次に、本発明を、図面の図を参照して説明するが、これらの図においては、全体を通して、同様の部品が同様の参照番号で指し示されている。図1は、本発明の原理に従って構成されたギアシフトアセンブリ50の一例を示している。一般に、ギアシフトアセンブリ50は、車両へと固定されるように構成されて複数のゲート構造(広く参照番号52で指し示されている)を有するフレーム部材12を含む。ゲート構造52は、ギア位置の範囲(図6に示す)を画定しているゲート18、20、22、24を含む。図6においては、各ギア位置の場所が、仮想の軸によって示されている。ギア位置は、駐車位置P、後退位置R、中立位置N、前進位置D、および3つの低速ギア位置L1、L2、L3を含む。ヨーク54が、これらのギア位置範囲を通って移動するようにフレーム12に可動に接続されている。
操作アセンブリ56が、ヨーク54に取り付けられている。操作アセンブリ56は、操作部材58およびディテント構造16を含む。操作部材58は、保持位置(例えば、図5に示す)と解放位置(例えば、図6に示す)との間を移動することができる。ディテント構造16は、ギア保持位置(この例では、ゲート18、20、22、24のうちの1つの内側)とギア解放位置(すなわち、変速位置)(図6に想像線で示す)との間を移動することができる。操作部材58は、ディテント構造16へと作用可能に接続されており、操作部材58を保持位置から解放位置へと動かすことで、ディテント構造16がギア保持位置からギア解放位置へと移動し、操作部材58を解放位置から保持位置へと動かすことで、ディテント構造16がギア解放位置からギア保持位置へと移動することができる。
フレーム部材12、ヨーク54、およびディテント構造16は、ディテント構造16がギア解放位置にあるときに、ヨーク54がギア位置P、R、N、D、L1、L2、L3(図6に示す)の範囲を通って移動でき、ディテント構造16がギア保持位置にあるときは、ディテント構造16がゲート18、20、22、24のうちの1つに係合して、ヨーク54がフレーム部材12に対して選択されたギア位置に解放可能に保持されるように、構成および配置されている。
ギアシフトアセンブリ50は、アセンブリ50の動作に関係する騒音を低減するために、減衰要素14(例えば、図6)の例を含む。減衰要素14は、弾性材料で構成されて、減衰面34、36、38、40を有することができ、ディテント構造16がゲート18、20、22、24のうちの該当の1つにおいてギア保持位置に向かって移動するときに、ディテント構造16が減衰面34、36、38、40に当接することによって、ディテント構造16のギア保持位置への運動が減速され、この運動に関連する騒音が減衰される。
ギアシフトアセンブリ50の例示的な実施の形態の構造および動作の詳細が、いくつかの図に示されている。例えば、図1および2を参照すると、ヨーク54および操作アセンブリ56が、シフト機構を形成している。フレーム12、ヨーク54、および操作部材58は、それぞれ一体構造であってよく、それぞれ金属、ポリプロピレンなどのプラスチック、ガラス入りナイロン、または充分な強度の他の任意の材料で構成できる。フレーム12の強度および剛性を向上させるために、フレーム12にリブ構造(図示せず)を設けることができる。ゲート構造52、53が、フレーム12の各側に形成されているが、これは必須ではない。しかしながら、好ましくは、ギアシフトアセンブリ50の強度を向上させるため、ゲート構造52がフレーム12の両側に形成される。さらに具体的には、ディテント構造16がフレーム12の両側に係合するため、ヨーク54および操作アセンブリが、よりしっかりとフレーム12に取り付けられる。フレーム12は、ディテント機構を係合させるディテント経路90を含んでおり、さらに整列した1対の開口67、69を含む。
