JP2008094357A - 洗車機用洗浄ブラシ及び洗車機 - Google Patents
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Abstract
【課題】製造コストを下げると共に、ブラシ片の腰を強くして洗浄効果を増し、洗浄ムラがない洗車機用洗浄ブラシ、及び洗車機を提供する。
【解決手段】洗車機用洗浄ブラシは、短冊状のブラシ片或いは長手方向に折り合わされた波形断面を成すブラシ片1が折り合わされてあると共に、折り合わされた各々のブラシ片1の開きを防止する為の固定手段2が形成されてある。
【選択図】 図1
【解決手段】洗車機用洗浄ブラシは、短冊状のブラシ片或いは長手方向に折り合わされた波形断面を成すブラシ片1が折り合わされてあると共に、折り合わされた各々のブラシ片1の開きを防止する為の固定手段2が形成されてある。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ガソリンスタンド等に設置される洗車機と、この洗車機に使用される洗車機用洗浄ブラシに関するものである。
従来の回転軸の外周に多数のブラシ片を固定した洗車機用洗浄ブラシには様々なものが知られている。例えば、ブラシ片が、回転軸に固定される取付基部から先端部まで延在する不織布片と、この不織布片の取付基部から中間部に渡る裏面に重ねられる発泡合成樹脂片とを有してなるものがある(特許文献1)。
また、洗浄部材が不織布で作られた細長袋と合成樹脂で作られた補強シートで構成され、補強シートは細長袋内に先端部を没して配置され、取付部材に複数の洗浄部材が取付けられているものもある(特許文献2)。
また、洗浄部材が不織布で作られた細長袋と合成樹脂で作られた補強シートで構成され、補強シートは細長袋内に先端部を没して配置され、取付部材に複数の洗浄部材が取付けられているものもある(特許文献2)。
上記従来の特許文献1に記載された技術では、ブラシ重量が増えるため回転軸のモーターに負荷が加わり過ぎていた。また、材料が増えるためコスト高となっていた。特許文献2に記載された技術では、補強シートが車体に当たって洗浄ムラになっていた。また、補強シートを袋内に入れ込む工程、細長袋を作成する工程等、製造手順が極めて複雑で、製造時間を多く費やし、コスト高となっていた。
本発明は上記点に鑑み、製造コストを下げると共に、ブラシ片の腰を強くして洗浄効果を増し、洗浄ムラがない洗車機用洗浄ブラシ及び洗車機を提供することを目的とする。
請求項1の発明では、回転軸の外周に複数のブラシ片を装着した洗車機用洗浄ブラシにおいて、該洗車機用洗浄ブラシは、短冊状のブラシ片或いは長手方向に折り合わされた波形断面を成すブラシ片が折り合わされてあると共に、折り合わされた各々のブラシ片の開きを防止する為の固定手段が形成されてあることに特徴を有する。したがって、折り合わされたブラシ片が固定されてあるので、毛腰が強くなる。また、ブラシ片の開き防止の為の固定手段が形成されてあるので、ブラシ片が開き過ぎて洗浄時に車体に洗浄ムラが生じることを防ぐことができる。
請求項2の発明では、請求項1の発明において、固定手段は、相対するブラシ片の少なくとも一方のブラシ片から一体的に延設した固定片を他方のブラシ片に固定したものであることに特徴を有する。したがって、固定手段は、ブラシ片の材料のみであり、新たな部材を追加することがないのでコスト高とならない。
請求項3の発明では、請求項1の発明において、固定手段は、相対するブラシ片の少なくとも一方のブラシ片から一体的に延設した固定片を他方のブラシ片に形成された切欠部に編込んで固定したものであることに特徴を有する。したがって、固定片が切欠部に編込まれることによって、相対するブラシ片が頑丈に固定される。
請求項4の発明では、請求項1から3の発明において、固定手段は、縫製、金具止め、面ファスナー、結束バンド、溶着、圧着、接着、粘着のいずれかが使用されてあることに特徴を有する。したがって、簡単に開き防止の為の固定手段を付加することができ、製造工程を複雑化することがないので、コスト高とならない。
請求項5の発明では、駆動源と、被洗浄面に散布する洗浄剤と、水を噴出させるノズルと、洗浄後の被洗浄面を乾燥させる乾燥手段とを備えると共に、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の洗車機用洗浄ブラシが搭載されてある洗車機に特徴を有する。したがって、毛腰が強く、ブラシ片を被洗浄面に密着して当接することができる洗浄ブラシを使用することで、洗浄ムラを防止して洗浄効果を向上させることができ、耐久性も向上させることができてコスト低減を図ることができる。
