JP2008098526A - 発光素子 - Google Patents

発光素子 Download PDF

Info

Publication number
JP2008098526A
JP2008098526A JP2006280731A JP2006280731A JP2008098526A JP 2008098526 A JP2008098526 A JP 2008098526A JP 2006280731 A JP2006280731 A JP 2006280731A JP 2006280731 A JP2006280731 A JP 2006280731A JP 2008098526 A JP2008098526 A JP 2008098526A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
light
light emitting
growth substrate
recess
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006280731A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Wada
聡 和田
Ryohei Inasawa
良平 稲沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP2006280731A priority Critical patent/JP2008098526A/ja
Publication of JP2008098526A publication Critical patent/JP2008098526A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Led Device Packages (AREA)
  • Led Devices (AREA)

Abstract

【課題】素子内部に蛍光体を配したものであっても、転位密度を小さくして素子の性能の悪化を抑制する。
【解決手段】発光層を有するエピタキシャル層14が成長基板11の表面11a上に形成されるLEDチップ1において、成長基板11の表面11aに形成された凹部11bと、成長基板11の凹部11bに配置され、発光層から発せられる光により励起されて波長変換光を発する蛍光体を含有した黄色蛍光部12と、成長基板11の表面11aを黄色蛍光部12とともに被覆し、エピタキシャル層14が成長可能な材料からなる被覆層13と、を備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、発光層を有するエピタキシャル層が成長基板の表面上に形成される発光素子に関する。
白色光を得る発光装置として、青色光を発するLEDチップと、この青色光を励起光とする黄色蛍光体を含みLEDチップを封止する封止樹脂と、を備えたものが知られている。しかし、この発光装置では、LEDチップの周囲に蛍光体を配するために、蛍光体の励起により樹脂層にて発せられる波長変換光の配光を制御することが困難である。
このような問題点が生じないLEDチップとして、LEDチップにおける半導体の基板上に蛍光体を含む層を形成するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のLEDチップによれば、サファイア基板の全面に蛍光体を含有するポリビニルアルコールをスピンコートし、マスクパターン形成後に紫外線露光により蛍光体層の一部を固化した後、不要な部分を有機溶剤で除去することにより、所定形状の蛍光体層が形成される。そして、蛍光体層を透明導電体膜に被覆した後、バッファ層、窒化ガリウム系半導体層が基板表面にエピタキシャル成長により形成される。
特開2002−170989号公報
しかしながら、特許文献1に記載のLEDチップでは、サファイア基板上にバッファ層、窒化ガリウム系半導体層を形成する際に、サファイア基板の表面における蛍光体層以外の部分のみから成長するため、エピタキシャル層の転移密度が大きくなり、素子の性能が悪化するという問題点がある。
本発明は、前記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、素子内部に蛍光体を配したものであっても、転位密度を小さくして素子の性能の悪化を抑制することのできる発光素子を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明では、
発光層を有するエピタキシャル層が成長基板の表面上に形成される発光素子において、
前記成長基板の前記表面に形成された凹部と、
前記成長基板の前記凹部に配置され、前記発光層から発せられる光により励起されて波長変換光を発する蛍光体を含有した蛍光部と、
前記成長基板の前記表面を前記蛍光部とともに被覆し、前記エピタキシャル層が成長可能な材料からなる被覆層と、を備えたことを特徴とする発光素子が提供される。
本発明の発光素子によれば、発光層から発せられた光が蛍光部へ入射すると、この光により励起された蛍光体から波長変換光が発せられる。そして、発光層から発せられた光のスペクトルと、蛍光体から発せられた光のスペクトルと、を重ね合わせたスペクトルの光が素子外部へ放射される。このように、発光素子から波長変換光が取り出されるので、発光装置における波長変換光の配光制御に有利である。これにより、従来の発光装置のように素子外部に蛍光体を含有した部材を設ける必要がないので、発光素子を備える発光装置の小型化を図ることができる。
さらに、エピタキシャル層の形成に際し、成長基板の表面を蛍光部とともに被覆した被覆層に全体的に成長されるため、転位密度の小さい良質な結晶を得ることができる。
