JP2008095993A - 空気調和装置の室内機およびその製造方法 - Google Patents

空気調和装置の室内機およびその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】屋外にさらされることによる劣化を避けて、ドレンホースの部品点数を削減させつつ、排水機構を通じた屋外からの室内への小動物や昆虫の侵入を防止することが可能な空気調和装置の室内機を提供する。
【解決手段】室内熱交換器10において生じた凝縮水をドレンホース6、7を介して屋外に排出する空気調和装置100の室内機1であって、ドレンパン60、70と、排水通路80、85と、小動物侵入防止部材82とを備えている。ドレンパン6、7は、室内熱交換器10において生じた凝縮水を受け止める。排水通路80、85は、一端がドレンパン60、70に接続されており、他端がドレンホース6、7と接続可能であり、ドレンパン60、70に集められた凝縮水を接続状態のドレンホース6、7まで導く。小動物侵入防止部材82は、排水通路80、85の途中に設けられ、凝縮水が排水される向きと逆行する向きに移動する移動体に対して抵抗となる。
【選択図】図12

Description

本発明は、熱交換器で生じた凝縮水を排出する空気調和装置の室内機およびその製造方法に関する。
従来、空気調和装置の室内機では、冷房運転時や除湿運転時に室内空気が熱交換器で熱交換され、空気中の水分が熱交換器の表面において凝縮されて凝縮水が生じた場合に、排水機構を介して排水している。
このような排水機構としては、ドレンホースの一端が室内機の排水口に接続され、ドレンホースの他端が屋外まで延びるようにして、室内機の内部で生じた凝縮水を屋外に排水
するのが一般的である。
ところが、凝縮水を屋外に排出するためにドレンホースによって屋外空間と室内空間とを繋いでいるために、屋外から、ねずみ等の小動物やクモ等の昆虫が、排水方向とは逆行して入ってくることがある。そして、室内機の内部を通過して、部屋の中に小動物や虫等が侵入してしまうことがある。
これに対して、以下に示す特許文献1では、排水口に接続されるドレンホースの屋外側の他端がむき出しにならないように、ネット、メッシュ、網目、格子状部材などの防虫手段を設けて、小動物や昆虫の侵入を防ぐ技術が提案されている。
特開2001−280648号公報
しかし、上記特許文献1に記載の空気調和装置の室内機では、小動物や昆虫の侵入を防ぐためにドレンホースとは別にネット等の防虫手段が別途必要になっており、部品点数が増してしまっている。
また、屋外において表面がむき出しに設置されるドレンホースは、ホース部自体の劣化により交換が必要になることもあるが、このような交換を行う場合に、交換後も小動物や虫の侵入を防ぐために、ネット等の防虫手段付きのドレンホースを選ぶ必要があり、コストがかかる。
本発明は、上述した点に鑑みてなされたものであり、本発明の課題は、屋外にさらされることによる劣化を避けて、ドレンホースの部品点数を削減させつつ、排水機構を通じた屋外からの室内への小動物や昆虫の侵入を防止することが可能な空気調和装置の室内機およびその製造方法を提供することにある。
第1発明に係る空気調和装置の室内機は、熱交換器において生じた凝縮水をドレンホースを介して屋外に排出する空気調和装置の室内機であって、ドレンパンと、排水通路と、通過抵抗部とを備えている。ドレンパンは、熱交換器において生じた凝縮水を受け止める。排水通路は、一端がドレンパンに接続されており、他端がドレンホースと接続可能であり、ドレンパンに集められた凝縮水を接続状態のドレンホースまで導く。通過抵抗部は、排水通路の途中に設けられ、凝縮水が排水される向きと逆行する向きに移動する移動体に対して抵抗となる。ここでの抵抗機構部としては、例えば、排水通路と別部品であっても排水通路と一体であってもいずれも含まれる。また、通過抵抗部としては、例えば、弁、網・格子状構造、スリット等が含まれる。通過抵抗部は、排水通路の途中に設けられるが、この「途中」には、排水通路の両端が含まれるものとする。
