JP2008097660A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】半導体記憶装置において、物理的なページ長よりも大きいページ長を有するデータのアクセスを高速に行う。
【解決手段】第1の系統に属するビット線制御信号BP0と、セルプレート線制御信号CP0とをイネーブル状態にして第1のメモリセルアレイ10へのアクセスを開始してから、第1のメモリセルアレイ10へのデータの書き込みが終了する前に第2の系統に属するビット線制御信号BP1と、第2のセルプレート線制御信号CP1とをイネーブル状態にすることにより次にアクセスする第2のメモリセルアレイを予めアクセス可能な状態にする。これにより、複数のメモリセルアレイへのアクセスを遅延を生じさせることなく行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体記憶装置のページ動作とメモリ構成に関するものである。
近年、携帯端末機器やICカード等の記憶機能を備えた小型かつ高性能の電子機器類の普及に伴い、これに適した低電圧、低消費電力で、かつ高速なアクセスが可能な半導体記憶装置の要望が高まっている。特に、不揮発性メモリの要望が高く、その代表的なものとしてフラッシュメモリがあげられる。そして、消費電力が低く、動作速度が高速なため、フラッシュメモリの中でも強誘電体メモリが注目されている。
強誘電体メモリは、強誘電体膜を用いたキャパシタの分極方向を記憶するデータに応じて変えることで、データを不揮発的に記憶するように構成されている。このため、強誘電体メモリのデータを書き換えるには分極方向を変えるための電界をかけるだけでよい。したがって、強誘電体メモリは、他のメモリと比較して低電圧、低消費電力及び高速なアクセスが可能という特徴を有している。
以下、従来の半導体記憶装置について、図13〜図15A及び図15Bを参照しながら説明する。図13は、従来の半導体記憶装置1200の構成を示すブロック図である。図14は、図13の半導体記憶装置1200のメモリセルアレイの詳細な構成を示す図である。図15A及び図15Bは、従来の半導体記憶装置1200において入出力される各信号のレベルの遷移タイミングを示すタイミングチャートである。
図13に示す半導体記憶装置1200は、第1のメモリセルアレイ120〜第8のメモリセルアレイ127と、セルプレートドライバー、センスアンプ制御回路及びビット線制御回路を含む制御回路128と、ワードドライバー129と、周辺回路130とを備える。
第1のメモリセルアレイ120〜第8のメモリセルアレイ127は、周辺回路130から出力されるメモリセルアレイブロック選択信号BLKに応じて制御回路128及びワードドライバー129が動作することにより選択される。ワードドライバー129は、周辺回路130から出力されるワード線制御信号WLCKにしたがって動作する。制御回路128は、周辺回路130から出力されるビット線制御信号BPと、セルプレート線制御信号CPと、センスアンプ制御信号SAEとにしたがって動作する。REWR_TMは、外部の回路から周辺回路130に入力される再書き込み制御信号である。XCE及びXWEは、外部の回路から周辺回路130に入力される外部制御信号である。
図14は、図13に示すそれぞれのメモリセルアレイの詳細な構成を示す図である。WL0_BLK01は、ワードドライバー129に接続される第1のワード線である。WLm_BLK01は、ワードドライバー129に接続される第mのワード線である。CP0_BLK0は、制御回路128に含まれるセルプレートドライバーに接続される第1のセルプレート線制御信号である。CPm_BLK0は、制御回路128に含まれるセルプレートドライバーに接続される第mのセルプレート線制御信号である。SAE_BLK0は、制御回路128に含まれるセンスアンプ制御回路から出力されるセンスアンプ制御信号線である。BP_BLK0は、制御回路128に含まれるビット線制御回路に接続されるビット線制御信号線である。BL0及びXBL0〜BLn及びXBLnは、データの書き込み及び読み出しを制御するデータルータ制御回路(図示せず)に接続される第1のビット線対〜第nのビット線対である。
図14に示すメモリセルアレイ1300は、m本のワード線WL0_BLK01〜WLm_BLK01及びm本のセルプレート線CP0_BLK0〜CPm_BLK0と、n個のビット線対BL0及びXBL0〜BLn及びXBLnとの交点の各々に2トランジスタ2強誘電体キャパシタ型のメモリセル1310が配置されている。また、1つのビット線対に対して1つのセンスアンプ1311が接続されている。
図13に示す半導体記憶装置は、外部の回路から周辺回路130に外部制御信号XCE及びXWEが入力される。周辺回路130は、外部制御信号XCE及びXWEにしたがって、制御回路128と、ワードドライバー129との各々に各種制御信号を出力する。制御回路128と、ワードドライバー129とは、周辺回路130から出力される制御信号にしたがって、図13に示す各種信号線に制御信号を出力する。これにより、図13に示す半導体記憶装置は、外部から指定されるアドレスのメモリセルに対してデータの書き込み及び読み出しをすることができる。
図13に示す半導体記憶装置1200の動作を図15A及び図15Bのタイミングチャートを参照しながら説明する。図15A及び図15Bに示すタイミングチャートは、1度のページ動作で1つのメモリセルアレイにデータを書き込む動作を第1のメモリセルアレイ120〜第3のメモリセルアレイ122まで順番に繰り返して行う場合を一例として示す。尚、図15A及び図15Bのそれぞれにおけるタイミングt0〜t9のそれぞれについては、同一の符号が同一のタイミングを示している。
ここで、1度のページ動作とは、XCEの立ち下がりの時点から次のXCEの立ち下がりの時点までの間に、周辺回路130がXWEに応じて、ページ長がnビットのデータと、そのデータのアドレスとを外部の回路から取り込み、メモリセルにアクセスする動作のことをいう。
図15A及び図15Bに示すタイミングチャートでは、期間t2〜t8の間において、XWEの立ち上がりエッジを検出するたびに8ビットのデータを取り込むことで、ページ長がnビットのデータをメモリセルに書き込む場合を一例として説明する。
始めに、初期状態として、図15A及び図15Bのt1のタイミングにおいて、XWE、WLCK、WL_BLK01、WL_BLK23、WL_BLK45、CP、CP_BLK0、CP_BLK1、CP_BLK2、SAE、SAE_BLK0、SAE_BLK1、SAE_BLK2のそれぞれを論理電圧“L”とする。また、BP、BP_BLK0、BP_BLK1及びBP_BLK2のそれぞれを論理電圧“H”とする。
次に、図15A及び図15Bのt2のタイミングにおいて、XCEを論理電圧“L”にすると、図13に示す半導体記憶装置1200は、書き込み動作モードに入る。XCEが、図15A及び図15Bのt2のタイミングにおいて論理電圧“L”になった後、周辺回路130はXWEの立ち上がりエッジを検出するたびに8ビットの書き込みデータを外部の回路から取り込む。また、周辺回路130はXWEの立ち下がりエッジを検出するたびに、データを書き込むメモリセルのアドレスを外部の回路から取り込む。
次に、図15Aのt3のタイミングにおいて、周辺回路130がBPを論理電圧“L”にすると、制御回路128に含まれるビット線制御回路はBP_BLK0を論理電圧“L”にする。また、図15Aのt3のタイミングにおいて、周辺回路130がWLCKを論理電圧“H”にすると、ワードドライバー129はWL_BLK01を論理電圧“H”にする。また、図15Bのt3のタイミングにおいて、周辺回路130がCPを論理電圧“H”にすると、制御回路128に含まれるセルプレートドライバーはCP_BLK0を論理電圧“H”にする。
これにより、図15A及び図15Bのt3のタイミングにおいて、図14に示すBL0及びXBL0〜BLn及びXBLnのビット線対がフローティング状態になり、それと共にWL0_BLK01に接続されている同一列のメモリセルが選択される。このため、WL0_BLK01に接続されているメモリセルからBL0及びXBL0〜BLn及びXBLnのビット線対のそれぞれにデータが読み出される。