図2および3に示すように、ヨーク54は、開口67、69に取り付けられたブシュ65に係合する主枢支ピン68によって、フレーム12内で枢動できるように支持されている。好ましくは鋼製であるケーブルピン70が、ヨーク54に取り付けられている。ヨーク54を動かすことによって車両の変速機が動作するよう、ケーブル(図示せず)を、ピン70と車両の変速機との間に接続することができる。ローラアセンブリ85がヨーク54に取り付けられ、ローラホルダ86、ローラホルダ86に取り付けられたローラ88、およびばね89を含む。ローラ88が、ディテント経路90と係合するようにばね89によって付勢されている。ローラ88がディテント経路90に沿って転がるとき、ローラアセンブリ85がローラ88を、ギア位置P、R、N、D、L1、L2、L3におおむね対応する位置または凹所92、94、96、98、100に解放可能に保持する。凹所の数は、個々の車両において利用できるギア位置の数に一致している。ディテント経路90は、車両の運転者が或るギアから他のギアへと変速を行うときに、運転者によるヨーク54の移動距離の制御を容易にしている。
操作アセンブリ56は、ヨーク54へと取り付けられた筒状のハウジング72を含む。操作部材58は、筒状のハウジング72の内側に可動に配置されており、ディテント構造16は、操作部材58へと剛に固定されている。ディテント構造16の端部は、ヨーク54の両側において開口67、69から突き出している。操作部材58を、ガラス入りのナイロン、あるいはポリプロピレンなどの他の任意の適切な材料で形成することができる。ハウジングは、好ましくは鋼製である。
操作部材58の一部は、ヨーク54内に収容されている。操作部材58は、ディテント構造16をゲート構造52との係合へと動かす方向に、圧縮ばね74によって付勢されている。例えば、ギアアセンブリが駐車Pにある場合には、ディテント構造16は、溝84において圧縮ばね74によって保持位置へと上方に押されている(図5に示す)。操作部材58が解放位置にあるときは、ディテント構造は、溝84に沿って下方へと押されている。圧縮ばね74の下部は、操作部材58をヨーク54内に収容された状態に保つべくスライド可能にヨーク54に係合するプラグ76に位置している。プラグ76は、バンパー78と一体に形成されている。バンパー78は、車両が駐車へと変速されて、バンパー78がフレーム12の内部へと成型されたストッパ(図示せず)に当たるとき、この接触の騒音が減衰されるよう、好ましくはDuPont社製の熱可塑性ポリエステルエラストマーであるHytrel(登録商標)または他の任意の適切な弾性材料で形成されている。操作部材には、ディテント構造16を収容するための開口82を画定する金属スラグ80が成型されている。
図4に示すように、或る特定の条件が満足されるまでヨーク54を機械的に駐車に係止しておくため、係止レバー102を設けることができる。係止レバー102は、ピン101によってフレーム12へと枢動可能に取り付けられる。係止レバー102が開放または解放位置にある場合のみ、ギアシフトアセンブリ50を駐車から動かすことができる。反対に、係止レバー102が閉鎖または係止位置にあるときは、レバーがギアシフトアセンブリ50を駐車に係止すべく再び上方へと移動する。
係止レバー102の移動は、ソレノイドアセンブリ104によって制御される。ギアシフトアセンブリ50の電気部品が、雌のコネクタ66を介して車両の電力および制御システムへと接続されている。ソレノイドアセンブリ104は、ねじ108によってフレームへと固定されたハウジング106を含む。次に、ソレノイド110は、スイッチ112の脚114への接触によって操作される(スイッチ112のオンおよびオフ位置に相当する脚の2つの位置が図示されている)。車両のイグニッションスイッチの鍵がオン位置へと回され、足がブレーキペダルへと置かれると、スイッチ112の脚114が、ソレノイド110の機械部材142のタブ116に接触する(図4に示す)。
ソレノイド110がオンにされると、機械部材142が電気機械力によって上下に移動する。機械部材142は、機械部材142の一端に位置する好ましくはプラスチック製の係合部146へと成型された金属製のロッド部144と、他端に位置するタブ116とを含む。係合部146は、ゴム製スリーブ148によって緩衝されており、係止レバー102に画定されている開口150に係合する。係合部146は、好ましくは、開口150との係合から滑って外れることがないよう、フットボール状である。ゴム製スリーブ148は、係止レバー102の開口150に係合したときの係合部146のがたつきを抑えるために設けられている。機械部材142が上方へと移動するとき、係止レバー102が解放位置へと引かれてヨーク54を解放し、車両を駐車から移動させることができるようになる。車両への動力が絶たれると、スイッチ112が閉じてソレノイド110を切り離し、これが機械部材142を下方へと移動させるべく作用する。機械部材142が下方へと移動するとき、係止レバー102が押し上げられ、車両を駐車に係止する。ワイヤ(図示せず)が、タブ116の付近の鋼製の部位152、ソレノイドアセンブリ104のワイヤコネクタ154、およびスイッチ112をコネクタ66へと接続しており、コネクタ66が、上述のとおり車両の電子機器へとつながっている。
