JP2008092642A - Motor device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、マグネットが固定されるサブヨークをメインヨークの内側に圧入するようにしたモータ装置に関する。 The present invention relates to a motor device in which a sub yoke to which a magnet is fixed is press-fitted inside a main yoke.
自動車等の車両に搭載されるモータ装置としては、ワイパ装置やパワーウィンド装置,スライドドア開閉装置等に用いられ、比較的大きな出力が得られる減速機構を内蔵したモータ装置があり、このような車両に搭載されるモータ装置は、車体フレームへの搭載性の向上や省エネ対策としての軽量化等が望まれている。そこで、このような問題を解決するために、例えば、特許文献1に記載されたモータ装置が知られている。この特許文献1に記載されたモータ装置は、モータ装置を構成するメインヨークの内側に、径方向に弾性変形可能な断面C字形状のサブヨークを装着し、このサブヨークにマグネットの磁路を形成させて、これにより、メインヨークの厚さ寸法を薄くしてモータ装置全体の軽量化を図るようにしている。そして、サブヨークのメインヨークに対する軸方向の位置決めは、サブヨークのメインヨークに対する装着方向の先端側の端面を、メインヨークの底部側に形成された底面に突き当てることにより行われている。
しかしながら、上述した特許文献1に記載されたモータ装置によれば、サブヨークをメインヨークの軸方向に対する正規の位置に位置決めできるものの、メインヨークの底部の外周側にはプレス成形時に円弧形状の湾曲部が形成されるため、この湾曲部を避けるためのテーパ面をサブヨークの端面の外周側に形成するようにしている。したがって、サブヨークを成形するために、鋼板を断面C字形状に形成するための曲げ加工に加え、サブヨークの端面の外周側にテーパ面を形成するための切削加工が必要となり、モータ装置の製造工程が煩雑となっていた。 However, according to the motor device described in Patent Document 1 described above, although the sub yoke can be positioned at a normal position with respect to the axial direction of the main yoke, an arc-shaped curved portion is formed on the outer peripheral side of the bottom of the main yoke at the time of press molding. Therefore, a tapered surface for avoiding the curved portion is formed on the outer peripheral side of the end surface of the sub yoke. Therefore, in order to form the sub-yoke, in addition to the bending process for forming the steel plate to have a C-shaped cross section, a cutting process for forming a tapered surface on the outer peripheral side of the end surface of the sub-yoke is required, and the manufacturing process of the motor device Was complicated.
本発明の目的は、モータ装置の製造工程を簡略化するとともに、サブヨークをメインヨークの軸方向に対する正規の位置に位置決めすることができるモータ装置を提供することにある。 An object of the present invention is to provide a motor device capable of simplifying the manufacturing process of the motor device and positioning the sub yoke at a normal position with respect to the axial direction of the main yoke.
本発明のモータ装置は、有底筒状のメインヨークと、径方向に弾性変形可能に形成され前記メインヨークの内側に圧入される断面C字形状のサブヨークと、前記サブヨークの内側に固定される第1および第2のマグネットとを有するモータ装置であって、前記サブヨークの軸方向一端側に設けられるエッジ部と、前記メインヨークの底部側で径方向内側に突出して設けられ、前記エッジ部に軸方向および径方向から接触して前記サブヨークの前記メインヨークに対する位置決めを行うエッジ支持部とを備え、前記メインヨークのプレス成形時に、前記エッジ支持部の内側面形状を前記エッジ部の外側面形状に倣う形状に形成することを特徴とする。 The motor device according to the present invention includes a bottomed cylindrical main yoke, a sub-yoke having a C-shaped cross section that is elastically deformable in a radial direction and press-fitted inside the main yoke, and is fixed to the inner side of the sub-yoke. A motor device having a first magnet and a second magnet, wherein the edge portion is provided on one end side in the axial direction of the sub yoke, and is provided to protrude radially inward on the bottom portion side of the main yoke. An edge support portion that contacts the main yoke with respect to the axial direction and the radial direction, and the inner side surface shape of the edge support portion is the outer surface shape of the edge portion during press molding of the main yoke. It is characterized in that it is formed in a shape following the above.
本発明のモータ装置は、前記エッジ支持部を、前記メインヨークの周方向に向けて等間隔で少なくとも2つ設けることを特徴とする。 The motor device of the present invention is characterized in that at least two edge support portions are provided at equal intervals in the circumferential direction of the main yoke.
