの出目が同一となったとき)、及び、BETエリア61のダイス選択部61aにおいて、そのような出目を1つだけ選択したこと、の条件が成立したことにより実施される。
抽籤処理は、例えば、CPU81に、乱数発生器やサンプリング回路等を接続しておき、任意の乱数を抽出することで実行したり、CPU81の動作プログラム上で、乱数をサンプリングすることで実行することが可能であり、特定の手法に限定されることはない。或いは、プレイヤに、別途、特別なゲームを実施させ、そのゲーム結果によって当籤させても良い。
次に、上記したメイン制御部80のCPU81に接続されたプレイヤ端末4の制御系に係る構成について説明する。
図9は、本実施形態に係るプレイヤ端末4の制御系を模式的に示すブロック図である。
図9は、本実施形態に係るプレイヤ端末4の制御系を模式的に示すブロック図である。
プレイヤ端末4は、画像表示装置7、プレイヤ用遊技部100等が設けられた本体部200と、本体部200に取り付けられた遊技媒体受付装置5とを備えている。さらに本体部200は、プレイヤ端末制御部210、及びいくつかの周辺装置機器を備えている。
前記プレイヤ端末制御部210は、プレイヤ端末制御用のCPU211と、ROM212と、RAM213とを備えている。
前記ROM212は、例えば、半導体メモリ等により構成されており、プレイヤ端末4の基本的な機能を実現させるためのプログラム、その他プレイヤ端末4の制御上必要な各種のプログラム、データテーブル等が格納されている。
前記RAM213は、前記CPU211で演算された各種データ、プレイヤが現在所有するクレジット数、プレイヤによるチップのBET状況等を一時的に記憶しておくメモリである。
また、CPU211には、コントロール部6(図2参照)に設けられたBET確定ボタン30、払い戻しボタン31、ヘルプボタン32がそれぞれ接続されている。そして、CPU211は、各ボタンの押下等により出力される操作信号に基づき、対応する各種の動作を実行すべく制御を行う。具体的には、プレイヤの操作が入力されたことを受けてコントロール部6から供給される入力信号、並びに、ROM212、RAM213に記憶されたデータやプログラムに基づいて、各種の処理を実行し、その結果を上述したメイン制御部80のCPU81に送信する。
さらに、CPU211は、メイン制御部80のCPU81からの命令信号を受信し、プレイヤ端末4を構成する周辺機器、具体的には、プレイヤ用遊技部100を駆動するための周辺機器(送風機構103A、駆動モータ103A,103B、出目検出装置115)を制御し、プレイヤ端末4において、プレイヤ用遊技部100で実施するダイスゲームを進行させる。
また、CPU211は、処理の内容によっては、プレイヤの操作が入力されたことを受けてコントロール部6から供給される入力信号、及び、ROM212とRAM213とに記憶されたデータやプログラムに基づいて、各種の処理を実行し、その結果に基づいてプレイヤ端末4を構成する周辺機器を制御し、プレイヤ端末4におけるダイスゲームを進行させる。なお、どちらの方法で処理を行うかについては、その処理の内容に応じて処理ごとに設定される。例えば、各ダイスの出目に対する遊技媒体の払い出し処理は前者に該当し、プレイヤよるBET操作処理は後者に該当する。
また、CPU211には、ホッパー214が接続されており、CPU211からの命令信号により、ホッパー214は、所定枚数の遊技媒体を、払出口8から払い出す。
更に、CPU211には、液晶駆動回路220を介して画像表示装置7が接続されている。液晶駆動回路220は、プログラムROM、画像ROM、画像制御CPU、ワークRAM、VDP(ビデオ・ディスプレイ・プロセッサ)及びビデオRAMなどで構成されている。前記プログラムROMには、画像表示装置7での表示に関する画像制御用プログラムや各種選択テーブルが格納されており、画像ROMには、例えば、画像表示装置7で表示される画像を形成するためのドットデータが格納されている。また、画像制御CPUは、CPU211で設定されたパラメータに基づき、プログラムROM内に予め記憶された画像制御プログラムに従い、画像ROM内に予め記憶されたドットデータの中から画像表示装置7に表示する画像の決定を行うものである。また、ワークRAMは、前記画像制御プログラムを画像制御CPUで実行するときの一時記憶手段として構成される。また、VDPは、画像制御CPUで決定された表示内容に応じた画像を形成し、画像表示装置7に出力するものである。尚、ビデオRAMは、VDPで画像を形成するときの一時記憶手段として構成される。
前記画像表示装置7の前面には、上述したようにタッチパネル35が取り付けられており、タッチパネル35の操作情報は、CPU211に対して送信される。タッチパネル35は、上記したBET画面40において、プレイヤのチップのBET操作を検知する。具体的には、BET画面40のBETエリア41,BETエリア61の選択、単位ベットボタン43の操作等がタッチパネル35を接触操作することで行われ、その情報がCPU211に送信される。そして、その情報に基づいてRAM213に、現在のプレイヤのBET情報(BET画面40において指定したBETエリア41,61,並びにベットしたチップの枚数)が随時記憶される。更に、そのBET情報は、メイン制御部80のCPU81に対して送信され、RAM83のBET情報記憶エリアに記憶される。
