JP2008099720A - 盲人用警告装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】盲人の歩行時における安全性を容易に確保することができる盲人用警告装置を提供する。
【解決手段】超音波もしくは赤外線を発信する送信手段2、周辺の障害物Qから反射してきた超音波もしくは赤外線を受信する受信手段3それぞれを備えた障害物センサーシステム本体1と、該障害物センサーシステム本体1と電気的に接続し、受信した超音波信号もしくは赤外線信号に基づいて作動する警告発音手段6を有するインジケータ7とから構成する。
【選択図】図1
【解決手段】超音波もしくは赤外線を発信する送信手段2、周辺の障害物Qから反射してきた超音波もしくは赤外線を受信する受信手段3それぞれを備えた障害物センサーシステム本体1と、該障害物センサーシステム本体1と電気的に接続し、受信した超音波信号もしくは赤外線信号に基づいて作動する警告発音手段6を有するインジケータ7とから構成する。
【選択図】図1
Description
本発明は、盲人が歩行時の安全性を確保するための盲人用警告装置に関する。
従来から、盲人が歩行時の安全性を確保するためには、盲導犬を使ったり、杖等を使っていた。そして、盲人の歩行前方に人や壁等の障害物があった場合には、盲導犬がこれを避けるように盲人を誘導させるか、あるいは盲人自らが杖等でこれら障害物があるのを確認してから安全な方向に向かって歩行するものであった。
特になし
しかしながら、従来の杖では、盲人が当該杖等の先端で障害物のあることを確認するだけであって、歩行の安全性を充分に確保することはできなかった。また、盲導犬は数も少なく、飼育にも手間が掛かり、且つ、高価である等の問題点を有していた。
そこで、本発明は、叙上のような従来存した諸事情に鑑み案出されたもので、障害物センサーシステムを使用して、盲人の歩行時における安全性を容易に確保することができる盲人用警告装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明にあっては、超音波もしくは赤外線を発信させる送信手段、周辺の障害物から反射してきた超音波もしくは赤外線を受信する受信手段それぞれを備えた障害物センサーシステム本体と、該障害物センサーシステム本体と電気的に接続され、受信された超音波信号もしくは赤外線信号に基づいて作動する警告発音手段を有するインジケータとから成ることを特徴とする。
障害物センサーシステム本体は、腰ベルトに装着可能な装着部材を設け、インジケータは、衣服のポケットへの収納装着、首への吊り装身、盲人用杖、その他の所持品への取り付け装着のいずれかを可能とする装着部材を具備して成る。
前記インジケータは、携帯電話機に内蔵、または外付けして成る。
本発明によれば、障害物センサーシステムを使用して、盲人の歩行時における安全性を容易に確保することができる。
すなわち、本発明は、超音波もしくは赤外線を発信させる送信手段、周辺の障害物から反射してきた超音波もしくは赤外線を受信する受信手段それぞれを備えた障害物センサーシステム本体と、該障害物センサーシステム本体と電気的に接続され、受信された超音波信号もしくは赤外線信号に基づいて作動する警告発音手段を有するインジケータとから成るため、歩行中での例えば人や壁等の障害物の存在方向・位置を障害物センサーシステム本体によって即座に検知することができ、且つこの検知結果を盲人に対してインジケータの警告発音手段からのブザー音で警告するかあるいは音声でアナウンスすることにより、盲人の歩行時における安全性が充分に確保されるものとなる。
また、障害物センサーシステム本体とインジケータとは電気的に接続された状態で離隔されており、しかもインジケータは、装着部材によって、衣服のポケットへの収納装着、首への吊り装身、盲人用杖、その他の所持品への取り付け装着等が可能となるため、障害物センサーシステム本体の受信手段と送信手段とによる送受信号に起因する警告発音手段の雑音の発生を未然に防止することができる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の一形態を説明する。
本発明は、図1に示すように、例えば20kHz以上の周波数を有する超音波あるいは赤外線等の電磁波を発信させる送信手段2、周辺の障害物Qから反射してきた超音波もしくは赤外線を受信する受信手段3、両信号を制御するコントローラ4、バッテリ5それぞれを備えた障害物センサーシステム本体1と、障害物センサーシステム本体1によって受信された超音波信号もしくは赤外線信号に基づいて作動する警告発音手段6を有するインジケータ7とが電気コード8によって電気的に接続されている。
本発明は、図1に示すように、例えば20kHz以上の周波数を有する超音波あるいは赤外線等の電磁波を発信させる送信手段2、周辺の障害物Qから反射してきた超音波もしくは赤外線を受信する受信手段3、両信号を制御するコントローラ4、バッテリ5それぞれを備えた障害物センサーシステム本体1と、障害物センサーシステム本体1によって受信された超音波信号もしくは赤外線信号に基づいて作動する警告発音手段6を有するインジケータ7とが電気コード8によって電気的に接続されている。