本発明のモータ装置は、断面C字形状の前記サブヨークに形成されるスリットを、前記メインヨークの周方向に向かう前記各エッジ支持部から離れた位置に配置することを特徴とする。 The motor device according to the present invention is characterized in that slits formed in the sub-yoke having a C-shaped cross section are arranged at positions away from the edge support portions in the circumferential direction of the main yoke.
本発明によれば、サブヨークの軸方向一端側に設けられるエッジ部と、メインヨークの底部側で径方向内側に突出して設けられ、エッジ部に軸方向および径方向から接触してサブヨークのメインヨークに対する位置決めを行うエッジ支持部とを備え、メインヨークのプレス成形時に、エッジ支持部の内側面形状をエッジ部の外側面形状に倣う形状に形成するので、メインヨークの加工工数の増大を抑えつつサブヨークにテーパ面を形成するための切削加工を省略することができる。したがって、モータ装置の製造工程を簡略化することができる。サブヨークのエッジ部の内側面形状とメインヨークのエッジ支持部の外側面形状とを同一の形状にして両者を密着させることができるので、サブヨークをメインヨークの軸方向に対する正規の位置に位置決めすることができる。 According to the present invention, an edge portion provided on one end side in the axial direction of the sub yoke, and a protruding portion provided radially inward on the bottom portion side of the main yoke, are brought into contact with the edge portion in the axial direction and the radial direction, and the main yoke of the sub yoke. An edge support portion for positioning with respect to the main yoke, and at the time of press molding of the main yoke, the inner side surface shape of the edge support portion is formed to follow the outer surface shape of the edge portion, thereby suppressing an increase in the man-hours for processing the main yoke. Cutting for forming a tapered surface in the sub yoke can be omitted. Therefore, the manufacturing process of the motor device can be simplified. Since the inner side surface shape of the edge portion of the sub yoke and the outer surface shape of the edge support portion of the main yoke can be made the same shape, both can be brought into close contact with each other, so that the sub yoke is positioned at a proper position with respect to the axial direction of the main yoke. Can do.
本発明によれば、エッジ支持部を、メインヨークの周方向に向けて等間隔で少なくとも2つ設けるので、サブヨークのエッジ部をメインヨークの各エッジ支持部に対して接触させることにより、サブヨークをメインヨークに対して捩れることなく同軸上に装着することができる。したがって、サブヨークとメインヨークとを相互に密着させて安定したモータ特性を得ることができ、製品毎のバラツキを抑制することができる。 According to the present invention, since at least two edge support portions are provided at equal intervals in the circumferential direction of the main yoke, the sub yoke can be moved by bringing the edge portion of the sub yoke into contact with each edge support portion of the main yoke. It can be mounted on the same axis without being twisted with respect to the main yoke. Therefore, the sub yoke and the main yoke can be brought into close contact with each other to obtain stable motor characteristics, and variations between products can be suppressed.
本発明によれば、断面C字形状のサブヨークに形成されるスリットを、メインヨークの周方向に向かう各エッジ支持部から離れた位置に配置するので、サブヨークの各エッジ支持部に対応する部分を軸方向から押圧してメインヨークに圧入する際、サブヨークの捩れ変形をより抑制することができ、サブヨークをメインヨークに対して精度良く装着することができる。 According to the present invention, the slits formed in the sub-yoke having a C-shaped cross section are arranged at positions away from the respective edge support portions in the circumferential direction of the main yoke. Therefore, the portions corresponding to the respective edge support portions of the sub-yoke are provided. When pressing from the axial direction and press-fitting into the main yoke, the torsional deformation of the sub yoke can be further suppressed, and the sub yoke can be attached to the main yoke with high accuracy.
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
図1は本発明の一実施の形態であるワイパモータを示す正面図を、図2は図1の破線円A部分の部分拡大図を、図3は図1のメインヨークを矢印B方向から見た矢視図を、図4はマグネットが固定されたサブヨークを示す斜視図を、図5はサブヨークとギヤケースとの連結部分を示す部分拡大断面図をそれぞれ表している。 1 is a front view showing a wiper motor according to an embodiment of the present invention, FIG. 2 is a partially enlarged view of a broken line circle A portion of FIG. 1, and FIG. 3 is a view of the main yoke of FIG. FIG. 4 is a perspective view showing a sub-yoke to which a magnet is fixed, and FIG. 5 is a partially enlarged cross-sectional view showing a connecting portion between the sub-yoke and the gear case.
