JP7227528B2 - 半導体発光装置 - Google Patents

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本発明は、発光ダイオード(Light Emitting Diode, LED)を用いた半導体発光装置およびその製造方法に関する。特に、配光特性が求められる光源装置において好適に用いられる半導体発光装置およびその製造方法に関する。
発光ダイオード(以下「LED」と略称する。)は、高い発光効率、低い消費電力および長寿命であるという観点から、照明用装置をはじめ、光通信装置、プリンタやスキャナなどの様々な応用製品の光源として採用されている。現在主流とされる白色LEDは、波長のピークが450nm前後の青色LEDと、その青色光を550nm前後の波長に変換する黄色蛍光体との組み合わせに基づいて、単一のLED素子(シングルチップ)のみによる白色光が実現されている。また、蛍光体の波長変換帯域を広くしまたは任意に選択し、あるいは蛍光体を塗布しないLED素子を加えることで、演色性に優れた良質の照明光を得ることが可能である。
光源装置の回路基板に面実装されるタイプのLED素子は、サファイア等の成長基板上にp型およびn型の半導体層をエピタキシャル成長させ、その後に導電体からなるp電極およびn電極を各半導体層に積層させた基本構造を有している。チップパッケージのサブストレートや光源装置の回路基板(本明細書ではこれらを総称して「実装基板」という。)上にLED素子を面実装するひとつの方法にフェース・ダウン(FD)実装がある。フェース・ダウンとは、半導体層の積層方向と光の取り出し方向とを逆転させた向きにLED素子を実装する方法である。なお、半導体層の積層方向と光の取り出し方向とが一致する実装方法はフェース・アップ(FU)といわれている。
たとえば特許文献1には、LEDがキャリア基板(実装基板に相当)にフェース・ダウン実装される構造が開示されている。特許文献1の実装方法によれば、LEDをキャリア基板にフリップチップ実装後、バンプ状の電極間にアンダーフィルが注入される。このアンダーフィルがLEDのエピタキシャル構造体(本明細書でいう半導体層)の側面まで延びて硬化することで、キャリア基板に実装されたLEDの支持剛性が高められている。
特開2006-344971号公報
ところで、光学レンズを用いて、光の広がり方、方向など配光特性を制御する照明器具において、発光面積が小さく正面の輝度が高い、かつ、配光色温度差の小さい配光特性をもつ、いわゆる点光源の発光装置が好ましいとされている。そのため、従来のLEDを用いた半導体発光装置では、発光素子に、レンズを設置されたものが用いられている。発光素子に、レンズを設置することで、光の取り出し効率を上げて、正面の輝度を高くしている。しかし、レンズが必要とされるため、レンズを形成させる工程が必要とされていた。
本発明は、かかる従来の課題にかんがみてなされたものであり、簡素な構造で実現でき、発光素子のエッジ方向への光漏れを抑制して光源の配光特性を良好とする、半導体発光装置およびその製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、半導体層と、前記半導体層の下面側に形成される電極と、前記半導体層の外縁を囲む枠状部であって、前記半導体層の上面に対し垂直の方向において当該上面に対し一定の高さを有し、かつ、前記上面に沿う方向においてその上端部分に一定の幅を有する枠状部であって、少なくとも一部が前記半導体層の外縁に接して形成される枠状部と、を備える半導体発光装置である。
また、本発明は、成長基板上に半導体層を有し前記半導体層上に電極を有する複数の発光素子を、前記成長基板の一面がシートに接して所定の間隔をおいて配置するステップと、前記複数の発光素子のそれぞれの成長基板の間隙を埋めるように絶縁部材を配置するステップと、前記絶縁部材の一部を残して前記成長基板の間隙に溝を形成するステップと、前記成長基板を剥離するステップと、を含む、半導体発光装置の製造方法である。
また、本発明は、成長基板上に半導体層を積層し所定の間隔をおいて複数の発光素子を配列して形成した半導体ウェハを準備するステップと、隣接する前記各半導体層の間の位置で、前記成長基板に溝を加工するステップと、前記成長基板の前記溝を埋めるように絶縁部材を配置するステップと、前記成長基板を剥離するステップと、前記絶縁部材の一部を残して前記溝の位置で前記各発光素子を切り出すステップと、を含む、半導体発光装置の製造方法である。