次に、図15Bのt5のタイミングにおいて、周辺回路130がSAEを論理電圧“H”にすると、制御回路128に含まれるセンスアンプ制御回路SAE_BLK0を論理電圧“H”にする。これにより、メモリセルからビット線対BL0及びXBL0〜BLn及びXBLnのそれぞれに読み出されたデータがセンスアンプによって論理電圧まで増幅される。論理電圧まで増幅されたデータは、データルータ制御回路(図示せず)を介して外部の回路に出力される。
次に、図15A及び図15Bの期間t5〜t6のタイミングにおいて、周辺回路130がXWEの立ち上がりエッジを検出するたびに、外部の回路から取り込んだ書き込みデータをデータルータ制御回路(図示せず)にラッチする。
最後に、図15Bの期間t6〜t8のタイミングにおいて、周辺回路130は、再書き込み制御信号REWR_TMが入力されると、第1のメモリセル120への再書き込みをする。周辺回路130は、第1のメモリセルアレイ120へのデータの書き込みが終わると、次に第2のメモリセルアレイ121へデータを書き込む。周辺回路130が第2のメモリセルアレイ121へデータを書き込む動作は、第1のメモリセルアレイ120にデータを書き込む場合と同様であるので説明を省略する。
上記の従来の半導体記憶装置1200では、物理的なページ長(1つのメモリセルアレイに含まれる全てのセンスアンプに接続されるn個のメモリセル:nビット)と、実際のページ長(XCEの立ち下がりエッジから次のXCEの立ち下がりエッジまでに書き込むデータのビット数)とが同一である。したがって、従来の半導体記憶装置では、XCEの1サイクルにおいて、物理的なページ長を越える実際のページ長のデータしかアクセスすることができない。
また、図13の第1のメモリセルアレイ120〜第8のメモリセルアレイ127の各メモリセルアレイを制御するワード線制御信号WL_BLK01、WL_BLK23及びWL_BLK45のそれぞれが同時にイネーブル状態になることはない。
また、図14のビット線制御信号BP_BLK0、BP_BLK1及びBP_BLK2のそれぞれ、及び図13の第1のメモリセルアレイ120〜第8のメモリセルアレイ127の各メモリセルアレイ127を制御するセンスアンプ制御信号SAE_BLK0、SAE_BLK1及びSAE_BLK2のそれぞれが同時にイネーブル状態になることはない。
特開2006−216099号公報
以上より、従来の半導体記憶装置では、物理的なページ長以上のページ長のデータをアクセスする場合、外部の回路が周辺回路130にXCEサイクルを複数回入力していた。XCEサイクルを複数回入力すると、1度のXCEサイクルを終了するたびに、XCEをスタンバイ状態にする必要がある。このため、データの転送速度が、スタンバイ状態の期間だけ遅くなるという課題があった。
それ故に、本発明の目的は、XCEをスタンバイ状態にすることなく物理的なページ長以上のページ長のデータを遅延なくアクセスすることができる半導体記憶装置を提供することである。
上記課題を解決するために本発明は、データを記憶する複数のメモリセルと、前記メモリセルの各々に接続されるビット線と、ワード線と、セルプレート線と、センスアンプとからなるメモリセルアレイとを備え、外部の回路から前記メモリセルアレイへのアクセスの開始及び終了を通知するための外部制御信号が入力される半導体記憶装置であって、入力された外部制御信号に応じて、ビット線制御信号と、ワード線制御信号と、セルプレート線制御信号と、センスアンプ制御信号との各々を2系統ずつ出力することによりメモリセルアレイを選択して、選択した前記メモリセルアレイにアクセスする周辺回路と、ビット線制御信号に基づき、ビット線を制御するビット線制御回路と、ワード線制御信号に基づき、ワード線を制御するワード線制御回路と、セルプレート線制御信号に基づき、セルプレート線を制御するセルプレート線制御回路と、センスアンプ制御信号に基づき、センスアンプを制御するセンスアンプ制御回路とを備える。
これにより、本発明に係る半導体記憶装置は、ビット線制御信号と、ワード線制御信号と、セルプレート線制御信号と、センスアンプ制御信号の各々を2系統ずつ出力するので、一方の系統の制御信号を出力して1つのメモリセルアレイにアクセスし、他方の系統の制御信号を出力して当該メモリセルアレイの次にアクセスするメモリセルアレイを予めアクセス可能な状態にできる。このため、本発明に係る半導体記憶装置は、複数のメモリセルアレイに連続的にアクセスする場合でも、遅延時間が生じることなくアクセスすることができる。
好ましくは、制御回路は、2系統のビット線制御信号、セルプレート線制御信号、センスアンプ制御信号及びワード線制御信号のそれぞれを、それぞれ2本の信号線を通じて出力するとよい。
これにより、メモリセルアレイの数が増加した場合でも、制御信号線の配線数を増加させることなく、遅延時間を生じさせずに複数のメモリセルアレイに連続的にアクセスすることができる。
好ましくは、周辺回路は、外部制御信号のパルスの数をカウントするカウンタをさらに含み、カウンタは、外部制御信号がイネーブル状態となった時に、アクセスするメモリセルのアドレスを記憶し、カウントした数に応じて記憶したアドレスをインクリメントすることで、書き込むデータのアドレスを決定するとよい。
これにより、周辺回路は、外部から入力されるアドレスによらずに、カウンタを用いてアクセスするアドレスを生成することができるため、メモリセルアレイのセンスアンプをアクセスする前に予め増幅状態にすることができる。
好ましくは、外部制御信号の1つのサイクルの終了を待つことなく、任意の時点で外部制御信号を非イネーブル状態とすることで、任意の時点でメモリセルへのアクセスを終了するとよい。
これにより、周辺回路が処理するデータのページ長を任意の大きさに指定することができるため、本発明に係る半導体記憶装置を使用するシステムは、当該半導体記憶装置へのアクセスを効率的に制御することができる。
好ましくは、1つの再書き込み制御回路をさらに備え、複数のメモリセルアレイのそれぞれへの再書き込みを異なるタイミングで行うとよい。
これにより、1つの再書き込み制御回路を用いて、全てのメモリセルアレイの再書き込みのタイミングを制御することができる。
好ましくは、各々が異なる長さの再書き込み時間を設定された複数の再書き込み制御回路をさらに備え、複数のメモリセルアレイのそれぞれへの再書き込みを異なる長さの再書き込み時間で行うとよい。
これにより、複数のメモリセルアレイのそれぞれへの再書き込み時間を設定して、メモリセルアレイ毎に信頼性と、アクセス速度との所望のバランスを得ることができる。
好ましくは、セルプレート線のそれぞれに、常に一定のレベルの信号を印可するとよい。
これにより、セルプレート線を制御する必要がなくなるため、1つの回路でビット線と、ワード線とを制御することができ、回路の規模を縮小することができる。
本発明の半導体記憶装置によれば、1つのサイクルのXCEで物理的なページ長以上のページ長のデータを遅延を生じさせることなくアクセスすることができる。
(第1の実施形態)
第1の実施形態の半導体記憶装置100の動作について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態の半導体記憶装置100の構成を示すブロック図である。図2は、図1に示すメモリセルアレイの詳細な構成を示す図である。図3は、図1に示す制御回路18の詳細な構成を示す図である。図4A〜図4Dは、本実施形態の半導体記憶装置100において入出力される各信号のレベルの遷移タイミングを示すタイミングチャートである。
図1に示す半導体記憶装置100は、第1のメモリセルアレイ10〜第8のメモリセルアレイ17と、アレイ制御回路18と、ワードドライバー19と、周辺回路110と、再書き込み制御回路111とを備える。アレイ制御回路18と、ワードドライバー19とは、制御回路1を構成する。
