JP2008100507A - インプリント装置およびアライメント方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】モールドと基板との距離が変化する際に、高精度の位置合わせが可能となるインプリント装置およびアライメント方法を提供する。
【解決手段】インプリント装置であって、
モールドを保持する第1の保持部及びパターンが転写される基板を保持する第2の保持部と、
モールド及び基板の位置を特定するマークに、光を照射する第1の照明系と、
モールド及び基板の位置を特定するマークを、第1の観察点及び第2の観察点で結像させる第1の光学系及び第2の光学系と、
第1の光学系と第2の光学系とが共有する結像光学系と、
モールド及び基板の位置を特定するマークを観察する第1の撮像素子及び第2の撮像素子と、
モールド又は基板と、結像光学系との距離の変化によって生じる第1の観察点又は第2の観察点の移動に追随して第1の撮像素子又は第2の撮像素子を移動させる第1の駆動機構又は第2の駆動機構の、少なくとも一方を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明はモールドの形状を基板に転写するためのインプリント装置およびアライメント方法に関する。
近年において、Stephan Y.Chou et.al.,Appl.Phys.Lett,67,3114,1995に紹介されているように、モールド上の微細な構造を半導体、ガラス、樹脂や金属等のワークに加圧転写する微細加工技術が開発され、注目を集めている。
この技術は、数ナノメートルオーダーの分解能を持つためナノインプリントあるいはナノエンボッシングなどと呼ばれ、半導体製造に加え、立体構造をウエハレベルで一括加工可能なため、幅広い分野への応用が期待されている。
例えば、フォトニッククリスタル等の光学素子、μ−TAS(Micro Total Analysis System)、バイオチップの製造技術、等への応用が期待されている。
一例として、光インプリント方式を半導体製造技術に用いる場合について説明する。
まず、基板(例えば半導体ウエハ)上に光硬化樹脂からなる層を形成する。
次に樹脂層に所望の凹凸構造が形成されたモールドを押し当て、加圧する。
紫外線を照射することで光硬化樹脂を硬化させる。これにより樹脂層に上記構造が転写される。この樹脂層をマスクとしてエッチング等を行い、基板へ構造が転写される。
このような半導体製造においてはモールドと基板の位置合わせが必要である。
例えば、半導体のプロセスルールが100nm以下になるような昨今の状況において、装置に起因する位置合わせ誤差の許容範囲は数nm〜数十nmと言われている。
特許文献1には、異なる波長の光は焦点距離が違うことを利用して、モールドと基板の位置合わせを行なう方法が開示されている。具体的には、第1の波長でモールド表面のマークを撮像素子に結像させ、この第1の波長とは異なる第2の波長で基板表面のマークを同じ撮像素子に結像させる。これら2つの波長は、モールドと基板とのギャップに応じて選択される。
第1の波長では、モールド表面のマークと焦点が合っているが、基板表面のマークと焦点が合っていない。一方、第2の波長では、モールド表面のマークと焦点が合っていないが、基板表面のマークとは焦点が合っている。
そして、焦点が合っていない第1の波長で計測した基板表面のマークと、同じく焦点が合っていない第2の波長で計測したモールド表面のマークを画像処理により除去する。その後、焦点が合っている第1の波長で計測したモールド表面のマークと、同じく焦点が合っている第2の波長で計測した基板表面のマークを合成し、単一の結像平面上で結合させている。
また、特許文献2には、半導体露光装置においてマスクとウエハの位置合わせを行なう方法が開示されている。
具体的には、第1物体であるマスクと、第2物体であるウエハの相対位置の検出を行なう際に、それぞれの物体上の位置を特定するためのマークに対し、別個の基準位置合わせマークを配置された第3の物体を設けている。そして、第3の物体上にあるマークと、第1および第2の物体上にあるマークの光学像を撮像素子により検出し、第1及び第2の物体の位置ズレを検出している。この装置において、第1物体上にあるマークを結像させる撮像素子と、第2物体上にあるマークを結像させる撮像素子は別々の撮像素子であり、これらの光学系は一部を共有している。
米国特許6696220号明細書 米国特許6529625号明細書
上記従来例の特許文献1に開示されているモールドと基板の位置合わせ法では、異なる光源を用いることによって異なる波長の光を利用する構成が採られている。そのため、モールドと基板がその加工面に対して垂直方向に連続的に変化する際に、モールドと基板の位置合わせをすることが難しい。
一方、上記従来例の特許文献2に開示されているモールドと基板の位置合わせ方法は、光露光機のような特定のギャップで位置合わせをするような場合に有効である。
しかしながら、ナノインプリント装置では、対向して配置されているモールドと基板との距離が連続的に変化するため、任意のギャップに対してモールドと基板の位置合わせが要求される。
このような要求は、例えば、モールドと基板の間に樹脂を介在させた場合に生じる。すなわち、モールドが樹脂に接触する前後や、樹脂が塗布された状態で加圧するような場合において、モールドと基板の間で位置ずれを起しやすい。
この位置ずれが大きい場合には、位置合わせに時間がかかることになる。
従って、モールドと基板との距離が連続的に変化させるときに、位置合わせができるような構成が求められていた。
本発明は、上記課題に鑑み、モールドと基板との距離が変化する際に、高精度の位置合わせが可能となるインプリント装置およびアライメント方法を提供することを目的とするものである。
本発明は上記課題を解決するため、次のように構成したインプリント装置およびアライメント方法を提供するものである。
本発明におけるインプリント装置は、インプリントパターンを有したモールドを保持するための第1の保持部と、
前記モールドと対向して配置され、前記インプリントパターンが転写される基板を保持するための第2の保持部と、
前記モールドの位置を特定するためのマークと、前記基板の位置を特定するためのマークに光を照射するための第1の照明系と、
前記第1の照明系からの光を用いて前記モールドの位置を特定するためのマークを第1の観察点で結像させるための第1の光学系と、
