JP2008092276A - 放送システム、コンテンツ選択方法及びプログラム - Google Patents

放送システム、コンテンツ選択方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2008092276A
JP2008092276A JP2006270891A JP2006270891A JP2008092276A JP 2008092276 A JP2008092276 A JP 2008092276A JP 2006270891 A JP2006270891 A JP 2006270891A JP 2006270891 A JP2006270891 A JP 2006270891A JP 2008092276 A JP2008092276 A JP 2008092276A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
area
region
content
search
function
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006270891A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5008371B2 (ja
Inventor
Kenichiro Ishijima
健一郎 石島
Takayoshi Nakasone
貴良 中曽根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Television Network Corp
Original Assignee
Nippon Television Network Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Television Network Corp filed Critical Nippon Television Network Corp
Priority to JP2006270891A priority Critical patent/JP5008371B2/ja
Publication of JP2008092276A publication Critical patent/JP2008092276A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5008371B2 publication Critical patent/JP5008371B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】限られた放送帯域を有効に活用し、多くの視聴者が興味のある地域のコンテンツをより多く選択して放送することができる技術を提供すること。
【解決手段】検索利用状況分析部6は、検索サーバ3から取得した地域又は地域への移動に関する検索の利用状況に基づいて、コンテンツデータベース5に登録されている地域に対して重み付けを行う。コンテンツ選択部7は、コンテンツ選択枠(選択可能最大数)の範囲で、コンテンツデータベース5から、各地域の重みが各地域の重みの合計に対して占める割合に従って、各地域のコンテンツを選択する。
【選択図】図1

