JP2008102465A - ハーフトーンマスク及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】透明基板上に遮光膜と半透過膜とが積層した構造を備えるハーフトーンマスクにおいて、アライメント装置によって第1層目と第2層目とのアライメントを行った際に発生する、第1層目と第2層目との間にアライメント誤差により必要なパターンが得られなくなるという問題を解決する。
【課題を解決するための手段】
最終的に得られるマスクパターンの形状において、高い精度が要求される重要な箇所と、比較的誤差が許容できる箇所とを区別し、前者を優先するようにマスクパターンの描画データを設計する。具体的には、
(1)透明基板の表面全体を第1の膜が覆うフォトマスクブランクスを必須パターンデータで描画して第1層目の膜をパターニングする工程と、
(2)パターニングされた前記第1の膜を覆う第2の膜を形成する工程と、
(3)前記第2の膜を冗長パターンデータで描画して第2層目の膜をパターニングする工程と、
を含むことを特徴とする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、主としてフラットパネルディスプレイに適用されるハーフトーンマスク及びその製造方法に関するものである。
フラットパネルディスプレイなどの技術分野では、半透過膜の透過率で露光量を制限することでグレートーンの階調を持つパターンが転写されるようにする「中間調フォトマスク(グレートーンマスク)」が用いられている。
中間調フォトマスクは一つのマスクに透過部、遮光部、半透過部で構成されており、1回の露光で露光量の異なるパターニングが可能となる。その結果、露光工程を削減することができる。このような用途のハーフトーンマスクの一般的な製造方法は、概ね次の通りである。一例として3階調(遮光、半透過、透過)の例を説明する。
(1)まず、透明基板のほぼ表面全体を遮光膜が覆うフォトマスクブランクスを準備して、この遮光膜上に第1のレジストパターンを形成し、これをマスクとして、露出した遮光膜をエッチングすることにより遮光パターンを形成する。
(2)次に、残存した第1のレジストパターンを除去した後、基板上の遮光膜を覆う半透過膜を形成する。
(3)次に、工程(1)において周辺部に形成したアライメントマークを利用して、この半透過膜上に第2のレジストパターンを形成し、これをマスクとして露出した半透過膜をエッチングすることにより、半透過パターンを形成する。
上記工程(1)〜(3)により、遮光部、半透過部、透過部の3階調のハーフトーンマスク(グレートーンマスク)が得られる(例えば、特許文献1〜3参照)。
なお、上述した従来の方法では、レジストパターンを形成するためのパターン描画を2回行うことが必要である。このため、遮光パターン形成時に基板の周辺部に位置合わせ用のマーク(アライメントマーク)を形成しておき、そのマークを元に位置合わせを行って、2回目の描画を行っている。
特開2002−189281号公報 特開2005−257712号公報 特開2006−227365号公報
しかし、アライメントの精度を上げても実際には第1層目(遮光膜)と第2層目(半透過膜)との間にアライメント誤差が発生することは避けられない。
また、第1層目及び第2層目が積層している箇所と、第2層目の下に第1層目が存在しない箇所(2層目のみの箇所)とでは、組成及び膜厚が異なるため、一般的な等方性エッチングによってこれらの箇所を一括してエッチングすると、膜厚の薄い箇所がオーバーエッチングとなり、サイドエッチングが発生する。その為、同じ線幅にエッチングしたり、設計通りのパターン形状を得ることができなくなる。なお、サイドエッチングに起因する誤差を、本明細書では、「サイドエッチング誤差」ということにする。
アライメント誤差やサイドエッチング誤差が発生するとエッチング後のパターンが設計値と異なるため、デバイスの特性が変わったり短絡(ショート)による不良が発生するといった不具合が生じる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、必要とされるパターンに応じてアライメント誤差及びサイドエッチング誤差に起因するパターン異常の発生を最小限にすることをその技術的課題とする。
本件の発明者たちは、最終的に得られるマスクパターンと、そのパターンの描画データとが完全には一致していなくても、高い精度が要求される重要な箇所と、比較的誤差が許容できる箇所とを区別し、前者を優先するようにパターンデータの設計を行えば、少なくとも重要な箇所についてはアライメント誤差やサイドエッチング誤差に起因するパターン異常の発生を抑えることができることに気が付いた。
本発明に係る第1のハーフトーンマスクの製造方法は、
高い精度が要求される重要な箇所と、比較的誤差が許容できる箇所とを区別し、前者を優先するようにマスクパターンの描画データを設計するハーフトーンマスクの製造方法であって、
(1)透明基板の表面全体を第1の膜が覆うフォトマスクブランクスを必須パターンデータで描画して第1層目の膜をパターニングする工程と、
(2)パターニングされた前記第1の膜を覆う第2の膜を形成する工程と、
(3)前記第2の膜を冗長パターンデータで描画して第2層目の膜をパターニングする工程と、
を含むことを特徴とする。
上記第1のハーフトーンマスクの製造方法は、特に、透明基板上に第1及び第2の層が積層されたパターンを備え、前記第1層目のパターン11と第2層目のパターン12Aとが、それぞれ独立に規定されるハーフトーンマスクの製造方法に適用することが好適である。この方法は、特に、第1層目の形状を重視する場合に適用される(第1のケース)。なぜなら、第2層目のパターンは冗長設計され予め誤差を含んでいるため、仮に、第2層のパターニングの際にアライメントの誤差が発生しても、重要な第1層目の形状は影響を受けにくいからである。
なお、この方法により得られるハーフトーンマスクは、その製造方法の反射的効果として、透明基板上に遮光膜11と半透過膜12Aとが積層された構造を備え、前記第2層目となる半透過膜12Aがアライメント誤差δ1を見込んで第1層目となる遮光部を全て覆うように冗長設計されることにより、第1層目となる遮光膜パターンの側面が第2層目となる半透過膜によって覆われるという構造的な特徴を有することになる(図4参照)。
本発明に係る第2のハーフトーンマスクの製造方法は、特に、透明基板上に第1及び第2の層が積層されたパターンを備え、前記第2層目のパターン22Aが、前記第1層目のパターン21によって規定されるハーフトーンマスクの製造方法に適用することが好適である。この方法は、特に、第2層目の形状を重視する場合に適用される(第2のケース)。しかし、第2層目のパターンが、第1層目のパターンによって規定されるため、第1層目の精度がより重要である。この意味において、結果として、第1のケースと同様の方法を適用することができ、第1層目のパターンを必須パターンデータで描画する一方、第2層目は冗長パターンデータで描画する。このようにすると、仮に2層目のパターニングの際にアライメント誤差が発生しても、第2層目のパターンは影響を受けず、さらに、第2層目の半透過膜のパターン22Aが冗長設計されているため、仮に2層目のパターニングの際にアライメント誤差δ0が発生しても誤差が誤差余裕δ2以下であれば、第1層目のパターンの影響も緩和される。
なお、本明細書において、「第2層目のパターン22Aが、前記第1層目のパターン21によって規定される」とは、具体的には、第1層目の遮光パターンで規定される開口部(例えば図7(a)におけるW1×W2で規定される開口部)が第2層目の半透過パターン22Aで覆われることによって、第2層目のパターンにおける重要な開口部の形状が規定されることを意味する。
なお、本発明に係るハーフトーンマスクの製造方法にいう第1層目とは遮光膜を指し、第2層目とは半透過膜を指す。また、「第2層目のパターンが、前記第1層目のパターンによって規定される」とは、例えば、第1層目の遮光膜に設けられた開口部を第2層目の半透過膜が覆うような場合をいう。この場合、半透過膜の形状は遮光膜のパターン(ここでは開口部)によって規定されるからである。
本発明に係る第3のハーフトーンマスクの製造方法は、
高い精度が要求される重要な箇所と、比較的誤差が許容できる箇所とを区別し、前者を優先するようにマスクパターンの描画データを設計するハーフトーンマスクの製造方法であって、
(1)透明基板の表面全体を第1の膜が覆うフォトマスクブランクスを第1の冗長パターンデータ131Bで描画して第1層目の膜をパターニングする工程と、
(2)パターニングされた前記第1の膜を覆う第2の膜32Aを形成する工程と、
(3)前記第2の膜を第2の冗長パターンデータ132Bで描画して第2層目の膜をパターニングする工程と、
を含むことを特徴とする。
本発明に係る第3のハーフトーンマスクの製造方法は、特に、透明基板上に第1及び第2の層が積層されたパターンを備え、前記第1層目のパターンと第2層目のパターンの境界面が同一平面として露出するハーフトーンマスクの製造方法に好適である(第3のケース)。この場合において、特に、第2の冗長パターンデータ132Bは、予め遮光膜と半透過膜の積層膜をエッチングするのに必要な処理時間で、半透過膜の単層膜のサイドエッチングによる線幅変化量を調べておき、その結果に基づいてサイドエッチング誤差として見込んだ補正形状を冗長設計における誤差余裕とすることが好ましい。
このようにすると、アライメント誤差及びエッチング誤差が発生しても、最終的には半透過膜と遮光部の境界面を同一平面として露出させることができる。
本発明に係るハーフトーンマスクの製造方法は、目標とするパターン形状に合わせて適宜第1乃至第3の方法を組み合わせて用いることで、最終的なマスクパターン上で重要な箇所を優先した第1層目と第2層目の設計を行うことができる。
(本発明の基本的な考え方)
本発明の基本的な考え方は、最終的に得られるマスクパターンの形状において、高い精度が要求される重要な箇所と、比較的誤差が許容できる箇所とを区別し、前者を優先するようにマスクパターンの描画データを設計するという点にある。具体的には、以下に説明する少なくとも第1〜第3のケースに分類し、それらを適宜組み合わせて実施する。
(定義)
ここで、本発明において重要な用語を次のように定義しておく:
(i)「パターニング」とは、一般的なフォトレジスト工程を用いて所定のパターンを形成することを意味する。具体的には、パターニングすべき層の上にフォトレジスト材を塗布した後、描画パターンデータを用いて所定の形状に描画し、露光工程、現像工程、エッチング工程、レジスト除去工程等を経ることにより行う。
(ii)「描画パターンデータ」とは、目標とするパターンを描画するための二次元データを意味する。
(iii)「必須パターンデータ」とは、誤差が相対的に小さい描画パターンデータを意味する。なお、誤差が相対的に小さいとは、意図的な誤差を含まない設計データどおり或いはこれに限りなく近いという意味である。
(iv)「冗長パターンデータ」とは、誤差が相対的に大きい描画パターンデータ、すなわち、必須パターンデータに一定の誤差を許容するように設計された描画パターンデータを意味する。冗長パターンデータで描画すると万一アライメント誤差やサイドエッチング誤差が発生しても一定の許容範囲内であれば下層のパターンデータの形状が変形することを防止することができる。
[第1のケース:最終的なマスクパターンが、第1層目のパターン形状を重視する場合]
図1(a)及び(b)は、第1のケースの適用対象となるマスクパターンの一例を示すものであり、(a)は平面図、(b)は、(a)のX−X線断面図である。透明基板10の上に、第1層目の遮光パターン11と、第2層目の半透過パターン12が形成されている様子が示されている。この遮光パターン11及び半透過パターン12は、いずれも必須パターンデータを用いて描画され、パターニングされたもの(従来のケース)である。
このような積層構造のマスクパターンを製造するためには1層目の遮光膜と2層目の半透過膜との間に高いアライメント精度が要求される。しかし、実際にはいかに高精度のアライメントを行ってもアライメント誤差が発生することは避けられない。例えば、図1(b)において破線で示すように、第2層目のアライメントの際にアライメント誤差δ0が発生して右へずれた場合、第2層目と第1層目とを一括してエッチングすると第1層目の形状は設計値よりもδ0小さくなる。
しかし、もし、最終的なマスクパターンが、透過部、遮光部、半透過部で構成されており、かつ、第1層目(遮光膜)のパターンを重視する場合(第1のケース)には、第1層目は必須パターンデータを用いてパターニングし、2層目は重ね合わせの誤差を見込んだ冗長パターンデータを用いてパターニングすることで、アライメント誤差に対する許容性を高めることができる。
以下、図2乃至図5を用いて具体例を説明する。なお、図2乃至図4は第1のケースに適用されるハーフトーンマスクの製造工程を示すものであり、各図の(a)及び(b)は、それぞれ平面図及び平面図におけるX−X線断面図を示している。また、図5(a)及び(b)は、いずれも第2層目(半透過膜)の描画パターンデータを示している。このうち(a)は必須パターンデータ112Aを、(b)は誤差余裕δ1を含む冗長パターンデータ112Bを示している。
図5(b)に示すように、冗長パターンデータ112Bは、アライメントの際の重ね合わせの誤差を見込んで必須パターンデータ(図5(a))よりも、誤差余裕δ1だけ大きめの形状として構成されている。
第1のケースにおいて重視されるのは1層目(遮光膜)のパターンであり、2層目(半透過膜)のパターンは多少誤差があってもよい(むしろ、第2層目の誤差が第1層目の形状に深刻な影響を与える)。このため、第1層目は必須パターンデータ(図示は省略するが図2(a)における遮光パターン11と同一の形状である。)を用いて設計し、第2層目に冗長パターンデータ(図5(b))を用いて設計すると、最終的には図4に示すように第2層目の膜が誤差余裕δ1を備えた構造となる。その製造方法は概ね次の通りである。
(1)まず、透明基板10のほぼ表面全体を遮光膜が覆うフォトマスクブランクスを出発材料として、この遮光膜を第1層目に対応する必須パターンデータで描画してパターニングする。この工程により、透明基板10の表面に相対的に誤差の小さい遮光パターン11が形成される(図2)。なお、このとき、基板の周辺部にアライメントマーク(図示を省略する)を形成しておく。
(2)次に、パターニングされた第1層目の遮光膜を覆う第2層目の半透過膜12を形成する(図3)。
(3)次に、工程(1)で形成したアライメントマークを利用して位置合わせを行い、第2層目の半透過膜12をパターニングする。このとき、第2層目のエッチングパターンは、図5(b)に示す冗長パターンデータで描画してパターニングする。この結果、図4に示す構造が完成する。この構造は、第2層目の半透過膜のパターン12Aが冗長設計されているため、第2層目のパターニングの際にアライメント誤差δ0が発生してもその誤差が誤差余裕δ1以下であれば、第1層目のパターンは影響を受けない。
[第2のケース:最終的なマスクパターンが、第1層目のパターンで規定される第2層目のパターン形状を重視する場合]
図6(a)及び(b)は、第2のケースの適用対象となるマスクパターンの一例を示すものであり、(a)は平面図、(b)は、(a)のY−Y線断面図である。
透明基板20の上に、第1層目の遮光パターン21と、第2層目の半透過パターン22が形成されている様子が示されている。この遮光パターン21及び半透過パターン22は、いずれも必須パターンデータを用いて描画され、パターニングされたもの(従来のケース)である。
このような積層構造のマスクパターンを製造するためには1層目の遮光膜と2層目の半透過膜との間に高いアライメント精度が要求される。しかし、実際にはいかに高精度のアライメントを行ってもアライメント誤差が発生することは避けられない。例えば、図6(b)において破線で示すように、第2層目のアライメントの際にアライメント誤差δ0が発生して左へずれた場合、第2層目と第1層目とを一括してエッチングすると第2層目の形状は第1層目によって規定されているため影響を受けないが、第1層目の形状は設計値よりも小さくなる。
しかし、もし、最終的なマスクパターンが、透過部、遮光部、半透過部で構成されており、かつ、遮光部のパターン精度を重視する場合(第2のケース)には、第1層目(遮光膜)を必須パターンデータを用いてパターニングする一方、第2層目(半透過膜)を冗長パターンデータを用いてパターニングすることで、アライメント誤差に対する許容性を高めることができる。
以下、図7乃至図10を用いて具体例を説明する。なお、図7乃至図9は第2のケースに適用されるハーフトーンマスクの製造工程を示すものであり、各図の(a)及び(b)は、それぞれ平面図及び平面図におけるY−Y線断面図を示している。また、図10(a)及び(b)は、いずれも第2層目(半透過膜)の描画パターンデータを示している。このうち(a)は必須パターンデータ122Aを、(b)は誤差余裕δ2を含む冗長パターンデータ122Bを示している。
図10(b)に示すように、冗長パターンデータ122Bは、アライメントの際の重ね合わせの誤差を見込んで必須パターンデータ(図10(a))よりも、誤差余裕δ2だけ大きめの形状として構成されている(但し、第2のパターンの周囲の必要部分のみ)。
第2のケースにおいて重視されるのは第2層目(半透過膜)のパターンであるが、精度が要求される第2層目の形状は1層目の遮光膜によって周囲が囲われた幅W1×W2で規定される開口部によって決定される点が第1のケースとは異なる。
この場合も、第1のケース同様に、第1層目は必須パターンデータ(図示は省略するが図7(a)における遮光パターン21Aと同一の形状である。)を用いて設計し、第2層目は冗長パターンデータを用いて設計すると、最終的には図9に示すように第2層目の膜が誤差余裕δ2を備えた構造となる。このように誤差余裕δ2を備えていると、第2層目のパターニングの際にアライメント誤差が発生した場合でも、重要な第2層目の形状は第1層目で規定されているため、影響を受けないことが分かる。その製造方法は概ね次の通りである。
(1)まず、透明基板20のほぼ表面全体を遮光膜が覆うフォトマスクブランクスを出発材料として、この遮光膜を第1層目に対応する必須パターンデータで描画してパターニングする。この工程により、透明基板20の表面に相対的に誤差の小さい遮光パターン21Aが形成される(図7)。なお、このとき、基板の周辺部にアライメントマーク(図示を省略する)を形成しておく。
(2)次に、パターニングされた第1層目の遮光膜を覆う第2層目の半透過膜22を形成する(図8)。
(3)次に、工程(1)で形成したアライメントマークを利用して位置合わせを行い、第2層目の半透過膜22をパターニングする。このとき、第2層目のエッチングパターンは、図10(b)に示す冗長パターンデータで描画してパターニングする。この結果、図9に示す構造が完成する。
第2のケースでは、万一第2層目のパターニングの際にアライメント誤差が発生しても、重要な半透過膜のパターンの形状は第1層目の遮光部で規定されているのでその形状に影響を及ぼさないが、第2層目の半透過膜のパターン22Aが冗長設計されているため、仮に2層目のパターニングの際にアライメント誤差δ0が発生しても誤差が誤差余裕δ2以下であれば、第1層目のパターンの影響も緩和される。
この場合、誤差余裕δ2に相当する部分は本来透過部となるべき領域が一部遮光膜で覆われることになるため、従来(図9(a)における二点鎖線)と比べて遮光部が上下左右に誤差余裕δ2分だけ大きくなるが、これはやむを得ない。従って、必要がなければ第2のケースにおける第2層目のエッチングパターンは冗長パターンデータを適用せず、従来通り、第2層目も必須パターンデータでパターニングしてもよい。この意味において、第2のケースはアライメント誤差が発生してもそれほど深刻な問題とはなりにくいケースであるといえる。
[第3のケース:最終的なマスクパターンが、半透過部及び遮光部と透過部との境界の形状を重視する場合]
次に、第3のケースについて説明するが、始めに、第2のケースで起こりうるエッチングの問題点を指摘する。
第2のケースで問題となることは、第2層目のパターニングにおけるエッチング工程(図8〜図9)において、遮光部とハーフトーン部とが積層した状態で、積層膜を一括に、しかも、広範囲にわたりエッチングしなければならないことである。
例えば、図8(b)において、遮光膜と半透過膜が積層した領域(α)と半透過膜のみの領域(β)とを比較すると、両者は組成も膜厚も異なるため、サイドエッチングの影響により、要求される線幅やパターン形状の精度を達成することが困難である。この問題は、特にエッチング工程に等方性エッチングを適用した場合に顕著に発生する。
この問題を解決するため、第3のケースでは、2種類の冗長パターンデータを用いる。すなわち、第1の冗長パターンデータは、第1層目と第2層目のアライメント誤差を見込んだパターンで描画し、第2の冗長パターンデータは、第2層目のエッチング時に発生するサイドエッチングによる誤差を見込んだパターンで描画する。
このうち、第1の冗長パターンデータは、2層目のパターニングの際に生じるアライメントの誤差に対する冗長設計であるという意味において、第1或いは第2のケースと同様の設計手法を適用することができる。
他方、第2層目の冗長パターンデータは、予め、遮光膜と半透過膜のエッチング時間内に発生する単独の半透過膜のサイドエッチングによる線幅変化量を調べておき、その結果をもとに、2層目のエッチングはサイドエッチングによる誤差を見込んだ補正形状を描画データとする。以下、図を参照して具体的に説明する。
図11(a)及び(b)は、第3のケースの適用対象となるマスクパターンの一例を示すものであり、(a)は平面図、(b)は、(a)のZ−Z線断面図である。透明基板30の上に、遮光パターン31と、半透過パターン32が形成されている様子が示されている。図11(a)において、二点鎖線で示す境界線L1は、アライメントの誤差とサイドエッチングの影響が共に無視できる場合の仮想境界線である。この遮光パターン31及び半透過パターン32は、必須パターンデータのみを用いて描画したケース(従来のケース)であるが、第2層目のエッチング工程の際に生じるサイドエッチングの影響により、理想的な仮想境界線L1と一致させることは難しく、第2層目が境界線L1よりもδ3だけ後退(減少)した様子が示されている。
なお、説明の便宜上、図11は第2層目のパターニングの際にアライメントの誤差がゼロであった場合を仮定しているが、実際には上述したサイドエッチングの影響に加えてアライメントの誤差の影響も問題となる。
そこで、これらの点を考慮して、もし最終的なマスクパターンが、透過部、遮光部、半透過部で構成されており、かつ、2層目(半透過膜)及び1層目(遮光膜)の積層膜と、透過部との境界の形状を重視する場合(第3のケース)には、1層目(遮光膜)及び2層目(半透過膜)の両方を、以下に詳述するルールに従って作成した冗長パターンデータを用いてパターニングすることで、アライメント誤差とサイドエッチングの誤差の両方を大幅に小さくすることができる。
なお、この第3のケースは、第2層目の冗長パターンデータを得るために、予め冗長パターンデータは遮光膜と半透過膜の積層膜をエッチングするのに必要な処理時間で発生する半透過膜の単層膜のサイドエッチングによる線幅変化量を調べておくことが必要である。
以下、図11乃至図16を用いて具体例を説明する。なお、図11乃至図14は第2のケースに適用されるハーフトーンマスクの製造工程を示すものであり、各図の(a)及び(b)は、それぞれ平面図及び平面図におけるZ−Z線断面図を示している。また、図15(a)及び(b)は、いずれも第1層目(遮光膜)の描画パターンデータを示している。このうち、(a)は必須パターンデータ131Aを、(b)はアライメント誤差に対する誤差余裕δ4を含む冗長パターンデータ131Bを示している。また、図16(a)及び(b)は、いずれも第2層目(半透過膜)の描画パターンデータを示している。このうち(a)は必須パターンデータ132Aを、(b)はサイドエッチング誤差に対する誤差余裕δ3を含む冗長パターンデータ132Bを示している。すなわち、図16(b)に示すように、冗長パターンデータ132Bは、サイドエッチングの線幅変化量(サイドエッチング誤差)を見込んで必須パターンデータ(図16(a))よりも、δ3だけ大きめの形状として構成されている。
第3のケースにおいて重視されるのは2層目(半透過膜)及び1層目(遮光膜)の積層膜と、透過部との境界の形状であるが、精度が要求される2層目が、1層目の遮光膜と2層目の半透過膜の積層膜を一括してエッチングする際に、サイドエッチングによって線幅が変化してしまうため、サイドエッチングによる線幅の変化量を考慮して、2層目のエッチングパターンを決定する点が第1及び第2のケースとは異なる。
必須パターンデータのみで設計する従来の方法では最終的には図11に示すように、サイドエッチングによって第2層目が境界線L1よりもδ3だけ後退(減少)した構造となるが、第1層目及び第2層目に所定の冗長パターンデータを用いて設計すると最終的には設計通りの構造となる。その製造方法は概ね次の通りである。
(1)まず、透明基板30のほぼ表面全体を遮光膜が覆うフォトマスクブランクスを出発材料として、この遮光膜を図15(b)に示す冗長パターンデータで描画してパターニングする。この工程により、透明基板30の表面に相対的に誤差の小さい遮光パターン31Aが形成される(図12)。なお、このとき、基板の周辺部にアライメントマーク(図示を省略する)を形成しておく。
(2)次に、第1層目の遮光膜を覆う第2層目の半透過膜32Aを形成する(図13)。
(3)次に、工程(1)で形成したアライメントマークを利用して第2層目の半透過膜32Aをパターニングする。このとき、第2層目のエッチングパターンは、図16(b)に示す冗長パターンデータで描画してパターニングする。この結果、図14に示す構造が完成する。第3のケースでは、第2層目のパターニングの際に発生するサイドエッチングを見込んで半透過膜の形状を決定しているため、エッチング後は設計通りの境界面が得られる。なお、この冗長設計部はエッチング後に消滅し、万一エッチング誤差やアライメント誤差が発生しても、重要な半透過膜及び遮光膜の積層部分と透過部との境界は、その形状に影響を受けない。すなわち、境界面が同一平面として、いわゆる面一に露出する。
(まとめ)
このように、本発明では、重視するマスクパターンの形状に応じて場合分けを行い、アライメントの誤差或いはサイドエッチングの効果を考慮して第1層目と第2層目の最適な設計を行うことにより、誤差の小さいハーフトーンマスクを製造することができる。
なお、上記の通り本明細書では、3階調(遮光、半透過、透過)の例を説明したが、半透過膜の透過率を多段階にすれば理論上は3階調以上も可能である。また、通常のフォトマスクブランクスは透明基板のほぼ全面を遮光膜で覆うタイプが一般的であるため、第1層目が遮光膜、第2層目が半透過膜の場合について説明したが、逆に、第1層目が半透過膜、第2層目が遮光膜の場合に適用することは容易に設計変更可能であると考えられる。
本発明は、フラットパネルディスプレイなどの技術分野に好適な半透過膜を利用した中間調フォトマスク(グレートーンマスク)の製造方法に係るものであり、特に、パターン精度が要求される微細な形状を得ることができる点で、産業上の利用可能性は極めて大きい。
図1(a)及び(b)は、第1のケースの適用対象となるマスクパターンの一例を示すものであり、(a)は平面図、(b)は、(a)のX−X線断面図である。 図2は、第1のケースに適用されるハーフトーンマスクの製造工程を示すものであり、(a)及び(b)は、それぞれ平面図及び平面図におけるX−X線断面図を示している。 図3は、第1のケースに適用されるハーフトーンマスクの製造工程を示すものであり、(a)及び(b)は、それぞれ平面図及び平面図におけるX−X線断面図を示している。 図4は、第1のケースに適用されるハーフトーンマスクの製造工程を示すものであり、(a)及び(b)は、それぞれ平面図及び平面図におけるX−X線断面図を示している。 図5(a)及び(b)は、いずれも第2層目(半透過膜)の描画パターンデータを示している。 図6(a)及び(b)は、第2のケースの適用対象となるマスクパターンの一例を示すものであり、(a)は平面図、(b)は、(a)のY−Y線断面図である。 図7は、第2のケースに適用されるハーフトーンマスクの製造工程を示すものであり、(a)及び(b)は、それぞれ平面図及び平面図におけるY−Y線断面図を示している。 図8は、第2のケースに適用されるハーフトーンマスクの製造工程を示すものであり、(a)及び(b)は、それぞれ平面図及び平面図におけるY−Y線断面図を示している。 図9は、第2のケースに適用されるハーフトーンマスクの製造工程を示すものであり、(a)及び(b)は、それぞれ平面図及び平面図におけるY−Y線断面図を示している。 図10(a)及び(b)は、いずれも第2層目(半透過膜)の描画パターンデータを示している。このうち(a)は必須パターンデータ122Aを、(b)は誤差余裕δ2を含む冗長パターンデータ122Bを示している。 図11(a)及び(b)は、第3のケースの適用対象となるマスクパターンの一例を示すものであり、(a)は平面図、(b)は、(a)のZ−Z線断面図である。 図12(a)及び(b)は、第3のケースに適用されるハーフトーンマスクの製造工程を示すものであり、(a)及び(b)は、それぞれ平面図及び平面図におけるZ−Z線断面図を示している。 図13(a)及び(b)は、第3のケースに適用されるハーフトーンマスクの製造工程を示すものであり、(a)及び(b)は、それぞれ平面図及び平面図におけるZ−Z線断面図を示している。 図14(a)及び(b)は、第3のケースに適用されるハーフトーンマスクの製造工程を示すものであり、(a)及び(b)は、それぞれ平面図及び平面図におけるZ−Z線断面図を示している。 図15(a)及び(b)は、いずれも第1層目(遮光膜)の描画パターンデータを示している。 図16(a)及び(b)は、いずれも第2層目(半透過膜)の描画パターンデータを示している。
符号の説明
10、20、30 透明基板
11、21、31 遮光パターン
12、22、32 半透過パターン
112A、122A、131A、132A 必須パターンデータ
112B 誤差余裕δ1を含む冗長パターンデータ
122B 誤差余裕δ2を含む冗長パターンデータ
131B 誤差余裕δ4を含む冗長パターンデータ
132B 誤差余裕δ3を含む冗長パターンデータ

Claims (7)

  1. マスクパターンの描画データを設計するハーフトーンマスクの製造方法であって、
    (1)透明基板の表面全体を第1の膜が覆うフォトマスクブランクスを必須パターンデータで描画して第1層目の膜をパターニングする工程と、
    (2)パターニングされた前記第1の膜を覆う第2の膜を形成する工程と、
    (3)前記第2の膜を冗長パターンデータで描画して第2層目の膜をパターニングする工程と、
    を含むことを特徴とするハーフトーンマスクの製造方法。
  2. 透明基板上に第1及び第2の層が積層されたパターンを備え、前記第1層目のパターンと第2層目のパターンとが、それぞれ独立に規定されるハーフトーンマスクに適用されることを特徴とする請求項1記載のハーフトーンマスクの製造方法。
  3. 透明基板上に第1及び第2の層が積層されたパターンを備え、前記第2層目のパターンが、前記第1層目のパターンによって規定されるハーフトーンマスクに適用されることを特徴とする請求項1記載のハーフトーンマスクの製造方法。
  4. 高い精度が要求される重要な箇所と、比較的誤差が許容できる箇所とを区別し、前者を優先するようにマスクパターンの描画データを設計するハーフトーンマスクの製造方法であって、
    (1)透明基板の表面全体を第1の膜が覆うフォトマスクブランクスを第1の冗長パターンデータで描画して第1層目の膜をパターニングする工程と、
    (2)パターニングされた前記第1の膜を覆う第2の膜を形成する工程と、
    (3)前記第2の膜を第2の冗長パターンデータで描画して第2層目の膜をパターニングする工程と、
    を含むことを特徴とするハーフトーンマスクの製造方法。
  5. 透明基板上に第1及び第2の層が積層されたパターンを備え、前記第1層目のパターンと第2層目のパターンの境界面が同一平面として露出するハーフトーンマスクに適用されることを特徴とする請求項4記載のハーフトーンマスクの製造方法。
  6. 前記第2の冗長パターンデータは、予め遮光膜と半透過膜の積層膜をエッチングするのに必要な処理時間で、半透過膜の単層膜のサイドエッチングによる線幅変化量を調べておき、その結果に基づいてサイドエッチング誤差として見込んだ補正形状を冗長設計における誤差余裕とすることを特徴とする請求項4記載のハーフトーンマスクの製造方法。
  7. 透明基板上に遮光膜と半透過膜とが積層された構造を備え、前記第2層目となる半透過膜がアライメント誤差を見込んで第1層目となる遮光部を覆うように冗長設計されることにより、前記冗長設計された部分において、第1層目となる遮光膜パターンの側面が第2層目となる半透過膜によって覆われることを特徴とするハーフトーンマスク。
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