JP2008090354A - 電源障害監視方法及びその装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】障害情報を識別するコントローラの交換を無くすこと。
【解決手段】電源10、12の障害監視部24、26をパス38、40を介して互いに接続し、電源10、12の障害監視部24、26とコントローラ14、16の障害監視部30、32をパス34、36を介して互いに接続し、パス34、36にLED1、LED2を接続する。電源10に障害が生じたときに、障害監視部24から電源12の障害監視部26にパス38を介して障害情報を転送するとともに、障害監視部24によってLED1を点灯させるとともに、障害監視部26によってもLED1を点灯させ、電源10で障害が発生した障害情報を障害監視部24と障害監視部26からそれぞれパス34を介してコントローラ14、16の障害監視部30、32に転送し、障害監視部30、32から、保守PCに対して電源10で障害が生じたことを通知する。
【選択図】図1
【解決手段】電源10、12の障害監視部24、26をパス38、40を介して互いに接続し、電源10、12の障害監視部24、26とコントローラ14、16の障害監視部30、32をパス34、36を介して互いに接続し、パス34、36にLED1、LED2を接続する。電源10に障害が生じたときに、障害監視部24から電源12の障害監視部26にパス38を介して障害情報を転送するとともに、障害監視部24によってLED1を点灯させるとともに、障害監視部26によってもLED1を点灯させ、電源10で障害が発生した障害情報を障害監視部24と障害監視部26からそれぞれパス34を介してコントローラ14、16の障害監視部30、32に転送し、障害監視部30、32から、保守PCに対して電源10で障害が生じたことを通知する。
【選択図】図1
Description
本発明は、通信ネットワークに接続されたストレージシステムや通信システムなどに設置されて、冗長化された複数の電源の状態を監視し、各電源から障害情報を収集し、収集した障害情報を通信ネットワークを介して、上位ホストなどの監視元に送信する技術に関する。
通信システムとして、例えば、複数の機能ブロックにそれぞれ電源装置を搭載し、各機能ブロックと制御装置とをシステムバスを介して接続したものが知られている(特許文献1参照)。この通信システムにおいては、各電源装置の障害を監視するに際して、機能ブロックごとに、障害が発生した電源装置から発報される電源障害情報を検出手段で検出して電源障害検出情報を作成し、作成した電源障害検出情報を障害情報通知用バスインターフェイス手段および障害情報通知用バスを介して制御装置に転送し、制御装置においてどの機能ブロックに搭載された電源装置に障害が発生したかを識別する構成が採用されている。このような構成を採用すると、機能ブロックの修理指示を保守者へ迅速に通知して、早期回復のための措置を取らせることができる。
また、電源に障害が発生したときに、障害が発生したことをランプの点灯によって知らせるようにしたものが提案されている(特許文献2参照)。この装置においては、電源の障害を監視するに際して、電源装置内で電源の障害に関する障害情報を収集し、収集した障害情報を監視用パッケージに転送し、監視用パッケージからランプを点灯するための命令を出力するとともに、監視用パッケージ内の電源からランプに電源を供給し、ランプを点灯させる構成が採用されている。すなわち、電源の障害によってランプに電力が供給されず、電源の障害によってランプが点灯しなくなるのを防止するために、電源装置とは異なる監視用パッケージ内の電源から電源装置内のランプに電力を供給する構成が採用されている。
一方、ストレージシステムにおいては、各ディスクに、冗長化された複数の電源から電力を供給するとともに、各電源に、各電源の状態を監視して、各電源から障害情報を収集し、収集した障害情報を複数のコントローラに転送する障害監視部を設け、いずれかの電源で障害が発生したときに、各コントローラの障害監視部から、障害の発生した電源に設置されたLEDに点灯指令を出力するとともに、通信ネットワークを介して上位ホストや障害監視センタなどに障害情報を転送することが試みられている。
電源の障害情報を通信ネットワークを介して上位ホストなどの監視元に送信するに際して、各電源に、電源の障害情報を収集するための障害監視部を設けるとともに障害発生時に点灯するLEDを設け、各コントローラには各電源の障害監視部から出力される障害情報を識別する障害監視部を設け、各コントローラの障害監視部から通信ネットワークを介して上位ホストなどに識別結果を送信するとともに、各コントローラの障害監視部によってLEDの点灯を制御する構成を採用した場合、電源に障害が生じても、障害発生時にはLEDを点灯させることができる。