また、上記発光素子において、
前記凹部は、前記表面上の所定方向について間隔をおいて形成されることが好ましい。
この発光素子によれば、凹部に配置される蛍光部が間隔をおいて形成されることから、発光層から発せられた光の一部が蛍光部へ入射し、他部が蛍光部へ入射することなく蛍光部の間隙から素子外部へ直接的に放射されることとなる。これにより、素子から放射される光のうち、発光層から発せられる光に対応するスペクトル成分については蛍光部を介さずに取り出すことができ、当該スペクトル成分の光量を大きくすることができる。また、蛍光部へ入射した光については、蛍光体にて波長変換されるとともに拡散されるので、蛍光体から発せられる波長変換光のスペクトル成分が、素子から放射される角度によって変化するようなことはなく、素子外部へ放射される光に色むら等が生じるようなことはない。
また、上記発光素子において、
前記エピタキシャル層は、AlInGa1−X−YN(0≦X≦1、0≦Y≦1、0≦X+Y≦1)であることが好ましい。
この発光素子によれば、エピタキシャル層の発光層からは、例えば紫外領域、青色領域、緑色領域等にピーク波長を有する光が発せられる。
また、上記発光素子において、
前記成長基板は、Alからなり、
前記被覆層は、Alからなることが好ましい。
この発光素子によれば、成長基板と被覆層が同じ材質であるので、成長基板と被覆層で熱膨張率及び屈折率が等しくなる。そして、成長基板と被覆層で熱膨張率が等しいと、製造時におけるエピタキシャル成長時の加熱により、これらの間で熱歪みを生じることがなく、素子製造時に不具合等が生じるようなことはない。また、成長基板と被覆層で熱膨張率が等しいことから、発光層から発せられる光がこれらの界面で反射することはなく、光取り出し効率を向上させることができる。
また、上記発光素子において、
前記被覆層は、AlNからなることが好ましい。
この発光素子によれば、エピタキシャル層を形成する際に、被覆層がバッファ層の役割を果たすので、実用に際して極めて有利である。
また、上記発光素子において、
前記被覆層は、スピンオンガラスであることが好ましい。
この発光素子によれば、被覆層を透明な単結晶とすることができる。
また、上記発光素子において、
前記蛍光部は、前記発光層から発せられる光についてフォトニック結晶を構成していることが好ましい。
この発光素子によれば、発光層から蛍光部へ入射した光について、光取り出し効率がさらに向上する。
また、上記発光素子において、
前記蛍光部は、拡散材を含有することが好ましい。
この発光素子によれば、蛍光体に加えて拡散材によっても光を拡散することができ、蛍光部から出射する光を効率良く拡散させることができる。
また、前記目的を達成するため、本発明では、
発光層を有するエピタキシャル層が成長基板の表面上に形成される発光素子において、
前記成長基板の前記表面に形成された第1凹部と、
前記成長基板の前記第1凹部に配置され、前記発光層から発せられる光により励起されて波長変換光を発する蛍光体を含有した第1蛍光部と、
前記成長基板と前記エピタキシャル層の間に配される中間層と、
前記中間層の表面に形成される第2凹部と、
前記中間層の前記第2凹部に配置され、前記発光層から発せられる光により励起されて波長変換光を発する蛍光体を含有した第2蛍光部と、
前記中間層の前記表面を前記第2蛍光部とともに被覆し、前記エピタキシャル層が成長可能な材料からなる被覆層と、を備えたことを特徴とする発光素子が提供される。
この発光素子によれば、発光層から発せられた光が第1蛍光部又は第2蛍光部へ入射すると、この光により励起された蛍光体からそれぞれ波長変換光が発せられる。そして、発光層から発せられた光のスペクトルと、第1蛍光部の蛍光体から発せられた光のスペクトルと、第2蛍光部の蛍光体から発せられた光のスペクトルと、を重ね合わせたスペクトルの光が素子外部へ放射される。このように、発光素子から波長変換光が取り出されるので、発光装置における波長変換光の配光制御に有利である。これにより、従来の発光装置のように素子外部に蛍光体を含有した部材を設ける必要がないので、発光素子を備える発光装置の小型化を図ることができる。
ここで、第1蛍光部と第2蛍光部とで同じピーク波長で発光する蛍光体を用いることにより、多段階の波長変換を行うことができ、波長変換効率の向上を図ることができる。また、第1蛍光部と第2蛍光部とで異なるピーク波長で発光する蛍光体を用いることにより、素子外部へ放射される光のスペクトルをブロードにすることができる。
さらに、エピタキシャル層の形成に際し、成長基板の表面を蛍光部とともに被覆した被覆層に全体的に成長されるため、転位密度の小さい良質な結晶を得ることができる。
本発明によれば、素子内部に蛍光体を配したものであっても、転位密度を小さくして素子の性能の悪化を抑制することができ、素子から放射される光量を従来よりも大きくすることができる。
図1及び図2は本発明の第1の実施形態を示すもので、図1はLEDチップの概略模式断面図、図2はLEDチップの成長基板の表面を示す成長基板の平面図である。
図1に示すように、このLEDチップ1は、フリップチップ型であり、チップ外部へ白色光を放射する。LEDチップ1は、成長基板11の表面11aに形成された凹部11bと、成長基板11の凹部11bに配置され、青色領域にピーク波長を有する光により励起されて波長変換光を発する黄色蛍光体を含有した黄色蛍光部12と、成長基板11の表面11aを黄色蛍光部12とともに被覆する被覆層13と、を備えている。また、LEDチップ1は、被覆層13上に成長されlInGa1−X−YN(0≦X≦1、0≦Y≦1、0≦X+Y≦1)で表されるエピタキシャル層14を備えている。エピタキシャル層14は、バッファ層15、n型層16、MQW(multiple-quantum well)層17及びp型層18がこの順に積層されている。そして、p電極20がp型層18上に形成され、n電極21がn型層16上に形成される。