図5および6に示すように、減衰要素14は、ディテント構造16がフレーム12のゲート構造52の内の1つへと移動するときにディテント構造16に当接して緩衝をもたらす位置において、フレーム12へと固定されている。例示的な減衰要素14は、減衰手段である。減衰要素14は、その本体に一体に形成された取り付け構造を備えており、ギアシフトアセンブリ50内の構造体へと固定されるように構成および配置されている。随意に、減衰要素14に取り付け構造を設けずに、代わりに減衰要素14を、接着剤を受け止めるように構成された平坦面を備えて構成することができ、あるいは本発明の原理に従って任意の適切なやり方で固定することができる。減衰要素14には、3つの開口または閉ループ26、28、30(図1に示す)が、ギア位置P、R、N、Dの上方に配置されて設けられている(1つの長い開口が、中立Nおよび前進Dのギア位置の上方に設けられている)。減衰要素14には、ディテント構造16との柔軟な係合をもたらすために、可撓脚23が設けられている。これらの構造23、26、28、30は必須ではなく、それぞれの位置、大きさ、および構造は、これらを備える車両の構成および運転特性に応じてさまざまであってよい。開口は、減衰要素14の内部に画定された中空の空間であってよく、あるいは随意に、開口を、減衰要素14の残りの部分を形成するために用いられている材料とは異なる弾性特性を有する1つの材料で形成された構造で置き換えてもよい。この例示的な実施の形態における減衰要素14は、ゲート構造52から外へと延びており、ギア位置R、N、Dに沿って移動するディテント構造16がゲート構造52に接することがないように配置されている。減衰要素14の使用を説明するために使用されているこの例では、減衰要素14が、ゲート構造52を約1ミルだけ越えて外側へと延びている。しかしながら、これは必須ではなく、減衰要素14を、ディテント構造16の運動を減速させるべく他の多数のやり方および位置にて取り付けることができる。減衰要素14を、図6に示したように丸いスタッド156によってフレーム12へと熱で固定することができる。例えば粘着剤の使用(例えば、接着)、固定具の使用(例えば、ボルト留め、ねじ留め、またはリベット打ち)、あるいはこれらに組み合わせなど、フレーム12への固定を含むギアシフトアセンブリ50内での減衰要素14の他の任意の適切な固定方法を、本発明に従って使用することが可能である。スタッド156を、フレーム12の一部として一体に形成することが可能である。スタッド156は、この例のように円形であってよいが、必ずしも円形でなくてもよい。スタッド156の大きさおよび形状は、減衰要素14の構成またはギアシフトアセンブリ50の他の部品の諸々の設計の必要に応じて、さまざまであってよい。スタッド156を、図6の例に示した位置以外の他の適切な位置に配置することができる。この例では、可撓な開口または閉ループが、ディテント構造16が減衰要素14に衝突する位置の近くに配置されており、スタッド156が、可撓な開口または閉ループの近くに配置されているが、衝突の際にフレーム12に対する減衰要素14の位置を維持するために、これらを超えては位置していない。