本発明の半導体発光装置によれば、簡素な構造で実現でき、エッジ方向への光漏れを抑制して光源の配光特性を良好とすることができる。また、本発明の半導体発光装置の製造方法によれば、工程数が少なく量産性に優れた高品質の半導体発光装置を得ることができる。
本発明の第1の実施形態による半導体発光装置の断面構造を模式的に示す図である。 図1に示した第1の実施形態による半導体発光装置を光取り出し面側から見た平面図である。 第1の実施形態による半導体発光装置の作用を説明するための図である。 第1の実施形態による半導体発光装置を製造する方法を説明するための製造工程図である。 本発明の第2の実施形態による半導体発光装置の断面構造を模式的に示す図である。 第2の実施形態による半導体発光装置の作用を説明するための図である。 第2の実施形態による半導体発光装置を製造する方法を説明するための製造工程図である。 第3の実施形態による、半導体発光装置を製造する方法を説明するための製造工程図である。 第4の実施形態による、光源装置の断面を模式的に示す図である。 第5の実施形態による半導体発光装置の断面構造を模式的に示す図である。 第5の実施形態の変形例による半導体発光装置の断面構造を模式的に示す図である。 第5の実施形態の他の変形例による半導体発光装置の断面構造を模式的に示す図である。 第6の実施形態による半導体発光装置の断面構造を模式的に示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態を説明する。なお、参照される各図を通し、同一の各構成要素および形態は異なるが対応関係がある各構成要素に対しては同一の符号が付されている。また、以下説明する実施形態はあくまでも例示であり、発明がこれらの具体的態様に限定されるものではない。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態による半導体発光装置10の断面構造を模式的に示す図である。半導体発光装置10は、発光素子であるLEDを構成する半導体層11と、半導体層11の下面側にそれぞれ形成されるp電極12およびn電極13とを備える。半導体層11の上面に接して、波長変換部15を配置してもよい。
なお、半導体層11の「上面」および「下面」という表現は、本明細書において光取り出し面側を上、電極が形成される底面側を下と定義した場合における、相対的な意味で用いるのに過ぎない。すなわち「上」および「下」が絶対的な上下の意味で解釈されることを意図するものではない。
半導体層11は、図1に詳細に示されるように、n型半導体層111、活性層112およびp型半導体層113が順に積層されたpnダブルヘテロ構造を有している。半導体層11は、たとえば窒化物系化合物半導体(一般式がInxAlyGa1-x-yN(0≦x、0≦y、x+y≦1))であるたとえばGaN系の青色LEDからなる。LEDを構成する半導体層11が、他のたとえばZnSe系、InGaAs系、AlInGaP系などの化合物半導体からなるものであってもよい。半導体層11は、たとえば有機金属化学気相成長(Metal Organic Chemical Vapor Deposition, MOCVD)法によって、サファイア等の図示しない成長基板上に順次積層して形成することができる。またその他の気相または液相成長法を用いて半導体層11を形成してもよい。
LEDのアノードと電気的に接続されるp電極12は、p型半導体層113に電気的に接合して設けられる。一方、カソードと電気的に接続されるn電極13は、n型半導体層111に電気的に接合して設けられる。p電極12およびn電極13は、図示しない実装基板に向けて突出するバンプとして形成される。たとえば、p型およびn型半導体層113、111のそれぞれの所定位置にスパッタリング等によりアンダー・バリア・メタル(UBM)を成膜し、成膜したUBM上に濡れ性の良い導電性金属であるたとえばAuをメッキすることにより、バンプ状のp電極12およびn電極13が得られる。
半導体発光装置10では、半導体層11に順方向の電流が供給されることにより活性層112にキャリアが移動して閉じ込められ、そこでキャリアの再結合が効率良く起こり光が放出される。このため、活性層112は発光層ともいわれる。