更に、音出力回路226及びスピーカ9がCPU211に接続されており、スピーカ9は、音出力回路226からの出力信号に基づき各種演出を行う際に各種の効果音を発生する。また、CPU211には、データ受信部227を介して、貨幣やメダル等の遊技媒体を投入する装置である遊技媒体受付装置5が接続されている。前記データ受信部227は、遊技媒体受付装置5から送信されたクレジット信号を受信し、CPU211は、送信されたクレジット信号に基づいて、RAM213に記憶されたプレイヤのクレジット数を増加させる。
次に、上記のように構成されるダイスゲーム機1の制御動作について、プレイヤ端末4でプレイヤが遊技する際の操作に基づいて説明する。
図10は、ダイスゲーム機1のメイン制御部80とプレイヤ端末4との間で実施されるダイスゲームの手順の制御動作を示すフローチャートである。
最初、ダイスゲーム機1では、BET受付処理を行う(ステップ;ST01)。このBET受付処理の間に、プレイヤ端末4に着座したプレイヤは、遊技媒体受付装置5に、硬貨、メダル等の遊技媒体を投入すると共に、それに応じて画像表示装置7のBET画面40(図1参照)を見ながら、上述したBET操作を行う。BET受付処理中、各プレイヤ端末におけるBET画面40には、BETタイマーグラフ49が表示されており、メイン制御部80は、この時間内にBET操作を受け付ける。なお、BET画面40のクレジット数表示部46には、BET操作毎に、BET可能な枚数(残存チップ量)が減算表示されて行く。
上記したBET操作では、プレイヤは、単に、遊技部3における3つのダイスの出目を予測したBET操作が行える(BETエリア41にBET操作する)ことに加え、更に、そのプレイヤ端末に設置されているプレイヤ用遊技部100における1つのダイスの出目を予測したBET操作が行える(BETエリア61にBET操作する)。すなわち、BETエリア41では、通常のシック・ボーのルールに従ったBET操作(遊技部3での3つのダイスの出目のみを対象としたBET操作)が可能であり、プレイヤは、BET部41A〜41Gに対して、上述した操作方法によってBET操作することができる。なお、プレイヤがBETした部分には、図1に示すように、チップマーク48が表示される。
また、プレイヤが、プレイヤ用遊技部100で実施されるダイスの出目を予測してBET操作したい場合は、BETエリア61における6つのダイス表示のいずれか(1つから4つまで選択可能)に接触する。プレイヤが選択したダイスは点灯し、その選択数に応じて、BETエリア41にBETした部分が入賞すると、BETエリア41における配当が変化する(1.5倍〜6倍)。なお、選択したものの、プレイヤ用遊技部100におけるダイスの出目が外れた場合、プレイヤのロスとなり、BETエリア41にBETした部分が入賞しても、その配当は0.7倍となって払い出される。
メイン制御部80は、各プレイヤ端末から上記したBET操作を受け付けると、プレイヤ端末毎に、BET内容をRAM83の所定の記憶領域に書き込むと共に、そのBETの一部(例えば、1〜3%程度)を貯留する(ST02)。この貯留されるBET量(遊技媒体の量)は、順次、RAM83の所定の記憶領域に書き込まれる。
上記した動作は、BET受付時間が経過するまで実行され(ST03)、BET受付時間が終了すると、メイン制御部80のCPU81は、遊技部3及びプレイヤ用遊技部100(プレイヤ端末のCPU211)に駆動信号を送信し、遊技部3及びプレイヤ用遊技部100を駆動する(ST04)。このとき、遊技部3では、3つのダイスD1〜D3が転動しており、かつプレイヤがBET操作を行ったプレイヤ端末4におけるプレイヤ用遊技部100では、1つのダイスD4が転動する。なお、プレイヤが着座していなかったり、図1で示すBETエリア61にBET操作をしていなければ、そのプレイヤ用遊技部100は駆動しないようにしても良い。
そして、所定時間が経過した後、遊技部3及びプレイヤ用遊技部100の停止処理を行い(ST05)、この状態で、出目検出処理を行う(ST06)。遊技部3における出目検出処理は、上述した出目検出装置15が駆動され、プレイヤ用遊技部100では、出目検出装置115が駆動されて、表面に露出したダイスの出目情報が検出される。各ダイスの出目情報は、メイン制御部80に送信され、CPU81は、RAM83に格納されているプレイヤ端末毎のBET情報との間で入賞判定処理を実行する(ST07)。
この際、入賞と判定されなければ(ST08,NO)、プレイヤのロスとなり、その結果をプレイヤ端末に送信する(ST09)。各プレイヤ端末では、BET画面40の払い出し結果表示部45に、「LOSS」表示する等の結果表示処理が行われる。そして、全てのプレイヤ端末で、ボーナスゲームが成立していない場合、メイン制御部80のCPU81は、次の遊技に移行すべく、回収/放出機構10,110を駆動し、停止板3c,103c上のダイスを回収し(ST18)、1回のゲームが終了する。
また、入賞判定処理において、入賞と判定されると、引き続き、ボーナスゲームが成立しているか否かが判定される(ST08,YES、ST10)。ボーナスゲームの成立条件は、上述した通り、遊技部3で停止するダイスD1,D2,D3の出目が同一であること、プレイヤがそのような出目を予測してBETしたこと(BET部41D、及び/又はBET部41EにBETしていること)、そして、プレイヤ用遊技部100で停止するダイスD4が、前記ダイスD1,D2,D3と同一の出目となったとき(4つのダイスの出目が同一となったとき)に設定されている。