モータ装置としてのワイパモータ10は、図示しない車両のフロントウィンドガラスに付着した雨や前車の飛沫等を拭き取って運転者の視界を確保するワイパ装置のアクチュエータとして用いられるものである。このワイパモータ10は、図示しない車両のエンジンルーム内に設けられ、リンク機構等を介して設けられたワイパアームを、フロントウィンドガラス上の所定の払拭範囲で払拭動作させるようになっている。
The
ワイパモータ10は、電動モータ11とギヤケース12とを有しており、これらは互いに図示しないネジによって連結されている。電動モータ11は、その外郭を形成するハウジングとしてのメインヨーク13を備え、このメインヨーク13は一端側(図中右側)が閉塞され他端側(図中左側)が開口して有底筒状に形成されている。メインヨーク13は、鋼鉄製の板状材料(鋼板)をプレス加工等の加圧手段を施すことによって成形され、ヨーク本体13aと、ヨーク本体13aの図中左側に一体形成されたフランジ部13bと、メインヨーク13の底部側を形成する段状底部13cとから構成されている。
The
段状底部13cは、ヨーク本体13aに外周側が接続された環状平面部14を有し、この環状平面部14の外周側には、メインヨーク13の図中左側および径方向内側に向けて突出する一対のエッジ支持部15,15が形成されている。各エッジ支持部15,15は、図1および図3に示すように、メインヨーク13の周方向に沿って等間隔となるように、つまり、互いに180度の配置関係となるように対向配置されている。各エッジ支持部15,15は、メインヨーク13をプレス成形する際に、ヨーク本体13a,フランジ部13bおよび段状底部13cとともに同時に形成されるようになっている。
The stepped
各エッジ支持部15,15は、ヨーク本体13aの段状底部13c側の内周壁部15aと、フランジ部13b側に向く軸方向壁部15bとを有しており、内周壁部15aおよび軸方向壁部15bは、互いに直角となるように接続されている。内周壁部15aおよび軸方向壁部15bの内側面形状は、図2に示すように、サブヨーク16の軸方向一端側(図中右側)に形成されるエッジ部16aの外周面形状に倣う形状、つまり、各エッジ支持部15,15に対してエッジ部16aが密着可能な、エッジ部16aと同一の形状に形成されている。
Each
メインヨーク13の内側には、鋼鉄製の板状材料(鋼板)をプレス加工等により打ち抜くとともに曲げ加工等により円筒状に形成されたサブヨーク16が固定されている。このサブヨーク16は、図4に示すように断面C字形状の円筒状に形成されるため、その周方向の一部には軸方向に延びるスリット16bが形成され、これにより径方向に弾性変形可能となっている。図2に示すように、サブヨーク16の一端側(図中右側)には、プレス加工等により打ち抜かれる際に、互いに垂直となるように接続された外周側面16cと軸方向端面16dとを有するエッジ部16aが形成されている。
Inside the
サブヨーク16は、径方向内側に向けて弾性変形(縮径)された状態で、エッジ部16a側からメインヨーク13内の各エッジ支持部15,15に向けて圧入されるようになっている。そして、エッジ部16aの外周側面16cおよび軸方向端面16dが各エッジ支持部15,15の内周壁部15aおよび軸方向壁部15bに密着することにより、サブヨーク16がメインヨーク13に対する正規の軸方向位置および径方向位置に位置決めされるようになっている。
The
サブヨーク16のスリット16bは、図3の破線に示すように、メインヨーク13の周方向に向かう各エッジ支持部15,15から離れた部分、ここでは、各エッジ支持部15,15に対する90度の位置に配置されている。これにより、サブヨーク16をメインヨーク13に圧入する際に、サブヨーク16の各エッジ支持部15,15に対応する部分(図中黒丸印の押圧部C)を押圧、つまり、サブヨーク16の図中上下側をバランス良く押圧することにより、サブヨーク16の捩れ変形が抑制されるようなっている。
The
ここで、本発明における「各エッジ支持部から離れた位置」とは、サブヨークをメインヨークへ圧入する際に、サブヨークの捩れ変形を抑制することができる各エッジ支持部の周方向に対するスリットの位置のことを言う。例えば、サブヨークの板厚が比較的厚くサブヨークが捩り変形し難い場合には、一方のエッジ支持部から60度(他方のエッジ支持部から120度)の位置となるようにずらして配置することもできる。 Here, the “position away from each edge support portion” in the present invention refers to the position of the slit in the circumferential direction of each edge support portion that can suppress torsional deformation of the sub yoke when the sub yoke is press-fitted into the main yoke. Say that. For example, when the thickness of the sub-yoke is relatively thick and the sub-yoke is difficult to torsionally deform, the sub-yoke may be arranged so as to be at a position of 60 degrees from one edge support part (120 degrees from the other edge support part). it can.
