JP2008097524A - 回路シミュレータ、シミュレーション方法およびシミュレーションプログラム - Google Patents

回路シミュレータ、シミュレーション方法およびシミュレーションプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】伝導ノイズや放射ノイズの原因となるコモンモード電流を精度よく模擬することが可能な回路シミュレータを提供する。
【解決手段】半導体デバイスモデル11には、半導体デバイス部12および浮遊容量部13を設け、半導体デバイス部12には、高電位側ノードNHおよび低電位側ノードNLを設け、浮遊容量部13の一方の端子は半導体デバイス部12に接続し、浮遊容量部13の他方の端子は、浮遊容量ノードNFを介して半導体デバイスモデル11の外部に接続する。
【選択図】 図1

Description

本発明は回路シミュレータ、シミュレーション方法およびシミュレーションプログラムに関し、特に、回路シミュレータに用いられる半導体デバイスの等価回路モデルの構成方法に適用して好適なものである。
従来から電気回路の設計時には、回路シミュレータを用いて電気的特性を事前に把握することが一般的になっており、近年のコンピュータの急速な高性能化に伴ってより高精度に回路動作をシミュレーションできるようになっている。
その一方で、このような高精度なシミュレーションを実現するためには、電気回路を構成する各回路素子についても、高精度な等価回路モデルを与えることが必要である。
これまでの回路シミュレータでは、受動素子(LCR)やスイッチなどの理想素子でシミュレーションするのが一般的であったのに対し、受動素子の周波数に対するインピーダンス特性や半導体スイッチング素子のスイッチング特性まで考慮しながらシミュレーションする試みがなされている。
例えば、回路素子の中のコンデンサに関しては、特許文献1には、コンデンサについての高精度で各構成部位と対応付けられた等価回路モデルを提供するために、周波数に応じて等価インピーダンスの実数部が測定インピーダンスの実数部に略一致するように変化する蓄電素子の等価回路モデルが開示されている。また、半導体スイッチング素子に関しては、スイッチング時の動特性を精度よく模擬できるようにした等価回路モデルが、OrCAD PSpice(Cadence社)や、SIMPLORER(Ansoft社)などのミュレーションソフトウェアにて提供されている。
特開2006−38704号公報
しかしながら、従来のミュレーション方法では、回路動作については高精度に再現することができるものの、伝導ノイズ(雑音端子電圧)や放射ノイズを再現することができないという問題があった。
特に、電力変換装置が発生する伝導ノイズや放射ノイズはアース線を流れるコモンモード電流が大きなノイズ源となることから、コモンモード電流を定量的に評価することが重要であるにもかかわらず、従来の半導体デバイスの等価回路モデルでは、コモンモード電流を扱うことができなかった。
以下、電力変換装置を流れるコモンモード電流とデバイス構造について説明する。
図4は、インバータを用いた電力変換装置の一例を示す図である。
図4において、三相交流電源41は、整流器42および平滑コンデンサC4を介してインバータ43に接続され、インバータ43はモータ44に接続されている。そして、三相交流電源41の各相は、コモンモードノイズを低減するために、接地コンデンサC1〜C3をそれぞれ介して接地されている。ここで、整流器42には、整流ダイオードD1〜D6が設けられるとともに、インバータ43には、スイッチング素子M11〜M16およびスイッチング素子M11〜M16にそれぞれ逆並列接続された帰還ダイオードD11〜D16が設けられている。
なお、スイッチング素子M11〜M16としては、例えば、IGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ:Insulated Gate Bipolar Transistor)を用いることができる。
そして、三相交流電源41にて生成された交流電圧は整流器42および平滑コンデンサC4にて直流電圧に変換され、整流器42および平滑コンデンサC4にて生成された直流電圧はインバータ43にて交流電圧に変換されてモータ44に供給される。
ここで、各スイッチング素子M11〜M16と各帰還ダイオードD11〜D16の組で基本回路(アーム)が構成され、インバータ43は、この基本回路を6個用いることで構成することができる。
そして、インバータモジュールは、冷却のためにヒートシンク45上に設置され、このヒートシンク45は、安全のためにアース電位に接続される。
さらに、インバータモジュールは、上下アーム2素子分を1組(2in1タイプ)とするか、あるいは6素子分を1組(6in1タイプ)として構成することができ、3相インバータでは、2素子の組を3並列接続するか、6素子の組をそのまま用いることができる。
図5は、IGBTの外観構成を示す斜視図である。
図5において、銅ベース101上には封止樹脂102が設けられ、負荷側に接続される出力電極103、直流の負側出力電極104、直流の正側出力電極105、上アーム側および下アーム側のIGBTのゲート/エミッタ端子106が封止樹脂102から取り出されている。ここで、銅ベース101は図4のヒートシンク45と接するように配置され、ヒートシンク45と同電位に設定することができる。
図6は、図5のIGBTの内部構成を示す縦断面図である。
図6において、銅ベース101上には、銅パターン112、113が形成されたセラミック基板111が設けられ、銅パターン112、113上には、図4のインバータ43の上下アームを構成する半導体チップ114、115が実装されている。そして、半導体チップ114はボンディングワイヤ116を介して銅パターン113と接続され、出力電極103はバスバー117を介して銅パターン113と接続され、負側出力電極104はバスバー118を介して半導体チップ115と接続され、正側出力電極105はバスバー119を介して銅パターン112と接続されている。
図7は、図5のIGBTの内部構成を示す横断面図である。
図7において、上アーム側の半導体チップ114は、エミッタが上側、コレクタが下側を向くようにして銅パターン112上に半田付けにて実装され、下アーム側の半導体チップ115は、エミッタが上側、コレクタが下側を向くようにして銅パターン113上に半田付けにて実装されている。
ここで、銅パターン112、113はセラミック基板111を介して銅ベース101と向き合うため、銅パターン112、113と銅ベース101との間には浮遊容量が形成される。すなわち、上アーム側コレクタと銅ベース101との間および下アーム側コレクタと銅ベース101との間に浮遊容量が形成される。
図8は、図4の2素子構成のインバータを用いた場合におけるコモンモード電流経路を示す図である。
図8において、インバータモジュールは、アース電位と同電位のヒートシンク45上に実装され、上アーム側コレクタと銅ベース101との間および下アーム側コレクタと銅ベース101との間に形成される浮遊容量C5、C6もアース電位に接続される。
コモンモード電流は、浮遊容量C5、C6を通るコモンモード電流経路RCを介して主に流れる。
そして、伝導ノイズや放射ノイズはコモンモード電流の大きさに依存し、コモンモード電流の大きさはIGBTの浮遊容量に比例することから、IGBTの浮遊容量が大きくなるに従って、伝導ノイズや放射ノイズも大きくなる。このため、伝導ノイズや放射ノイズを定量的に評価するためには、IGBTの浮遊容量を正確にモデル化することが不可欠である。
しかしながら、従来のミュレーション方法では、半導体デバイスの等価回路モデルに浮遊容量が考慮されておらず、コモンモード電流をシミュレートする場合には、スイッチング特性を模擬したデバイスモデルの外側に、浮遊容量に相当するキャパシタンスを接続して対応していた。このため、従来のデバイスモデルでは、モジュール内部の配線などの影響を受けるようになり、実際に浮遊容量が形成される箇所とは異なる位置にキャパシタンスの影響が現れるようになることから、ミュレーションの高精度化の支障になっていた。
そこで、本発明の目的は、伝導ノイズや放射ノイズの原因となるコモンモード電流を精度よく模擬することが可能な回路シミュレータ、シミュレーション方法およびシミュレーションプログラムを提供することである。
上述した課題を解決するために、請求項1記載の回路シミュレータによれば、半導体デバイスの等価回路モデルを用いてシミュレーションを行う回路シミュレータにおいて、前記半導体デバイスの等価回路モデルは、半導体デバイスを模擬した半導体デバイス部と、コモンモード電流が流れる浮遊容量を模擬した浮遊容量部とを備え、前記浮遊容量部の一方の端子は前記半導体デバイス部に接続され、前記浮遊容量部の他方の端子は前記等価回路モデルの外部に接続されることを特徴とする。
また、請求項2記載の回路シミュレータによれば、半導体デバイスの等価回路モデルを用いてシミュレーションを行う回路シミュレータにおいて、前記半導体デバイスの等価回路モデルは、半導体デバイスを模擬した半導体デバイス部と、前記半導体デバイス部に接続され、抵抗およびインダクタンスで模擬した配線部と、コモンモード電流が流れる浮遊容量を模擬した浮遊容量部とを備え、前記浮遊容量部の一方の端子は前記半導体デバイス部と前記配線部との接続点に接続され、前記浮遊容量部の他方の端子は前記等価回路モデルの外部に接続されることを特徴とする。
また、請求項3記載の回路シミュレータによれば、半導体デバイスの等価回路モデルを用いてシミュレーションを行う回路シミュレータにおいて、前記半導体デバイスの等価回路モデルは、半導体デバイスを模擬した半導体デバイス部と、前記半導体デバイス部に接続され、抵抗およびインダクタンスで模擬した配線部とを備え、浮遊容量を接続する端子が前記半導体デバイス部と前記配線部との接続点に設けられていることを特徴とする。
また、請求項4記載のシミュレーション方法によれば、半導体デバイスの等価回路モデルを用いたシミュレーション方法において、半導体デバイスを模擬した半導体デバイス部と、コモンモード電流が流れる浮遊容量を模擬した浮遊容量部とを前記半導体デバイスの等価回路モデルに設けるステップと、前記浮遊容量部の一方の端子を前記半導体デバイス部に接続し、前記浮遊容量部の他方の端子は前記等価回路モデルの外部に接続するステップとを備えることを特徴とする。
また、請求項5記載のシミュレーションプログラムによれば、半導体デバイスの等価回路モデルを用いたシミュレーションをコンピュータに実行させるシミュレーションプログラムにおいて、前記半導体デバイスの等価回路モデルは、半導体デバイスを模擬した半導体デバイス部と、コモンモード電流が流れる浮遊容量を模擬した浮遊容量部とを備え、前記浮遊容量部の一方の端子は前記半導体デバイス部に接続され、前記浮遊容量部の他方の端子は前記等価回路モデルの外部に接続されることを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、半導体デバイスの等価回路モデルに浮遊容量を組み込むことにより、伝導ノイズや放射ノイズの原因となるコモンモード電流を精度よく模擬することが可能となり、コモンモード電流を定量的に評価することが可能となる。
以下、本発明の実施形態に係る回路シミュレータについて図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る回路シミュレータに適用可能な半導体デバイスモデルの構成を示すブロック図である。
図1において、電子回路のシミュレーションに用いられる半導体デバイスモデル11には、IGBTなどの半導体デバイスを模擬した半導体デバイス部12およびコモンモード電流が流れる浮遊容量を模擬した浮遊容量部13が設けられている。なお、浮遊容量部13は浮遊容量に相当するキャパシタンスから構成することができ、図6の半導体チップ114、115のコレクタと銅ベース101との間に存在する浮遊容量をモデル化することができる。
ここで、半導体デバイス部12には、高電位側ノードNHおよび低電位側ノードNLが設けられ、浮遊容量部13の一方の端子は半導体デバイス部12に接続され、浮遊容量部13の他方の端子は、浮遊容量ノードNFを介して半導体デバイスモデル11の外部に接続することができる。また、インバータモジュールが2in1タイプまたは6in1タイプとして構成される場合、半導体デバイスモデル11には、さらに負荷に接続されるノードを設けることができる。
これにより、コモンモード電流経路をモデル化することができ、伝導ノイズや放射ノイズの原因となるコモンモード電流を精度よく模擬することが可能となる。
なお、半導体デバイスモデル11は、このモデルで行われる処理を遂行させる命令が記述されたプログラムをコンピュータに実行させることにより実現することができる。そして、コンピュータプログラム上では、半導体デバイスモデル11の構成要素は、これらの構成要素に対応した等価回路モデルで記述することができる。
そして、このプログラムをCD−ROMなどの記憶媒体に記憶しておけば、コンピュータに記憶媒体を装着し、そのプログラムをコンピュータにインストールすることにより、半導体デバイスモデル11で行われる処理を実現することができる。また、このプログラムを通信網を介してダウンロードすることにより、このプログラムを容易に普及させることができる。
また、半導体デバイスモデル11で行われる処理を遂行させる命令が記述されたプログラムをコンピュータに実行させる場合、スタンドアロン型コンピュータで実行させるようにしてもよく、ネットワークに接続された複数のコンピュータに分散処理させるようにしてもよい。
図2は、本発明の第2実施形態に係る回路シミュレータに適用可能な半導体デバイスモデルの構成を示すブロック図である。
図2において、電子回路のシミュレーションに用いられる半導体デバイスモデル21には、IGBTなどの半導体デバイスを模擬した半導体デバイス部22、コモンモード電流が流れる浮遊容量を模擬した浮遊容量部23、抵抗およびインダクタンスで模擬した配線部24、25が設けられている。なお、浮遊容量部23は、浮遊容量に相当するキャパシタンスから構成することができ、図6の半導体チップ114、115のコレクタと銅ベース101との間に存在する浮遊容量をモデル化することができる。また、配線部24、25は、半導体チップ114、115や出力電極103などの接続に使われるバスバー117〜119の抵抗およびインダクタンスによりモデル化することができる。
ここで、半導体デバイス部22は、配線部24を介して高電位側ノードNHに接続されるとともに、配線部25を介して低電位側ノードNLに接続され、浮遊容量部23の一方の端子は半導体デバイス部22と配線部24との接続点に接続され、浮遊容量部23の他方の端子は浮遊容量ノードNFを介して半導体デバイスモデル21の外部に接続することができる。また、インバータモジュールが2in1タイプまたは6in1タイプとして構成される場合、半導体デバイスモデル21には、さらに負荷に接続されるノードを設けることができる。
これにより、内部配線に存在する抵抗およびインダクタンスを考慮しつつ、コモンモード電流経路をモデル化することができ、伝導ノイズや放射ノイズの原因となるコモンモード電流を精度よく模擬することが可能となる。
なお、上述した実施形態では、半導体デバイスとしてIGBTを例にとって説明したが、モジュール内の素子数や半導体の種類を問わずに適用することができる。また、浮遊容量が形成される箇所は、現在主要なパワーデバイスで採用されている半導体チップの実装方法を対象として説明したが、半導体チップの実装方法が異なる場合においても、浮遊容量の接続箇所を追加、変更することで対応させることができる。
また、上述した実施形態では、モジュール構成の場合を想定したが、ディスクリート構成の半導体デバイスも存在する。ディスクリート構成のデバイスでは、パッケージの裏面が金属の場合、一般的に金属面はコレクタとなっている。この場合、金属面とヒートシンクとの間に絶縁シートが挟み込まれるようにしてデバイスがヒートシンクにねじ止めされ実装される。このため、ディスクリート構成のデバイスの浮遊容量は絶縁シートの材質や厚みなどに依存し、デバイス単体では一義に決定することができない。
図3は、本発明の第3実施形態に係る回路シミュレータに適用可能な半導体デバイスモデルの構成を示すブロック図である。
図3において、電子回路のシミュレーションに用いられる半導体デバイスモデル31には、IGBTなどの半導体デバイスを模擬した半導体デバイス部32、抵抗およびインダクタンスを模擬した配線部34、35が設けられている。なお、配線部34は、コレクタ端子の配線抵抗およびインダクタンスをモデル化することができる。
ここで、半導体デバイス部32は、配線部34を介して高電位側ノードNHに接続されるとともに、配線部35を介して低電位側ノードNLに接続され、半導体デバイス部32と配線部34との接続点には、半導体デバイスモデル31の外部に浮遊容量部33を接続するための浮遊容量ノードNFが設けられている。なお、浮遊容量部33は浮遊容量に相当するキャパシタンスから構成することができ、コレクタ側の金属面とヒートシンクとの間に絶縁シートが挟み込まれるように実装されたディスクリート構成のデバイスの浮遊容量をモデル化することができる。
