JP2008099839A - 遊技島設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の遊技機の入賞率の調整を効率的に行うことが可能な遊技島設備を提供する。
【解決手段】本発明に係る遊技島設備は、複数のパチンコ遊技機12a〜12fを列設することが可能な遊技島設備2bにおいて、列設された複数のパチンコ遊技機12a〜12fを連結する連結部材40と、連結部材40の傾斜角度を前後方向に調整可能な角度モータと、遊技島設備2bに対応して設けられ、当該遊技島設備2bにおける連結部材40の傾斜角度を表示する表示装置5を有する管理コンピュータ4とを備えたことを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数の遊技機を列設する遊技島設備に関し、特に遊技機の入賞率等の調整を行うことが可能な遊技島設備に関する。
従来より、遊技島設備に設置されるパチンコ遊技機における入賞球の発生確率、即ち、入賞率の調整は、一般的に営業終了時に管理コンピュータによって算出される管理データを見ながら釘師といわれる専門の技術者が入賞装置の近傍に植立される障害釘の間隔等を調整することにより行っていた。しかし、このような調整を行うためには、長年の経験を必要とし、誰でも容易に調整できない欠点を有していた。このような欠点を解決するために、パチンコ遊技機を設置する設置枠を遊技島設備に対して揺動可能に支持し、その設置枠を、調整ナットやボルトを介して管理コンピュータからの駆動信号に基づいて駆動させることで、遊技機における遊技島設備に対する設置角度を自動的に調整する技術が考え出されている(例えば、特許文献1参照)。
さらに、内部にパチンコ遊技機を嵌め込む取付枠を、前後方向に傾斜調節可能に固定する技術も考え出されている(例えば、特許文献2参照)。
特許文献1,2記載の技術によれば、遊技球の傾斜角度を調節するのみで、障害釘等の調整を行わなくとも遊技球の落下速度や入賞率等を簡単に変更することができる。
特開平05−131062号公報 実開平05−9586号公報
しかしながら、特許文献1,2の技術では、遊技島設備内のパチンコ遊技機を一台ずつ個別に調整しなければならないため、パチンコ遊技機の台数が多くなればなるほど、当該調整に手間がかかってしまう。
特に、多くのパチンコ遊技機を有するホール側にとっては、当該調整作業が非常に面倒であった。
そこで、本発明は、複数の遊技機の入賞率の調整を効率的に行うことが可能な遊技島設備を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の本発明の遊技島設備は、複数の遊技機(パチンコ遊技機12a〜12f)を列設することが可能な遊技島設備(遊技島設備2a〜2f)において、列設された複数の遊技機を連結する連結部材(連結部材40)と、連結部材の傾斜角度を前後方向に調整可能な調整機構(角度モータ26)とを備えたことを特徴とする。
本構成によれば、遊技島設備には、列設された複数の遊技機を連結する連結部材の傾斜角度を前後方向に調整可能な調整機構が備えられている。
この場合、当該調整機構により連結部材の傾斜角度を調整するのみで、複数の遊技機の傾斜角度を一気に調整することができるので、遊技島設備内の遊技機を一台ずつ個別に調整する手間を省くことができ、複数の遊技機の入賞率の調整を効率的に行うことが可能となる。
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の発明の構成に加えて、各遊技機は、連結部材に対する傾斜角度を、個別に調整可能に連結部材に連結されたことを特徴とする。
本構成によれば、連結部材に連結された各遊技機は、連結部材に対する傾斜角度を、個別に調整することが可能となっているので、各遊技機の入賞率の微調整を効率的に行うことができる。
請求項3に記載の本発明は、請求項1または2に記載の発明の構成に加えて、各遊技島設備にそれぞれ対応して設けられ、当該遊技島設備における連結部材の傾斜角度を表示する表示部(表示装置5)を有する管理コンピュータ(管理コンピュータ4)を備えたことを特徴とする。