前記基板の位置を特定するためのマークを第2の観察点で結像させるための第2の光学系と、
前記第1の光学系と前記第2の光学系とが共有する結像光学系と、
第1の観察点で結像される前記モールドの位置を特定するためのマークを観察するための第1の撮像素子と、
第2の観察点で結像される前記基板の位置を特定するためのマークを観察するための第2の撮像素子と、
前記モールドと前記結像光学系との距離の変化によって生じる前記第1の観察点の移動に追随して前記第1の撮像素子を移動させる第1の駆動機構、
または、前記基板と前記結像光学系との距離の変化によって生じる前記第2の観察点の移動に追随して前記第2の撮像素子を移動させる第2の駆動機構の少なくとも一方の駆動機構を有することを特徴とする。
また、本発明におけるインプリント装置は、前記第1の駆動機構および前記第2の駆動機構を有することを特徴とする。
また、本発明におけるインプリント装置は、前記第1の駆動機構は、前記モールドと前記結像光学系との距離が変化した量に、前記結像光学系が有する倍率の二乗を乗じた距離だけ前記第1の撮像素子を移動させることを特徴とする。
また、本発明におけるインプリント装置は、前記第2の駆動機構は、前記基板と前記結像光学系との距離が変化した量に、前記結像光学系が有する倍率の二乗を乗じた距離だけ前記第2の撮像素子を移動させることを特徴とする。
また、本発明におけるインプリント装置は、前記モールドまたは前記基板と、前記結像光学系との距離の変化によって生じる倍率の変化を補正する補正手段を有することを特徴とする。
また、本発明におけるインプリント装置は、前記補正手段は、前記第1の光学系または前記第2の光学系に配置されている倍率可変な光学部品であることを特徴とする。
また、本発明におけるインプリント装置は、前記モールドの位置を特定するためのマークは、該モールドに配置されていることを特徴とする。
また、本発明におけるインプリント装置は、前記基板の位置を特定するためのマークは、該基板に配置されていることを特徴とする。
また、本発明におけるインプリント装置は、前記モールドの位置を特定するためのマークに対応するモールド用基準マークが配置された第3の物体と、
前記基板の位置を特定するためのマークに対応する基板用基準マークが配置された第4の物体とを第2の照明系に備え、
前記モールドと前記結像光学系との距離の変化によって生じる前記第1の観察点の移動に追随して前記第3の物体を移動させる第3の駆動機構、
または、前記基板と前記結像光学系との距離の変化によって生じる前記第2の観察点の移動に追随して前記第4の物体を移動させる第4の駆動機構を有することを特徴とする。
また、本発明におけるインプリント装置は、前記第3の駆動機構および前記第4の駆動機構を有することを特徴とする。
また、本発明におけるインプリント装置は、前記第2の照明系は前記第1の照明系であることを特徴とする。
また、本発明におけるインプリント装置用のアライメント方法は、インプリントパターンを有したモールドの位置を特定するためのマークを第1の観察点で結像させ、第1の撮像素子で観察する工程と、
前記インプリントパターンが転写される基板の位置を特定するためのマークを第2の観察点で結像させ、第2の撮像素子で観察する工程とを有し、
前記モールドの位置が変化することによって生じる前記第1の観察点の移動に追随して前記第1の撮像素子を移動させる工程、
または、前記基板の位置が変化することによって生じる前記第2の観察点の移動に追随して前記第2の撮像素子を移動させる工程を有することを特徴とする。
また、本発明におけるインプリント装置用のアライメント方法は、前記モールドと、前記第1の観察点および前記第2の観察点で結像させるための光学系が有する結像光学系との距離が変化した量に、
該結像光学系が有する倍率の二乗を乗じた距離だけ、前記第1の撮像素子を移動させることを特徴とする。
また、本発明におけるインプリント装置用のアライメント方法は、前記基板と、前記第1の観察点および前記第2の観察点で結像させるための光学系が有する結像光学系との距離が変化した量に、
該結像光学系が有する倍率の二乗を乗じた距離だけ、前記第2の撮像素子を移動させることを特徴とする。
また、本発明におけるインプリント装置用のアライメント方法は、前記モールドまたは前記基板の位置が変化することによって生じる倍率の変化を補正する工程を含むことを特徴とする。
また、本発明におけるインプリント装置用のアライメント方法は、前記モールドの位置を特定するためのマークに対応するモールド用基準マークを第1の観察点で結像させ、該モールド用基準マークを第1の撮像素子で観察する工程と、
前記基板の位置を特定するためのマークに対応する基板用基準マークを第2の観察点で結像させ、該基板用基準マークを第2の撮像素子で観察する工程とを有し、
前記モールドの位置が変化することによって生じる前記第1の観察点の移動に追随して前記モールド用基準マークを移動させる工程、
または、前記基板の位置が変化することによって生じる前記第2の観察点の移動に追随して前記基板用基準マークを移動させる工程を有することを特徴とする。
また、本発明におけるインプリント装置用のアライメント方法は、前記第1の撮像素子に結像された、モールドの位置を特定するためのマークの位置と前記基板の位置を特定するためのマークの位置とを比較する工程を有することを特徴とする。
また、本発明における第1の物体と第2の物体との位置合わせを行なうアライメント方法は、
第1の物体の位置を特定するためのマークを第1の観察点で結像させ、第1の撮像素子で観察する工程と、
第2の物体の位置を特定するためのマークを第2の観察点で結像させ、第2の撮像素子で観察する工程とを有し、
前記第1の物体の位置が変化することによって生じる前記第1の観察点の移動に追随して前記第1の撮像素子を移動させる工程、
または、前記第2の物体の位置が変化することによって生じる前記第2の観察点の移動に追随して前記第2の撮像素子を移動させる工程を有することを特徴とする。
また、本発明における第1の物体と第2の物体との位置合わせを行なうアライメント方法は、前記第1の物体の位置を特定するためのマークに対応する第1の物体用基準マークを第1の観察点で結像させ、該第1の物体用基準マークを第1の撮像素子で観察する工程と、
前記第2の物体の位置を特定するためのマークに対応する第2の物体用基準マークを第2の観察点で結像させ、該第2の物体用基準マークを第2の撮像素子で観察する工程とを有し、
