JP2008099929A - 異常陰影候補表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】異常陰影候補検出装置により検出された異常陰影候補に基づいて、異常陰影を特定する画像を放射線画像上に表示する異常陰影候補表示装置において、放射線画像の読影時間を短くする。
【解決手段】放射線画像上において目視された箇所を検出する目視箇所検出手段30を有するものとし、目視箇所検出手段30により検出された箇所近傍の異常陰影候補を特定する画像は表示せず、目視箇所検出手段30により検出された箇所近傍以外にある異常陰影候補を特定する画像のみを表示するようにする。
【選択図】図3

Description

本発明は、異常陰影候補検出装置により検出された異常陰影候補に基づいて、異常陰影を特定する画像を放射線画像上に表示する異常陰影候補表示装置に関するものである。
従来より、医療分野においては、被写体の放射線画像を読影して病変部を発見し、またその病変部の状態を観察して、疾病の有無や進行状況の診断を行うことが一般的に行なわれている。しかしながら、放射線画像の読影は読影者の経験や画像読影能力の高低によって左右され、必ずしも客観的なものとはいえなかった。
例えば、乳癌の検査を目的として撮影されたマンモグラフィ(乳房を被写体とした診断用放射線画像)においては、その画像から癌化部分の特徴の一つである腫瘤陰影や微小石灰化陰影等の異常陰影を発見することが必要であるが、読影者によっては必ずしも的確にその異常陰影を見つけ出すことができるとは限らない。このため、読影者の技量に依存することなく、腫瘤陰影や微小石灰化陰影を始めとする異常陰影を的確に検出することが求められていた。
この要望に応えるものとして、診断用画像として取得された被写体の画像データに基づき、その画像データが表わす画像中の異常陰影を計算機を用いて自動的に検出する異常陰影検出処理システム(計算機支援画像診断装置)が提案されている(特許文献1、特許文献2等)。この異常陰影検出処理システムは、異常陰影の濃度分布の特徴や形態的な特徴に基づいて、異常陰影を計算機を用いて自動的に検出するものであり、主として腫瘤陰影を検出するのに適したアイリスフィルタ処理や、主として微小石灰化陰影を検出するのに適したモフォロジーフィルタ処理等を利用して異常陰影を検出する。
そして、異常陰影検出処理システムでは、検出された異常陰影の位置を示す検出結果を表示装置等に出力して表示している。
特開平8−294479号公報 特開平8−287230号公報
ここで、上記のような異常陰影検出処理システムにおいては、検出結果はユーザーが放射線画像を読影した後、ユーザーがボタンを押すことによって表示される。その際、ユーザーがすでに異常陰影部位として見つけている部位も見つけていない部位も関係なく、検出結果を表示する。そのため、すでにユーザーによって見つけた部位も含めてユーザーは検出結果が示された部位を放射線画像上で再確認する必要がある。この場合、このシステムの使用によって異常陰影の見逃しが減るメリットはあるものの、読影時間が延びてしまうという問題があった。
本発明は、上記の事情に鑑み、読影時間を短縮することができる異常陰影候補表示装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の異常陰影候補表示装置は、被写体の放射線画像を表す放射線画像データに基づいて放射線画像における異常陰影の候補を検出する異常陰影候補検出装置により検出された異常陰影候補を特定する画像を放射線画像上に表示する異常陰影候補表示装置において、放射線画像上において目視された箇所を検出する目視箇所検出手段を有し、目視箇所検出手段により検出された箇所近傍の異常陰影候補を特定する画像を表示せず、目視箇所検出手段により検出された箇所近傍以外にある異常陰影候補を特定する画像のみを表示するものであることを特徴とする。
