JP2008103779A - イベント発行サーバ - Google Patents
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Abstract
【課題】情報を送信する送信側が受信側を意識することなく、情報を送信可能とする技術を提供することを課題とする。
【解決手段】イベントサーバ2、通信端末3、4は、SIPサーバ1に対して登録(REGISTER)を行う。通信端末3、4は、イベントの種別を指定した上で、イベントサーバ2に対してイベントの発行要求(SUBSCRIBE)を行う。携帯情報端末5が、電子メールをイベントサーバ2に送信すると、イベントサーバ2は、電子メールに含まれるキーワードを抽出し、イベントテーブル23を参照して、イベント種別を特定する。そして、当該イベント種別を指定したイベント発行要求を行っている通信端末に対してイベントを発行する。
【選択図】図1
【解決手段】イベントサーバ2、通信端末3、4は、SIPサーバ1に対して登録(REGISTER)を行う。通信端末3、4は、イベントの種別を指定した上で、イベントサーバ2に対してイベントの発行要求(SUBSCRIBE)を行う。携帯情報端末5が、電子メールをイベントサーバ2に送信すると、イベントサーバ2は、電子メールに含まれるキーワードを抽出し、イベントテーブル23を参照して、イベント種別を特定する。そして、当該イベント種別を指定したイベント発行要求を行っている通信端末に対してイベントを発行する。
【選択図】図1
Description
本発明は、情報提供端末から送信されたメッセージなどの情報を、通信端末に配信する技術に関する。
電子メール、インスタントメッセンジャーなどのメッセージ送信ツールが存在する。これらのツールを利用することで、LANの中で、あるいはインターネットを介してメッセージを交換することができる。
電子メールや、インスタントメッセンジャーでは、宛先のアカウントを指定することによって、相手に対してメッセージが送信される。たとえば、電子メールであれば、ユーザが、電子メールソフトを利用し、宛先欄に宛先アカウントを指定することで、電子メールが送信されることになる。
また、登録された複数のメンバーにメッセージを送信する場合がある。たとえば、アドレス帳にグループメンバリストを登録しておけば、宛先として、そのグループを指定することで、複数のメンバーに一斉にメッセージが送信されるのである。
上述したように、電子メールやインスタントメッセンジャーでは、宛先のアカウントを指定することで、指定した相手にメッセージが送信される。つまり、送信側が受信側を意識してメッセージ送信を行う形態である。
このような形態は、特定の宛先にメッセージを送る場合には必要な仕組みである。しかし、宛先を指定する必要がない場合、あるいは宛先を指定することが煩雑であるようなケースが存在する。たとえば、受信者が事前に特定されないようなケースあるいは受信者が多数であるケースであって、その受信者リストが頻繁に変更されるようなケースである。
そこで、送信側と受信側との間に、メッセージ交換を制御する中間的な存在を設ける方法が考えられる。つまり、メッセージの送信先を、送信側において制御する必要性が排除できれば、利便性の高いシステムが構築できると考えられる。
一般的に端末間の通信において、中間的な存在を利用する技術は存在する。特許文献1は、インターネットを越えて、異なるLANに接続された通信端末同士が通信を行うことを可能としている。この技術では、異なるLANに接続されている異なる通信端末が、それぞれゲートウェイを経由してインターネットに接続された中継サーバに対してログインし、中継サーバとの間でそれぞれ通信経路を確立するようにしている。そして、この通信経路を利用して、通信端末間でインターネットを越えて通信することを可能としている。この技術は、通信経路を確保するために中間的な装置を利用しているが、送信側は、やはり、受信側の端末を特定して通信を行うことになる。
そこで、本発明は前記問題点に鑑み、情報を送信する送信側が受信側を意識することなく、情報を送信可能とする技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、アカウント情報を通信管理サーバに登録する手段と、前記通信管理サーバに登録されている通信端末から、前記通信管理サーバを介してイベント種別を指定したイベント発行要求を受信する手段と、情報提供端末から通知情報を受信する手段と、識別情報とイベント種別とを対応付けたイベントテーブルを参照し、受信した通知情報に含まれる識別情報に基づいて発行するイベント種別を特定し、当該イベント種別を指定したイベント発行要求を行っている通信端末に対して、対応するイベントを発行する手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載のイベント発行サーバにおいて、さらに、通信端末に対して対応するイベントを発行した後、前記情報提供端末にイベント発行先情報を通知する手段、を備えることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のイベント発行サーバにおいて、さらに、識別情報に基づいて発行するイベント種別を特定したが、当該イベント種別を指定したイベント発行要求を行っている通信端末が存在しない場合には、その旨を前記情報提供端末に通知する手段、を備えることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のイベント発行サーバにおいて、さらに、前記情報提供端末からの要求に応じて前記イベントテーブルの情報を前記情報提供端末に送信する手段、を備えることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のイベント発行サーバにおいて、さらに、前記情報提供端末から受信した識別情報とイベント種別との対応の更新情報を前記イベントテーブルに反映させる手段、を備えることを特徴とする。
本発明のイベント発行サーバは、情報提供端末から通知情報を受信すると、通知情報に含まれる識別情報に基づいて発行するイベント種別を特定し、当該イベント種別を指定したイベント発行要求を行っている通信端末に対して、対応するイベントを発行する。これにより、情報を送信する情報提供端末においては、受信端末を意識する必要はない。情報の受信を希望する者が、希望する場所、希望するタイミングで、通信端末を利用してイベントの発行要求を行っておけば、自動的に、情報が通信端末に配信される。
また、イベント発行サーバは、通信端末に対してイベントを発行した後、情報提供端末にイベント発行先情報を通知するので、情報提供端末により情報を送信した者は、イベントの発行先を知ることができる。
また、イベントの発行先が存在しない場合には、その旨を情報提供端末に通知するので、情報提供端末により情報を送信した者は、自身が送信した情報により、イベントがいずれの端末にも発行されなかったことを知ることができる。
また、情報提供端末からの要求に応じてイベントテーブルの情報を返信し、あるいは、イベントテーブルの更新を行う。これにより、情報提供端末からイベントの配信ルールなどを管理することが可能である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態に係る通信システムの全体図である。この通信システムは、ネットワーク6に接続されたSIPサーバ1、イベントサーバ2、通信端末3,4、携帯情報端末5とから構成されている。図では、ネットワーク6を単一のネットワークのように示しているが、このネットワーク6は単一のネットワークであってもよいし、複数のネットワークが接続されて構成されていてもよい。たとえば、通信端末3や通信端末4が、SIPサーバ1やイベントサーバ2とは離れた場所にある異なるネットワークに接続されていてもよい。
SIPサーバ1は、イベントサーバ2および通信端末3,4がSIP(Session Initiation Protocol)を利用した通信を行うときに、SIPメソッドやレスポンスなどを中継するプロキシーサーバとしての機能や、イベントサーバ2および通信端末3,4のアカウントを登録するSIPレジストラサーバとしての機能を備えている。つまり、SIPサーバ1は、この通信システムの通信管理サーバとしての機能を備えている。
イベントサーバ2は、携帯情報端末5から電子メールなどのメッセージを受信し、メッセージに含まれるキーワードに応じて、通信端末3や通信端末4にイベントを発行するサーバである。
図2は、イベントサーバ2の機能ブロック図である。イベントサーバ2は、通信制御部21とイベント発行部22とイベントテーブル23とを備えている。
通信制御部21は、携帯情報端末5から電子メールやインスタントメッセージなどのメッセージを受信する機能を備える。また、通信制御部21は、SIPサーバ1に対してアカウント登録を行うための登録要求(REGISTER)を送信する機能を備える。
イベント発行部22は、携帯情報端末5から受信した電子メールやインスタントメッセージなどのメッセージを解析し、そのメッセージからイベントテーブル23に登録されているキーワードを抽出する機能を備える。さらに、イベント発行部22は、イベントテーブル23の登録内容に従い、キーワードと対応しているイベントを通信端末3や通信端末4に対して発行する機能を備えている。
イベントテーブル23には、キーワードと発行するイベントの対応関係が記録されている。図3は、イベントテーブル23の登録例を示す図である。このように、複数のキーワード(Keyword1〜Keyword4)が登録され、それぞれのキーワードにイベント(Event1〜Event4)が対応付けられて登録されている。
図4は、イベントテーブル23の登録例のさらに具体的な例を示す図である。このイベントテーブル23には、たとえば、「MESSAGE」、「REPORT」、「UPDATE」という3つのキーワードが登録されている。そして、「MESSAGE」というキーワードに対しては、電子メールの送信元のメールアドレス(つまり、情報発信者のメールアドレス)と、電子メールのメッセージの内容を通信端末(SUBSCRIBER)に通知する、というイベントが対応付けられている。また、「REPORT」というキーワードに対しては、添付ファイルを通信端末に送信する、というイベントが対応付けられている。また、「UPDATE」というキーワードに対しては、UPDATEコマンドを通信端末に送信するというイベントが対応付けられている。
イベント発行部22は、イベントサーバ2に対してイベントの発行要求を行っている通信端末に対してイベントを発行する。各通信端末3,4は、SIPのSUBSCRIBEメソッドを利用することで、イベントサーバ2に対してイベントの発行要求を行うのである。この発行要求を行うと、SUBSCRIBEメソッドが有効となっている期間中、継続してイベントサーバ2から通信端末3,4に対してイベントが発行されるのである。
また、各通信端末3,4がイベントサーバ2に対して行うイベントの発行要求(SUBSCRIBE)には、要求するイベントの種別が指定される。イベントサーバ2は、携帯情報端末5からメッセージを受信し、そのメッセージからキーワードを抽出することにより、対応するイベントを特定する。そして、イベントサーバ2は、特定されたイベントについて発行要求を行っている通信端末に対してイベントを発行するのである。
イベント発行部22は、通信端末に対してイベントを発行すると、発行先の通信端末の情報を携帯情報端末5に送信する機能を備える。これにより、携帯情報端末5のユーザは、自身が送信したメッセージによって、どの通信端末にイベントが発行されたかを知ることができる。
また、イベント発行部22は、携帯情報端末5から受信したメッセージにより特定されたイベントの発行先がない場合には、その旨を携帯情報端末5に送信する。つまり、イベントサーバ2は、抽出されたキーワードから対応するイベントを特定するが、その特定されたイベントを指定したイベント発行要求を行っている通信端末が現在存在しない場合には、その旨の通知を携帯情報端末5に送信するのである。これにより、携帯情報端末5のユーザは、自身が送信したメッセージにより、いずれの通信端末にもイベントが発行されなかったことを知ることができる。
イベント発行部22は、また、携帯情報端末5からイベントテーブル23の参照要求(クエリーメッセージ)を受信すると、これに応答して、イベントテーブル23の情報を携帯情報端末5に送信する機能を備える。携帯情報端末5のユーザは、返信された情報を参照することで、キーワードと発行されるイベントとの対応関係を知ることができる。
また、イベント発行部22は、携帯情報端末5から、登録要求(コンフィグメッセージ)を受信すると、この登録要求の内容に従い、イベントテーブル23の情報を更新する機能を備える。たとえば、携帯情報端末5は、新しいキーワードとイベントの対応を追加指示することや、あるキーワードとイベントの対応を削除する指示を行うことができる。このように、携帯情報端末5からイベントテーブル23の参照や、更新を行い、イベントテーブル23を管理することが可能となっている。
図5は、SIPサーバ1の機能ブロック図である。SIPサーバ1は、図に示すように、通信制御部11、アカウント情報データベース12を備えている。
通信制御部11の1つの機能は、ネットワーク6に接続されているイベントサーバ2や通信端末3,4から、アカウントの登録要求(REGISTER)を受信し、これらサーバ、端末のアカウント情報をアカウント情報データベース12に登録することである。たとえば、SIPサーバ1は、イベントサーバ2からアカウントの登録要求(REGISTER)を受信し、イベントサーバ2のアカウント情報をアカウント情報データベース12に登録する。
通信制御部11は、他にも、イベントサーバ2や通信端末3,4から送信された様々なSIPメソッドやレスポンスなどの通信データを他方のサーバや端末に中継する機能を備える。
以上の通り構成された通信システムにおける通信処理の流れについて、図6および図7の処理シーケンス図を参照しながら説明する。なお、図6は、ステップS1からステップS6までのシーケンスを示し、それに続くステップS7からステップS8までのシーケンスを示すのが図7である。
まず、イベントサーバ2が、SIPサーバ1に対してアカウントの登録要求(REGISTER)を送信する(ステップS1)。図に示すように、ここでは、イベントサーバ2が、自身のアカウント(SIP:server@sip.srv)の登録要求を行う。SIPサーバ1は、OKレスポンスをイベントサーバ2に返信し、イベントサーバ2のアカウントとイベントサーバ2のIPアドレスとを対応付けてアカウント情報データベース12に登録する。
続いて、通信端末3が、SIPサーバ1に対してアカウントの登録要求(REGISTER)を送信する(ステップS2)。図に示すように、ここでは、通信端末3が、自身のアカウント(SIP:subscriber1@sip.srv)の登録要求を行う。SIPサーバ1は、OKレスポンスを通信端末3に返信し、通信端末3のアカウントとIPアドレスとを対応付けてアカウント情報データベース12に登録する。
同様に、通信端末4が、SIPサーバ1に対してアカウント(SIP:subscriber2@sip.srv)の登録要求(REGISTER)を送信する(ステップS3)。SIPサーバ1は、通信端末4のアカウントを登録する。
以上の処理により、イベントサーバ2、通信端末3、通信端末4がそれぞれSIPサーバ1に対するアカウントの登録が完了する。これにより、これらサーバ、端末間で、SIPを利用した通信処理が可能となる。