また、高輝度のLEDを実現するために、p型半導体層113の下面に光反射層114を設けてもよい。光反射層114は、たとえば、p型半導体の一部として形成したDBR(Distributed Bragg Reflector)を用いることができる。DBRは、空間周期がλ/2nの回折格子である(ここで、λは真空における光の波長、nは媒体(具体的にはp型半導体層)における屈折率である。)。すなわち、DBRからなる光反射層114は、活性層112から実装基板側へ放出された波長λの光を、反対側の上面である光取り出し面側に回折させる一方で、順方向の駆動電流を活性層112およびn型半導体層111に供給することができる。これにより、配光特性を良好とし、光の取り出し効率を向上させることができる。
本発明の実施形態によれば、半導体発光装置10は、半導体層11の外縁を囲むように形成された枠状部14aを備えることを特徴としている。この枠状部14aは、p電極12およびn電極13の間を埋めるように配置される絶縁部材14の一部として、半導体層11の外縁に形成される。
詳細には、図1に示されるように、枠状部14aは、半導体層11の上面11aに対し垂直の方向において当該上面11aに対し一定の高さHを有し、かつ、上面11aに沿う水平方向において枠状部14aの上端部分に一定の幅Wを有している。半導体層11に接する位置から上方に位置する枠状部14aの内側面は、半導体層11の上面11aに対し垂直の面として形成される。また、枠状部14aの外壁面14bは、当該半導体発光装置10が実装される図示しない実装基板、またはその実装基板へ実装される側の面(実装面)に対し直交するか、または垂直な面として形成されることが好ましい。
枠状部14aを含む絶縁部材14は、光反射性を有する絶縁材料から形成される。具体的に、絶縁部材14の主成分は、たとえばシリコーン樹脂等の熱硬化性樹脂であることが好ましい。また、絶縁部材14の絶縁材料は、熱硬化性樹脂にTi、Zr、Nb、Al、Siからなる群から選択される1種の酸化物、若しくはAlN、MgFの少なくとも1種であり、具体的にはTiO、ZrO、Nb、Al、MgF、AlN、SiOよりなる群から選択される少なくとも1種を混合してなることが好ましい。これにより、絶縁部材14に適した電気的絶縁性、機械的強度に加えて光反射性を与えることができる。
図2は、図1に示した半導体発光装置10を光取り出し面(半導体層の上面11a)側から見た平面図である。図2に示されるように、半導体発光装置10は平面視において四角形を有し、その枠状部14aがLEDの光取り出し面(半導体層の上面11a)のエッジ(外縁)を囲むように四角形の枠状に形成されている。
波長変換部15は蛍光体材料を含有する樹脂からなることが好ましい。また、波長変換部15は、必ずしも蛍光体材料を含有している必要はなく、拡散材(フィラーなど)や着色材(顔料など)を含有する樹脂であってもよい。波長変換部15は一定の厚みH’ を有している。図1から容易に判るように、底面である実装面からの波長変換部15の上面までの高さは枠状部14aのそれよりも高い(つまりH’ >H)。上述したように枠状部14aは光反射性を有する絶縁材料から形成されている。このため、半導体層11からエッジ方向に放出された光の一部が枠状部14aの内側面で反射する(図3参照)。これにより、半導体発光装置10から放出される光の広がりを抑え、エッジ方向への光漏れを抑制して光源の配光特性を良好にすることができる。
また、p電極12およびn電極13の間を埋める絶縁部材14がLED発光素子の全体をパッケージングする構造により、従来必要とされた基板実装時または基板実装後のアンダーフィリングの必要性がなくなる。また、絶縁部材14の一部をなす枠状部14aが一定の高さHおよび幅Wを有して半導体層11の外縁を囲むことにより、簡素な構造でありながら従来よりも横からの外力や応力に対する剛性が高められている。また、一定の高さを有する枠状部14aが波長変換部15の側面にまで延びて支持することにより、波長変換部15の剥離や損傷も防ぐことができる。
次に、上述した第1の実施形態による半導体発光装置10を製造する方法を図4を参照しながら説明する。
はじめに、成長基板31上に半導体層11を積層し、所定の間隔をおいて複数の発光素子32、32、…を配列し、それぞれの発光素子32に所定の電極や保護膜等を形成した半導体ウェハ30を準備する(図4a参照)。半導体層11が窒化物系化合物半導体である、たとえばGaN系の青色LEDの場合には、成長基板31としてサファイアの単結晶ウェハが好適に用いられる。
図1に既に示した半導体層11は、n型半導体層111をたとえばSiをドーパントとして用いたGaNから形成でき、p型半導体層113をたとえばMgまたはZnをドーパントとして用いたGaNから形成でき、活性層112をたとえばGaNまたはInGaNから形成することができる。また、青色LEDを構成するために、半導体層11をInAlGaN系化合物で形成することができる。
