JP2008101593A - エンジン - Google Patents

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Genichi Murakami
元一 村上
Koji Moriya
浩司 森谷
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Abstract

【課題】燃料を潤滑油として利用するエンジンであって、燃料噴射ポンプの配置に特徴を有するエンジンを提供することを課題とする。
【解決手段】燃料を潤滑油として利用するエンジンのシリンダヘッド19に燃料噴射ポンプ20を装着した。燃料噴射ポンプ20はエンジンの排気カムシャフト26によって駆動されるプランジャ22を有しており、プランジャ22が往復動することで、燃料を加圧、圧送する。このような構成は、燃料噴射ポンプ20専用の駆動機構を設けることが不要であって、エンジン全体を小型化できる。また、燃料を潤滑油として利用するので、シリンダヘッド19と加圧シリンダ21との燃料リーク防止機構を設けることが不要となり、エンジン内の構成を簡素化することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、軽油などの燃料を潤滑油として利用するエンジンに関し、特に燃料ポンプの配置に特徴を有するエンジンに関する。
従来、燃料である軽油を潤滑油として利用する軽油潤滑式ディーゼルエンジンが開示されている(特許文献1)。このような軽油潤滑式ディーゼルエンジンでは、燃料となる軽油がエンジン各部の潤滑油としても用いられ、エンジン各部を循環する。このため、潤滑専用のオイルは不要であり、オイル交換の手間も省くことができる。
実開昭60−194112号公報
このような燃料を潤滑油として利用するエンジンにおいても、通常のエンジンと同様に、燃料噴射ポンプが備えられているが、前記特許文献1では燃料噴射用のポンプの配置に関して具体的な内容について言及されていない。
そこで、本発明では、燃料を潤滑油として利用するエンジンであって、燃料噴射ポンプの配置に特徴を有するエンジンを提供することを課題とする。
かかる課題を解決するための本発明のエンジンは、燃料を潤滑油として利用するエンジンであって、当該エンジンの吸気弁又は排気弁の開閉機構によって駆動されるプランジャを有する燃料噴射ポンプを、当該エンジンのシリンダヘッドに装着したことを特徴とする(請求項1)。このような構成とすれば、燃料噴射ポンプ専用の駆動機構を設ける必要がない。そのため、エンジン全体をコンパクトに構成することができる。ここで前記エンジンの吸気弁又は排気弁の開閉機構には、例えば、オーバヘッドバルブ方式のバルブ開閉機構やオーバヘッドカム方式のバルブ開閉機構等、クランクシャフトの回転をタイミングベルト等で伝達してカムシャフトを回転させ、バルブを開閉する従来周知の種々の機構が含まれる。
また、このようなエンジンでは、前記プランジャが往復動する加圧シリンダの開口端部を、当該エンジンのシリンダヘッド内に配置することができる(請求項2)。本発明のエンジンは、燃料を潤滑油として利用するので、加圧シリンダからリークする燃料はエンジン内各部の潤滑油として機能させることができる。そのため、燃料と潤滑油の混合防止を考慮する必要がない。よって、加圧シリンダからリークする燃料と潤滑油の混合を防ぐためのリーク防止手段を設ける必要がなく、エンジン内の構成を簡素化することができる。
本発明では、燃料噴射ポンプのプランジャが、エンジンの吸排気弁の開閉機構によって駆動されるため、燃料噴射ポンプ専用の駆動機構を設ける必要がなく、エンジン全体をコンパクトに構成することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面と共に詳細に説明する。