前記第1の物体の位置が変化することによって生じる前記第1の観察点の移動に追随して前記第1の物体用基準マークを移動させる工程、
または、前記第2の物体の位置が変化することによって生じる前記第2の観察点の移動に追随して前記第2の物体用基準マークを移動させる工程を有することを特徴とする。
また、本発明における面内方向の位置合わせを行うアライメント方法は、平板状の基板側とインプリントパターンを有するモールド側とに個別に設けられているアライメントマークを、それぞれに対応した撮像素子を用いて撮像し、該撮像素子からの情報を用いて、
対向して配置される基板と前記モールドとの面内方向の位置合わせを行うアライメント方法であって、
前記基板と前記モールドとの間隙を変化させることによって生じる前記アライメントマークの観察点の移動に追随するように、前記撮像素子を移動させ、且つ移動させた該撮像素子からの情報を用いて、
前記基板と前記モールドとの位置合わせを行うことを特徴とする。
また、本発明における面内方向の位置合わせを行うアライメント方法は、前記基板と前記モールドとの面内方向の位置制御を行いながら、前記基板と前記モールドとの間隙を変化させることを特徴とする。
本発明によれば、モールドと基板との距離が変化する際に、高精度の位置合わせができるインプリント装置およびインプリント装置用のアライメント方法を提供することが可能となる。
本発明の実施の形態におけるインプリント装置は、モールドを保持するための第1の保持部と、インプリントパターンが転写される基板を保持するための第2の保持部とを有する。
インプリントパターンが転写される基板とは、インプリントパターンを直接的に転写される基板や、樹脂にパターンを形成した後にエッチング等によりパターンが転写される基板も含まれる。
また、モールドの位置を特定するためのマークと、基板の位置を特定するためのマークに光を照射するための第1の照明系を有する。
モールドの位置を特定するためのマークは、モールド上に設けられていてもよいし、モールドを保持するための第1の保持部に設けられていてもよい。
また、基板の位置を特定するためのマークは、基板上に設けられていてもよいし、基板を保持するための第2の保持部に設けられていてもよい。
なお、モールドの位置を特定するためのマークと、基板の位置を特定するためのマークに照射する光源は同一の光源であっても、別々の光源であってもよい。
また、第1の照明系からの光を用いてモールドの位置を特定するためのマークを第1の観察点で結像させるための第1の光学系と、基板の位置を特定するためのマークを第2の観察点で結像させるための第2の光学系を有する。
また、第1の光学系と第2の光学系とが共有する結像光学系を有する。この結像光学系とは、例えば対物レンズである。
また、第1の観察点で結像される前記モールドの位置を特定するためのマークを観察するための第1の撮像素子と、第2の観察点で結像される前記基板の位置を特定するためのマークを観察するための第2の撮像素子とを有する。
ここで、観察点とは、マークを観察することのできる場所である。好ましくは、焦点が合っている場所のことをいう。
また、第1の撮像素子を移動させる第1の駆動機構、または、第2の撮像素子を移動させる第2の駆動機構を有する。
この第1の駆動機構は、モールドと結像光学系との距離の変化によって生じる第1の観察点の移動に追随して第1の撮像素子を移動させる機構である。
また、第2の駆動機構は、基板と結像光学系との距離の変化によって生じる第2の観察点の移動に追随して第2の撮像素子を移動させる機構である。
また、本実施形態における他のインプリント装置は、モールドの位置を特定するためのマークに対応するモールド用基準マークが配置された第3の物体と、基板の位置を特定するためのマークに対応する基板用基準マークが配置された第4の物体とを備える。
また、モールド用基準マークと、基板用基準マークを有する第2の照明系を有する。第2の照明系は第1の照明系であってもよい。
すなわち、モールドと基板の位置を特定するためのマークに光を照射するための照明系(第1の照明系)を、モールド用基準マークと、基板用基準マークに用いる照明系(第2の照明系)として用いても良い。
また、前記モールドと前記基板との距離の変化によって生じる前記第1の観察点の移動に追随して第3の物体を移動させる第3の駆動機構、または、第2の観察点の移動に追随して第4の物体を移動させる第4の駆動機構を有する。
また、本実施形態における更に他のインプリント装置として、第1物体であるモールドにおける加工面に形成されたパターンを、第2物体である被加工部材に転写するインプリント装置であって、
前記第1物体の加工面に配置されたマークと第2物体に配置されたマークを、光学系を介して第1の観察点および第2の観察点で結像させ、観察する観察手段と、前記第1の観察点および/または第2の観察点を、
前記モールドおよび/または被加工部材が前記加工面に対し法線方向に移動した際に生じる、前記マークの結像の位置移動に追随させるための駆動機構と、を有するインプリント装置を構成することができる。
また、本実施形態においては、更にインプリント方法として、第1物体であるモールドにおける加工面に形成されたパターンを、第2物体である被加工部材に転写するインプリント方法であって、
前記第1物体の加工面に配置されたマークと第2物体に配置されたマークを、光学系を介して第1の観察点および第2の観察点で結像させて観察するに際し、前記第1の観察点および/または第2の観察点を、
前記モールドおよび/または被加工部材が前記加工面に対し法線方向に移動した際に生じる、前記マークの結像の位置移動に追随させるインプリント方法を構成することができる。
以下に、本発明の実施例について説明する。
[実施例1]
実施例1においては、本発明を適用したインプリント装置に用いる光学系を説明する。図1に、本実施例1の光学系を説明するための図を示す。
図1において、101は光源、102は第1のビームスプリッター、103は第2のビームスプリッターである。
モールド104はインプリントパターンを有しており、基板105はモールド104と対向して配置されている。
なお、本明細書では、モールド104を第1の物体とし、基板105を第2の物体ということもある。
また、基板105はモールドのインプリントパターンが転写されるため、被加工部材ということもある。
モールド104にはモールドのマーク106が配置されており、基板105には基板のマーク107が配置されている。
