JP2008090417A - 操作卓及びタッチパネル用ブラケット - Google Patents

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Abstract

【課題】タッチパネル付き表示装置の引出し・収納操作が簡便であり、複雑なストッパ機構を設けることなく、表示装置を所定位置で係止できるタッチパネル付き表示装置を装着した操作卓及びタッチパネル用ブラケットを提供する。
【解決手段】操作卓10の操作台10aの前方に立ち上がる前壁10bに装着されたタッチパネル付き表示装置14の背面部に取り付けられているパンタグラフ機構12を含むタッチパネル用ブラケットであって、パンタグラフ機構12が取着部材と、取着部材が設けられた可動板枠と、操作卓10の装置本体側に固定する固定板枠と、略中央を軸棒により支承してX字状に組み立てられた一対のリンク部材とからなり、一対のリンク部材の一端がそれぞれ可動板枠と固定板枠との上端部に軸棒により支承され、一対のリンク部材のそれぞれの他端に摺動軸が設けられ、一対の摺動軸が可動板枠と固定板枠との両側下端部に設けた摺動溝にそれぞれ嵌合して摺動可能とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、番組制作等に使用される副調整室などに設置される、タッチパネル付き表示装置を装着した操作卓及びその操作卓に組み込まれるタッチパネル用ブラケットに関する。
従来の操作卓には図8に示したものがあり、この操作卓は装置本体1の手前側に操作台1aが略水平又は多少手前に傾斜させて設けられ、操作台1aの奥には前壁1bが設けられ、前壁1bにはCRTの表示装置2が装着されている。この操作卓では装置本体1に前後に移動可能な可動枠体4が設けられた固定枠体3が取り付けられ、可動枠体4には表示装置2が設置されており、可動枠体4を摺動させて表示装置2を引き出したり、或いは装置本体1後方に押し出したりすることが可能である。固定枠体3にはストッパ5が取り付けられ、固定枠体3の後部には、ストッパ5の係合・解錠操作可能な操作レバー6が取り付けられている。CRTによる表示装置2では表示画面からの光が操作台1の操作面で反射して操作台1aが見難くなったりすることがあり、表示装置2の表示画面を後方に移動させることによって、操作面での反射を防止したり、操作者の眼の疲労を解消とするようになされている(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−219677号公報(明細書全文,図面全図)
上記従来の操作卓は、CRTによる表示装置の表示面を後方に移動させることにより操作面の反射や操作者の眼の疲労を解消しようとするものであるが、表示装置にはタッチパネルを装着して使用する場合があり、表示装置を操作卓の前壁から後方に移動させると、タッチパネルの操作面も後方に移動し、操作者によるタッチパネルの操作が困難になり好ましいものではないし、また、表示装置を固定するストッパ機構の係止及び解除機構が操作卓の背後に設けられており、ストッパ機構の係止又は解除操作を行うのが煩わしいといった欠点があった。
そこで、タッチパネルを装着した表示装置を装着する操作卓では、上記のような問題点を改善すべく、操作卓の表示装置として液晶ディスプレイを利用したものがある。液晶ディスプレイでは、操作台の操作面の反射を防止することができるし、タッチパネルの操作が容易となるようにしたものがある。図9の操作卓は、操作卓の前壁部分に設けられたパネル枠8の内側に取り付け枠8aが固定され、表示装置7の背面側がブラケット9の前面部に取り付けられ、ブラケット9の後部に取り付けられた固定部9aを取り付け枠8aに固定することによって、操作卓に表示装置7が装着されている。表示装置7は、液晶ディスプレイをタッチパネル付き表示装置として利用し、タッチパネルの操作面を操作卓の前壁から操作者手前に突出させて、操作者が手を伸ばしてタッチパネルを容易の操作し得るようにしたものである。
