JP2008103023A - 光ディスク再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】偏荷重を有する光ディスクを再生させた場合でも光ディスクに記録されたデータを正確に再生することができる光ディスク再生装置を提供する。
【解決手段】筐体2と、ローダ駆動手段5と、前方に突出するピン605を備え光ディスクを再生する再生部6と、再生部の後方部分の左右側面から突出する第1及び第2の軸606、607と、凹部701によって第1の軸を軸支する第1の軸受け7と、貫通する孔801を備え第2の軸607を軸支する第2の軸受け8と、ピン605を挿入する長孔部を備える保持部11と、ピン605が傾斜溝及び水平溝に挿入され左右方向にスライド可能なスライド部12をスライドさせるスライド駆動部15と、第1及び第2の軸を後方に押圧する第1の弾性部901と、第2の軸を内側方向に押圧する第2の弾性部101と、スライド部12を上方に押圧する板バネ部とを備え、保持部11の長孔部は、上端部分に傾斜部を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ディスクに記録されているデータを再生する光ディスク再生装置に関する。
従来の光ディスク再生装置として、光ディスクを載置したローダ部を筐体の内部に移動させ、筐体内部に備えるターンテーブルによって当該光ディスクを回転させることによって、光ディスクに記録されたデータを再生するディスクローディング機構を有する光ディスク再生装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1に開示された光ディスク再生装置は、光ディスクを回転させるターンテーブル及び光ディスクに記録されたデータを再生する光ピックアップ等を備えた再生部(特許文献1ではトラバース系27)を備える。この再生部は、一端が筐体本体に軸支され、他端にピン(特許文献1ではピン部28)を備える。このピンは、スライド部(特許文献1ではスライドレバーA18)に備えた溝部(特許文献1ではカム溝23)に係合し、当該スライド部がスライドすることによって昇降する。これにより、再生部は、筐体に軸支された一端部分を軸として上下に昇降可能となっている。
前述したように、特許文献1に開示された光ディスク再生装置は、先ず、ローダ部が光ディスクを筐体内に移動させ、次に、筐体内に移動された光ディスクの下方から筐体に一端が軸支された再生部が上昇して再生部に備えるターンテーブルが光ディスクを保持した後、当該ターンテーブルが光ディスクを回転させると共に光ピックアップが光ディスクに記録されたデータを読み取ることによって、光ディスクに記録されたデータを再生する構成となっている。
特開平6−251481号公報
特許文献1に開示されているような従来の光ディスク再生装置は、通常、再生部の一端の左右側面からそれぞれ水平方向に軸が突出し、この軸を筐体に固定された軸受けが軸支することによって再生部の一端を軸支する構成となっている。このため、温度変化によって軸受けに軸支される軸が膨張して外径が大きくなると、当該軸の外周部分が軸受けの内周部分をスムーズに移動できなくなり、当該再生部がスムーズに昇降しなくなってしまうため、この軸の外周と軸受けの内周との間に所定の隙間を保っておく必要がある。また、再生部の他端に備えるピンを昇降させる部分においても、温度変化によって溝に挿入されたピンが膨張して外径が大きくなると、当該ピンの外周部分が溝の内壁をスムーズに移動できなくなり、当該再生部がスムーズに昇降できなくなってしまうため、このピンの外周と溝の内周との間に予め所定の隙間を設けておくことが必要となる。
このように、従来の光ディスク再生装置は、再生部を軸支する軸の外周と軸受けの内周との間及び再生部を昇降させるためのピンの外周と溝の内周との間に隙間が生じていることによって、筐体と再生部との間には左右方向及び上下方向にガタが生じた状態となる。このため、例えば、偏荷重を有する光ディスクをターンテーブルによって回転させた場合、光ディスクの有する偏荷重によって当該光ディスクが水平方向又は上下方向に振動する。このとき、筐体と再生部との間にガタが生じていることにより、光ディスクから発生した振動が再生部に備える光ピックアップにも伝達してしまい、光ディスクに記録されているデータを光ピックアップが正確に読み取ることができなくなる。また、光ディスクから発生した振動によって再生部が常に振動している状態が長時間に亘ると、この断続的な振動によって再生部に備える光ピックアップや他の電子部品が破損してしまう虞がある。
本発明は、再生部の一端に備える軸を軸受けにより軸支し、他端に備えるピンを溝部により昇降することによって光ディスクに記録されたデータを再生する光ディスク再生装置において、偏荷重を有する光ディスクを再生させた場合でも光ディスクに記録されたデータを正確に再生することができる光ディスク再生装置を提供することを目的とする。