図1に示すように、サブヨーク16の他端側(図中左側)には、メインヨーク13のフランジ部13bよりもギヤケース12側に突出する環状突出部16eが設けられており、この環状突出部16eがギヤケース12に嵌合することにより、メインヨーク13とギヤケース12とが同軸上に配置(調芯)されるようになっている。図4および図5に示すように、環状突出部16eには、当該環状突出部16eよりもさらにギヤケース12側に向けて突出する係合凸部16fが一体的に設けられており、この係合凸部16fがギヤケース12に形成された係合凹部12aに係合することにより、サブヨーク16とギヤケース12との相対回転を阻止するようになっている。
As shown in FIG. 1, on the other end side (left side in the figure) of the
なお、メインヨーク13とサブヨーク16とは、互いに全面で接触されており、サブヨーク16はメインヨーク13とともに磁束を確保するためのヨーク部材として機能するものである。このように、サブヨーク16はヨーク部材として機能するので、鋼鉄製のメインヨーク13に替えて、例えば、硬質プラスチック材料等の合成樹脂材料よりなるハウジングをメインヨーク13と同一の形状に形成して利用することもでき、この場合においても、電動モータ11を回転駆動させることができる。また、ハウジングは合成樹脂材料に限らず、その他の軽量の非磁性材料等によって成形することもできる。
The
サブヨーク16の内側には、当該サブヨーク16のスリット16bを避けた位置に、断面が略円弧状の一対の第1および第2のマグネット(永久磁石)17a,17bがエポキシ系樹脂よりなる接着剤等の接着手段によって固定されている。第1および第2のマグネット17a,17bのさらに内側には、図1に示すように、所定の隙間(エアギャップ)を介してアーマチュア18が回転自在に対向して設けられている。アーマチュア18は、その中心軸を貫通するようにして回転軸18aを有し、この回転軸18aの一端側(図中右側)は、メインヨーク13の段状底部13cに装着された軸受19を介して段状底部13cに支持されている。なお、軸受19は、段状底部13cに対して圧入固定される押さえ部材19aによって段状底部13cの所定位置に固定されている。
Inside the
アーマチュア18の回転軸18aには、整流子18b(図中破線)が一体的に設けられ、この整流子18bには複数のブラシ20,20(図中破線では2つ)が所定の弾圧力をもって摺接するようになっている。また、回転軸18aのさらに他端側には、ウォーム21aおよび21bが一体的に形成されており、各ウォーム21a,21bは、それぞれ螺旋状の歯の成形方向(ねじり方向)が正逆の関係となるように形成されている。
A
ギヤケース12は、アルミ素材の溶湯を鋳型に所定の圧力で流し込むこと、つまり、ダイキャスティングを施すことによって成形されており、このギヤケース12は、有底状のケース本体12bと、各ブラシ20,20を保持するブラシホルダ部12cとから構成されている。ケース本体12bの内部には、回転軸18aに形成された各ウォーム21a,21bがメインヨーク13側(図中右側)から突出して収容されるとともに、回転軸18aの回転中心軸と直交する回転中心軸を有する一対のウォームホイール22,23および平歯車24が収容されている。平歯車24の回転中心には出力軸25が一体的に設けられており、この出力軸25はケース本体12bの底部を貫通してギヤケース12の外部に延出されている。出力軸25の外部に延出された端部(図示せず)には、図示しないワイパアームを揺動運動させるためのリンク機構等が連結されるようになっている。
The
ブラシホルダ部12cの内部には、ブラシホルダベース26(図中破線)が固定して設けられており、このブラシホルダベース26上にスライド可能に各ブラシ20,20が設けられている。ブラシホルダ部12cの開口側(図中右側)には、フランジ部12dが一体成形されており、このフランジ部12dの内側に、サブヨーク16の環状突出部16eが入り込んで嵌合するようになっている。
A brush holder base 26 (broken line in the figure) is fixed and provided inside the
一対のウォームホイール22,23は、それぞれ回転軸18aの軸線を挟んで各ウォーム21a,21bに噛み合ってケース本体12b内に収容されており、各ウォームホイール22,23には、それぞれピニオン22a,23aが一体的に設けられている。各ピニオン22a,23aは、それぞれ平歯車24と噛み合っており、各ウォームホイール22,23の回転力が各ピニオン22a,23aを介して平歯車24に伝達されるようになっている。したがって、アーマチュア18の回転は、各ウォームホイール22,23を介して減速され、この減速されて高トルク化された回転力が平歯車24の出力軸25に出力される。
The pair of
平歯車24の一側面には、環状溝27が形成されており、この環状溝27の周方向に対する所定箇所には、導電性を有する薄板状部材よりなる導電部材28が圧入して固定されており、この導電部材28は平歯車24と一体回転可能となっている。導電部材28は、薄板状部材をプレス加工して打ち抜くことにより略三日月形状に形成されており、この導電部材28には、平歯車24の環状溝27の底部側から図中上方側に起立するように屈曲された一対の接触部材28a,28bが一体的に設けられている。