半導体層11は、たとえばMOCVD法またはその他の気相成長法により、n型半導体層111、活性層112およびp型半導体層113を順次、成長基板31上にエピタキシャル成長させることで形成することができる。
半導体層11を形成後、p電極12およびn電極13を形成する。p電極12およびn電極13は、半導体層11の所定の位置から突出するバンプ状とすることができる。すなわち、p型およびn型半導体層113、111のそれぞれの所定位置にスパッタリング等によりUBMを成膜し、成膜したUBM上にたとえばAuをメッキすることにより、バンプ状のp電極12およびn電極13が形成される。また、ワイヤボンドによりバンプを形成してもよい。
次に、隣接する各半導体層11の間の位置で各発光素子32を分離する溝31a、31a、…を加工する(図4b参照)。溝31aの加工方法は特に限定されないが、たとえば断面が四角形のブレードで、成長基板31にダイシングやダイヤモンドカット等により溝31aを形成することができる。
そして、半導体層11の電極間、ならびに複数の各発光素子32、32、…の間の溝31a、31a、…を埋めるように絶縁部材14を配置する(図4c参照)。絶縁部材14は、たとえばシリコーン樹脂からなる熱硬化性樹脂にTi、Zr、Nb、Al、Siからなる群から選択される1種の酸化物、若しくはAlN、MgFの少なくとも1種であり、具体的にはTiO、ZrO、Nb、Al、MgF、AlN、SiOよりなる群から選択される少なくとも1種を混合した、光反射性を有する絶縁材料から形成することができる。
絶縁部材14を形成する方法としては、圧縮成形法、トランスファー成形法、射出成形法などの一般的な成形法を採用することができる。また、樹脂を印刷もしくは塗布する方法、またはゲル状のシートを用いる方法等で絶縁部材14を成形し、その後硬化して形成してもよい。また、p電極12およびn電極13を覆うように絶縁部材14を形成(硬化)した後に切削して電極を露出させて図4cの状態としてもよい。
成長基板31、31、…を上にして別の粘着シート41上に発光素子32、32、…の電極側が接するように設置する(図4d参照)。
次に、たとえばLLO(Laser Lift Off)法により成長基板31、31、…を半導体層11、11、…から剥離する(図4e参照)。そして、半導体層11、11、…上に必要に応じて波長変換部15を配置する(図4f参照)。波長変換部14は、圧縮成形法、トランスファー成形法、射出成形法などの一般的な成形法を用いて形成することができる。
また、材料(主に蛍光体)のポッティング、スクリーン印刷、電着、スプレーによる塗布、シート貼着などの適宜の方法を用いて半導体層11の上に配置してもよい。
波長変換部15の材料としては、たとえば、Ce、Eu等のランタノイド系元素で賦活される、窒化物系蛍光体または酸窒化物系蛍光体を用いることができる。
蛍光体材料として具体的には、たとえば、Ce等のランタノイド元素で賦活される希土類アルミン酸塩を用いることができ、そのうちYAG系蛍光体材料が好適に用いられる。また、YAG系蛍光体材料のうちYの一部または全部をTb、Luで置換したものでもよい。また、Ceで賦活される希土類ケイ酸塩等を蛍光体材料に用いることができる。
また、Eu等のランタノイド系元素で賦活される、アルカリ土類ハロゲンアパタイト、アルカリ土類金属ホウ酸ハロゲン、アルカリ土類金属アルミン酸塩、アルカリ土類金属硫化物、アルカリ土類金属硫チオガレート、アルカリ土類金属窒化ケイ素またはゲルマン酸塩、もしくはEu等のランタノイド系元素で賦活される有機または有機錯体を蛍光体材料として用いることができる。たとえば赤色蛍光体として、(Sr,Ca)AlSiN:EuのようなSCASN系蛍光体、CaAlSiN:EuのようなCASN系蛍光体、SrAlSiN:Eu等がある。他にも、発光素子の青色光を吸収して緑色光を発光する、例えば、クロロシリケート蛍光体やβサイアロン蛍光体等を用いることができる。
次に、絶縁部材14の一部を残して、図7bに示した溝31aの位置で各発光素子32、32、…をダイシング等の適当な切断手段を用いて切り出す(図4g参照)。このような工程を経ることにより、1枚の半導体ウェハ30から半導体発光装置10を同時に複数得ることができる。また、p電極12およびn電極13間の絶縁し発光素子全体をパッケージングする絶縁部材14と、エッジ方向への光漏れを防止する枠状部14aとを同一の材料を用いて同一の工程で形成することができることから、工程数が少なく量産性に優れた高品質の半導体発光装置の製造方法を提供することができる。