なお、モールドのマーク106と基板のマーク107は、モールド104や基板105の表面に設けられていてもよく、また中に埋め込まれているような形態であってもよい。
また、第1の撮像素子108には、この第1の撮像素子108を移動させる第1の駆動機構109が設けられており、第2の撮像素子110には、この第2の撮像素子110を移動させる第2の駆動機構111が設けられている。
なお、112は第1の結像光学系である。
本実施例の光学系は、モールドのマーク106と基板のマーク107を、ほぼ同軸で観察できるように構成されている。
座標系は図1に示したとおり、モールド104の加工面に垂直な方向をz軸とする。
本実施例の上記光学系において、まず、光源101から出た光は、第1のビームスプリッター102、第1の結像光学系112を介し、モールド104および基板105に到達する。
光源101からの光はモールドのマーク106に導かれ、そのモールドのマーク106により反射された光は、第1の結像光学系112、第1のビームスプリッター102を介し、第2のビームスプリッター103によって第1の撮像素子108に結像する。
ここでは、この光源101から第1のビームスプリッター102までを第1の照明系とする。
この照明系には不図示であるがレンズなどの光学素子が含まれる。第1の結像光学系を含めて、ケーラー照明系等を構成している。
モールドから第1の撮像素子108に結像させるための光学系を第1の光学系とし、モールドのマーク106が結像している場所を第1の観察点とする。
一方、基板のマークより反射した光は、第1の結像光学系112、第1のビームスプリッター102を介し、第2の撮像素子110に結像する。
基板から第2の撮像素子110に結像させるための光学系を第2の光学系とし、基板のマーク107が結像している場所を第2の観察点とする。
第1の撮像素子108は、第1の物体であるモールドのマーク106を観察する。
モールド104がz方向へ移動し、モールド104と第1の結像光学系112との距離が変化すると、モールドのマーク106の結像位置も移動する。
その結像位置である第1の観察点の移動に追随するように第1の撮像素子108を第1の駆動機構109を用いて移動することができる。
一方、第2の撮像素子110は第2の物体である基板のマーク107を観察する。
基板105がz方向へ移動し、基板105と第1の結像光学系112との距離が変化すると、基板のマーク107の結像位置も移動する。
その結像位置である第2の観察点の移動に追随するように第2の撮像素子110を第2の駆動機構111によって移動可能に構成されている。
本実施例の上記光学系は、このような構成を備えることによって、基板105をモールド104に近づける際、またはモールド104を基板105に近づける際に、結像位置を常に観察することができる。
その結果、モールドと基板との距離の変化に応じて、逐一それらの位置を補正することが可能となる。
ここで、モールドまたは基板の移動に対応した結像位置へ追随させる方法について説明する。
図2に、本実施例における図1の光学系を模式化した図を示す。
図において、物体EAの点Aから出た光が像E’A’のA’に結像する様子を示している。
なお、物体側とはモールドや基板側で、像側とは撮像素子側である。ここで、光学系の光軸をEE’とし、光学系の物体側の焦点をF、主点H、像側の焦点をF’、主点をH’とする。
この時、光の性質からAから焦点Fを通る光線は、主点を横切るCをとおり、その後、光軸と平行に進み、像側の主点を横切るC’と交わり、更に光軸と平行に進む。
また、物体側のAから光軸と平行に入ってきた光は主点を横切るBをとおり、像側の主点を横切るB’で屈折し、更に像側の焦点F’を通る。
これらの光線が交わったA’が結像位置である。この時ΔADFとΔFHC,ΔB’H’F’とΔF’D’A’はそれぞれ相似の関係にある。
従って光学倍率は以下の式で表される。
Figure 2008100507
これから、以下のような縦倍率の公式が得られる。なお、図に示すとおり、物体側のzは、物体側の焦点を原点とし、像側のz’は像側の焦点を原点としている。
Figure 2008100507
これより、物体側の位置がz方向にδ変化した時には、その結像位置が(3)に示すようにΔ変化することになる。
Figure 2008100507
すなわち、モールド104または基板105と、第1の結像光学系112との距離が変化した量に、この第1の結像光学系112が有する倍率の二乗を乗じた距離だけ撮像素子を移動させれば、焦点の合った像を得ることができる。
例えば、光学倍率M=10、モールドの位置が物体側の焦点に対して、10mm離れていて、更に、基板がモールドに対して100μm離れているとする。
この状態でのモールドと基板の結像位置は、それぞれ物体側の焦点に対して、1000mm、1010mmである。
基板側がモールドに対して10μm離れた位置に来た場合、その結像位置は1001mmである。
このような第1の撮像素子と第2の撮像素子を有する光学系では撮像素子の中心位置がそれぞれ光軸からずれて、それらの相対位置がわからないような場合がある。
この時、モールドと基板の位置合わせをする際に、第1の撮像素子と第2の撮像素子の相対的な位置関係を予め測定しておく必要がある。
なお、第1の撮像素子と第2の撮像素子の位置による誤差を第0の誤差とする。
第0の誤差を計測する方法として、モールドの表面のマークが第1および第2の撮像素子に結像するような位置に駆動機構により撮像素子を配置する。
第1の撮像素子におけるモールドのマークの中心位置および第2の撮像素子におけるモールドのマークの中心位置をそれぞれ計算することによって、第1と第2の撮像素子の相対的な位置を測定することができる。
また、第1の撮像素子と第2の撮像素子の第0の誤差を測定する別の方法として、所定のパターニング深さを有した基準基板を用いることもできる。
この方法においては、十分な精度の基板昇降機構で基準基板を上下させることによって第1の撮像素子、第2の撮像素子にそれぞれ結像させる。
それらの2つの画像を比較することにより第1と第2の撮像素子の相対的な位置を測定することができ、第1と第2の撮像素子の第0の誤差を補正することが可能となる。
実際のアライメントについて説明する。なお、第1の撮像素子の中心に対するモールドマークの中心の差を第1の誤差、第2の撮像素子の中心に対する基板マークの中心の差を第2の誤差とする。
第0の誤差、第1の誤差、第2の誤差から、モールドと基板の間の第3の誤差を計算する。
