JP2008104091A - Ofdm送信装置及びofdm送信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】振幅の減衰を抑制するとともに回路規模の増大を抑制し、信号品質を向上させること。
【解決手段】重み付け部101は、重み付け係数をあらかじめ記憶する。シンボルマッピング部102は、送信データを各サブキャリアにマッピングするとともに、マッピングの際に、フィルタ部105のフィルタ特性により減衰する振幅の分だけ振幅が大きくなるように、重み付け部101で記憶している重み付け係数を送信データの振幅に対してサブキャリア毎に乗算する。IFFT部103は、IFFTする。ピーククリップ部104は、閾値以上の振幅を抑圧する。フィルタ部105は、所定のフィルタ特性を有しており、不要な高周波数の成分を除去する。
【選択図】図1

Description

本発明は、OFDM送信装置及びOFDM送信方法に関し、特にしきい値以上のピークをカットした後にフィルタ処理により帯域外成分を除去するOFDM送信装置及びOFDM送信方法に関する。
従来、OFDM伝送におけるピーク電力の低減方法として、送信信号の閾値以上のピークを検出し、検出したピーク成分を閾値までカットして出力する方法が知られている(例えば、特許文献1)。この方法では、単にピーク成分をカットするだけでは,帯域外に漏れる電力が大きくなるため、フィルタ処理で帯域外成分を除去する必要がある。図8は、フィルタで不要な帯域外成分のみを除去した際の理想状態を示す図である。不要な帯域外成分を除去する際には、図8に示す理想状態にできる限り近づくようにするのが好ましい。
特開2002−44054号公報
しかしながら、従来の方法においては、送信する信号の帯域内に影響を及ぼさずに不要な帯域のみを除去するためには、図9に示す様に急峻なフィルタ特性901のフィルタが必要となり、回路規模が増大するという問題がある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、OFDMのシンボルに対して重み付けすることにより緩やかなフィルタ特性のフィルタを用いることができるので、振幅の減衰を抑制することができるとともに回路規模の増大を抑制することができる一方で、不要成分を十分に抑圧することができるので信号品質を向上させることができるOFDM送信装置及びOFDM送信方法を提供することを目的とする。
本発明のOFDM送信装置は、周波数軸上に配列する各サブキャリアに送信データをマッピングするシンボルマッピング手段と、前記シンボルマッピング手段で各サブキャリアにマッピングした送信データを周波数領域から時間領域へ変換して時間成分に分解する周波数領域・時間領域変換手段と、前記時間成分に分解した送信データの振幅がしきい値以上の場合に前記しきい値以上の振幅を所定量抑圧するクリップ手段と、前記クリップ手段で振幅を抑圧した送信データにおける不要な周波数成分を除去するフィルタ手段と、前記フィルタ手段で不要な周波数成分を除去した送信データを変調する変調手段と、前記変調手段で変調した送信データを送信する送信手段と、を具備するOFDM送信装置であって、前記シンボルマッピング手段は、前記フィルタ手段におけるフィルタ特性に基づいて送信データの振幅に対してサブキャリア毎に重み付けする構成を採る。
また、本発明のOFDM送信装置は、周波数軸上の各サブキャリアに送信データをマッピングするシンボルマッピング手段と、前記シンボルマッピング手段で各サブキャリアにマッピングした送信データを周波数領域から時間領域へ変換して時間成分に分解する第一周波数領域・時間領域変換手段と、前記時間成分に分解した送信データの振幅がしきい値以上の場合に前記しきい値以上の振幅を所定量抑圧するクリップ手段と、前記クリップ手段で振幅を抑圧した送信データを時間領域から周波数領域に変換して周波数成分に分解する時間領域・周波数領域変換手段と、前記周波数成分に分解した送信データの振幅に対してフィルタ特性に基づいてサブキャリア毎に重み付けする重み付け手段と、前記重み付け手段で重み付けした送信データを周波数領域から時間領域に変換して時間成分に分解する第二周波数領域・時間領域変換手段と、前記フィルタ特性を有するとともに前記第二周波数領域・時間領域変換手段で時間領域に分解した送信データにおける不要な周波数成分を除去するフィルタ手段と、前記フィルタ手段で不要な周波数成分を除去した送信データを変調する変調手段と、前記変調手段で変調した送信データを送信する送信手段と、を具備する構成を採る。