Description

本発明は放送システム、コンテンツ選択方法及びプログラムに関し、特に、検索サーバに要求される地域に関する検索状況に応じて、放送するコンテンツを動的に選択する放送システム、コンテンツ選択方法及びプログラムに関する。
近年、地上アナログ放送に代わる放送として、地上デジタル放送が開始された。この地上デジタル放送はマルチキャリア方式であり、1チャンネルで高精細テレビジョン放送を放送したり、標準テレビジョン放送の品質で複数のチャンネルを放送することが可能であり、さらにデータ放送などさまざまなサービスを組み合わせて放送したりすることができる。また、一部のセグメント(階層)の伝送パラメータを妨害に強く設定(例えば、変調方式をかえる)することにより、家庭での受信に加えて、自動車等の移動体での受信や携帯端末の受信に適したサービスを行うことも可能である。地上デジタル放送では、13個のセグメントの中央の1セグメントで、携帯向け放送サービス(以下、1セグ放送と称する)を行っている。
この携帯向け放送サービスは、上述したように、移動しながら視聴することを前提にしており、この前提に基づいたサービスも提案されている(例えば、特許文献1)。
特許文献1に記載された技術は、デジタル放送波に広告情報及び広告地域情報が載せられており、GPS受信回路やビーコン受信回路から出力される復調データに基づいて現在位置を取得し、この現在位置を中心に所定範囲内に存在する広告地域情報を持つ広告情報を取り出す。そして、地域に対応した広告情報がデジタル放送波に存在する場合には、例えば「広告情報を出力できます」といった文字メッセージをモニタに表示させる処理を行う。このメッセージを見て利用者が広告情報の出力を指示すると、番組の映像/音声出力を停止し、広告情報の映像/音声出力が行われる。
このように、視聴者が現在位置する場所においてその場所に対応した地域的な広告を視聴者に提示する技術が記載されている。
特開2004−201343号公報
しかしながら、上述の技術では、表示される広告は、視聴者の現在位置のみに依存するため、本来の視聴者の意思を十分に反映させることができない。例えば、視聴者はある目的地に向かう途中かもしれず、視聴者の興味の対象とならない広告が多く表示されることが多い。
また、放送する側にとってみれば、限られた放送帯域の中で、視聴者の興味の対象となる広告を出来る限り多く放送し、全体として広告の効果を高める必要がある。特許文献1の技術では、視聴者の移動や興味の対象などとは全く無関係に広告を選択し放送するため、効果の薄い大量の広告が視聴者に届くという問題がある。
一方、インターネットの隆盛に伴い、検索キーワードを打ち込んで、その検索キーワードに関連するWEBサイト等を検索する検索サービスが広く利用されている。また、出発駅と到着駅とを入力し、その経路を検索するような乗り換え案内のサービスも、インターネットを通じて提供されている。このようなサービスは、携帯電話のような、ネットワークに接続できるものであれば、利用することができる。
そこで、本発明は上記課題に鑑みて発明されたものであって、その目的は、限られた放送帯域を有効に活用して、多くの視聴者が興味のある地域のコンテンツをより多く選択して放送することができる技術を提供することにある。
上記課題を解決する本発明は、放送システムであって、地域とコンテンツとが関連付けられたコンテンツデータベースと、地域又は地域への移動に関する検索の利用状況を取得する取得手段と、前記検索の利用状況を分析し、所定の重み付け関数に従って前記コンテンツデータベースの地域に重み付けを行う分析手段と、前記地域の重みに基づいて、前記コンテンツデータベースからコンテンツを選択するコンテンツ選択手段と、前記選択されたコンテンツを放送する放送手段とを有することを特徴とする。
上記課題を解決する本発明は、放送するコンテンツのコンテンツ選択方法であって、地域又は地域への移動に関する検索の利用状況を取得する利用状況取得ステップと、前記検索の利用状況を分析し、所定の重み付け関数に従って地域に重み付けを行う分析ステップと、前記地域の重みに基づいて、その地域に関連付けられたコンテンツを選択するコンテンツ選択ステップとを有することを特徴とする。
上記課題を解決する本発明は、放送するコンテンツを選択するプログラムであって、地域又は地域への移動に関する検索の利用状況を取得する利用状況取得処理と、前記検索の利用状況を分析し、所定の重み付け関数に従って地域に重み付けを行う分析処理と、前記地域の重みに基づいて、その地域に関連付けられたコンテンツを選択するコンテンツ選択処理とを情報処理装置に実行させることを特徴とする。
本発明によれば、多くの視聴者が興味を持っている地域や、多くの視聴者が目的地として移動する地域のコンテンツを、限られた放送帯域の中で優先的に選択して放送することができると言う優れた効果を有する。その理由は、取得された検索対象の地域及びその地域の検索件数に基づいて、各地域に重み付けを行い、この重みに基づいてコンテンツを選択するように構成したからである。
また、本発明は、地域で発生する事象を考慮したコンテンツの選択も行うことができる。その理由は、地域の事象の発生時間も考慮して地域に重み付けを行い、この重みに基づいてコンテンツを選択するように構成したからである。
