JP2008092070A - 携帯端末装置、携帯端末装置制御プログラム、携帯端末装置制御方法及び携帯端末装置制御回路 - Google Patents

携帯端末装置、携帯端末装置制御プログラム、携帯端末装置制御方法及び携帯端末装置制御回路 Download PDF

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Abstract

【課題】電源切断処理を正常、迅速かつスムースに行わせることを可能とする携帯電話機を提供する。
【解決手段】本発明の携帯電話機は、電源がOFFされる際にPreservation状態であるか否かを判定し、Preservation状態であるならばC-plan及びU-planeを確立してPreservation状態を解除した後に、先ずサーバに対してRST信号を送信し、続いてパケット交換機に対してDETACH REQUESTを送信するようにした。また、サーバに対してRST信号が送信されたならば、DEACTIVATE PDP CONTEXT REQUESTを送信することなくRRC CONNECTONを解放しないこととし、引き続いてパケット交換機に対してDETACH REQUESTを送信することとした。
【選択図】 図2

Description

本発明は、外部ネットワークに接続されるコンピュータシステムとパケット交換機を介してパケット通信を行うアプリケーションを搭載し、パケット交換機との間で通信可能状態が確立されていることを前提としてさらに該コンピュータシステムとの間で通信可能状態を確立させることが可能な携帯端末装置、携帯端末装置制御プログラム、携帯端末装置制御方法及び携帯端末装置制御回路に関する。
近年、携帯電話機などの携帯端末装置は、広く普及し、今や情報化社会に欠かすことができなくなった。かかる携帯電話機は、電源投入若しくは電源切断に伴って交換機との通信確立又は通信切断に係る処理を定められた順序に従って実行しなければならならい。このために、前述の定められた順序に従った処理が実行されないと、電源投入処理若しくは電源切断処理が正常に行われない又は電源投入処理若しくは電源切断処理に時間がかかるという問題点があった。
そこで、例えば、特許文献1には、通話中における電源切断と通話中外における電源切断とで処理を異ならせる制御を行う携帯端末装置が開示されている。該携帯端末装置は、通話中において電源切断が受け付けられた場合に、終話処理を実行するために必要な時間が経過後に該終話処理の終了を受けて電源切断処理を行うように構成されており、通話中の電源切断をスムースに行うことができる。
さらに近年では、携帯端末装置で通常の音声通信を行うのみならず、パケット通信をも行うことが一般的になってきた。このために、前述の電源投入若しくは電源切断に伴って行われる通信確立又は通信切断に係る処理を、音声通信のための交換機(回線交換機)及びパケット通信のための交換機(パケット交換機)毎に行わなければならず、携帯端末装置における処理負担の問題及び基地局との間で行われる無線通信のトラフィック増加が問題となってきていた。
このために、例えば、特許文献2には、電源が投入され、交換機との無線通信のための接続(RRC CONNECTION)が確立されると、該RRC CONNECTION上で、音声通信のための交換機及びパケット通信のための交換機の双方に対して、電源投入に係る処理を同時に実行する携帯端末装置が開示されている。かかる携帯端末装置は、一度確立されたRRC CONNECTION上で、電源投入に係る処理を同時に実行するため、携帯端末装置における処理負担の問題及び基地局との間で行われる無線通信のトラフィック増加を抑制することが可能である。
特開平1−269327号公報 特開2003−61129号公報
しかしながら、上記特許文献1及び2に代表される従来技術では、携帯端末装置でパケット通信を行っている際に携帯電源を行う場合について、電源切断処理を正常、迅速かつスムースに行わせるものではなかった。
具体的には、携帯端末装置でパケット通信を行う場合は、該携帯端末装置は、パケット交換機との間でセッションを確立しているとともに、インターネットに接続されているサーバとの間でアプリケーションレベルのセッションを確立している。
ここで、電源切断が要求されたことに応じた、パケット交換機との間のセッションの切断要求は、携帯端末装置とパケット交換機との間でRRC CONNECTIONが確立してさえすれば送信可能であるのに対し、インターネットに接続されているサーバとの間でアプリケーションレベルのセッション切断要求は、携帯端末装置とパケット交換機との間で、さらに上位のBEARER通信が可能となっていなければ送信不可能となっている。
従って、電源切断が要求されると、携帯端末装置とパケット交換機との間のセッションの状態がRRC CONNECTION確立状態でさえあれば、直ちに該セッションが切断されて携帯端末装置の電源切断処理がなされてしまうために、インターネットに接続されているサーバとの間でアプリケーションレベルのセッション切断要求が送信されず、該サーバが該アプリケーションレベルのセッション終了を認識できない。即ち、正常な電源切断処理を行うことができなかった。
また、従来は、電源切断が要求されたことに応じて、インターネットに接続されているサーバとの間でアプリケーションレベルのセッション切断要求が送信された後に一旦RRC CONNECTIONが解放され、さらに携帯端末装置とパケット交換機との間のセッション切断のために再度RRC CONNECTIONを確立させるという処理の無駄があり、電源切断処理を迅速かつスムースに行わせることを阻害していた。
本発明は、上記問題点(課題)を解消するためになされたものであって、電源切断処理を正常、迅速かつスムースに行わせることを可能とする携帯端末装置、携帯端末装置制御プログラム、携帯端末装置制御方法及び携帯端末装置制御回路を提供することを目的とする。
上述した問題を解決し、目的を達成するため、本発明は、外部ネットワークに接続されるコンピュータシステムとパケット交換機を介してパケット通信を行うアプリケーションを搭載し、パケット交換機との間で通信可能状態が確立されていることを前提としてさらに該コンピュータシステムとの間で通信可能状態を確立させることが可能な携帯端末装置において、当該携帯端末装置の電源切断要求を受け付けると、前記パケット交換機及び前記コンピュータシステムとの間の通信可能状態が解除されているPreservation状態であるか否かを判定する通信状態判定手段と、前記通信状態判定手段により前記パケット交換機及び前記コンピュータシステムとの間の通信状態がPreservation状態であると判定された場合に、該Preservation状態を解除して該パケット交換機及び該コンピュータシステムとの間で通信可能状態を確立させる通信状態確立手段と、前記通信状態確立手段により通信可能状態が確立すると、前記コンピュータシステムへアプリケーションに係る通信の切断要求を送信するアプリケーション通信切断要求送信手段と、前記アプリケーション通信切断要求送信手段により前記コンピュータシステムへアプリケーションに係る通信の切断要求が送信された後に前記パケット交換機へ該パケット交換機との通信の切断要求を送信するパケット交換機通信切断手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、当該携帯端末装置の電源切断要求を受け付け、前記アプリケーション通信切断要求送信手段が前記コンピュータシステムとの通信の切断要求を送信すると、前記パケット交換機へ該パケット交換機との間の通信可能状態の解除要求送信をキャンセルする通信可能状態解除要求送