JP2008095829A - 逆止弁 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】流路(水の流れ)は入水口20及び出水口21間に形成される。弁本体3内に配置され、流路を遮断する止水コマ17を有する。止水コマ17は流路から隔離設置されたスプリング13で保持される摺動するシャフト18を有しシート14の外に配置されている。流路内に広い隙間を確保しゴミが絡みずらくし、スプリング機能が阻害されないで逆止機能低下が少ない。蓋11は弁機能解除蓋4を有しており、逆止機能を解除してゴミ等の付着による逆止機能低下を防げる。弁機能全体をカートリッジ化することにより新旧交換を容易にできる。
【選択図】 図1
Description
従来、流体の逆流を防止する逆止弁は、各種使用されているが、多くは、水道配管の途中に挿入して、適宜位置に取付けるように構成されている。逆止弁は、例えば、弁体と弁体を付勢するスプリングを備えたハウジングから構成されており、スプリングが流路中に配置されている(特許文献1参照)。
また、逆止弁は、経年による水垢の付着などにより逆止機能が劣化する。従って、時折、部品を交換しその逆止機能の劣化を防ぐ必要がある。従来は、弁本体を水道配管から取り外して弁本体ごと交換をしなければならず、その作業は、非常に困難であった。
本発明は、このような事情によりなされたものであり、第1の発明は、止水コマをシートの外側に配置し、広い隙間を確保し、ゴミが絡みづらくし、更に、スプリングを流路から隔離設置し、スプリング機能が阻害されないで逆止機能低下の少ない逆止弁を提供する。第2の発明は、配管洗浄及び初期通水等においてゴミ等の付着による逆止機能低下を防ぐと共に配管洗浄及び初期通水等(二次側給水による耐圧検査を含む)の作業性を高める為に、弁機能を解除する逆止弁を提供する。第3の発明は、弁機能全体を容易に交換可能とすることにより、逆止機能の維持を簡単にする逆止弁を提供する。
また、本発明の逆止弁は、請求項1又は請求項2に記載の逆止弁において、前記シート、前記止水コマ、前記シャフト及び当該シャフトを保持する前記スプリングにより一体のカートリッジを構成し、当該カートリッジは前記弁本体の前記別開口部から当該弁本体内に挿入され、配置されていることを特徴としている(請求項3)。
図1は、この実施例の逆止弁の正面断面図、図2は、この実施例の逆止弁の通水状態を説明する正面断面図、図3は、この実施例の逆止弁の逆止状態を説明する正面断面図である。
図1に示す状態の逆止弁を水道管等に接続する。入水口20から通水すると、流路に沿って水は、止水コマ17を押し、流路に沿って出水口21から出水していく。このとき、止水コマ17は、スプリング13の保持力に抗して動水圧によりシート14から離れる(図2)。
次に、逆止機能が作動した状態を説明する(図3)。一次側に負圧等の逆流要因が生じた際には、スプリング13の保持力によって止水コマ17がシート面14s側に引き寄せられて、シート14先端のシート面14sに止水コマ17に設けられたコマパッキン16のシート部が当接して二次側から一次側への逆流を防止する。
この実施例は、止水コマをシートの外側に配置して広い隙間を確保しているので、ゴミが絡みづらく、更に、スプリングを流路から隔離設置した結果、スプリング機能が阻害されないで逆止機能低下の少ない逆止弁が得られる。
図4は、この実施例の逆止弁の逆止機能の解除を説明する正面断面図、図5は、この実施例の逆止機能の解除方法を説明する斜視図である。
図5(a)に示すように、弁機能解除蓋4は、一端に開口を有する大径部42及び大径部42の他端に形成された小径部41から構成されている。大径部42は、嵌合もしくは螺子止(この実施例では螺子止である)し、蓋11の開口部を封止することができる。小径部41は、蓋11の開口部に挿入(螺子込み・螺子止)することによって、蓋11を封止することができる。
この時、弁機構解除蓋4の小径部41を蓋11の開口部に挿入する際に、螺子込み後、螺子止すると逆止機能の解除状態を保持でき、二次側給水による耐圧検査など時間を要する初期通水等の作業性を高められる。
この実施例では、配管施工直後に逆止機能を解除する事により、配管洗浄及び初期通水等(二次側給水による耐圧検査を含む)において、ゴミ等の付着による逆止機能低下を防げると共に、配管洗浄及び初期通水等(二次側給水による耐圧検査を含む)の作業性が高められる。
図6は、この実施例のカートリッジの交換方法を説明する斜視図である。この実施例ではシート14、止水コマ17、シャフト18及びシャフト18を保持するスプリング13を主たる部品としてカートリッジを構成する。
このカートリッジの新旧を取り替えるには、まず、蓋11の六角部22を工具で挟み、蓋11を緩める。弁本体3の別開口部23から蓋11を取り外すとサポートリング8を介して蓋11と一体となった古いカートリッジを弁本体3から抜き出せる。抜き出した後に、サポートリング8を外して、蓋11から古いカートリッジを取り外す(図6(a))。その後、新しいカートリッジをサポートリング8を用いて蓋11に取付けて、蓋11と新しいカートリッジを一体化する。蓋11と一体化した新しいカートリッジを弁本体3の別開口部23へ挿入し、六角部22を工具で挟み、蓋11を締めて取付ける(図6(b))。
この実施例では弁機能全体をカートリッジ化して交換可能とすることにより、逆止機能の維持を簡単にすることが可能になる。
また、蓋11とカートリッジを一体化しない別実施例(図示しない。)でのカートリッジの新旧を取り替えるには、まず、蓋11の六角部22を工具で挟み、蓋11を緩める。弁本体3の別開口部23から蓋11を取り外し、サポートリング8を取り外し、最後に古いカートリッジを取り外す。その後、新しいカートリッジ、サポートリング8及び蓋11をこの順に弁本体3に別開口部23から挿入し、六角部22を工具で挟み、蓋11を締めて取付ける。
水道システムにおいて、逆止弁25より水道本管P側(一次側)には、メータMと止水栓24が配設されている。すなわち、地中には一次側から順に止水栓24、メータM及び逆止弁25が配設されている。通水時、前記逆止弁25より一次側の水圧(水流)により、図1に示す止水コマ17は、押されて通水状態となる。そして一次側の水道水は、前記逆止弁25より蛇口26側(ニ次側)に供給される。水道本管P側(一次側)に負圧等の逆流要因が生じた際には、止水コマ17がスプリング13によりシート面14s側に引き寄せられて、止水コマ17がシート14先端のシート面14sに当接して二次側から一次側への逆流を防止する(図3参照)。
7・・・弁機能解除ステム 8・・・サポートリング
9、10、12、15・・・Oリングパッキン 11・・・蓋
14・・・シート 16・・・コマパッキン
17・・・止水コマ 18・・・シャフト 19・・・シリンダ内面
20・・・入水口 21・・・出水口 22・・・蓋の六角部
23・・・別開口部 24・・・止水栓
25・・・逆止弁 26・・・蛇口 41・・・弁機能解除蓋の小径部
42・・・弁機能解除蓋の大径部 14s・・・シート面
Claims (3)
- 一次側に設けられた入水口及び二次側に設けられた出水口を有し、前記入水口及び出水口間に流路を有し、且つ別開口部を有する弁本体と、前記弁本体内に配置され、前記流路を遮断する止水コマと、前記弁本体内に配置され、前記止水コマを摺動するシャフトと、前記別開口部より挿入配置され、前記止水コマのシート部が接触するシート面を有し、前記シャフトの摺動をガイドするシートと、前記シャフトの前記別開口部側に設けられたスプリングとを具備し、前記止水コマは通水時において、動水圧により前記止水コマの前記シート部が前記シートの前記シート面から離れて通水が可能となり、一次側に負圧等の逆流要因が生じた際には、前記スプリングによって前記止水コマが前記シート面側に引き寄せられて前記シートの前記シート面に前記止水コマの前記シート部が当接し、二次側から一次側への逆流を防止し、前記止水コマは前記シート中心軸長手方向の外側に配置され、前記スプリングは前記流路から隔離設置されていることを特徴とする逆止弁。
- 前記弁本体は、前記別開口部及び当該別開口部を封止する蓋を有し、前記蓋は、蓋中心軸の長手方向一端に蓋開口部を有し、その蓋開口部を封止する弁機能解除蓋を備えており、当該弁機能解除蓋は、一端に開口を有する大径部及び当該大径部の他端に形成された小径部から構成され、前記大径部は前記蓋の前記蓋開口部を嵌合もしくは螺子止し、前記小径部を前記蓋の前記蓋開口部内に嵌合もしくは螺子止した時に、前記小径部が前記シャフトを押し下げて弁機能を解除するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の逆止弁。
- 前記シート、前記止水コマ、前記シャフト及び当該シャフトを保持する前記スプリングにより一体のカートリッジを構成し、当該カートリッジは前記弁本体の前記別開口部から当該弁本体内に挿入され、配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の逆止弁。
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