更に、本発明は、各々の視聴者の検索状況に応じ、検索した地域に関連のあるコンテンツのみを表示させることもできる。その理由は、コンテンツを表示する端末側で、視聴者の検索状況を記憶するようにし、その検索状況に関係のないコンテンツは表示されないよう構成したからである。
<第1の実施の形態>
本発明の第1の実施の形態を説明する。
図1は第1の実施の形態における放送システムのブロック図である。
図1中、1はテレビ受信機能付きネットワーク端末であり、2はネットワークであり、3は検索サーバであり、4は検索利用状況取得部であり、5はコンテンツデータベースであり、6は検索利用状況分析部であり、7はコンテンツ選択部であり、8は放送部である。
テレビ受信機能付きネットワーク端末1は、インターネットのようなネットワークを介して、検索サーバ3にアクセスできる機能を有し、更に、例えば1セグ放送等のテレビ放送を受信できるテレビ受信機能を有する。
検索サーバ3は、テレビ受信機能付きネットワーク端末1からの地域又は地域への移動に関する検索の要求に応答して、その地域又は地域への移動に関する検索を行い、その結果をテレビ受信機能付きネットワーク端末1に送信する。検索サーバ3の代表的なものとしては、乗り換え案内や時刻表などの検索サービスや、地域で検索することができるレストランなどの店舗の検索サービスなどが挙げられる。すなわち、地域をキーワードとして何らかの情報を検索して提供する検索サービスであれば良い。
本発明では、検索サーバ3は、それらの従来からある検索サービスに加えて、テレビ受信機能付きネットワーク端末1からの地域又は地域への移動に関する検索の利用状況を、検索利用状況取得部4に送信する機能を有する。地域又は地域への移動に関する検索の利用状況とは、テレビ受信機能付きネットワーク端末1から検索を要求された地域の名称(例えば、新橋、新宿等の地名や、観光地の名称)や、移動先の地域の名称(例えば、鉄道における新橋駅、東京駅等の駅名や、高速道路のインターチェンジの名称等)の情報に加え、これらの検索の件数等の情報である。
なお、検索サーバ3はテレビ受信機能付きネットワーク端末1からの検索に限定せず、テレビ受信機能を有さないネットワーク端末からの検索にも応答し、その検索利用状況を、テレビ受信機能付きネットワーク端末1からの検索利用状況と合わせて検索利用状況取得部4に送信するように構成しても良い。
検索利用状況取得部4は、検索サーバ3から地域又は地域への移動に関する検索の利用状況を取得する。具体的には、地域名や、その検索件数等である。
なお、図1の例では検索サーバ3が1個の場合を説明しているが、検索サーバ3は1個である必要はなく、複数個あっても良いし、また1個の検索サーバが複数の検索サービスを提供するようにしても良い。その場合は、それぞれの検索サーバがそれぞれの検索サービスを端末1に提供し、それぞれの検索利用状況を検索利用状況取得部4に送信する。またこの場合の検索利用状況取得部4は、複数の検索サーバ3からの複数の検索利用状況を取得して利用する。
コンテンツデータベース5は、地域の名称と、コンテンツと、その地域の重みとが関連付けられて記憶されたデータベースである。図2に、コンテンツデータベース5の格納例を示す。図2では、コンテンツの例として広告を例にとり、各地域名(新橋、東京、渋谷、新宿)と各地域の広告(広告Aから広告O)とその地域の重みとが関連付けられて記憶されている。尚、図2のコンテンツデータベース5の例は、地域に重み付けがされる前の初期状態を示しており、地域の重みのフィールドは空白となっている。また、広告自体のデータは他のデータベースにあり、これと関連付けられた広告識別情報をコンテンツデータベース5に格納しても良い。更に、図2に示されるコンテンツデータベース5の格納例では、4つの地域と15の広告との例を示しているが、各々の数はこれに限定されるものではなく、また、以降の説明で用いられるコンテンツデータベース5の格納例を示した図も同様である。
検索利用状況分析部6は、検索サーバ3から取得した地域又は地域への移動に関する検索の利用状況に基づいて、コンテンツデータベース5に登録されている地域に対して重み付けを行う。この重み付けは、重み付け関数f(x)により行われる。ただしxは変数であって、この場合はある地域の検索利用件数である。重み付け関数f(x)は利用状況を反映する関数であり、例えば、所定の地域の検索利用件数に比例してその地域の重みが大きくなるような関数であれば良い。
コンテンツ選択部7は、コンテンツ選択枠(選択可能最大数)の範囲で、コンテンツデータベース5から、地域の重みに基づいてコンテンツを選択する。選択方法としては、所定時間毎(例えば、5分毎)に、重みが大きい地域順にコンテンツを選択する方法や、各地域の重みが各地域の重みの合計に対して占める割合に従って、各地域のコンテンツを選択する方法等が考えられる。
放送部8は、コンテンツ選択部7が選択したコンテンツを放送する。コンテンツが映像である場合は、選択された映像を順番に放送する。例えば、上記所定時間を5分とし、コンテンツの長さを簡単のため一律30秒とすれば、上記選択可能最大数は10となる。この場合は10個のコンテンツが選択され順番に放送されることになる。一方で、コンテンツがテキスト情報や静止画情報などであれば、データ放送のコンテンツとして放送することも可能である。この場合は、選択されたコンテンツがデータ放送の規格に従って上記所定時間の間に繰り返し放送されることになる。また、放送部8は、コンテンツ選択部7が選択したコンテンツとは別のコンテンツを多重して放送するように構成しても良い。例えば、コンテンツ選択7によらないコンテンツとして映像を、コンテンツ選択部7により選択されるコンテンツとしてデータ放送を多重して放送するように構成する。