本実施形態においては、成長基板11としてサファイア(Al)基板が用いられる。成長基板11の厚さは400μmである。尚、成長基板11はこれに限定されることはなく、スピネル、シリコン、炭化シリコン、酸化亜鉛、リン化ガリウム、ヒ化ガリウム、酸化ガリウム、酸化マグネシウム、酸化マンガン、III族窒化物系化合物半導体単結晶等からなる基板を用いてもよい。この成長基板11の表面11aに、化学的あるいは機械的に凹部11bが形成される。
凹部11bは、断面にて矩形状を呈し同方向へ延びるよう形成される。すなわち、凹部11bは、表面11a上の所定方向について間隔をおいて形成されている。本実施形態においては、凹部11bの幅方向寸法は500nmであり、深さ寸法は500nmとなっている。図2に示すように、凹部11bは、平面視にて成長基板11の表面11aにストライプ状に形成される。
凹部11bに配置される黄色蛍光部12は、例えば(Y,Gd)Al12:Ce3+、(Sr,Ba)SiO:Eu2+等からなる黄色蛍光体を含有した無機材料からなる。本実施形態においては、無機材料としてAlが用いられる。また、無機材料は、例えばシリカからなる拡散材を含有している。黄色蛍光部12は凹部11bに配置されていることから、幅方向寸法が500nm、深さ寸法が500nmとなっており、MQW層17の発光層から発せられる光のピーク波長の460nmとほぼ同じ寸法となっている。これにより、黄色蛍光部12は、発光層から発せられる光についてフォトニック結晶を構成している。黄色蛍光部12は、無機材料が混入された有機剤を表面11aに塗布し、焼成して有機剤を揮発させることにより形成される。
被覆層13は、厚さが1000nmのスピンオンガラスであり、成長基板11の表面11aをコーティングしている。ここで、スピンオンガラスとは、金属アルコキシドの溶液を塗布して、ゾルゲル反応により得られるガラスである。本実施形態においては、被覆層13は、透明で単結晶のAlからなり、AlInGa1−X−YN(0≦X≦1、0≦Y≦1、0≦X+Y≦1)からなるエピタキシャル層14を成長可能となっている。ここで、被覆層13は、スパッタにより形成してもよい。尚、本実施形態においては、被覆層13はAlであるが、例えばAlNであってもよく、エピタキシャル層14を成長可能であれば他の材料であってもよい。
バッファ層15は、被覆層13上にAlNを用いてMOCVD法で形成される。バッファ層15はこれに限定されることはなく、材料としてはGaN、InN、AlGaN、InGaN及びAlInGaN等を用いてもよい。また、製法としては分子線結晶成長法(MBE法)、ハイドライド系気相成長法(HVPE法)、スパッタ法、イオンプレーティング法、電子シャワー法等を用いてもよい。バッファ層15の厚さは30nmである。尚、前述のように被覆層13をAlNとした場合、バッファ層15としての役割を果たすので、実用に際して極めて有利である。
n型層16は、n型不純物としてSiをドープしたGaNからなる。本実施形態においてはn型層16をGaNで形成しているが、AlGaN、InGaN又はAlInGaNを用いてもよい。また、n型層16にn型不純物としてSiをドープしているが、n型不純物としてGe、Se、Te、C等を用いてもよい。
MQW層17は、複数の発光層とこれらの間に介在するバリア層とを有している。具体的に、発光層は、組成がIn0.12Ga0.88Nであり膜厚が2.5nmである。また、バリア層は、組成がGaNであり膜厚が3.0nmである。発光層から発せられる光により、黄色蛍光部12の蛍光体が励起される。
p型層18は、p型不純物としてMgをドープしたGaNからなる。本実施形態においてはp型層18をGaNで形成しているが、AlGaN、InGaN又はAlInGaNを用いてもよい。また、p型不純物としてMgをドープしているが、p側不純物としてZn、Be、Ca、Sr、Ba等を用いてもよい。
p電極20は例えばAuを含む材料で構成され、p型層18上に蒸着により形成される。また、n電極21は例えばV/Alの2層で構成され、p型層18、MQW層17及びn型層16の一部をエッチングにより除去して露出したn型層16上に蒸着により形成される。
以上のように構成されたLEDチップ1によれば、MQW層17の発光層から発せられた光が黄色蛍光部12へ入射すると、この光により励起された黄色蛍光体から波長変換光が発せられる。そして、発光層から発せられた青色光のスペクトルと、蛍光体から発せられた黄色光のスペクトルと、を重ね合わせたスペクトルの光がチップ外部へ放射される。すなわち、チップ外部へは白色光が放射される。このように、LEDチップ1から波長変換光が取り出されるので、発光装置における波長変換光の配光制御に有利である。これにより、従来の発光装置のようにチップ外部に蛍光体を含有した部材を設ける必要がないので、LEDチップ1を備える発光装置の小型化を図ることができる。
さらに、エピタキシャル層14の形成に際し、成長基板11の表面11aを黄色蛍光部12とともに被覆した被覆層13に全体的に成長されるため、転位密度の小さい良質な結晶を得ることができる。従って、チップ内部に蛍光体を配しても、転位密度を小さくしてチップの性能の悪化を抑制することができ、チップから放射される光量を従来よりも大きくすることができる。