ここでは、熱交換器において生じた凝縮水がドレンパンに集められ、ドレンパンに集まってくる凝縮水は、排水通路を通過する。そして、排水通路に接続されて室内と屋外とを繋ぐドレンホースによって、凝縮水が屋外に排出される。ここで、排水通路を通過する凝縮水は、排水通路の途中に設けられた網等の通過抵抗部を通過して、排水される。一方、屋外にまで延びているドレンホースの中をつたって室内の部屋の中に侵入しようとするネズミ等の小動物やクモ等の昆虫等の移動体は、排水通路の途中に設けられている網等の通過抵抗部を室内の部屋に向けて通過することができないため、室内の部屋の中に侵入することができない。
また、空気調和装置の室内機に、排水通路および通過抵抗部が設けられている。このため、これらの排水通路や通過抵抗部は、屋外の日光や温度変化による風化等の影響を受けにくく、劣化しにくい。さらに、屋外にまで延びて配置されているドレンホースが劣化し、交換する必要が生じたとしても、ドレンホース自体に移動体の侵入を防ぐ網等の抵抗部を備えておく必要がなく、ドレンホースの部品点数が少なくて済む。
これにより、屋外にさらされることによる劣化を避けて、ドレンホースの部品点数を削減させつつ、排水機構を通じた屋外からの室内への小動物や昆虫の侵入を防止することが可能になる。
第2発明に係る空気調和装置の室内機は、第1発明に係る空気調和装置の室内機であって、排水通路と、通過抵抗部とは、一体成型されている。
ここでは、排水通路と、通過抵抗部とが、一体成型されているため、空気調和装置の室内機の部品点数を削減させることが可能になる。
第3発明に係る空気調和装置の室内機は、第1発明または第2発明に係る空気調和装置の室内機であって、排水通路は、雄金型と雌金型とによって成型され、凝縮水の通過方向に雄金型と雌金型とが互いに離れるように金型抜きされる方向に延びて成型されている。そして、排水通路の通過抵抗部は、金型抜きの前に当接する雄金型側の一部と雌金型側の一部との少なくともいずれか一方が凹凸形状となっており、雄金型の一部と雌金型の一部とが当接した際の接触状態により成型される、
ここでは、排水通路は、雄金型と雌金型とを互いに離れるように金型抜きされることで成型される。そして、その際に、雄金型と雌金型の少なくともいずれかの凹凸部分が当接した際の凹凸部の接触状態に対応するように形作られる部分が、金型抜きされた後に通過抵抗部となる。
これにより、単に雄金型と雌金型とを接触させて互いに離すだけで通過抵抗部を容易に成型することが可能になる。
第4発明に係る空気調和装置の室内機の製造方法は、熱交換器において生じた凝縮水をドレンホースを介して屋外に排出する空気調和装置の室内機の製造方法であって、ドレンパン成型行程と、排水機構成型行程とを備えている。ドレンパン成型行程では、熱交換器において生じた凝縮水を受け止め、前記受け止めた凝縮水を集めるドレンパンを成型する。排水機構成型行程では、排水通路と、通過抵抗部とを雄金型と雌金型とによって一体に成型する。ここで、排水通路は、一端がドレンパンに接続されており、他端がドレンホースに対して接続可能であり、ドレンパンに集められた凝縮水を接続状態のドレンホースまで導くための通路である。また、通過抵抗部は、排水通路の途中に設けられ、凝縮水が排水される向きと逆行する向きに移動する移動体に対して抵抗となる。そして、排水機構成型行程では、排水通路は、凝縮水の通過方向に雄金型と雌金型とが互いに離れるように金型抜きされることで成型され、排水通路の通過抵抗部は、金型抜きの前に当接する雄金型側の一部と雌金型側の一部との少なくともいずれか一方が凹凸形状となっており、雄金型の一部と雌金型の一部とが当接した際の接触状態により成型される。ここでの抵抗機構部としては、例えば、排水通路と別部品であっても排水通路と一体であってもいずれも含まれる。また、通過抵抗部としては、例えば、弁、網・格子状構造、スリット等が含まれる。