本発明のOFDM送信方法は、周波数軸上に配列する各サブキャリアに送信データをマッピングするステップと、各サブキャリアにマッピングした送信データを周波数領域から時間領域へ変換して時間成分に分解するステップと、前記時間成分に分解した送信データの振幅がしきい値以上の場合に前記しきい値以上の振幅を所定量抑圧するステップと、振幅を抑圧した送信データにおける不要な周波数成分をフィルタにより除去するステップと、前記フィルタで不要な周波数成分を除去した送信データを変調するステップと、変調した送信データを送信するステップと、を具備するOFDM送信方法であって、前記マッピングの際に前記フィルタのフィルタ特性に基づいて送信データの振幅に対してサブキャリア毎に重み付けするようにした。
また、本発明のOFDM送信方法は、周波数軸上の各サブキャリアに送信データをマッピングするステップと、各サブキャリアにマッピングした送信データを周波数領域から時間領域へ変換して時間成分に分解するステップと、前記時間成分に分解した送信データの振幅がしきい値以上の場合に前記しきい値以上の振幅を所定量抑圧するステップと、振幅を抑圧した送信データを時間領域から周波数領域に変換して周波数成分に分解するステップと、前記周波数成分に分解した送信データの振幅に対してフィルタ特性に基づいてサブキャリア毎に重み付けするステップと、前記重み付けした送信データを周波数領域から時間領域に変換して時間成分に分解するステップと、前記重み付け後に時間領域に分解した送信データにおける不要な周波数成分を前記フィルタ特性を有するフィルタで除去するステップと、前記フィルタで不要な周波数成分を除去した送信データを変調するステップと、変調した送信データを送信するステップと、を具備するようにした。
本発明によれば、OFDMのシンボルに対して重み付けすることにより緩やかなフィルタ特性のフィルタを用いることができるので、振幅の減衰を抑制することができるとともに回路規模の増大を抑制することができる一方で、不要成分を十分に抑圧することができるので信号品質を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係るOFDM送信装置100の構成を示すブロック図である。
重み付け部101は、サブキャリア毎の重み付け係数をあらかじめ記憶している。具体的には、重み付け部101は、後述するフィルタ部105のフィルタ特性により信号の振幅が減衰する分だけ振幅を大きくするための重み付け係数を記憶している。そして、重み付け部101は、送信データがシンボルマッピング部102に入力するタイミングで、記憶している重み付け係数をシンボルマッピング部102へ出力する。
シンボルマッピング部102は、周波数軸上に配列した各サブキャリアに対して、変調方式及び符号化率に応じた送信データのシンボルマッピングを行う。また、シンボルマッピング部102は、重み付け部101から入力した重み付け係数を、マッピングする送信データに対してサブキャリア毎に乗算することにより、各サブキャリアにマッピングされる送信データの振幅に対して重み付けを行う。そして、シンボルマッピング部102は、重み付け及びマッピングした各サブキャリアの送信データを逆高速フーリエ変換(以下「IFFT」と記載する)部103へ出力する。
周波数領域・時間領域変換手段であるIFFT部103は、シンボルマッピング部102から入力した、マッピングにより周波数軸上の各サブキャリアに並べられた送信データをIFFTして時間領域から周波数領域へ変換することにより、送信データを時間成分に分解する。そして、IFFT部103は、IFFTした送信データをI/Qベースバンド信号としてピーククリップ部104へ出力する。
クリップ手段であるピーククリップ部104は、IFFT部103から入力したI/Qベースバンド信号に対して、振幅が閾値以上の場合に、振幅が閾値以下になるように、閾値以上のピーク成分を除去する。そして、ピーククリップ部104は、ピーク成分を除去したI/Qベースバンド信号をフィルタ部105へ出力する。