しかし、図9の操作卓では前壁部から表示装置が常時突出しているために、操作台のパネルに設けられたスイッチ等の操作の邪魔になることがあるし、表示装置の隣接部の視界を妨げるおそれもあり、監視用操作卓としては改善の余地があった。また、タッチパネルによる操作が完了した後は、表示装置を装置本体の前壁内に収納可能な操作卓であることが外観上も望ましい。
本発明は、上記のような問題点に鑑みなされたものであって、タッチパネル付き表示装置の引き出し・収納操作が簡便であり、複雑なストッパ機構を設けることなく、表示装置を所定位置で係止することができるタッチパネル付き表示装置を装着した操作卓及びその操作卓に組み込まれるタッチパネル用ブラケットを提供することを目的とする。
本発明は、上述した課題を解決したものであり、請求項1の発明は、操作卓の操作台の前方に立ち上がる前壁に装着されたタッチパネル付き表示装置の背面部に取り付けられているパンタグラフ機構を含むタッチパネル用ブラケットであって、
該パンタグラフ機構が、取着部材と、前記取着部材が設けられた可動板枠と、前記操作卓の装置本体側に固定する固定板枠と、略中央を軸棒により支承してX字状に組み立てられた一対のリンク部材とからなり、
該一対のリンク部材の一端がそれぞれ前記可動板枠と前記固定板枠との上端部に軸棒により軸支され、前記一対のリンク部材のそれぞれの他端に摺動軸が設けられ、該一対の摺動軸が該可動板枠と該固定板枠との両側下端部に設けた摺動溝にそれぞれ嵌合して摺動可能としたことを特徴とするタッチパネル用ブラケットである。
また、請求項2の発明は、前記取着部材が、タッチパネル付き表示装置とパネル取り付け枠とが取着される誘導部材と、該誘導部材を装着する係止部材とからなり、該係止部材が前記可動板枠に取着されていることを特徴とする請求項1に記載のタッチパネル用ブラケットである。
また、請求項3の発明は、前記可動板枠と前記固定板枠との側壁部に磁石と金属片部材とがそれぞれ取り付けられ、該磁石と該金属片部材とが接触することにより金属音を発生するようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載のタッチパネル用ブラケットである。
また、請求項4の発明は、前記固定板枠の両側下端部に設けた前記摺動溝の上部に前記摺動軸が係合する円弧状切欠部を設けたことを特徴とする請求項1,2又は3に記載のタッチパネル用ブラケットである。
また、請求項5の発明は、請求項1〜4の何れか1項に記載のタッチパネル用ブラケットが、操作卓の操作台の前方端から立ち上がる前壁の内側に設けた収納枠の奥壁部に前記固定板枠が固定されて収納され、把持部が両側に設けられたパネル取り付け枠と前記タッチパネル付き表示装置とを前記取着部に固定したことを特徴とする操作卓である。
請求項1の発明では、操作卓の操作台の前方に立ち上がる前壁に装着されたタッチパネル付き表示装置の背面部に取り付けられているパンタグラフ機構を含むタッチパネル用ブラケットであって、
該パンタグラフ機構が、取着部材と、前記取着部材が設けられた可動板枠と、前記操作卓の装置本体側に固定する固定板枠と、略中央を軸棒により支承してX字状に組み立てられた一対のリンク部材とからなり、
該一対のリンク部材の一端がそれぞれ前記可動板枠と前記固定板枠との上端部に軸棒により軸支され、前記一対のリンク部材のそれぞれの他端に摺動軸が設けられ、該一対の摺動軸が該可動板枠と該固定板枠との両側下端部に設けた摺動溝にそれぞれ嵌合して摺動可能としたことを特徴とするタッチパネル用ブラケットであるので、X字状に組み立てられた一対のリンク部材によるパンタグラフ機構の閉止・拡開によりタッチパネル付き表示装置を前壁より前方に引き出したり、或いは表示装置を前壁内に収納することが可能であり、リンク部材の他端に設けた摺動軸が摺動溝に嵌合して摺動する際の摩擦力によって、タッチパネルを指でタッチして操作する際の押圧力では簡単に表示装置が後退することがなく、安定しており、操作がし易い利点がある。