次に、通信端末3が、SIPサーバ1を介してイベントサーバ2に対してSUBSCRIBEメソッドを発行し、イベントの発行要求を行う(ステップS4)。このイベント要求には、イベントの種別も指定される。図の例では、通信端末3は、2つのイベント(Event1,Event2)を指定している。つまり、通信端末3は、指定した2つのイベント(Event1,Event2)が発生した場合に、その通知を要求するのである。なお、これらイベントは、図3で示したイベントテーブル23の内容に対応している。SIPサーバ1は、イベントの発行要求の受領通知(ACCEPT)を送信する。
同様に、通信端末4が、SIPサーバ1を介してイベントサーバ2に対してSUBSCRIBEメソッドを発行し、イベントの発行要求を行う(ステップS5)。通信端末4は、2つのイベント(Event2,Event3)を指定したイベントの発行要求を行っている。
次に、あるタイミングで、携帯情報端末5(Messaging-Client)からイベントサーバ2に対して電子メールあるいはインスタントメッセンジャーなどのツールを利用して、メッセージが送信される(ステップS6)。このメッセージには、Keyword1が含まれている。なお、キーワードは、Subjectに埋め込むようにしてもよいし、メッセージの本文やヘッダに埋め込むようにしてもよい。
イベントサーバ2は、Keyword1を含むメッセージを受信すると、イベント発行部22が、イベントテーブル23を参照して対応するイベントを特定する。図3に示すように、keyword1には、Event1が対応付けられているので、ここでは、イベント発行部22によりEvent1が特定される。そして、ステップS4の発行要求で、通信端末3は、Event1を指定しているので、イベントサーバ2は、NOTIFYメソッドにより、Event1を通信端末3に対して発行するのである(ステップS6.1)。たとえば、メッセージが通信端末3に送信される。あるいは、添付ファイルが通信端末3に送信される。
なお、通信端末4は、ステップS5でイベントの発行要求を行っているが、Event1は指定していないので、ここでは、通信端末4に対しては、イベントは発行されない。
イベントサーバ2は、通信端末3からNOTIFIYメソッドに対するOKレスポンスを受け取ると、続いて、携帯情報端末5に対して、発行先情報のメッセージを送信する。つまり、どの通信端末にイベントを発行したかを携帯情報端末5に通知するのである。ここでは、図に示すように、通信端末3のアカウント(subscriber1@sip.srv)を指定したメッセージが送信されるのである。これにより、携帯情報端末5のユーザは、発信した情報により、どの通信端末にイベントが発行されたのかを即座に知ることができるのである。
また、別のあるタイミングで、携帯情報端末5からイベントサーバ2に対して電子メールあるいはインスタントメッセンジャーなどのツールを利用して、メッセージが送信される(ステップS7)。このメッセージには、Keyword2が含まれている。
イベントサーバ2は、イベントテーブル23を参照し、Keyword2から対応するEvent2を特定する。そして、ステップS4およびステップS5の発行要求により、通信端末3および通信端末4は、Event2を指定しているので、イベントサーバ2は、NOTIFYメソッドにより、Event2を通信端末3および通信端末4に対して発行するのである(ステップS7.1、ステップS7.2)。
イベントサーバ2は、通信端末3および通信端末4からNOTIFIYメソッドに対するOKレスポンスを受け取ると、携帯情報端末5に対して、発行先情報のメッセージを送信する。ここでは、図に示すように、通信端末3のアカウント(subscriber1@sip.srv)と通信端末4のアカウント(subscriber2@sip.srv)とを指定したメッセージが送信されるのである。
さらに、別のあるタイミングで、携帯情報端末5からイベントサーバ2に対して、メッセージが送信される(ステップS8)。このメッセージには、Keyword4が含まれている。
イベントサーバ2は、Keyword4から対応するEvent4を特定する。ステップS4およびステップS5の発行要求において、通信端末3および通信端末4は、いずれもEvent4を指定していない。つまり、現在、Event4の発行要求を行っている通信端末が存在しない。したがって、イベントサーバ2は、携帯情報端末5に対して、発行先が存在しない旨のメッセージ(Not Found)を送信する。これにより、携帯情報端末5のユーザは、発信した情報により、イベントが発行されなかったことを即座に知ることができる。
このように、本発明によれば、情報を発信する携帯情報端末5においては、発信する情報をどの端末に送信するかを指定する必要はない。送信側である携帯情報端末5と、受信側である通信端末3,4との間にSIPサーバ1およびイベントサーバ2が介在し、イベントサーバ2によって、情報の配信先が決定されるのである。したがって、携帯情報端末5においては、必要な情報を発信することだけを行えばよい。その情報を取得したいユーザは、通信端末を利用して、SIPサーバ1に対して登録要求を行い、イベントサーバ2に対してイベントの発行要求を行っておけばよいのである。
また、情報の取得を希望するユーザは、いずれの場所にいてもよい。情報を取得したい場所において、通信端末を利用してSIPサーバ1に登録を行い、あわせてイベントサーバ2に対してイベントの発行要求を行っておけばよいのである。これにより、希望するときに、希望する場所で情報を得ることができ、利便性がよい。