ディテント構造16の運動が、減衰要素14によって減速および緩衝される。ディテント構造16がギア位置P、R、N、D、L1、L2、L3へと移動するとき、開口26、28、30が、減衰面34、36、38、40のたわみ運動を促進する。しかしながら、ループまたは開口は必須ではなく、それらの大きさ、形状、および位置は、さまざまであってよい。減衰要素を構成するために選択される材料、減衰要素の大きさおよび形状、減衰要素のギアシフトアセンブリ内への取り付けの様相、ならびに特定のギア位置および特定の用途におけるディテント構造の運動の様相などいった多数の要因に応じて、ループまたは開口を、いくつかのギア位置に設け、残りのギア位置には設けなくてもよい。減衰要素14のたわみが、ばね74がディテント構造16をギア保持位置へと押し進めるときに、ディテント構造16の勢いを減速させる。減衰要素14の作用によって、ディテント構造16の速度が、ディテント構造16のフレーム12上のゲート構造52との接触が防止されるように充分に減速される。減衰要素14を、ディテント構造16とギアシフトアセンブリの他の構造体との間の接触を防止するように構成でき、あるいはこの例ではフレーム12の一部分など、ギアシフトアセンブリの他の構造体に接触して係合するディテント構造16の移動を促進するように構成できる。減衰要素14が、このギアシフトアセンブリ50内でのディテント構造16の運動に関連する騒音を静かにする。また、減衰要素14は、ディテント構造16がゲート構造52に激しく当たって停止するならば生じうるばね60および操作部材58の振動を抑えるようにも機能する。好ましくは、減衰構造16は、Hytrel(登録商標)または他の任意の適切な弾性材料で形成される。
他の例示的な実施の形態が、図7に示されている。図7においては、減衰要素114が、フレーム112のゲート構造152のうちの1つに向かって移動するディテント構造116に係合し、減速させ、緩衝をもたらす位置において、フレーム112に固定されている。この例示的な減衰要素114は、減衰手段である。減衰要素114は、その本体に一体に形成された取り付け構造115を備えており、ギアシフトアセンブリ50内の構造体へと固定されるように構成および配置されている。随意に、取り付け構造を設けずに、代わりに減衰要素114を、接着剤を受け止めるように構成された平坦面を備えて構成することができ、あるいは本発明の原理に従った任意の適切なやり方で固定することができる。減衰要素114には、4つの開口または閉ループ126、128、130、132が、シフタ位置P、R、N、D、L1、L2、L3の上方に配置されて設けられている。ディテント構造116との柔軟な係合をもたらすために、突き出している可撓脚123が、減衰要素114に形成されている。ディテント構造116がギア位置P、R、N、D、L1、L2、L3へと移動するとき、開口126、128、130、132ゆえに、減衰面134、136、138、140のたわみが可能である。このたわみが、第1の例示的な実施の形態と同様の様相で、ディテント構造116の勢いを減速させる。図7の例示的な実施の形態においては、減衰要素114が、ディテント構造がギア位置のうちのいくつか(ギア位置R、N、D)の間を該当のゲート構造152に接触することなくスライドできるよう、ゲート構造152から外側へと延びている。好ましくは、減衰要素114が、ゲート構造152を約1ミルだけ越えて外側へと延びている。減衰要素114を、図7に示したような細長いスタッド158、160によってフレーム112へと熱で固定することができる。先の例示的な実施の形態に関連して上述した方法など、減衰要素114をフレーム112へと固定する他の任意の適切な方法を、本発明に従って使用することが可能である。細長いスタッド158、160を、フレーム112の一部として一体に形成することが可能である。この例示的な実施の形態においては、一方のスタッド158が後退のギア位置Rに隣接し、他方のスタッド160が低速のギア位置L1、L2、L3に隣接している。スタッド156を、図8に示した位置以外の他の適切な位置に配置することができる。好ましくは、スタッドは、可撓な開口または閉ループの近くに配置されるが、これらを超えては位置していない。スタッド158、160の大きさおよび形状は、減衰要素114の構成またはギアシフトアセンブリ50の他の部品の諸々の設計の必要に応じて、さまざまであってよい。
