JP2008097143A - 電子メールにおけるデータ登録システム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、受信メール内に記述された氏名等の登録情報を受信側の記憶領域に自動登録する手段を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の電子メールにおけるデータ登録システムは、氏名、電話番号、住所等の項目に対応したコマンドが予め付加された登録データを含むメールデータを受信する電子メール受信手段(110)と、この電子メール受信手段によって受信した前記メールデータを記憶するメールデータ記憶手段(140)と、このメールデータ記憶手段から読み出された前記メールデータを解析し、前記登録データを抽出する抽出手段と、この抽出手段により抽出された前記登録データを前記コマンドにより指定される項目に従って送信者のメールアドレス毎に記憶する登録データ記憶手段を有することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、データ登録システムに係り、特に受信メールに記載された氏名等のデータを情報端末の記憶手段に自動で登録することを可能とする電子メールにおけるデータ登録システムに関する。
従来、メールアドレスに対応する氏名等の情報を登録するためには、メール受信者が手動で行う必要があった。それに対し、メール受信者の操作の負担を少しでも軽減するための技術として、公報に開示されているような自動登録システムは存在するが、当該システムにおける電子メール受信者は、登録情報を自動で登録させるためには、予め自動登録条件を自ら設定する必要があり、かつ、メール受信者の端末は添付ファイルを受信、展開できる機能を有するものに限定されるという問題があった。
特開2001−356985号公報(段落3、4、13、14、16、17)
本発明は上記のような従来の問題点に鑑みてなされたもので、受信メール内に記述された氏名等の登録情報を受信側の記憶領域に自動登録可能な電子メールにおけるデータ登録システムを提供することを目的とする。
本発明のデータ登録システムは、氏名、電話番号、住所等の項目に対応したコマンドが予め付加された登録データを含むメールデータを受信する電子メール受信手段と、この電子メール受信手段によって受信した前記メールデータを記憶するメールデータ記憶手段と、このメールデータ記憶手段から読み出された前記メールデータを解析し、前記登録データを抽出する抽出手段と、この抽出手段により抽出された前記登録データを前記コマンドにより指定される項目に従って送信者のメールアドレス毎に記憶する登録データ記憶手段を有することを特徴とする。
また、本発明のデータ登録システムは、コマンドが予め付加された登録データ、およびパスワードを含むメールデータを受信する電子メール受信手段と、この電子メール受信手段によって受信した前記メールデータを記憶するメールデータ記憶手段と、このメールデータ記憶手段から読み出された前記メールデータを解析し、前記パスワードが予め登録されたパスワードと一致することを条件として、前記登録データを抽出する抽出手段と、この抽出手段により抽出された前記登録データを前記コマンドにより指定される項目に従って送信者のメールアドレス毎に記憶する登録データ記憶手段を有することを特徴とする。
更に、本発明のデータ登録システムは、前記登録データが既に前記登録データ記憶手段に記憶されている場合には、前記登録データを更新データとして、前記コマンドにより指定される項目に従って送信者のメールアドレス毎に記憶する更新データ記憶手段を有することを特徴とする。
更に、本発明のデータ登録システムは、前記登録データを確認のために表示する確認画面表示手段と、この確認画面表示手段による確認画面表示の内容に応答するための確認情報入力手段と、この確認情報入力手段により登録許可の情報が入力された場合に、前記登録データを前記コマンドにより指定される項目に従って送信者のメールアドレス毎に記憶する前記登録データ記憶手段を有すること特徴とする。
更に、本発明のデータ登録システムは、コマンドが予め付加された登録データ、およびパスワードを含むメールデータを受信する電子メール受信手段と、この電子メール受信手段によって受信した前記メールデータを記憶するメールデータ記憶手段と、このメールデータ記憶手段から読み出された前記メールデータを解析し、前記パスワードが予め登録されたパスワードと一致することを条件として、前記登録データを抽出する抽出手段と、この抽出手段により抽出された前記登録データを確認のため表示する確認画面表示手段と、この確認画面表示手段による確認表示に対して確認情報の入力を行う確認情報入力手段と、この確認情報入力手段より入力された確認情報および前記コマンドにより指定される項目に従って前記登録データを送信者のメールアドレス毎に記憶する登録データ記憶手段を有することを特徴とする。