また、本実施形態のLEDチップ1によれば、成長基板11と被覆層13が同じ材質であるので、成長基板11と被覆層13で熱膨張率及び屈折率が等しくなる。そして、成長基板11と被覆層13で熱膨張率が等しいと、製造時におけるエピタキシャル成長時の加熱により、これらの間で熱歪みを生じることがなく、素子製造時に不具合等が生じるようなことはない。また、成長基板11と被覆層13で熱膨張率が等しいことから、発光層から発せられる光がこれらの界面で反射することはなく、光取り出し効率を向上させることができる。
また、本実施形態のLEDチップ1によれば、凹部11bに配置される黄色蛍光部12が間隔をおいて形成されることから、発光層から発せられた青色光の一部が黄色蛍光部12へ入射し、他部が黄色蛍光部12へ入射することなく黄色蛍光部12の間隙からチップ外部へ直接的に放射されることとなる。これにより、青色光に対応するスペクトル成分については黄色蛍光部12を介さずに取り出すことができ、青色のスペクトル成分の光量を大きくすることができる。また、黄色蛍光部12へ入射した光については、蛍光体にて波長変換されるとともに拡散されるので、蛍光体から発せられる黄色のスペクトル成分が、チップから放射される角度によって変化するようなことはなく、チップ外部へ放射される白色光に、青色成分と黄色成分の色むら等が生じるようなことはない。黄色蛍光部12が拡散材を含有しているので、黄色蛍光部12へ入射した光は蛍光体に加えて拡散材によっても拡散され、黄色蛍光部12から出射する光を効率良く拡散させることができる。
また、本実施形態のLEDチップ1によれば、黄色蛍光部12がフォトニック結晶であるので、発光層から黄色蛍光部12へ入射した光について、光取り出し効率がさらに向上する。
尚、前記実施形態においては、黄色蛍光部12を平面視にてストライプ状となるよう形成したものを示したが、例えば、図3に示すように、凹部11bを平面視にて方形状に形成して、黄色蛍光部12を表面11a上に点在させたものであってもよい。図3には、正方形状の黄色蛍光部12が、縦方向及び横方向に間隔をおいて並んで形成されたものを示している。このように、黄色蛍光部12の配置状態、形状等は任意であり、適宜に変更することが可能である。
また、前記実施形態においては、発光層から発せられる青色光と、黄色蛍光部12から発せられる黄色光との組み合わせにより白色光を得るものを示したが、例えば、図4に示すように、間隔をおいて形成されている凹部11bに緑色蛍光部32と赤色蛍光部42を交互に配置し、青色光と、緑色光及び赤色光の組み合わせにより白色光を得るようにしてもよい。さらに、MQW層17から発せられる光を紫外光とし、青色蛍光体と、緑色蛍光体及び赤色蛍光体とを組み合わせることにより白色光を実現することもできる。
図5及び図6は本発明の第2の実施形態を示すもので、図5はLEDチップの概略模式断面図、図6はLEDチップの中間層の表面を示す中間層の平面図である。
図5に示すように、このLEDチップ101は、フリップチップ型であり、チップ外部へ白色光を放射する。LEDチップ101は、成長基板111の表面111aに形成された第1凹部11bと、成長基板111の第1凹部111bに配置され、青色領域にピーク波長を有する光により励起されて波長変換光を発する赤色蛍光体を含有した赤色蛍光部142と、成長基板111の表面111aを赤色蛍光部142とともに被覆する第1被覆層113と、を備えている。また、LEDチップ101は、第1被覆層113上に設けられる中間層119と、中間層119の表面119aに形成された第2凹部119bと、中間層119の第2凹部119bに配置され、青色領域にピーク波長を有する光により励起されて波長変換光を発する緑色蛍光体を含有した緑色蛍光部132と、中間層119の表面119aを緑色蛍光部132とともに被覆する第2被覆層123と、を備えている。さらに、LEDチップ101は、第2被覆層123上に成長されlInGa1−X−YN(0≦X≦1、0≦Y≦1、0≦X+Y≦1)で表されるエピタキシャル層114を備えている。エピタキシャル層114は、バッファ層115、n型層116、MQW層117及びp型層118がこの順に積層されている。そして、p電極120がp型層118上に形成され、n電極121がn型層116上に形成される。
本実施形態においては、成長基板111としてサファイア(Al)基板が用いられる。成長基板111の厚さは400μmである。
第1凹部111bは、断面にて矩形状を呈し同方向へ延びるよう形成される。すなわち、第1凹部111bは、表面111a上の所定方向について間隔をおいて形成されている。本実施形態においては、第1凹部111bの幅方向寸法は500nmであり、深さ寸法は500nmとなっている。図2に示すように、第1凹部111bは、平面視にて成長基板111の表面111aにストライプ状に形成される。
第1凹部111bに配置される第1蛍光部としての赤色蛍光部142は、例えばα−サイアロン:Eu2+、CaAlSiN:Eu2+等からなる赤色蛍光体を含有した無機材料からなる。本実施形態においては、無機材料としてAlが用いられる。また、無機材料は、例えばシリカからなる拡散材を含有している。赤色蛍光部142は第1凹部111bに配置されていることから、幅方向寸法が500nm、深さ寸法が500nmとなっており、MQW層117の発光層から発せられる光のピーク波長の460nmとほぼ同じ寸法となっている。これにより、赤色蛍光部142は、発光層から発せられる光についてフォトニック結晶を構成している。
第1被覆層113は、厚さが1000nmのスピンオンガラスであり、成長基板111の表面111aをコーティングしている。本実施形態においては、被覆層113は、透明で単結晶のAlからなる。