ボーナスゲームが入賞していなければ(ST10,NO)、そのまま所定の配当テーブルを参照して配当量の計算(クレジット量加算処理;ST11)を実行し、その結果をRAM83の所定の作業領域に格納した後、各プレイヤ端末4に入賞判定信号を送信する(ST09)。各プレイヤ端末4のCPU211は、メイン制御部80から送信される入賞判定信号に基づいて、液晶駆動回路220を駆動制御し、BET画面40に表示されている払い出し結果表示部45、及びクレジット数表示部46の更新処理を行う。また、必要に応じて、各プレイヤ端末4のCPU211は、液晶駆動回路220及び音出力回路226を駆動して、画像演出や音による演出を実施する。
一方、ボーナスゲームが入賞していれば(ST10,YES)、そのままボーナスゲーム実行処理が行われると共に(ST12)、プログレッシブボーナスへ移行するか否かが判定される(ST13)。プログレッシブボーナスへ移行するための条件は、上述した通り、遊技部3で停止するダイスD1,D2,D3の出目が同一であること、プレイヤがそのような出目を予測してBETしたこと(BET部41D、及び/又はBET部41EにBETしていること)、プレイヤ用遊技部100で停止するダイスD4が、前記ダイスD1,D2,D3と同一の出目となったこと(4つのダイスの出目が同一となったとき)、及び、BETエリア61のダイス選択部61aにおいて、そのような出目を1つだけ選択したこと、に設定されている。
上記したボーナスゲーム処理は、図11のフローチャートに示すように、最初に、ボーナスゲームが成立したことをプレイヤ端末に通知する(ST21)。プレイヤ端末では、この成立信号を受信すると、プレイヤ端末4のCPU211は、BET画面40におけるBETエリア41の有効化処理を行う。すなわち、この有効化処理は、BET画面40のBETエリア41全ての領域に1枚のチップをBETした状態にすることである。また、成立信号を受信した際、画像表示装置7等で、別途、特別な演出を実施するようにしても良い。
そして、引き続き、メイン制御部80のCPU81は、ボーナスゲームが成立しているプレイヤ用遊技部100(プレイヤ端末のCPU211)に駆動信号を送信し、プレイヤ用遊技部100を駆動する(ST22)。このとき、プレイヤ用遊技部100では、新たに2つのダイスが投入されるようになっており(既に投入されているダイスに加えて3つのダイスが転動する)、プレイヤはBET操作することなく(遊技媒体を消費することなく)1回のダイスゲームを行うことができる。
そして、所定時間が経過した後、プレイヤ用遊技部100の停止処理を行い(ST23)、この状態で、出目検出処理を行う(ST24)。この出目検出処理では、出目検出装置115を駆動して、表面に露出した3つのダイスの出目情報が検出される。そして、各ダイスの出目情報はメイン制御部80に送信され、CPU81は、有効化されている全てのBET情報との間で入賞判定処理を実行する(ST25)。
上記したボーナスゲームが終了して、プログレッシブボーナスへ移行しなければ(ST13,NO)、そのまま、所定の配当テーブルを参照して配当量の計算(クレジット量加算処理;ST14)を実行する。ここでの配当量の計算は、ボーナスゲームに移行する前の遊技部3における遊技結果によって獲得した配当と、プレイヤ用遊技部100におけるボーナスゲームの遊技結果によって獲得した配当が該当しており、その合算した配当量の計算結果をRAM83の所定の作業領域に格納した後、プレイヤ端末4に入賞判定信号を送信する(ST09)。プレイヤ端末では、上記同様、BET画面40に表示されている払い出し結果表示部45、及びクレジット数表示部46の更新処理等が行われる。すなわち、プレイヤは、一度に、通常の遊技部3における配当とプレイヤ用遊技部100におけるボーナスゲームの配当が得られる。
また、上記したST13の処理において、プログレッシブボーナスの条件が成立している場合、メイン制御部80のCPU81は、ボーナスゲームと並行して、プログレッシブボーナスの抽籤処理を行う(ST15)。この抽籤処理は、上述したように、CPU81において任意の乱数を抽出することで実行され、予め定められた乱数値が抽出されることでプログレッシブボーナスの当籤(ジャックポット)となる。
プログレッシブボーナスに当籤していなければ(ST16、NO)、上記したST14及びST09の処理に従って、配当量の計算、及び配当結果のプレイヤ端末に対する送信処理が実行される。
一方、抽籤結果により、プログレッシブボーナスに当籤していれば(ST16、YES)、クレジット量加算処理(ST17)を実行する。ここでの配当量の計算は、上記したボーナスゲームに移行する前の遊技部3における遊技結果によって獲得した配当、プレイヤ用遊技部100におけるボーナスゲームの遊技結果によって獲得した配当、及びプログレッシブボーナスに当籤したことによる配当(具体的には、それまでのダイスゲームの実施に際して貯留されたBET量;ST02においてRAM83に書き込まれた貯留量)が該当しており、その合算した配当量の計算結果をRAM83の所定の作業領域に格納した後、プレイヤ端末4に送信する(ST09)。