尚、放送部8により放送されるコンテンツを受信する端末は、図1に示す例ではテレビ受信機能付きネットワーク端末としているが、これに限定する必要はなく、テレビ受信機能を有する端末であれば良い。
次に、上述した構成における動作を、図3のフローチャートを用いて説明する。
尚、以下の具体的な説明では、コンテンツの例として広告を例にし、所定の時間内(例えば5分内)における広告の最大選択数を10個とし、各地域の重みが各地域の重みの合計に対して占める割合に従って、各地域の広告を選択する場合の例を説明する。
まず、検索利用状況取得部4は、検索サーバ3から、所定時間毎(例えば5分毎)に検索対象の地域及びその地域の検索件数を取得する(Step 100)。ここでは、新橋の地域に関する検索数が400件、東京の地域に関する検索数が100件、渋谷の地域に関する検索数が300件、新宿の地域に関する検索数が200件の利用状況が取得できたものとする。
検索利用状況分析部6は、検索利用状況取得部4により取得された検索対象の地域及びその地域の検索件数に基づいて、コンテンツデータベース5の各地域に重み付けを行う(Step 101)。この例では、取得した検索件数をそのまま重みとして用い、コンテンツデータベース5の各地域に重み付けを行う。この場合の重み付け関数f(x)はf(x)=xである。取得した検索件数は、新橋の地域に関する検索数が400件、東京の地域に関する検索数が100件、渋谷の地域に関する検索数が300件、新宿の地域に関する検索数が200件なので、新橋に400、東京に100、渋谷に300、新宿に200の重み付けを行う。この重み付けの結果を反映したコンテンツデータベース5の様子を、図4に示す。
続いて、コンテンツ選択部7は、コンテンツの選択を行う(Step 102)。ここでは、各地域の重みが各地域の重みの合計に対して占める割合に従って、各地域の広告を選択する。本例では、コンテンツデータベース5の各地域の重みは、新橋が400、東京が100、渋谷が300、新宿が200なので、新橋の広告、東京の広告、渋谷の広告、新宿の広告を、4:1:3:2の割合で選択する。すなわち、新橋の広告を4個、東京の広告を1個、渋谷の広告を3個、新宿の広告を2個選択する。ここでは、理解を容易とする為に、コンテンツデータベース5に格納されている順番に広告を選択する。すなわち、新橋の広告A,B,C,Dと、東京の広告Fと、渋谷の広告J,K,Lと、新宿の広告M,Nとを選択する。
次に、所定時間(ここでは5分である)の経過のチェックを行い(Step 103)、経過していない場合には、放送部8は、選択されたコンテンツを放送する(Step 104)。ここでは、新橋の広告A,B,C,Dと、東京の広告Fと、渋谷の広告J,K,Lと、新宿の広告M,Nとが放送される。そして、Step 103に戻り、所定時間(ここでは5分である)の経過のチェックを行う。
一方、Step 103において、所定時間(ここでは5分である)が経過している場合には、Step 100に戻り、上述したStep 100、101、102の処理を行う。
尚、上述の具体例では、各地域の重みが各地域の重みの合計に対して占める割合に従って各地域の広告を選択したが、重みが大きい地域順にコンテンツを選択するように構成しても良い。この場合、コンテンツの選択可能数まで、重みの大きい地域のコンテンツから優先的に選択する。例えば、図4の例では、新橋の広告A〜広告Eの5個と、渋谷の広告J,K,Lの3個と、新宿の広告M,Nとの計10個が選択される。
第1の実施の形態では、取得された検索対象の地域及びその地域の検索件数に基づいて、各地域に重み付けを行い、この重みに基づいてコンテンツを選択するように構成したので、視聴者が興味を持っている地域や、視聴者の目的地への移動を反映した地域のコンテンツを限られた放送帯域の中で優先的に選択して放送することができる。また、所定の時間毎にコンテンツが改めて選択されるように構成したので、検索利用状況の変化に動的に対応することできる。すなわち、時間帯や曜日、行事などで変化する視聴者の興味や移動を放送されるコンテンツに動的に反映させることができる。
<第2の実施の形態>
第2の実施の形態を説明する。
第1の実施の形態では、検索利用状況分析部6は、検索サーバ3から取得した地域又は地域への移動に関する検索の利用状況に基づいて重み付け関数f(x)により重み付けを行った。第2の実施の形態では、重み付け関数f(x)に加えて、時間を考慮した関数g(A、t)も加えて重み付けを行う。ただし、Aは地域を示す変数であり、tは時間に関する変数である。変数tは例えば現在時刻などである。図5に示す例では、鉄道などの移動手段に関する時刻表データベース10を有し、検索利用状況分析部6は時刻表データベース10を参照して時間も考慮した重み付けを行う。