更に、本発明のデータ登録システムは、前記登録データが既に前記登録データ記憶手段に記憶されている場合には、前記登録データを更新データとして表示する確認画面表示手段と、この確認画面表示手段による確認画面表示の内容に応答するための確認情報入力手段と、この確認情報入力手段により更新許可の情報が入力された場合に、前記更新データを前記コマンドにより指定される項目に従って送信者のメールアドレス毎に記憶する更新データ記憶手段を有することを特徴とする。
更に、本発明のデータ登録システムは、氏名、電話番号、住所等に対応し、かつ、互いに異なる複数の前記コマンドを用いることで、前記登録データをコマンドの示す特定の記憶領域に記憶することを特徴とする。
本発明によれば、メール受信者が電子機器等に不慣れな者であっても、メールの送信者が指定されたルールに従いメールを作成し送信することで、容易にメール内に記述された氏名等の登録情報を登録することが可能となり、電子メールの一覧表示において送信者欄を容易にメールアドレスから名前の表示にすることを可能にする効果が得られる。
また、登録可能なメール作成には、パスワードを必要とすることで、登録可能な人物を制限し、不当な相手からの登録を回避することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
(実施形態1)
まず、図1に本発明の一実施形態の全体構成例を示す。本発明のデータ登録システムは、操作部100、通信部110、CPU120、外部インターフェース(以下、「I/F」と表記する。)部130、メモリ140、表示部150を有し、これらはCPU120を中心としてバスで接続されている。前記操作部100はメール受信者がCPU120に対する指示を入力する手段であり、キーボードやリモコン等多種多様な情報入力手段である。前記通信部110はメールサーバ等にアクセス可能なネットワークに接続し、メールの送受信等を行う通信手段である。
前記CPU120は、メール制御手段121、アドレス帳制御手段122、表示制御手段123、パスワード制御手段124、コマンド制御手段125、通信制御手段126、外部I/F制御手段127を有し、前記メモリ140からプログラムを実行する等、各機能の制御を行う。前記外部I/F部130は、外部機器とのインターフェース手段である。前記メモリ140は、メールデータ等の各種データや制御プログラム等の記憶手段である。前記表示部150は、受信したメールの内容等のメモリ140内のデータ等をメール受信者に対し表示する手段であり、モニター等がある。
また、図2は、図1に示すメモリ140の構成を示す図で、このメモリ140内の各領域には、制御プログラム210、登録条件データ220、メールデータ230、アドレス帳データ240が記憶されている。前記制御プログラム210は、また、メール制御プログラム211、アドレス帳制御プログラム212、表示制御プログラム213、パスワード制御プログラム214、コマンド制御プログラム215、通信制御プログラム216、外部I/F制御プログラム217を含んでいる。前記登録条件データ220はパスワードデータ221、コマンドデータ222を含んでいる。そして、前記メールデータ230は、送信メールデータ231、受信メールデータ232を含んでいる。図3は、前記アドレス帳データ240の具体例を示す図であり、名前、メールアドレス、電話番号、FAX番号、住所等を項目として含んでいる。
図4および図5は、本発明の前提となる送信メール作成ルールを説明するための図である。メール送信者はパスワードおよびコマンドを用いてメールを作成する。パスワードは、自動登録を行えるメール送信者を制限するために用いる。また、コマンドは、図3に示す名前等の登録項目を指定するものであり、かつ、コマンドが付加された情報をメモリ140内のアドレス帳データ240のどこに登録するかを示すために用いる。
図4は、パスワードおよびコマンドの記載の具体例を示す図である。また、図5は、登録項目とコマンドの例を示す図である。図4のように、メール送信者のパスワードが「123456」であるとすると、送信メールの件名欄に「(登録):」の記述の直後にパスワードである「123456」を記述し、本文内の登録したい名前については「(name);」の記述の後に登録させたい名前である「山田 太郎」を記述し、名前の終点は;を記述することで示すことをルールとしている。登録したい内容が電話番号である場合は「(tel)」のようにコマンドの内容を変えて記述する。また、登録する内容は図4のように1通のメール内に複数記述できる。この例は一例に過ぎず、記述に関するルール等はこの例に限定されるものではない。
