JP2008090924A - 光ディスク装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】対物レンズの第n(nは整数)の領域を通る光を検出する第nの光検出素子から得られる信号RFnより、光ディスクの情報信号RFをRF=k1×RF1+k×RF2+・・・kn×RFn(knは定数)により生成することで基板の厚さの異なる光ディスクに対して良好な情報信号を検出することが可能となり、優れた再生性能を有す光ディスク装置を実現できる。
【選択図】図2
Description
図8に従来の光ディスク装置の概略図を示す。まず、図8に示した光ディスク装置の光学系構成94について図9aに示すが、従来の光ディスク装置は基板の厚みの異なる第1の光ディスク6と第2の光ディスク7の記録再生に対応する。図10は従来の光ディスク装置に用いられる対物レンズ5の概略図である。ここで、第1の光ディスクは例えばBDであり、基板の厚さは0.1mm、第2の光ディスクは例えばHD−DVDであり基板の厚さは0.6mmである。
従って、第2の光ディスクを記録再生する時は、レーザ光源1から出射され、対物レンズ5における領域1102による1次回折光のみから成る、第2の光ディスク7の情報記録面7a上の収束光は、レーザ光源1から出射された光のうち、領域1102を通る光のみから成るため、領域1102と領域1101との境界に相当する図中1201で示した位置よりも光軸から離れた位置では光強度が0となる、図11bのような光強度分布を示す。さらに、第2の光ディスク7の情報記録面7aにて反射された光は対物レンズ5の領域1103を通り、領域1102へ入射する。この光はさらに領域1102により回折される1次回折光と回折されない0次光とに分離され、1次回折光は偏光ビームスプリッタ2に至るまでの光路は出射光と同様となり、偏光ビームスプリッタ2により反射され、集光レンズ8、シリンドリカルレンズ9を通って光検出器10に入射する。一方で、0次光は1次回折光と異なる方向に進み、光検出器10には至らない。
以下、本発明の実施の形態1を図1から図3に基づいて説明する。なお、従来例と共通の要素については、同一図、同一の番号を振って説明する。
図2aにおいて、1はレーザ光源であり、このレーザ光源1からの光束は偏光ビームスプリッタ2を透過し、コリメートレンズ3で平行光となり、λ/4板4を通って対物レンズ5に入射する。そしてこの対物レンズ5によって第1の光ディスク6の情報記録面6aあるいは第2の光ディスク7の情報記録面7a上に微小なスポットとして照射する。この第1の光ディスク6の情報記録面6aあるいは第2の光ディスク7の情報記録面7aからの反射光は対物レンズ5、λ/4板4、コリメートレンズ3を通り、偏光ビームスプリッタ2にて図中+X方向に反射し、ビームスプリッタ13に入射する。ビームスプリッタ13に入射した光のうち、図中+X方向に進む光は、集光レンズ8、シリンドリカルレンズ9を通って第1の光検出器10に入射する。一方、ビームスプリッタ13に入射した後、図中−Z方向に進む光は、集光レンズ11を通り第2の光検出器12に入射する。ここで、図2bおよび図2cに示すように、第1の光検出器10は4つの光検出素子10a、10b、10c、10dを搭載し、第2の光検出器12は中心部を円形に遮蔽され、この部分に入射した光を検出しないように構成された光検出素子12eを搭載する。なお、点線で示した110、120はそれぞれの光検出素子に入射する光を表している。なお、ビームスプリッタ13は入射した光をほぼ均等に−Z方向と+X方向に進む光に分割する。また、図2a中100はレーザ光源から出射される光および光ディスク6、7から反射した光の光軸をあらわす。
と設定することにより、数式8によって得られる情報信号は、図3eに示すような光軸からの距離に応じて光強度が連続的に変化する光強度分布をもつ光から得られる情報信号と同等となる。
また、本実施の形態においては光学系構成として図2aのような構成を挙げたが、他の構成であっても本発明の効果は同様であり、本実施の形態の光ディスク装置の構成に限定されるものではない。
以下、本発明の実施の形態2を図4から図7に基づいて説明する。なお、従来例と共通の要素については、同一図、同一の番号を振って説明する。
F1=フォーカス信号用光検出素子F1aで得られる光信号
+フォーカス信号用光検出素子F1bで得られる光信号
+フォーカス信号用光検出素子F1cで得られる光信号
+フォーカス信号用光検出素子F1dで得られる光信号
F2=フォーカス信号用光検出素子F2aで得られる光信号
+フォーカス信号用光検出素子F2bで得られる光信号
+フォーカス信号用光検出素子F2cで得られる光信号
+フォーカス信号用光検出素子F2dで得られる光信号
T1=トラッキング信号用光検出素子8T1で得られる光信号
T2=トラッキング信号用光検出素子8T2で得られる光信号
T3=トラッキング信号用光検出素子8T3で得られる光信号
T4=トラッキング信号用光検出素子8T4で得られる光信号
S1=情報信号用光検出素子8R1で得られる光信号
S2=情報信号用光検出素子8R2で得られる光信号
これらの信号は図4における信号演算回路45に入力され、トラッキングエラー信号(TE)、フォーカスエラー信号(FE)が検出される。すなわち、下記の数式10と数式11により検出される。