この際、プレイヤ端末では、BET画面40の払い出し結果表示部45に、BET量と獲得した遊技媒体の量を表示する等の結果表示処理が行われる。すなわち、プレイヤは、一度に、通常の遊技部3における配当とプレイヤ用遊技部100におけるボーナスの配当及びプログレッシブボーナスに当籤したことによる配当が得られる。もちろん、この際、画像表示装置7等で、別途、特別な演出を実施するようにしても良い。
そして、これに伴い、メイン制御部80のCPU81は、次の遊技に移行すべく、回収/放出機構10,110を駆動し、停止板3c,103c上のダイスを回収し(ST18)、1回のゲームが終了する。
以上のように構成されるダイスゲーム機1及びダイスゲーム機によるダイスゲームでは、プレイヤは、遊技部3で実行される1つ以上のダイス(3つのダイス)の出目の結果を予測して、プレイヤ端末4からBET画面40のBETエリア41を介してBET操作することが可能となっており、更には、プレイヤ端末に設置されているプレイヤ用遊技部100で実行される1つ以上のダイス(1つのダイス)の出目の結果を予測して、プレイヤ端末4からBET画面40のBETエリア61を介してBET操作することが可能となっている。
このように、従来の3つのダイスの出目を予測するシック・ボーと比較すると、より多くのダイスの出目を予測したBET操作ができるため、BETする対象を増やすことが可能となり、また、それに応じて配当も高くすることも可能となり、興趣の向上が図れるようになる。特に、本実施形態では、遊技部3とは別に、個々のプレイヤ専用のプレイヤ用遊技部100でのダイスの出目を予測する構成であるため、プレイヤ用遊技部100の遊技結果にも注目するようになり、興趣の向上が図れるようになる。
さらに、上記した実施形態では、上述したようなボーナスゲームやプログレッシブボーナスを実施することで、多量の遊技媒体を獲得可能であるため、より興趣の向上が図れると共に、多数のプレイヤを遊技に参加させることが可能となる。
以上、本発明のダイスゲーム機及びダイスゲーム方法の実施形態について説明したが、本発明は、上記した実施形態に限定されることはなく、種々変形することが可能である。
例えば、遊技部3やプレイヤ用遊技部100において、ダイスを転動し停止するための具体的な方法、各ダイスの出目の判別手段、ダイスの回収方法等は、適宜変形することが可能である。例えば、ダイスは、振動板上で転動するような構成であっても良いし、回収されること無く、遊技部内で常時露出した状態にあっても良い。また、遊技部3や100では、実際にダイスを転動させるのではなく、画像表示装置を用いて、ダイスを転動、停止させる画像を表示するようにしても良い。
また、遊技部3やプレイヤ用遊技部100使用されるダイスについては、上記した実施形態の個数に限定されることはなく、種々変形することが可能であり、それに応じてBETする方法や種類についても適宜変形することが可能である。また、使用されるダイスについては、六面体に限られず、より多くの露出面を有する多面体であっても良い。この場合、そのような多面体の一つにボーナスゲームへ移行するためのトリガとなる面を形成しておいても良い。また、上述したBET部における配当については、一例を示したに過ぎず、地域毎、規制等によって適宜変形することが可能である。
また、上記したボーナスゲームの成立条件(プログレッシブボーナスの成立条件)や、そのゲーム内容については、様々な方法で実施することが可能である。例えば、ボーナスゲームについては、プレイヤ用遊技部100を利用するのではなく、画像表示装置7で実施するようにしても良い。また、その際のボーナスゲームの内容は、カードゲーム、ルーレットゲーム、スロットマシンのようなゲーム、ダイスゲームなど、様々な形態で実施することが可能である。
さらに、本発明は、単純にディーラがダイスを扱うようなテーブルゲームでも適用することが可能である。
1 ダイスゲーム機
3 遊技部
4 プレイヤ端末
6 コントロール部
7 画像表示装置
35 タッチパネル
40 BET画面
80 メイン制御部
100 プレイヤ用遊技部
D1〜D4 ダイス
3 遊技部
4 プレイヤ端末
6 コントロール部
7 画像表示装置
35 タッチパネル
40 BET画面
80 メイン制御部
100 プレイヤ用遊技部
D1〜D4 ダイス
Claims (7)
- 1つ以上のダイスが転動する遊技部と、前記遊技部で転動する前記1つ以上のダイスの出目を予測してBET可能なプレイヤ端末との間で実施されるダイスゲーム方法であって、
前記プレイヤ端末に、1つ以上のダイスが転動するプレイヤ用遊技部を設置し、
前記遊技部で決定される前記1つ以上のダイスの出目と、前記プレイヤ用遊技部で決定される前記1つ以上のダイスの出目を予測したBET手順、及び、そのBET手順に応じた配当を付与するゲーム態様を含むことを特徴とするダイスゲーム方法。 - 前記遊技部における1つ以上のダイスの出目と、前記プレイヤ用遊技部における1つ以上のダイスの出目が所定の組み合わせとなり、かつ、そのプレイヤ用遊技部で遊技しているプレイヤが、前記所定の組み合わせを予測したBETをしていたことを条件に、特別配当を付与可能としたことを特徴とする請求項1に記載のダイスゲーム方法。