ここでは、ドレンパン成型行程と、排水機構成型行程とを経て製造される空気調和装置の室内機では、熱交換器において生じた凝縮水がドレンパンに集められ、ドレンパンに集まってくる凝縮水が、排水通路を通過する。そして、排水通路に接続されて室内と屋外とを繋ぐドレンホースによって、凝縮水が屋外に排出される。ここで、排水通路を通過する凝縮水は、排水通路の途中に設けられた網等の通過抵抗部を通過して、排水される。一方、屋外にまで延びているドレンホースの中をつたって室内の部屋の中に侵入しようとするネズミ等の小動物やクモ等の昆虫等の移動体は、排水通路の途中に設けられている網等の通過抵抗部を室内の部屋に向けて通過することができないため、室内の部屋の中に侵入することができない。
また、空気調和装置の室内機に、排水通路および通過抵抗部が設けられている。このため、これらの排水通路や通過抵抗部は、屋外の日光や温度変化による風化等の影響を受けにくく、劣化しにくい。さらに、屋外にまで延びて配置されているドレンホースが劣化し、交換する必要が生じたとしても、ドレンホース自体に移動体の侵入を防ぐ網等の抵抗部を備えておく必要がなく、ドレンホースの部品点数が少なくて済む。
さらに、排水通路は、雄金型と雌金型とを互いに離れるように金型抜きされることで成型される。そして、その際に、雄金型と雌金型の少なくともいずれかの凹凸部分が当接した際の凹凸部の接触状態に対応するように形作られる部分が、金型抜きされた後に通過抵抗部となる。
これにより、屋外にさらされることによる劣化を避けて、ドレンホースの部品点数を削減させつつ、排水機構を通じた屋外からの室内への小動物や昆虫の侵入を防止することができる空気調和装置の室内機が製造でき、さらに、排水通路と通過抵抗部とが一体成型されることで部品点数を削減でき、単に雄金型と雌金型とを接触させて互いに離すだけで通過抵抗部を容易に成型することが可能になる。
第1発明の空気調和装置では、屋外にさらされることによる劣化を避けて、ドレンホースの部品点数を削減させつつ、排水機構を通じた屋外からの室内への小動物や昆虫の侵入を防止することが可能になる。
第2発明の空気調和装置では、空気調和装置の室内機の部品点数を削減させることが可能になる。
第3発明の空気調和装置では、単に雄金型と雌金型とを接触させて互いに離すだけで通過抵抗部を容易に成型することが可能になる。
第4発明の空気調和装置では、屋外にさらされることによる劣化を避けて、ドレンホースの部品点数を削減させつつ、排水機構を通じた屋外からの室内への小動物や昆虫の侵入を防止することができる空気調和装置の室内機が製造でき、さらに、排水通路と通過抵抗部とが一体成型されることで部品点数を削減でき、単に雄金型と雌金型とを接触させて互いに離すだけで通過抵抗部を容易に成型することが可能になる。
以下、図面に基づいて、本発明に係る空気調和装置の実施形態について説明する。
<空気調和装置の概略構成>
本発明の一実施形態が採用された空気調和装置100は、室内の壁面に設置される室内機1と、室外に設置される室外機2とを備えている。
室内機1内および室外機2内にはそれぞれ熱交換器が収納されており、各熱交換器が冷媒配管5により接続されることにより冷媒回路を構成している。
<空気調和装置100の冷媒回路の構成概略>
空気調和装置100の冷媒回路の構成を図1に示す。
この冷媒回路は、主として室内熱交換器10、アキュムレータ21、圧縮機22、四路切換弁23、室外熱交換器20および膨張弁24で構成される。
室内機1に設けられている室内熱交換器10は、接触する空気との間で熱交換を行う。ここでは、室内熱交換器10は、図5に示すように、室内機1の前方に配置される前方熱交換器10fと、後方に配置される後方熱交換器10bによって構成されている。この前方熱交換器10fの前方下端部の下方には、前方熱交換器10fにおいて生じた空気中の水分の凝縮水を捕らえる前方ドレンパン60が設けられている。そして、後方熱交換器10bの後方下端部の下方には、後方熱交換器10bにおいて生じた空気中の水分の凝縮水を捕らえる後方ドレンパン70が設けられている。また、室内機1には、室内空気を吸い込んで室内熱交換器10に通し熱交換が行われた後の空気を室内に排出するためのクロスフローファン11が設けられている。クロスフローファン11は、室内機1内に設けられる1つの室内ファンモータ12によって回転駆動される。