図1は、実施例1の軽油等の燃料を潤滑油として利用するディーゼルエンジン(以下、「エンジン」という)1の概略構成を示した説明図である。図2は図1中の燃料噴出ポンプ20を拡大して示した説明図である。エンジン1は、燃料タンク2、オイルパン3を備えている。燃料タンク2とオイルパン3とは燃料供給経路4によって連通している。この燃料供給経路4にはセジメンタ5、電動供給ポンプ6が配設されており、この電動供給ポンプ6により燃料タンク2からオイルパン3へ燃料が供給されるようになっている。
エンジン1は、潤滑剤の供給を必要とするエンジン潤滑系7へ潤滑剤としての燃料を供給する潤滑系燃料供給経路8を有している。この潤滑系燃料供給経路8にはフィルタ9、燃料を圧送可能な潤滑ポンプ10が配設されており、潤滑ポンプ10を駆動することにより燃料をオイルパン3から吸い上げてエンジン潤滑系7へ供給している。また、エンジン1は、潤滑系燃料供給経路8を通じてエンジン潤滑系7へ供給された燃料をオイルパン3へ戻す潤滑系燃料リターン経路11を有している。
さらに、エンジン1には、蓄圧室50へ燃料を供給する噴射系燃料供給経路12が備えられている。この噴射系燃料供給経路12には、フィルタ13、フィードポンプ14、燃料噴射ポンプ20が配設されている。フィードポンプ14は、オイルパン3から燃料噴射ポンプ20へ燃料を供給する低圧ポンプである。燃料噴射ポンプ20はフィードポンプ14から供給を受けた燃料を蓄圧室50へ向けて、加圧、圧送する高圧ポンプである。
また、このような燃料噴射ポンプ20は、エンジン1のシリンダヘッド19に装着されている。図2で示すように、燃料噴出ポンプ20は、ポンプハウジング25に形成される加圧シリンダ21と、この加圧シリンダ21内で往復動するプランジャ22を備えている。また、加圧シリンダ21の上端部には、加圧シリンダ21の内周壁面及びプランジャ22の上端面により加圧室23が形成されている。ポンプハウジング25には、加圧室23と噴射系燃料供給経路12とを連通する燃料流入口28と燃料送出口29が備わっている。燃料流入口28には第1チェック弁30が配設され、この第1チェック弁30は加圧室23からフィードポンプ14側の噴射系燃料供給経路12へ燃料が逆流することを防止している。また、燃料送出口29には第2チェック弁31が配設され、この第2チェック弁31は蓄圧室50側の噴射系燃料供給経路12から加圧室23へ燃料が逆流することを防止している。また、このようなポンプハウジング25は加圧シリンダ21の開口端32がシリンダヘッド19内に開口するように配置されている。
排気カムシャフト26は、タイミングベルト(図示しない)を介して、エンジンのクランクシャフト(図示しない)と連動して回転する。この排気カムシャフト26の回転が排気用カム(図示しない)を介して、排気バルブ(図示しない)を開閉する。本発明ではこの開閉機構を利用して、燃料噴射ポンプ20のプランジャ22を駆動している。このため、排気カムシャフト26にポンプ駆動カム27が設けられており、プランジャ22の下端にタペット24が設けられている。タペット24は、ポンプハウジング25との間に装着されたスプリング33の付勢力によって、常時、ポンプ駆動カム27に当接するようになている。このように燃料噴出ポンプ20を形成することで、排気カムシャフト26の回転運動が、ポンプ駆動カム27を介して燃料噴射ポンプ20のプランジャ22に伝達され、プランジャ22の往復動が実現される。
蓄圧室50は、燃料噴射ポンプ20から圧送された高圧燃料をその内部に貯蓄する室である。この蓄圧室50に一旦貯蓄された高圧の燃料は、各インジェクタ60に供給される。そして、各インジェクタ60から各筒内に向けて、燃料が噴射される。
エンジン1は噴射系燃料供給路12を通じて蓄圧室50へ供給された後の噴射系リターン燃料を燃料タンク2へ戻す噴射系燃料リターン経路15を有している。なお、噴射系リターン燃料とは、フィードポンプ14、燃料噴射ポンプ20、蓄圧室50およびインジェクタ60の各々から戻されるリターン燃料を指す。
上記のようにエンジン1を構成すると、エンジン1の筒内へ燃料の圧送供給が達成される。以下に、燃料が圧送される際の各部の動作について説明する。燃料噴射ポンプ20では排気カムシャフト26の回転に伴ってポンプ駆動カム27が回転することにより、プランジャ22が加圧シリンダ21内を往復動して、加圧室23内の容積を変化させる。プランジャ22が加圧シリンダ21内で下降する吸入行程では、燃料流入口28に備えられた第1チェック弁30が開弁し、フィードポンプ14側の噴射系燃料供給経路12から加圧室23に燃料が流入する。一方、燃料送出口29に備えられた第2チェック弁31は閉弁し、圧送した燃料の逆流を防ぐ。これに対し、プランジャ22が加圧シリンダ21内で上昇する圧縮行程では、第1チェック弁30は閉弁し、燃料の逆流を防ぐ。一方、第2チェック弁31は開弁し、加圧した燃料を蓄圧室50へ向けて圧送する。こうして、燃料噴射ポンプの加圧室23内で高圧に加圧された燃料は、蓄圧室50へ圧送される。蓄圧室50内で貯蓄された燃料は、インジェクタ60の開弁駆動に応じて、適宜、エンジン筒内へ噴射供給される。
以上のように本実施例のエンジン1では、シリンダヘッド19に燃料噴射ポンプ20を装着され、燃料噴射ポンプ20の加圧シリンダ21内でのプランジャ22は、エンジン1の排気カムシャフト26によって駆動される。このようにすることで、燃料噴射ポンプ専用の駆動機構を設けることは不要であり、エンジンをコンパクトに設計することができる。また、本実施例では、燃料を潤滑油として利用するので、シリンダヘッド19と燃料噴射ポンプ20の加圧シリンダ21との間に燃料のリーク防止を備えていない。そのため、多少の燃料のリークがあるが、リークした燃料は潤滑油として利用することができる。
上記実施例は本発明を実施するための例にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、これらの実施例を種々変形することは本発明の範囲内であり、さらに本発明の範囲内において、他の様々な実施例が可能であることは上記記載から自明である。
例えば、上記実施例では、ポンプ駆動カム27は排気カムシャフト26に設けられているが、排気カムシャフト26に代えて、エンジン1が備える吸気カムシャフトに設けることもできる。また、シングルオーバヘッドカム方式のように、吸気バルブと排気バルブとを一本のカムシャフトで駆動する場合は、そのカムシャフトにポンプ駆動カムを設けることもできる。さらに、一本のカムシャフトに複数のポンプ駆動カムを設ける構成とすることもできる。
実施例1の概略構成を示した説明図である。 図1中の燃料ポンプを拡大して示した説明図である。
符号の説明
1 エンジン
2 燃料タンク
3 オイルパン
4 燃料供給経路
5 セジメンタ
6 電動供給ポンプ
7 エンジン潤滑系
8 潤滑系燃料供給経路
9、13 フィルタ
10 潤滑ポンプ
11 潤滑系燃料リターン経路
12 噴射系燃料供給経路
14 フィードポンプ
15 噴射系燃料リターン経路
19 シリンダヘッド
20 燃料噴射ポンプ
21 加圧シリンダ
22 プランジャ
23 加圧室
24 タペット
25 ポンプハウジング
26 排気カムシャフト
27 ポンプ駆動カム
28 燃料流入口
29 燃料送出口
30 第1チェック弁
31 第2チェック弁
32 加圧シリンダ開口端
33 スプリング
50 蓄圧室
60 インジェクタ

Claims (2)

  1. 燃料を潤滑油として利用するエンジンであって、当該エンジンの吸気弁又は排気弁の開閉機構によって駆動されるプランジャを有する燃料噴射ポンプを、当該エンジンのシリンダヘッドに装着したことを特徴とするエンジン。
  2. 請求項1記載のエンジンであって、前記プランジャが往復動する加圧シリンダの開口端部を、当該エンジンのシリンダヘッド内に配置したことを特徴とするエンジン。
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