第1のメモリセルアレイ10〜第8のメモリセルアレイ17は、周辺回路110が出力するメモリセルアレイブロック選択信号BLKに応じてアレイ制御回路18及びワードドライバー19が動作することによって選択される。周辺回路110が、アレイ制御回路18及びワードドライバー19に対して各種制御信号を出力して、メモリセルアレイブロックを選択する動作の詳細は、図4A〜図4Dを用いて後述する。
アレイ制御回路18は、周辺回路110から出力される第1及び第2のビット線制御信号BP0及びBP1と、第1及び第2のセルプレート線制御信号CP0及びCP1と、第1及び第2のセンスアンプ制御信号SAE0及びSAE1と、メモリセルアレイブロック選択信号BLKとにしたがって動作する。アレイ制御回路18のより詳細な説明は後述する。
ワードドライバー19は、周辺回路110から出力される第1及び第2のワード線制御信号WLCK0及びWLCK1にしたがって動作する。再書き込み制御回路111は、周辺回路110に再書き込み制御信号REWR_TMを出力することにより、周辺回路110のメモリセルアレイに対するデータの再書き込みを制御する。XCE及びXWEは、外部の回路から周辺回路110に入力される外部制御信号である。
図2は、図1に示すそれぞれのメモリセルアレイ200の詳細な構成を示す図である。WL0_BLK01は、ワードドライバー19に接続される第1のワード線である。WLm_BLK01は、ワードドライバー19に接続される第mのワード線である。CP0_BLK0は、アレイ制御回路18に含まれるセルプレートドライバーに接続される第1のセルプレート線である。CPm_BLK0は、アレイ制御回路18に含まれるセルプレートドライバーに接続される第mのセルプレート線である。SAE_BLK0は、アレイ制御回路18に含まれるセンスアンプ制御回路に接続されるセンスアンプ制御信号線である。BP_BLK0は、アレイ制御回路18に含まれるビット線制御回路に接続されるビット線制御信号線である。BL0及びXBL0〜BLn及びXBLnは、データの書き込み及び読み出しを制御するデータルータ制御回路(図示せず)に接続される第1のビット線対〜第nのビット線対である。
図2に示すメモリセルアレイ200は、m本のワード線WL0_BLK01〜WLm_BLK01及びm本のセルプレート線CP0_BLK0〜CPm_BLK0と、n個のビット線対との交点の各々に2トランジスタ2強誘電体キャパシタ型のメモリセル20が配置されている。また、1つのビット線対に対して1つのセンスアンプ21が接続されている。
図3は、図1に示すアレイ制御回路18のより詳細な構成を示すブロック図である。図3のアレイ制御回路18は、ビット線制御回路181と、セルプレートドライバー182と、センスアンプ制御回路183とを備える。
ビット線制御回路181は、周辺回路110から出力されるビット線制御信号BP0又はBP1と、メモリセルアレイ選択信号BLKとに応じて、メモリセルアレイを選択し、選択したメモリセルアレイのビット線制御信号線BP_BLK0に信号を出力する。
セルプレートドライバー182は、周辺回路110から出力されるセルプレート線制御信号CP0又はCP1と、メモリセルアレイ選択信号BLKとに応じて、メモリセルアレイを選択し、選択したメモリセルアレイの第1のセルプレート線CP0_BLK0〜第mのセルプレート線CPm_BLK0に信号を出力する。
センスアンプ制御回路183は、周辺回路110から出力されるセンスアンプ制御信号SAE0又はSAE1と、メモリセルアレイ選択信号BLKとに応じて、メモリセルアレイを選択し、選択したメモリセルアレイのセンスアンプ制御信号線SAE_BLK0を通じてセンスアンプ21を制御する。
図1に示す周辺回路110は、外部の回路から外部制御信号XCE及びXWEが入力される。周辺回路110は、外部制御信号XCE及びXWEにしたがって、アレイ制御回路18と、ワードドライバー19との各々に各種制御信号を出力する。アレイ制御回路18及びワードドライバー19は、周辺回路110から出力される制御信号にしたがって、図2に示す各種信号線に制御信号を出力する。これにより、図1に示す半導体記憶装置100は、外部から指定されるアドレスのメモリセルに対してデータの書き込み及び読み出しをすることができる。
次に本実施形態の半導体記憶装置100の動作を図4A〜図4Dのタイミングチャートを参照しながら説明する。図4A〜図4Dのタイミングチャートは、物理的なページ長がnビットの半導体記憶装置においてページ長がrビットのデータを1度のページ動作で第1のメモリセルアレイ10〜第4のメモリセルアレイ13に順番に書き込む動作を一例として示している。尚、図4A〜図4Dのそれぞれにおけるタイミングt0〜t11のそれぞれについては、同一の符号が同一のタイミングを示している。
始めに、図4A〜図4Dのt1のタイミングにおいて、初期状態として、XWE、WLCK0、WL_BLK01、CP0、CP1、CP_BLK0、CP_BLK1、SAE0、SAE1、SAE_BLK0及びSAE_BLK1のそれぞれを論理電圧“L”とする。また、BP0、BP1、BP_BLK0及びBP_BLK1のそれぞれを論理電圧“H”とする。
次に、図4A〜図4Dのt2のタイミングにおいて、XCEを論理電圧“L”にすると、図1に示す半導体記憶装置100は、書き込み動作モードに入る。XCEが、t2のタイミングにおいて論理電圧“L”になった後、半導体記憶装置100はXWEの立ち上がりエッジを検出するたびに8ビットの書き込みデータを外部の回路から取り込む。また、半導体記憶装置100はXWEの立ち下がりエッジを検出するたびに、データを書き込むメモリセルのアドレスを外部の回路から取り込む。
図4A〜図4Dにおいて、XCEが論理電圧“L”となる期間t2〜t10の間に、外部の回路が周辺回路110に出力するXWEを論理電圧“L”から論理電圧“H”にr/8回遷移させる。これにより、本実施形態の半導体記憶装置100は、nビットの物理的なページ長以上の大きさのrビットのデータのページ書き込みをすることができる。
次に、図4Bのt3のタイミングにおいて、周辺回路110がBP0を論理電圧“L”にすると、これに応じてビット線制御回路181はBP_BLK0を論理電圧“L”にする。また、図4Aのt3のタイミングにおいて、周辺回路110がWLCK0を論理電圧“H”にすると、これに応じてワードドライバー19がWL_BLK01を論理電圧“H”にする。また、周辺回路110がCP0を論理電圧“H”にすると、これに応じてセルプレートドライバー182がCP_BLK0を論理電圧“H”にする。
これにより、図2に示すBL0及びXBL0〜BLn及びXBLnのビット線対がフローティング状態になり、それと共にWL0_BLK01に接続されている同一列のメモリセルが選択される。このため、WL0_BLK01に接続されているメモリセルからBL0及びXBL0〜BLn及びXBLnのビット線対のそれぞれにデータが読み出される。
ビット線対にデータが読み出されると、図4Cのt4のタイミングにおいて、周辺回路110が、CP0を論理電圧“L”にする。これに応じて、セルプレートドライバー182が、CP_BLK0を論理電圧“L”にする。
次に、図4Dのt5のタイミングにおいて、周辺回路110がSAE0を論理電圧“H”にすると、メモリセルからビット線対に読み出されたデータがセンスアンプによって論理電圧まで増幅される。論理電圧まで増幅されたデータは、データルータ制御回路(図示せず)を介して外部の回路に出力される。
図4A〜図4Dの期間t5〜t8のタイミングにおいて、周辺回路110はXWEの立ち上がりエッジを検出するたびに、外部の回路から取り込んだ書き込みデータをデータルータ制御回路(図示せず)にラッチする。
また、周辺回路110は、図4A〜図4Dのt6のタイミンングにおいて、第1のメモリセルアレイ10の次にアクセスする第2のメモリセルアレイ11を選択する。具体的には、周辺回路110は、図4B及び図4Cのt6のタイミングにおいて、BP1を論理電圧“L”に、CP1を論理電圧“H”にする。これに応じて、ビット線制御回路181がBP_BLK1を論理電圧“L”にし、セルプレートドライバー182がCP_BLK1を論理電圧“H”にする。これにより、周辺回路110は、t6のタイミングにおいて、第1のメモリセルアレイ10の次にアクセスする第2のメモリセルアレイ11を選択することができる。