また、請求項2の発明では、前記取着部材が、タッチパネル付き表示装置とパネル取り付け枠とが取着される誘導部材と、該誘導部材を装着する係止部材とからなり、該係止部材が前記可動板枠に取着されていることを特徴とする請求項1に記載のタッチパネル用ブラケットであるので、誘導部材にタッチパネル付き表示装置とパネル取り付け枠とが共締めなどによって取着された後、前壁から突出する係止部材に誘導部材を嵌合させて固定すれば、操作卓の前側からタッチパネル付き表示装置の取着作業を行うことができ、従来のように背面側から取着作業を行う必要がなく、作業性が良好である利点がある。
また、請求項3の発明では、前記可動板枠と前記固定板枠との側壁部に磁石と金属片部材とがそれぞれ取り付けられ、該磁石と該金属片部材とが接触することにより金属音を発生するようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載のタッチパネル用ブラケットであるので、タッチパネル付き表示装置を押し込んだ際に磁石と金属片部材との接触による接触音が発生し、タッチパネル付き表示装置の引き出しや収納の際の操作感が良好となる利点があり、また、可動板枠と固定板枠とを閉じた状態で磁石と金属片部材とが磁力で引き合って、僅かな振動や接触等によって、タッチパネル付き表示装置が前方に移動するといった不具合を防止することができる。
また、請求項4の発明では、前記固定板枠の両側下端部に設けた前記摺動溝の上部に前記摺動軸が係合する円弧状切欠部を設けたことを特徴とする請求項1,2又は3に記載のタッチパネル用ブラケットであるので、タッチパネル付き表示装置を完全に引き出した状態で、固定板枠の摺動溝の上部に設けられた円弧状切欠部に摺動軸が係合してタッチパネルを指で強く押した程度では簡単に後退することがなく安定したタッチ操作が可能である。
また、請求項5の発明では、請求項1〜4の何れか1項に記載のタッチパネル用ブラケットが、操作卓の操作台の前方端から立ち上がる前壁の内側に設けた収納枠の奥壁部に前記固定板枠が固定されて収納され、把持部が両側に設けられたパネル取り付け枠と前記タッチパネル付き表示装置とを前記取着部に固定したことを特徴とする操作卓であるので、タッチパネル付き表示装置を操作卓の前面側から取着作業が可能であり、作業性が良好であるとともに、把持部を握ってタッチパネル付き表示装置を引き出したり、収納したりすることが可能であり、表示装置を特別な操作をすることなく固定することができるし、安定したタッチ操作ができる利点があり、タッチパネル付き表示装置が操作者の手前に引き出され、タッチパネルの操作が良好なものとなる。また、タッチパネル付き表示装置を使用しない時は操作卓の前壁内に収納することによって、操作卓としての外観上も好ましいものである。
以下、本発明に係るタッチパネルを装着した操作卓及びタッチパネル用ブラケットの実施形態について図面を参照し説明する。なお、図1はタッチパネル付き表示装置を操作卓に装着した一実施形態を示す要部外観斜視図であり、図2はその背面側の要部斜視図であり、図3はタッチパネル付き表示装置を外した状態の操作卓の要部斜視図である。図4(a),(b)は本実施形態のタッチパネル用ブラケットの組み込み状態を示す概略組立図であり、図5(a),(b)はタッチパネル付き表示装置の使用状態と収納状態を示す側面図である。図6(a)〜(d)は本実施形態のタッチパネル用ブラケットの概略図であり、図7はそのタッチパネル用ブラケットの詳細側面図である。
本実施形態について、図1〜図3を参照して説明する。図1は本実施形態の操作卓を示し、操作卓10にはタッチパネル付き表示装置14が装着されており、タッチパネル付き表示装置14が操作者側手前に引き出された状態を示し、操作者がタッチパネルのタッチ操作が容易な状態を示している。操作卓10は操作台10aと操作台10aの前方端から立ち上がる前壁10bとから構成され、操作台10aには複数のスイッチ等による操作部が設けられ、前壁10bにはタッチパネル付き表示装置14等が装着されている。前壁10bには、タッチパネル付き表示装置14の装着部を画成するフレーム10cが設けられ、図2に示すように、フレーム10cには収納枠11が前壁内側に取り付けられて固定され、収納枠11内にパンタグラフ機構12がネジによって固定されている。なお、タッチパネル付き表示装置14は、例えば液晶ディスプレイ等の前面にタッチパネルを設けたものである。