室内機1の側面図である図2、図4および図5に示すように、クロスフローファン11が室内機ケーシング4内に配置されており、室内機ケーシング4には、吸込口42が前方、上方に設けられ、吹出口49が下方に設けられている。この室内機ケーシング4には、図3、図5に示すように、前面側においてフロントパネル41が、背面側において据付板43が、それぞれ設けられている。フロントパネル41の内側に配置された前方熱交換器10fの下方には、図3、4に示すように、前方ドレンパン60が設けられている。この据付板43の内側には、図5、図6に示すように、後方熱交換器10bやクロスフローファン11の回転軸部等を支持する背面フレーム50が配置されている。この背面フレーム50には、図5等において示すように、後方熱交換器10bの下方に配置される後方ドレンパン70が設けられている。室内熱交換器10の前方熱交換器10fと後方熱交換器10bとは、室内機ケーシング4内において、吸込口との間に位置し、クロスフローファン11を取り囲むように、互いに多段曲げされて配置されている。室内機1は、クロスフローファン11が回転駆動すると、室内空気が室内熱交換器10を介して取り込まれ、熱交換された調和空気を再び室内に戻すことにより、対象となる空間を空調する。
室外機2には、圧縮機22と、圧縮機22の吐出側に接続される四路切換弁23と、圧縮機22の吸入側に接続されるアキュムレータ21と、四路切換弁23に接続された室外熱交換器20と、室外熱交換器20に接続された膨張弁24とが設けられている。膨張弁24は、液閉鎖弁26を介して配管に接続されており、この配管を介して室内熱交換器10の一端と接続される。また、四路切換弁23は、ガス閉鎖弁27を介して配管に接続されており、この配管を介して室内熱交換器10の他端と接続されている。また、室外機2には、室外熱交換器20での熱交換後の空気を外部に排出するためのプロペラファン28が設けられている。このプロペラファン28は、室外ファンモータ29によって回転駆動される。
以下、室内熱交換器10が空気中の水分を凝縮させて生じる凝縮水の排水機構およびこの排水機構に設けられた小動物侵入防止構造について説明する。
<背面フレーム50>
背面フレーム50は、図5に示すように、室内機1の据付板43と後方熱交換器10bとの間に配置され、クロスフローファン11を軸部分において支持するファン支持部53や(図3参照)、吹出口49からの吹出空気の流れ方向を調節するフラップ59を回動可能に支持するフラップ支持部57およびフラップ軸受け部58や、前方熱交換器10fにおいて生じた凝縮水を排水する前方ドレンパン60、および、後方熱交換器10bにおいて生じた凝縮水を排水する後方ドレンパン70等を有している(図6〜図9参照)。
ここで、背面フレーム50の右側面断面図を図6に示す。そして、上面(図6中、矢印Aで示す方向)から見た上面図を図7に、前面(図6中、矢印Bで示す方向)から見た前面図を図8に、背面(図6中、矢印Cで示す方向)から見た背面図を図9に、斜め前方(図6中、矢印Dで示す方向)から見た背面フレーム50の右側の部分斜視図を図10に、それぞれ示す。
なお、この金型による射出成型に用いられる素材としては、すなわち、背面フレームの素材としては、例えば、PS(polystyrene,ポリスチレン)や、ABS(acrylonitrile-butadiene-styrene Plastics(Resin),アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合物(樹脂))等が挙げられる。