しかし、各コントローラの障害監視部のうち電源の障害情報の収集やLED制御を行う部位にハードウエア/ソフトウエア上の障害が発生した場合、例えば、コントローラが障害情報を誤検出した場合、LEDが点灯しなくなるので、コントローラを交換する必要がある。特に、ワーストケースでは、ユーザ/保守員がコントローラの障害を認識することができなくなる。コントローラを交換した場合、コントローラは上位ホストやユーザ端末などに接続されているため、コントローラを交換すると、このコントローラに接続されているインターフェイスは全て閉塞され、限定的な範囲ながらもシステムの停止を引き起こすことが懸念される。しかも、コントローラが2重化されていない構成では、システム全体を停止することが余儀なくされる。さらに交換されたコントローラに対して、障害情報の収集、LEDを制御するためのハードウエア/ソフトウエア上の作りこみが必要となる。
本発明は、前記従来技術の課題に鑑みて為されたものであり、その目的は、各電源が電源自身の状態を監視するとともに他の電源の状態を把握し、各電源間で監視結果の授受を行うことで、障害情報を識別するコントローラの交換を無くすことにある。
前記目的を解決するために、本発明は、冗長化された複数の電源の状態をそれぞれ複数の障害監視回路で監視して、各電源からそれぞれ障害情報を収集し、各障害監視回路の出力による障害情報を各コントローラで識別し、各コントローラの識別結果を通信ネットワークを介して、上位ホストなどの監視元に送信するに際して、各電源に設置された各障害監視回路において、監視対象の電源の状態を監視するとともに他の電源の状態を把握し、監視対象の電源から収集した障害情報を各コントローラと他の障害監視回路に転送し、さらに他の障害監視回路から入力された障害情報を各コントローラに転送するようにしたため、障害情報を収集したり、発光素子の点灯を制御したりする機能に伴う障害が生じた場合でも、電源交換するだけで、障害を回復することができ、コントローラの交換が不要になるとともに、システム停止を回避できる。また各電源の各障害監視回路に対応して配置された発光素子に対して、自己の障害監視回路の収集による障害情報または他の障害監視回路の収集による障害情報に従ってその点灯を制御することで、障害電源に設置された発光素子の点灯を確実に制御することができる。
本発明によれば、各電源が電源自身の状態を監視するとともに他の電源の状態を把握し、各電源間で監視結果の授受を行うことで、障害情報を識別するコントローラの交換を無くすことが可能な電源監視方法およびその電源監視装置、並びにストレージシステムを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る電源障害監視装置が適用された通信システムのブロック図である。図1において、通信システムは、#1の電源(PS;Power Supply)10、#2の電源12を備えているとともに、#1のコントローラ(CTL;Controller)14、#2のコントローラ16を備えて構成されている。コントローラ14、16は、基板上に実装されて、LAN(Lacal Area Network)18を介して保守PC(Personal Computer)20に接続されているとともに、通信ネットワークとしての障害通報用専用回線22を介して障害監視センタに接続され、さらに他の通信ネットワークを介して上位ホスト/ユーザ端末などの監視元に接続されている。
電源10、12は冗長化されており、冗長化された電源10、12の状態を監視するために、電源回路10、12には、障害監視回路としての障害監視部24、26が設けられているとともに、発光素子として、障害発生時点灯するALARM用LED1、LED2と正常時点灯するREADY用LED3、LED4が設けられ、整流素子として、ダイオードD1、D2が設けられている。ダイオードD1のアノード側は電源10の電源出力に接続され、ダイオードD2のアノード側は電源12の電源出力に接続され、ダイオードD1、D2のカソード側は各電源共通の電源ライン28に接続されている。電源ライン28は、冗長化された電源10、12の電源出力としてコントローラ14、16に接続されているとともに、LED1〜LED4のアノード側に接続されている。
コントローラ14、16には障害情報を識別するための障害監視部30、32が設けられており、障害監視部30、32はパス34、36を介して互いに接続されているとともに、電源10、12の障害監視部24、26に接続されている。電源10、12の障害監視部24、26はパス38、40を介して互いに接続されている。