An
接触部材28a,28bは、図示しないケースカバーに装着された絶縁部材としてのインシュレータに装着された一対の導電部材に対して接触または非接触の状態となるようになっている。そして、接触部材28a,28bは、図示しないコントローラがワイパスイッチのOFF信号と導電部材に各接触部材28a,28bが接触して短絡したこととを検出することによってワイパアームを所定位置にて停止させる、所謂、自動定位置停止装置(図示せず)を構成している。
The
ギヤケース12のブラシホルダ部12cにおけるフランジ部12dの内側には、図5に示すように、サブヨーク16の環状突出部16eが嵌合する円周面を有する嵌合壁部29が形成されており、この嵌合壁部29の図中下方には、サブヨーク16の軸方向(図中下方側)への移動を規制する段差部30が形成されている。この段差部30の周方向に沿う所定位置には、サブヨーク16の係合凸部16fが入り込む係合凹部12aが形成されており、この係合凹部12aは、係合凸部16fと略同一の形状(略長方形形状)に形成されている。
As shown in FIG. 5, a
係合凹部12aと係合凸部16fとが凹凸係合することにより、ブラシホルダ部12cの周方向に沿う所定位置に、ブラシホルダベース26に固定された各ブラシ20,20と、サブヨーク16の周方向に沿う所定位置に固定された第1および第2のマグネット17a,17bとの相対位置関係を所定の位置関係、つまり、ワイパモータ10の進角を適正状態に保持可能な位置関係となるようにして、ワイパモータ10が正規の出力を発生できるようにしている。
The
次に、メインヨーク13の製造方法について、図6および図7を用いて説明する。図6(a),(b)はプレス成形装置による第1のプレス成形工程を説明する説明図を、図7(a),(b)はプレス成形装置による第2のプレス成形工程を説明する説明図をそれぞれ表している。
Next, a method for manufacturing the
プレス成形装置40は、先端側(図中上側)が略半球形状となった棒状ダイ41と、この棒状ダイ41を取り囲むようにして設けられ棒状ダイ41に対して図中上下方向にスライドするスライドダイ42と、図示しない油圧源等を駆動源とする駆動機構により図中上下方向にスライドする中空ポンチ43とを有している。そして、中空ポンチ43の中空部43aの内周側と棒状ダイ41の外周側との間には、後にメインヨーク13となるワークWの肉厚分の隙間が形成されるようになっている。
The
まず、図6(a)に示すように、鋼板よりなるワークWを、棒状ダイ41およびスライドダイ42の上面の所定位置にセットする。そして、中空ポンチ43を駆動機構により図中下方へ徐々に移動させて、中空ポンチ43の下面をワークWに当接させる。その後、駆動機構による中空ポンチ43の下降を継続して行うことにより、図6(a)の一点鎖線矢印に示すように中空ポンチ43とともにスライドダイ42が下降する。
First, as shown in FIG. 6A, a workpiece W made of a steel plate is set at a predetermined position on the upper surfaces of the rod-shaped
中空ポンチ43とともにスライドダイ42が下降すると、図6(b)に示すように、不動の棒状ダイ41の外形形状に倣ってワークWが塑性変形(プレス成形)されて略カップ形状に形成される。その後、図6(b)の一点鎖線矢印に示すように駆動機構を駆動して中空ポンチ43を上昇させることにより、略カップ形状に形成されたワークWが棒状ダイ41から取り外し可能となる(第1のプレス成形工程)。
When the slide die 42 is lowered together with the
次に、第1のプレス成形工程を終えて略カップ形状に形成されたワークWを、図7に示すプレス成形装置50にセットする。
Next, the workpiece W formed in a substantially cup shape after the first press molding step is set in the
プレス成形装置50は、先端側(図中上側)がメインヨーク13の段状底部13c(図1参照)の内側の形状となった段付ダイ51と、この段付ダイ51を取り囲むようにして設けられ段付ダイ51に対して図中上下方向にスライドするスライドダイ52と、図示しない駆動機構により図中上下方向にスライドする中空ポンチ53とを有している。中空ポンチ53の中空部53aは、メインヨーク13の段状底部13cの外側の形状となっており、中空部53aの内周側と段付ダイ51の外周側との間には、後にメインヨーク13となるワークWの肉厚分の隙間が形成されるようになっている。
The
段付ダイ51には、図1に示す各エッジ支持部15,15を形成するための一対の凹部51a,51aが対向配置されている。また、中空ポンチ53の中空部53aには、各エッジ支持部15,15を形成するための一対の凸部53b,53bが対向配置されている。各凹部51a,51aおよび各凸部53b,53bは、その位相関係が一致した状態となる位置、つまり、互いに同軸上に位置するように配置されている。
In the stepped die 51, a pair of
プレス成形装置50にワークWをセットした後、図7(a)の一点鎖線矢印に示すように、中空ポンチ53を駆動機構により図中下方へ徐々に移動させて、中空ポンチ53の下面をワークWに当接させる。その後、駆動機構による中空ポンチ53の下降を継続して行うことにより、図7(b)に示すようにスライドダイ52の下降とともに、不動の段付ダイ51の外形形状に倣ってワークWが塑性変形(プレス成形)されて、図1に示す段状底部13cおよび各エッジ支持部15,15がワークWの底部側(図中上側)に形成される。
After the workpiece W is set in the
その後、図7(b)の一点鎖線矢印に示すように駆動機構を駆動して中空ポンチ53を上昇させることにより、ワークWが段付ダイ51から取り外し可能となる(第2のプレス成形工程)。そして、段付ダイ51から取り外したワークWの余肉を図示しない加工装置を用いてカットして、図1に示すフランジ部13b等を形成することによりメインヨーク13が完成する。
Thereafter, the workpiece W can be detached from the stepped die 51 by driving the drive mechanism to raise the
次に、ワイパモータ10の組み立て方法について、図8を用いて説明する。図8(a),(b),(c),(d)はワイパモータの組立手順を説明する説明図を表している。
Next, a method for assembling the
ワイパモータ10を組み立てるに当たり、まず、図8(d)に示すヨーク組立体SAを組立てる。図8(a)に示すように、軸受19を矢印の方向からメインヨーク13の段状底部13cの所定位置に配置する。その後、軸受19を段状底部13cの所定位置に固定するために、押さえ部材19aを矢印の方向から段状底部13cに嵌合して固定する。これにより、段状底部13cの所定位置に軸受19を配置して、押さえ部材19aによって軸受19の抜け止めがなされる。
In assembling the
次いで、図8(b)に示すように、予め筒状に形成しておいたサブヨーク16の内側に、図中矢印に示すように、一対の第1および第2のマグネット17a,17bを挿入する。そして、サブヨーク16の環状突出部16eを残した軸方向の所定位置に接着剤(図示せず)を用いて固定する。
Next, as shown in FIG. 8 (b), a pair of first and
第1および第2のマグネット17a,17bが装着されたサブヨーク16を、径方向内側に弾性変形(縮径)させて、その状態において、図8(c)の矢印の方向からメインヨーク13の内側に徐々に挿入する。このとき、図3の黒丸印の押圧部C,Cを各エッジ支持部15,15に向けて押圧して、サブヨーク16のメインヨーク13に対する挿入を継続させる。そして、サブヨーク16のエッジ部16aが各エッジ支持部15,15に密着、つまり、図2に示すように、軸方向端面16dと軸方向壁部15b,外周側面16cと内周壁部15aがそれぞれ接触したところで挿入を終え、これにより、図8(d)に示すようにヨーク組立体SAが完成する。
The sub-yoke 16 to which the first and
その後、完成したヨーク組立体SAにアーマチュア18を挿入しておき、このヨーク組立体SAを、ギヤケース12のブラシホルダ部12cにおけるフランジ部12dの開口側から装着する。このとき、図5に示すように、係合凹部12aと係合凸部16fとが凹凸係合するように装着する。そして、ギヤケース12とメインヨーク13とを図示しないネジによって連結する。
Thereafter, the
次いで、図1に示すように、ケース本体12b内に収容された各ウォーム21a,21bに対して噛み合うように、各ウォームホイール22,23をケース本体12bに装着し、さらに、平歯車24を各ウォームホイール22,23に対して噛み合うように装着する。そして、図示しないケースカバーをギヤケース12に装着することで、ワイパモータ10が完成する。
Next, as shown in FIG. 1, the
以上詳述したように、本発明の一実施の形態に係るワイパモータ10によれば、メインヨーク13のプレス成形時に、一対のエッジ支持部15,15の内側面形状を、サブヨーク16のエッジ部16aの外側面形状に倣う形状に形成することができるので、メインヨーク13の加工工数の増大を抑えつつ、従前必要であったサブヨークにテーパ面を形成するための切削加工を省略することができる。したがって、ワイパモータ10の製造工程を簡略化することができる。
As described above in detail, according to the
また、サブヨーク16のエッジ部16aの内側面形状とメインヨーク13の各エッジ支持部15,15の外側面形状とを同一の形状にして両者を密着させることができるので、サブヨーク16をメインヨーク13の軸方向に対する正規の位置に位置決めすることができる。