さらに、情報信号(RF)は定数k’を定数として、信号演算回路45にて、下記の数式12〜数式14により生成される。
数式14におけるk’を、下記の数式15と設定することにより、数式14によって得られる情報信号は、図7dに示すような光軸からの距離に応じて光強度が連続的に変化する光強度分布をもつ光から得られる情報信号と同等となる。
数式16によると、信号RF1は対物レンズ5の領域1102を通る光のうち、ホログラム面502aのホログラム領域71〜74により回折され、光検出素子8T1〜8T4へ入射するすべての光から得られる信号である。また数式17によると、信号RF2は対物レンズ5の領域1101を通る光および領域1102による0次光のうち、ホログラム面502aのホログラム領域71〜75により回折され、光検出素子F1a〜F1d、F2a〜F2d、8R2へ入射するすべての光から得られる信号である。すなわち、信号RF1は、図7cに示した光強度分布における領域1102を通る光に相当する部分から得られ、信号RF2は図7cに示した光強度分布における領域1101、1102を通る光に相当する部分から得られることになる。ここで、ホログラム面502aによる±1次回折光の回折効率は等しいため、光検出素子F1a〜F1d、F2a〜F2dへ入射する光と光検出素子8T1〜8T4へ入射する光の強度は等しい。
数式18における定数k’’を、下記の数式19
と設定することにより、数式18によって得られる情報信号は、図7dに示すような光軸からの距離に応じて光強度が連続的に変化する光強度分布をもつ光から得られる情報信号と同等となる。
2 偏光ビームスプリッタ
3,504 コリメートレンズ
4,503 1/4波長板
5 対物レンズ
6,7 光ディスク
6a,7a 情報記録面
8,11 集光レンズ
9 シリンドリカルレンズ
10,12 光検出器
13 ビームスプリッタ
14,50,94 光学系
15,45,95 信号演算回路
16,46,96 対物レンズ駆動回路
17,44,97 対物レンズ駆動装置
100,707 光軸
502 偏光性ホログラム基板
502a ホログラム面
509 光検出器基板
509a 光検出面
700 発光点
710 反射ミラー
Claims (5)
- 光源と、前記光源を出射する光を複数の基板の厚さの異なる光ディスクに集光し、レンズ面において同心円状に分割された複数の領域を有し、前記複数の領域のうち少なくとも一つが回折機能を備える対物レンズと、光ディスクの反射光のうち前記対物レンズの複数の領域を通過する光を各々検出する複数の光検出素子と、光ディスクからの反射光を前記複数の光検出素子に導く光学系と、前記光検出素子からの出力を用いて光ディスクの情報信号を生成する信号演算手段とを備えることを特徴とする光ディスク装置。
- 前記信号演算手段は、前記対物レンズのレンズ面において同心円状に分割された複数の領域のうち第n(n=1,2,・・・)の領域を透過する光を検出する第nの光検出素子Dnからの出力をRFnとしたとき、光ディスクの情報信号RFをRF=k1×RF1+k2×RF2+・・・+kn×RFn(knは定数)によって生成することを特徴とする、請求項1に記載の光ディスク装置。
- 前記信号演算手段は、前記対物レンズの同心円状に分割された複数の領域を通過する光のうち、少なくとも前記対物レンズの中心を含む領域を通過する光を検出する第1の光検出素子からの出力をRF1、少なくとも対物レンズ中心を含まない領域を通過する光を検出する光検出素子からの出力をRF2としたとき、光ディスクの情報信号RFをRF=RF1+k×RF2(kは0でない定数)によって生成することを特徴とする、請求項1あるいは請求項2に記載の光ディスク装置。
- 前記光学系として、光学回折素子を用いることを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれかの請求項に記載の光ディスク装置。
- 前記光源と前記複数の光検出素子が同一基板上に集積されることを特徴とする、請求項1から請求項4のいずれかの請求項に記載の光ディスク装置。
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JP2006270386A JP2008090924A (ja) | 2006-10-02 | 2006-10-02 | 光ディスク装置 |
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Citations (1)
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JP2003187487A (ja) * | 2002-10-18 | 2003-07-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光学レンズ、光ヘッド装置および光ディスク装置 |
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2006
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