パンタグラフ機構12の前面部には、パネル取り付け枠13とタッチパネル付き表示装置14とが取着されている。パネル取り付け枠13には、図3に示すように、タッチパネル付き表示装置14を填め込むための凹嵌部13bが設けられ、タッチパネル付き表示装置14がパネル取り付け枠13の凹嵌部13bに嵌め込められてパンタグラフ機構12の取り付け面(取着部)に固定されている。パネル取り付け枠13の両側部には把持部材13aが取り付けられ、把持部材13aはタッチパネル付き表示装置14を引き出したり、押し込んで収納する際に使用される。また、パネル取り付け枠13には、図3に示すように、タッチパネル付き表示装置14の電源や通信ケーブル等が挿通される開口部13cが設けられている。
次に、本実施形態のパンタグラフ機構について、図4(a),(b)、図5(a),(b)、図6(a)〜(d)を参照して説明する。パンタグラフ機構12は、タッチパネル付き表示装置14を操作卓に装着するための支持部材であり、パンタグラフ機構12の背面側が収納枠11内の奥壁部11aにネジにより取着され、パンタグラフ機構12の前面側にはパネル取り付け枠13とタッチパネル付き表示装置14とが取着される。
パンタグラフ機構12は、パネル取り付け枠13とタッチパネル付き表示装置14とが共締めされる誘導部材12aと誘導部材12aが嵌合する係止部材12bとからなる取着部材と、収納枠11内の奥壁部11aに取着される固定板枠12cと、係止部材12bが取着された可動板枠12dと、可動板枠12dと固定板枠12cとを連結するX字状に組み立てられた一対のリンク部材12fとからなる。また、固定ネジ12eは誘導部材12aを係止部材12bに嵌合させて誘導部材12aと係止部材12bとを固定する部材である。
図5(a)はパンタグラフ機構12を閉じた状態を示し、可動板枠12dと固定板枠12cとが重なって閉止した状態であり、図5(b)はパンタグラフ機構12が開いた状態であり、一対のリンク部材12fがX字状に開拡している。パンタグラフ機構12を閉止した状態では、タッチパネル付き表示装置14とパネル取り付け枠13とが操作卓の前壁内に収まり、パンタグラフ機構12が拡開することによって、タッチパネル付き表示装置14とパネル取り付け枠13とが操作卓の前壁前方に突出してタッチパネルの操作が容易となる。
次に、パンタグラフ機構12の詳細について、図6及び図7を参照して説明する。図6(a)はパンタグラフ機構12の側面図であり、一対のリンク部材12fが可動板枠12dと固定板枠12cとの内側に収納され、可動板枠12dには取着部材である誘導部材12aと係止部材12bが設けられ、誘導部材12aと係止部材12bとは固定ネジ12eにより固定されている。図6(b)はその正面図であり、ネジでパネル取り付け枠とタッチパネル付き表示装置を固定するネジ孔12kが設けられ、図6(c)はその背面図であり、パンタグラフ機構12を収納枠に固定するためのネジ孔が設けられている。また、図6(d)はパンタグラフ機構12を開いた状態を示し、パンタグラフ機構12は図6(a)の閉じた状態と、図6(d)の開いた状態とで安定する。
続いて、図7を参照しパンタグラフ機構12について説明する。なお、図7はパンタグラフ機構12の開閉状態が示されており、パンタグラフ機構12の前面部には誘導部材12aが設けられ、誘導部材12aにはパネル取り付け枠とタッチパネル付き表示装置が共締めされて取着され、この誘導部材12aは、矢印Aのように係止部材12bに挿抜することができるし、誘導部材12aを係止部材12bに嵌合させて固定ネジ12eにより固定することができる。固定板枠12cと可動板枠12dとは一対のリンク部材12fで接続されている。リンク部材12fは断面コ字状部材である。
