JP2008090889A - 情報処理装置および再生方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ビデオメモリ内に格納されるデータを保護すること。
【解決手段】CPU101は、データストリームを圧縮符号化された動画像データと圧縮符号化されたグラフィクスデータとに分離する処理と、分離された圧縮符号化されたグラフィクスデータをデコードする処理と、グラフィクスデータをビット列に基づいて暗号化する処理とを実行する。GPU105は、CPU101によって分離された圧縮符号化された動画像データをデコードする処理と、デコードされた動画像データをビット列に基づいて暗号化してビデオメモリに書き込む処理と、ビデオメモリに格納されている動画像データとグラフィクス画像を読み出し、読み出した動画像データとグラフィクス画像とを暗号化キーに基づいて復号化する処理と、復号化された動画像データと復号化されたグラフィクス画像データとをフレーム毎に合成して表示装置に出力すべき表示信号を生成する合成処理とを実行する。
【選択図】 図2

Description

本発明はパーソナルコンピュータのような情報処理装置に関し、特に放送番組データのようなデータストリームを再生する機能を有する情報処理装置および同装置で用いられる再生方法に関する。
コンピュータで国内地上デジタル放送を受信するためには、ハイデフィニション(HD:High Definition)コンテンツを処理可能なことが必要である。また、コンピュータというオープンなアーキテクチャの機器上で(社)電波産業会(ARIB)の運用規定を満足するために,著作権保護の仕組みも必要である。
特許文献1には、表示装置に表示すべきビデオデータを暗号化してビデオメモリに格納し、表示する際には、復号してRAMDACでアナログデータを生成する技術が開示されている。
特開2004−62885号公報
上述した技術では、GPUとビデオメモリ間のバス、およびビデオメモリ内のデータを保護することができる。
しかし、デジタル放送の場合、ビデオに、文字・図形、静止画等を重ね合わせた映像を表示装置に表示する。CPUからGPUに送られる文字・図形データ、静止画データは非圧縮であり、GPUに上述したような暗号化機能があっても、スルーしてビデオメモリ内に格納される。
従って、文字・図形、静止画がビットマップデータとしてあるため、他のソフトウェアがこのデータを読み出すことが可能である。そのため、暗号化された著作権保護の必要があるコンテンツであっても暗号化のかかっていない状態での取得の可能性の問題がある。
本発明の目的は、ビデオメモリ内に格納されるデータを保護すること可能な情報処理装置および再生方法を提供することにある。
本発明の一例に係わる圧縮符号化された動画像データと圧縮符号化されたグラフィクスデータとを含むデータストリームを再生する情報処理装置は、暗号化キーを生成するキー生成手段と、前記データストリームを前記圧縮符号化された動画像データと前記圧縮符号化されたグラフィクスデータとに分離する処理と、前記分離された圧縮符号化されたグラフィクスデータをデコードする処理と、前記グラフィクスデータを前記暗号化キーに基づいて暗号化する処理とを実行するプロセッサと、前記暗号化されたグラフィクスデータをビデオメモリに転送する転送手段と、前記プロセッサによって分離された前記圧縮符号化された動画像データをデコードする処理と、前記デコードされた動画像データを前記暗号化キーに基づいて暗号化して前記ビデオメモリに書き込む処理と、前記ビデオメモリに格納されている前記動画像データと前記グラフィクス画像を読み出し、読み出した前記動画像データと前記グラフィクス画像とを前記暗号化キーに基づいて復号化する処理と、前記復号化された動画像データと前記復号化されたグラフィクス画像データとをフレーム毎に合成して表示装置に出力すべき表示信号を生成する合成処理とを実行する表示コントローラとを具備することを特徴とする。
ビデオメモリ内に格納されるデータを保護することが可能になる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
まず、図1および図2を参照して、本発明の一実施形態に係る情報処理装置の構成について説明する。この情報処理装置は、例えば、ノートブック型パーソナルコンピュータ10として実現されている。
図1はノートブック型パーソナルコンピュータ10のディスプレイユニットを開いた状態における斜視図である。本コンピュータ10は、コンピュータ本体11と、ディスプレイユニット12とから構成されている。ディスプレイユニット12には、TFT−LCD(Thin Film Transistor Liquid Crystal Display)17から構成される表示装置が組み込まれており、そのLCD17の表示画面はディスプレイユニット12のほぼ中央に位置されている。
ディスプレイユニット12は、コンピュータ本体11に対して開放位置と閉塞位置との間を回動自在に取り付けられている。コンピュータ本体11は薄い箱形の筐体を有しており、その上面にはキーボード13、本コンピュータ10をパワーオン/パワーオフするためのパワーボタン14、入力操作パネル15、タッチパッド16、およびスピーカ18A,18Bなどが配置されている。