中間層119は、厚さが1000nmのアルミナ(Al)からなる。第2凹部119bは、断面にて矩形状を呈し同方向へ延びるよう形成される。すなわち、第2凹部119bは、中間層119上の所定方向について間隔をおいて形成されている。本実施形態においては、第2凹部119bの幅方向寸法は500nmであり、深さ寸法は500nmとなっている。図6に示すように、第2凹部119bは、平面視にて中間層119の表面119aに、第1凹部111bと平行なストライプ状に形成される。本実施形態においては、図6に示すように、第1凹部111bと第2凹部119bは、平面視にて重ならないよう配置されている。
第2凹部119bに配置される第2蛍光部としての緑色蛍光部132は、例えば(Y,Gd)Al12:Ce3+、(Sr,Ba)SiO:Eu2+等からなる赤色蛍光体を含有した無機材料からなる。本実施形態においては、無機材料としてAlが用いられる。また、無機材料は、例えばシリカからなる拡散材を含有している。緑色蛍光部132は第2凹部119bに配置されていることから、幅方向寸法が500nm、深さ寸法が500nmとなっており、MQW層117の発光層から発せられる光のピーク波長の460とほぼ同じ寸法となっている。これにより、緑色蛍光部132は、発光層から発せられる光についてフォトニック結晶を構成している。
第2被覆層123は、厚さが1000nmのスピンオンガラスであり、中間層119の表面119aをコーティングしている。本実施形態においては、被覆層123は、透明で単結晶のAlからなり、AlInGa1−X−YN(0≦X≦1、0≦Y≦1、0≦X+Y≦1)からなるエピタキシャル層14を成長可能となっている。
バッファ層115は、第2被覆層123上にAlNを用いてMOCVD法で形成される。また、n型層116は、n型不純物としてSiをドープしたGaNからなる。
MQW層17は、複数の発光層とこれらの間に介在するバリア層とを有している。具体的に、発光層は、組成がIn0.12Ga0.88Nであり膜厚が2.5nmである。また、バリア層は、組成がGaNであり膜厚が3.0nmである。発光層から発せられる光により、緑色蛍光部132及び赤色蛍光部142の蛍光体が励起される。
p型層118は、p型不純物としてMgをドープしたGaNからなる。p電極120はp型層18上に蒸着により形成され、n電極21はn型層16上に蒸着により形成される。
以上のように構成されたLEDチップ101によれば、発光層から発せられた光が緑色蛍光部132又は赤色蛍光部142へ入射すると、この光により励起された蛍光体からそれぞれ波長変換光が発せられる。そして、発光層から発せられた青色光のスペクトルと、緑色蛍光体から発せられた緑色光のスペクトルと、赤色蛍光体から発せられた赤色光のスペクトルと、を重ね合わせたスペクトルの光がチップ外部へ放射される。すなわち、チップ外部へは、青色、緑色及び赤色にピークを有するブロードなスペクトル特性を有する白色光が放射される。
また、本実施形態のLEDチップ101によれば、成長基板111から第2被覆層123まで同じ材質であるので、成長基板111から第2被覆層123まで熱膨張率及び屈折率が等しくなる。そして、成長基板111から第2被覆層123で熱膨張率が等しいと、製造時におけるエピタキシャル成長時の加熱により、これらの間で熱歪みを生じることがなく、素子製造時に不具合等が生じるようなことはない。また、成長基板111から第2被覆層123で熱膨張率が等しいことから、発光層から発せられる光がこれらの界面で反射することはなく、光取り出し効率を向上させることができる。このように、多層構造であっても、熱的、光学的に不具合を生じるようなことはない。
また、本実施形態のLEDチップ1によれば、緑色蛍光部132及び赤色蛍光部142がそれぞれ間隔をおいて配置されているので、MQW層117から青色光をチップ外部へ直接的に取り出すことができる。さらに、緑色蛍光部132と赤色蛍光部142とが平面視で重ならないようにしたので、緑色蛍光部132で波長変換された光の赤色蛍光部142への入射量を小さくし、緑色光の減衰を抑制することができる。
尚、第2の実施形態においては、緑色蛍光部132及び赤色蛍光部142を平面視にてストライプ状となるよう形成したものを示したが、例えば、図7に示すように、第1凹部111b及び第2凹部119bを平面視にて方形状に形成して、緑色蛍光部132及び赤色蛍光部142を点在させたものであってもよい。図7には、正方形状の緑色蛍光部132及び赤色蛍光部142が、互いに平面視にて重ならないように、縦方向及び横方向に間隔をおいて並んで形成されたものを示している。
また、第2の実施形態においても、第1の実施形態と同様に、青色光と黄色光の組み合わせにより白色光を得る構成とすることができる。この場合、図8に示すように、第1凹部111b及び第2凹部119bに第1蛍光部及び第2蛍光部として黄色蛍光部112を配置すればよい。この構成によれば、同じピーク波長で発光する蛍光体を用いることにより、多段階の波長変換を行うことができ、波長変換効率の向上を図ることができる。
また、第2の実施形態においては、2段階で波長変換を行うものを示したが、3段階以上で波長変換を行うようにしてもよい。要は、成長基板に第1蛍光部用の「第1凹部」が形成され、成長基板とエピタキシャル層との間に中間層が配されるとともに、中間層に第2蛍光部用の「第2凹部」が形成され、中間層がエピタキシャル成長可能な被覆層により被覆されていればよい。従って、図9に示すような3段階での波長変換も可能である。尚、図9においては、凹部が3つ形成されており、最もエピタキシャル層214に近い凹部(図中、第3凹部233b)が、ここでいうところの「第2凹部」に相当する。