(第2の実施形態)
次に本発明の第2の実施形態を説明する。ここで、図5は、本発明の第2の実施形態による半導体発光装置10の断面構造を模式的に示す図である。第1の実施形態と同様に半導体発光装置10は、半導体層11と、半導体層11の下面側に形成されるp電極12およびn電極13とを備える。また、半導体層11の上面に接して波長変換部15が配置されることが好ましい。
半導体層11は、n型半導体層111、活性層112およびp型半導体層113が順に積層されたpnダブルヘテロ構造を有している。半導体層11は、たとえば窒化物系化合物半導体(一般式がInxAlyGa1-x-yN(0≦x、0≦y、x+y≦1))であるたとえばGaN系の青色LEDからなる。LEDを構成する半導体層11が、他のたとえばZnSe系、InGaAs系、AlInGaP系などの化合物半導体からなるものであってもよい。半導体層11は、たとえばMOCVD法によって、サファイア等の図示しない成長基板上に順次積層して形成される。半導体層11は、他の気相または液相成長法を用いて形成されてもよい。
LEDのアノードと電気的に接続されるp電極12は、p型半導体層113に電気的に接合して設けられる。一方、カソードと電気的に接続されるn電極13は、n型半導体層111に電気的に接合して設けられる。p電極12およびn電極13は、図示しない実装基板に向けて突出するバンプとして形成される。
また、高輝度のLEDを実現するために、p型半導体層113の下面に光反射層114を設けてもよい。光反射層114は、たとえば、p型半導体の一部として形成したDBRを用いることができる。これにより、配光特性を良好とし、光の取り出し効率を向上させることができる。
半導体発光装置10は、半導体層11の外縁を囲むように形成された枠状部14aを備えることを特徴としている。この枠状部14aは、p電極12およびn電極13の間を埋めるように配置される、光反射性を有する絶縁部材14の一部として、半導体層11の外縁に形成される。
枠状部14aは、その外縁形状が平面視において四角形であり、半導体層11の上面11aに対し垂直の方向において当該上面11aに対し一定の高さを有し、かつ、上面11aに沿う方向においてその上端部分に一定の幅を有している。第2の実施形態の半導体発光装置10においては、さらに詳細に、半導体層11に接する枠状部14aの内側面14tが上面11aに対し上方に広がるような傾斜面として形成されている。つまり、枠状部14aの四角形の開口側が半導体層11の光取り出し面よりも広口となっている。他方、枠状部14aの外壁面14bは、当該半導体発光装置10の実装面に対し直交するか、または垂直な面として形成される。
枠状部14aを含む絶縁部材14は、光反射性を有する絶縁材料から形成される。具体的に、絶縁部材14の主成分は、たとえばシリコーン樹脂等の熱硬化性樹脂であることが好ましい。また、絶縁部材14の絶縁材料は、熱硬化性樹脂にTi、Zr、Nb、Al、Siからなる群から選択される1種の酸化物、若しくはAlN、MgFの少なくとも1種であり、具体的にはTiO、ZrO、Nb、Al、MgF、AlN、SiOよりなる群から選択される少なくとも1種を混合してなることが好ましい。これにより、絶縁部材14に適した電気的絶縁性、機械的強度に加えて光反射性を与えることができる。半導体層11の上面に接して波長変換部15が配置される場合、図5から容易に判るように、底面である実装面からの波長変換部15の上面までの高さは枠状部14aのそれよりも高い。
図6は、第2の実施形態の半導体発光装置10による作用を示す図である。上述したように枠状部14aは光反射性を有する絶縁材料から形成されている。このため、半導体層11からエッジ方向に放出された光の一部が枠状部14aの傾斜した内側面14tで反射する。これにより、半導体発光装置10から放出される光の広がりを抑え、エッジ方向への光漏れを抑制する。また、枠状部14aの内側面14tで反射する光の方向は、波長変換部15の表面に対し概ね直交するため、波長変換部15と空気との境界面における望ましくない方向への屈折を抑えることができる。これにより光源の配光特性をさらに良好にすることができる。