さらに別の例示的な実施の形態が、図8に示されている。図8においては、減衰要素214が、フレーム112のゲート構造152のうちの1つに向かって移動するディテント構造116に係合し、減速させ、緩衝をもたらす位置において、フレーム112に固定されている。この例示的な減衰要素214は、減衰手段である。この例の減衰要素214は、一体である可撓弾性脚340、360、380を形成するように形作られた一体構造であり、可撓弾性脚340、360、380が、該当のゲートの保持位置へと移動するディテント構造116に係合するように配置されている。脚に、随意に、該当の脚のたわみの挙動を変更する構造を設けてもよい。図8の例では、そのような構造が、広げられた端部またはノブ420、440、460の形態で示されている。減衰要素214にも、やはり開口260、280、300が設けられており、それぞれディテント構造116に対する該当の表面の可撓性を向上させている。さらに具体的には、ディテント構造116がギア位置P、R、N、D、L1、L2、L3へと移動するときに、開口260、280、300が、該当の減衰面234、236、238、240のたわみの程度を大きくする。このたわみが、第1および第2の例示的な実施の形態と同様の様相で、ディテント構造16の勢いを減速させ、これが緩衝をもたらして、ディテント構造116および関連の部品の動作を静かにする。
上述の例示的な実施の形態と同様な様相で、減衰要素214は、ディテント構造116とフレーム112の各部との間の緩衝および静かなスライド運動を促進するように、構成および配置されている。さらに具体的には、減衰要素214が、ディテント構造116がギア位置R、N、Dの間をスライドし、あるいはギア位置R、N、Dを通ってスライドするときに、ディテント構造116がゲート構造152に接触することなく減衰要素214に沿ってスライドするよう、ゲート構造52から外側に突き出している。ディテント構造116がギア保持位置へと移動して、減衰要素214の広げられた端部またはノブ420、440、460に係合するとき、これら広げられた端部が開口260、280、300を横切って押され、減衰要素214の一部分に当接する。ディテント構造116は、ギア解放位置へと移動するときは、広げられた端部またはノブ420、440、460から離れ、したがって広げられた端部またはノブ420、440、460が開口260、280、300を横切って戻り、ディテント構造116がギア保持位置へと移動したときに接触していた減衰要素214の部位から離れる。広げられた端部またはノブ420、440、460が移動して減衰要素214の他の部位に当接し、かつそのような部位から離れることで、減衰面234、236、238、240にたわみが生じる。好ましくは、減衰要素214は、ゲート構造152を約1ミルだけ越えて外側へと延びている。減衰要素214を、図8に示したような細長いスタッド158、160によってフレーム12へと熱で固定することができる。他の例示的な実施の形態に関連して説明した方法など、減衰要素214をフレーム112へと固定する任意の適切な方法を、本発明に従って使用することが可能である。一方のスタッド158が後退のギア位置Rに隣接し、他方のスタッド160が低速のギア位置L1、L2、L3に隣接している。スタッド156を、図8に示した位置以外の他の適切な位置に配置することが可能である。
本明細書において説明および図示した減衰要素があくまで例に過ぎないことを、理解できるであろう。幅広い範囲の用途における特定の設計および減衰の要件に合致するように、幅広い範囲の減衰要素を構築することが考えられ、本明細書の開示の範囲に包含される。この構成において、さまざまな可撓弾性材料を使用することが可能である。減衰要素の寸法(例えば、全体構造の厚さ)は、特定の用途の性質に応じてさまざまであってよい。例えば、減衰要素の厚さを、特定の用途の減衰の要件に合致するよう、特定の減衰要素の緩衝および減衰の効果を向上させるために大きくすることができ、または特定の減衰要素の長さに沿って厚さを変化させることができる。同様に、他の実施において、開口の数、大きさ、形状、および位置も、特定の車両の減衰の要件に合致するようさまざまであってよい。特定の減衰要素と該当のフレームとの間の取り付け点の数および位置も、さまざまであってよい。脚および/または開口を、特定の用途において求められる減衰の程度を達成するために必要な大きさ、形状、数、および位置にて設けることができる。同様に、取り付け点を、随意に特定の減衰要素の減衰作用を改善するように配置および構成することが可能である。