図4B及び図4Cのt6のタイミングにおいて、第2のメモリセルアレイ11のBP_BLK1が論理電圧“L”となり、それと共に第2のメモリセルアレイ11のCP_BLK1が論理電圧“H”となると、図2に示す第2のメモリセルアレイ11のBL0及びXBL0〜BLn及びXBLnのビット線対がフローティング状態になる。WL0_BLK01は、図4Aのt3のタイミングにおいてすでに論理電圧“H”となっているため、第2のメモリセルアレイ11のWL0_BLK01に接続されている同一列のメモリセルが選択される。これにより、WL0_BLK01に接続されているメモリセルからBL0及びXBL0〜BLn及びXBLnのビット線対のそれぞれにデータが読み出される。
ビット線対にデータが読み出されると、図4Cのt7のタイミングにおいて、周辺回路110が、CP1を論理電圧“L”にする。これに応じて、セルプレートドライバー182が、CP_BLK1を論理電圧“L”にする。
次に、図4Dのt8のタイミングにおいて、周辺回路110がSAE1を論理電圧“H”とすると、すでに図4B及び図4Cのt6のタイミングにおいて第2のメモリセルアレイ11のビット線対に読み出されたデータがセンスアンプによって論理電圧まで増幅される。論理電圧まで増幅されたデータは、データルータ制御回路(図示せず)を介して外部の回路に出力される。
図4Dの期間t8〜t9のタイミングにおいて、再書き込み制御回路111は、再書き込み制御信号REWR_TIMを論理電圧“H”とする。周辺回路110は、図4Dのt8のタイミングにおいて、再書き込み制御信号REWR_TIMが論理電圧“H”となると、図4A〜図4Dのt3のタイミングにおいて読み出したデータと、図4A〜図4Dの期間t5〜t8においてデータルータ制御回路(図示せず)がラッチしたデータとを第1のメモリセルアレイ10の物理的なページ長(nビット)に対応するメモリセルに書き込む。
図4A〜図4Dのt8のタイミングの後の第2のメモリセルアレイ11に対するデータの書き込み及び読み出しの動作は、第1のメモリセルアレイ10に対するデータの書き込み及び読み出しの動作と同じなので説明を省略する。
図4A〜図4Dのt10のタイミングにおいて、外部制御信号XCEが論理電圧“H”となった後、図4A〜図4Dのt11のタイミングにおいて第4のメモリセルアレイ13に対する再書き込みが終了する。そして、周辺回路110は、メモリセルアレイへのアクセスを終了する。
以上のように本実施形態の半導体記憶装置100の周辺回路110は、ワード線制御信号と、ビット線制御信号と、セルプレート線制御信号と、センスアンプ制御信号とをそれぞれ2系統ずつ出力することができる。これにより、本実施形態の半導体記憶装置100は、1つのXCEサイクルにおいて、一方の系統の制御信号を用いて1つのメモリセルアレイに対するアクセスを制御しつつ、他方の系統の制御信号を用いて次にアクセスするメモリセルアレイを予めアクセス可能な状態にすることができる。
これにより、本実施形態の半導体記憶装置100は、複数のXCEサイクルを繰り返すことなく複数のメモリセルアレイにアクセスすることで1つのXCEサイクルの中で物理的なページ長以上のデータを書き込むことができる。
XCEサイクルを複数回繰り返すことがないため、従来の半導体記憶装置で発生していたXCEのスタンバイ状態(例えば、図15A及び図15Bに示す期間t8〜t10等)が、本実施形態の半導体記憶装置100において発生することはない。したがって、本実施形態の半導体記憶装置100によれば、物理的なページ長以上のデータを書き込む場合でも、アクセスが不連続とならず、アクセス時間の遅延を防ぐことができる。
XCEのスタンバイ状態によるアクセス時間の遅延を防ぐことができるため、本実施形態の半導体記憶装置100は、従来の半導体記憶装置と比較して、物理的なページ長以上のデータを書き込む場合でも、データを高速に転送することができる。
また、本実施形態の半導体記憶装置100が、各メモリセルアレイのそれぞれへの再書き込みをするタイミングは、それぞれの次のメモリセルアレイへのアクセスを開始するタイミング(例えば、図4Dに示すt8及びt10のタイミング等)である。すなわち、本実施形態の半導体記憶装置100が、複数のメモリセルアレイのそれぞれへ同時に再書き込みをすることはない。これにより、本実施形態の半導体記憶装置100は、1つの再書き込み制御回路111のみを用いて、複数のメモリセルアレイのそれぞれの再書き込みのタイミングを制御することができる。
また、本実施形態の半導体記憶装置100において、ワードドライバー19及びアレイ制御回路18は、第1及び第2のワード線制御信号WLCK0及びWLCK1と、第1及び第2のビット線制御信号BP0及びBP1と、第1及び第2のセルプレート線制御信号CP0及びCP1と、第1及び第2のセンスアンプ制御信号SAE0及びSAE1とに応じて動作する。
したがって、本実施形態の半導体記憶装置100は、ビット線制御信号線、セルプレート線制御信号線、センスアンプ制御信号線及びワード線制御信号線のそれぞれをメモリセルアレイの数だけ設けるのではなく、それぞれ2本ずつ設けてもよい。これにより、メモリセルアレイの数が増加した場合でも、制御信号線の配線数を増加させることなく、物理的なページ長以上のデータのページ動作を連続的にすることができる。
尚、本実施形態の半導体記憶装置100において、ワードドライバー19のそれぞれは、第1及び第2のワード制御信号WLCK0及びWLCK1に応じて動作する。ここで、一般的に用いられているワード線は、他の配線と比較した場合、抵抗が低く応答速度が速いという特性を有している。したがって、本実施形態の半導体記憶装置100において、ワードドライバー19の数を半分にして、それぞれのワードドライバー19を2倍の速度で動作させても良い。これにより、ワードドライバーの数を半分に減らすことができチップサイズを縮小することができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態の半導体記憶装置の動作について、図5のブロック図と、図4A〜図4Dのタイミングチャートとを参照しながら説明する。図5は、本実施形態の半導体記憶装置500の構成を示すブロック図である。図5に示す半導体記憶装置500は、第1の実施形態の半導体記憶装置100と比較して、周辺回路110aがカウンタ112をさらに有している点で相違する。本実施形態の半導体記憶装置500の内、第1の実施形態の半導体記憶装置100と同一の構成要素については、同一の参照符号を付し、説明を省略する。
第1の実施形態の半導体記憶装置100は、書き込みデータの全てのアドレスを外部の回路から取り込む。これに対して、本実施形態の半導体記憶装置500は、周辺回路110aが最初のXCEの立ち下がりを検出した時に、外部の回路から最初にデータを書き込むメモリセルのアドレスを取り込む。そして、本実施形態の半導体記憶装置500は、取り込んだアドレスを元にその後に書き込むデータのアドレスを周辺回路110aがカウンタ112を用いて生成することを特徴とする。
より詳細には、周辺回路110aは、図4A〜図4Dのt2のタイミングにおいて、XCEが論理電圧“L”となった時点で最初にデータを書き込むメモリセルのアドレスを外部の回路から取り込み、取り込んだアドレスを記憶する。カウンタ112は、図4A〜図4Dのt2のタイミングの後、XWEのパルスの数のカウントを開始する。周辺回路110aは、記憶したアドレスをカウンタ112がカウントした数だけインクリメントすることにより、データを書き込むアドレスを生成する。周辺回路110aは、生成したアドレスをメモリセルアレイブロック選択信号BLKとして出力する。
また、周辺回路110aは、図4Dのt8のタイミングにおいて、カウンタ112がカウントしている数が所定の値を満たすと、次にアクセスするメモリセルアレイのセンスアンプ制御信号SAE1を論理電圧“H”とする。これにより、本実施形態の半導体記憶装置500は、カウンタ112を用いて次にアクセスする第2のメモリセルアレイ11のセンスアンプ21を予め増幅状態にすることができる。
本実施形態の半導体記憶装置500が、カウンタ112を用いてデータを書き込むアドレスを生成する動作以外の動作は、第1の実施形態の半導体記憶装置100の動作と同じであるため、説明を省略する。
本実施形態の半導体記憶装置500は、データを書き込んでいるメモリセルアレイの次にアクセスするメモリセルアレイのアドレスをカウンタ112によって生成することができる。これにより、第1のメモリセルアレイ10のアクセス中に、次にアクセスする第2のメモリセルアレイ11のセンスアンプ21を予め増幅状態にすることができる。
したがって、本実施形態の半導体記憶装置500は、次にアクセスするメモリセルアレイのセンスアンプ21を予め増幅することにより、物理的なページ長(nビット)以上のデータ長(rビット)の連続的なページ動作を、遅延なく行うことができる。
(第2の実施形態の変形例)
第2の実施形態の変形例の半導体記憶装置について、図5のブロック図と、図6のタイミングチャートを参照しながら説明する。本変形例の半導体記憶装置500は、第2の実施形態の半導体記憶装置500と比較して、同一の構成で異なる動作をする。本変形例の半導体記憶装置500は、1つのメモリセルアレイ毎に外部の回路から周辺回路110aに入力されるXCEを1つのサイクルの終了を待つことなく、任意の時点で論理電圧“H”とすることができる。これにより、本変形例の半導体記憶装置500は、データを書き込むメモリセルのアドレスを生成することができるという特徴に加えて、外部の回路が任意の時点でXCEを論理電圧“H”とすることで、ページ動作を外部から制御することができるという特徴を有する。
本変形例の半導体記憶装置500では、第2のメモリセルアレイ11の物理的なページ長へのアクセスの終了を待つことなく、外部の回路が任意の時点(例えば、図6のt10のタイミング)において、XCEの論理電圧を“H”とすることができる。本変形例の半導体記憶装置500は、任意の時点で外部の回路がXCEを論理電圧“H”となっても、周辺回路110aは、図6の各種制御信号を初期状態にすることで、メモリセルへのアクセスを正常に終了することができる。
本変形例の半導体記憶装置500が、外部の回路から周辺回路110に入力されるXCEをサイクルの終了を待つことなく、任意の時点で立ち上げることができる点の他は、第2の実施形態と同様であるので説明を省略する。
以上のように本変形例の半導体記憶装置500は、第2の実施形態と同様にデータを最初に書き込むためのアクセス開始アドレスを外部から入力することができる。これに加えて、本変形例の半導体記憶装置500において、外部の回路が入力するXCEを任意の時点で立ち上げることによりアクセスするページ長を任意の大きさに指定することができる。このため、本変形例の半導体記憶装置500を使用するシステムは、当該半導体記憶装置へのアクセスを効率的に制御することができる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態の半導体記憶装置について、図7に示すブロック図と、図8のタイミングチャートとを参照しながら説明する。図7に示す半導体記憶装置700は、図4に示す半導体記憶装置400と比較して、再書き込み制御回路111の代わりに、それぞれが異なる再書き込み時間が設定されている2つの再書き込み制御回路113及び114を備える点で相違する。本実施形態の半導体記憶装置700の内、第3の実施形態の半導体記憶装置400と同一の構成要素については、同一の参照符号を付し、説明を省略する。
図8のタイミングチャートは、本実施形態の半導体記憶装置700において入出力される各信号の内、再書き込み制御信号REWR_TIM1及びREWR_TIM2のそれぞれのレベルの遷移タイミングを示すタイミングチャートである。図8のタイミングチャートは、本実施形態の半導体記憶装置700が、第1のメモリセルアレイ10〜第5のメモリセルアレイ14までデータを書き込む動作を一例として示している。本実施形態の半導体記憶装置700は、それぞれのメモリセルアレイに対して、それぞれ異なる時間をかけて再書き込みをすることができる。
本実施形態の半導体記憶装置700は、図8の期間t8〜t9において再書き込み制御回路113が、REWR_TIM1を論理電圧“H”にして、第1のメモリセルアレイ10の再書き込みをするように周辺回路110aに通知する。また、図8の期間t10〜t11において再書き込み制御回路113が、REWR_TIM1を論理電圧“H”にして、第2のメモリセルアレイ11の再書き込みをするように周辺回路110aに通知する。また、図8の期間t12〜t13において再書き込み制御回路114が、REWR_TIM2を論理電圧“H”にして、第3のメモリセルアレイ12の再書き込みをするように周辺回路110aに通知する。また、図8の期間t14〜t15において再書き込み制御回路114が、REWR_TIM2を論理電圧“H”にして、第4のメモリセルアレイ13の再書き込みをするように周辺回路110aに通知する。また、図8の期間t16〜17において再書き込み制御回路113が、REWR_TIM1を論理電圧“H”にして、第5のメモリセルアレイ14の再書き込みをするように周辺回路110aに通知する。
本実施形態の半導体記憶装置700は、図8に示す期間t8〜t9、期間t10〜t11及び期間t16〜t17における再書き込みを第1の再書き込み時間aが設定された再書き込み制御回路113によって行う。また、図8に示す期間t12〜t13及び期間t14〜t15における再書き込みを第2の再書き込み時間bが設定された再書き込み制御回路113によって行う。
尚、各々のメモリセルアレイへデータを再書き込みするまでの動作は、第1の実施形態と同様なので説明を省略する。
このように、本実施形態の半導体記憶装置700は、それぞれ異なる長さの再書き込み時間が設定された再書き込み制御回路113及び114を備えることにより、メモリセルアレイ毎に再書き込み時間を変えることができる。したがって、本実施形態の半導体記憶装置700は、データ保持時間の異なるメモリセルアレイを取り扱うことができる。
半導体記憶装置の信頼性の一要因として、メモリセルアレイの再書き込み時間の長さがあげられる。一般に、再書き込み時間が長ければ、半導体記憶装置の信頼性は向上するが、アクセス速度は低下する。したがって、本実施形態の半導体記憶装置700は、メモリセルアレイ毎に再書き込み時間を制御することで、半導体記憶装置の信頼性と、アクセス速度とを両立させることができる。
以上のように本実施形態の半導体記憶装置700によれば、当該半導体記憶装置をシステムに組み込むことにより、1つの記憶装置において複数のメモリセルアレイのそれぞれが異なるデータ保持時間を有するシステムを作ることができる。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態の半導体記憶装置について、図9〜図12A及び図12Bを参照しながら説明する。図9は、第4の実施形態の半導体記憶装置900の構成を示すブロック図である。また、図10は、図9に示すメモリセルアレイの詳細な構成を示す図である。図11は、図9に示すアレイ制御回路94の詳細な構成を示す図である。図12A及び図12Bは、本実施形態の半導体記憶装置900において入出力される各信号のレベルの遷移タイミングを示すタイミングチャートである。
本実施形態の半導体記憶装置900と、第1の実施形態の半導体記憶装置100との相違点は、本実施形態の半導体記憶装置900がセルプレート固定型であるため、アレイ制御回路94がセルプレートドライバーを含んでいない点である。ここで、セルプレート固定型とは、セルプレート線の電圧が常に一定である半導体記憶装置のことをいう。
図9に示す半導体記憶装置900は、第1〜第4のメモリセルアレイ90〜93と、アレイ制御回路94と、ワードドライバー95と、周辺回路96と、再書き込み制御回路97とを備える。アレイ制御回路94と、ワードドライバー95とは、制御回路2を構成する。
第1のメモリセルアレイ90〜第4のメモリセルアレイ93は、周辺回路96から出力されるメモリセルアレイ選択信号BLKに応じてアレイ制御回路94及びワードドライバー95が動作することによって選択される。周辺回路96が、アレイ制御回路94及びワードドライバー95に対して各種制御信号を出力して、メモリセルアレイブロックを選択する動作の詳細は、図12A〜図12Bを用いて後述する。
アレイ制御回路94は、周辺回路96から出力される第1及び第2のビット線制御信号BP0及びBP1と、第1及び第2のセンスアンプ制御信号SAE0及びSAE1と、メモリセルアレイ選択信号BLKとにしたがって動作する。アレイ制御回路94のより詳細な説明は後述する。
ワードドライバー95は、周辺回路96から出力されるワード線制御信号WLCK0及びWLCK1にしたがって動作する。REWR_TMは、外部から周辺回路96に入力される再書き込み制御信号である。XCE及びXWEは、外部から周辺回路96に入力される外部制御信号である。
図10は、図9に示すそれぞれのメモリセルアレイ1000の詳細な構成を示す図である。図10に示すメモリセルアレイ1000は、図2に示すメモリセルアレイ200と比較して、第1のセルプレート線CP0_BLK0〜第mのセルプレート線CPm_BLK0に一定のレベルの電圧が印可される点で相違する。それ以外の点で、図2に示すメモリセルアレイ200と、メモリセルアレイ1000との間に相違点はないので、説明を省略する。
図11は、図9に示すアレイ制御回路94のより詳細な構成を示すブロック図である。図11のアレイ制御回路94は、ビット線制御回路941と、センスアンプ制御回路942とを備える。
ビット線制御回路941は、周辺回路96から出力されるビット線制御信号BP0又はBP1と、メモリセルアレイ選択信号BLKとに応じて、メモリセルアレイを選択し、選択したメモリセルアレイのビット線制御信号線BP_BLK0に信号を出力する。
センスアンプ制御回路942は、周辺回路96から出力されるセンスアンプ制御信号SAE0又はSAE1と、メモリセルアレイ選択信号BLKとに応じて、メモリセルアレイを選択し、選択したメモリセルアレイのセンスアンプ制御信号線SAE_BLK0を通じてセンスアンプ1011を制御する。
図9に示す周辺回路96は、外部の回路から外部制御信号XCE及びXWEが入力される。周辺回路96は、外部制御信号XCE及びXWEにしたがって、アレイ制御回路94と、ワードドライバー95との各々に各種制御信号を出力する。アレイ制御回路94及びワードドライバー95は、周辺回路96から出力される制御信号にしたがって、図10に示す各種信号線に制御信号を出力する。これにより、図9に示す半導体記憶装置900は、外部から指定されるアドレスのメモリセルに対してデータの書き込み及び読み出しをすることができる。
第1の実施形態の半導体記憶装置100の物理的なページ長とは、1本のセルプレート線に接続されるメモリセルの数のことである。これに対して、本実施形態の半導体記憶装置900はセルプレート固定型であるため、物理的なページ長が、1本のワード線に接続されるメモリセルの数のこととなる。
次に、本実施形態の半導体記憶装置900の動作を図12A及び図12Bのタイミングチャートを参照しながら説明する。図12A及び図12Bのタイミングチャートは、本実施形態の半導体記憶装置900が、nビットのページ長のデータを1度のページ動作で第1のメモリセルアレイ90〜第3のメモリセルアレイ92に順番に書き込む動作を一例として示している。尚、図12A及び図12Bのそれぞれにおけるタイミングt0〜t10のそれぞれについては、同一の符号が同一のタイミングを示している。
始めに、図12A及び図12Bのt1のタイミングにおいて、初期状態として、XWE、WLCK0、WLCK1、WL_BLK0、WL_BLK1、WL_BLK2、SAE0、SAE1、SAE_BLK0、SAE_BLK1及びSAE_BLK2のそれぞれを論理電圧“L”とする。また、BP0、BP1、BP_BLK0、BP_BLK1及びBP_BLK2のそれぞれを論理電圧“H”とする。
次に、図12A及び図12Bのt2のタイミングにおいて、XCEを論理電圧“L”にすると、図9に示す半導体記憶装置900は、書き込み動作モードに入る。XCEが、図12A及び図12Bのt2のタイミングにおいて論理電圧“L”になった後、半導体記憶装置900はXWEの立ち上がりエッジを検出するたびに8ビットの書き込みデータを外部の回路から取り込む。また、半導体記憶装置900は、XWEの立ち下がりエッジを検出するたびに、データを書き込むメモリセルのアドレスを外部の回路から取り込む。
図12A及び図12Bにおいて、XCEが論理電圧“L”となる期間t2〜t10の間に、外部の回路から周辺回路96に出力するXWEを論理電圧“L”から論理電圧“H”にr/8回遷移させる。これにより、本実施形態の半導体記憶装置900は、物理的なページ長と同じページ長のデータのページ書き込みを実施することができる。
次に、図12Aのt3のタイミングにおいて、周辺回路96がBP0を論理電圧“L”にすると、これに応じてビット線制御回路941はBP_BLK0を論理電圧“L”にする。また、図12Aのt3のタイミングにおいて、周辺回路96がWLCK0を論理電圧“H”にすると、これに応じてワードドライバー95がWL0_BLK0を論理電圧“H”にする。
これにより、図10に示すBL0及びXBL0〜BLn及びXBLnのビット線対がフローティング状態になり、それと共にWL0_BLK01に接続されている同一列のメモリセルが選択される。このため、WL0_BLK01に接続されているメモリセルからBL0及びXBL0〜BLn及びXBLnのビット線対のそれぞれにデータが読み出される。
次に、図12Bのt5のタイミングにおいて、周辺回路96がSAE0を論理電圧“H”にすると、メモリセルからビット線対に読み出されたデータがセンスアンプによって論理電圧まで増幅される。論理電圧まで増幅されたデータは、データルータ制御回路(図示せず)を介して外部の回路に出力される。
図12A及び図12Bの期間t5〜t8のタイミングにおいて、周辺回路96はXWEの立ち上がりを検出するたびに、外部の回路から取り込んだ書き込みデータをデータルータ制御回路(図示せず)にラッチする。
また、周辺回路96は、図12A及び図12Bのt6のタイミングにおいて、第1のメモリセルアレイ90の次にアクセスする第2のメモリセルアレイ91を選択する。具体的には、周辺回路96は、図12Aのt6のタイミングにおいて、BP1を論理電圧“L”に、WLCK1を論理電圧“H”にする。これに応じて、ビット線制御回路941がBP_BLK1を論理電圧“L”にし、ワードドライバー95が、WL0_BLK1を論理電圧“H”にする。これにより、周辺回路96は、図12A及び図12Bのt6のタイミングにおいて、第1のメモリセルアレイ90の次にアクセスする第2のメモリセルアレイ91を選択することができる。
図12Aのt6のタイミングにおいて、第2のメモリセルアレイ91のBP_BLK1が論理電圧“L”となり、それと共に第2のメモリセルアレイ91のWL0_BLK1が論理電圧“H”となると、図10に示す第2のメモリセルアレイ91のBL0及びXBL0〜BLn及びXBLnのビット線対がフローティング状態になる。これにより、WL0_BLK1に接続されている同一列のメモリセル1010が選択される。そして、WL0_BLK01に接続されているメモリセル1010からBL0及びXBL0〜BLn及びXBLnのビット線対のそれぞれにデータが読み出される。
図12Bのt8のタイミングにおいて、周辺回路96がSAE1を論理電圧“H”とすると、すでに図12Aのt6のタイミングにおいて第2のメモリセルアレイ91のビット線対に読み出されたデータがセンスアンプによって論理電圧まで増幅される。論理で何つまで増幅されたデータは、データルータ制御回路(図示せず)を介してデータルータ制御回路を介して外部の回路に出力される。
図12Bの期間t8〜t9のタイミングにおいて、再書き込み制御回路97は、再書き込み制御信号REWR_TIMを論理電圧“H”とする。周辺回路96は、図12Bのt8のタイミングにおいて、再書き込み制御信号REWR_TIMが論理電圧“H”となると、図12Aのt3のタイミングにおいて読み出したデータと、図12A及び図12Bの期間t5〜t8においてデータルータ制御回路(図示せず)がラッチしたデータとを第1のメモリセルアレイ90の物理的なページ長(nビット)に対応するメモリセルに書き込む。
最後に、図12Aのt9のタイミングにおいて、周辺回路96がBP0を論理電圧“H”にして、WLCK0を論理電圧“L”にする。これにより、第1のメモリセルアレイ90へのアクセスが終了する。周辺回路96は、図12A及び図12Bの期間t0〜t9の動作を繰り返して、第1のメモリセルアレイ90〜第3のメモリセルアレイ92を順番にアクセスする。
以上のように本実施形態の半導体記憶装置900では、物理的なページ長がワード線に接続されているメモリセルの数となる。このため、本実施形態の半導体記憶装置900によれば、同じ周期を有するビット線制御信号と、ワード線制御信号とを用いてデータを書き込むことができる。これにより、ビット線制御信号と、ワード線制御信号とを1つの回路で生成することができるため、周辺回路96の規模を縮小することができる。
本発明の半導体記憶装置は、複数のメモリセルへのアクセスを高速に行うことができるという特徴を有するので、半導体記憶装置を内蔵した半導体集積回路に利用することができる。特に、高速な動作を要求される半導体集積回路等の分野に有用である。
第1の実施形態の半導体記憶装置の構成を示すブロック図 図1のメモリセルアレイの詳細な構成を示す図 図1のアレイ制御回路18の詳細な構成を示すブロック図 第1〜第2の実施形態の半導体記憶装置の動作を説明するタイミングチャート 第1〜第2の実施形態の半導体記憶装置の動作を説明するタイミングチャート 第1〜第2の実施形態の半導体記憶装置の動作を説明するタイミングチャート 第1〜第2の実施形態の半導体記憶装置の動作を説明するタイミングチャート 第2の実施形態の半導体記憶装置の構成を示すブロック図 第2の実施形態の変形例の半導体記憶装置の動作を説明するタイミングチャート 第3の実施形態の半導体記憶装置の構成を示すブロック図 第3の実施形態の半導体記憶装置の動作を説明するタイミングチャート 第4の実施形態の半導体記憶装置の構成を示すブロック図 図9のメモリセルアレイの詳細な構成を示す図 図9のアレイ制御回路94の詳細な構成を示すブロック図 第4の実施形態の半導体記憶装置の動作を説明するタイミングチャート 第4の実施形態の半導体記憶装置の動作を説明するタイミングチャート 従来の半導体記憶装置の構成を示すブロック図 図12のメモリセルアレイの詳細な構成を示す図 従来の半導体記憶装置の動作を説明するタイミングチャート 従来の半導体記憶装置の動作を説明するタイミングチャート
符号の説明
100,400,500,700,900,1200 半導体記憶装置
10〜17,90〜93,120〜127 メモリセルアレイ
1,2 制御回路
18,94,128 アレイ制御回路
19,95,129 ワードドライバー
96,110,110a,130 周辺回路
97,111,113,114 再書き込み制御回路
200,1000,1300 メモリセルアレイ
20,1010,1310 メモリセル
21,1011,1311 センスアンプ
181,941 ビット線制御回路
182 セルプレート線制御回路
183,942 センスアンプ制御回路
112 カウンタ

Claims (26)

  1. 外部制御信号に応じてデータの書き込み及び読み出しのタイミングを制御する半導体記憶装置であって、
    行方向及び列方向にマトリクス状に配置される複数のメモリセルと、前記メモリセルの各々に接続されるビット線と、前記複数のメモリセルの内、同一列のメモリセルの各々に接続されるワード線及びセルプレート線と、前記ビット線上の信号を増幅するセンスアンプとを含む複数のメモリセルアレイと、
    前記外部制御信号がイネーブル状態となっている期間に、前記複数のメモリセルアレイのいずれか1つを選択するためのメモリセルアレイ選択信号と、第1の系統に属する制御信号と、第2の系統に属する制御信号とを出力する周辺回路と、
    前記周辺回路から出力される前記メモリセルアレイ選択信号と、前記第1の系統に属する制御信号と、前記第2の系統に属する制御信号とに基づき、前記複数のメモリセルアレイのそれぞれに対する前記データの書き込み及び読み出しのタイミングを途切れることなく制御する制御回路とを備え、
    前記制御回路は、前記複数のメモリセルの内、1つの前記セルプレート線に接続されているメモリセルの数を物理的なページ長とした場合、前記物理的なページ長を超えるページ長を有するデータの書き込み及び読み出しを途切れることなく制御することを特徴とする、半導体記憶装置。
  2. 前記周辺回路は、前記第1の系統に属するワード線制御信号、ビット線制御信号、セルプレート線制御信号及びセンスアンプ制御信号の内、少なくともいずれか1つの制御信号をイネーブル状態としている期間において、前記第2の系統に属するワード線制御信号、ビット線制御信号、セルプレート線制御信号及びセンスアンプ制御信号の内、少なくともいずれか1つの制御信号をイネーブル状態とすることを特徴とする、請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記制御回路は、それぞれが予め前記複数のメモリセルアレイのいずれか1つと対応付けられている複数のアレイ制御回路と、それぞれが予め前記複数のメモリセルアレイのいずれか2つと対応付けられている複数のワード線制御回路とからなり、
    前記複数のアレイ制御回路のそれぞれは、
    前記第1の系統に属するビット線制御信号と、前記第2の系統に属するビット線制御信号とのいずれか一方の信号のレベルと、前記メモリセルアレイ選択信号とに応じて、前記予め対応付けられたメモリセルアレイに含まれる前記ビット線のレベルを制御するビット線制御回路と、
    前記第1の系統に属するセルプレート線制御信号と、前記第2の系統に属するセルプレート線制御信号とのいずれか一方の信号のレベルと、前記メモリセルアレイ選択信号とに応じて、前記予め対応付けられたメモリセルアレイに含まれる前記セルプレート線のレベルを制御するセルプレート線制御回路と、
    前記第1の系統に属するセンスアンプ制御信号と、前記第2の系統に属するセンスアンプ制御信号とのいずれか一方の信号のレベルと、前記メモリセルアレイ選択信号とに応じて、前記予め対応付けられたメモリセルアレイに含まれる前記センスアンプの動作状態を制御するセンスアンプ制御回路とを含み、
    前記ワード線制御回路は、前記第1の系統に属するワード線制御信号と、前記第2の系統に属するワード線制御信号とのいずれか一方の信号のレベルと、前記メモリセルアレイ選択信号とに応じて、前記予め対応付けられた2つのメモリセルアレイのそれぞれに含まれる前記ワード線のレベルを制御することを特徴とする、請求項2に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記周辺回路は、前記外部制御信号のパルスの数をカウントするカウンタをさらに含み、
    前記周辺回路は、前記外部制御信号がイネーブル状態となった時に、アクセスする前記メモリセルのアドレスを記憶し、記憶したアドレスを前記カウンタがカウントした数に応じてインクリメントすることで、書き込むデータのアドレスを生成することを特徴とする、請求項1に記載の半導体記憶装置。
  5. 前記周辺回路は、前記外部制御信号の1つのサイクルの終了を待つことなく、任意の時点で非イネーブル状態となる前記外部制御信号を検出することにより、任意の時点で前記複数のメモリセルアレイのそれぞれに対する前記データの書き込み及び読み出しのタイミングの制御を終了することを特徴とする、請求項1に記載の半導体記憶装置。
  6. 前記周辺回路は、前記第1の系統に属するワード線制御信号、ビット線制御信号、セルプレート線制御信号及びセンスアンプ制御信号のそれぞれと、前記第2の系統に属するワード線制御信号、ビット線制御信号、セルプレート線制御信号及びセンスアンプ制御信号のそれぞれとを、それぞれ1つの信号線を通じて出力することを特徴とする、請求項1に記載の半導体記憶装置。
  7. 1つの再書き込み制御回路をさらに備え、
    前記複数のメモリセルアレイのそれぞれへの再書き込みを異なるタイミングで行うことを特徴とする、請求項3に記載の半導体記憶装置。
  8. それぞれが異なる長さの再書き込み時間を設定された複数の再書き込み制御回路をさらに備え、
    前記複数のメモリセルアレイのそれぞれへの再書き込みを異なる長さの再書き込み時間で行うことを特徴とする、請求項3に記載の半導体記憶装置。
  9. 前記周辺回路は、前記複数のメモリセルアレイのそれぞれに含まれる前記ビット線に接続される1つのデータルータ制御回路をさらに含み、
    前記1つのデータルータ制御回路を用いて前記複数のメモリセルアレイに対する前記データの書き込み及び読み出しを制御することを特徴とする、請求項3に記載の半導体記憶装置。
  10. 前記周辺回路は、それぞれが前記複数のメモリセルアレイのそれぞれに含まれるビット線に接続される複数のデータルータ制御回路をさらに含み、
    前記複数のデータルータ制御回路のそれぞれを用いて前記複数のメモリセルアレイのそれぞれに対する前記データの書き込み及び読み出しを制御することを特徴とする、請求項3に記載の半導体記憶装置。
  11. 前記周辺回路は、前記第1の系統に属する制御信号として、ワード線制御信号、ビット線制御信号及びセンスアンプ制御信号の内、少なくともいずれか1つの制御信号をイネーブル状態としている期間において、前記第2の系統に属する制御信号として、ワード線制御信号、ビット線制御信号及びセンスアンプ制御信号の内、少なくともいずれか1つの制御信号をイネーブル状態とすることを特徴とする、請求項1に記載の半導体記憶装置。
  12. 前記複数のメモリセルアレイのそれぞれに含まれる前記セルプレート線の各々には、一定のレベルの信号が印加され、前記第1の系統に属するビット線制御信号及び前記第2の系統に属するビット線制御信号と、前記第1の系統に属するワード線制御信号及び前記第2の系統に属するワード線制御信号とは同じ周期を有する信号であることを特徴とする、請求項11に記載の半導体記憶装置。
  13. 前記制御回路は、予め前記複数のメモリセルアレイのいずれか1つと対応付けられているアレイ制御回路と、ワード線制御回路とからなり、
    前記アレイ制御回路は、
    前記第1の系統に属するビット線制御信号と、前記第2の系統に属するビット線制御信号とのいずれか一方の信号のレベルと、前記メモリセルアレイ選択信号とに応じて、予め対応付けられた前記複数のメモリセルアレイのいずれか1つに含まれる前記ビット線のレベルを制御するビット線制御回路と、
    前記第1の系統に属するセンスアンプ制御信号と、前記第2の系統に属するセンスアンプ制御信号とのいずれか一方の信号のレベルと、前記メモリセルアレイ選択信号とに応じて、予め対応付けられた前記複数のメモリセルアレイのいずれか1つに含まれる前記センスアンプの動作状態を制御するセンスアンプ制御回路とを含み、
    前記ワード線制御回路は、前記第1の系統に属するワード線制御信号と、前記第2の系統に属するワード線制御信号とのいずれか一方の信号のレベルと、前記メモリセルアレイ選択信号とに応じて、予め対応付けられた前記複数のメモリセルアレイのいずれか1つに含まれる前記ワード線のレベルを制御することを特徴とする、請求項12に記載の半導体記憶装置。
  14. 行方向及び列方向にマトリクス状に配置される複数のメモリセルと、前記メモリセルの各々に接続されるビット線と、前記複数のメモリセルの内、同一列のメモリセルの各々に接続されるワード線及びセルプレート線と、前記ビット線上の信号を増幅するセンスアンプとを含む複数のメモリセルアレイを備え、データの書き込み及び読み出しのタイミングを通知するための外部制御信号に応じてデータの書き込み及び読み出しのタイミングを制御する半導体記憶装置のアクセス制御方法であって、
    前記外部制御信号がイネーブル状態となっている期間に、前記複数のメモリセルアレイのいずれか1つを選択するためのメモリセルアレイ選択信号と、第1の系統に属する制御信号と、第2の系統に属する制御信号とを出力し、
    前記メモリセルアレイ選択信号と、前記第1の系統に属する制御信号と、前記第2の系統に属する制御信号とを出力することにより、前記複数のメモリセルの内、1つの前記セルプレート線に接続されているメモリセルの数を物理的なページ長とした場合、物理的なページ長を超えるページ長を有するデータの書き込み及び読み出しのタイミングを途切れることなく制御する、アクセス制御方法。
  15. 前記第1の系統に属するワード線制御信号、ビット線制御信号、セルプレート線制御信号及びセンスアンプ制御信号の内、少なくともいずれか1つの制御信号がイネーブル状態となっている期間において、前記第2の系統に属するワード線制御信号、ビット線制御信号、セルプレート線制御信号及びセンスアンプ制御信号の内、少なくともいずれか1つの制御信号をイネーブル状態とする、請求項14に記載のアクセス制御方法。
  16. 前記複数のメモリセルアレイのいずれか1つに含まれる前記ビット線と、前記セルプレート線と、前記センスアンプとのそれぞれをそれぞれ1つの回路で制御し、
    前記複数のメモリセルアレイのいずれか2つに含まれる前記ワード線を1つの回路で制御する、請求項15に記載のアクセス制御方法。
  17. 前記外部制御信号がイネーブル状態となった時に、アクセスする前記メモリセルのアドレスを記憶し、前記外部制御信号のパルスをカウントした数に応じて記憶したアドレスをインクリメントすることで、書き込むデータのアドレスを生成する、請求項14に記載のアクセス制御方法。
  18. 前記外部制御信号の1つのサイクルの終了を待つことなく、任意の時点で非イネーブル状態となる前記外部制御信号を検出することにより、任意の時点で前記複数のメモリセルアレイのそれぞれに対する前記データの書き込み及び読み出しのタイミングの制御を終了する、請求項14に記載のアクセス制御方法。
  19. 前記第1の系統に属するワード線制御信号、ビット線制御信号、セルプレート線制御信号及びセンスアンプ制御信号のそれぞれと、前記第2の系統に属するワード線制御信号、ビット線制御信号、セルプレート線制御信号及びセンスアンプ制御信号のそれぞれとを、それぞれ1つの信号線を通じて出力する、請求項14に記載のアクセス制御方法。
  20. 前記複数のメモリセルアレイのそれぞれへの再書き込みを異なるタイミングで行う、請求項16に記載のアクセス制御方法。
  21. 前記複数のメモリセルアレイのそれぞれへの再書き込みを異なる長さの再書き込み時間で行う、請求項16に記載のアクセス制御方法。
  22. 前記複数のメモリセルアレイのそれぞれに含まれる前記ビット線に接続される1つの制御回路を用いて、前記複数のメモリセルアレイのそれぞれに対する前記データの書き込み及び読み出しを制御することを特徴とする、請求項16に記載のアクセス制御方法。
  23. それぞれが、前記複数のメモリセルアレイのそれぞれに含まれるビット線に接続される複数の制御回路を用いて、前記複数のメモリセルアレイのそれぞれに対する前記データの書き込み及び読み出しを制御する、請求項16に記載のアクセス制御方法。
  24. 前記第1の系統に属する制御信号として、ワード線制御信号、ビット線制御信号及びセンスアンプ制御信号の内、少なくともいずれか1つの制御信号がイネーブル状態となっている期間において、前記第2の系統に属する制御信号として、ワード線制御信号、ビット線制御信号及びセンスアンプ制御信号の内、少なくともいずれか1つの制御信号をイネーブル状態とすることを特徴とする、請求項14に記載のアクセス制御方法。
  25. 前記複数のメモリセルアレイのそれぞれに含まれる前記セルプレート線のそれぞれに一定のレベルの信号を印加し、前記ビット線制御信号と、前記ワード線制御信号とを同じ周期を有する信号として出力する、請求項23に記載のアクセス制御方法。
  26. 前記複数のメモリセルアレイのいずれか1つに含まれる前記ビット線と、前記センスアンプと、前記ワード線とのそれぞれを1つの回路で制御する、請求項25に記載のアクセス制御方法。
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