また、p電極12およびn電極13の間を埋める絶縁部材14が半導体層11の全体をパッケージングする構造により、従来必要とされた基板実装時または基板実装後のアンダーフィリングの必要性がなくなる。また、絶縁部材14の一部をなす枠状部14aが一定の高さおよび幅を有して半導体層11の外縁を囲むことにより、簡素な構造でありながら従来よりも横からの外力や応力に対する剛性が高められている。また、一定の高さを有する枠状部14aが波長変換部15の側面にまで延びて支持することにより、波長変換部15の剥離や損傷も防ぐことができる。
次に、上述した第2の実施形態による半導体発光装置10を製造する方法を図7を参照しながら説明する。
はじめに、成長基板31上に半導体層11を積層し、所定の間隔をおいて複数の発光素子32、32、…を配列し、それぞれの発光素子32に所定の電極や保護膜等を形成した半導体ウェハ30を準備する(図7a参照)。半導体層11が窒化物系化合物半導体である、たとえばGaN系の青色LEDの場合には、成長基板31としてサファイアが好適に用いられる。
図5に既に示した半導体層11は、n型半導体層111をたとえばSiをドーパントとして用いたGaNから形成でき、p型半導体層113をたとえばMgまたはZnをドーパントとして用いたGaNから形成でき、活性層112をたとえばGaNまたはInGaNから形成することができる。また、青色LEDを構成するために、半導体層11をInAlGaN系化合物で形成することができる。
半導体層11は、たとえばMOCVD法またはその他の気相成長法により、n型半導体層111、活性層112およびp型半導体層113を順次、成長基板31上にエピタキシャル成長させることで形成することができる。
半導体層11を形成後、p電極12およびn電極13を形成する。p電極12およびn電極13は、半導体層11の所定の位置から突出するバンプ状とすることができる。すなわち、p型およびn型半導体層113、111のそれぞれの所定位置にスパッタリング等によりUBMを成膜し、成膜したUBM上にたとえばAuをメッキすることにより、バンプ状のp電極12およびn電極13が形成される。
次に、隣接する各半導体層11の間の位置で、側面が傾斜し、底面が平坦または略平坦となる溝31b、31b、…を加工する(図7b参照)。溝31bの加工方法は特に限定されないが、たとえば断面が台形のブレードで、成長基板31にダイシングやダイヤモンドカット等により溝31bを形成することができる。そして、半導体層11の電極間、ならびに複数の各発光素子32、32、…の間の溝31b、31b、…を埋めるように絶縁部材14を配置する(図7c参照)。絶縁部材14は、たとえばシリコーン樹脂からなる熱硬化性樹脂にTi、Zr、Nb、Al、Siからなる群から選択される1種の酸化物、若しくはAlN、MgFの少なくとも1種であり、具体的にはTiO、ZrO、Nb、Al、MgF、AlN、SiOよりなる群から選択される少なくとも1種を混合した、光反射性を有する絶縁材料から形成することができる。
成長基板31、31、…を上にして粘着シート41上に発光素子32、32、…の電極側が接するように設置する(図7d参照)。
次に、たとえばLLO法により成長基板31を半導体層11、11、…から剥離する(図7e参照)。そして、半導体層11、11、…上に必要に応じて波長変換部15を配置する(図7f参照)。波長変換部15を配置する前に、半導体層11と波長変換部15との密着性を向上させるために、プラズマ洗浄やプライマー処理をしてもよい。
次に、絶縁部材14の一部を残して、図7bに示した溝31bの位置で各発光素子32、32、…を切り出す(図7g参照)。各発光素子の切り出しは、ダイシング等の適当な切断手段を用いることができる。このような工程を経ることにより、1枚の半導体ウェハ30から半導体発光装置10を同時に複数得ることができる。また、p電極12およびn電極13間の絶縁し発光素子全体をパッケージングする絶縁部材14と、エッジ方向への光漏れを防止する枠状部14aとを同一の材料を用いて同一の工程で形成することができることから、工程数が少なく量産性に優れた高品質の半導体発光装置の製造方法を提供することができる。
(第3の実施形態)
次に、図1に示した構造の半導体発光装置10を製造するための他の方法である第3の実施形態について、図8の製造工程図を参照しながら説明する。
はじめに、成長基板31上に半導体層11、所定の電極および保護膜等を形成した発光素子32、32、…を複数準備する。第1および第2の実施形態と同様に、半導体層11は、たとえばMOCVD法またはその他の気相成長法により、n型半導体層111をたとえばSiをドーパントとして用いたGaNから形成でき、p型半導体層113をたとえばMgまたはZnをドーパントとして用いたGaNから形成でき、活性層112をたとえばGaNまたはInGaNから形成することができる。また、青色LEDを構成するために、半導体層11をInAlGaN系化合物で形成することができる。