本構成によれば、連結部材の傾斜角度を、管理コンピュータの表示部にて視覚的に確認することができるので、遊技機の入賞率の調整をより効率的に行うことができる。
請求項4に記載の本発明は、請求項3に記載の発明の構成に加えて、表示部は、連結部材に連結された各遊技機の傾斜角度を表示することを特徴とする。
本構成によれば、遊技機における傾斜角度を、表示部にて視覚的に確認することができるので、遊技機の入賞率の調整をより効率的に行うことができる。
請求項5に記載の本発明は、請求項3または4に記載の発明の構成に加えて、表示部は、連結部材に対する各遊技機の傾斜角度を表示することを特徴とする。
本構成によれば、連結部材に対する各遊技機の傾斜角度を、表示部にて視覚的に確認することができるので、各遊技機の入賞率の微調整をより効率的に行うことができる。
請求項6に記載の本発明は、請求項1〜5の何れか一項に記載の発明の構成に加えて、各遊技機は、当該遊技機における傾斜角度を表示する遊技機表示部(遊技機表示装置13)を備えたことを特徴とする。
本構成によれば、遊技機における傾斜角度を、当該遊技機における遊技機表示部にて視覚的に確認することができるので、各遊技機の入賞率の調整をより効率的に行うことができる。
本発明によれば以下の効果を奏することができる。
すなわち、本発明によれば、複数の遊技機の入賞率の調整を効率的に行うことが可能な遊技島設備を提供することが可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照しつつさらに具体的に説明する。ここで、添付図面において同一の部材には同一の符号を付しており、また、重複した説明は省略されている。なお、ここでの説明は本発明が実施される最良の形態であることから、本発明は当該形態に限定されるものではない。
まず、図1を参照して本実施の形態に係る遊技島設備2が設置されるパチンコ遊技場1について説明する。
図1は、パチンコ遊技場1の概略平面図である。パチンコ遊技場1には、複数の遊技島設備2(2a〜2f)が並列状に設置されている。各遊技島設備2a〜2fには、それぞれ、当該遊技島設備における後述する連結部材40の傾斜角度を設定する管理コンピュータ4が配置されている。
また、パチンコ遊技場1には、遊技者が獲得した景品玉と所望の景品とを交換する景品交換場10も設けられている。
次に、図2乃至図6を参照して遊技島設備2bの構成について説明する。図2は、遊技島設備を示す斜視図、図3は、図2に示す遊技島設備からパチンコ遊技機を取り除いた状態を示す斜視図、図4は、図3に示す連結部材の傾斜角度を変更させた状態を示す斜視図、図5は、図4に示す支持板のうち一部の回動棒に対する回動角度を変更させた状態を示す斜視図である。なお、他の遊技島設備は、上記遊技島設備2bと同様の構成であるため説明を省略する。
図において、遊技島設備2bは、周知のように縦桟や横桟等の部材を骨組みとして内部が空洞の左右に長い直方体状に形成され、その長手方向の表面の下部に腰板7が張り付けられ、該腰板7の上部に外側に突出するカウンター台8が設けられている。カウンター台8の上部には、複数のパチンコ遊技機12a〜12fが列設されるようになっており、そのパチンコ遊技機12a〜12fの列設位置の上部に装飾板を兼用した幕板9が張り付けられている。幕板9には、各パチンコ遊技機12a〜12fに対応するように呼出装置11が取り付けられている。そして、遊技島設備2bの端面側には、管理コンピュータ4が、表示装置(表示部)5および操作パネル6を露出させるようにして配置されている。また、この管理コンピュータ4は、不正操作を防ぐために、営業時間中において遊技島設備2b内に隠すことができる位置、に配置されていることが望ましい。
また、遊技島設備2bにおける各パチンコ遊技機12a〜12fの左側には、貸玉を借り受ける台間玉貸機81(プリペイドカード式又は硬貨投入式のいずれでも良い)が設置されるようになっているが、この台間玉貸機81は、次に説明する設置枠20にパチンコ遊技機12a〜12fと一緒に設置するようにすれば良い。