本発明の第2の異常陰影候補表示装置は、被写体の放射線画像を表す放射線画像データに基づいて放射線画像における異常陰影の候補を検出する異常陰影候補検出装置により検出された異常陰影候補を特定する画像を放射線画像上に表示する異常陰影候補検出表示装置において、放射線画像上において目視された箇所を検出する目視箇所検出手段を有し、目視箇所検出手段により検出された箇所近傍の異常陰影候補を特定する画像と目視箇所検出手段により検出された箇所近傍以外にある異常陰影候補を特定する画像とを異なる表示方法で表示するものであることを特徴とする。
また、上記本発明の第1および第の異常陰影候補表示装置においては、目視箇所検出手段を、放射線画像上における視線を検出し、該視線が所定時間以上留まった箇所を目視された箇所として検出するものとすることができる。
本発明の第1の異常陰影候補表示装置によれば、放射線画像上において目視された箇所を検出する目視箇所検出手段を有し、目視箇所検出手段により検出された箇所近傍の異常陰影候補を特定する画像を表示せず、目視箇所検出手段により検出された箇所近傍以外にある異常陰影候補を特定する画像のみを表示するようにしたので、最初の読影によって目視された箇所を重複して確認することを回避することができるので、読影時間を短縮することができる。
本発明の第2の異常陰影候補表示装置は、放射線画像上において目視された箇所を検出する目視箇所検出手段を有し、目視箇所検出手段により検出された箇所近傍の異常陰影候補を特定する画像と目視箇所検出手段により検出された箇所近傍以外にある異常陰影候補を特定する画像とを異なる表示方法で表示するようにしたので、最初の読影によって目視された箇所を重複して確認することを回避することができるので、読影時間を短縮することができる。
以下、図面を参照して本発明の異常陰影候補表示装置の一実施形態を用いた異常陰影候補検出表示システムについて説明する。図1は、本異常陰影候補検出表示システムの構成を示す図である。
本異常陰影候補検出表示システムは、図1に示すように、乳房の放射線画像データPに基づいて放射線画像中の異常陰影の候補を検出する異常陰影候補検出装置10と、異常陰影候補検出装置10により検出された異常陰影候補を特定する画像を放射線画像上に表示する異常陰影候補表示装置20と、放射線画像上において目視された箇所を検出する目視箇所検出手段30とを備えている。
次に、本異常陰影候補検出表示システムの作用について説明する。
乳房の放射線画像データPが異常陰影候補検出装置10に入力されると、異常陰影候補検出装置10は、入力された放射線画像データに基づいて、放射線画像中における腫瘤陰影や微小石灰化陰影などの異常陰影を検出し、その異常陰影の位置情報を取得する。
そして、異常陰影候補検出装置10は、上記のようにして取得した異常陰影の位置情報と放射線画像データとを異常陰影候補表示装置20に出力する。異常陰影候補表示装置20は、まず、入力された放射線画像データに基づいて放射線画像を表示する。
そして、まず、ユーザーにより上記のようにして表示された放射線画像の読影が行われる。次に、ユーザーが、マウスなどの所定の入力装置を用いて、表示された放射線画像上において目視した箇所を指定する。図2に放射線画像と指定された箇所(図中矢印)とを示す。
そして、上記のようにしてユーザーにより指定された目視された箇所の位置情報が、目視箇所検出手段30により検出される。そして、目視箇所検出手段30は、上記のようにして検出された目視箇所の位置情報を異常陰影候補表示装置20に出力する。
そして、次に、ユーザーにより異常陰影を特定する画像を表示することを指示する信号が入力されると、異常陰影候補表示装置20は、入力された異常陰影の位置情報に基づいて、表示された放射線画像上に異常陰影を特定する画像を表示する。
このとき、異常陰影候補表示装置20は、目視箇所検出手段30から出力された目視箇所の位置情報に基づいて、その目視箇所の位置情報が示す位置近傍にある異常陰影を特定する画像については表示しない。そして、目視箇所の位置情報が示す位置近傍以外にある異常陰影を特定する画像のみを表示する。具体的には、たとえば、図2に示すように目視箇所が指定された場合には、図3に示すように、目視箇所から所定の距離の範囲内(点線の円の範囲内)にある異常陰影を特定する画像については表示しない。そして、図3に示す点線の円の範囲外にある異常陰影を特定する画像(図3中の*印)のみを表示する。