図9のLEDチップ201は、成長基板211の表面211aに第1凹部211bが形成され、第1凹部211bに赤色蛍光部242が配される。成長基板211の表面211a上には第1被覆層213を介して第1中間層219が設けられ、第1中間層219に緑色蛍光部232が配置される第2凹部219bが形成される。さらに、第1中間層219上には第2被覆層223を介して第2中間層229が設けられ、第2中間層229に青色蛍光部252が配置される第3凹部229bが形成される。第2中間層229の表面229a上には、エピタキシャル層214を成長可能な材料からなる第3被覆層233が設けられる。エピタキシャル層214は、バッファ層215、n型層216、MQW層217及びp型層218がこの順に積層されている。そして、p電極220がp型層218上に形成され、n電極221がn型層216上に形成される。MQW層217の発光層からは紫外領域にピーク波長を有する光が発せられ、この紫外光により青色蛍光部252、緑色蛍光部232及び赤色蛍光部242にて蛍光体が励起されて波長変換光が発せられるようになっている。
また、第1及び第2の実施形態においては、フリップチップ型のLEDチップ1に本発明を適用したものを示したが、フェイスアップ型のLEDチップに本発明を適用可能であることは勿論であるし、例えばLDチップのようなLEDチップ以外の発光素子にも適用可能である。
また、第1及び第2の実施形態においては、凹部が断面にて矩形状を呈するものを示したが、例えばハーフパイプ状やV字状に形成されたものであってもよい。さらに、各実施形態における各部の材質、寸法等は適宜に変更可能であるし、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
本発明の第1の実施形態を示すLEDチップの概略模式断面図である。 LEDチップの成長基板の表面を示す成長基板の平面図である。 変形例を示す成長基板の平面図である。 変形例を示すLEDチップの概略模式断面図である。 本発明の第2の実施形態を示すLEDチップの概略模式断面図である。 LEDチップの中間層の表面を示す中間層の平面図である。 変形例を示す中間層の平面図である。 変形例を示すLEDチップの概略模式断面図である。 変形例を示すLEDチップの概略模式断面図である。
符号の説明
1 LEDチップ
11 成長基板
11a 表面
11b 凹部
12 黄色蛍光部
13 被覆層
14 エピタキシャル層
15 バッファ層
16 n型層
17 MQW層
18 p型層
20 p電極
21 n電極
32 緑色蛍光部
42 赤色蛍光部
101 LEDチップ
111 成長基板
111a 表面
111b 第1凹部
112 黄色蛍光部
113 第1被覆層
114 エピタキシャル層
115 バッファ層
116 n型層
117 MQW層
118 p型層
119 中間層
119a 表面
119b 第2凹部
120 p電極
121 n電極
123 第2被覆層
132 緑色蛍光部
142 赤色蛍光部
201 LEDチップ
211 成長基板
211a 表面
211b 第1凹部
213 第1被覆層
214 エピタキシャル層
215 バッファ層
216 n型層
217 MQW層
218 p型層
219 第1中間層
219b 第2凹部
220 p電極
221 n電極
223 第2被覆層
229 第2中間層
229a 表面
232 緑色蛍光部
233 第3被覆層
233b 第3凹部
242 赤色蛍光部
252 青色蛍光部

Claims (9)

  1. 発光層を有するエピタキシャル層が成長基板の表面上に形成される発光素子において、
    前記成長基板の前記表面に形成された凹部と、
    前記成長基板の前記凹部に配置され、前記発光層から発せられる光により励起されて波長変換光を発する蛍光体を含有した蛍光部と、
    前記成長基板の前記表面を前記蛍光部とともに被覆し、前記エピタキシャル層が成長可能な材料からなる被覆層と、を備えたことを特徴とする発光素子。
  2. 前記凹部は、前記表面上の所定方向について間隔をおいて形成されることを特徴とする請求項1に記載の発光素子。
  3. 前記エピタキシャル層は、AlInGa1−X−YN(0≦X≦1、0≦Y≦1、0≦X+Y≦1)であることを特徴とする請求項1または2に記載の発光素子。
  4. 前記成長基板は、Alからなり、
    前記被覆層は、Alからなることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の発光素子。
  5. 前記被覆層は、AlNからなることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の発光素子。
  6. 前記被覆層は、スピンオンガラスであることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の発光素子。
  7. 前記蛍光部は、前記発光層から発せられる光についてフォトニック結晶を構成していることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の発光素子。
  8. 前記蛍光部は、拡散材を含有することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の発光素子。
  9. 発光層を有するエピタキシャル層が成長基板の表面上に形成される発光素子において、
    前記成長基板の前記表面に形成された第1凹部と、
    前記成長基板の前記第1凹部に配置され、前記発光層から発せられる光により励起されて波長変換光を発する蛍光体を含有した第1蛍光部と、
    前記成長基板と前記エピタキシャル層の間に配される中間層と、