障害監視部24は、電源10の状態を監視し、電源10から障害情報として、例えば、電源の過電圧、過電流などの情報を収集し、収集した障害情報を、ALARMLED11信号としてパス34を介して障害監視部30、32に出力するとともに、ALARMLED11信号によってLED1を点灯させ、さらに、障害情報をPSALARM1信号としてパス38を介して、障害監視部26に出力するようになっている。一方、障害監視部26は、電源12の状態を監視し、電源12から障害情報として、電源12の過電圧、過電流などの障害情報を収集し、収集した障害情報をパス36を介して、ALARMLED22信号として障害監視部30、32に出力するとともに、LED2を点灯し、さらに、収集した障害情報をパス40を介してPSALARM2信号として、パス40を介して障害監視部24に出力するようになっている。この場合、障害監視部24は、パス40から入力された障害情報に応答して、パス36を介して、障害情報としてALARMLED12信号を障害監視部30、32に出力するとともに、LED2を点灯するための制御を行うようになっている。さらに、障害監視部26は、パス38から入力された障害情報に応答して、この障害情報を、ALARMLED21信号として、パス34を介して障害監視部30、32に出力するとともに、ALARMLED21信号により、LED1を点灯制御するようになっている。
コントローラ14、16の障害監視部30、32は、電源10、12の障害監視部24、26から出力された障害情報をそれぞれ識別し、識別結果を保守PC20に送信するとともに、障害監視センタあるいは上位ホスト/ユーザ端末に送信するようになっている。
具体的には、図2に示すように、障害監視部24は、MPU(Microprocessing Unit)42、NPNトランジスタ44、46、48、50、抵抗R13〜R20を備えて構成されている。MPU42は、電源10の正常時には、端子T1からレベル“H”の信号を出力し、端子T12、T13、T14からはレベル“L”の信号を障害情報として出力するようになっている。一方、MPU42は、電源10または電源12に障害が発生したときの障害情報として、端子T12、T13、T14からレベル“H”の信号を出力するようになっている。端子T12のレベルが“H”となると、トランジスタ46がオンとなって、LED1が点灯するとともに、レベル“L”の障害情報がパス34を介して、コントローラ14、16の障害監視部30、32に出力されるようになっている。端子T12の出力レベルが“H”となったときには、端子14の出力レベルも“H”となり、トランジスタ50がオンになって、レベル“L”の信号が障害情報として、電源12の障害監視部26に転送されるようになっている。端子T13は、電源12に障害が生じたとの障害情報がMPU42に入力されたときにそのレベルが“H”となり、端子T13のレベルが“H”となると、トランジスタ48がオンになってLED3を点灯させるとともに、レベル“L”の信号が障害情報としてコントローラ14、16の障害監視部30、32に転送されるようになっている。なお、LED1と直列に抵抗R1が接続され、LED2と直列に抵抗R2が接続されている。また端子T15には、パス40を介して電源12の障害監視部26からの障害情報が入力されるようになっている。
一方、障害監視部26は、MPU52、NPNトランジスタ54、56、58、60、抵抗R21〜R28を備えて構成されている。MPU52は、電源12の正常時には、端子T21からレベル“H”の信号を出力し、端子T22、T24からはレベル“L”の信号を出力するようになっている。端子T21のレベルが“H”となったときにはLED4が点灯し、電源12が正常である旨が知らされる。一方、電源12に障害が発生したときには、MPU52は、端子T21のレベルを“L”にするとともに、端子T22、T24のレベルを“H”に反転するようになっている。T21のレベルが“H”となると、トランジスタ56がオンになってLED3が点灯するとともに、障害情報として、レベル“L”の信号がパス36を介してコントローラ14、16の障害監視部30、32に転送される。また端子T24のレベルが“H”となると、トランジスタ60がオンになって、レベル“L”の信号が障害情報として、パス40を介して電源10の障害監視部24に転送される。また端子T25には、パス38を介して障害監視部24から電源10の障害情報が入力されるようになっており、端子T25にレベル“L”の障害情報が入力されたときには、MPU52によって端子T23のレベル“H”に反転される。端子T23のレベルが“H”になると、トランジスタ58がオンになってLED1が点灯するとともに、レベル“L”の障害情報がパス34を介してコントローラ14、16の障害監視部30、32に転送される。なお、LED3には抵抗R3が直列に接続され、LED4には、抵抗R4が直列に接続されている。