また、遊技島設備2bにおいて、パチンコ遊技機12a〜12fが列設された側の反対側は、当該パチンコ遊技機12a〜12fが列設された側と同様の構成となっているため、説明を省略する。
ところで、上記した遊技島設備2bの内部には、図示しないが、その下部に貯蔵タンクが設けられている。貯蔵タンクは、各パチンコ遊技機12a〜12fから排出される使用済玉や図示しない玉返却装置から返却された返却玉を貯蔵するものであり、原則的には、当該遊技島設備2bに列設されるパチンコ遊技機12a〜12fで使用されるに充分な玉を貯蔵できるようになっている。また、遊技島設備2bの内部には、前記貯蔵タンクに貯蔵された玉を上部に研磨しながら揚送する玉揚送装置と、該玉揚送装置によって揚送された玉を各パチンコ遊技機12に分配補給する分配径路と、各パチンコ遊技機12a〜12fから排出された使用済玉を回収して前記貯蔵タンクに導く回収径路と、が設けられている。
上記した遊技島設備2bのカウンター台8と幕板9との間に列設されるパチンコ遊技機12a〜12fは、図2に示すように、各パチンコ遊技機12a〜12fの外形形状とほぼ同じ長方形状の枠を複数(本実施の形態では、6つ)一体的に形成した設置枠20に収納されるようになっており、そして、当該パチンコ遊技機12a〜12fの背面側には、列設された複数のパチンコ遊技機12a〜12fを連結する連結部材40が配置されるようになっている。また、各設置枠20には、左右方向に貫通した孔である貫通孔28が形成されている。
ここで、連結部材40は、円柱状の回動棒41(図6(a))と、当該回動棒41に回動可能に取り付けられた四角形状の支持板42a〜42fとから構成されている(図6(b)参照)。
この連結部材40は、図2に示すように、遊技島設備2bに列設されるパチンコ遊技機12a〜12fの背面側と支持板42a〜42fの表面43とがそれぞれ対抗するように、設置枠20に設置される。
具体的には、各設置枠20に形成された貫通孔28に、回動棒41(図6(a))を回動可能に挿入し、次に、上記支持板42a〜42fを当該回動棒41に回動可能に取り付けることにより、連結部材40が設置枠20に設置される(図3参照)。
そして、パチンコ遊技機12a〜12fの背面側は、対向する支持板42a〜42fの表面43側に、ネジ止めされて取り付けられて支持されるようになっている。そのため、パチンコ遊技機12a〜12fは、それぞれ支持板42a〜42fの角度の変化に応じて、その角度が変化する。
例えば、パチンコ遊技機12bに取り付けられた支持板42bの下端が所定の基準位置から3cm前方に突出してその傾斜角度が変化した場合、当該パチンコ遊技機12bの下端も3cm前方に突出してその角度が変化する(図8(a),(b)参照。ここで、図8(a),(b)は、図2に示すパチンコ遊技機12bのA−A断面図である。
なお、本実施の形態におけるパチンコ遊技機12a〜12fの取付態様は、ネジ止めに限られず、対向する支持板42a〜42fの表面43側にピン等により取り付けられるようになっていてもよいし、接着により取り付けられるようになっていてもよい。
また、図3に示す回動棒41の両端は、遊技島設備2bに回動自在に軸支されている。なお、図3乃至図5においては、パチンコ遊技機12a〜12fの記載を省略している。
そして、この回動棒41は、連結部材40の傾斜角度を前後方向に調整可能な角度モータ(調整機構)26の出力軸と連結されている。このため、角度モータ26が回転駆動されることにより、上記出力軸が回転し、これによって、回動棒41をA方向(時計周り)もしくはB方向(反時計周り)に回動せしめる。例えば、角度モータ26の回転駆動により、回動棒41をB方向に所定量回動させた場合には、当該回動棒41の回動量に応じて、連結部材40の傾斜角度が変化する。