リンク部材12fは一対からなり、一対のリンク部材12fの略中央を軸棒15aにより支承してX字状に組み立てられ、一対のリンク部材12fのそれぞれの一端に摺動軸12gが設けられ、一方のリンク部材12fの上端部が固定板枠12cの上部に軸棒15bに軸支され、他方のリンク部材12fの上端部が可動板枠12dの上部に軸棒15cに軸支され、リンク部材12fの一方の摺動軸12gが固定板枠12cの下部に設けた摺動溝12hに摺動可能に挿通され、リンク部材12fの他方の摺動軸12gが可動板枠12dの下部に設けた摺動溝12hに摺動可能に挿通されている。パンタグラフ機構12は、固定板枠12cと可動板枠12dとに引っ張りと押圧力が加わることによって、軸棒15aを支点とする一対のリンク部材12fのX字連動動作によって、矢印Bで示した距離を平行に開閉させることができる。摺動軸12gと軸棒15c,15bは、断面コ字状部材のリンク部材12fと固定板枠12c或いは可動板枠12dとに挿通されてリンク部材12fが軸支されている。
また、固定板枠12cの側壁中央部には金属片部材12iが設けられ、可動板枠12dの側壁中央部には磁石12jが設けられ、パンタグラフ機構12の開閉動作の際に金属片部材12iと磁石12jとが当接して金属音を発生して良好な装着感を与えることができるし、また、パンタグラフ機構12を開く際には磁石の吸着作用により、適度な重みが与えられ脱抜感が良好である。
また、摺動溝12hの上端には、摺動溝12hの縦方向中心線より僅かに後方に摺動溝12hを切り欠いた円弧状係止部16が設けられ、パンタグラフ機構12を開くと摺動軸12gが摺動溝12hを上端部へと摺動し円弧状係止部16に嵌合して安定する。摺動軸12gが円弧状係止部16に嵌合した状態では、タッチパネル付き表示装置を指でタッチパネルを指で操作してもタッチ面が簡単に後退することがない利点がある。なお、パンタグラフ機構12を閉じる際は、摺動軸12gを円弧状係止部16から多少持ち上げるようにして円弧状係止部16から外して可動板枠12dを押し込むことによって、摺動軸12gが摺動溝12hを下端部へと摺動し閉じられる。
上述のように、本実施形態は、番組制作等に使用される副調整室に設置される操作卓に関し、タッチパネル付き表示装置をタッチパネル用ブラケットに取着して装着された操作卓、及びこの操作卓に使用されるタッチパネル用ブラケットに関し、操作卓を使用する場合、パネル取り付け枠の両側に取り付けられた把持部を握って、パネル取り付け枠を引き出すことにより、タッチパネル付き表示装置が操作者の手前に引き出され、表示画面が見易くなるとともに指によるタッチパネルのタッチ操作が容易となる。
また、タッチパネル用ブラケットは、そのパンタグラフ機構が操作卓の前壁内面に設けられた収納枠内に装着され、タッチパネル付き表示装置はパネル取り付け枠とともにパンタグラフ機構に取着されている。タッチパネル付き表示装置は、タッチパネル付き表示装置とパネル取り付け枠とを、パンタグラフ機構の誘導部材に共締めして取着し、その後、この誘導部材を、収納枠内に装着したパンタグラフ機構の係止部材に嵌合装着して固定ネジで誘導部材と係止部材とを係止して装着する。このように、本実施形態のタッチパネル用ブラケットでは、タッチパネル付き表示装置の装着が操作卓の背面から取り付け作業を行うことなく、操作卓の前面から組立作業を極めて簡単に行うことができ、作業性が良好となる。
また、タッチパネル用ブラケットは、そのパンタグラフ機構が、可動板枠と、固定板枠と、可動板枠と固定板枠とを接続する、略中央を軸棒により支承してX字状に組み立てられた一対のリンク部材とからなり、可動板枠に係止部材が設けられ、誘導部材が係止部材に嵌合装着されて固定され、固定板枠が収納枠内にネジ止めされて固定され、可動板枠が引き出されると、一対のリンク部材の他端部に設けた摺動軸が可動板枠と固定板枠とのそれぞれの側壁部に設けた摺動溝に沿って上方に摺動し、また、可動板枠を押圧すると摺動軸が摺動溝に沿って下方に摺動することによって、可動板枠と固定板枠とが平行に移動するように組み立てられ、タッチパネル付き表示装置を操作卓に設けたパンタグラフ機構に装着し、タッチパネル付き表示装置を前後に平行に移動させることができる。