上記実施形態の異常陰影候補検出表示システムによれば、目視箇所検出手段30により検出された箇所近傍の異常陰影候補を特定する画像を表示せず、目視箇所検出手段30により検出された箇所近傍以外にある異常陰影候補を特定する画像のみを表示するようにしたので、最初の読影によって目視された箇所を重複して確認することを回避することができるので、読影時間を短縮することができる。
また、上記実施形態の異常陰影候補検出表示システムにおいては、ユーザーが目視した箇所をマウスでクリックすることにより目視箇所を検出するようにしたが、これに限らず、たとえば、ユーザーの視線を検出する装置を設け、放射線画像上におけるユーザーの視線を検出し、その視線が所定時間以上留まった箇所を目視箇所として検出するようにしてもよい。
また、タッチスクリーンに放射線画像を表示させ、ユーザーが目視した箇所を触ることによって目視箇所を検出するようにしてもよい。
また、上記実施形態の異常陰影候補検出表示システムにおいては、目視箇所の位置情報が示す位置近傍にある異常陰影を特定する画像を表示しないようにしたが、表示しないのではなく、たとえば、目視箇所の位置情報が示す位置近傍以外にある異常陰影を特定する画像よりも目視箇所の位置情報が示す位置近傍にある異常陰影を特定する画像の方が小さくなるように表示するようにしてもよいし、目視箇所の位置情報が示す位置近傍以外にある異常陰影を特定する画像よりも視箇所の位置情報が示す位置近傍にある異常陰影を特定する画像の方が濃度が薄くなるように表示するようにしてもよい。また、目視箇所の位置情報が示す位置近傍以外にある異常陰影を特定する画像を目視箇所の位置情報が示す位置近傍にある異常陰影を特定する画像よりも強調して表示するようにしてもよい。たとえば、目視箇所の位置情報が示す位置から離れるにしたがって、異常陰影を特定する画像を大きくしたり、コントラストを高くしたりするようにしてもよい。要は、目視箇所の位置情報が示す位置近傍にある異常陰影を特定する画像の方が、目視箇所の位置情報が示す位置近傍以外にある異常陰影を特定する画像よりも目立たないようにする表示方法であれば如何なる表示方法としてもよい。
本発明の異常陰影候補表示装置の一実施形態を用いた異常陰影候補検出表示システムの概略構成図 放射線画像上における目視された箇所を指定する方法を説明するための図 放射線画像上における異常陰影を特定する画像を表示する方法を説明するための図
符号の説明
10 異常陰影候補検出装置
20 異常陰影候補表示装置
30 目視箇所検出手段

Claims (3)

  1. 被写体の放射線画像を表す放射線画像データに基づいて前記放射線画像における異常陰影の候補を検出する異常陰影候補検出装置により検出された異常陰影候補を特定する画像を前記放射線画像上に表示する異常陰影候補表示装置において、
    前記放射線画像上において目視された箇所を検出する目視箇所検出手段を有し、
    前記目視箇所検出手段により検出された箇所近傍の前記異常陰影候補を特定する画像を表示せず、前記目視箇所検出手段により検出された箇所近傍以外にある異常陰影候補を特定する画像のみを表示することを特徴とする異常陰影候補表示装置。
  2. 被写体の放射線画像を表す放射線画像データに基づいて前記放射線画像における異常陰影の候補を検出する異常陰影候補検出装置により検出された異常陰影候補を特定する画像を前記放射線画像上に表示する異常陰影候補検出表示装置において、
    前記放射線画像上において目視された箇所を検出する目視箇所検出手段を有し、
    前記目視箇所検出手段により検出された箇所近傍の前記異常陰影候補を特定する画像と前記目視箇所検出手段により検出された箇所近傍以外にある異常陰影候補を特定する画像とを異なる表示方法で表示することを特徴とする異常陰影候補表示装置。
  3. 前記目視箇所検出手段が、前記放射線画像上における視線を検出し、該視線が所定時間以上留まった箇所を前記目視された箇所として検出するものであることを特徴とする請求項1または2記載の異常陰影候補表示装置。
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