    前記中間層の表面に形成される第2凹部と、
    前記中間層の前記第2凹部に配置され、前記発光層から発せられる光により励起されて波長変換光を発する蛍光体を含有した第2蛍光部と、
    前記中間層の前記表面を前記第2蛍光部とともに被覆し、前記エピタキシャル層が成長可能な材料からなる被覆層と、を備えたことを特徴とする発光素子。
JP2006280731A 2006-10-13 2006-10-13 発光素子 Pending JP2008098526A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006280731A JP2008098526A (ja) 2006-10-13 2006-10-13 発光素子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006280731A JP2008098526A (ja) 2006-10-13 2006-10-13 発光素子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008098526A true JP2008098526A (ja) 2008-04-24

Family

ID=39381028

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006280731A Pending JP2008098526A (ja) 2006-10-13 2006-10-13 発光素子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008098526A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010092972A1 (ja) * 2009-02-13 2010-08-19 電気化学工業株式会社 Led発光素子用複合材料基板、その製造方法及びled発光素子
KR20110055581A (ko) * 2008-09-10 2011-05-25 브리지럭스 인코포레이티드 다층 led 형광체
WO2011132239A1 (ja) * 2010-04-21 2011-10-27 パナソニック株式会社 発光素子
WO2013008556A1 (ja) * 2011-07-12 2013-01-17 丸文株式会社 発光素子及びその製造方法
US9806229B2 (en) 2014-03-06 2017-10-31 Marubun Corporation Deep ultraviolet LED and method for manufacturing the same
JP2018014532A (ja) * 2017-09-29 2018-01-25 株式会社東芝 半導体装置
US9929311B2 (en) 2013-07-17 2018-03-27 Marubun Corporation Semiconductor light emitting element and method for producing the same
US9929317B2 (en) 2015-01-16 2018-03-27 Marubun Corporation Deep ultraviolet LED and method for manufacturing the same
US10056526B2 (en) 2016-03-30 2018-08-21 Marubun Corporation Deep ultraviolet LED and method for manufacturing the same
US10680134B2 (en) 2015-09-03 2020-06-09 Marubun Corporation Deep ultraviolet LED and method for manufacturing the same
US11309454B2 (en) 2018-01-26 2022-04-19 Marubun Corporation Deep ultraviolet LED and method for producing the same

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20110055581A (ko) * 2008-09-10 2011-05-25 브리지럭스 인코포레이티드 다층 led 형광체
JP2012502488A (ja) * 2008-09-10 2012-01-26 ブリッジラックス インコーポレイテッド 多層led蛍光体
TWI577934B (zh) * 2008-09-10 2017-04-11 普瑞光電股份有限公司 多層式發光二極體螢光層
KR101650594B1 (ko) * 2008-09-10 2016-08-23 브리지럭스 인코포레이티드 다층 led 형광체
US9387532B2 (en) 2009-02-13 2016-07-12 Denka Company Limited Composite substrate for LED light emitting element, method of production of same, and LED light emitting element
CN102318093A (zh) * 2009-02-13 2012-01-11 电气化学工业株式会社 用于led发光元件的复合材料基板、其制造方法及led发光元件
JP5713684B2 (ja) * 2009-02-13 2015-05-07 電気化学工業株式会社 Led発光素子用複合材料基板、その製造方法及びled発光素子