第3の誤差が所望の値になるように、モールドと基板を調整することによってモールドと基板のアライメントが完了する。
本実施例においては、ボックス、クロス、バーおよびそれらを組み合わせたマークによって位置合わせを行うことができる。
ところで、上記で結像位置を計算する際には考慮しなかったが、基板またはモールドと、結像光学系との距離が変化すると、倍率Mも変化する。
この倍率Mは以下の(4)式で表される。
Figure 2008100507
この倍率の誤差が問題になるような場合は、位置合わせマークとして、対称構造のマークを使うことができる。
例えば、基板のマークを正方形とした時に、モールドのマークをそれより小さな正方形とするボックスインボックスの方法である。
この方法では、大きな正方形と小さな正方形のそれぞれの辺からの距離が均等になるように位置合わせを行う、大きな正方形と小さな正方形の中心位置を重ねることによって位置合わせを行うなどする。
また、倍率の補正を行う場合には式(4)を用いてz位置に応じて画像処理による補正を行っても良いし、画像処理した後の数値に補正係数を乗じるという方法を用いてもよい。
例えば、距離変化により倍率が大きくなる場合には、撮像素子の画像処理に使うピクセル数を多くしたデーターを利用する。より細かい倍率の補正に対応するためには、ピクセルとピクセルの間のデーターを補間して、ピクセルサイズ以下のデーターを加えることによって、補正しても良い。
さらに、倍率の補正を行う場合には、実施例2で後述するように、倍率可変な光学部品を設けてもよい。
なお、式(1)から(4)は理想的な状態で、光学系が複雑な場合には実際の値とずれてくる場合がある。
このような場合は、更に詳しい光学シミュレーションや実際の実測値を元に第1の駆動機構、第2の駆動機構を制御してもよい。
図3に、本実施例におけるインプリント装置の構成例を示す。
図3において、301は露光光源、302は鏡筒、303はモールドを保持するためのモールド保持部(第1の保持部)、304は基板を保持するための基板保持部(第2の保持部)、305は基板昇降機構(z)、306は面内移動機構(xyθ)である。
また、307は図1の光学系である。モールド保持部303は、真空チャック方式等によってモールド310のチャッキングを行う。
本実施例に係るインプリント装置において、面内移動機構により所望の位置に移動することができ、基板昇降機構により高さの調整および加圧を行うことができる。
なお、面内移動機構および基板昇降機構は、干渉計などによる距離計測がされており、精度は目標とする位置決め精度の10分の1程度が望ましく、この場合はサブナノメートルとなっている。
基板の位置移動、加圧、露光等の制御はインプリント制御機構309によって行う。なお、ここでは不図示であるが基板には樹脂が塗布され、その方法はスピンコート方式やディスペンサーによるインクジェット方式等である。
つぎに、本実施例における加工方法を説明する。
図4に、本実施例におけるモールドと基板の位置合わせのシーケンスを説明するためのフローチャートを示す。
ここでは、基板が基板昇降機構によってz方向に移動する場合を示す。
この場合、モールドのマークを観察する第1の駆動機構は、特に動かす必要はない。
本実施例の加工方法において、まず、S1−1にて基板を面内方向に動かしモールドと対向する位置に配置する。
次に、S1−2にてモールドと基板の面内計測を行う。
次に、S1−3にて面内計測で得られた誤差が基準以内であるかどうかを判断する。
基準以内でなければS1−5の面内位置制御へ進む。基準以内であればS1−4の条件(2)を満たすかどうかを判断する。
条件(2)の例としては、基板の高さが、モールドと基板とが所望のギャップとなるような位置を満たしているか否か、等を判断する。
ここで、条件(2)を満たさない場合はS1−6およびS1−7に進む。
S1−6では基板のz位置制御で、設定した距離だけモールドに近づける。
また、S1−7では駆動機構によってモールドおよび基板のマークが結像するような位置まで撮像素子を動かす。
この時の距離は例えば式(2)によって導かれる。この操作を基板の高さが所望の値になるまで繰り返す。
条件(2)を満たす場合には、S1−8の工程で、駆動機構により撮像素子の位置を元に戻し、モールドと基板の位置合わせを行う工程を終了する。この工程の後、露光工程などに移る。
すなわち、本発明の実施例に係るアライメント方法は、平板状の基板側とインプリントパターンを有するモールド側とに個別に設けられているアライメントマークを、それぞれに対応した撮像素子を用いて撮像する。
そして、これらの撮像素子からの情報を用いて、対向して配置されている基板とモールドとの面内方向の位置合わせを行う。
また、基板とモールドとの間隙を変化させることによって生じるアライメントマークの観察点の移動に追随するように、撮像素子を移動させ、且つ移動させた撮像素子からの情報を用いて、基板とモールドとの位置合わせを行う。
また、基板とモールドとの面内方向の位置制御を行いながら、基板とモールドとの間隙を変化させることもできる。
[実施例2]
本実施例2においては、インプリント装置に用いる倍率を変えることができる光学系について説明する。
図5に、本実施例の光学系を説明するための図を示す。
なお、図5には、図1の実施例1と同じ構成に同一の符号が付されているので、共通する部分の説明は省略する。
図5において、501は第1の倍率可変な光学部品、502は第2の倍率可変な光学部品である。
本実施例の光学系においては、第1の撮像素子108に結像する倍率と、第2の撮像素子110に結像する倍率を、それぞれ独立して可変で調整するための第1の倍率可変な光学部品501と第2の倍率可変な光学部品502を備えている。
具体的には、第1の倍率可変な光学部品501が第2のビームスプリッターと第1の撮像素子の間に配置され、第2の倍率可変な光学部品502が第2のビームスプリッターと第2の撮像素子の間に配置されている。
この光学系では、ズームレンズなどで倍率が可変で、結像位置は常に一定になるような光学系が構成されている。
これにより、モールドおよび基板のz方向の位置変化に対して倍率を常に一定にすることができる。
なお、ズームすることによって結像位置が変化する場合には、それに応じて撮像素子の位置を調整する。
[実施例3]
本実施例3においては、インプリント装置に用いるモールド用基準マーク及び基板用基準マークを備えた光学系について説明する。
図6に、本実施例の光学系を説明するための図を示す。