前方熱交換器10fから生ずる凝縮水は、前方ドレンパン60によって受け止められる。そして、この前方ドレンパン60は、図8に示すように、水平方向からわずかに傾斜して設けられていることから、前方ドレンパン60が受け止めた凝縮水は、前方ドレンパン60の凝縮水が流れゆく先に下方に傾斜するようにして設けられている排水通路80にまで導かれる(図10の点線参照、図12(b)の矢印参照)。この排水通路80の先端には、図12(a)、(b)に示すように、排水口81が設けられている。また、この排水通路80の排水口81が設けられた先端側に対する他端側には、図12(a)、(b)に示すように、格子形状に成型された小動物侵入防止部材82が設けられている。この小動物侵入防止部材82の格子形状部分の隙間の最小距離L(図12(a)中のLで示す部分の距離)は、3.5mm〜4.5mm(好ましくは4.0mm)になるように成型されている。この最小距離は、凝縮水の流れ易さと、金型による樹脂の射出成型において、できあがった小動物侵入防止部材82の強度や、その射出成型の際に用いる金型自体の製造容易性等の観点により、好ましい値が上述のように定められている。この排水口81に対しては、図6および図12(b)に示すように、ドレンホース6の一端と接続されることで、室内から室外に凝縮水を送り出すようになっている。これにより、前方ドレンパン60を介して、屋外と室内空間とが繋がった状態となる。ここで、ドレンホース6の一部は、室内に位置しており、室内空気RAに触れている。そして、ドレンホース6の他の部分である屋外側は、屋外に位置しており、屋外空気OAおよび日光、雨等にさらされている。
後方熱交換器10bから生ずる凝縮水も同様に、後方ドレンパン70によって受け止められる。そして、この後方ドレンパン70も、図9に示すように、水平方向からわずかに傾斜して設けられていることから、後方ドレンパン70に受け止められた凝縮水は、後方ドレンパン70の凝縮水が流れゆく先に下方に傾斜するようにして設けられている排水通路85にまで導かれる。
具体的には、この背面フレーム50の後方ドレンパン70には、図9に示すように、前面側において後方熱交換器10bから滴り落ちてくる凝縮水を背面側に送るための背面開口71と、背面側において背面側に突出するように設けられた上方ドレンパン72、下方ドレンパン77、鉛直面部75およびガイドリブ76と、排水通路85と、が一体成型されて設けられている。鉛直面部75は、上方ドレンパン72の一端と下方ドレンパン77との一端とを繋ぐように設けられている。
背面開口71は、図7〜図9に示すように、背面フレーム50の前方側に配置されている後方熱交換器10bにおいて生じた凝縮水を、背面フレーム50の後方側に導くための開口であって、略鉛直方向に開口している。
排水通路85は、図9等に示すように、背面開口71を介して背面側に導かれた凝縮水が、上方ドレンパン72を伝って、ガイドリブ76a〜76cにガイドされることにより鉛直面部75をまたぎ、下方ドレンパン77を伝うという順序で流れて(図9の点線参照)、最終的に凝縮水が導かれて排水される通路である。この排水通路85の先端には、図12(a)、(b)に示すように、排水口86が設けられている。また、この排水通路85の排水口86が設けられた先端側に対する他端側には、図12(a)、(b)に示すように、排水通路80と同様に、格子形状に成型された小動物侵入防止部材87が設けられている。この小動物侵入防止部材87の格子形状部分の隙間の最小距離Lも、3.5mm〜4.5mm(好ましくは4.0mm)になるように成型されている。この排水口86に対しては、図6および図12(b)に示すように、ドレンホース7の一端と接続されることで、室内から室外に凝縮水を送り出すようになっている。これにより、後方ドレンパン70についても、屋外と室内空間とが繋がった状態となる。ここで、ドレンホース7の一部は、室内に位置しており、室内空気RAに触れている。そして、ドレンホース7の他の部分である屋外側は、屋外に位置しており、屋外空気OAおよび日光、雨等にさらされている。
なお、以下、後方ドレンパン70において、図面上略左側(凝縮水が流れてくる方向)を「上流側」と称し、図面上略右側(凝縮水が流れていく方向)を「下流側」と称して、説明する。
上方ドレンパン72は、背面開口71を介して落下してくる凝縮水を受け止め、ガイドリブ76aにまで導く上方リブ73と、上方底面部74と、を有している。上方リブ73は、上方底面部74よりもわずかに上方に、長手方向において互いに並行に延びるように設けられている。この上方ドレンパン72の上方リブ73および上方底面部74は、下方ドレンパン77側に向けて凝縮水を流すことができるように、上流側から下流側にかけてわずかに傾斜(水平方向からおおよそ1度程度の傾斜)している。