信キャンセル手段と、通信可能状態解除要求送信キャンセル手段により前記パケット交換機との間の通信可能状態の解除要求送信がキャンセルされると、該パケット交換機へDetach要求を送信するDetach要求送信手段とをさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明は、外部ネットワークに接続されるコンピュータシステムとパケット交換機を介してパケット通信を行うアプリケーションを搭載し、パケット交換機との間で通信可能状態が確立されていることを前提としてさらに該コンピュータシステムとの間で通信可能状態を確立させることが可能な携帯端末装置に電源切断要求受け付け時の処理を実行させる携帯端末装置制御プログラムにおいて、当該携帯端末装置の電源切断要求を受け付けると、前記パケット交換機及び前記コンピュータシステムとの間の通信可能状態が解除されているPreservation状態であるか否かを判定する通信状態判定手順と、前記通信状態判定手順により前記パケット交換機及び前記コンピュータシステムとの間の通信状態がPreservation状態であると判定された場合に、該Preservation状態を解除して該パケット交換機及び該コンピュータシステムとの間で通信可能状態を確立させる通信状態確立手順と、前記通信状態確立手順により通信可能状態が確立すると、前記コンピュータシステムへアプリケーションに係る通信の切断要求を送信するアプリケーション通信切断要求送信手順と、前記アプリケーション通信切断要求送信手順により前記コンピュータシステムへアプリケーションに係る通信の切断要求が送信された後に前記パケット交換機へ該パケット交換機との通信の切断要求を送信するパケット交換機通信切断手順とを携帯端末装置に実行させることを特徴とする。
また、本発明は、外部ネットワークに接続されるコンピュータシステムとパケット交換機を介してパケット通信を行うアプリケーションを搭載し、パケット交換機との間で通信可能状態が確立されていることを前提としてさらに該コンピュータシステムとの間で通信可能状態を確立させることが可能な携帯端末装置制御方法において、当該携帯端末装置の電源切断要求を受け付けると、前記パケット交換機及び前記コンピュータシステムとの間の通信可能状態が解除されているPreservation状態であるか否かを判定する通信状態判定工程と、前記通信状態判定工程により前記パケット交換機及び前記コンピュータシステムとの間の通信状態がPreservation状態であると判定された場合に、該Preservation状態を解除して該パケット交換機及び該コンピュータシステムとの間で通信可能状態を確立させる通信状態確立工程と、前記通信状態確立工程により通信可能状態が確立すると、前記コンピュータシステムへアプリケーションに係る通信の切断要求を送信するアプリケーション通信切断要求送信工程と、前記アプリケーション通信切断要求送信工程により前記コンピュータシステムへアプリケーションに係る通信の切断要求が送信された後に前記パケット交換機へ該パケット交換機との通信の切断要求を送信するパケット交換機通信切断工程とを含んだことを特徴とする。
また、本発明は、外部ネットワークに接続されるコンピュータシステムとパケット交換機を介してパケット通信を行うアプリケーションを搭載し、パケット交換機との間で通信可能状態が確立されていることを前提としてさらに該コンピュータシステムとの間で通信可能状態を確立させることが可能な携帯端末装置の携帯端末装置制御回路において、当該携帯端末装置の電源切断要求を受け付けると、前記パケット交換機及び前記コンピュータシステムとの間の通信可能状態が解除されているPreservation状態であるか否かを判定する通信状態判定手段と、前記通信状態判定手段により前記パケット交換機及び前記コンピュータシステムとの間の通信状態がPreservation状態であると判定された場合に、該Preservation状態を解除して該パケット交換機及び該コンピュータシステムとの間で通信可能状態を確立させる通信状態確立手段と、前記通信状態確立手段により通信可能状態が確立すると、前記コンピュータシステムへアプリケーションに係る通信の切断要求を送信するアプリケーション通信切断要求送信手段と、前記アプリケーション通信切断要求送信手段により前記コンピュータシステムへアプリケーションに係る通信の切断要求が送信された後に前記パケット交換機へ該パケット交換機との通信の切断要求を送信するパケット交換機通信切断手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、携帯端末装置の電源切断要求が受け付けられた際にPreservation状態である場合に、Preservation状態を解除して通信可能状態を確立させ、コンピュータシステムへアプリケーションに係る通信の切断要求を送信した後にパケット交換機へパケット交換機との通信の切断要求を送信するので、アプリケーションに係る通信の切断要求より先にアプリケーションに係る通信の切断要求が送信されることを防止し、電源切断に際しコンピュータシステムに必ずアプリケーションに係る通信の切断要求を認識させることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、携帯端末装置の電源切断要求が受け付けられると、アプリケーション通信切断要求送信手段が前記コンピュータシステムとの通信の切断要求を送信後にパケット交換機へ該パケット交換機との間の通信可能状態を解除せず、引き続きパケット交換機へDetach要求を送信するので、パケット交換機との間の通信可能状態を解除してからDetach要求送信のために再度パケット交換機との間で通信可能状態を確立させるという処理の重複を省き、電源切断処理を高速に行うことができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本発明の携帯端末装置、携帯端末装置制御プログラム、携帯端末装置制御方法及び携帯端末装置制御回路に係る実施例を詳細に説明する。なお、以下の実施例では、本発明を携帯電話端末に適用した場合を示すこととするが、これに限らず、ネットワークとの通信機能を有するコンピュータシステムやPDA(Personal Digital Assistants)などにも適用可能である。
実施例1では、本発明を、携帯端末装置の電源切断要求が受け付けられた際にPreservation状態である場合に、Preservation状態を解除して通信可能状態を確立させ、コンピュータシステムへアプリケーションに係る通信の切断要求を送信した後にパケット交換機へパケット交換機との通信の切断要求を送信する制御を行う携帯端末装置、携帯端末装置制御プログラム、携帯端末装置制御方法及び携帯端末装置制御回路に適用した場合を示すこととする。
先ず、図1を参照して、実施例1に係る従来例の問題点を説明する。同図に示すように、携帯電話機において、元来は、C-plane確立状態の前提であるRRC CONNECTIONが解放されかつU-plane確立状態の前提であるRAB(RADIO ACCESS BERARER)が解放されたPreservation状態から、フレーム同期確立、RRC(Radio Resource Control) CONNECTIONの確立、サービス接続要求工程であるService Request、認証工程であるAuthenticate及び暗号化工程であるCipheringを経てC-planeが確立され、さらにRABの確立工程であるRADIO BERARER SETUPを経てU-planeが確立された状態となる。この状態で携帯電話機の電源切断要求が受け付けられると、携帯電話機で実行されているパケット通信を伴うパケットアプリケーションから該パケット通信の通信相手先である、外部ネットワークに接続されたサーバへRST(Reset)信号が送信可能となる。そして、このRST信号が送信された後に携帯電話機からパケット交換機へDetach要求が送信されることとなる。なお、RST信号は、アプリケーションレベルの切断要求信号であり、Detach要求信号は、無線通信レベルであるMM/GMMレイヤの切断要求信号である。