また、タッチパネル用ブラケットは、タッチパネル付き表示装置の引き出し・収納操作が簡便であり、タッチパネル付き表示装置を引き出すと、摺動軸が摺動溝の上部に設けた円弧状係止部に嵌合し、円弧状係止部は摺動溝の縦方向中心線より僅かに後方に位置し、摺動軸が円弧状係止部に嵌合して安定し、複雑なストッパ機構を設けることなく、タッチパネル付き表示装置を所定位置で係止することができる。
本発明の活用例としては、操作卓にタッチパネル付き表示装置を装着するタッチパネル用ブラケットとして利用することができるし、タッチパネル付き表示装置を装着した操作卓として利用することができる。
図1はタッチパネル付き表示装置を操作卓に装着した一実施形態を示す外観要部斜視図である。 本実施形態の背面側の要部斜視図である。 本実施形態のタッチパネル付き表示装置を外した状態を示す操作卓の要部斜視図である。 (a)は本実施形態における操作卓に装着されたタッチパネル用ブラケットの概略側面図であり、(b)はその背面図である。 (a)は本実施形態における操作卓に装着されたタッチパネル用ブラケットの概略側面図であり、(b)はタッチパネル用ブラケットを拡開した状態を示す概略側面図である。 (a)は本実施形態のタッチパネル用ブラケットの概略側面図であり、(b)はその前面図であり、(c)はその背面図であり、(d)はタッチパネル用ブラケットを拡開した状態を示す概略側面図である。 本実施形態のタッチパネル用ブラケットの側面図である。 従来の操作卓の概略側面図である。 (a)は従来の操作卓の表示部の概略正面図であり、(b)はその側面図である。
符号の説明
10 操作卓
10a 操作台
10b 前壁
10c フレーム
11 収納枠
12 パンタグラフ機構
12a 誘導部材
12b 係止部材
12c 固定板枠
12d 可動板枠
12e 固定ネジ
12f リンク部材
12g 摺動軸
12h 摺動溝
12i 金属片部材
12j 磁石
13 パネル取り付け枠
13a 把持部材
13b 凹嵌部
13c 開口部
14 タッチパネル付き表示装置

Claims (5)

  1. 操作卓の操作台の前方に立ち上がる前壁に装着されたタッチパネル付き表示装置の背面部に取り付けられているパンタグラフ機構を含むタッチパネル用ブラケットであって、
    該パンタグラフ機構が、取着部材と、前記取着部材が設けられた可動板枠と、前記操作卓の装置本体側に固定する固定板枠と、略中央を軸棒により支承してX字状に組み立てられた一対のリンク部材とからなり、
    前記一対のリンク部材の一端がそれぞれ前記可動板枠と前記固定板枠との上端部に軸棒により軸支され、前記一対のリンク部材のそれぞれの他端に摺動軸が設けられ、該一対の摺動軸が該可動板枠と該固定板枠との両側下端部に設けた摺動溝にそれぞれ嵌合して摺動可能としたことを特徴とするタッチパネル用ブラケット。
  2. 前記取着部材が、タッチパネル付き表示装置とパネル取り付け枠とが取着される誘導部材と、該誘導部材を装着する係止部材とからなり、該係止部材が前記可動板枠に取着されていることを特徴とする請求項1に記載のタッチパネル用ブラケット。
  3. 前記可動板枠と前記固定板枠との側壁部に磁石と金属片部材とがそれぞれ取り付けられ、該磁石と該金属片部材とが接触することにより金属音を発生するようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載のタッチパネル用ブラケット。
  4. 前記固定板枠の両側下端部に設けた前記摺動溝の上部に前記摺動軸が係合する円弧状切欠部を設けたことを特徴とする請求項1,2又は3に記載のタッチパネル用ブラケット。
  5. 請求項1〜4の何れか1項に記載のタッチパネル用ブラケットが、操作卓の操作台の前方端から立ち上がる前壁の内側に設けた収納枠の奥壁部に前記固定板枠が固定されて収納され、把持部が両側に設けられたパネル取り付け枠と前記タッチパネル付き表示装置とを前記取着部に固定したことを特徴とする操作卓。
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