入力操作パネル15は、押されたボタンに対応するイベントを入力する入力装置であり、複数の機能をそれぞれ起動するための複数のボタンを備えている。これらボタン群には、本コンピュータ10のTV機能を制御するための操作ボタンも含まれている。
また、コンピュータ本体11の正面には、本コンピュータ10のTV機能を制御するリモコンユニットとの通信を実行するためのリモコンユニットインタフェース部20が設けられている。リモコンユニットインタフェース部20は、赤外線信号受信部などから構成されている。
本コンピュータ10は、地上波デジタルTV放送のようなデジタル放送番組データを受信、再生することができる。コンピュータ本体11の右側面には、地上波デジタルTV放送用のアンテナ端子19が設けられている。
次に、図2を参照して、本コンピュータ10のシステム構成について説明する。
本コンピュータ10は、図2に示されているように、CPU101、ノースブリッジ102、主メモリ103、サウスブリッジ104、グラフィクスプロセッシングユニット(GPU)105、ビデオメモリ(VRAM)105A、サウンドコントローラ106、BIOS−ROM109、LANコントローラ110、ハードディスクドライブ(HDD)111、DVDドライブ112、カードコントローラ113、無線LANコントローラ114、IEEE 1394コントローラ115、エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)116、およびデジタルTVチューナ117等を備えている。
CPU101は本コンピュータ10の動作を制御するプロセッサであり、ハードディスクドライブ(HDD)111から主メモリ103にロードされる、オペレーティングシステム、および各種アプリケーションプログラムを実行する。また、CPU101は、BIOS−ROM109に格納されたBIOS(Basic Input Output System)も実行する。BIOSはハードウェア制御のためのプログラムである。
ノースブリッジ112はCPU101のローカルバスとサウスブリッジ104との間を接続するブリッジデバイスである。ノースブリッジ102には、主メモリ103をアクセス制御するメモリコントローラも内蔵されている。また、ノースブリッジ102は、PCI EXPRESS規格のシリアルバスなどを介してGPU105との通信を実行する機能も有している。
GPU105は本コンピュータ10のディスプレイモニタとして使用されるLCD17を制御する表示コントローラである。このGPU105によって生成される表示信号はLCD17に送られる。また、表示信号は、コンピュータ本体11に設けられたインタフェース3、4をそれぞれ介して外部のTV1、外部のHDMIモニタに送出することもできる。
サウスブリッジ104は、LPC(Low Pin Count)バス上の各デバイス、およびPCI(Peripheral Component Interconnect)バス上の各デバイスを制御する。また、サウスブリッジ104は、HDD111、DVDドライブ112を制御するためのIDE(Integrated Drive Electronics)コントローラを内蔵している。さらに、サウスブリッジ104は、サウンドコントローラ106との通信を実行する機能も有している。
サウンドコントローラ106は音源デバイスであり、再生対象のオーディオデータをスピーカ18A,18Bに出力する。
カードコントローラ113は、PCカード、SD(Secure Digital)カードのようなカードを制御する。無線LANコントローラ114は、たとえばIEEE 802.11規格の無線通信を実行する無線通信デバイスである。IEEE 1394コントローラ115は、IEEE 1394規格のシリアルバスを介して外部機器との通信を実行する。エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)116は、電力管理のためのエンベデッドコントローラと、キーボード(KB)13およびタッチパッド16を制御するためのキーボードコントローラとが集積された1チップマイクロコンピュータである。このエンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)116は、ユーザによるパワーボタン14の操作に応じて本コンピュータ10をパワーオン/パワーオフする機能を有している。さらに、エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)116は、リモコンユニットインタフェース20との通信を実行する機能を有している。