なお、図6には、図1の実施例1及び図5の実施例2における同じ構成には、同一の符号が付されているので、共通する部分の説明は省略する。
図6において、601は基準マークが配置されたモールド用基準マーク部材(第3の物体)、602はモールド用基準マーク部材駆動機構(第3の駆動機構)である。
また、603は基準マークが配置された基板用基準マーク部材(第4の物体)、604は基板用基準マーク部材駆動機構(第4の駆動機構)である。
本実施例3においては、第1の撮像素子と第2の撮像素子がそれぞれ光軸からずれていることに対し、光学系にモールドおよび基板用の基準位置合わせマークを使うことによって対応する。
本実施例においては、結像側の光学系は実施例1のような光学系や、実施例2のような倍率を補正できる光学系を用いることができる。
モールド用基準マークと、基板用基準マークに用いる照明系(第2の照明系)の光学系は光源101と第1のビームスプリッター102の間にモールド用基準マーク部材601、基板用基準マーク部材603が配置されている。
なお、この場合には、実施例1で説明した第1の照明系と第2の照明系は同じ照明系である。
それらのマークはそれぞれモールド用基準マーク部材駆動機構602、基板用基準マーク部材駆動機構604によって位置を調整することができる。
なお、基板用基準マーク部材603と第1のビームスプリッター102の間にさらに倍率を調整する光学系等を挿入するような構成であってもよい。
モールド用基準マーク部材601はモールド104の動きに追随する用に制御する。
その結果、モールド用基準マーク部材601は、第1のビームスプリッター102、第1の結像光学系112を介してモールド104に結像する。
さらに、モールドのマーク106とモールドに結像したモールド用基準マーク113は第1の結像光学系112、第1のビームスプリッター102、第2のビームスプリッター103、第1の倍率可変な光学部品501を介して、第1の撮像素子108に結像する。
同様に、基板用基準マーク部材603は基板105の動きに追随し、基板のマーク107と基板に結像した基板用基準マーク114が第2の撮像素子110に結像する。
このときの追随方法は例えば式(2)を満たすような動きである。
モールド用基準マーク部材601の基準マークと基板用基準マーク部材603の基準マークとの面内方向の相対的位置関係は予め計測しておくことによって、モールド104と基板105の相対的な位置合わせが可能となる。
なお、この構成例では、モールド用基準マーク部材601および基板用基準マーク部材603をモールド104および基板105に結像させ、さらにそれぞれを第1の撮像素子108、第2の撮像素子110に結像させている。
また、他の構成として、モールド用基準マーク部材601と、基板用基準マーク部材603とを、モールド104または基板105に結像させるための光学系を別途設けてもよい。
すなわち、第2の照明系と第1の照明系は異なっていてもよい。例えば、図5において、第1のビームスプリッター102の右側に別の光源を配置し、モールド用基準マーク部材、モールド用基準マーク部材駆動機構、基板用基準マーク部材、基板用基準マーク部材駆動機構を配置することもできる。
このようにしても、基板用基準マークおよびモールド用基準マークは第1の撮像素子と第2の撮像素子に直接結像させることができる。
図7に第1の撮像素子、および第2の撮像素子の画像を示す。
図7(a)は、モールドと基板が十分離れている状態の、モールドを撮像したときの画像である。
この時、モールドのマーク703とモールド用基準マーク704が結像している状態である。
破線は基板のマークおよび基板用基準マークであるが、焦点外のためぼやけていることを示す。
図7(b)はモールドと基板の間隔が(a)の状態であって、第2の撮像素子の画像である。
基板のマーク705と基板用基準マーク706が結像している状態である。
図7(d)は(a)におけるAA’断面図、(e)は(b)におけるBB’断面図である。
なお、モールド用基準マーク、モールドのマーク、基板用基準マーク、基板のマークは垂直方向から観察した際に、それぞれ重ならないような位置に配置されるよう設計されていることが望ましい。
また、X方向のみならずY方向を計測する場合、90度回転したマークを配置する。
アライメントを行うときの信号処理について図7(d)を用いて説明する。
画像のデータが一次元の配列a[0]からa[999]に格納される(1000画素を利用する場合)。
このうち配列を外側の領域1:707,外側の領域2:710、内側の領域1:708,内側の領域2:709に分ける。
外側の領域1はa[out1_st]〜a[out1_end]の要素で構成され、外側の領域2はa[out2_st]〜a[out2_end]の要素で構成される。
一方、内側の領域1はa[in1_st]〜a[in1_end]の要素で構成され、内側の領域2はa[in2_st]〜a[in2_end]の要素で構成される。
なお、配列の要素を示す指数には以下の関係がある。
外側の領域1と外側の領域2の長さは同じ、
out2_end−out2_st=out1_end−out1_st=p
(out1_st<out1_end,out2_st<out2_end)
内側の領域1と内側の領域2の長さは同じ、
in2_end−in2_st=in1_end−in1_st=q
(in1_st<in1_end,in2_st<in2_end)
外側の領域1と外側の領域2の領域間の間隔は変化しない。
out2_end−out1_end=out2_st−out1_st=m
また内側の領域1と内側の領域2の領域間の間隔は変化しない。
in2_end−in1_end=in2_st−in1_st=n
ここで、p、q、m、nは定数である。
従って、変数はout1_st、in1_stの2つである。
ここで、次のようなs,tを定義する。
Figure 2008100507
out1_st、in1_stを変化させることによって、最小となるsおよびtを探す。最小となる場合のout1_st、in1_stがそれぞれu,vであるとする。このときの、つぎの式によるものがモールドのマークの中心となる。
Figure 2008100507
また、つぎの式によるものがモールド用基準マークの中心となる。
Figure 2008100507
なお、sおよびtの値はu,vが整数であるため離散した値となる。u,vの前後の値を用いてフィッティングし、小数点以下の値を計算してもよい。モールド用基準マークの中心に対するモールドのマークの中心の差を第1の誤差とする。