ガイドリブ76a〜76cは、図9に示すように、第1ガイドリブ76aと、第2ガイドリブ76bと、第3ガイドリブ76cとを有している。第1〜第3ガイドリブ76a〜76cは、いずれも、上流側において略水平方向(水平方向からおおよそ1度程度の傾斜)に延びた水平部分と、下流側において下流側下方に向けて略45度に傾斜した傾斜部分と、が繋がった形状を有している。第1ガイドリブ76aの略水平部分の上流側端部は、上方ドレンパン72の上方底面部74の下流側端部と同一傾斜角度でなだらかに繋がっている。第2ガイドリブ76bは、第1ガイドリブ76aから見て下流側下方に配置され、側面視においては互いに重ならないが、上面視においては第1ガイドリブ76aの傾斜部分の一部と第2ガイドリブ76bの水平部分の一部とが互いに重なるように位置している。第3ガイドリブ76cも同様に、第2ガイドリブ76bから見て下流側下方に配置され、側面視においては互いに重ならないが、上面視においては第2ガイドリブ76bの傾斜部分の一部と第3ガイドリブ76cの水平部分の一部とが互いに重なるように位置している。
下方ドレンパン77は、ガイドリブ76a〜76cの下方に位置している。上述した鉛直面部75は、この下方ドレンパン77の上流側端部と、上方ドレンパン72(上方底面部74)の下流側端部と、を鉛直方向に広がる面によって繋いでいる。この下方ドレンパン77も、排水通路80に凝縮水を導くために、上流側から下流側にかけてわずかに傾斜(水平方向からおおよそ1度程度の傾斜)している。
<背面フレーム50の排水通路80,85を成型する金型>
ここでは、背面フレーム50が金型によって成型される点、特に、排水通路80、85近傍が成型される点を説明する。なお、排水通路80と排水経路85は、同様に成型されるものであるため、合わせて一緒に説明する。
背面フレーム50は、図11に示すように、雄金型91と雌金型94とによって成型される。ここで、雄金型91は、上述した排水通路80、85を成型するための凹部92を有している。この凹部92は、図11に示すように、略円柱形状が傾斜したように陥没している。そして、凹部92の底面は、格子形状を形作るための凹凸面93から構成されている。また、雌金型94は、上述した排水通路80、85を成型するための凸部95を有している。この凸部95は、雄金型91の凹部92の形状に対応した形状であり、略円柱形状に突起している。そして、凸部95の先端は、略円上の平らな面を形成している。この凸部95の円周において、排水通路80、85を形成するための通路形成縁部97が設けられている。射出成型によって、この通路形成縁部97に樹脂が入り込むことで、排水通路80、85が成型されることになる。
これらの雄金型91と、雌金型94とが、図11に示す矢印Dの方向に互いに離れるように金型抜きされることで、図12(a)、(b)に示すような、上述した排水通路80、85、排水口81、86および小動物侵入防止部材82、87が成型される。
<本実施形態の空気調和装置100の室内機1の特徴>
(1)
本実施形態の空気調和装置100の室内機1では、前方熱交換器10fと後方熱交換器10bにおいて生じた凝縮水がそれぞれ前方ドレンパン60と後方ドレンパン70に集められ、各に集まってくる凝縮水は、それぞれ排水通路80、85を通過する。そして、排水通路80、85に接続されて室内と屋外とを繋ぐドレンホース6、7によって、凝縮水が屋外に排出される。ここで、排水通路80、85を通過する凝縮水は、排水通路80、85に設けられた格子形状の小動物侵入防止部材82、87を通過して、排水される。一方、屋外にまで延びているドレンホース6、7の中をつたって室内の部屋の中に侵入しようとするネズミ等の小動物やクモ等の昆虫等の移動体は、排水通路80、85に設けられている格子形状の小動物侵入防止部材82、87を室内の部屋に向けて通過することができないため、室内の部屋の中に侵入することができない。