Further, since the inner side surface shape of the
さらに、本発明の一実施の形態に係るワイパモータ10によれば、一対のエッジ支持部15,15を、メインヨーク13の周方向に向けて等間隔(180度間隔)で設けたので、サブヨーク16のエッジ部16aをメインヨーク13の各エッジ支持部15,15に対して接触させることにより、サブヨーク16をメインヨーク13に対して捩れることなく同軸上に装着することができる。したがって、サブヨーク16とメインヨーク13とを相互に密着させて安定したモータ特性を得ることができ、製品毎のバラツキを抑制することができる。
Furthermore, according to the
また、本発明の一実施の形態に係るワイパモータ10によれば、断面C字形状のサブヨーク16に形成されるスリット16bを、メインヨーク13の周方向に向かう各エッジ支持部15,15から離れた位置に配置したので、サブヨーク16の各エッジ支持部15,15に対応する押圧部C,Cを軸方向から押圧してメインヨーク13に圧入する際に、サブヨーク16の捩れ変形をより抑制することができるので、サブヨーク16をメインヨーク13に対して精度良く装着することが可能となる。
Further, according to the
本発明は上記各実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例えば、上記実施の形態においては、サブヨーク16のエッジ部16aを支持するエッジ支持部15を、メインヨーク13に対向配置したものを示したが、本発明はこれに限らず、例えば、径方向への弾性力が小さく設定されたサブヨークを用いる場合には、サブヨークがメインヨーク13に対して圧入し易くなって捩れ難くなるため、エッジ支持部を一つのみ形成しても良い。一方、比較的大型のモータ装置等に対応すべく径方向への弾性力が大きく設定されたサブヨークを用いる場合には、メインヨークに2つ以上のエッジ支持部を等間隔で形成するようにしても良い。
It goes without saying that the present invention is not limited to the above-described embodiments, and various modifications can be made without departing from the scope of the invention. For example, in the above-described embodiment, the
また、上記実施の形態においては、第1および第2のマグネット17a,17bを、サブヨーク16のスリット16bを避けるとともに、サブヨーク16のメインヨーク13への圧入前にサブヨーク16に固定したものを示したが、本発明はこれに限らず、サブヨーク16をメインヨーク13に対して圧入した後、サブヨーク16のスリット16bを跨ぐ位置にマグネットを固定するようにしても良い。この場合、スリットを、マグネットの磁路低下に対して影響が小さくかつ電機子反作用の得難い場所に配置することができるので、モータ装置の性能低下を抑制することができる。
In the above embodiment, the first and
さらに、上記実施の形態においては、サブヨーク16の係合凸部16fおよびギヤケース12の係合凹部12aの形状を、周方向に沿う略長方形形状に形成したものを示したが、本発明はこれに限らず、例えば、略半円弧形状の係合凸部および係合凹部としても構わない。要は、相互に凹凸係合されて回転不能になればその形状は問わないものである。また、係合凸部をギヤケースに、係合凹部をサブヨークに形成して凹凸関係を逆にすることもできる。
Furthermore, in the above-described embodiment, the shape of the engagement
さらに、上記実施の形態においては、モータ装置としてのワイパモータ10を、フロントウィンドガラスを払拭するフロントのワイパ装置に適用したものを示したが、本発明はこれに限らず、リヤウィンドガラスを払拭するリヤのワイパ装置にも適用することができる。
Further, in the above embodiment, the
また、上記実施の形態においては、モータ装置として、ワイパ装置に用いられるワイパモータ10としたものを示したが、本発明はこれに限らず、パワーウィンド装置やスライドドア開閉装置等に用いられる他のモータ装置にも適用することができる。
Moreover, in the said embodiment, although the thing used as the
さらに、上記実施の形態においては、モータ装置として、ブラシ付のモータ装置であるものを示したが、本発明はこれに限らず、ブラシレスモータ等にも適用することができる。 Furthermore, in the said embodiment, although what was a motor apparatus with a brush was shown as a motor apparatus, this invention is applicable not only to this but a brushless motor etc.