フィルタ部105は、所定のフィルタ特性を有しており、ピーククリップ部104から入力した、ピーク成分が除去されたI/Qベースバンド信号における不要な高周波帯域の成分を除去する。そして、フィルタ部105は、不要な高周波帯域の成分を除去したI/Qベースバンド信号を直交変調部106へ出力する。
変調手段である直交変調部106は、フィルタ部105から入力したI/Qベースバンド信号を直交変調して送信信号を生成し、生成した送信信号を送信RF部107へ出力する。
送信RF部107は、直交変調部106から入力した送信信号をベースバンド周波数から無線周波数へアップコンバートしてアンテナ108へ出力する。
アンテナ108は、送信RF部107から入力した送信信号を送信する。
次に、OFDM送信装置100の動作について、説明する。
最初に、シンボルマッピング部102は、周波数軸上に配列した各サブキャリアにマッピングした送信データの振幅(電力)に対して、サブキャリア毎に重み付けを行う。
図2は、シンボルマッピング部102で各サブキャリアにマッピングされた重み付け後の送信データを示す図である。シンボルマッピング部102は、周波数軸上に配列したサブキャリア0〜サブキャリアK(Kは1以上の任意の整数)に対して、送信データをマッピングする。その際に、シンボルマッピング部102は、サブキャリアKにマッピングされた送信データの振幅がフィルタ部105のフィルタ特性により減衰する場合に、サブキャリアKにマッピングした送信データの振幅に対して重み付けを行う。具体的には、シンボルマッピング部102は、フィルタ部105のフィルタ特性により、閾値201より減衰量H1だけ振幅が減衰する場合に、フィルタ部105のフィルタ特性の逆特性だけ振幅が大きくなるように、即ち閾値201よりフィルタ部105のフィルタ特性により減衰する分の減衰量H1だけ振幅が大きくなるように重み付けを行う。
次に、IFFT部103は、IFFTにより、各サブキャリアにマッピングした送信データを、周波数領域信号から時間領域信号に変換して時間成分に分解する。
図3は、時間成分に分解したI/Qベースバンド信号を示す図である。図3より、時間成分に分解したI/Qベースバンド信号は、閾値301よりも振幅が大きいピーク成分P1が現れている。
次に、ピーククリップ部104は、ピーク成分の振幅を閾値301まで除去する。
図4は、ピーク成分を除去した状態のI/Qベースバンド信号を示す図である。また、図5は、ピーク成分を除去した状態のI/Qベースバンド信号を周波数成分に分解した状態を示す図である。図5に示すように、フィルタ部105でフィルタリングする前には、サブキャリアKの振幅は、閾値201よりも減衰量H1だけ大きい。
次に、フィルタ部105は、フィルタリングにより、I/Qベースバンド信号の不要な高周波帯域の成分を除去する。
図6は、フィルタ部105で不要な高周波帯域の成分を除去したI/Qベースバンド信号を周波数成分に分解した状態を示す図である。図6より、シンボルマッピング部102で振幅に重み付けしなかった場合には、フィルタ部105のフィルタ特性601により、サブキャリアKにマッピングされた送信データの振幅は、本来閾値201まで抑圧すれば十分であるにも関わらず、閾値201よりもH1だけ振幅が小さくなってしまう。一方、シンボルマッピング部102で振幅に重み付けした場合には、フィルタ部105のフィルタ特性601の影響は受けるものの、シンボルマッピング部102は、サブキャリアKにマッピングされた送信データに対して、図2に示すようにフィルタ特性の逆特性だけ振幅が大きくなるように重み付けするので、サブキャリアKにマッピングされた送信データの振幅は丁度閾値201まで抑制される。
次に、直交変調部106は、I/Qベースバンド信号を直交変調して送信信号を生成し、送信RF部107は、送信信号をベースバンド周波数から無線周波数にアップコンバートし、アンテナ108は、送信信号を送信する。
例えば、変調方式としてQPSKを選択した場合で且つI−Q平面上で半径「1」の円を想定した場合、各シンボルは、I成分及びQ成分共に±1/√(1/2)の大きさの振幅になる。また、低域通過フィルタであるフィルタ部105のフィルタ特性を、Ak(kはサブキャリア番号)にした場合、フィルタ特性の逆特性は1/Akになる。従って、シンボルマッピング部102は、サブキャリアKにマッピングされる送信データの振幅に対して、1/Akの重み付け係数を乗算して重み付けする。