さらに、従来のイベント通知手段では、相手が不在であるか、未読であるかなどを検知することはできなかったが、本発明のイベント発行サーバは、イベントの発行先情報を、情報の発信元に通知する。これにより、情報の発信者は、発信した情報が誰に利用されたかを知ることができる。
このように、受信端末がどの場所にいるかを送信側は意識する必要はない。たとえば、複数のユーザに定期連絡などを一斉送信する場合など、従来であれば、アカウントリストのメンテナンスが必要であった。本発明のシステムであれば、送信側は、アカウントリストを管理する必要はない。発信したい情報をイベントサーバ2にアップするだけでよいのである。後は、イベントサーバ2が、発行要求を行っている複数のユーザに対して自動的に、イベントを発行してくれるのである。
1 SIPサーバ
2 イベントサーバ
3 通信端末
4 通信端末
5 携帯情報端末
23 イベントテーブル
2 イベントサーバ
3 通信端末
4 通信端末
5 携帯情報端末
23 イベントテーブル
Claims (5)
- アカウント情報を通信管理サーバに登録する手段と、
前記通信管理サーバに登録されている通信端末から、前記通信管理サーバを介してイベント種別を指定したイベント発行要求を受信する手段と、
情報提供端末から通知情報を受信する手段と、
識別情報とイベント種別とを対応付けたイベントテーブルを参照し、受信した通知情報に含まれる識別情報に基づいて発行するイベント種別を特定し、当該イベント種別を指定したイベント発行要求を行っている通信端末に対して、対応するイベントを発行する手段と、
を備えることを特徴とするイベント発行サーバ。 - 請求項1に記載のイベント発行サーバにおいて、さらに、
通信端末に対して対応するイベントを発行した後、前記情報提供端末にイベント発行先情報を通知する手段、
を備えることを特徴とするイベント発行サーバ。 - 請求項1または請求項2に記載のイベント発行サーバにおいて、さらに、
識別情報に基づいて発行するイベント種別を特定したが、当該イベント種別を指定したイベント発行要求を行っている通信端末が存在しない場合には、その旨を前記情報提供端末に通知する手段、
を備えることを特徴とするイベント発行サーバ。 - 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のイベント発行サーバにおいて、さらに、
前記情報提供端末からの要求に応じて前記イベントテーブルの情報を前記情報提供端末に送信する手段、
を備えることを特徴とするイベント発行サーバ。 - 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のイベント発行サーバにおいて、さらに、
前記情報提供端末から受信した識別情報とイベント種別との対応の更新情報を前記イベントテーブルに反映させる手段、
を備えることを特徴とするイベント発行サーバ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006282113A JP2008103779A (ja) | 2006-10-17 | 2006-10-17 | イベント発行サーバ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006282113A JP2008103779A (ja) | 2006-10-17 | 2006-10-17 | イベント発行サーバ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008103779A true JP2008103779A (ja) | 2008-05-01 |
Family
ID=39437804
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006282113A Withdrawn JP2008103779A (ja) | 2006-10-17 | 2006-10-17 | イベント発行サーバ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008103779A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012108909A (ja) * | 2010-11-15 | 2012-06-07 | Nhn Corp | モバイルメッセージングサービスにおけるファイル送信をサポートするファイル送信管理システム及びファイル送信管理方法 |
-
2006
- 2006-10-17 JP JP2006282113A patent/JP2008103779A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012108909A (ja) * | 2010-11-15 | 2012-06-07 | Nhn Corp | モバイルメッセージングサービスにおけるファイル送信をサポートするファイル送信管理システム及びファイル送信管理方法 |
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