- 前記遊技部における1つ以上のダイスの出目と、前記プレイヤ用遊技部における1つ以上のダイスの出目が所定の組み合わせとなった際、当該プレイヤに特別ゲームを実施可能としたことを特徴とする請求項1に記載のダイスゲーム方法。
- 1つ以上のダイスが転動すると共に停止する遊技部と、
前記遊技部で転動し、停止したときの前記1つ以上のダイスの出目を予測して、BET操作を可能にするBET表示部を備えたプレイヤ端末と、
前記プレイヤ端末に設置され、1つ以上のダイスが転動すると共に停止するプレイヤ用遊技部と、
前記遊技部における1つ以上のダイスの転動、及び停止動作を制御すると共に、前記プレイヤ端末からのBET操作、及び配当に応じた遊技価値の払出し処理を制御する制御部と、を有し、
前記制御部は、前記プレイヤ端末から、前記遊技部で実施される1つ以上のダイスの出目と、前記プレイヤ用遊技部で実施される1つ以上のダイスの出目を予測したBET操作を受け付けることを特徴とするダイスゲーム機。 - 前記制御部は、前記遊技部における1つ以上のダイスの出目と、前記プレイヤ用遊技部における1つ以上のダイスの出目が所定の組み合わせとなり、かつ、そのプレイヤ端末で遊技しているプレイヤが、前記所定の組み合わせを予測したBET操作をしていたことを条件に、当該プレイヤ端末に対して特別配当処理を実行することを特徴とする請求項4に記載のダイスゲーム機。
- 前記制御部は、前記遊技部における1つ以上のダイスの出目と、前記プレイヤ用遊技部における1つ以上のダイスの出目が所定の組み合わせとなった際、当該プレイヤ端末に対して特別ゲームを実施可能としたことを特徴とする請求項4に記載のダイスゲーム機。
- 前記プレイヤ端末は、複数設置されており、
前記制御部は、前記複数のプレイヤ端末から受け付けるBET操作におけるBET量の内、所定の割合で蓄積処理を実行すると共に、いずれかのプレイヤ端末で、所定の入賞が成立した際に、それまで蓄積した分の払い出し処理を実行することを特徴とする請求項4から6のいずれか1項に記載のダイスゲーム機。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006288686A JP2008104570A (ja) | 2006-10-24 | 2006-10-24 | ダイスゲーム方法、及びダイスゲーム機 |
SG200717105-1A SG142271A1 (en) | 2006-10-24 | 2007-10-19 | Dice game method and dice game machine |
US11/875,174 US7874905B2 (en) | 2006-10-24 | 2007-10-19 | Dice game method and dice game machine |
AU2007229433A AU2007229433A1 (en) | 2006-10-24 | 2007-10-22 | Dice game method and dice game machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006288686A JP2008104570A (ja) | 2006-10-24 | 2006-10-24 | ダイスゲーム方法、及びダイスゲーム機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008104570A true JP2008104570A (ja) | 2008-05-08 |
Family
ID=39318598
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006288686A Pending JP2008104570A (ja) | 2006-10-24 | 2006-10-24 | ダイスゲーム方法、及びダイスゲーム機 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7874905B2 (ja) |
JP (1) | JP2008104570A (ja) |
AU (1) | AU2007229433A1 (ja) |
SG (1) | SG142271A1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015104803A1 (ja) * | 2014-01-08 | 2015-07-16 | セガサミークリエイション株式会社 | 遊技機、および遊技機の制御方法 |
US9196128B2 (en) | 2011-09-01 | 2015-11-24 | Sega Sammy Creation Inc. | Game apparatus and computer-readable recording medium |
WO2017126092A1 (ja) * | 2016-01-21 | 2017-07-27 | セガサミークリエイション株式会社 | ゲームシステム及びゲームの制御方法 |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1756782A4 (en) * | 2004-02-23 | 2010-10-27 | Wagerworks Inc | BONUS STRUCTURES FOR MULTI-RESULTS / MULTI-PURPOSE GAMBLING GAME |