本願の請求項1記載の発明は、光ディスク再生装置において、筐体と、前記筐体の前面に開口する開口部と、光ディスクを載置するディスク載置部を備えるローダ部を備え前記開口部を介して当該ローダ部を前記筐体の外部から前記筐体の内部に移動させるローダ駆動手段と、前面に前方に突出するピンを備え前記ローダ駆動手段によって前記筐体の内部に移動された光ディスクに記録されたデータを再生する再生部と、前記再生部の後方部分の左側面及び右側面からそれぞれ水平方向に突出する第1の軸及び第2の軸と、凹部を備え前記第1の軸を当該凹部に挿入することによって前記第1の軸を軸支する第1の軸受けと、貫通する孔を備え前記第2の軸を当該孔に挿入することによって前記第2の軸を軸支する第2の軸受けと、前記ピンを挿入し前記ピンが上下方向に移動可能な長孔部を備える保持部と、左右方向に対して上下に傾斜する傾斜溝を備えると共に当該傾斜溝の左右の一端にそれぞれ連通し水平方向に長孔を有する水平溝を備え前記ピンが当該傾斜溝または当該水平溝に挿入され左右方向にスライド可能なスライド部と、前記スライド部を左右方向にスライドさせるスライド駆動部と、前記第1の軸及び前記第2の軸を後方に押圧する第1の弾性部と、前記第2の軸を内側方向に押圧する第2の弾性部と、前記スライド部を上方に押圧する板バネ部とを備え、前記保持部の長孔部は、上端部分に傾斜部を備えることを特徴とする。
本発明によれば、再生部の一端に備える軸を軸受けにより軸支し、他端に備えるピンを溝部により昇降することによって光ディスクに記録されたデータを再生する光ディスク再生装置において、偏荷重を有する光ディスクを再生させた場合でも光ディスクに記録されたデータを正確に再生することができる光ディスク再生装置を提供することができる。
本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。なお、従来技術で示した構成要素と同一の部分については同符号を用いる。
図1は、本発明の一実施例の光ディスク再生装置を示す上面図である。
光ディスク再生装置1は、筐体2、ローダ部3、案内部4、ローダ駆動用モータ5、再生部6、第1の軸受け7、第2の軸受け8、ベース部9、ベース部10、保持部11、スライド部12、スライド案内部13、スライド駆動部15、後述するクランパ、板バネ部及び図示しない制御部を備える。
図1においては、下方を光ディスク再生装置1の前方とする。
筐体2は、箱型を形成し、前面に開口部201を備える。ローダ部3は、平板であって、中央部分にディスク載置部301を備える。ディスク載置部301は、上面に図示しない光ディスクを載置可能な凹部302を備え、凹部302の中央部分に孔303を備える。ローダ部3の左右部分の下面にはそれぞれ下方に突出する凸部304を備え、上方から見て左側の凸部304の内側にはラックギヤ305を備える。
案内部4は、ローダ部3の左右の側面に近接した位置にそれぞれ配設された状態で筐体2に固定される。ローダ部3は、左右の側面に案内部4が近接していることによって、左右方向への移動が抑止され、筐体2に対して前後方向にのみ移動可能となる。ローダ駆動用モータ5は、回転軸にピニオン501を備え、このピニオン501は、ラックギヤ305に噛合っている。ローダ駆動用モータ5は、制御部の制御によりピニオン501を時計回り方向又は反時計回り方向に回転させる。ローダ部3は、ローダ駆動用モータ5のピニオン501が時計回り方向又は反時計回り方向に回転することによって、ピニオン501に噛合ったラックギヤ305が前後方向に移動し、開口部201を介して筐体2の前方と筐体2内部との間を自在にスライドする。
再生部6は、筐体2の内部に配設され、後方部分の左側面及び右側面にそれぞれ水平方向に突出した第1の軸606及び第2の軸607を備える。再生部6は、前面に前方に突出した2つのピン605を備える。再生部6は、上面にターンテーブル601、スピンドルモータ602、光ピックアップ603及びピックアップ駆動部604を備える。
ターンテーブル601は、ローダ部3によって筐体2の内部に搬送された光ディスクを保持する。スピンドルモータ602は、制御部の制御によりターンテーブル601を回転させる。ピックアップ駆動部604は、制御部の制御により、スピンドルモータ602の軸方向に光ピックアップ603をスライド駆動させる。光ピックアップ603は、光ディスクに記録されたオーディオデータを読み取る。