このように、本実施の形態1によれば、フィルタ特性により減衰する振幅の分だけ振幅が大きくなるようにあらかじめ振幅に対してサブキャリア毎に重み付けすることにより、緩やかなフィルタ特性のフィルタを用いることができるので、振幅の減衰を抑制することができるとともに回路規模の増大を抑制することができる一方で、不要成分を十分に抑圧することができるので信号品質を向上させることができる。
(実施の形態2)
図7は、本発明の実施の形態2に係るOFDM送信装置700の構成を示すブロック図である。
本実施の形態2に係るOFDM送信装置700は、図1に示す実施の形態1に係るOFDM送信装置100において、図7に示すように、高速フーリエ変換(以下「FFT」と記載する)部702と乗算部703とIFFT部704を追加し、シンボルマッピング部102の代わりにシンボルマッピング部701を有する。なお、図7においては、図1と同一構成である部分には同一の符号を付してその説明は省略する。
シンボルマッピング部701は、周波数軸上に配列した各サブキャリアに対して、変調方式及び符号化率に応じた送信データのシンボルマッピングを行う。そして、シンボルマッピング部701は、各サブキャリアにマッピングした送信データをIFFT部103へ出力する。
第一周波数領域・時間領域変換手段であるIFFT部103は、シンボルマッピング部701から入力した、マッピングにより周波数軸上の各サブキャリアに並べられた送信データをIFFTして時間領域から周波数領域へ変換することにより時間成分に分解する。そして、IFFT部103は、IFFTした送信データをI/Qベースバンド信号としてピーククリップ部104へ出力する。
ピーククリップ部104は、IFFT部103から入力したI/Qベースバンド信号に対して、振幅が閾値以上の場合に、振幅が閾値以下になるように、閾値以上のピーク成分を除去する。そして、ピーククリップ部104は、ピーク成分を除去したI/Qベースバンド信号をFFT部702へ出力する。
時間領域・周波数領域変換手段であるFFT部702は、ピーククリップ部104から入力したI/Qベースバンド信号をFFTして時間領域から周波数領域に変換することにより周波数成分に分解する。そして、FFT部702は、FFTしたI/Qベースバンド信号を乗算部703へ出力する。
重み付け部101は、サブキャリア毎の重み付け係数をあらかじめ記憶している。具体的には、重み付け部101は、後述するフィルタ部105のフィルタ特性により信号の振幅が減衰する分だけ振幅を大きくするための重み付け係数を記憶している。そして、重み付け部101は、I/Qベースバンド信号が乗算部703に入力するタイミングで、記憶している重み付け係数を乗算部703へ出力する。
乗算部703は、重み付け部101から入力した重み付け係数を、FFT部702から入力したI/Qベースバンド信号にサブキャリア毎に乗算することにより、I/Qベースバンド信号の振幅に対してサブキャリア毎に重み付けを行う。そして、乗算部703は、重み付けしたI/Qベースバンド信号をIFFT部704へ出力する。
第二周波数領域・時間領域変換手段であるIFFT部704は、乗算部703から入力したI/Qベースバンド信号をIFFTして周波数領域から時間領域に変換することにより時間成分に分解する。
フィルタ部105は、所定のフィルタ特性を有しており、IFFT部704から入力したI/Qベースバンド信号における不要な高周波帯域の成分を除去する。そして、フィルタ部105は、不要な高周波帯域の成分を除去したI/Qベースバンド信号を直交変調部106へ出力する。
次に、OFDM送信装置700の動作について、説明する。
最初に、シンボルマッピング部701は、周波数軸上に配列した各サブキャリアに送信データをマッピングする。
次に、IFFT部103は、IFFTにより、各サブキャリアにマッピングした送信データを、周波数領域信号から時間領域信号に変換する。時間領域に変換したI/Qベースバンド信号は、図3に示すようになる。
次に、ピーククリップ部104は、ピーク成分の振幅を閾値301まで除去する。ピーク成分を除去した後のI/Qベースバンド信号は、図4に示すようになる。また、ピーク成分を除去した後のI/Qベースバンド信号を周波数領域に変換した状態は図5に示すようになる。