この場合、支持板42a〜42fは、上記回動棒41の回動量に応じて、その下端が前方に揺動し、その傾斜角度が変化する(図4参照。同図においては、支持板42a〜42fの下端が3cm前方に揺動し、その傾斜角度が変化している)。
そして、この場合、当該支持板42a〜42fに取り付けられるパチンコ遊技機12a〜12fの下端も前方に3cm揺動し、当該パチンコ遊技機12a〜12fの傾斜角度が変化する。すなわち、本実施の形態においては、調整機構である角度モータ26を回転駆動させて連結部材40の傾斜角度を調整するのみで、複数のパチンコ遊技機12a〜12fの傾斜角度を一気に調整することができ、遊技島設備2b内のパチンコ遊技機を一台ずつ個別に調整する手間を省くことができる。
ここで、本実施の形態における連結部材40の傾斜角度は、回動棒41を、支持板42a〜42fの下端が3cm前方に突出する程度回動させている場合には3.0となり、回動棒41を、支持板42a〜42fの下端が2cm後方に後退する程度回動させている場合には−2.0となる。
なお、状態を示していないが、当然のことながら角度モータ26は、遊技島設備2bに対して固定されている。さらに、遊技島設備2bには、支持板42a〜42fの傾斜角度を前後方向に調整可能な支持板角度モータ27a〜27f(図7)が、それぞれ支持板42a〜42fに対応して配置されている。
このため、支持板角度モータ27a〜27fが回転駆動されることにより、対応する支持板42a〜42fをA方向(時計周り)もしくはB方向(反時計周り)に回動せしめる。例えば、支持板42cをA方向に回動させるために支持板角度モータ27cを回転駆動した場合には、当該回転駆動量に応じて、支持板42cの下端が後方に回動し、当該支持板42cの回動棒41に対する回動角度が変化する(図5参照)。このように、本実施の形態においては、複数のパチンコ遊技機12a〜12fの傾斜角度を一気に調整するのみならず、各パチンコ遊技機の傾斜角度を個別に調整することもできるので、各パチンコ遊技機の傾斜角度を微調整することができる。
また、上述した角度モータ26および支持板角度モータ27a〜27fは、遊技島設備2bに配置された管理コンピュータ4にモータ制御配線によって接続されている。
更に、遊技島設備2bには、各支持板42a〜42fの回動棒41に対する回動角度を検出するための角度センサが複数設けられている。
具体的には、支持板42aの回動棒41に対する所定の基準位置からの回動角度を検出するための角度センサとしては、角度センサ34aが、支持板42bの回動棒41に対する回動角度を検出するための角度センサとしては、角度センサ34bが、支持板42c連結部材40に対する回動角度を検出するための角度センサとしては、角度センサ34cが、支持板42dの回動棒41に対する回動角度を検出するための角度センサとしては、角度センサ34dが、支持板42eの回動棒41に対する回動角度を検出するための角度センサとしては、角度センサ34eが、支持板42fの回動棒41に対する回動角度を検出するための角度センサとしては、角度センサ34fが、それぞれ設けられている。
ここで、角度センサ34bは、例えば、投受光方式の検出センサで構成され、複数の受光素子を支持板42bの裏面44側(図8)に設け、当該支持板42bの裏面44と対向する位置には、1つの投光素子を取り付けておけば良い。また、上記投光素子は、回動棒41の回動量に応じてその角度が変化する位置、例えば、支持板42bと対向して設けられ、回動棒41の回動量に応じてその角度を傾斜させるように配置された板状部材や、回動棒41自体に取り付けられることが望ましい。これにより、投光素子から発される光をいずれの受光素子が検出するかによって支持板42bの回動棒41に対する回動角度を検知することができる。なお、他の角度センサも同様の構成にて支持板の傾斜角度を検知できるようになっているため、説明を省略する。
また、角度センサを設けることなく、他の構成により支持板の角度を検知できるようにしてもよい。なお、本実施の形態における角度センサ34a〜34fも上記管理コンピュータ4にモータ制御配線によって接続されている。