第1の軸受け7及び第2の軸受け8は、それぞれ下面が筐体2に固定され、それぞれ再生部6の後方部分の左右の位置に配設される。第1の軸受け7は、内側に凹状を成す凹部701を備える。第2の軸受け8は、水平方向に貫通する孔801を備える。再生部6は、第1の軸606が第1の軸受け7の凹部701に挿入され、第2の軸607が第2の軸受け8の孔801に挿入されることにより、第1の軸受け7及び第2の軸受け8に軸支された状態となる。
2つのベース部9は、下面が筐体2に固定され、再生部6の第1の軸606及び第2の軸607の前方の位置にそれぞれ配設される。2つのベース部9はそれぞれ後面にゴム部材から成る第1の弾性部901を備える。第1の弾性部901は、第1の軸606及び第2の軸607をそれぞれ後方に押圧する。ベース部10は、下面が筐体2に固定され、第2の軸607の右端より右側の位置に配設される。ベース部10は、内側にゴム部材から成る第2の弾性部101を備える。第2の弾性部101は、第2の軸607を再生部6に対して内側方向、つまり左側に押圧する。
保持部11は、下面が筐体2に固定され、再生部6の前方となる位置に配設される。スライド部12は、保持部11の前方となる位置に配設される。
図2は、保持部11及びスライド部12の構成を示す図で、図2(a)は保持部11を示す正面図、図2(b)は保持部11とスライド部12の構成を示す正面図である。
図1及び図2(a)に示すように、保持部11は、薄い板状を成し、前後に貫通し長手方向が上下方向である2つの長孔部111を備える。2つの長孔部111は、再生部6の前面に備える2つのピン605がそれぞれ貫通した状態となる。2つの長孔部111は、上端部分にそれぞれ内壁が三角形を形成する傾斜部112を備える。
図1及び図2(b)に示すように、スライド部12は、下方部分が前方に突出したL字型を形成し、前方部分に歯部121を備える。スライド部12は、前後方向に貫通し前方から見て右側方向に亘って上方に傾斜した2つの傾斜溝122を備え、この傾斜溝122の両端部分にはそれぞれ当該傾斜溝122に連通し水平方向に長孔を有する水平溝123及び水平溝124を備える。
スライド案内部13は、下方に凹部131を備え、両端が筐体2に固定される。スライド案内部13の凹部131には、スライド部12の下方部分の前方に突出した部分が挿入された状態となり、スライド部12の上方への移動を抑止する。
板バネ部14は、中央が上方に湾曲した板バネであって、両端が固定部141によって筐体2に固定されている。板バネ部14は、スライド部12の下方となる位置であって2つのピン605の略中央となる位置に配設され、スライド部12を上方に押圧する。スライド部12は、板バネ部14によって上方に押圧されると共にスライド案内部13によって上方への移動を抑止されることから、スライド案内部13及び板バネ部14に狭持された状態となり、この結果、左右方向にスライド可能となる。
図1に示すように、スライド駆動部15は、モータ151、ウォーム152、ウォームホイール153、プーリ156及びベルト157を備える。モータ151は、筐体2に固定され、図示しない制御部の制御によってウォーム152を時計回り方向又は反時計回り方向に回転させる。ウォームホイール153は、ウォーム152と噛合った状態で筐体2に軸支される。ウォームホイール153は、同軸上にプーリ154を備える。ウォーム152に噛合ったウォームホイール153は、ウォーム152が回転することにより回転する。ベルト157は、プーリ154とプーリ156との間に掛架され、ウォームホイール153の回転力をプーリ156に伝達する。プーリ156は、同軸上にピニオン155を備え、このピニオン155は、スライド部12の歯部121と噛合っている。ピニオン155は、ウォーム152の回転力がウォームホイール153、プーリ154及びベルト157を介してプーリ156に伝達され、回転することによって、噛合ったスライド部12の歯部121を右方向または左方向にスライドさせる。
この構成により、スライド駆動部15は、モータ151が時計回り方向または反時計回り方向に回転することによって、スライド部12を右方向または左方向にスライドさせる。
図3は、ローダ部3によって光ディスクを筐体2の内部にローディングした場合における再生部6とスライド部12の動作の過程を説明する図で、図3(a)はローダ部3によって光ディスクを筐体2の内部にローディングした後の状態を示す正面図、図3(b)は図3(a)の側面図、図3(c)は図3(a)及び図3(b)の状態からスライド部12を前方から見て左方向にスライドした状態を示す正面図、図3(d)は図3(c)の側面図である。
図4は、ローダ部3によって光ディスクを筐体2の内部にローディングした場合における再生部6とスライド部12の動作の過程を説明する図で、図4(a)は図3(c)及び図3(d)の状態からスライド部12を前方から見て更に左方向にスライドした状態を示す正面図、図4(b)は図4(a)の側面図である。