p電極12およびn電極13は、p型およびn型半導体層113、111のそれぞれの所定位置にスパッタリング等によりUBMを成膜し、成膜したUBM上にたとえばAuをメッキすることによりバンプ状に形成される。
各発光素子32を、その成長基板31の一面が粘着シート40に接するように所定の間隔をおいて粘着シート40上に配置する(図8a参照)。なお、発光素子32、32、…を複数形成したウェハを粘着シート40上に粘着させた後、ダイシングまたはダイヤモンドカット等により発光素子32、32、…の境界に溝を形成することで、個々の発光素子32を粘着シート40上で分離する方法でもよい。
次に、半導体層11の電極間、ならびに複数の各発光素子32、32、…の間を埋めるように絶縁部材14を配置する(図8b参照)。絶縁部材14は、たとえばシリコーン樹脂からなる熱硬化性樹脂にTi、Zr、Nb、Al、Siからなる群から選択される1種の酸化物、若しくはAlN、MgFの少なくとも1種であり、具体的にはTiO、ZrO、Nb、Al、MgF、AlN、SiOよりなる群から選択される少なくとも1種を混合した、光反射性を有する絶縁材料から形成することができる。
成長基板31、31、…を上にして別の粘着シート41上に発光素子32、32、…の電極側が接するように設置する(図8c参照)。そして、絶縁部材14を熱硬化させた後、各発光素子32、32、…の境界、すなわち各成長基板31、31、…の間隙に、絶縁部材14の一部を残して各発光素子32、32、…を分離する溝14c、14c、…を形成する(図4d参照)。これらの溝14c、14cの形成には、たとえばダイシング等の切断手段が用いられるが、ドライエッチング法により溝14c、14cを形成してもよい。絶縁部材14の一部を残して溝14cを形成することにより枠状部14aが形成される。
なお、絶縁部材14に溝14c、14cを形成する上記工程を省略し、後述する各発光素子32、32、…を切り出す工程で枠状部14aを形成してもよい。
次に、たとえばLLO法により成長基板31、31、…を半導体層11、11、…から剥離する(図8e参照)。半導体層11、11、…上に必要に応じて波長変換部15を配置してもよい(図8f参照)。
次に、粘着シート41上で各発光素子32、32、…をダイシング等の適当な切断手段を用いて切り出す(図8g参照)。
第3の実施形態の製造方法によれば、予め色調選択した発光素子32だけを粘着シート40に配置することができるので、特に白色化後の色調のバラツキを低減することができる。
(第4の実施形態)
図9は、本発明の第4の実施形態による光源装置の断面を模式的に示す図である。ここで、図9(a)には、図1に示した第1の実施形態の半導体発光装置10が光源装置の回路基板である実装基板20に実装された状態で示される。図9(b)には、図5に示した第2の実施形態の半導体発光装置10が実装基板20に実装された状態で示される。
実装基板20は、ガラスエポキシ樹脂、またはアルミナなどのセラミック等の絶縁性を有する板状の材料からなり、その表面にたとえば銅からなる導電パターンが電解メッキ法またはエッチング法などの周知のプリント技術により形成されている。導電パターンの表面は、Ag、Au、Alなどの反射率の高い金属でメッキされていることが好ましい。第4の実施形態では、複数の半導体発光装置10が光源装置の実装基板20の導電パターンにフリップチップ実装された状態で提供される。
第4の実施形態によれば、各半導体発光装置10から側面方向へ放出される光の量を少なくしたので、隣接する発光装置で吸収される光も少なくなり、半導体発光装置10を実装基板20に複数個並べた場合でも光取り出し効率の低下を抑制することができる。
(第5の実施形態)
図10は、本発明の第5の実施形態による半導体発光装置10の断面を模式的に示す図である。半導体発光装置10は、上述した実施形態と同様に半導体層11と、半導体層11の下面側にそれぞれ形成されるp電極12およびn電極13とを備える。また、半導体発光装置10は、半導体層11の外縁を囲むように形成された、光反射性を有する枠状部14aを備える。この枠状部14aは、p電極12およびn電極13の間を埋めるように配置される絶縁部材14の一部として、半導体層11の外縁に形成される。