デジタルTVチューナ117は地上波デジタルTV放送のようなデジタル放送番組を受信する受信装置であり、アンテナ端子19に接続されている。このデジタルTVチューナ117は、チューナ回路201、およびOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)復調器202を備えている。チューナ回路201はアンテナ端子19から入力されるTV放送信号の中から特定チャネルの放送信号を受信する。OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)復調器202はチューナ回路201によって受信された特定チャネルの放送信号を復調して、特定チャネルの放送信号からトランスポートストリーム(TS)を取り出す。トランスポートストリームは、圧縮符号化された放送番組データを多重化したデータストリームである。地上波デジタルTV放送においては、各チャネルの放送番組データに対応するトランスポートストリーム(TS)は、圧縮符号化された動画像データと、圧縮符号化されたオーディオデータと、グラフィクスデータとを含む。グラフィクスデータも圧縮符号化されている。グラフィクスデータは、字幕データ、静止画、文字・図形データを含む。静止画および文字・図形データは、各チャネルの放送番組データにデータ放送として含まれている。データ放送は、天気予報、ニュース等を提供する。
地上波デジタルTV放送においては、字幕はCaptionデータと称され、静止画はPictureと称され、文字・図形データはFigureと称される。グラフィクスデータには、そのグラフィクスデータを提示するための手続きを記述したスクリプト情報が付加されている。このスクリプト情報はBML(Broadcast Markup Language)と称されるスクリプト言語によって記述されている。スクリプト情報は、グラフィクスデータを構成する各部品要素をいつ、どこに表示するかを指定する。
次に、図3を参照して、放送番組データを再生するためのデータの流れについて説明する。
デジタルTVチューナ117によって受信された放送番組データを構成するデータストリーム(TSデータ)は、PCIバス、サウスブリッジ104、およびノースブリッジ102を介して、主メモリ103に転送される。CPU101は、主メモリ103からTSデータをリードし、TSデータに対して各種データ処理を実行する。
すなわち、CPU101は、まず、TSデータを、圧縮符号化された動画像データと、圧縮符号化されたオーディオデータと、圧縮符号化されたグラフィクスデータとに分離する処理を実行する。次いで、CPU101は、分離された圧縮符号化された動画像データを所定のフレームレート(例えば、30fps)でGPU105に転送する処理を実行する。圧縮符号化された動画像データは、ノースブリッジ102、PCI Expressバス、およびGPU105を介して、主メモリ103からVRAM105Aに転送される。この場合、GPU105は、主メモリ103から転送される動画像データをデコードし、そのデコードされた動画像データをVRAM105Aに書き込む。
また、CPU101は、分離されたグラフィクスデータをデコードし、そのデコードされたグラフィクスデータに基づいてグラフィクス画像を主メモリ103に描画する処理を実行する。主メモリ103に描画されたグラフィクス画像は、CPU101の制御の下、ノースブリッジ102、PCI Expressバス、およびGPU105を介して、VRAM105Aに転送される。この場合、CPU101は、主メモリ103に格納されているグラフィクス画像内の更新領域を特定する処理を実行する。そして、特定された更新領域に属するグラフィクス画像データのみが、ノースブリッジ102、PCI Expressバス、およびGPU105を介して、VRAM105Aに転送される。
GPU105は、デコードされた動画像データとVRAM105Aに格納されているグラフィクス画像データとをフレーム毎に合成して表示装置に出力すべき表示信号を生成する合成処理を実行する。
図4には、GPU105によって実行される合成処理の例が示されている。
地上波デジタル放送番組データの表示画面には、動画像(ビデオ)801および字幕802に加え、静止画803と、文字図形データ(天気図804、メニュー804,805、ボタン807、ニュースヘッドライン808など)とが表示される。静止画803と、文字図形データ(天気図804、メニュー804,805、ボタン807、ニュースヘッドライン808など)は、データ放送によって提供されるグラフィクスデータである。
この表示画面は、CPU101からそれぞれ転送されるビデオデータ、静止画(Picture)、文字・図形(Figure)、字幕(Caption)をGPU105によって合成することによって生成される。
HD規格に対応するビデオデータの解像度は、例えば1920×1080画素である。ビデオデータは、MPEG2またはH.264規格で圧縮符号化された状態でCPU101からGPU105に転送される。
静止画(Picture)データは、文字・図形(Figure)データの背景画像として使用されるグラフィクスデータである。静止画(Picture)データの解像度は、例えば1920×1080画素である。CPU101からGPU105に転送される静止画(Picture)データはビットマップデータである。このビットマップデータは、RGBデータとアルファデータAとを含むARGBデータである。アルファデータAは、静止画(Picture)データの各ピクセルの透明度を示す係数である。