図1に示すように、筐体2の前方にスライドしたローダ部3の凹部302に光ディスク20が載置された状態で、図示しない指示釦によって制御部にローディング指示信号が入力されると、制御部は、ローダ部3を筐体2の内部にスライドするようローダ駆動用モータ5を制御する。ローダ駆動用モータ5は、ピニオン501を回転させ、図3(b)に示すように、光ディスク20を載置したローダ部3を筐体2の内部にスライドする。このとき、図3(a)に示すように、再生部6のピン605は、水平溝124に挿入された状態となる。
図3(a)及び図3(b)の状態から図示しない指示釦によって制御部に再生指示信号が入力されると、制御部は、図1に示すモータ151を回転させ、スライド駆動部15がスライド部12を前方から見て左方向にスライドするよう制御する。スライド駆動部15は、制御部の制御により、モータ151を回転させ、ウォーム152、ウォームホイール153及びベルト157を介してピニオン155を回転させ、このピニオン155に噛合ったスライド部12の歯部121を左方向にスライドさせる。すると、図3(c)及び図3(d)に示すように、保持部11の長孔部11に挿入され左右方向への移動を抑止されたピン605は、スライド部12の傾斜溝122の内壁を右方向に移動しながら保持部11の長孔部111の内壁を上方に移動する。再生部6は、後方部分の第1の軸606及び第2の軸607がそれぞれ第1の軸受け7及び第2の軸受け8に軸支されていることから、ピン605が上方に移動することによって、第1の軸606及び第2の軸607を軸として上昇する。スライド部12が左方向にスライドする過程においては、再生部6の自重によって2つのピン605がそれぞれスライド部12を下方に押圧しようとする力が生じるが、板バネ部14が2つのピン605の略中央となる位置に配設され、この板バネ部14が2つのピン605をそれぞれ均等の力で上方に押圧することから、スライド部12は、途中で傾いてしまうことなく、スムーズに左方向にスライドすることが可能となる。
そして、更にスライド部12が左方向にスライドすると、図4(a)及び図4(b)に示すように再生部6が第1の軸606及び第2の軸607を軸として更に上昇し、ターンテーブル601が、筐体2の内部に搬送された光ディスク20の孔21に挿入される。制御部は、ターンテーブル601が光ディスク20の孔21に挿入された後、クランパ16を降下させるよう制御を行う。光ディスク20は、クランパ16が降下することによって、ターンテーブル601とクランパ16によって孔21が狭持される。
ターンテーブル601は、制御部の制御により光ディスク20を回転させる。光ピックアップ603は、図1に示すピックアップ駆動部604により光ディスク20の径方向にスライドし、光ディスク20に記録されているデータを読み取る。光ピックアップ603により読み取られたデータは、図示しないデータ再生回路によって再生される。
図4(a)及び図4(b)に示すように、光ディスク20をターンテーブル601によって回転させ、光ディスク20に記録されたデータを再生する場合、図1に示すように、第1の軸受け7及び第2の軸受け8に軸支された第1の軸606及び第2の軸607は、ベース部9に固定された第1の弾性部901によって後方に押圧され、かつ、第2の軸607がベース部10に固定された第2の弾性部101によって内側に押圧されることにより第1の軸606の左端部分が第1の軸受け7の凹部701に押圧された状態となる。このため、第1の軸606及び第2の軸607と第1の軸受け7及び第2の軸受け8との間にはガタが生じない状態となる。
図5は、図4(a)及び図4(b)に示すように、再生部6が上昇した状態における保持部11、スライド部12及びピン605を示す正面図である。
保持部11の長孔部111の上端の傾斜部112にピン605が当接した状態でのピン605の下端の位置は、スライド部12の下方部分の前方に突出した部分がスライド案内部13の凹部131の上端に当接した状態での水平溝123の下端の位置より僅かに下方の位置であるものとする。
図4(a)及び図4(b)に示すように、図1に示すスライド駆動部15によってスライド部12が左方向にスライドした状態のとき、ピン605は保持部11の長孔部111の上端に位置すると共に、傾斜溝122に連通した水平溝123に挿入された状態となる。このとき、長孔部111の上端に備える傾斜部112にピン605が当接した状態でのピン605の下端の位置が、スライド部12の下方部分の前方に突出した部分がスライド案内部13の凹部131の上端に当接した状態での水平溝123の下端の位置より僅かに下方の位置であって、かつ、スライド部12が板バネ部14によって上方に押圧されていることから、ピン605が水平溝123に挿入された状態の場合、ピン605は、長孔部111の上端の傾斜部112と水平溝123の下端部分に狭持された状態となる。このように、ピン605が長孔部111の上端に備えた傾斜部112と水平溝123の下端との間で狭持された状態となることから、再生部6のピン605と水平溝123との間にはガタが生じない状態となる。