そして、障害物センサーシステム本体1の背面側には、図2に示すように、腰ベルトVに装着可能なるよう、例えば逆U字形フック状の装着部材9を設けてある。
また、図3および図4に示すように、障害物センサーシステム本体1は、盲人用杖Pの上部前方に、例えばバンドB等の種々なる手段を介して取り付けられたケースKに着脱可能に収納されていても良い。
一方、インジケータ7の背面側には、例えば逆U字形フック状の装着部材10が設けられており、衣服のポケット内へ収納して保持固定できるようにしてある。尚、インジケータ7は、この装着部材10を介して取り付けられた例えばネックストラップ等により、首へ吊り保持させるものとしたり、この装着部材10を、盲人用杖Pの上部前方に形成された取付孔へ着脱可能に装着するようにしても良い。その他、盲人が所持している所持品(例えば、カバン、帽子、腕バンド等々)へ装着できるようにすることもできる。
さらに、前記インジケータ7は、携帯電話機に内蔵、または外付けして構成されていても良い。すなわち、このインジケータ7は、携帯電話機の露出しやすい例えばアンテナ部分近傍に内蔵もしくは外付けされる。このような配置構成は、本発明を何等限定するものではなく、携帯電話機の例えばモニター部分、操作キー部分、スピーカー部分、マイクロイヤホーン部分等の他の部分に設置内蔵されていても良いことは勿論である。
この障害物センサーシステム1は、図1に示すように、受信された超音波信号もしくは赤外線信号に基づいて作動されるコントローラ4を介してインジケータ7を制御し、障害物Qの存在を、盲人に対してインジケータ7の警告発音手段6からのブザー音で警告するか、あるいは警告発音手段6からの自動音声でアナウンスする。
送信手段2は、超音波もしくは赤外線を障害物センサーシステム1周辺に所定のパルス間隔で常時発信させるクロック回路を備えるか、あるいは、インジケータ7に備えた送信用スイッチSWを0N操作することで、送信手段2から超音波もしくは赤外線が必要時間だけ発信するようにしても良い。尚、このような送信手段2の構成は、本発明を何等限定するものではなく、他の種々の構成を採用しても良いことは勿論である。
超音波センサを使用した受信手段3としては、超音波受信素子とオペアンプを用いた超音波信号検出回路、整流回路、レベル判定回路、フリップフロップ回路、リレー駆動回路等の組み合わせが一般的である。また、赤外線センサを使用した受信手段3としては、フォトダイオードまたはCdSまたは焦電赤外検出素子、コンパレータ回路、リレーから構成される。尚、これらの受信手段3の構成は、本発明を何等限定するものではなく、他の種々の構成を採用しても良いことは勿論である。
警告発音手段6は、障害物センサーシステム1で受信された超音波信号もしくは赤外線信号によって、インジケータ7から電子アラーム音やブザー音等を発声させるか、あるいは「前方に障害物あり注意」等と予め録音されているインジケータ7からの音声でアナウンスさせるための発音駆動回路等によって構成される。
次に、以上のように構成された最良の形態についての使用、動作の一例について説明する。
歩行中、盲人が例えば腰ベルトVに装着所持している障害物センサーシステム1における送信手段2から、超音波もしくは赤外線が周辺に向けて常時発信されている。
歩行中、盲人が例えば腰ベルトVに装着所持している障害物センサーシステム1における送信手段2から、超音波もしくは赤外線が周辺に向けて常時発信されている。
このとき盲人の周辺に人や壁等の障害物Qがあった場合、あるいは歩行中にこれら障害物Qが相対接近してきた場合、送信手段2からの超音波もしくは赤外線は当該障害物Qから完全反射され、障害物センサーシステム1における受信手段3によって受信される。
この受信信号3によってコントローラ4を介してインジケータ7を制御し、警告発音手段6が作動する。このとき、盲人に対してインジケータ7からの電子アラーム音やブザー音等で障害物Qの存在を警告するか、あるいは「前方に障害物Qあり、または接近中、注意」等と予め録音されているメッセージがインジケータ7から自動アナウンスされる。
また、障害物センサーシステム1の他の構成としては、送信手段2から発信する信号が超音波信号あるいは赤外線信号の他に、高周波による電磁波信号である場合にも適用が可能である。この場合、障害物Qとの距離と反射の程度、および障害物Qが位置する方向と高さあるいは深さが、高精度で検知できる。
すなわち、受信手段3において障害物Qにより反射された超短波信号、高周波信号を1波長程度以下の間隔で障害物センサーシステム1に配置した複数の指向性アンテナあるいは指向性センサーにて受信し、当該受信信号を、直接増幅、逆拡散、混合、復調する等の必要な変換を施して搬送波信号、副搬送波信号、中間周波信号、ベースバンド信号等を抽出する。