さらに、本実施形態による半導体発光装置10は、半導体層11の上面に接して段差を有する波長変換部15’が配置される。波長変換部15’は、蛍光体材料を含有する樹脂からなることが好ましいが、拡散材および/または着色材を含有する樹脂または蛍光体とこれら拡散材や着色材を混合した樹脂であってもよい。
波長変換部15’は、枠状部14a付近を覆う部分の厚さと、半導体層11の上面を覆う中央部分の厚さとがほぼ同じであるが、枠状部14aが高さH(図1参照)を有しているために、図10に示されるような段差が形成されている。第5の実施形態による半導体発光装置10は、平面視において外形が四角形でもよく、または円形でもよい。平面視において四角形の半導体発光装置10であれば波長変換部15’の段差が半導体層11の外縁に沿って四角形に形成され、円形の半導体発光装置10であれば波長変換部15’の段差が半導体層11の外縁に沿って円形に形成される。
このような第5の実施形態の半導体発光装置10は、成長基板を半導体層11から剥離した後に、半導体層11の上面にたとえばスプレーで波長変換部15’の樹脂材料を塗布する工程を含むことにより製造することができる。
図11に第5の実施形態の変形例による半導体発光装置10の断面が示される。この変形例では、たとえば電着またはスプレー塗布により波長変換部15’の樹脂材料が半導体層11の上面に薄く積層される。すなわち図11に示されるように、波長変換部15’は、その上面までの高さが枠状部14aのそれよりも低く形成される。ここで、電着で波長変換部15’を形成する場合には、導通する半導体層11の上面にのみ波長変換材料を配置することができる。また、スプレーを用いる場合には、枠状部14aをマスキングすることで波長変換材料を半導体層11の上面にのみ薄く塗布することができる。
なお、図12に示されるように、電着またはスプレー塗布して積層した波長変換部15’を保護するための透明層16を波長変換部15’の全面にわたり形成してもよい。
(第6の実施形態)
図13は、本発明の第6の実施形態による半導体発光装置10の断面を模式的に示す図である。この実施形態の半導体発光装置10も、上述した実施形態と同様に半導体層11と、半導体層11の下面側にそれぞれ形成されるp電極12およびn電極13とを備える。また、半導体発光装置10は、半導体層11の外縁を囲むように形成された、光反射性を有する枠状部14aを備える。この枠状部14aは、p電極12およびn電極13の間を埋めるように配置される絶縁部材14の一部として、半導体層11の外縁に形成される。
さらに、第6の実施形態による半導体発光装置10は、半導体層11の上面に接してドーム状の波長変換部15”が配置される。波長変換部15”は、蛍光体材料を含有する樹脂からなることが好ましいが、拡散材および/または着色材を含有する樹脂または蛍光体とこれら拡散材や着色材を混合した樹脂であってもよい。
第6の実施形態による半導体発光装置10は、平面視において外形が円形であることが好ましい。この場合において、波長変換部15”の周端部が半導体層11の外縁に沿って円形に形成される。また、波長変換部15”の周端部が枠状部14aを覆うような構成であってもよい。
このような第6の実施形態の半導体発光装置10は、成長基板を半導体層11から剥離した後に、半導体層11の上面に波長変換部15”の樹脂材料をたとえばポッティングする工程を含むことにより製造することができる。
10 半導体発光装置
11 半導体層
11a 上面
12 p電極
13 n電極
14 絶縁部材
14a 枠状部
14b 外壁面
14c 溝
14t 内側面
15 波長変換部
20 実装基板
30 半導体ウェハ
31 成長基板
31a、31b 溝
32 発光素子

Claims (3)

  1. 半導体層と、
    前記半導体層の下面側に形成される電極と、
    前記半導体層の外縁を囲む絶縁部材と、
    前記半導体層の上面側に配置され、拡散材を含有する樹脂部材と、
    を備えた半導体発光装置であって、
    前記絶縁部材は、前記半導体層の上面よりも高い上面を有し、
    前記樹脂部材は、前記半導体層の上面及び前記絶縁部材の上面を覆い、
    前記絶縁部材の前記半導体層より上側の内側面が上方に広がるような傾斜面として形成されている、半導体発光装置
  2. 平面視において外形が四角形である、請求項1に記載の半導体発光装置
  3. 平面視において外形が円形である、請求項1に記載の半導体発光装置
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