また、空気調和装置100の室内機1に、排水通路80、85および小動物侵入防止部材82、87が設けられている。このため、これらの排水通路80、85および小動物侵入防止部材82、87は、屋外の日光や温度変化による風化等の影響を受けにくく、劣化しにくい。さらに、屋外にまで延びて配置されているドレンホース6、7が劣化し、交換する必要が生じたとしても、ドレンホース6、7自体に移動体の侵入を防ぐ格子形状の小動物侵入防止部材のような部材を備えておく必要がなく、ドレンホース6、7の部品点数が少なくて済む。
これにより、屋外にさらされることによる排水通路80、85および小動物侵入防止部材82、87の劣化を避けて、ドレンホース6、7の部品点数を削減させつつ、排水通路80、85を通じた屋外からの室内への小動物や昆虫の侵入を防止することができる。
(2)
本実施形態の空気調和装置100の室内機1では、排水通路80、85は、雄金型91と雌金型94とを互いに離れるように金型抜きされることで成型される。そして、その際に、雄金型91の平面部分と雌金型94の凹凸部分とが当接した際の接触状態に対応する形状の格子形状が、金型抜きされた後に小動物侵入防止部材82、87となる。
これにより、単に雄金型91と雌金型94とを接触させて互いに離すだけで小動物侵入防止部材82、87を容易に成型することができる。
また、排水通路80、85および小動物侵入防止部材82、87は、金型による射出成型によって一体成型されるため、背面フレーム50と一体であるため、空気調和装置100の室内機1の部品点数を削減することができる。
<変形例>
以上、本発明について説明したが、具体的な構成は、上記の実施の形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
(A)
上述の第1実施形態における空気調和装置100の室内機1の排水通路80、85では、小動物侵入防止部材82、87として格子形状の抵抗対を例に挙げて説明した。
しかし、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、小動物侵入防止部材82、87としては、凝縮水の排水は許可しつつ、小動物や昆虫等の侵入を防止するような、弁、網、スリット形状等であってもよい。
このような形状であったとしても、上記実施形態と同様の効果を奏することができる。
(B)
上述の第1実施形態における空気調和装置100の室内機1では、小動物侵入防止部材82、87が、排水通路80、85において、排水口81、86が設けられている先端側とは反対側の端部に設けられている場合について例に挙げて説明した。
これに対して、例えば、小動物侵入防止部材182、187は、図13、図14(a)、(b)に示すように、排水口81、86の近傍に設けてもよい。この場合には、金型としては、図13に示すように、雌金型94の凹部195の底面の円の内側が凹凸形状196を有するものであり、雄金型91の凸部192の先端部分193が略円上の平らな面を有するものを用いて射出成型するようにしてもよい。
このように射出成型して得られる排水通路50としては、例えば、図14(a)に示すように、小動物侵入防止部材182、187は、格子状ではなく、略円形状にくり抜くような形状として成型し、くり抜き部分を介して凝縮水を通過させる構造としてもよい。この場合であっても、くり抜き部分の直径Lは、3.5mm〜4.5mm(好ましくは4.0mm)となるように成型される。
さらに、小動物侵入防止部材182、187は、上記以外にも、排水通路80、85の通過方向に対する中央近傍に設けられた構成であってもよい。
このような場合であっても、上記実施形態と同様の効果を奏することができる。
本発明を利用すれば、屋外にさらされることによる劣化を避けて、ドレンホースの部品点数を削減させつつ、排水機構を通じた屋外からの室内への小動物や昆虫の侵入を防止することが可能なため、特に、熱交換器において生じた凝縮水をドレンホースを介して屋外に排出する空気調和装置の室内機に適用することができる。