次に、FFT部702は、I/Qベースバンド信号をFFTする。
次に、乗算部703は、周波数軸上に配列した各サブキャリアにマッピングされている送信データの振幅(電力)に対して、サブキャリア毎に重み付けを行う。重み付けした後の各サブキャリアの送信データは図2に示すようになる。
次に、IFFT部704は、IFFTにより、送信データを周波数領域信号から時間領域信号に変換することにより時間成分に分解する。時間成分に分解したI/Qベースバンド信号は、すでにピーククリップ部104でピーク成分が除去されているので図4に示すようになる。
次に、フィルタ部105は、フィルタリングにより、I/Qベースバンド信号の不要な高周波帯域の成分を除去する。不要な高周波帯域の成分を除去した後のI/Qベースバンド信号は図6に示すようになる。
次に、直交変調部106は、I/Qベースバンド信号を直交変調して送信信号を生成し、送信RF部107は、送信信号をベースバンド周波数から無線周波数にアップコンバートし、アンテナ108は、送信信号を送信する。
このように、本実施の形態2によれば、フィルタ特性により減衰する振幅の分だけ振幅が大きくなるようにあらかじめ振幅に対してサブキャリア毎に重み付けすることにより、緩やかなフィルタ特性のフィルタを用いることができるので、振幅の減衰を抑制することができるとともに回路規模の増大を抑制することができる一方で、不要成分を十分に抑圧することができるので信号品質を向上させることができる。また、本実施の形態2によれば、シンボルマッピング部701とIFFT部103とピーククリップ部104の構成は従来と同一構成なので、本実施の形態2の構成を実際の製品に適用する際に、従来の製品に対して大幅な構成の変更をする必要がなく、製造コストを低減することができる。
なお、上記実施の形態1及び実施の形態2において、振幅に対して重み付けしたが、これに限らず、フィルタリングによる位相変化を相殺するように、フィルタリングする前にあらかじめ位相に対して重み付けすることにより、フィルタリングする際の位相に対する影響を抑制することができる。また、上記実施の形態1及び実施の形態2において、ピーク成分の振幅を閾値まで抑圧したが、これに限らず、所定の抑圧量で振幅を抑圧することができる。また、上記実施の形態1及び実施の形態2において、フィルタにより不要な高周波帯域の成分を除去したが、これに限らず、任意の帯域の成分を除去する場合に適用することができる。
本発明にかかるOFDM送信装置及びOFDM送信方法は、特にしきい値以上のピークをカットした後にフィルタ処理により帯域外成分を除去するのに好適である。
本発明の実施の形態1に係るOFDM送信装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係る各サブキャリアにマッピングされた重み付け後の送信データを示す図 本発明の実施の形態1に係る時間成分に分解したI/Qベースバンド信号を示す図 本発明の実施の形態1に係るピーク成分を除去した状態のI/Qベースバンド信号を示す図 本発明の実施の形態1に係るピーク成分を除去した状態のI/Qベースバンド信号を周波数成分に分解した状態を示す図 本発明の実施の形態1に係る不要な高周波帯域の成分を除去したI/Qベースバンド信号を周波数成分に分解した状態を示す図 本発明の実施の形態2に係るOFDM送信装置の構成を示すブロック図 フィルタにより帯域外成分のみを除去した場合の理想状態を示す図 従来の不要な高周波帯域の成分を除去した状態のI/Qベースバンド信号を示す図
符号の説明
100 OFDM送信装置
101 重み付け部
102 シンボルマッピング部
103 IFFT部
104 ピーククリップ部
105 フィルタ部
106 直交変調部
107 送信RF部
108 アンテナ

Claims (6)

  1. 周波数軸上に配列する各サブキャリアに送信データをマッピングするシンボルマッピング手段と、
    前記シンボルマッピング手段で各サブキャリアにマッピングした送信データを周波数領域から時間領域へ変換して時間成分に分解する周波数領域・時間領域変換手段と、
    前記時間成分に分解した送信データの振幅がしきい値以上の場合に前記しきい値以上の振幅を所定量抑圧するクリップ手段と、
    前記クリップ手段で振幅を抑圧した送信データにおける不要な周波数成分を除去するフィルタ手段と、