JP2007301300A (ja) * | 2006-05-15 | 2007-11-22 | Aruze Corp | 多人数参加型ゲーム装置 |
US8109832B2 (en) * | 2008-03-07 | 2012-02-07 | Tien-Shu Hsu | Sic-bo automated dice-cage and method of implementing the same |
US8210923B2 (en) * | 2008-09-04 | 2012-07-03 | Universal Entertainment Corporation | Dice gaming machine |
US8257166B2 (en) * | 2008-09-17 | 2012-09-04 | Universal Entertainment Corporation | Dice gaming machine |
US20100075744A1 (en) * | 2008-09-22 | 2010-03-25 | Philip Edward Baratti | System, Method And Computer Program Product For A Robotic Game |
JP2011083438A (ja) * | 2009-10-15 | 2011-04-28 | Universal Entertainment Corp | ベットタイプの説明を表示可能なゲーミングマシン |
US9345956B2 (en) * | 2013-04-25 | 2016-05-24 | Las Vegas Sands Corp | Randomizer unit for simulating game play |
WO2014201134A1 (en) * | 2013-06-11 | 2014-12-18 | Pockaj D. O.O. (D/B/A "Alfastreet") | Rotational motion dice game system |
US8998209B2 (en) | 2013-06-11 | 2015-04-07 | Pockaj D.O.O. | Rotational motion dice game system |
USD763363S1 (en) | 2014-11-05 | 2016-08-09 | Nqds, Llc | Gaming table |
US9227134B1 (en) | 2014-11-05 | 2016-01-05 | Nqds, Llc | Gaming table apparatus |
CN105709410A (zh) * | 2016-01-26 | 2016-06-29 | 广州市鑫童动漫科技有限公司 | 一种互动娱乐装置 |
US10933304B2 (en) | 2016-09-26 | 2021-03-02 | Interblock Usa L.C. | System and method for regulating dice strokes in gaming system |
US10537788B2 (en) * | 2016-09-26 | 2020-01-21 | Interblock D.D. | Dice selection system for gaming system |
US11138824B1 (en) * | 2021-02-26 | 2021-10-05 | Zuum Limited | Electronic gaming machine for playing a wagering dice game |
US20230063430A1 (en) | 2021-08-27 | 2023-03-02 | Sg Gaming, Inc. | Gaming systems and methods having automated dice features |
Family Cites Families (25)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2560187A (en) * | 1946-05-03 | 1951-07-10 | Durrel E Post | Combination card and dice game |
DE3772161D1 (de) * | 1986-11-14 | 1991-09-19 | Sigma Enterprises Inc | Vorrichtung zum roulettespielen. |
US5308081A (en) * | 1990-11-07 | 1994-05-03 | Bartle Richard J E | Method of playing a three dice betting game |
US5413351A (en) | 1994-07-01 | 1995-05-09 | Franklin; Thomas L. | Method of playing a dice game |
US5997000A (en) * | 1995-08-22 | 1999-12-07 | Nakano; Yoshio | Combined dice and card game |
US5964463A (en) * | 1995-09-15 | 1999-10-12 | Gulf Coast Gaming Corporation | Method of playing a dice game |
US6123333A (en) * | 1997-03-17 | 2000-09-26 | Mcginnis, Sr.; Richard G. | Method of playing a wagering game |
US6592459B2 (en) * | 1997-10-30 | 2003-07-15 | Anthony C. Parra | Universal non-progressive reward for live casino games |
US6234482B1 (en) * | 1999-07-15 | 2001-05-22 | Thomas S. Henderson | Method for playing a dice game |
AUPQ610700A0 (en) * | 2000-03-08 | 2000-03-30 | Crown Limited | Automatic table game |
US6364314B1 (en) * | 2000-09-12 | 2002-04-02 | Wms Gaming Inc. | Multi-player gaming platform allowing independent play on common visual display |
US6257580B1 (en) * | 2000-09-15 | 2001-07-10 | Ben Brown | Casino table game including cards and dice |
US6422563B1 (en) * | 2000-10-18 | 2002-07-23 | Andrew Fairchild | Method of playing a dice betting game and a playing board therefor |
US7258341B2 (en) * | 2003-10-21 | 2007-08-21 | Alireza Pirouzkhah | Variable point generation craps game |
EP1756782A4 (en) * | 2004-02-23 | 2010-10-27 | Wagerworks Inc | BONUS STRUCTURES FOR MULTI-RESULTS / MULTI-PURPOSE GAMBLING GAME |
US7326115B2 (en) * | 2004-08-20 | 2008-02-05 | Igt | Gaming device and method having a first interactive game which determines a function of a second wagering game |
US7585219B2 (en) * | 2004-09-30 | 2009-09-08 | Igt | Gaming device having a matching symbol game |
US7862427B2 (en) * | 2004-10-04 | 2011-01-04 | Igt | Wide area progressive jackpot system and methods |
EP1671684A1 (en) * | 2004-12-16 | 2006-06-21 | Stargames Corporation Pty. Ltd. | Enhanced roulette |
AU2006203372B2 (en) * | 2005-08-18 | 2011-10-13 | Universal Entertainment Corporation | Gaming machine |
US8216065B2 (en) * | 2005-09-09 | 2012-07-10 | Igt | Gaming system having multiple adjacently arranged gaming machines which each provide a component for a multi-component game |
US7361090B2 (en) * | 2005-09-12 | 2008-04-22 | Jumbo Technology Co., Ltd. | Method of automatically and fairly playing a die game and machine for the same |
US8393954B2 (en) * | 2006-12-29 | 2013-03-12 | Cfph, Llc | Top performers |
US20080079218A1 (en) * | 2006-09-29 | 2008-04-03 | Harry Wilson Morris | Wagering game using cards and dice |
US20090186688A1 (en) * | 2008-01-22 | 2009-07-23 | Raphael Mourad | Wagering game using dice or electronically simulated dice |
-
2006
- 2006-10-24 JP JP2006288686A patent/JP2008104570A/ja active Pending
-
2007
- 2007-10-19 US US11/875,174 patent/US7874905B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2007-10-19 SG SG200717105-1A patent/SG142271A1/en unknown
- 2007-10-22 AU AU2007229433A patent/AU2007229433A1/en not_active Abandoned
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9196128B2 (en) | 2011-09-01 | 2015-11-24 | Sega Sammy Creation Inc. | Game apparatus and computer-readable recording medium |
WO2015104803A1 (ja) * | 2014-01-08 | 2015-07-16 | セガサミークリエイション株式会社 | 遊技機、および遊技機の制御方法 |
WO2017126092A1 (ja) * | 2016-01-21 | 2017-07-27 | セガサミークリエイション株式会社 | ゲームシステム及びゲームの制御方法 |
JPWO2017126092A1 (ja) * | 2016-01-21 | 2018-06-28 | セガサミークリエイション株式会社 | ゲームシステム及びゲームの制御方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
AU2007229433A1 (en) | 2008-05-08 |
US20080096642A1 (en) | 2008-04-24 |
SG142271A1 (en) | 2008-05-28 |
US7874905B2 (en) | 2011-01-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2008104570A (ja) | ダイスゲーム方法、及びダイスゲーム機 | |
JP2008253442A (ja) | ダイスゲーム装置、及びダイスゲーム方法 | |
JP2008104572A (ja) | ダイスゲーム方法、及びダイスゲーム機 | |
JP4942308B2 (ja) | 多人数参加型ゲーム装置 | |
JP4615448B2 (ja) | 遊技機及び遊技システム | |
JP2008119296A (ja) | 複数のウィル毎の当選番号に基づいた賞を付与するルーレットゲーム機及びルーレットゲームのプレイ方法 | |
JP2008253441A (ja) | ダイスゲーム装置、及びダイスゲーム方法 | |
JP2007301300A (ja) | 多人数参加型ゲーム装置 | |
JP2008119285A (ja) | 所定の条件を満たした場合にルーレットゲームと並行してサブゲームを実行するルーレットゲーム機及びルーレットゲームのプレイ方法 | |
JP2008104571A (ja) | ダイスゲーム方法、及びダイスゲーム機 | |
US20080176622A1 (en) | Gaming Machine and Playing Method Thereof | |
JP2009112776A (ja) | ルーレットゲーム装置及びその制御方法 | |
JP2008104569A (ja) | ダイスゲーム方法、及びダイスゲーム機 | |
JP2009189802A (ja) | 累積的に貯留された遊技媒体を支払うことが可能なゲーム装置及びそのコントロール方法 | |
JP2007000198A (ja) | 遊技機 | |
JP4781750B2 (ja) | ゲーム装置 | |
JP2008212284A (ja) | 複数のルーレットゲーム機を接続してしてプログレッシブボーナスを共有するゲーミングシステム及びその制御方法 | |
US20080214268A1 (en) | Game machine and method for controlling game machine | |
US20080113717A1 (en) | Gaming apparatus and playing method thereof | |
JP2008099828A (ja) | ゲーム装置及びその制御方法 | |
US20080176623A1 (en) | Gaming Apparatus and Playing Method Thereof | |
JP2009189778A (ja) | サイドbet可能なゲーム装置及びそのコントロール方法 | |
JP2009195692A (ja) | サイドbet可能なゲーム装置及びそのコントロール方法 | |
JP2008132267A (ja) | 遊技機及びその制御方法 | |
JP2009189779A (ja) | サイドbet可能なゲーム装置及びそのコントロール方法 |