時刻表データベース10は、各鉄道路線やバス路線、航空路線などの運行時刻が記憶されたデータベースであり、各駅や各バス停、各空港などの到着・発着の時刻が記憶されている。尚、本実施の形態では、地域に発生する事象の発生時刻を知る手段として、時刻表データベース10を例にしたが、これに限られず、地域に発生する事象の発生時刻を知ることができるものであれば良い。例えば、地域で行われるイベントの日時を集めたデータでも良い。
検索利用状況分析部6は、検索サーバ3から取得した地域又は地域への移動に関する検索の利用状況に基づく重み付け関数f(x)と、時刻表データベース10による重み付け関数g(A、t)との和により、重み付けを行う。ただし、両関数の和により重み付けを行うのは一例であり、例えば積によって重み付けを行っても良い。
例えば、重み付け関数g(A、t)は、午前10時に東京駅に新幹線が到着する場合、午前10時の時点で、東京駅が所属する地域である東京に、重み300を加え、他の地域に−100の重みを加えるような関数とする。
具体的に述べると、第1の実施の形態と同様に、新橋の地域に関する検索数が400件、東京の地域に関する検索数が100件、渋谷の地域に関する検索数が300件、新宿の地域に関する検索数が200件である場合、新橋には、重み付け関数f(x)+重み付け関数g(A、t)=400−100=300となる。東京には、重み付け関数f(x)+重み付け関数g(A、t)=100+300=400となる。渋谷には、重み付け関数f(x)+重み付け関数g(A、t)=300−100=200となる。新宿には、重み付け関数f(x)+重み付け関数g(A、t)=200−100=100となる。
従って、各地域の重みは図6に示すようになり、新橋が300、東京が400、渋谷が200、新宿が100なので、新橋の広告、東京の広告、渋谷の広告、新宿の広告を、3:4:2:1の割合で広告を選択する。すなわち、新橋の広告を3個、東京の広告を4個、渋谷の広告を2個、新宿の広告を1個選択する。ここでは、理解を容易とする為に、コンテンツデータベース5に格納されている順番に広告を選択する。すなわち、新橋の広告A,B,Cと、東京の広告F,G,H,Iと、渋谷の広告J,Kと、新宿の広告Mとが選択される。
第2の実施の形態では、第1の実施の形態の構成に加え、地域の事象の発生時間も考慮して地域に重み付けを行っている。そのため、地域の事象の発生時刻を考慮したコンテンツの選択を行うことができる。
尚、第2の実施の形態では、取得した地域又は地域への移動に関する検索の利用状況に基づいた重み付け関数f(x)と、時間を考慮した関数g(A、t)とを用いて重み付けを行う例を説明したが、時間を考慮した関数g(A、t)のみで重み付けをしても良い。
<第3の実施の形態>
第3の実施の形態では、テレビ受信機能付きネットワーク端末1に、コンテンツのフィルタリングの機能を持たせることを特徴とする。
図7に第3の実施の形態における放送システムのブロック図、図8にテレビ受信機能付きネットワーク端末1のブロック図を示す。
テレビ受信機能付きネットワーク端末1は、地域又は地域への移動に関する検索の要求を検索サーバ3に行う検索部20と、検索時の地域名や、地域を識別する地域識別情報を記憶する地域識別情報記憶部21と、1セグ放送などの放送を受信する受信部22と、表示部23と、受信部22で受信されたコンテンツの地域識別情報と地域識別情報記憶部21に記憶されている地域識別情報とを比較し、一致しているコンテンツのみ表示部23に表示する表示制御部24とを備える。
また、放送部8はコンテンツを放送する際、コンテンツの地域識別情報も放送する。例えば、地上デジタル放送のデータ放送において、コンテンツとそのコンテンツの地域識別情報を関連付けて放送することが可能である。
このように構成することにより、例えば、テレビ受信機能付きネットワーク端末1の保持者が、新橋をキーワードとして、検索サーバ3に検索を要求すると、新橋の地域識別情報が地域識別情報記憶部21に記憶される。そして、放送部8より放送されるコンテンツを受信して表示する際、地域識別情報が新橋であるコンテンツのみが表示される。
第3の実施の形態では、各々の視聴者の検索状況を端末に記憶するようにし、その検索状況に関係のないコンテンツは表示されないよう構成している。そのため、各々の視聴者が検索した地域に関連のあるコンテンツのみを表示させることができる。
尚、上述した第1の実施の形態から第3の実施の形態において、検索利用状況取得部4、検索利用状況分析部6及びコンテンツ選択部7をハードウェアで構成したが、上述した処理を行うプログラムで動作する情報処理装置で構成することも可能である。
図1は第1の実施の形態における放送システムのブロック図である。 図2はコンテンツデータベース5の格納例を示す図である。 図3は第1の実施の形態のフローチャートである。 図4は重み付けの結果を反映したコンテンツデータベース5の様子を示した図である。 図5は第2の実施の形態における放送システムのブロック図である。 図6は第2の実施の形態における重み付けの結果を反映したコンテンツデータベース5の様子を示した図である。 図7は第3の実施の形態における放送システムのブロック図である。 図8はテレビ受信機能付きネットワーク端末1のブロック図である。
符号の説明
1 テレビ受信機能付きネットワーク端末
2 ネットワーク
3 検索サーバ
4 検索利用状況取得部
5 コンテンツデータベース
6 検索利用状況分析部
7 コンテンツ選択部
8 放送部
10 時刻表データベース