10 ワイパモータ(モータ装置)
11 電動モータ
12 ギヤケース
12a 係合凹部
12b ケース本体
12c ブラシホルダ部
12d フランジ部
13 メインヨーク
13a ヨーク本体
13b フランジ部
13c 段状底部
14 環状平面部
15 エッジ支持部
15a 内周壁部
15b 軸方向壁部
16 サブヨーク
16a エッジ部
16b スリット
16c 外周側面
16d 軸方向端面
16e 環状突出部
16f 係合凸部
17a 第1のマグネット
17b 第2のマグネット
18 アーマチュア
18a 回転軸
18b 整流子
19 軸受
19a 押さえ部材
20 ブラシ
21a,21b ウォーム
22,23 ウォームホイール
22a,23a ピニオン
24 平歯車
25 出力軸
26 ブラシホルダベース
27 環状溝
28 導電部材
28a,28b 接触部材
29 嵌合壁部
30 段差部
40,50 プレス成形装置
41 棒状ダイ
42,52 スライドダイ
43,53 中空ポンチ
43a,53a 中空部
51 段付ダイ
51a 凹部
53b 凸部
C 押圧部
SA ヨーク組立体
W ワーク
10 Wiper motor (motor device)
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記サブヨークの軸方向一端側に設けられるエッジ部と、
前記メインヨークの底部側で径方向内側に突出して設けられ、前記エッジ部に軸方向および径方向から接触して前記サブヨークの前記メインヨークに対する位置決めを行うエッジ支持部とを備え、
前記メインヨークのプレス成形時に、前記エッジ支持部の内側面形状を前記エッジ部の外側面形状に倣う形状に形成することを特徴とするモータ装置。 A bottomed cylindrical main yoke, a sub-yoke having a C-shaped cross section that is formed to be elastically deformable in the radial direction and press-fitted inside the main yoke, and first and second magnets fixed to the inside of the sub-yoke A motor device comprising:
An edge portion provided on one end side in the axial direction of the sub yoke;
An edge support portion that protrudes radially inward on the bottom side of the main yoke, and that contacts the edge portion from the axial direction and the radial direction to position the sub yoke relative to the main yoke;
The motor device, wherein the inner side surface shape of the edge support portion is formed to follow the outer surface shape of the edge portion during press molding of the main yoke.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006268928A JP2008092642A (en) | 2006-09-29 | 2006-09-29 | Motor device |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021032179A (en) * | 2019-08-27 | 2021-03-01 | 株式会社デンソーダイシン | Throttle valve device |
-
2006
- 2006-09-29 JP JP2006268928A patent/JP2008092642A/en active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021032179A (en) * | 2019-08-27 | 2021-03-01 | 株式会社デンソーダイシン | Throttle valve device |
JP7272180B2 (en) | 2019-08-27 | 2023-05-12 | 株式会社デンソーダイシン | Throttle valve device and method for manufacturing throttle valve device |
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