文字・図形(Figure)データは上述の天気図804、メニュー804,805、ボタン807、ニュースヘッドライン808などを表示するためのグラフィクスデータである。文字・図形(Figure)データの解像度は、例えば960×540画素である。CPU101からGPU105に転送される文字・図形(Figure)データはビットマップデータである。このビットマップデータは、RGBデータとアルファデータAとを含むARGBデータである。アルファデータAは、文字・図形(Figure)データの各ピクセルの透明度を示す係数である。
字幕(Caption)データの解像度は、例えば960×540画素である。CPU101からGPU105に転送される字幕(Caption)データはビットマップデータである。このビットマップデータは、RGBデータとアルファデータAとを含むARGBデータである。アルファデータAは、字幕(Caption)データの各ピクセルの透明度を示す係数である。
GPU105は、ビデオデータをデコードし、そのデコードしたビデオデータと、静止画(Picture)データと、文字・図形(Figure)データと、字幕(Caption)データとの4つのプレーンをアルファブレンディング処理によって合成(ミキシング)することにより、表示画面を生成する。
次に、図5を参照して、デジタル放送番組データを再生する処理について説明する。
CPU101は、復号器313、デマルチプレクス部(DEMUX)301、提示部302、およびレンダラー303として機能する。これら復号器313、デマルチプレクス部(DEMUX)301、提示部302、およびレンダラー303は、CPU101によって実行されるデジタル放送受信ソフトウェアによって実現することができる。
デジタルTVチューナ117によって受信された放送番組データは著作権保護回路311に送られる。放送番組データはその信号はコンテンツ保護を目的として暗号化されている。放送番組データは、著作権保護回路311によってICカード312のキーをもとに復号化し、更に暗号化して復号器313に送られる。暗号化された放送番組データは、復号器313によって復号化されてデマルチプレクス部(DEMUX)301に送られる。デマルチプレクス部(DEMUX)301は、放送番組データを圧縮符号化されたビデオデータと圧縮符号化されたグラフィクスデータ(圧縮符号化された静止画(Picture)データ、圧縮符号化された文字・図形(Figure)データ、圧縮符号化された字幕(Caption)データ)とに分離する。
圧縮符号化されたビデオデータは、レンダラー303およびディスプレイドライバ304を介してGPU105に送られる。
圧縮符号化された静止画(Picture)データ、圧縮符号化された文字・図形(Figure)データ、および圧縮符号化された字幕(Caption)データはそれぞれ提示部302に送られる。提示部302は、圧縮符号化された静止画(Picture)データ、圧縮符号化された文字・図形(Figure)データ、および圧縮符号化された字幕(Caption)データをそれぞれデコードする。そして、提示部302は、それらデコードされた静止画(Picture)データ、文字・図形(Figure)データ、および字幕(Caption)データに基づいて、ビットマップデータからそれぞれ構成される静止画(Picture)データ、文字・図形(Figure)データ、および字幕(Caption)データを主メモリ103に描画する。ビットマップデータからそれぞれ構成される静止画(Picture)データ、文字・図形(Figure)データ、および字幕(Caption)データは、レンダラー303およびディスプレイドライバ304を介してGPU105に送られる。
GPU105内に設けられた合成部401は、4つのプレーン(デコードしたビデオデータ、静止画(Picture)データ、文字・図形(Figure)データ、字幕(Caption)データ)をアルファブレンディング処理によって合成する。
続いて、処理を説明する。
次に、図6を参照して、CPU101によって実行される処理とGPU105によって実行される処理との関係を説明する。
CPU101は、上述の提示部302として、キー生成部501、ビット列生成部502、第1暗号化部503、およびデコード前処理部504等を備えている。これらキー生成部501、ビット列生成部502、第1暗号化部503、およびデコード前処理部504は、CPU101によって実行されるデジタル放送受信ソフトウェアによって実現されている。
デマルチプレクス部(DEMUX)301は、放送番組データからデータ放送に関するグラフィクスデータ(圧縮符号化された静止画(Picture)データ、圧縮符号化された文字・図形(Figure)データ)を取り出す。
先ず、キー生成部501は、暗号化の元になるキーをランダムに生成する。キー生成部501は、生成した暗号キーをGPU105に転送する。また、第1ビット列生成部502は、キー生成部501によって生成されたキーから所定のアルゴリズムに基づいてビット列を生成する。また、第2ビット列生成部602は、キー生成部501によって生成されたキーから所定のアルゴリズムに基づいて第1ビット列生成部502で生成されたビット列と同一なビット列を生成する。