WO2010092972A1 (ja) * 2009-02-13 2010-08-19 電気化学工業株式会社 Led発光素子用複合材料基板、その製造方法及びled発光素子
WO2011132239A1 (ja) * 2010-04-21 2011-10-27 パナソニック株式会社 発光素子
JP2011228513A (ja) * 2010-04-21 2011-11-10 Panasonic Corp 発光素子
CN102844893A (zh) * 2010-04-21 2012-12-26 松下电器产业株式会社 发光元件
US9349918B2 (en) 2011-07-12 2016-05-24 Marubun Corporation Light emitting element and method for manufacturing same
JP5315513B2 (ja) * 2011-07-12 2013-10-16 丸文株式会社 発光素子及びその製造方法
WO2013008556A1 (ja) * 2011-07-12 2013-01-17 丸文株式会社 発光素子及びその製造方法
US9929311B2 (en) 2013-07-17 2018-03-27 Marubun Corporation Semiconductor light emitting element and method for producing the same
US9806229B2 (en) 2014-03-06 2017-10-31 Marubun Corporation Deep ultraviolet LED and method for manufacturing the same
US9929317B2 (en) 2015-01-16 2018-03-27 Marubun Corporation Deep ultraviolet LED and method for manufacturing the same
US10680134B2 (en) 2015-09-03 2020-06-09 Marubun Corporation Deep ultraviolet LED and method for manufacturing the same
US10950751B2 (en) 2015-09-03 2021-03-16 Marubun Corporation Deep ultraviolet LED and method for manufacturing the same
US10056526B2 (en) 2016-03-30 2018-08-21 Marubun Corporation Deep ultraviolet LED and method for manufacturing the same
JP2018014532A (ja) * 2017-09-29 2018-01-25 株式会社東芝 半導体装置
US11309454B2 (en) 2018-01-26 2022-04-19 Marubun Corporation Deep ultraviolet LED and method for producing the same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008098526A (ja) 発光素子
JP6595055B2 (ja) 発光デバイス及び波長変換材料を含む光共振器
KR100723233B1 (ko) 백색 발광 소자
US7939843B2 (en) Light emitting device and high refractive index layer
KR101361435B1 (ko) 반도체 발광 장치 및 그 제조 방법
TWI517447B (zh) 半導體發光裝置
US9935244B2 (en) Light emitting device including a filter and a protective layer
JP6419077B2 (ja) 波長変換発光デバイス
RU2006103270A (ru) Метод выращивания неполярных эпитаксиальных гетероструктур на основе нитрида галлия
KR100901369B1 (ko) 백색 발광다이오드 칩 및 그 제조 방법
JP2011108859A (ja) Iii族窒化物化合物半導体発光素子
JP2019537255A (ja) 少なくとも1つのオプトエレクトロニクス半導体部品の製造方法およびオプトエレクトロニクス半導体部品
KR101288367B1 (ko) 백색광 발광 다이오드 및 그 제조방법
US11233180B2 (en) Phosphor converted LED with high color quality
JP2008041807A (ja) 白色光源
JP2007142318A (ja) 発光素子
JP3646732B2 (ja) フィルタ付き半導体発光素子
JP7227528B2 (ja) 半導体発光装置
US20230395760A1 (en) Passivation structures for light-emitting diode chips
JP2008016591A (ja) 半導体発光素子
KR101019301B1 (ko) 형광체를 포함하는 발광다이오드의 제조방법
TW202349751A (zh) 用於發光二極體晶片的鈍化結構
TW202412339A (zh) 用於將發光二極體晶片調光的金屬層