コントローラ14の障害監視部30は、LANドライバ62、メインマイクロ64、LSI(Large Scale Integrated Circuit)66に実装されたレジスタ68、シュミットトリガとして機能するバッファ70、72、抵抗R5〜R8、ダイオードD3、D4、コンデンサC1、C2を備えて構成されており、コントローラ14の障害監視部32は、LANドライバ74、メインマイクロ76、LSI78に実装されたレジスタ80、シュミットトリガとして機能するバッファ82、84、抵抗R9〜R12、ダイオードD5、D6、コンデンサC3、C4を備えて構成されている。コントローラ14におけるダイオードD3は、パス34のレベルが“L”となったときに導通し、ダイオードD4は、パス36のレベルが“L”になったときに導通するようになっている。ダイオードD3が導通すると、バッファ70からハイレベルのパルスが出力され、このパルスがレジスタ68にラッチされる。トランジスタD4が導通したときには、バッファ72からハイレベルのパルスが出力され、このパルスがレジスタ68にラッチされる。すなわち、電源10に障害が生じたときには、バッファ70の出力パルスがレジスタ68にラッチされ、電源12に障害が生じたときにはバッファ72の出力パルスがレジスタ68にラッチされるようになっている。メインマイクロ64は、レジスタポーリングによってレジスタ68の内容を識別し、電源10、12の障害の有無を含む傷害情報を、LANドライバ62を介して保守PC20に送信するとともに、監視センタ22や上位ホスト/ユーザ端末に送信するようになっている。
一方、コントローラ16におけるダイオードD5は、パス36のレベルが“L”になったときに導通し、ダイオードD6はパス34のレベルが“L”となったときに導通するようになっている。ダイオードD5が導通すると、バッファ82からハイレベルのトリガパルスが出力され、このパルスがレジスタ80にラッチされるようになっている。一方、ダイオードD6が導通したときには、バッファ84からハイレベルのトリガパルスが出力され、このパルスがレジスタ80にラッチされるようになっている。すなわち、電源12で障害が生じたときには、バッファ82の出力パルスがレジスタ80にラッチされ、電源10に障害が生じたときにはバッファ84の出力パルスがレジスタ80にラッチされるようになっている。メインマイクロ76は、レジスタポーリングにしたがってレジスタ80の内容(ラッチの内容)を識別し、識別結果として、電源10、12の障害の有無を含む障害情報をLANドライバ74を介して保守PC20、障害監視センタ22に送信するとともに、上位ホスト/ユーザ端末に送信するようになっている。
次に、障害発生時の作用を図3のフローチャートにしたがって説明する。まず、電源10で障害が発生した場合(S1)、電源10の障害監視部24は、電源10から収集した障害情報を基に電源10内部で障害が発生したことを認識する(S2)。これにより、MPU42は、端子T12のレベルを“H”とし、レベル“L”の障害情報として、ALARMLED11信号をパス34に出力する(S3)。さらに、MPU42は、端子T14のレベルを“H”とし、レベル“L”の障害情報として、PSALARM1信号をパス38に送出する(S4)。この信号はパス38を介してMPU52の端子T25に入力される(S5)。これにより、MPU52は、電源10内部で障害が生じたことを認識し(S6)、端子T23のレベルを“H”に反転し、レベル“L”の障害情報として、パス34にALARMLED21信号を送出する(S7)。パス34のレベルが“L”になったことに伴って、LED1が点灯する(S8)。
一方、パス34のレベルが“L”になると、コントローラ14の障害監視部30は、ALARMLED11/21信号を受信し(S9)、バッファ70の出力パルスがレジスタ78にラッチされる(S9)。これにより、メインマイクロ64は、電源10で障害が生じたことを認識し(S10)、LANドライバ62を介して保守PC20に電源10で障害が生じた旨を通知する(S11)。さらに、パス34のレベルが“L”となったときには、コントローラ16の障害監視部32は、障害情報として、ALARMLED11/21信号を受信し、レジスタ80は、バッファ84の出力パルスをラッチする(S12)。これにより、メインマイクロ76は、電源10で障害が生じたことを認識し(S13)、LANドライバ74を介して保守PC20に電源10で障害(異常)が生じたことを通知する(S14)。