しかし、RRC CONNECTIONが確立さえしていれば、携帯電話機からパケット交換機へDetach要求信号を送信することが可能であるために、従来は、Preservation状態が解除となりRRC CONNECTIONが確立した時点で直ちに(1)Detach要求が携帯電話機からパケット交換機へ送信されることとなるために、この時点で携帯電話機における電源切断処理が開始される。従って、Service Request、Authenticate、Cipheringを経てC-plane確立状態となることがなく、さらにRADIO BEARER SETUPが実行されてU-plane確立状態となることもないため、図1(2)に示す携帯電話機からサーバへのRST信号送信がなされない。
即ち、従来は、RST信号送信(図1(1))よりDetach要求が先行することにより、RST信号がサーバへ送信されないため(図1(2))、サーバは携帯電話機においてパケットアプリケーションが終了したことを認識することができないという問題点があった。サーバがパケットアプリケーションの終了を直ちに認識できないと、サーバにおいて、既にパケット通信を行う必要のないパケットアプリケーションのために資源が拘束されたままとなり、資源の有効活用という点で問題があり、サーバの処理能力を圧迫しかねなかった。
そこで、本発明は、図2に示すように、Preservation状態が解除となりRRC CONNECTIONが確立した時点ではDetach要求を携帯電話機からパケット交換機へ送信せず、引き続きService Request、Authenticate、Cipheringを経てC-plane確立状態とし、さらRADIO BEARER SETUPが実行されてU-plane確立状態へと至った後に、RST信号を携帯電話機からサーバへ送信する(図2(1))。この後に、Detach要求信号を携帯電話機からパケット交換機へ送信することとなる。
このように、RST信号がサーバへ送信された後に(図2(1))、Detach要求されるために(図2(2))、サーバは携帯電話機においてパケットアプリケーションが終了したことを直ちに認識可能となり、サーバ資源を無駄に拘束することなく、サーバの処理能力の低下を防止することができる。
次に、実施例1に係るネットワーク構成を説明する。図3は、実施例1に係るネットワーク構成を示す図である。同図に示すように、実施例1に係るネットワークは、携帯電話機100と、携帯電話機100と無線通信する基地局210と、少なくとも一つの基地局210及び他の無線ネットワーク制御装置と接続されて音声信号及びデータパケットをやり取りし、無線制御リソースを管理する無線ネットワーク制御装置220と、無線ネットワーク制御装置220とパケットのやり取りを行うパケット交換機230と、パケット交換機230をパケット交換網へ接続する関門交換機240と、関門交換機240をインターネットNへ接続させるゲートウェイ250と、インターネットN上に存在するサーバ260と、無線ネットワーク制御装置220と音声信号のやり取りを行う回線交換機270と、回線交換機270を回線交換網へ接続する関門交換機280とを有する。
このように、パケットのやり取りはパケット交換機230を経由してパケット交換網を介することになり、音声データのやり取りは回線交換機270を経由して回線交換網を介することとなるので、パケットと音声データはそれぞれ個別に張られたセッションに基づいて通信を行うこととなる。また、携帯電話機100とパケット交換機230との間のC-planeのセッションと、携帯電話機100で実行されるパケットアプリケーションとサーバ260との間でのアプリケーションレベル(U-Plane)のセッションとの2つのセッションに基づいてパケット通信が行われることとなる。
ここで、携帯電話機100において、電源切断要求が受け付けられたならば、電源切断処理に伴って前述のC-planeのセッションとアプリケーションレベル(U-Plane)のセッションとの2つのセッションのセッション終了処理を行わなければならなければならない。しかも、C-planeのセッションが先に終了するとアプリケーションレベルのセッションも終了してしまうために、先ずアプリケーションレベルのセッション終了を要求した後にC-planeのセッションを終了させなければならない。即ち、RST信号を送信した後にDetach要求信号を送信しなければならない。
しかし、Detach要求信号は、RRC CONNECTIONが確立してさえいれば直ちに送信可能である。よって、RRC CONNECTIONの確立状態であって、より上位のU-planeが確立してない状態であっては、Detach要求信号は送信可能であるがRST信号は送信可能でないので、先にDetach要求信号が送信されてしまうこととなる。そして、U-planeは確立されることはないので、RST信号が送信されることもなくなる。このために、サーバ260がパケットアプリケーションの終了を直ちに認識できず、種々の問題が発生することとなっていた。
次に、図3に示した携帯電話機の構成について説明する。図4は、図3に示した携帯電話機の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、携帯電話機100は、TE(Terminal Equipment)部101と、無線部102とを有する。なお、同図では、本発明に係る機能ブロック以外は記載を省略している。
TE部101は、全体管理部101aと、アイテム管理部101bと、パケット呼管理部101cと、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)プロトコル制御部101dと、HTTP(HyperText Transfer Protocol)プロトコル制御部101eと、パケットアプリケーションA実行部101fと、パケットアプリケーションB実行部101gとをさらに有する。
全体管理部101aは、携帯電話機100のソフトウェア全体を管理する管理部であり、電源投入時の立ち上がり制御やアプリケーションの起動制御を行う。また、電源切断時の電源切断処理を管理する。アイテム管理部101bは、当該携帯電話機100の各種状態を管理するものである。また、管理しているアイテムの内容変化の判定も行う。アイテムの内容に変化が生じた場合には、変化通知を必要とするアプリケーションや機能ブロックに対して変化通知を送信する。
パケット呼管理部101cは、複数のパケット呼を扱うアプリケーションの競合制御やネットワークへの接続制御や、ネットワークに接続しているアプリケーションに対してアプリケーションからのイベント(例えば、切断やPreservation状態への移行など)を通知する。
TCP/IPプロトコル制御部101dは、TCP/IPプロトコルの制御を行い、HTTPプロトコル制御部101eは、HTTPプロトコルの制御を行う。パケットアプリケーションA実行部101fは、パケットアプリケーションAの実行を制御し、パケットアプリケーションB実行部101gは、パケットアプリケーションBの実行を制御する。
一方、無線部102は、TAF(Terminal Adaptation Function)と呼ばれるプロトコル変換部102aと、CM(Connection Management)部102bと、MM(Mobility Management)サブレイヤ部102cと、BEARER確立手順を実行するレイヤであるRABM(Radio Access Bearer Management)部102dと、無線リソースの管理及び無線に関連する各手順を実行するレイヤであるRRC(Radio Resource Control)部102eと、パケット通信のみに関わるレイヤであってTCP/IPのヘッダ圧縮を行うPDCP(Packet Data Coverage Protocol)部102fと、再送制御を行うレイヤであるRLC(Radio Link Control)部102gと、上位のRLCから受け渡されたLogical ChannelをTransport Channelへマッピングしたり多重/優先制御を行ったりするMAC(Medium Access Control)部102hと、Channel Coding、Interleave、無線フレームへのTransport Channelデータのマッピングなどを行うL1(Layer1)部102iとを有する。
CM部102bは、付加サービス制御を行うSS(Supplementary Service)部102b−1と、回線呼を扱うCC(Call Control)部102b−2と、SM(Session Management)部102b−3と、SMS(Short Message Service)を扱う図示しないGSMS(GPRS(General Packet Radio Service)-Short Message Service)部とをさらに有する。
MMサブレイヤ部102cは、回線交換系のMM(Mobility Management)部102c−1と、パケット交換系のGMM(GPRS-Mobility Management)部102c−2とをさらに有する。
なお、パケット呼管理部101cはプロトコル変換部102aを介してSM部102b−3に接続され、TCP/IPプロトコル制御部101dはプロトコル変換部102aを介してRABM部102dに接続されている。また、L1部102iは、アクセス網(回線交換網又はパケット交換網)に無線通信で接続される。
次に、図4に示した携帯電話機における電源OFF時の制御処理について説明する。図5は、図4に示した携帯電話機100における電源OFF時の制御処理を示すシーケンス図である。なお、同図において、携帯電話機100の状態は、Preservation状態であるとする。同図に示すように、先ず、全体管理部101aが電源OFF要求を検出すると(ステップS101)、続いて、アイテム管理部101bへ電源OFF開始を通知する(ステップS102)。
アイテム管理部101bは、電源OFF開始通知を受信したならば、電源OFF開始を一時記憶し(ステップS103)、電源OFFの開始を記憶したことを全体管理部101aへ通知する(ステップS104)。電源OFF開始を保持したことを通知された全体管理部101aは、アイテム管理部に対して、RST信号送信の契機となるRSTトリガを起動するように通知する(ステップS105)。
次に、アイテム管理部101bは、パケットアプリケーションB実行部101g及びパケットアプリケーションA実行部101fに対して、RSTトリガを送信する(ステップS106)。RSTトリガを受信したパケットアプリケーションB実行部101gは、HTTPプロトコル制御部101eへアボート信号を送信する(ステップS107)。さらに、HTTPプロトコル制御部101eは、TCP/IPプロトコル制御部101dへアボート信号を送信する(ステップS108)。
HTTPプロトコル制御部101eからアボート信号を受信したならば、TCP/IPプロトコル制御部101dは、無線部102に対してTCP RST信号を送信する(ステップS109)。このTCP RST信号を受信した無線部102は、RST信号を送信するためのRADIO BEARERが確立するまでの間、RST信号をキューングする(ステップS110)。
そして、パケットアプリケーションB実行部101gから、パケット呼管理部101cに対してはパケット呼切断要求が送信され(ステップS111)、アイテム管理部101bに対してはApplication終了通知が送信される(ステップS112)。Application終了通知を受信したアイテム管理部101bは、全体管理部101aに対して変化通知を送信する(ステップS113)。全体管理部101aは、変化通知を受けて、パケット通信を行っているアプリケーション数を判定する。実施例1では、未だパケットアプリケーションAが動作中であるため、電源OFF処理へは移行しない。
パケットアプリケーションAについてもパケットアプリケーションBと同様であって、RSTトリガを受信したパケットアプリケーションA実行部101fは、HTTPプロトコル制御部101eへアボート信号を送信する(ステップS114)。さらに、HTTPプロトコル制御部101eは、TCP/IPプロトコル制御部101dへアボート信号を送信する(ステップS115)。
HTTPプロトコル制御部101eからアボート信号を受信したならば、TCP/IPプロトコル制御部101dは、無線部102に対してTCP RST信号を送信する(ステップS116)。このTCP RST信号を受信した無線部102は、RST信号をキューングする(ステップS117)。
そして、パケットアプリケーションA実行部101fから、パケット呼管理部101cに対してはパケット呼切断要求が送信され(ステップS118)、アイテム管理部101bに対してはApplication終了通知が送信される(ステップS119)。Application終了通知を受信したアイテム管理部101bは、全体管理部101aに対して変化通知を送信する(ステップS120)。全体管理部101aは、この変化通知を受けて、パケット通信を行っているアプリケーション数を判定する。実施例1では、パケット通信を行っているアプリケーション数が0であるため、次の手順へ進む。パケット通信が行われているか否かを判定する別の実施例として、全体管理部101aは、パケット通信を行っているアプリケーション数を判定するのではなく、パケット呼管理部101cにパケット通信が行われているか否かを問い合わせる方法がある。この場合、ステップS101をトリガに周期動作を行うタイマを起動し、そのタイムアウト毎にパケット呼管理部101cに問い合わせを行い、その応答から全てのパケット通信が終了していることを確認したならば次の手順へ進むとしてもよい。
次に、パケット呼管理部101cは、アイテム管理部101bに電源OFF開始中か否か(電源OFF開始が保持されているか否か)をチェックし(ステップS121)、これに対してアイテム管理部101bは、電源OFF開始中チェック結果を送信する(ステップS122)。パケット呼管理部101cは、電源OFF開始中であれば無線部102に対してパケット呼の切断要求をスキップする。これは、図8の説明でも後述する。続いて、全体管理部101aは、アイテム管理部101bに対してPreservation状態であるか否かをチェックし(ステップS123)、これに対してアイテム管理部101bは、Preservationチェック結果を送信する(ステップS124)。
ここで、携帯電話機100の状態はPreservation状態であるので、無線部102は、C-plane及びU-planeを確立してPreservation状態を解除する(ステップS125)。U-plane(RADIO BEARER)の確立が完了したなら、パケット呼管理部101cに対してPreservation状態の解除を通知し(ステップS126)、サーバ260に対してはRST信号を送信する(ステップS127)。無線部102からPreservation状態の解除通知を受け取ったパケット管理部101cは、アイテム管理部101bに対してPreservation状態解除を通知する(ステップS128)。
なお、無線部102がステップS109をトリガとしてPreservation状態から通常状態、即ちRST信号を送信可能なBEARERが確立した状態へ遷移することを待ち合わせる場合、全体管理部101aは、無線部102に対する電源OFF要求を送信せずにPreservation状態から通常状態への遷移を待ち合わせることになるが、無線部102が何らかの理由でダウンして通常状態への遷移の通知がない場合を想定して、Preservation状態であるか否かのチェックに対して、Preservation状態が継続していると、一定時間経過後に認識することができるタイマを備えてもよい。なお、該一定時間は、無線部102において実行される一連の処理が起動する周期に等しい。
次に、Preservation状態解除の通知を受け取ったアイテム管理部101bは、全体管理部101aに対して変化通知を送信する(ステップS129)。アイテム管理部101bから変化通知を受け取った全体管理部101aは、アイテム管理部101bへシャットダウン開始通知を送信する(ステップS130)。
次に、全体管理部101aからシャットダウン開始通知を受け取ったアイテム管理部101bは、無線部102に対して電源OFF要求を送信する(ステップS131)。電源OFF要求を受け取った無線部102は、パケット交換機230に対してDetachを要求するDETACH REQUESTを送信する(ステップS132)。そして、無線部102はDetach処理を行うDETACH手順を実行し(ステップS133)、パケット交換機230からDETACH REQUESTが受信されたこと示すDETACH ACCEPTを受信する(ステップS134)。
次に、無線部102はRRC CONNECTION解放処理を行い(ステップS135)、アイテム管理部101bに対して電源OFF応答を送信する(ステップS136)。電源OFF応答を受け取ったアイテム管理部101bは、シャットダウンを記憶し(ステップS137)、全体管理部101aに対してシャットダウン通知を行う(ステップS138)。そして、全体管理部101a、アイテム管理部101b及び無線部102においてシャットダウン処理が実行されることとなる(ステップS139)。
上記のように、実施例1では、携帯電話機100の電源がOFFされる際に、Preservation状態であるか否かを判定し、Preservation状態であるならばC-plan及びU-planeを確立してPreservation状態を解除した後に、先ずサーバ260に対してRST信号を送信し、続いてパケット交換機230に対してDETACH REQUESTを送信するようにしたので、RST信号とDETACH REQUESTの送信順序が逆転して、RSTが送信されなくなるという事象の発生を防止し、確実にサーバ260及びパケット交換機230とのセッションを終了させることが可能となる。
実施例2では、本発明を、携帯端末装置の電源切断要求が受け付けられると、アプリケーション通信切断要求送信手段が前記コンピュータシステムとの通信の切断要求を送信後にパケット交換機へ該パケット交換機との間の通信可能状態を解除せず、引き続きパケット交換機へDetach要求を送信する携帯端末装置、携帯端末装置制御プログラム、携帯端末装置制御方法及び携帯端末装置制御回路に適用した場合を示すこととする。
なお、実施例2における携帯電話機100の機能ブロックの構成は実施例1と同一であり、実施例1の説明で参照した図4と同様の構成を取るために、実施例2では携帯電話機100の機能ブロックの説明を省略する。
先ず、図6を参照して、実施例2に係る従来例の問題点を説明する。同図に示すように、携帯電話機において、従来は、サーバに対してRST信号が送信された(図6(1))後に、C-plane切断要求されたことに応じてRRC CONNECTIONが解放される(図6(2))。ここで、電源OFF要求を検知したならば、再びRRC CONNECTIONが確立され(図6(3))、Detach要求信号がパケット交換機へ送信された後に、RRC CONNECTIONが解放される。即ち、(1)RST信号送信後に、(2)RRC CONNECTIONを解放するため、(3)Detach要求信号送信に先立ってRRC CONNECTIONを再度確立しなければならないという、RRC CONNECTIONの確立及び解放を2回実行するという重複実行の問題があった。これにより、携帯電話機において迅速な電源OFF処理が行えないという問題があった。さらに、実施例1の場合、携帯電話機100とパケット交換機230とがPreservation状態、即ち無線ネットワーク制御装置220、基地局210及び携帯電話機100の無線の状態がIdle modeに遷移している場合、Preservation状態から通常状態へ遷移するためにRRC CONNECTIONの確立等の各手順を実行するが、その間にパケット呼のC-plane切断要求が発生すると、RST信号を送信する前にC-planeの解放が行われてしまうため、結果としてRST信号を送信できないという問題もあった。
そこで、本発明は、図7に示すように、サーバへRST信号が送信された(図7(1))後にC-plane切断要求が発生した時に、電源OFF要求が検出されているなら、C-planeの切断(即ち、RRC CONNECTIONの解放)を行わず、直ちにDetach要求をパケット交換機へ送信する(図7(2))。即ち、(1)RST信号送信後にRRC CONNECTIONを解放しないため、(2)Detach要求信号送信に先立ってRRC CONNECTIONを再度確立する必要がない。このため、RRC CONNECTIONの確立及び解放を1回に抑え、携帯電話機において迅速な電源OFF処理を行えるようにした。また、Preservation状態中であった場合、パケット呼のC-plane解放がRST信号を追い越して結果としてRST信号が送信されなくなることを防ぐことが可能となる。
次に、実施例2の携帯電話機における電源OFF時の制御処理について説明する。図8は、実施例2の携帯電話機における電源OFF時の制御処理を示すシーケンス図である。同図に示すように、先ず、全体管理部101aが電源OFF要求を検出すると(ステップS201)、続いて、アイテム管理部101bへ電源OFF開始を通知する(ステップS202)。
アイテム管理部101bは、電源OFF開始通知を受信したならば、電源OFF開始を一時記憶し(ステップS203)、電源OFFの開始を記憶したことを全体管理部101aへ通知する(ステップS204)。電源OFF開始を保持したことを通知された全体管理部101aは、アイテム管理部に対して、RST信号送信の契機となるRSTトリガを起動するように通知する(ステップS205)。
次に、アイテム管理部101bは、パケットアプリケーションB実行部101g及びパケットアプリケーションA実行部101fに対して、RSTトリガを送信する(ステップS206)。RSTトリガを受信したパケットアプリケーションB実行部101gは、HTTPプロトコル制御部101eへアボート信号を送信する(ステップS207)。さらに、HTTPプロトコル制御部101eは、TCP/IPプロトコル制御部101dへアボート信号を送信する(ステップS208)。