Claims (14)

  1. 放送システムであって、
    地域とコンテンツとが関連付けられたコンテンツデータベースと、
    地域又は地域への移動に関する検索の利用状況を取得する取得手段と、
    前記検索の利用状況を分析し、所定の重み付け関数に従って前記コンテンツデータベースの地域に重み付けを行う分析手段と、
    前記地域の重みに基づいて、前記コンテンツデータベースからコンテンツを選択するコンテンツ選択手段と、
    前記選択されたコンテンツを放送する放送手段と
    を有することを特徴とする放送システム。
  2. 前記重み付け関数は、検索された地域又は移動先の地域の検索件数に応じて、その地域に重みを与える関数であることを特徴とする請求項1に記載の放送システム。
  3. 前記重み付け関数は、地域に発生する事象の発生時刻に応じて、その地域に重みを与える関数であることを特徴とする請求項1又請求項2に記載の放送システム。
  4. 前記コンテンツ選択手段は、重みが大きい地域のコンテンツを優先的に選択するように構成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の放送システム。
  5. 放送されるコンテンツには、地域を識別する地域識別情報が付されており、
    地域又は地域への移動に関する検索を行い、検索した地域又は移動先の地域を記憶する検索記憶手段と、
    検索時に記憶した地域又は移動先の地域と、放送されたコンテンツの前記地域識別情報とを比較し、同じ地域のコンテンツのみ表示する表示手段と
    を有することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の放送システム。
  6. 放送するコンテンツのコンテンツ選択方法であって、
    地域又は地域への移動に関する検索の利用状況を取得する利用状況取得ステップと、
    前記検索の利用状況を分析し、所定の重み付け関数に従って地域に重み付けを行う分析ステップと、
    前記地域の重みに基づいて、その地域に関連付けられたコンテンツを選択するコンテンツ選択ステップと
    を有することを特徴とするコンテンツ選択方法。
  7. 前記重み付け関数は、検索された地域又は移動先の地域の検索件数に応じて、その地域に重みを与える関数であることを特徴とする請求項6に記載のコンテンツ選択方法。
  8. 前記重み付け関数は、地域に発生する事象の発生時刻に応じて、その地域に重みを与える関数であることを特徴とする請求項6又請求項7に記載のコンテンツ選択方法。
  9. 前記コンテンツ選択ステップは、重みが大きい地域のコンテンツを優先的に選択するように構成されていることを特徴とする請求項6から請求項8のいずれかに記載のコンテンツ選択方法。
  10. 地域又は地域への移動に関する検索を行った際、検索した地域又は移動先の地域を記憶するステップと、
    地域を識別する地域識別情報を付してコンテンツを放送するステップと、
    検索時に記憶した地域又は移動先の地域と、放送されたコンテンツの前記地域識別情報とを比較し、同じ地域のコンテンツのみ表示するステップと
    を有することを特徴とする請求項6から請求項9のいずれかに記載のコンテンツ選択方法。
  11. 放送するコンテンツを選択するプログラムであって、
    地域又は地域への移動に関する検索の利用状況を取得する利用状況取得処理と、
    前記検索の利用状況を分析し、所定の重み付け関数に従って地域に重み付けを行う分析処理と、
    前記地域の重みに基づいて、その地域に関連付けられたコンテンツを選択するコンテンツ選択処理と
    を情報処理装置に実行させることを特徴とするプログラム。
  12. 前記重み付け関数は、検索された地域又は移動先の地域の検索件数に応じて、その地域に重みを与える関数であることを特徴とする請求項11に記載のプログラム。
  13. 前記重み付け関数は、地域に発生する事象の発生時刻に応じて、その地域に重みを与える関数であることを特徴とする請求項11又請求項12に記載のプログラム。
  14. 前記コンテンツ選択処理は、重みが大きい地域のコンテンツを優先的に選択するように構成されていることを特徴とする請求項11から請求項13のいずれかに記載のプログラム。
JP2006270891A 2006-10-02 2006-10-02 放送システム、コンテンツ選択方法及びプログラム Expired - Fee Related JP5008371B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006270891A JP5008371B2 (ja) 2006-10-02 2006-10-02 放送システム、コンテンツ選択方法及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006270891A JP5008371B2 (ja) 2006-10-02 2006-10-02 放送システム、コンテンツ選択方法及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008092276A true JP2008092276A (ja) 2008-04-17
JP5008371B2 JP5008371B2 (ja) 2012-08-22