以上のように、図4(a)及び図4(b)に示すように、再生部6が上昇して光ディスク20をターンテーブル601によって回転させ、光ディスク20に記録されているデータを再生する場合、第1の軸606及び第2の軸607と第1の軸受け7及び第2の軸受け8との間にガタが生じない状態であって、かつ、再生部6のピン605と水平溝123との間にガタが生じない状態となる。このため、例えば、再生部6によって再生する光ディスク20が偏荷重を有しており、偏荷重を有する光ディスク20をターンテーブル601によって回転させることによって光ディスク20が水平方向又は上下方向に振動しても、第1の軸606及び第2の軸607と第1の軸受け7及び第2の軸受け8との間にガタが生じず、かつ、再生部6のピン605と水平溝123との間にガタが生じないことから、偏荷重を有する光ディスク20から発生した振動によって再生部6が振動してしまい、光ディスクに記録されているデータを光ピックアップが正確に読み取ることができなくなったり、光ディスクから伝達される断続的な振動によって再生部に備える光ピックアップや他の電子部品が破損してしまうことを防止することができる。
本発明の一実施例の光ディスク再生装置を示す上面図。 保持部11及びスライド部12の構成を示す図で、図2(a)は保持部11を示す正面図、図2(b)は保持部11とスライド部12の構成を示す正面図。 ローダ部3によって光ディスクを筐体2の内部にローディングした場合における再生部6とスライド部12の動作の過程を説明する図。 ローダ部3によって光ディスクを筐体2の内部にローディングした場合における再生部6とスライド部12の動作の過程を説明する図。 図5は、図4(a)及び図4(b)に示すように、再生部6が上昇した状態における保持部11、スライド部12及びピン605を示す正面図。
符号の説明
1 光ディスク再生装置、2 筐体、201 開口部、
3 ローダ部、301 ディスク載置部、302 凹部、303 孔、
304 凸部、305 ラックギヤ、
4 案内部、5 ローダ駆動用モータ、501 ピニオン、
6 再生部、601 ターンテーブル、602 スピンドルモータ、
603 光ピックアップ、604 ピックアップ駆動部、605 ピン、
606 第1の軸、607 第2の軸、
7 第1の軸受け、701 凹部、8 第2の軸受け、801 孔、
9 ベース部、901 第1の弾性部、10 ベース部、101 第2の弾性部、
11 保持部、111 長孔部、112 傾斜部、
12 スライド部、121 歯部、122 傾斜溝、123 水平溝、124 水平溝、
13 スライド案内部、131 凹部、14 板バネ部、141 固定部、
15 スライド駆動部、151 モータ、152 ウォーム、153 ウォームホイール、
154 プーリ、155 ピニオン、156 プーリ、157 ベルト、
16 クランパ、20 光ディスク、21 孔

Claims (1)

  1. 筐体と、
    前記筐体の前面に開口する開口部と、
    光ディスクを載置するディスク載置部を備えるローダ部を備え前記開口部を介して当該ローダ部を前記筐体の外部から前記筐体の内部に移動させるローダ駆動手段と、
    前面に前方に突出するピンを備え前記ローダ駆動手段によって前記筐体の内部に移動された光ディスクに記録されたデータを再生する再生部と、
    前記再生部の後方部分の左側面及び右側面からそれぞれ水平方向に突出する第1の軸及び第2の軸と、
    凹部を備え前記第1の軸を当該凹部に挿入することによって前記第1の軸を軸支する第1の軸受けと、
    貫通する孔を備え前記第2の軸を当該孔に挿入することによって前記第2の軸を軸支する第2の軸受けと、
    前記ピンを挿入し前記ピンが上下方向に移動可能な長孔部を備える保持部と、
    左右方向に対して上下に傾斜する傾斜溝を備えると共に当該傾斜溝の左右の一端にそれぞれ連通し水平方向に長孔を有する水平溝を備え前記ピンが当該傾斜溝または当該水平溝に挿入され左右方向にスライド可能なスライド部と、
    前記スライド部を左右方向にスライドさせるスライド駆動部と、
    前記第1の軸及び前記第2の軸を後方に押圧する第1の弾性部と、
    前記第2の軸を内側方向に押圧する第2の弾性部と、
    前記スライド部を上方に押圧する板バネ部とを備え、
    前記保持部の長孔部は、上端部分に傾斜部を備えることを特徴とする光ディスク再生装置。
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