同様の計算が、基板マークおよび基板用基準マークで行われる。基板用基準マークの中心に対する基板のマークの中心の差を第2の誤差とする。
なお光学系に、モールド用基準マーク部材、基板用基準マーク部材が存在する場合、第0の誤差は、モールド用基準マークの中心と基板用基準マークの中心の差とする。
モールドと基板の間で、所望の位置に対する誤差を第3の誤差とする。第3の誤差は、第0の誤差を考慮して、第1の誤差と第2の誤差から計算する。
第3の誤差を所望の値になるようにモールドおよび基板の位置を調整することでアライメントが完了する。
図7(c)はモールドと基板の間隔が小さくなり、モールドと基板が第1の光学系の焦点深度内になった場合の第1の撮像素子の画面である。
図7(f)は(c)におけるCC´断面図である。このような場合は、モールドのマーク703と基板のマーク705を用いて第3の誤差を直接計算することができる。
すなわち、第1の撮像素子に結像されたモールドの位置を特定するためのマークの位置と、同じく第1の撮像素子に結像された基板の位置を特定するためのマークの位置とを比較してアライメントを行なう。
このアライメントの利点は、モールド用基準マーク、基板用基準マークを介した計算をしないため、誤差が小さくなり、精密な計測が可能になる場合がある。
なお、上記各実施例の光学系を備えたインプリント装置は、半導体製造技術、フォトニッククリスタル等の光学素子やμ−TAS等のバイオチップの製造装置として利用することが可能である。
また、上記では、主としてモールドのパターンを基板に転写するインプリント装置へ用いるアライメント方法について説明したが、対向して配置されている2つの物体間の距離が変化する場合のアライメント方法にも適用できる。
すなわち、第1の物体と第2の物体との位置合わせを行なうアライメント方法にも適用できる。
例えば、基板と基板を接合するための接合装置用のアライメント方法である。
また、第1の物体用基準マークと第2の物体用基準マークを用いて、第1の物体と第2の物体のアライメントを行なうこともできる。
本発明の実施例1におけるインプリント装置に用いる光学系を説明するための図。 本発明の実施例1における図1の光学系を模式化したモールドおよび基板の移動に対応した結像位置へ追随させる方法を説明するための図。 本発明の実施例1におけるインプリント装置を説明するための図。 本発明の実施例1におけるモールドと基板の位置合わせのシーケンスを説明するためのフローチャート。 本発明の実施例2におけるインプリント装置に用いる倍率を変えることができる光学系を説明するための図。 本発明の実施例3におけるインプリント装置に用いるモールド用基準マーク及び基板用基準マークを備えた光学系を説明する図。 本発明の実施例3におけるアライメントマークの結像の様子を説明する図。(a)第1の撮像素子の画像、(b)第2の撮像素子の画像、(c)基板およびモールドが焦点内に入った場合の第1の撮像素子の画像、 (d)第1の撮像素子のAA’断面図、(e)第2の撮像素子のBB’断面図、(f)第1の撮像素子のCC’断面図。
符号の説明
101:光源
102:第1のビームスプリッター
103:第2のビームスプリッター
104:モールド
105:基板
106:モールドのマーク
107:基板のマーク
108:第1の撮像素子
109:第1の駆動機構
110:第2の撮像素子
111:第2の駆動機構
112:第1の結像光学系
113:モールドに結像したモールド用基準マーク
114:基板に結像した基板用基準マーク
301:露光光源
302:鏡筒
303:モールド保持部
304:基板保持部
305:基板昇降機構
306:面内移動機構
307:光学系
308:解析機構
309:インプリント制御機構
310:モールド
311:基板
501:第1の倍率可変な光学部品
502:第2の倍率可変な光学部品
601:モールド用基準マーク部材
602:モールド用基準マーク部材駆動機構
603:基板用基準マーク部材
604:基板用基準マーク部材駆動機構
701:第1の撮像素子の画面
702:第2の撮像素子の画面
703:モールドのマーク
704:モールド用基準マーク
705:基板のマーク
706:基板用基準マーク
707:外側の領域1
708:内側の領域1
709:内側の領域2
710:外側の領域2

Claims (21)

  1. インプリント装置であって、
    インプリントパターンを有したモールドを保持するための第1の保持部と、
    前記モールドと対向して配置され、前記インプリントパターンが転写される基板を保持するための第2の保持部と、
    前記モールドの位置を特定するためのマークと、前記基板の位置を特定するためのマークに光を照射するための第1の照明系と、
    前記第1の照明系からの光を用いて前記モールドの位置を特定するためのマークを第1の観察点で結像させるための第1の光学系と、
    前記基板の位置を特定するためのマークを第2の観察点で結像させるための第2の光学系と、
    前記第1の光学系と前記第2の光学系とが共有する結像光学系と、
    第1の観察点で結像される前記モールドの位置を特定するためのマークを観察するための第1の撮像素子と、
    第2の観察点で結像される前記基板の位置を特定するためのマークを観察するための第2の撮像素子と、
    前記モールドと前記結像光学系との距離の変化によって生じる前記第1の観察点の移動に追随して前記第1の撮像素子を移動させる第1の駆動機構、
    または、前記基板と前記結像光学系との距離の変化によって生じる前記第2の観察点の移動に追随して前記第2の撮像素子を移動させる第2の駆動機構の少なくとも一方の駆動機構を有することを特徴とするインプリント装置。
  2. 前記第1の駆動機構および前記第2の駆動機構を有することを特徴とする請求項1に記載のインプリント装置。
  3. 前記第1の駆動機構は、前記モールドと前記結像光学系との距離が変化した量に、前記結像光学系が有する倍率の二乗を乗じた距離だけ前記第1の撮像素子を移動させることを特徴とする請求項1に記載のインプリント装置。
  4. 前記第2の駆動機構は、前記基板と前記結像光学系との距離が変化した量に、前記結像光学系が有する倍率の二乗を乗じた距離だけ前記第2の撮像素子を移動させることを特徴とする請求項1に記載のインプリント装置。