Family

ID=39375936

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006270891A Expired - Fee Related JP5008371B2 (ja) 2006-10-02 2006-10-02 放送システム、コンテンツ選択方法及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5008371B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002189731A (ja) * 2000-12-21 2002-07-05 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 情報収集サーバ装置および受信装置ならびにこれらの装置を用いた情報伝送システム
JP2003150601A (ja) * 2001-11-14 2003-05-23 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 地域別特徴算出方法および地域別特徴算出装置ならびに地域別特徴算出プログラム
WO2004057904A1 (ja) * 2002-12-20 2004-07-08 Jicoux Datasystems, Inc. 配信装置、配信装置用のプログラム、及び配信装置の制御方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002189731A (ja) * 2000-12-21 2002-07-05 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 情報収集サーバ装置および受信装置ならびにこれらの装置を用いた情報伝送システム
JP2003150601A (ja) * 2001-11-14 2003-05-23 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 地域別特徴算出方法および地域別特徴算出装置ならびに地域別特徴算出プログラム
WO2004057904A1 (ja) * 2002-12-20 2004-07-08 Jicoux Datasystems, Inc. 配信装置、配信装置用のプログラム、及び配信装置の制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5008371B2 (ja) 2012-08-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1769397B1 (en) System and method for requesting and receiving at a mobile device service listings after determining a change of service provider and service area.
US6014090A (en) Method and apparatus for delivering local information to travelers
US8745023B2 (en) System and method for content browsing using a non-realtime connection
US20060143651A1 (en) Terminal and method for displaying digital broadcasting channel information
CN1643886A (zh) 把业务传送给移动设备作为目标的装置和方法
JP4253678B2 (ja) ワイヤレス・インターネット・アクセス・ポイントを介して放送番組に関連した情報またはサービスにアクセスするためのシステムおよび方法
US20080005699A1 (en) Method and system for podcast search and selection
JP2012098598A (ja) 広告提供システム、広告提供管理装置、広告提供管理方法および広告提供管理プログラム
US20170310411A1 (en) Over-the-air radio broadcast signal metadata
JPH08154074A (ja) 選択的情報収集システムおよび選択的情報収集方法
EP2015577A1 (en) Method and apparatus for classifying and displaying RSS information
JP2002344403A (ja) 情報ブラウズ装置、情報ブラウズ方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム
JP5008371B2 (ja) 放送システム、コンテンツ選択方法及びプログラム
US9270763B2 (en) Method and apparatus for sharing electronic content
KR20060024046A (ko) Dmb 교통방송 프로그램 연동 교통정보 제공 시스템 및 제공방법
EP1043911B1 (en) Provision of local information
KR100575459B1 (ko) 방송수신이 가능한 이동통신 단말기를 이용한 시청률 조사 방법
US10003931B2 (en) Method for retrieval of unrecalled information from digital advertisement
JP4654665B2 (ja) 情報配信方法、装置及び記憶媒体
KR100645223B1 (ko) 이동통신 단말기에서의 dmb 및 lbs 연동 위치정보서비스 제공장치 및 방법
US20100022223A1 (en) Method and apparatus for producing a map for mobile reception at each cell tower
EP2413509A1 (en) Reception device, program, and reception method
JP3907153B2 (ja) 放送コンテンツ提供装置および放送コンテンツ提供方法
KR101335729B1 (ko) 위치 정보에 기초하여 컨텐츠의 관련 정보를 제공하는 장치 및 방법
JP2014098958A (ja) 電子番組表情報生成システム、電子番組表情報生成サーバ、受信機、電子番組表情報生成方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090708

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120229

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120427

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120523

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120529

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5008371

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150608

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees