JP2008095775A - グリスニップル保護装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】グリスニップルの保護凹部に泥が詰まるおそれを防止できるグリスニップル保護装置を提供する。
【解決手段】軸受部本体41と一体成形した円筒状のニップルガイド42により、グリスニップル31の周囲に、このグリスニップル31の折損保護のための保護凹部32を形成する。保護凹部32の内部に、上下端を開口した円筒形のキャップ取付筒体43の下部を嵌着する。キャップ取付筒体43の上端部に泥除けキャップ44を嵌着する。キャップ取付筒体43と泥除けキャップ44とを連結体45により連結する。
【選択図】図1
【解決手段】軸受部本体41と一体成形した円筒状のニップルガイド42により、グリスニップル31の周囲に、このグリスニップル31の折損保護のための保護凹部32を形成する。保護凹部32の内部に、上下端を開口した円筒形のキャップ取付筒体43の下部を嵌着する。キャップ取付筒体43の上端部に泥除けキャップ44を嵌着する。キャップ取付筒体43と泥除けキャップ44とを連結体45により連結する。
【選択図】図1
Description
本発明は、グリスニップルの泥詰まりを防止するグリスニップル保護装置に関する。
図3に示されるように、作業機械11は、機体12に搭載されたフロント作業装置13に多数の関節部およびシリンダ取付部が設けられ、これらにはグリスニップルが設けられている。
例えば、機体12のブラケット14にブーム15の基端を回動自在に軸支するピン16、ブーム15の先端にアーム17を回動自在に軸支するピン18、アーム17の先端にバケット19を回動自在に軸支するピン20、ブームシリンダ21の基端およびロッド先端を軸支するピン22,23、アームシリンダ24の基端およびロッド先端を軸支するピン25,26、バケットシリンダ27の基端およびロッド先端を軸支するピン28,29などの軸受部には、それぞれ図4に示されるような給脂用のグリスニップル31が設けられている。
これらのグリスニップル31は、図4に示されるようにグリスニップル31の折損保護のための保護凹部32の内部に設けられ、グリスニップル31の先端が保護凹部32の外部に出ないように保護されている。
同様にグリスニップル保護のために、グリスニップルを座ぐり凹部の内部に設け、グリスニップル先端が座ぐり凹部の外部に出ないようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
実開平6-82500号公報(第1頁、図3)
このようなグリスニップル31の保護凹部32を設けたものは、作業中、図5に示されるように保護凹部32の内部に泥33が詰まって固着し、給脂時に、グリスガンの接続を直ぐに行なうことができない問題がある。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、グリスニップルの保護凹部に泥が詰まるおそれを防止できるグリスニップル保護装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載された発明は、グリスニップルの周囲に形成された保護凹部と、この保護凹部の内部に嵌着されたキャップ取付筒体と、このキャップ取付筒体に嵌着された泥除けキャップとを具備したグリスニップル保護装置である。
請求項2に記載された発明は、請求項1記載のグリスニップル保護装置において、キャップ取付筒体と泥除けキャップとを連結する連結体を具備したものである。
請求項1に記載された発明によれば、グリスニップルの保護凹部にキャップ取付筒体を介して泥除けキャップを装着できるので、グリスニップルの保護凹部に泥が詰まるおそれを泥除けキャップにより防止でき、この泥除けキャップを外してグリスニップルを直ぐに用いることができる。
請求項2に記載された発明によれば、連結体により泥除けキャップの紛失を防止できる。
以下、本発明を、図1乃至図3に示された一実施の形態を参照しながら詳細に説明する。
図3に示された作業機械11において、作業対象物(障害物)などと干渉し易い場所にあるピン29の軸受部には、図1および図2に示されるように、軸受部本体41と一体成形された円筒状のニップルガイド42が設けられ、このニップルガイド42により、グリスニップル31の周囲に、このグリスニップル31の折損保護のための保護凹部32が形成されている。
この保護凹部32の内部に、上下端を開口した円筒形のキャップ取付筒体43の下部が嵌着されている。このキャップ取付筒体43の上端部に泥除けキャップ44が嵌着されている。
キャップ取付筒体43と泥除けキャップ44は、連結体45により連結されている。キャップ取付筒体43、泥除けキャップ44および連結体45は、合成樹脂などにより一体成形されている。
泥除けキャップ44の連結体45とは反対側には、泥除けキャップ44を開ける際に指先や工具などを引掛ける鍔部46が一体に成形されている。
次に、この実施の形態の作用効果を説明する。
作業中は、図2に示されるように、ニップルガイド42の内周面にキャップ取付筒体43を圧入嵌着し、このキャップ取付筒体43の上端開口部に泥除けキャップ44を圧入嵌着して、保護凹部32の開口を閉じる。
一方、軸受部本体41内にグリスを補給する場合は、泥除けキャップ44を外してグリスニップル31にグリスガンを接続する。
このように、グリスニップル31の保護凹部32にキャップ取付筒体43を介して泥除けキャップ44を装着できるので、グリスニップル31の保護凹部32に泥が詰まるおそれを防止できるとともに、給脂の必要があるときは、泥除けキャップ44を外してグリスニップル31にグリスガンを直ぐに接続できる。
また、連結体45により泥除けキャップ44の紛失を防止できる。さらに、軸受部本体41の表面からニップルガイド42が突出していなくても、キャップ取付筒体43を介して泥除けキャップ44を取付けることができる。
本発明は、作業機械11の泥が付着しやすい場所にある軸受部に好適なものであるが、この場所に限定されるものではなく、要するにグリスニップル保護構造を持つ軸受部には広く適用可能である。
31 グリスニップル
32 保護凹部
43 キャップ取付筒体
44 泥除けキャップ
45 連結体
32 保護凹部
43 キャップ取付筒体
44 泥除けキャップ
45 連結体
Claims (2)
- グリスニップルの周囲に形成された保護凹部と、
この保護凹部の内部に嵌着されたキャップ取付筒体と、
このキャップ取付筒体に嵌着された泥除けキャップと
を具備したことを特徴とするグリスニップル保護装置。 - キャップ取付筒体と泥除けキャップとを連結する連結体
を具備したことを特徴とする請求項1記載のグリスニップル保護装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006276688A JP2008095775A (ja) | 2006-10-10 | 2006-10-10 | グリスニップル保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006276688A JP2008095775A (ja) | 2006-10-10 | 2006-10-10 | グリスニップル保護装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008095775A true JP2008095775A (ja) | 2008-04-24 |
Family
ID=39378843
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006276688A Withdrawn JP2008095775A (ja) | 2006-10-10 | 2006-10-10 | グリスニップル保護装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008095775A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101124469B1 (ko) | 2009-05-12 | 2012-03-15 | 김산 | 니플조립체 및 그 설치구조 |
JP2015213383A (ja) * | 2014-05-01 | 2015-11-26 | 東芝三菱電機産業システム株式会社 | 回転電機 |
CN107420728A (zh) * | 2017-04-27 | 2017-12-01 | 农思宇 | 黄油嘴保护盖 |
CN110906151A (zh) * | 2019-12-12 | 2020-03-24 | 三一重机有限公司 | 油杯防护帽 |
-
2006
- 2006-10-10 JP JP2006276688A patent/JP2008095775A/ja not_active Withdrawn
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