本発明の空気調和装置の外観図。 冷媒回路の構成図。 室内機の概略斜視図。 室内機の内部構成を示す斜視図。 室内機の右側面断面図。 背面フレームと室内壁との右側面図。 背面フレームの上面図。 背面フレームの正面図。 背面フレームの背面図。 背面フレームの部分斜視図。 雄金型と雌金型との金型抜きを示す図。 (a)排水通路の正面図。(b)排水通路の断面図。 変形例(B)に係る雄金型と雌金型との金型抜きを示す図。 (a)変形例(B)に係る排水通路の正面図。(b)変形例(B)に係る排水通路の断面図。
符号の説明
1 室内機
2 室外機
6、7 ドレンホース
10 室内熱交換器(熱交換器)
60 前方ドレンパン(ドレンパン)
70 後方ドレンパン(ドレンパン)
80、85 排水通路
82、87 小動物侵入防止部材(通過抵抗部)
91 雄金型
94 雌金型
100 空気調和装置

Claims (4)

  1. 熱交換器(10)において生じた凝縮水をドレンホース(6、7)を介して屋外に排出する空気調和装置(100)の室内機(1)であって、
    前記熱交換器(10)において生じた凝縮水を受け止め、前記受け止めた凝縮水を集めるドレンパン(60、70)と、
    一端が前記ドレンパン(60、70)に接続されており、他端が前記ドレンホース(6,7)と接続可能であり、前記ドレンパン(60、70)に集められた凝縮水を接続状態の前記ドレンホース(6、7)まで導くための排水通路(80、85)と、
    前記排水通路(80、85)の途中に設けられ、前記凝縮水が排水される向きと逆行する向きに移動する移動体に対して抵抗となる通過抵抗部(82、87)と、
    を備えた空気調和装置(100)の室内機(1)。
  2. 前記排水通路(80、85)と、前記通過抵抗部(82、87)とは、一体成型されている、
    請求項1に記載の空気調和装置(100)の室内機(1)。
  3. 前記排水通路(80)は、雄金型(91)と雌金型(94)とによって成型され、凝縮水の通過方向に前記雄金型(91)と前記雌金型(94)とが互いに離れるように金型抜きされる方向に延びて成型されており、
    前記排水通路(80)の前記通過抵抗部(82、87)は、前記金型抜きの前に当接する前記雄金型(91)側の一部と前記雌金型(94)側の一部との少なくともいずれか一方が凹凸形状となっており、前記雄金型(91)の一部と前記雌金型(94)の一部とが当接した際の接触状態により成型される、
    請求項1または2に記載の空気調和装置(100)の室内機(1)。
  4. 熱交換器(10)において生じた凝縮水をドレンホース(6、7)を介して屋外に排出する空気調和装置(100)の室内機(1)の製造方法であって、
    前記熱交換器(10)において生じた凝縮水を受け止め、前記受け止めた凝縮水を集めるドレンパン(60、70)を成型するドレンパン成型行程と、
    一端が前記ドレンパン(60、70)に接続されており、他端が前記ドレンホース(6、7)に対して接続可能であり、前記ドレンパン(60、70)に集められた凝縮水を接続状態の前記ドレンホース(6、7)まで導くための排水通路(80、85)と、前記排水通路(80、85)の途中に設けられ、前記凝縮水が排水される向きと逆行する向きに移動する移動体に対して抵抗となる通過抵抗部(82、87)と、を雄金型(91)と雌金型(94)とによって一体に成型する排水機構成型行程と、
    を備え、
    前記排水機構成型行程では、前記排水通路(80、85)は、凝縮水の通過方向に前記雄金型(91)と前記雌金型(94)とが互いに離れるように金型抜きされることで成型され、前記排水通路(80)の前記通過抵抗部(82、87)は、前記金型抜きの前に当接する前記雄金型(91)側の一部と前記雌金型(94)側の一部との少なくともいずれか一方が凹凸形状となっており、前記雄金型(91)の一部と前記雌金型(94)の一部とが当接した際の接触状態により成型される、
    空気調和装置の室内機(1)の製造方法。
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