HTTPプロトコル制御部101eからアボート信号を受信したならば、TCP/IPプロトコル制御部101dは、無線部102に対してTCP RST信号を送信する(ステップS209)。このTCP RST信号を受信した無線部102は、サーバ260に対してRST信号を送信する(ステップS210)。
そして、パケットアプリケーションB実行部101gから、パケット呼管理部101cに対してはパケット呼切断要求が送信され(ステップS211)、アイテム管理部101bに対してはApplication終了通知が送信される(ステップS212)。Application終了通知を受信したアイテム管理部101bは、全体管理部101aに対して変化通知を送信する(ステップS213)。
パケットアプリケーションAについてもパケットアプリケーションBと同様であって、RSTトリガを受信したパケットアプリケーションA実行部101fは、HTTPプロトコル制御部101eへアボート信号を送信する(ステップS214)。さらに、HTTPプロトコル制御部101eは、TCP/IPプロトコル制御部101dへアボート信号を送信する(ステップS215)。
HTTPプロトコル制御部101eからアボート信号を受信したならば、TCP/IPプロトコル制御部101dは、無線部102に対してTCP RST信号を送信する(ステップS216)。このTCP RST信号を受信した無線部102は、サーバ260に対してRST信号を送信する(ステップS217)。
そして、パケットアプリケーションA実行部101fから、パケット呼管理部101cに対してはパケット呼切断要求が送信される(ステップS218)。該パケット呼切断要求を受信したパケット呼管理部101cは、パケット通信を行うアプリケーション数が0になったことが判るので、通常であれば、無線部102に対してパケット呼切断要求を送信する。しかし、実施例2では、電源OFF処理中であるため、無線部102に対するパケット呼切断要求をスキップする。ここで、電源OFF処理中でなかった場合、前述の通り、パケット呼管理部101cは、無線部102に対してパケット呼切断要求を送信するが、その送信を行う前にPreservation状態か否かをチェックすることが好適である。これは、通常の終了動作においても、RST信号をC-plane切断の前に送信するが、Preservation状態中の場合は、RST信号送信をトリガにPreservation状態から通常状態へ復帰するため、パケット呼の切断信号であるDEACTIVATE PDP CONTEXT REQUESTがRST信号を追い越すためである。この場合、パケット呼管理部101cは、図5に記載されているPreservation解除通知(ステップS126)を待って、無線部102に対してパケット呼切断要求を送信する。
次に、パケットアプリケーションA実行部101f及びパケットアプリケーションB実行部101gは、アイテム管理部101bに対してApplication終了通知を送信する(ステップS219)。
次に、Application終了通知を受け取ったアイテム管理部101bは、全体管理部101aに対して変化通知を送信し(ステップS220)、アイテム管理部101bから変化通知を受信した全体管理部101aは、アイテム管理部101bに対してシャットダウン開始を通知する(ステップS221)。
シャットダウン開始を通知されたアイテム管理部101bは、無線部102に対して電源OFF要求を送信する(ステップS222)。電源OFF要求を受信した無線部102は、パケット交換機230に対してDETACH REQUESTを送信し(ステップS223)、続いてパケット交換機230からDETACH ACCEPTを受信する(ステップS224)。
DETACH ACCEPTを受信した無線部102は、RRC CONNECTIONを解放し(ステップS225)、アイテム管理部101bに対して電源OFF応答を送信する(ステップS226)。電源OFF応答を受け取ったアイテム管理部101bは、シャットダウンを記憶し(ステップS227)、全体管理部101aに対してシャットダウン通知を行う(ステップS228)。そして、全体管理部101a、アイテム管理部101b及び無線部102においてシャットダウン処理が実行されることとなる(ステップS229)。
上記のように、実施例2では、携帯電話機100の電源がOFFされるときに、サーバ260に対してRST信号が送信されたならば、DEACTIVATE PDP CONTEXT REQUESTを送信することなくRRC CONNECTONを解放しないこととし、引き続いてパケット交換機230に対してDETACH REQUESTを送信することとしたので、RRC CONNECTIONの確立及び解放を2回行うという処理の重複を省き、以って電源OFFに係る処理を速やかに終了させることができ、迅速な電源OFFを実現することが可能となる。
なお、上記実施例1及び2で説明した各処理は、あらかじめ用意されたプログラムを携帯電話機100などの携帯端末装置の制御回路で実行することによって実現することができる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は、これに限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内で、更に種々の異なる実施例で実施されてもよいものである。また、実施例に記載した効果は、これに限定されるものではない。
(付記1)外部ネットワークに接続されるコンピュータシステムとパケット交換機を介してパケット通信を行うアプリケーションを搭載し、パケット交換機との間で通信可能状態が確立されていることを前提としてさらに該コンピュータシステムとの間で通信可能状態を確立させることが可能な携帯端末装置において、
当該携帯端末装置の電源切断要求を受け付けると、前記パケット交換機及び前記コンピュータシステムとの間の通信可能状態が解除されているPreservation状態であるか否かを判定する通信状態判定手段と、
前記通信状態判定手段により前記パケット交換機及び前記コンピュータシステムとの間の通信状態がPreservation状態であると判定された場合に、該Preservation状態を解除して該パケット交換機及び該コンピュータシステムとの間で通信可能状態を確立させる通信状態確立手段と、
前記通信状態確立手段により通信可能状態が確立すると、前記コンピュータシステムへアプリケーションに係る通信の切断要求を送信するアプリケーション通信切断要求送信手段と、
前記アプリケーション通信切断要求送信手段により前記コンピュータシステムへアプリケーションに係る通信の切断要求が送信された後に前記パケット交換機へ該パケット交換機との通信の切断要求を送信するパケット交換機通信切断手段と
を備えたことをと特徴とする携帯端末装置。
(付記2)当該携帯端末装置の電源切断要求を受け付け、前記アプリケーション通信切断要求送信手段が前記コンピュータシステムとの通信の切断要求を送信すると、前記パケット交換機へ該パケット交換機との間の通信可能状態の解除要求送信をキャンセルする通信可能状態解除要求送信キャンセル手段と、
通信可能状態解除要求送信キャンセル手段により前記パケット交換機との間の通信可能状態の解除要求送信がキャンセルされると、該パケット交換機へDetach要求を送信するDetach要求送信手段と
をさらに備えたことを特徴とする付記1に記載の携帯端末装置。
(付記3)前記通信可能状態解除要求送信キャンセル手段が前記パケット交換機との間の通信可能状態の解除要求送信をキャンセルしたにもかかわらず、前記パケット交換機との間の通信可能状態の解除要求送信を行ったことを示す情報を擬似的に出力することを特徴とする付記2に記載の携帯端末装置。
(付記4)外部ネットワークに接続されるコンピュータシステムとパケット交換機を介してパケット通信を行うアプリケーションを搭載し、パケット交換機との間で通信可能状態が確立されていることを前提としてさらに該コンピュータシステムとの間で通信可能状態を確立させることが可能な携帯端末装置に電源切断要求受け付け時の処理を実行させる携帯端末装置制御プログラムにおいて、
当該携帯端末装置の電源切断要求を受け付けると、前記パケット交換機及び前記コンピュータシステムとの間の通信可能状態が解除されているPreservation状態であるか否かを判定する通信状態判定手順と、
前記通信状態判定手順により前記パケット交換機及び前記コンピュータシステムとの間の通信状態がPreservation状態であると判定された場合に、該Preservation状態を解除して該パケット交換機及び該コンピュータシステムとの間で通信可能状態を確立させる通信状態確立手順と、
前記通信状態確立手順により通信可能状態が確立すると、前記コンピュータシステムへアプリケーションに係る通信の切断要求を送信するアプリケーション通信切断要求送信手順と、
前記アプリケーション通信切断要求送信手順により前記コンピュータシステムへアプリケーションに係る通信の切断要求が送信された後に前記パケット交換機へ該パケット交換機との通信の切断要求を送信するパケット交換機通信切断手順と
を携帯端末装置に実行させることを特徴とする携帯端末装置制御プログラム。
(付記5)当該携帯端末装置の電源切断要求を受け付け、前記アプリケーション通信切断要求送信手順により前記コンピュータシステムとの通信の切断要求が送信されると、前記パケット交換機へ該パケット交換機との間の通信可能状態の解除要求送信をキャンセルする通信可能状態解除要求送信キャンセル手順と、
通信可能状態解除要求送信キャンセル手順により前記パケット交換機との間の通信可能状態の解除要求送信がキャンセルされると、該パケット交換機へDetach要求を送信するDetach要求送信手順と
をさらに携帯端末装置に実行させることを特徴とする付記4に記載の携帯端末装置制御プログラム。
(付記6)前記通信可能状態解除要求送信キャンセル手順が前記パケット交換機との間の通信可能状態の解除要求送信をキャンセルしたにもかかわらず、前記パケット交換機との間の通信可能状態の解除要求送信を行ったことを示す情報を擬似的に出力することを特徴とする付記5に記載の携帯端末装置制御プログラム。
(付記7)外部ネットワークに接続されるコンピュータシステムとパケット交換機を介してパケット通信を行うアプリケーションを搭載し、パケット交換機との間で通信可能状態が確立されていることを前提としてさらに該コンピュータシステムとの間で通信可能状態を確立させることが可能な携帯端末装置制御方法において、
当該携帯端末装置の電源切断要求を受け付けると、前記パケット交換機及び前記コンピュータシステムとの間の通信可能状態が解除されているPreservation状態であるか否かを判定する通信状態判定工程と、
前記通信状態判定工程により前記パケット交換機及び前記コンピュータシステムとの間の通信状態がPreservation状態であると判定された場合に、該Preservation状態を解除して該パケット交換機及び該コンピュータシステムとの間で通信可能状態を確立させる通信状態確立工程と、
前記通信状態確立工程により通信可能状態が確立すると、前記コンピュータシステムへアプリケーションに係る通信の切断要求を送信するアプリケーション通信切断要求送信工程と、
前記アプリケーション通信切断要求送信工程により前記コンピュータシステムへアプリケーションに係る通信の切断要求が送信された後に前記パケット交換機へ該パケット交換機との通信の切断要求を送信するパケット交換機通信切断工程と
を含んだことをと特徴とする携帯端末装置制御方法。
(付記8)当該携帯端末装置の電源切断要求を受け付け、前記アプリケーション通信切断要求送信工程により前記コンピュータシステムとの通信の切断要求が送信されると、前記パケット交換機へ該パケット交換機との間の通信可能状態の解除要求送信をキャンセルする通信可能状態解除要求送信キャンセル工程と、
通信可能状態解除要求送信キャンセル工程により前記パケット交換機との間の通信可能状態の解除要求送信がキャンセルされると、該パケット交換機へDetach要求を送信するDetach要求送信工程と
をさらに含んだことを特徴とする付記7に記載の携帯端末装置制御方法。
(付記9)前記通信可能状態解除要求送信キャンセル工程が前記パケット交換機との間の通信可能状態の解除要求送信をキャンセルしたにもかかわらず、前記パケット交換機との間の通信可能状態の解除要求送信を行ったことを示す情報を擬似的に出力することを特徴とする付記8に記載の携帯端末装置制御方法。
(付記10)外部ネットワークに接続されるコンピュータシステムとパケット交換機を介してパケット通信を行うアプリケーションを搭載し、パケット交換機との間で通信可能状態が確立されていることを前提としてさらに該コンピュータシステムとの間で通信可能状態を確立させることが可能な携帯端末装置の携帯端末装置制御回路において、
当該携帯端末装置の電源切断要求を受け付けると、前記パケット交換機及び前記コンピュータシステムとの間の通信可能状態が解除されているPreservation状態であるか否かを判定する通信状態判定手段と、
前記通信状態判定手段により前記パケット交換機及び前記コンピュータシステムとの間の通信状態がPreservation状態であると判定された場合に、該Preservation状態を解除して該パケット交換機及び該コンピュータシステムとの間で通信可能状態を確立させる通信状態確立手段と、
前記通信状態確立手段により通信可能状態が確立すると、前記コンピュータシステムへアプリケーションに係る通信の切断要求を送信するアプリケーション通信切断要求送信手段と、
前記アプリケーション通信切断要求送信手段により前記コンピュータシステムへアプリケーションに係る通信の切断要求が送信された後に前記パケット交換機へ該パケット交換機との通信の切断要求を送信するパケット交換機通信切断手段と
を備えたことをと特徴とする携帯端末装置制御回路。
(付記11)当該携帯端末装置の電源切断要求を受け付け、前記アプリケーション通信切断要求送信手段が前記コンピュータシステムとの通信の切断要求を送信すると、前記パケット交換機へ該パケット交換機との間の通信可能状態の解除要求送信をキャンセルする通信可能状態解除要求送信キャンセル手段と、
通信可能状態解除要求送信キャンセル手段により前記パケット交換機との間の通信可能状態の解除要求送信がキャンセルされると、該パケット交換機へDetach要求を送信するDetach要求送信手段と
をさらに備えたことを特徴とする付記10に記載の携帯端末装置制御回路。
(付記12)前記通信可能状態解除要求送信キャンセル手段が前記パケット交換機との間の通信可能状態の解除要求送信をキャンセルしたにもかかわらず、前記パケット交換機との間の通信可能状態の解除要求送信を行ったことを示す情報を擬似的に出力することを特徴とする付記11に記載の携帯端末装置制御回路。
本発明は、携帯端末装置における電源切断処理を正確、迅速かつスムースに行わせたい場合に有用であり、特に、携帯電話機がサーバとパケット通信を行っている場合に電源切断するときの電源切断処理を正確、迅速かつスムースに行わせたい場合に有効である。
実施例1に係る従来例の問題点を示す図である。 実施例1の特徴を示す図である。 実施例1に係るネットワーク構成を示す図である。 実施例1の携帯電話機の構成を示す機能ブロック図である。 実施例1の携帯電話機における電源OFF時の制御処理を示すシーケンス図である。 実施例2に係る従来例の問題点を示す図である。 実施例2の特徴を示す図である。 実施例2の携帯電話機における電源OFF時の制御処理を示すシーケンス図である。
符号の説明
N インターネット
100 携帯電話機
101 TE部
101a 全体管理部
101b アイテム管理部
101c パケット呼管理部
101d TCP/IPプロトコル制御部
101e HTTPプロトコル制御部
101f パケットアプリケーションA実行部
101g パケットアプリケーションB実行部
102 無線部
102a プロトコル変換部
102b CM部
102b−1 SS部
102b−2 CC部
102b−3 SM部
102c MMサブレイヤ部
102c−1 MM部
102c−2 GMM部
102d RABM部
102e RRC部
102f PDCP部
102g RLC部
102h MAC部
102i L1部
210 基地局
220 無線ネットワーク制御装置
230 パケット交換機
240 関門交換機
250 ゲートウェイ
260 サーバ
270 回線交換機
280 関門交換機

Claims (5)

  1. 外部ネットワークに接続されるコンピュータシステムとパケット交換機を介してパケット通信を行うアプリケーションを搭載し、パケット交換機との間で通信可能状態が確立されていることを前提としてさらに該コンピュータシステムとの間で通信可能状態を確立させることが可能な携帯端末装置において、
    当該携帯端末装置の電源切断要求を受け付けると、前記パケット交換機及び前記コンピュータシステムとの間の通信可能状態が解除されているPreservation状態であるか否かを判定する通信状態判定手段と、
    前記通信状態判定手段により前記パケット交換機及び前記コンピュータシステムとの間の通信状態がPreservation状態であると判定された場合に、該Preservation状態を解除して該パケット交換機及び該コンピュータシステムとの間で通信可能状態を確立させる通信状態確立手段と、
    前記通信状態確立手段により通信可能状態が確立すると、前記コンピュータシステムへアプリケーションに係る通信の切断要求を送信するアプリケーション通信切断要求送信手段と、
    前記アプリケーション通信切断要求送信手段により前記コンピュータシステムへアプリケーションに係る通信の切断要求が送信された後に前記パケット交換機へ該パケット交換機との通信の切断要求を送信するパケット交換機通信切断手段と
    を備えたことをと特徴とする携帯端末装置。
  2. 当該携帯端末装置の電源切断要求を受け付け、前記アプリケーション通信切断要求送信手段が前記コンピュータシステムとの通信の切断要求を送信すると、前記パケット交換機へ該パケット交換機との間の通信可能状態の解除要求送信をキャンセルする通信可能状態解除要求送信キャンセル手段と、
    通信可能状態解除要求送信キャンセル手段により前記パケット交換機との間の通信可能状態の解除要求送信がキャンセルされると、該パケット交換機へDetach要求を送信するDetach要求送信手段と
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  3. 外部ネットワークに接続されるコンピュータシステムとパケット交換機を介してパケット通信を行うアプリケーションを搭載し、パケット交換機との間で通信可能状態が確立されていることを前提としてさらに該コンピュータシステムとの間で通信可能状態を確立させることが可能な携帯端末装置に電源切断要求受け付け時の処理を実行させる携帯端末装置制御プログラムにおいて、
    当該携帯端末装置の電源切断要求を受け付けると、前記パケット交換機及び前記コンピュータシステムとの間の通信可能状態が解除されているPreservation状態であるか否かを判定する通信状態判定手順と、
    前記通信状態判定手順により前記パケット交換機及び前記コンピュータシステムとの間の通信状態がPreservation状態であると判定された場合に、該Preservation状態を解除して該パケット交換機及び該コンピュータシステムとの間で通信可能状態を確立させる通信状態確立手順と、
    前記通信状態確立手順により通信可能状態が確立すると、前記コンピュータシステムへアプリケーションに係る通信の切断要求を送信するアプリケーション通信切断要求送信手順と、
    前記アプリケーション通信切断要求送信手順により前記コンピュータシステムへアプリケーションに係る通信の切断要求が送信された後に前記パケット交換機へ該パケット交換機との通信の切断要求を送信するパケット交換機通信切断手順と
    を携帯端末装置に実行させることを特徴とする携帯端末装置制御プログラム。
  4. 外部ネットワークに接続されるコンピュータシステムとパケット交換機を介してパケット通信を行うアプリケーションを搭載し、パケット交換機との間で通信可能状態が確立されていることを前提としてさらに該コンピュータシステムとの間で通信可能状態を確立させることが可能な携帯端末装置制御方法において、
    当該携帯端末装置の電源切断要求を受け付けると、前記パケット交換機及び前記コンピュータシステムとの間の通信可能状態が解除されているPreservation状態であるか否かを判定する通信状態判定工程と、
    前記通信状態判定工程により前記パケット交換機及び前記コンピュータシステムとの間の通信状態がPreservation状態であると判定された場合に、該Preservation状態を解除して該パケット交換機及び該コンピュータシステムとの間で通信可能状態を確立させる通信状態確立工程と、
    前記通信状態確立工程により通信可能状態が確立すると、前記コンピュータシステムへアプリケーションに係る通信の切断要求を送信するアプリケーション通信切断要求送信工程と、
    前記アプリケーション通信切断要求送信工程により前記コンピュータシステムへアプリケーションに係る通信の切断要求が送信された後に前記パケット交換機へ該パケット交換機との通信の切断要求を送信するパケット交換機通信切断工程と
    を含んだことをと特徴とする携帯端末装置制御方法。
  5. 外部ネットワークに接続されるコンピュータシステムとパケット交換機を介してパケット通信を行うアプリケーションを搭載し、パケット交換機との間で通信可能状態が確立されていることを前提としてさらに該コンピュータシステムとの間で通信可能状態を確立させることが可能な携帯端末装置の携帯端末装置制御回路において、
    当該携帯端末装置の電源切断要求を受け付けると、前記パケット交換機及び前記コンピュータシステムとの間の通信可能状態が解除されているPreservation状態であるか否かを判定する通信状態判定手段と、
    前記通信状態判定手段により前記パケット交換機及び前記コンピュータシステムとの間の通信状態がPreservation状態であると判定された場合に、該Preservation状態を解除して該パケット交換機及び該コンピュータシステムとの間で通信可能状態を確立させる通信状態確立手段と、
    前記通信状態確立手段により通信可能状態が確立すると、前記コンピュータシステムへアプリケーションに係る通信の切断要求を送信するアプリケーション通信切断要求送信手段と、
    前記アプリケーション通信切断要求送信手段により前記コンピュータシステムへアプリケーションに係る通信の切断要求が送信された後に前記パケット交換機へ該パケット交換機との通信の切断要求を送信するパケット交換機通信切断手段と
    を備えたことをと特徴とする携帯端末装置制御回路。
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