これにより、ディスクリート構成のデバイスの実装状態を正確に反映させることを可能としつつ、コモンモード電流経路をモデル化することができ、伝導ノイズや放射ノイズの原因となるコモンモード電流を精度よく模擬することが可能となる。
また、第1実施形態および第2実施形態に対応するモデルの場合においても、浮遊容量部33の静電容量値をパラメータ形式とし、実装状態に応じた値をユーザが設定できるようにすることでも、コモンモード電流を評価するためのデバイスモデルを実現することができる。
なお、上述した実施形態では、半導体スイッチング素子をモデル化する方法を例にとって説明したが、ダイオードなどのその他の半導体デバイスをモデル化する方法に適用してもよい。
本発明の第1実施形態に係る回路シミュレータに適用可能な半導体デバイスモデルの構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る回路シミュレータに適用可能な半導体デバイスモデルの構成を示すブロック図である。 本発明の第3実施形態に係る回路シミュレータに適用可能な半導体デバイスモデルの構成を示すブロック図である。 インバータを用いた電力変換装置の一例を示す図である。 IGBTの外観構成を示す斜視図である。 図5のIGBTの内部構成を示す縦断面図である。 図5のIGBTの内部構成を示す横断面図である。 図4の2素子構成のインバータを用いた場合におけるコモンモード電流経路を示す図である。
符号の説明
11、21、31 半導体デバイスモデル
12、22、32 半導体デバイス部
13、23、33 浮遊容量部
24、25、34、35 配線部

Claims (5)

  1. 半導体デバイスの等価回路モデルを用いてシミュレーションを行う回路シミュレータにおいて、
    前記半導体デバイスの等価回路モデルは、
    半導体デバイスを模擬した半導体デバイス部と、
    コモンモード電流が流れる浮遊容量を模擬した浮遊容量部とを備え、
    前記浮遊容量部の一方の端子は前記半導体デバイス部に接続され、前記浮遊容量部の他方の端子は前記等価回路モデルの外部に接続されることを特徴とする回路シミュレータ。
  2. 半導体デバイスの等価回路モデルを用いてシミュレーションを行う回路シミュレータにおいて、
    前記半導体デバイスの等価回路モデルは、
    半導体デバイスを模擬した半導体デバイス部と、
    前記半導体デバイス部に接続され、抵抗およびインダクタンスで模擬した配線部と、
    コモンモード電流が流れる浮遊容量を模擬した浮遊容量部とを備え、
    前記浮遊容量部の一方の端子は前記半導体デバイス部と前記配線部との接続点に接続され、前記浮遊容量部の他方の端子は前記等価回路モデルの外部に接続されることを特徴とする回路シミュレータ。
  3. 半導体デバイスの等価回路モデルを用いてシミュレーションを行う回路シミュレータにおいて、
    前記半導体デバイスの等価回路モデルは、
    半導体デバイスを模擬した半導体デバイス部と、
    前記半導体デバイス部に接続され、抵抗およびインダクタンスで模擬した配線部とを備え、
    浮遊容量を接続する端子が前記半導体デバイス部と前記配線部との接続点に設けられていることを特徴とする回路シミュレータ。
  4. 半導体デバイスの等価回路モデルを用いたシミュレーション方法において、
    半導体デバイスを模擬した半導体デバイス部と、コモンモード電流が流れる浮遊容量を模擬した浮遊容量部とを前記半導体デバイスの等価回路モデルに設けるステップと、
    前記浮遊容量部の一方の端子を前記半導体デバイス部に接続し、前記浮遊容量部の他方の端子は前記等価回路モデルの外部に接続するステップとを備えることを特徴とするシミュレーション方法。
  5. 半導体デバイスの等価回路モデルを用いたシミュレーションをコンピュータに実行させるシミュレーションプログラムにおいて、
    前記半導体デバイスの等価回路モデルは、
    半導体デバイスを模擬した半導体デバイス部と、
    コモンモード電流が流れる浮遊容量を模擬した浮遊容量部とを備え、
    前記浮遊容量部の一方の端子は前記半導体デバイス部に接続され、前記浮遊容量部の他方の端子は前記等価回路モデルの外部に接続されることを特徴とするシミュレーションプログラム。
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