  5. 前記モールドまたは前記基板と、前記結像光学系との距離の変化によって生じる倍率の変化を補正する補正手段を有することを特徴とする請求項1に記載のインプリント装置。
  6. 前記補正手段は、前記第1の光学系または前記第2の光学系に配置されている倍率可変な光学部品であることを特徴とする請求項5に記載のインプリント装置。
  7. 前記モールドの位置を特定するためのマークは、該モールドに配置されていることを特徴とする請求項1に記載のインプリント装置。
  8. 前記基板の位置を特定するためのマークは、該基板に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のインプリント装置。
  9. 前記モールドの位置を特定するためのマークに対応するモールド用基準マークが配置された第3の物体と、
    前記基板の位置を特定するためのマークに対応する基板用基準マークが配置された第4の物体とを第2の照明系に備え、
    前記モールドと前記結像光学系との距離の変化によって生じる前記第1の観察点の移動に追随して前記第3の物体を移動させる第3の駆動機構、
    または、前記基板と前記結像光学系との距離の変化によって生じる前記第2の観察点の移動に追随して前記第4の物体を移動させる第4の駆動機構を有することを特徴とする請求項1に記載のインプリント装置。
  10. 前記第3の駆動機構および前記第4の駆動機構を有することを特徴とする請求項7に記載のインプリント装置。
  11. 前記第2の照明系は前記第1の照明系であることを特徴とする請求項5に記載のインプリント装置。
  12. インプリント装置用のアライメント方法であって、
    インプリントパターンを有したモールドの位置を特定するためのマークを第1の観察点で結像させ、第1の撮像素子で観察する工程と、
    前記インプリントパターンが転写される基板の位置を特定するためのマークを第2の観察点で結像させ、第2の撮像素子で観察する工程とを有し、
    前記モールドの位置が変化することによって生じる前記第1の観察点の移動に追随して前記第1の撮像素子を移動させる工程、
    または、前記基板の位置が変化することによって生じる前記第2の観察点の移動に追随して前記第2の撮像素子を移動させる工程を有することを特徴とするアライメント方法。
  13. 前記モールドと、前記第1の観察点および前記第2の観察点で結像させるための光学系が有する結像光学系との距離が変化した量に、
    該結像光学系が有する倍率の二乗を乗じた距離だけ、前記第1の撮像素子を移動させることを特徴とする請求項12に記載のアライメント方法。
  14. 前記基板と、前記第1の観察点および前記第2の観察点で結像させるための光学系が有する結像光学系との距離が変化した量に、
    該結像光学系が有する倍率の二乗を乗じた距離だけ、前記第2の撮像素子を移動させることを特徴とする請求項12に記載のアライメント方法。
  15. 前記モールドまたは前記基板の位置が変化することによって生じる倍率の変化を補正する工程を含むことを特徴とする請求項12に記載のアライメント方法。
  16. 前記モールドの位置を特定するためのマークに対応するモールド用基準マークを第1の観察点で結像させ、該モールド用基準マークを第1の撮像素子で観察する工程と、
    前記基板の位置を特定するためのマークに対応する基板用基準マークを第2の観察点で結像させ、該基板用基準マークを第2の撮像素子で観察する工程とを有し、
    前記モールドの位置が変化することによって生じる前記第1の観察点の移動に追随して前記モールド用基準マークを移動させる工程、
    または、前記基板の位置が変化することによって生じる前記第2の観察点の移動に追随して前記基板用基準マークを移動させる工程を有することを特徴とする請求項12に記載のアライメント方法。
  17. 前記第1の撮像素子に結像された、モールドの位置を特定するためのマークの位置と前記基板の位置を特定するためのマークの位置とを比較する工程を有することを特徴とする請求項12に記載のアライメント方法。
  18. 第1の物体と第2の物体との位置合わせを行なうアライメント方法であって、第1の物体の位置を特定するためのマークを第1の観察点で結像させ、第1の撮像素子で観察する工程と、
    第2の物体の位置を特定するためのマークを第2の観察点で結像させ、第2の撮像素子で観察する工程とを有し、
    前記第1の物体の位置が変化することによって生じる前記第1の観察点の移動に追随して前記第1の撮像素子を移動させる工程、
    または、前記第2の物体の位置が変化することによって生じる前記第2の観察点の移動に追随して前記第2の撮像素子を移動させる工程を有することを特徴とするアライメント方法。
  19. 前記第1の物体の位置を特定するためのマークに対応する第1の物体用基準マークを第1の観察点で結像させ、該第1の物体用基準マークを第1の撮像素子で観察する工程と、
    前記第2の物体の位置を特定するためのマークに対応する第2の物体用基準マークを第2の観察点で結像させ、該第2の物体用基準マークを第2の撮像素子で観察する工程とを有し、
    前記第1の物体の位置が変化することによって生じる前記第1の観察点の移動に追随して前記第1の物体用基準マークを移動させる工程、
    または、前記第2の物体の位置が変化することによって生じる前記第2の観察点の移動に追随して前記第2の物体用基準マークを移動させる工程を有することを特徴とする請求項18に記載のアライメント方法。
  20. 平板状の基板側とインプリントパターンを有するモールド側とに個別に設けられているアライメントマークを、それぞれに対応した撮像素子を用いて撮像し、該撮像素子からの情報を用いて、
    対向して配置される基板と前記モールドとの面内方向の位置合わせを行うアライメント方法であって、
    前記基板と前記モールドとの間隙を変化させることによって生じる前記アライメントマークの観察点の移動に追随するように、前記撮像素子を移動させ、且つ移動させた該撮像素子からの情報を用いて、
    前記基板と前記モールドとの位置合わせを行うことを特徴とするアライメント方法。
  21. 前記基板と前記モールドとの面内方向の位置制御を行いながら、前記基板と前記モールドとの間隙を変化させることを特徴とする請求項20に記載のアライメント方法。
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