    前記フィルタ手段で不要な周波数成分を除去した送信データを変調する変調手段と、
    前記変調手段で変調した送信データを送信する送信手段と、
    を具備するOFDM送信装置であって、
    前記シンボルマッピング手段は、前記フィルタ手段におけるフィルタ特性に基づいて送信データの振幅に対してサブキャリア毎に重み付けするOFDM送信装置。
  2. 前記シンボルマッピング手段は、所定の帯域内における送信データに対して、前記フィルタ手段で不要な周波数成分を除去する際の前記フィルタ特性により減衰する振幅の分だけ振幅が大きくなるようにサブキャリア毎に重み付けする請求項1記載のOFDM送信装置。
  3. 周波数軸上の各サブキャリアに送信データをマッピングするシンボルマッピング手段と、
    前記シンボルマッピング手段で各サブキャリアにマッピングした送信データを周波数領域から時間領域へ変換して時間成分に分解する第一周波数領域・時間領域変換手段と、
    前記時間成分に分解した送信データの振幅がしきい値以上の場合に前記しきい値以上の振幅を所定量抑圧するクリップ手段と、
    前記クリップ手段で振幅を抑圧した送信データを時間領域から周波数領域に変換して周波数成分に分解する時間領域・周波数領域変換手段と、
    前記周波数成分に分解した送信データの振幅に対してフィルタ特性に基づいてサブキャリア毎に重み付けする重み付け手段と、
    前記重み付け手段で重み付けした送信データを周波数領域から時間領域に変換して時間成分に分解する第二周波数領域・時間領域変換手段と、
    前記フィルタ特性を有するとともに前記第二周波数領域・時間領域変換手段で時間領域に分解した送信データにおける不要な周波数成分を除去するフィルタ手段と、
    前記フィルタ手段で不要な周波数成分を除去した送信データを変調する変調手段と、
    前記変調手段で変調した送信データを送信する送信手段と、
    を具備するOFDM送信装置。
  4. 前記シンボルマッピング手段は、所定の帯域内における送信データに対して、前記フィルタ手段で不要な周波数成分を除去する際の前記フィルタ特性により減衰する振幅の分だけ振幅が大きくなるようにサブキャリア毎に重み付けする請求項3記載のOFDM送信装置。
  5. 周波数軸上に配列する各サブキャリアに送信データをマッピングするステップと、
    各サブキャリアにマッピングした送信データを周波数領域から時間領域へ変換して時間成分に分解するステップと、
    前記時間成分に分解した送信データの振幅がしきい値以上の場合に前記しきい値以上の振幅を所定量抑圧するステップと、
    振幅を抑圧した送信データにおける不要な周波数成分をフィルタにより除去するステップと、
    前記フィルタで不要な周波数成分を除去した送信データを変調するステップと、
    変調した送信データを送信するステップと、
    を具備するOFDM送信方法であって、
    前記マッピングの際に前記フィルタのフィルタ特性に基づいて送信データの振幅に対してサブキャリア毎に重み付けするOFDM送信方法。
  6. 周波数軸上の各サブキャリアに送信データをマッピングするステップと、
    各サブキャリアにマッピングした送信データを周波数領域から時間領域へ変換して時間成分に分解するステップと、
    前記時間成分に分解した送信データの振幅がしきい値以上の場合に前記しきい値以上の振幅を所定量抑圧するステップと、
    振幅を抑圧した送信データを時間領域から周波数領域に変換して周波数成分に分解するステップと、
    前記周波数成分に分解した送信データの振幅に対してフィルタ特性に基づいてサブキャリア毎に重み付けするステップと、
    前記重み付けした送信データを周波数領域から時間領域に変換して時間成分に分解するステップと、
    前記重み付け後に時間領域に分解した送信データにおける不要な周波数成分を前記フィルタ特性を有するフィルタで除去するステップと、
    前記フィルタで不要な周波数成分を除去した送信データを変調するステップと、
    変調した送信データを送信するステップと、
    を具備するOFDM送信方法。
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