CPU101は、デコードした静止画(Picture)データに基づいて静止画(Picture)の描画処理を実行する。この描画処理においては、CPU101は、静止画(Picture)のビットマップデータ(ARGB)を生成する。そして、第1暗号化部503が静止画(Picture)のビットマップデータ(ARGB)と第1ビット列生成部502によって生成されたビット列とのExORを演算することによって暗号化する。暗号化された静止画(Picture)のビットマップデータ(ARGB)をGPU105を介してVRAM105Aに転送する。
また、CPU101は、デコードした文字・図形(Figure)データとに基づいて描文字・図形(Figure)の描画処理を実行する。この描画処理においては、CPU101は、描文字・図形(Figure)画像のビットマップデータ(ARGB)を生成する。そして、第1暗号化部503が描文字・図形(Figure)画像のビットマップデータ(ARGB)と第1ビット列生成部502によって生成されたビット列とのExORを演算することによって暗号化する。暗号化された描文字・図形(Figure)画像のビットマップデータ(ARGB)をGPU105を介してVRAM105Aに転送する。
さらに、CPU101は、デコードした字幕(Caption)に基づいて字幕(Caption)の描画処理を実行する。この描画処理においては、CPU101は、字幕(Caption)画像のビットマップデータ(ARGB)を生成し、GPU105を介してVRAM105Aに転送する。
さらに、デマルチプレクス部(DEMUX)301は、放送番組データから圧縮符号化されたビデオデータを取り出す。デコード前処理部504は、圧縮符号化されたビデオデータに対してデコード前処理を加える。デコード前処理は、圧縮符号化されたビデオデータのヘッダ解析および逆量子化を処理する。そのデコード前処理されたビデオデータをGPU105に送信する。
GPU105はビデオデコーダ601を備えている。ビデオデコーダ601は、CPU101から転送される圧縮符号化されたビデオデータをデコードする。デコードされたビデオデータと第2ビット列生成部602で生成されたビットレジストとのExORを演算することによってビデオデータを暗号化する。暗号化されたビデオデータ(RGBデータ)は、VRAM105Aに転送される。
合成部401は、OSDデータ、ビデオデータ、文字・図形データ、静止画データ、字幕データをピクセル単位で合成する処理をフレーム毎に実行する。合成の際、VRAM上に格納されている暗号化されているビデオデータ、文字・図形データ、静止画データを第2復号化部604で復号してから合成を行う。第2復号化部604による復号化は、第2ビット列生成部602によって生成されたビット列とビデオデータ、文字・図形データ、静止画データとのExORを演算することによって行われる。
本装置では、CPU101内で文字・図形データ、静止画データの暗号化が行われた後に、GPU105を介してVRAM105Aに転送されるので、VRAM105A内の図形データ、静止画データを保護することができる。
第1暗号化部503による文字・図形データ、静止画データの暗号化と、第2暗号化部603によるビデオデータの暗号化、並びに復号化部604による文字・図形データ、静止画データ、およびビデオデータの復号化は同一のビット列に基づいて処理される。
ビデオデータを暗号化する第2暗号化部603および暗号化されたビデオデータを復号化するための復号化部604は従来のGPU105に内蔵されている機能である。 第1暗号化部503によって文字・図形データ、静止画データしてから、VRAM105Aに格納しても、文字・図形データ、静止画データを復号化するために、GPU105自体には設計変更を行う必要はない。
なお、CPU101の処理によってキーを生成していたが、キーを生成し、生成されたキーをCPU101に転送する処理をGPU105によって実行することも可能である。
また、暗号化の方法は上述した例に限る物ではない。例えば、ビット列に基づいて図形データ、静止画データの1画素内のデータ(ビット)を特定の規則で入れ替えることによって暗号化しても良い。
なお、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
本発明の一実施形態に係るコンピュータの概観を示す斜視図。 図1のコンピュータのシステム構成の例を示すブロック図。 図1のコンピュータによって放送番組データを再生する場合におけるデータの流れの例を説明するための図。 図1のコンピュータに設けられた表示コントローラ(GPU)によって実行される合成処理の例を説明するための図。 図1のコンピュータによって実行されるデジタル放送番組データの再生処理の例を示す図。 図1のコンピュータにおいてCPUによって実行される処理とGPUによって実行される処理との関係の例を示す図。
符号の説明