上記の内容を踏まえ、本実施形態におけるデータ登録システムの動作を図6乃至12を参照して説明する。図6は、メールを受信してから、その内容に含まれる登録情報を登録し、表示を切り替えるまでのフローチャートである。また、図7乃至11は、図6の各ステップにおけるCPU120による制御動作を説明するためのブロック図であり、図12は、受信メール一覧を表示した状態で、図4のメールを受信した場合の例を示す図である。
メール取得イベントが発生すると図6の処理が開始され、ステップ6aに進み、メールを受信する。ステップ6aにおけるメール受信動作は、図7に示される。すなわち、CPU120は、メモリ140の通信制御プログラム216を実行することで通信部110においてメールサーバーよりメールを受信し、ステップ6bに進む。ステップ6bにおいては、メールの件名欄にパスワードが含まれているか否かを確認する。この動作は、図8に示される。すなわち、CPU120は、メモリ140内のパスワード制御プログラム214を実行し、メモリ140内のパスワードデータ221と受信メールデータ232の比較を行い、パスワードが認識できるかを確認する。ここで、パスワードが記入されていないか、指定の形式と異なるか、あるいは、誤っている等の理由でパスワードが認識されない場合は処理を終了する。また、パスワードが認識された場合はステップ6cへ進む。ステップ6cにおいては、メール本文内にコマンドが含まれているか否かを確認する。この動作は、図9に示される。すなわち、CPU120は、メモリ140内のコマンド制御プログラム215を実行し、メモリ140内のコマンドデータ222と受信メールデータ232を比較してメール本文内に認識可能なコマンドの有無を確認する。ここで、コマンドが記入されていないか、指定の形式と異なるか、あるいは、誤っている等の理由でコマンドが認識されない場合は処理を終了する。また、コマンドを認識した場合はステップ6dに進む。ステップ6dにおいては、コマンドが付加されていた情報をアドレス帳データ240に登録する。この動作は、図10に示される。すなわち、CPU120は、メモリ140内のアドレス帳制御プログラム212を実行し、コマンドが付加された情報をアドレス帳データ240においてコマンドで指定される領域に送信者のメールアドレスをキーとして登録し、ステップ6eに進む。尚、ステップ6dにおいて、メール内の登録情報を登録する際、アドレス帳データ240に情報が既に存在していた場合は、登録情報を上書きする。ステップ6eにおいては、メール本文内に未処理のコマンドが存在するか否かを確認する。この動作は、図9に示される。すなわち、CPU120は、メモリ140内のコマンド制御プログラム215を再度実行し、メール本文内に未処理のコマンドが存在するかを確認する。ここで、未処理のコマンドが存在する場合はステップ6dへ進み、未処理のコマンドが無くなるまで6d〜6eを繰り返す。また、未処理のコマンドが無くなった場合はステップ6fに進む。ステップ6fにおいて、CPU120は、登録情報の中に表示切替が必要な登録情報を登録したか否かを、アドレス帳制御プログラム212での処理時に使用したコマンドから判断する。ここで、表示切替が必要な登録情報を登録していなければ処理を終了する。また、表示切替が必要な登録情報を登録していれば、ステップ6gに進み、表示切替を行う。ステップ6gにおける表示切替動作は、図11に示される。すなわち、CPU120は、メモリ140内の表示制御プログラム213を実行し、表示部150に表示情報を送信することで表示切替を行う。図12は、受信メール一覧を表示した状態で、図4のメールを受信した場合の例を示す図であり、名前を登録した送信者の送信者欄がメールアドレス表示から名前の表示に切り替わっている。
(実施形態2)
この実施の形態においては、登録情報を登録する前にメール受信者の確認をとる。以下、この実施形態2を図13乃至19を参照して述べる。尚、この実施形態においては、システムの構成等は実施形態1と共通であるため、以下では図13、図14に基づいて説明する。図13は、メールを受信してから、パスワードとコマンドを確認し、待機状態となるまでのフローチャートである。
メール取得イベントが発生すると図13の処理が開始され、ステップ13aに進み、メールを受信する。ステップ13aにおけるメール受信動作は、図7に示される。すなわち、CPU120は、メモリ140の通信制御プログラム216を実行し、通信部110でメールを受信するとステップ13bに進む。ステップ13bにおいては、メールの件名欄にパスワードが含まれているか否かを確認する。この動作は、図8に示される。すなわち、CPU120は、メモリ140内のパスワード制御プログラム214を実行し、メモリ140内のパスワードデータ221と受信メールデータ232を比較してパスワードが認識できるか否かを確認する。ここで、パスワードが認識されない場合は処理を終了する。また、パスワードが認識された場合はステップ13cへ進む。ステップ13cにおいては、メール本文内にコマンドが含まれているか否かを確認する。この動作は図9に示される。すなわち、CPU120は、メモリ140内のコマンド制御プログラム215を実行し、メモリ140内のコマンドデータ222と受信メールデータ232を比較してメール本文内の認識可能なコマンドの有無を確認する。ここで、コマンドが認識されない場合は処理を終了する。また、コマンドを認識した場合はその状態を保持してステップ13dに進み、待機状態で処理を終える。
図14は、図13の待機状態から表示切替までのフローチャートである。待機状態時、メール受信者が操作部100からメール開封指示を行うと図14の処理が開始され、ステップ14aに進み、メールを開封する。ステップ14aにおけるメール開封動作は、図15に示される。すなわち、CPU120は、メモリ140内のメール制御プログラム211を実行して受信メールデータ232内のメールを開封し、ステップ14bへ進む。ステップ14bにおいては、登録情報の登録許可を求めるダイアログボックスの表示を行う。この動作は、図11に示される。すなわち、CPU120は、登録情報の登録許可を求めるダイアログボックスをメモリ140内の表示制御プログラム213を実行して表示部150に表示させ、ステップ14cへ進む。図16は、ステップ14bにおけるダイアログボックスの表示例である。ステップ14cにおいて、メール受信者が登録を拒否した場合はステップ14hに進む。また、登録を許可した場合はステップ14dに進む。ステップ14dにおいては、アドレス帳データ240内の既存情報の有無を確認する。この動作は、図10に示される。すなわち、CPU120は、メモリ140内のアドレス帳制御プログラム212を実行し、メール送信者のメールアドレスをキーとしてアドレス帳データ240を検索することで、既存情報の有無を確認する。ここで、メモリ140内のアドレス帳データ240に既存情報が存在しない場合はステップ14gに進む。また、既存情報が存在した場合はステップ14eに進む。ステップ14eにおいては、上書き許可を求めるダイアログボックスを表示する。この動作は、図11に示される。すなわち、CPU120は、メモリ140内の表示制御プログラム213を実行して登録情報の上書き許可を求めるダイアログボックスを表示部150に表示させ、ステップ14fへ進む。図17は、ステップ14eにおけるダイアログボックスの表示例を示す図であり、既存情報を一緒に表示する形式でも良い。ステップ14fにおいて、メール受信者が登録を拒否した場合はステップ14hに進む。また、登録を許可した場合はステップ14gへ進む。ステップ14gにおいては、アドレス帳データ240に登録情報を上書きする。この動作は、図10に示される。すなわち、CPU120は、メモリ140内のアドレス帳制御プログラム212を実行し、送信者のメールアドレスをキーとしてアドレス帳データ240内の既存情報をコマンドに従って上書きを行い、ステップ14hへ進む。ステップ14hにおいては、メール本文内に未処理のコマンドが存在するか否かを確認する。この動作は、図9に示される。すなわち、CPU120は、メモリ140内のコマンド制御プログラム215を再度実行し、メール本文内に未処理のコマンドが存在するか否かを確認する。ここで、未処理のコマンドが存在する場合はステップ14bへ進み、未処理のコマンドが無くなるまで14b〜14hを繰り返す。また、ステップ14hにおいて、未処理のコマンドが無くなった場合は、ステップ14iに進む。ステップ14iにおいて、CPU120は、表示切替が必要な情報を登録したか否かを、アドレス帳制御プログラム212での処理時に使用したコマンドから判断する。ここで、表示切替が必要な情報を登録していなければ処理を終了する。また、表示切替が必要な情報を登録していればステップ14jに進み、表示を切り替える。ステップ14jにおける表示切替動作は、図11に示される。すなわち、CPU120はメモリ140内の表示制御プログラム213を実行し、表示情報を表示部150に送信することで表示を切り替える。尚、図16、図17は名前の登録時のものであり、対象となる登録情報により内容は変化する。例えば、登録情報が電話番号であれば、図18、図19のようになる。
(実施形態3)
この実施の形態においては、パスワードを複数にし、上記2つの実施形態それぞれにパスワードを割り当てることで、実施形態1/実施形態2を使い分ける。尚、この実施形態3においては、システムの構成等は実施形態1と共通であるため、以下では図20を参照し、その動作を説明する。図20は、メールを受信してから、その内容に含まれる登録情報を登録し、表示を切り替えるまでのフローチャートである。
メール取得イベントが発生すると図20の処理が開始され、ステップ20aに進み、メールを受信する。ステップ20aにおけるメール受信動作は、図7に示される。すなわち、CPU120は、メモリ140の通信制御プログラム216を実行し、通信部110でメールを受信するとステップ20bに進む。ステップ20bにおいては、メールの件名欄にパスワードが含まれているか否かを確認する。この動作は、図8に示される。すなわち、CPU120は、メモリ140内のパスワード制御プログラム214を実行し、メモリ140内のパスワードデータ221と受信メールデータ232を比較してパスワードが認識できるかを確認する。ここで、パスワードが認識されない場合は処理を終了する。また、パスワードが認識された場合はステップ20cへ進む。そして、ステップ20cにおいて、CPU120は、認識したパスワードが実施形態1に対応したパスワードか、実施形態2に対応したパスワードかを判断する。例えば、実施形態1のパスワードが「123456」、実施形態2のパスワードが「987654」と設定されている時、図4のメールを受信した場合はステップ20dに進む。ステップ20d以後の処理は実施形態1と同様である。また、ステップ20bにおいて、「987654」のパスワードが認識された場合はステップ20cにおいて実施形態2のパスワードと判断され、ステップ20iに進む。ステップ20i以後の処理は実施形態2と同様である。
(実施形態4)
この実施の形態においては、メール送信を別途設置したサービスセンターに代行させることでアドレス帳データ240の登録/変更を行い、メール送信者が何らかの事情によりメールを送信できない場合や、操作に不慣れな場合にも登録するデータを指定することが可能となる。以下、この実施形態4について図21乃至24を参照して述べる。尚、この実施形態においては、システムの構成等は実施形態1と共通である。
図21は、本発明のシステム提供者によるサービスセンターの設置例を示す図である。メール受信者のアドレス帳データ240において、メール送信者以外の情報の登録/変更が可能なメールを送信できるのは、このサービスセンターのみとする。また、依頼主のユーザーに対しては、個人を判別するIDを予め与えておく。そして、メモリ140内のアドレス帳データ240において登録/変更したい箇所が発生した場合、アドレス帳データ240の登録/変更依頼を、電話やFAX等の何らかの通信手段を用いて、サービスセンターに伝える。その際、依頼主が本人であることを証明する為に自身のIDを伝える。依頼を受けたサービスセンターは指定されたルールに従いメールを作成し、依頼主のユーザーに対しメールを送信し、アドレス帳データ240の登録/変更を行う。
以下、図22に基づいて、この実施形態4の動作の説明を行う。図22は、サービスセンターからのメールを受信してから、その内容に含まれる登録情報を登録し、表示を切り替えるまでのフローチャートである。
メール取得イベントが発生すると図22の処理が開始され、ステップ22aに進み、メールを受信する。ステップ22aにおけるメール受信動作は、図7に示される。すなわち、CPU120は、メモリ140の通信制御プログラム216を実行し、通信部110でメールを受信するとステップ22bに進む。ステップ22bにおいては、メールの件名欄にパスワードが含まれているか否かを確認する。この動作は、図8に示される。すなわち、CPU120は、メモリ140内のパスワード制御プログラム214を実行し、メモリ140内のパスワードデータ221と受信メールデータ232の比較を行い、パスワードが認識できるかを確認する。ここで、パスワードが認識されない場合は処理を終了する。また、パスワードが認識された場合はステップ22cへ進む。ステップ22cにおいては、送信者の判定を行う。すなわち、図10に示すようにCPU120は、メモリ140内のアドレス帳制御プログラム212を実行し、メモリ140内のアドレス帳データ240と送信元のメールアドレスを比較して、送信元がサービスセンターであるか否かを判定する。送信元がサービスセンターでなければ、実施形態1〜3の様な一般の送信者用の登録ルーチンを実行する。送信元がサービスセンターであれば、ステップ22dに進む。ステップ22dにおいては、メール本文内にメールアドレスを示すコマンドがあるか否かを判定する。この動作は、図9に示される。すなわち、CPU120は、メモリ140内のコマンド制御プログラム215を実行し、メモリ140内のコマンドデータ222と受信メールデータ232を比較して、メール本文内にメールアドレスを示すコマンドがあるか否かを判定する。図23は、送信メールの具体例を示す図であり、メールアドレスを示すコマンドを 「(mailadd)」としている。ステップ22dにおいて、メール本文内にメールアドレスを示すコマンドがなければ処理を終了する。また、アドレスを示すコマンドを認識した場合はステップ22eに進む。ステップ22e以後の処理は実施形態1と同様である。また、図24は、図23のメールを受信した場合の具体例を示す図であり、名前を登録した送信者の送信者欄がメールアドレス表示から名前の表示へと切り替わっている。尚、図24ではサービスセンターは予め登録されているものとしているため、メールの一覧表示において、送信者欄に“サービスセンター”と表示されている。
以上、電子メールにおける本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で種々変形して実施可能である。例えば、図1に示した形態は、図25に示すように外部機器を用いることで、通信部110や表示部150と同等の機能を持たせても良い。すなわち、CPU120は外部I/F制御プログラム217を実行し、外部I/F部130を介して通信装置や表示装置等の外部機器を制御する。また、外部I/F部130を介し記憶メディアと接続することで、情報の出し入れを可能としても良い。セキュリティの向上を図る為、CPU120に暗号化/復号化手段を持たせ、通信部110での通信を行う際に情報の暗号化を行うようにしても良い。また、実施形態1〜4では、パスワードは件名欄に記入するルールとしたが、メール本文内に記載するようにしても良く、記述に関するルールは上記の例に限定されるものではない。
更に、メモリ140が記憶する内容は図2に記載したものに限らず、データの登録先をメモリ140内のアドレス帳機能ではなく、他の機能としても良い。例えば、メモリ140がデータベース機能を有する場合に、メール本文内にコマンドを付加した登録情報を記入することで、データベースに登録する等も可能である。
本発明の一実施形態の全体構成例を示すブロック図である。 図1に示すメモリ140の記憶内容を示す図である。 図2に示すアドレス帳データ240の具体例を示す図である。 本発明の実施形態1で使用する送信メールの具体例を示す図である。 本発明の実施形態1で使用する登録項目とコマンドの具体例を示す図である。 本発明の実施形態1における処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施形態1における通信制御の機能を説明するブロック図である。 本発明の実施形態1におけるパスワード制御の機能を説明するブロック図である。 本発明の実施形態1におけるコマンド制御の機能を説明するブロック図である。 本発明の実施形態1におけるアドレス帳制御の機能を説明するブロック図である。 本発明の実施形態1における表示制御の機能を説明するブロック図である。 図4のメールを受信した場合の具体例を示す図である。 本発明の実施形態2における処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2における処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2におけるメール制御の機能を説明するブロック図である。 本発明の実施形態2におけるダイアログボックス表示の具体例を示す図である。 本発明の実施形態2におけるダイアログボックス表示の具体例を示す図である。 本発明の実施形態2におけるダイアログボックス表示の具体例を示す図である。 本発明の実施形態2におけるダイアログボックス表示の具体例を示す図である。 本発明の実施形態3における処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施形態4におけるサービスセンターと送信依頼者の情報交換の具体例を示す図である。 本発明の実施形態4における処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施形態4において使用する送信メールの具体例を示す図である。 図23のメールを受信した場合の具体例を示す図である。 本発明の実施形態1における外部I/F制御の機能を説明するブロック図である。
符号の説明
100…操作部、110…通信部、120…CPU、121…メール制御手段、
122…アドレス帳制御手段、123…表示制御手段、124…パスワード制御手段、
125…コマンド制御手段、126…通信制御手段、127…外部I/F制御手段
130…外部I/F部、140…メモリ、150…表示部、
210…制御プログラム、211…メール制御プログラム、
212…アドレス帳制御プログラム、213…表示制御プログラム、