請求項1の発明では、固定手段によりブラシ片の開き過ぎるのを防止できると共に毛腰を強くすることができ、請求項2の発明では、固定手段に新たな部材を追加することがないので、コストを低減でき、請求項3の発明では、相対するブラシ片を頑丈に固定することができ、請求項4の発明では、簡易な固定手段でブラシ片が開き過ぎるのを防止することができ、コスト低減を図ることができる。
また、請求項5の発明では、請求項1から4のいずれか1項の洗車機用洗浄ブラシを搭載した洗車機としたので、毛腰が強く、洗浄効果も増し、コスト高とならない洗車機を提供できる。
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の第1の実施形態の洗車機用洗浄ブラシのブラシ片1を示す斜視図であり、図2は図1で示したブラシ片1の展開図である。これらの図を使ってブラシ片1の作成手順について説明する。先ず、図2に示すようにブラシ片1を展開した場合には長方形状を成している。そして、折り目Aと折り目Cで山折りし、折り目Bで谷折りする。さらに、折り目Dで矢印のように左半分のブラシ片1aと右半分のブラシ片1bとを折り合わせる。そして、左半分のブラシ片1aにコ字状の切れ目で形成された固定片2を外側に出して、折り合わされた両ブラシ片1a、1bを覆うようにした後、コ字状の縫い目3によって両ブラシ片1a、1bを固定するのである。これによって、両ブラシ片1a、1bの開き角度が一定となり、ブラシ片が開き過ぎて洗浄時に車体に洗浄ムラが生じることを防ぐことができるのである。この実施例はブラシ片の形状内の一部を利用して固定片が作成されてある。尚、ブラシ片の形状外に延設して固定片を作成することもできる。ここで、ブラシ片の材質としては、織布、不織布、編物等の布帛、合成樹脂発泡体、フィルム状樹脂組成物、軟質ゴム材、人工皮革、合成皮革等、使用目的に応じて設定できる。以下の第2、第3実施形態も同様である。
図3は本発明の第2の実施形態の洗車機用洗浄ブラシのブラシ片4を示す斜視図であり、図4は図3で示したブラシ片4の展開図であり、図5は図3のブラシ片4のE−E断面図である。これらの図を使ってブラシ片4の作成手順について説明する。先ず、図4に示すようにブラシ片4を展開した場合には長方形状を成している。そして、折り目Aと折り目Cで谷折りし、折り目Bで山折りする。さらに、折り目Dで矢印のように下半分のブラシ片4bと上半分のブラシ片4aとを折り合わせる。そして、上半分のブラシ片4aにU字状の切れ目で形成された固定片5を下半分のブラシ片4bに形成された切欠部6に編み込むことによって両ブラシ片4a、4bを固定するのである。これによって、両ブラシ片4a、4bの開き角度が一定となり、ブラシ片が開き過ぎて洗浄時に車体に洗浄ムラが生じることを防ぐことができるのである。
図6は本発明の第3の実施形態の洗車機用洗浄ブラシのブラシ片7を示す斜視図である。ブラシ片7の作成手順は、両ブラシ片7a、7bを折り合わせるところまでは、上述した第1の実施形態と同様である。相違するのは両ブラシ片7a、7bの固定手段であり、本実施形態では、結束バンド8、8を使用している。この結束バンド8、8を両ブラシ片7a、7bに穿設した穴9、9に通した後、固定するのである。これによって、両ブラシ片7a、7bの開き角度が一定となり、ブラシ片が開き過ぎて洗浄時に車体に洗浄ムラが生じることを防ぐことができるのである。尚、固定手段は、結束バンドの他に、縫製、金具止め、面ファスナー、溶着、圧着、接着、粘着等も適用することができる。
次に、図7は本発明の洗車機用洗浄ブラシを搭載した洗車機の正面図である。洗車機67は、図7のように、本発明の洗車機用洗浄ブラシ66が搭載されており、この洗車機用洗浄ブラシ66は駆動源68より回転される。ノズル69からは、被洗浄面に対して洗浄剤及び水が散布され、洗車機用洗浄ブラシ66により、洗浄され、洗浄後は洗車機67の乾燥手段である乾燥機90により被洗浄面が乾燥される。
洗車機67は、被洗浄面に傷を付けること無く、高い洗浄性を有すると共に、洗浄時の接触音を極力低減、或いは抑制でき、腰の強いブラシ片を有する洗車機用洗浄ブラシ66が搭載されているので、被洗浄面に対して傷を付着させること無く、毛腰を強く当接させることができる。その為、洗車機67は、洗車機用洗浄ブラシ66を低速回転に設定すると共に、洗浄時間を短時間に設定した場合においても、被洗浄面に傷が付着すること無く、且つ洗浄残りの無い高い洗浄性が付与される。また、洗車機用洗浄ブラシ66の回転を、低速回転から高速回転等に急変させた場合においても、前記と同様の作用が洗車機67に付与される。その為、被洗浄面である車体に傷を付けることが無いと共に、洗浄時の接触音を極力低減、或いは抑制できる非常に高い洗浄性が発揮できる洗車機67を提供することができる。
尚、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の実施形態をとることができることは言うまでもない。本発明の洗車機用洗浄ブラシは、回転軸の外周に複数のブラシ片を装着してなるものであり、上述の実施形態のように、長手方向に折り合わされた波形断面を成すブラシ片が折り合わされてなるもの以外に、短冊状のブラシ片が折り合わされてなるものであってもよい。
本発明の洗車機用洗浄ブラシ及び洗車機は主に、自動車或いは車両の外面の被洗浄面に付着した汚れ等を洗浄する為の洗車機、及び洗車機に搭載される洗車機用洗浄ブラシとして使用する。
1、4、7ブラシ片
2、5 固定片
3 縫い目
6 切欠部
66 洗車機用洗浄ブラシ
67 洗車機
68 駆動源
69 ノズル
90 乾燥機
2、5 固定片
3 縫い目
6 切欠部
66 洗車機用洗浄ブラシ
67 洗車機
68 駆動源
69 ノズル
90 乾燥機
Claims (5)
- 回転軸の外周に複数のブラシ片を装着した洗車機用洗浄ブラシにおいて、該洗車機用洗浄ブラシは、短冊状のブラシ片或いは長手方向に折り合わされた波形断面を成すブラシ片が折り合わされてあると共に、折り合わされた各々のブラシ片の開きを防止する為の固定手段が形成されてあることを特徴とする洗車機用洗浄ブラシ。
- 固定手段は、相対するブラシ片の少なくとも一方のブラシ片から一体的に延設した固定片を他方のブラシ片に固定したものであることを特徴とする請求項1に記載の洗車機用洗浄ブラシ。
- 固定手段は、相対するブラシ片の少なくとも一方のブラシ片から一体的に延設した固定片を他方のブラシ片に形成された切欠部に編込んで固定したものであることを特徴とする請求項1に記載の洗車機用洗浄ブラシ。
- 固定手段は、縫製、金具止め、面ファスナー、結束バンド、溶着、圧着、接着、粘着のいずれかが使用されてあることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の洗車機用洗浄ブラシ。
- 駆動源と、被洗浄面に散布する洗浄剤と、水を噴出させるノズルと、洗浄後の被洗浄面を乾燥させる乾燥手段とを備えると共に、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の洗車機用洗浄ブラシが搭載されてある洗車機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006282010A JP2008094357A (ja) | 2006-10-16 | 2006-10-16 | 洗車機用洗浄ブラシ及び洗車機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006282010A JP2008094357A (ja) | 2006-10-16 | 2006-10-16 | 洗車機用洗浄ブラシ及び洗車機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008094357A true JP2008094357A (ja) | 2008-04-24 |
Family
ID=39377649
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006282010A Pending JP2008094357A (ja) | 2006-10-16 | 2006-10-16 | 洗車機用洗浄ブラシ及び洗車機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008094357A (ja) |
-
2006
- 2006-10-16 JP JP2006282010A patent/JP2008094357A/ja active Pending
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