10…ノートブック型パーソナルコンピュータ,12…ディスプレイユニット,17…LCD,101…CPU,103…主メモリ,104…サウスブリッジ,105…グラフィクスプロセッシングユニット,105A…ビデオメモリ,117…TVチューナ,311…著作権保護回路,312…ICカード,313…復号器,401…合成部,401…合成部,501…キー生成部,502…第1ビット列生成部,503…暗号化部,504…デコード前処理部,601…ビデオデコーダ,602…第2ビット列生成部,603…第2暗号化部,604…復号化部。

Claims (10)

  1. 圧縮符号化された動画像データと圧縮符号化されたグラフィクスデータとを含むデータストリームを再生する情報処理装置において、
    前記データストリームを前記圧縮符号化された動画像データと前記圧縮符号化されたグラフィクスデータとに分離する処理と、前記分離された圧縮符号化されたグラフィクスデータをデコードする処理と、前記グラフィクスデータをビット列に基づいて暗号化する処理とを実行するプロセッサと、
    前記暗号化されたグラフィクスデータをビデオメモリに転送する転送手段と、
    前記プロセッサによって分離された前記圧縮符号化された動画像データをデコードする処理と、前記デコードされた動画像データを前記ビット列に基づいて暗号化して前記ビデオメモリに書き込む処理と、前記ビデオメモリに格納されている前記動画像データと前記グラフィクス画像を読み出し、読み出した前記動画像データと前記グラフィクス画像とを前記暗号化キーに基づいて復号化する処理と、前記復号化された動画像データと前記復号化されたグラフィクス画像データとをフレーム毎に合成して表示装置に出力すべき表示信号を生成する合成処理とを実行する表示コントローラとを具備することを特徴とする情報処理装置。
  2. 放送番組データを受信する受信装置をさらに具備し、
    前記データストリームは、前記受信装置によって受信された放送番組データであることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記プロセッサは、キーから前記ビット列を生成する処理を実行し、
    前記表示コントローラは、前記キーから前記プロセッサの処理によって生成されるビット列と同一のビット列を生成する処理を実行することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  4. 前記プロセッサは、前記キーを生成し、生成された前記キーを前記表示コントローラに転送する処理を実行することを特徴とする請求項3記載の情報処理装置。
  5. 前記表示コントローラは、前記キーを生成し、生成された前記キーを前記プロセッサに転送する処理を実行することを特徴とする請求項3記載の情報処理装置。
  6. 圧縮符号化された動画像データとグラフィクスデータとを含むデータストリームを情報処理装置によって再生する再生方法であって、
    前記データストリームを前記圧縮符号化された動画像データと前記圧縮符号化されたグラフィクスデータとに分離する処理を前記情報処理装置に設けられたプロセッサによって実行し、
    前記分離された圧縮符号化されたグラフィクスデータをデコードする処理を前記プロセッサによって実行し、
    前記グラフィクスデータをビット列に基づいて暗号化し、
    前記暗号化されたグラフィクスデータをビデオメモリする処理を前記プロセッサによって実行し、
    前記プロセッサによって分離された前記圧縮符号化された動画像データをデコードする処理を前記情報処理装置に設けられた表示コントローラによって実行し、
    前記デコードされた動画像データを前記ビット列に基づいて暗号化して前記ビデオメモリに書き込む処理を前記表示コントローラによって実行し、
    前記ビデオメモリに格納されている前記動画像データと前記グラフィクス画像を読み出す処理を前記表示コントローラによって実行し、
    読み出した前記動画像データと前記グラフィクス画像とを前記暗号化キーに基づいて復号化する処理を前記表示コントローラによって実行し、
    前記復号化された動画像データと前記復号化されたグラフィクス画像データとをフレーム毎に合成して表示装置に出力すべき表示信号を生成するする処理を前記表示コントローラによって実行することを特徴とする再生方法。
  7. 前記データストリームは、受信装置によって受信される放送番組データであることを特徴とする請求項6記載の再生方法。
  8. キーから前記ビット列を生成する処理を前記プロセッサによって実行し、
    前記キーから前記プロセッサの処理によって生成されるビット列と同一のビット列を生成する処理を前記表示コントローラによって実行することを特徴とする請求項6記載の再生方法。
  9. 前記キーを生成し、生成された前記キーを前記表示コントローラに転送する処理を前記プロセッサによって実行することを特徴とする請求項8記載の再生方法。
  10. 前記キーを生成し、生成された前記キーを前記プロセッサに転送する処理を前記表示コントローラによって実行することを特徴とする請求項8記載の再生方法。
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