しかして、上記した角度モータ26、支持板角度モータ27a〜27f、角度センサ34a〜34fと管理コンピュータ4との関係は、図7のブロック図に示されるようになっている。図7においては、一の遊技島設備2bに設けられる管理コンピュータ4と、角度モータ26と、支持板角度モータ27a〜27fと、角度センサ34a〜34fとの関係について示している。また、他の遊技島設備2b〜2fも、遊技島設備2bと同様の構成となっているため、説明を省略する。なお、図示における角度センサのうち括弧内の数値は、対応する支持板の回動棒41に対する所定の基準位置からの回動角度を示すもので、連結部材40に取り付けられた支持板42a〜42f(図3参照)の下端が回動棒41に対して所定の基準位置から3cm前方に突出したときに形成される回動角度を3.0と表示し、同様に回動棒41に対してその下端が所定の基準位置から5cm後方に後退したときに形成される角度を−5.0と表示している。
なお、各パチンコ遊技機の傾斜角度は、連結部材40の傾斜角度と、当該パチンコ遊技機を支持する支持板の回動棒41に対する回動角度とを合算することにより求められる。
例えば、連結部材40の傾斜角度が3.0、回動棒41に対する支持板42bの回動角度が0.0である場合のパチンコ遊技機12bの傾斜角度は、3.0となる。また、連結部材40の傾斜角度が3.0、回動棒41に対する支持板42bの回動角度が−5.0である場合のパチンコ遊技機12bの傾斜角度は、−2.0となる。因みに、このパチンコ遊技機の傾斜角度の値が大きい方が一般的に入賞率が高くなる。
図7において、管理コンピュータ4には、表示装置(表示部)5および操作パネル6が設けられ、それぞれが管理コンピュータ4の制御回路30に接続されている。また、各パチンコ遊技機12a〜12fには、遊技機表示装置(遊技機表示部)13および制御回路14が設けられており、各パチンコ遊技機12a〜12fにおける制御回路14は、制御回路30に接続されている。また、表示装置5および遊技機表示装置13は、液晶パネル等から構成されている。そして、表示装置5は、遊技島設備2bにおける連結部材40の傾斜角度(回動棒41の傾斜角度)等を表示するものであり、操作パネル6は、角度モータ26を回転駆動させるための操作が可能な操作部である。
上記した管理コンピュータ4の制御回路30によって制御される動作について説明する。 まず、操作パネル6を操作することにより、遊技島設備2bにおける連結部材40の傾斜角度(回動棒41の傾斜角度)、支持板42a〜42fの回動棒41に対する回動角度、パチンコ遊技機12a〜12fの傾斜角度等を表示装置5に表示させる(図9(a)に示す傾斜角度表示画面参照。同図においては、表示装置5に、連結部材40の傾斜角度および支持板の回動角度が何れも0.0である旨が表示されている。ここで、図9における支持板A〜Fは、それぞれ支持板42a〜42fを示しており、遊技機A〜Fは、それぞれパチンコ遊技機12a〜12fを示している)。
ここで、例えば、連結部材40の傾斜角度を、現時点の傾斜角度(表示装置5に表示された傾斜角度)から、所望の傾斜角度に設定するための操作を操作パネル6に対して行うと(例えば、0.0から3.0に設定するための操作を行う等)、制御回路30によって、角度モータ26の回転方向および回転時間が、上記設定された傾斜角度を基にして算出される。
そして、その後、角度モータ26の回転駆動を開始させるために操作パネル6における図示しない角度用スイッチを操作すると、制御回路30により、上記算出された回転方向を基に駆動信号が生成され、当該駆動信号が、遊技島設備2bにおける角度モータ26に送信される。
この駆動信号を受けた角度モータ26は、当該駆動信号に応じて回転駆動し、そして、この角度モータ26の回転駆動に応じて回動棒41が回動し、連結部材40の傾斜角度が変化する。なお、この駆動信号の送信は、上記算出された回転時間の間、継続される(すなわち、角度モータ26は、当該回転時間が経過したときに停止する)。
そして、制御回路30は、連結部材40の傾斜角度を算出し、当該算出した傾斜角度を表示装置5に表示させる(図9(b)参照。同図においては、連結部材40の傾斜角度が3.0となった旨が表示されている)。
ここで、連結部材40の傾斜角度は、回動棒41の回転方向、回転時間等を基にして、制御回路30により算出される。
また、制御回路30は、当該連結部材40の傾斜角度と、支持板42a〜42fの回動棒41に対する回動角度とを基にして、各パチンコ遊技機12a〜12fの傾斜角度を算出し、当該算出した傾斜角度を表示装置5に表示させる(図9(b)参照。同図においては、パチンコ遊技機12a〜12fの傾斜角度が3.0となった旨が表示されている)。
このように、本実施の形態によれば、角度モータ26によって連結部材40の傾斜角度を調整するのみで、複数のパチンコ遊技機12a〜12fの傾斜角度を、一気に調整することができる。
また、本実施の形態のパチンコ遊技機12a〜12fは、連結部材40に対する傾斜角度(すなわち、当該パチンコ遊技機を支持する支持板42a〜42fの、回動棒41に対する回動角度)を個別に調整可能に当該連結部材40に連結されている。そのため、以下の動作を行うことによって、各パチンコ遊技機12a〜12fの傾斜角度を、個別に調整することが可能である。
まず、操作パネル6を操作することにより、遊技島設備2bにおける連結部材40の傾斜角度(回動棒41の傾斜角度)、支持板42a〜42fの回動棒41に対する回動角度、パチンコ遊技機12a〜12fの傾斜角度等を表示装置5に表示させる(図9(b)に示す傾斜角度表示画面参照。同図においては、表示装置5に、連結部材40の傾斜角度が3.0、支持板42a〜42fの回動棒41に対する回動角度が0.0、パチンコ遊技機12a〜12fの傾斜角度が3.0である旨が表示されている)。
ここで、例えば、傾斜角度を変更したいパチンコ遊技機を支持する支持板の回動棒41に対する回動角度を、所望の回動角度に設定するための操作を操作パネル6に対して行うと(例えば、パチンコ遊技機12cを支持する支持板42cの回動棒41に対する回動角度を、0.0から−5.0に設定するための操作を行う等)、制御回路30によって、支持板角度モータ27cの回転方向および回転時間が、上記設定された回動角度を基にして算出される。
そして、その後、支持板角度モータ27cの回転駆動を開始させるために操作パネル6における図示しない支持板角度用スイッチを操作すると、制御回路30により、上記算出された回転方向を基に駆動信号が生成され、当該駆動信号が、遊技島設備2bにおける支持板角度モータ27cに送信される。
この駆動信号を受けた支持板角度モータ27cは、当該駆動信号に応じて回転駆動し、そして、この支持板角度モータ27cの回転駆動に応じて支持板42cが回動し、当該支持板42cの回動棒41に対する回動角度が変化する。なお、この駆動信号の送信は、上記算出された回転時間の間、継続される(すなわち、支持板角度モータ27cは、当該回転時間が経過したときに停止する)。
そして、制御回路30は、支持板角度センサ36が検知した回動角度を抽出し、当該抽出した回動角度を表示装置5に表示させる(図9(c)参照。同図においては、支持板42cの回動棒41に対する回動角度が−5.0となった旨が表示されている)。
また、制御回路30は、当該支持板42cの回動棒41に対する回動角度と、連結部材40自体の傾斜角度とを基にして、パチンコ遊技機12cの傾斜角度を算出し、当該算出した傾斜角度を表示装置5に表示させる(図9(c)参照。同図においては、パチンコ遊技機12cの傾斜角度が−2.0となった旨が表示されている)。
このように、本実施の形態では、支持板に支持されるパチンコ遊技機の連結部材40に対する傾斜角度、すなわち、パチンコ遊技機を支持する支持板の回動棒41に対する回動角度を、個別に調整することができる。これによれば、各パチンコ遊技機の入賞率の微調整を効率的に行うことができる。
また、制御回路30は、連結部材40、支持板42a〜42f、パチンコ遊技機12a〜12f等の傾斜角度等が変化したタイミングや、操作パネル6もしくは各パチンコ遊技機にて所定の操作が行われた場合等に、当該連結部材40の傾斜角度、支持板42a〜42fの回動棒41に対する回動角度、パチンコ遊技機12a〜12fの傾斜角度等を示す情報をパチンコ遊技機12a〜12fに送信するようになっていてもよい。
この場合、各パチンコ遊技機の制御回路14は、管理コンピュータ4の制御回路30から上記連結部材40の傾斜角度等を示す情報が送信されたときに、当該情報を遊技機表示装置13に表示させるための制御を行う。
これによれば、管理コンピュータ4の表示装置5に表示される傾斜角度(連結部材40の傾斜角度、支持板42a〜42fの回動棒41に対する回動角度、パチンコ遊技機12a〜12fの傾斜角度等(図9参照))が、各パチンコ遊技機の遊技機表示装置13にも表示されるようになる。
この場合、パチンコ遊技機における傾斜角度等を、当該パチンコ遊技機における遊技機表示装置13にて視覚的に確認することができるので、各パチンコ遊技機の入賞率の調整をより効率的に行うことができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、これは本発明を具体的に例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではない。
例えば、管理コンピュータ4における表示装置5やパチンコ遊技機12a〜12fにおける遊技機表示装置13には液晶パネルを用いていたが、これに限られず、例えばCRT(陰極線管)あるいはプラズマディスプレイ等を用いてもよい。
また、上記した実施の形態においては、管理コンピュータ4が各遊技島設備にそれぞれ設けられる例を示したが、これに限られず、当該管理コンピュータ4を管理室等に配置するようにしてもよい。
さらに、各指示板42a〜42fは、支持板角度モータ27a〜27fの回転駆動により、回動するようになっていたが、これに限られず、例えば、人力によって回動するようになっていてもよい。
また、連結部材40は、回動棒41(図6(a))を貫通孔28に挿入し、次に、支持板42a〜42fを当該回動棒41に回動可能に取り付けることによって、設置枠20に設置されるようになっていてたが、これに限られず、貫通孔28の大きさを、支持板が取り付けられた回動棒41を挿入可能な程度にまで広げ、そして、予め支持板42a〜42fが取り付けられている回動棒41をそのまま貫通孔28に挿入することによって、連結部材40を設置枠20に設置するようにしてもよい。
以上説明したように、本実施の形態によれば、遊技島設備には、列設された複数のパチンコ遊技機12a〜12fを連結する連結部材40の傾斜角度を前後方向に調整可能な角度モータ(調整機構)26が備えられている。
この場合、当該角度モータ26により連結部材40の傾斜角度を調整するのみで、複数のパチンコ遊技機12a〜12fの傾斜角度を一気に調整することができるので、遊技島設備内のパチンコ遊技機を一台ずつ個別に調整する手間を省くことができ、複数のパチンコ遊技機の入賞率の調整を効率的に行うことが可能となる。
また、本実施の形態によれば、連結部材40に連結された各パチンコ遊技機12a〜12fの当該連結部材40に対する傾斜角度は、当該パチンコ遊技機12a〜12fを支持する支持板42a〜42fの回動棒41に対する回動角度を調整することにより、個別に調整することが可能であるので、各パチンコ遊技機の入賞率の微調整を効率的に行うことができる。
さらに、本実施の形態によれば、連結部材40の傾斜角度を、各遊技島設備にそれぞれ対応して設けられた管理コンピュータ4の表示装置(表示部)5にて視覚的に確認することができるので、パチンコ遊技機の入賞率の調整をより効率的に行うことができる。
また、本実施の形態によれば、連結部材40に連結されたパチンコ遊技機における傾斜角度を、表示装置5にて視覚的に確認することができるので、パチンコ遊技機の入賞率の調整をより効率的に行うことができる。
さらに、本実施の形態によれば、連結部材40に対する各パチンコ遊技機の傾斜角度(すなわち、パチンコ遊技機を支持する支持板の回動棒41に対する回動角度)を、表示装置5にて視覚的に確認することができるので、各パチンコ遊技機の入賞率の微調整をより効率的に行うことができる。
また、本実施の形態によれば、連結部材40に連結されたパチンコ遊技機における傾斜角度を、当該パチンコ遊技機における遊技機表示装置(遊技機表示部)13にて視覚的に確認することができるので、各遊技機の入賞率の調整をより効率的に行うことができる。
以上の説明においては、本発明をパチンコ遊技機が列設された遊技島設備に適用した場合が説明されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、パチスロ機、雀球、スマートボールあるいはゲームセンターに設置された各種ゲーム機など、種々の遊技機を列設した遊技島設備に適用することが可能である。
本実施の形態に係る遊技島設備を設置されるパチンコ遊技場の概略平面図である。 本実施の形態に係る遊技島設備を示す斜視図である。 図2に示す遊技島設備からパチンコ遊技機を取り除いた状態を示す斜視図である。 図3に示す連結部材の傾斜角度を変更させた状態を示す斜視図である。 図4に示す支持板のうち一部の回動棒に対する回動角度を変更させた状態を示す斜視図である。 (a)は本実施の形態に係る連結部材の回動棒を示す斜視図、(b)は本実施の形態に係る連結部材を示す斜視図である。 管理コンピュータと連結部材との関係を示すブロック図である。 支持板に取り付けられたパチンコ遊技機の断面図である。 表示装置の表示態様の一例を示す説明図である。
符号の説明
1 パチンコ遊技場
2a〜2f 遊技島設備
4 管理コンピュータ
5 表示装置(表示部)
6 操作パネル
7 腰板
8 カウンター台
9 幕板
10 景品交換所
11 呼出装置
12a〜12f パチンコ遊技機
13 遊技機表示装置(遊技機表示部)
14 制御回路
20 設置枠
26 角度モータ(調整機構)
27a〜27f 支持板角度モータ
28 貫通孔
30 制御回路
34a〜34f 支持板角度センサ
40 連結部材
41 回動棒
42a〜42f 支持板
43 表面
44 裏面
81 台間玉貸機

Claims (6)

  1. 複数の遊技機を列設することが可能な遊技島設備において、
    前記列設された複数の遊技機を連結する連結部材と、
    前記連結部材の傾斜角度を前後方向に調整可能な調整機構とを備えた、
    ことを特徴とする遊技島設備。
  2. 前記各遊技機は、前記連結部材に対する傾斜角度を、個別に調整可能に前記連結部材に連結された、
    ことを特徴とする請求項1記載の遊技島設備。
  3. 前記各遊技島設備にそれぞれ対応して設けられ、当該遊技島設備における前記連結部材の傾斜角度を表示する表示部を有する管理コンピュータを備えた、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の遊技島設備。
  4. 前記表示部は、前記連結部材に連結された各遊技機の傾斜角度を表示する、
    ことを特徴とする請求項3記載の遊技島設備。
  5. 前記表示部は、前記連結部材に対する各遊技機の傾斜角度を表示する、
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の遊技島設備。
  6. 前記各遊技機は、当該遊技機における傾斜角度を表示する遊技機表示部を備えた、
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の遊技島設備。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3179417U (ja) * 2012-08-20 2012-11-01 大 長内 プラスチック部品、遊技機及び遊技媒体貸出機、並びに島設備

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