214…パスワード制御プログラム、215…コマンド制御プログラム、
216…通信制御プログラム、217…外部I/F制御プログラム、
220…登録条件データ、221…パスワードデータ、222…コマンドデータ
230…メールデータ、231…送信メールデータ、232…受信メールデータ
240…アドレス帳データ。

Claims (7)

  1. コマンドが予め付加された登録データを含むメールデータを受信する電子メール受信手段と、
    この電子メール受信手段によって受信した前記メールデータを記憶するメールデータ記憶手段と、
    このメールデータ記憶手段から読み出された前記メールデータを解析し、前記登録データを抽出する抽出手段と、
    この抽出手段により抽出された前記登録データを前記コマンドにより指定される項目に従って送信者のメールアドレス毎に記憶する登録データ記憶手段と、
    を有することを特徴とする電子メールにおけるデータ登録システム。
  2. コマンドが予め付加された登録データ、およびパスワードを含むメールデータを受信する電子メール受信手段と、
    この電子メール受信手段によって受信した前記メールデータを記憶するメールデータ記憶手段と、
    このメールデータ記憶手段から読み出された前記メールデータを解析し、前記パスワードが予め登録されたパスワードと一致することを条件として、前記登録データを抽出する抽出手段と、
    この抽出手段により抽出された前記登録データを前記コマンドにより指定される項目に従って送信者のメールアドレス毎に記憶する登録データ記憶手段と、
    を有することを特徴とする電子メールにおけるデータ登録システム。
  3. 前記登録データが前記登録データ記憶手段に既に存在する場合には、前記登録データを更新データとして、前記コマンドにより指定される項目に従って前記更新データを送信者のメールアドレス毎に記憶する更新データ記憶手段を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子メールにおけるデータ登録システム。
  4. コマンドが予め付加された登録データを含むメールデータを受信する電子メール受信手段と、
    この電子メール受信手段によって受信した前記メールデータを記憶するメールデータ記憶手段と、
    このメールデータ記憶手段から読み出された前記メールデータを解析し、前記登録データを抽出する抽出手段と、
    この抽出手段により抽出された前記登録データを確認のため表示する確認画面表示手段と、
    この確認画面表示手段による確認表示に対して確認情報の入力を行う確認情報入力手段と、
    この確認情報入力手段より入力された確認情報および前記コマンドにより指定される項目に従って前記登録データを送信者のメールアドレス毎に記憶する登録データ記憶手段と、
    を有することを特徴とする電子メールにおけるデータ登録システム。
  5. コマンドが予め付加された登録データ、およびパスワードを含むメールデータを受信する電子メール受信手段と、
    この電子メール受信手段によって受信した前記メールデータを記憶するメールデータ記憶手段と、
    このメールデータ記憶手段から読み出された前記メールデータを解析し、前記パスワードが予め登録されたパスワードと一致することを条件として、前記登録データを抽出する抽出手段と、
    この抽出手段により抽出された前記登録データを確認のため表示する確認画面表示手段と、
    この確認画面表示手段による確認表示に対して確認情報の入力を行う確認情報入力手段と、
    この確認情報入力手段より入力された確認情報および前記コマンドにより指定される項目に従って前記登録データを送信者のメールアドレス毎に記憶する登録データ記憶手段と、
    を有することを特徴とする電子メールにおけるデータ登録システム。
  6. 前記登録データが前記登録データ記憶手段に既に存在する場合には、前記確認画面表示手段において前記登録データを更新データとして表示し、前記確認情報入力手段からの更新を許可する確認情報と、前記コマンドにより指定される項目に従って前記更新データを送信者のメールアドレス毎に記憶する更新データ記憶手段を有することを特徴とする請求項4または請求項5に記載の電子メールにおけるデータ登録システム。
  7. 前記コマンドは、対応する複数の項目毎に異なり、かつ、氏名、電話番号、住所の内、少なくとも一つの項目に対応していることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の電子メールにおけるデータ登録システム。
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