そして、これをデジタル信号に変換しシフトレジスタに蓄積した過去のデータと合わせてサンプリング毎に振幅スペクトルと位相スペクトルをリアルタイムで検出し、当該振幅スペクトルで障害物Qまでの距離と反射の程度を測定し、当該位相スペクトルにより当該障害物Qが位置する方向と高さあるいは深さを検知する。
このように障害物センサーシステム本体1およびインジケータ7を携帯することで、盲人は歩道上あるいはこの周辺部に存在する障害物Qを検知し当該障害物Qとの距離と反射の程度および位置する方向と高さあるいは深さを精度よく検知し、これをデジタル−アナログ変換してインジケータ7の警告発音手段4により音声にてアナウンスすれば良い。
P 盲人用杖
Q 障害物
B バンド
K ケース
V 腰ベルト
SW 送信用スイッチ
1 障害物センサーシステム本体
2 送信手段
3 受信手段
4 コントローラ
5 バッテリ
6 警告発音手段
7 インジケータ
8 電気コード
9、10 装着部材
Q 障害物
B バンド
K ケース
V 腰ベルト
SW 送信用スイッチ
1 障害物センサーシステム本体
2 送信手段
3 受信手段
4 コントローラ
5 バッテリ
6 警告発音手段
7 インジケータ
8 電気コード
9、10 装着部材
Claims (3)
- 超音波もしくは赤外線を発信させる送信手段、周辺の障害物から反射してきた超音波もしくは赤外線を受信する受信手段それぞれを備えた障害物センサーシステム本体と、該障害物センサーシステム本体と電気的に接続され、受信された超音波信号もしくは赤外線信号に基づいて作動する警告発音手段を有するインジケータとから成ることを特徴とする盲人用警告装置。
- 障害物センサーシステム本体は、腰ベルトに装着可能な、装着部材を設け、インジケータは、衣服のポケットへの収納装着、首への吊り装身、盲人用杖、その他の所持品への取り付け装着のいずれかを可能とする装着部材を具備して成る請求項1記載の盲人用警告装置。
- 前記インジケータは、携帯電話機に内蔵、または外付けして成る請求項1記載の盲人用警告装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006282202A JP2008099720A (ja) | 2006-10-17 | 2006-10-17 | 盲人用警告装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006282202A JP2008099720A (ja) | 2006-10-17 | 2006-10-17 | 盲人用警告装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=39434533
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006282202A Pending JP2008099720A (ja) | 2006-10-17 | 2006-10-17 | 盲人用警告装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2008099720A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101642405B (zh) * | 2009-06-19 | 2011-05-18 | 中国科学院声学研究所 | 一种超声导盲方法及其便携式超声导盲装置 |
CN102805449A (zh) * | 2011-06-03 | 2012-12-05 | 江苏新天工广告有限公司 | 带有语音提示装置的盲人鞋 |
JP2013009826A (ja) * | 2011-06-29 | 2013-01-17 | Akita Prefectural Univ | 視覚障害者用歩行支援装置 |
KR101284829B1 (ko) | 2011-10-12 | 2013-07-10 | 주식회사 에스원 | 탁상형 방범 장치 및 그 방법 |
KR101371423B1 (ko) | 2013-02-12 | 2014-03-10 | 동서대학교산학협력단 | 시각 장애인용 센서기반 스마트 벨트 및 그 방법 |
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JP2018121943A (ja) * | 2017-02-02 | 2018-08-09 | 株式会社今仙電機製作所 | 歩行支援機 |
CN109391872A (zh) * | 2018-12-07 | 2019-02-26 | 江苏新润阳智能科技集团有限公司 | 可红外线调控的音响 |
-
2006
- 2006-10-17 JP JP2006282202A patent/JP2008099720A/ja active Pending
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