保守PC20に電源10で障害が生じたことが通知されると、ユーザ/保守員は、電源10の交換が必要であると判断し(S15)、電源10を交換する(S16)。電源10が交換されたあとは正常状態に復帰し(S17)、このルーチンでの処理を終了する。
本実施形態によれば、電源10、12の障害情報を収集したり、LED1、LED2の点灯を制御したりするための機能が電源10、12の障害監視部24、26に付加されているため、電源10、12の障害情報を収集したり、LED1、LED2の点灯を制御したりするための機能に伴う障害が生じた場合、電源10を交換するだけで障害を回復することができ、コントローラ14、16の交換が不要になるととともに、障害情報を上位ホストや保守PC20などに通知することができる。さらに、コントローラ14、16の交換が不要になることから、システム停止を回避することができる。
次に、PSALARM信号誤検出における回復操作手順を図4のフローチャートにしたがって説明する。まず、パス38を介して障害情報として、PSALARM1信号が電源12の障害監視部26に入力されたとして、MPU52がPSALARM1信号を誤検出すると(S21)、MPU52は、電源10で障害が生じたと認識し(S22)、端子T23のレベルを“H”とし、パス34にレベル“L”の障害情報として、ALARMLED21信号を送出する(S23)。パス34のレベルが“L”となると、LED21が点灯する(S24)。一方、パス34のレベルが“L”となると、コントローラ14、16の障害監視部30、32はALARMLED21信号を検出し、バッファ70、84から出力されたパルスがレジスタ68、80にラッチされる(S25)。メインマイクロ64、76はそれぞれレジスタ68、80に対してレジスタポーリングを行うことで、電源10に障害が生じたことを認識し(S26)、LANドライバ62、74を介して保守PC20に対して電源10が異常である旨の通知を行う(S27)。
保守PC20に対して異常が通知されると、ユーザ/保守員は、電源10の交換が必要と判断し(S28)、電源10を交換する(S29)。電源10を交換しても正常状態に復帰しないときには、ユーザ又は保守員は電源12の交換が必要と判断し(S30)、電源12を交換する(S31)。電源12全体を交換すると、障害監視部26がPSALARM1信号を誤検出した場合でも、新たな障害監視部26が電源12に設置されるので、電源10、12は共に正常状態に復帰し(S32)、このルーチンでの処理を終了する。
本実施形態によれば、障害監視部26がPSALARM1信号を誤検出しても、電源10、12を交換することで、システムを正常状態に復帰させることができる。
次に、ALARMLED信号誤検出における回復操作手順を図5のフローチャートにしたがって説明する。まず、電源12の障害監視部26が、電源10の異常として、パス34にALARMLED21信号を誤送出すると(S41)、パス34のレベルが“L”となって、LED1が点灯する(S42)。さらにパス34のレベルが“L”となると、コントローラ14、16の障害監視部30、32はALARMLED21信号を検出し、バッファ70、84の出力パルスがそれぞれレジスタ68、80にラッチされる(S43)。このあと、メインマイクロ64、76は、それぞれレジスタポーリングによってレジスタ68、80の内容を識別し、電源10が異常であると認識し(S44)、LANドライバ62、74を介して保守PC20に対して電源10が異常である旨の通知を行う(S45)。
保守PC20に対して電源10が異常である旨の通知が行われると、ユーザ又は保守員は、電源10の交換が必要と判断し(S46)、電源10を交換する(S47)。電源10を交換しても正常状態に復帰しないときには、ユーザ又は保守員は電源12の交換が必要と判断し(S48)、電源12全体を交換する(S49)。電源12全体を交換すると、新たな障害監視部26によって電源12の監視が行われるため、電源10、12全体が共に正常状態に復帰し(S50)、このルーチンでの処理を終了する。
上述した障害が発生した場合、従来技術では、ユーザ又は保守員がLEDの点灯を発見するまでは、障害が発見されることはなく、また、たとえ、障害が発見された場合でも、コントローラの交換が必要である。これに対して、本実施形態によれば、コントローラ14、16を交換することなく、電源10、12を交換するだけで障害を回復することができるとともに、障害情報を上位ホストや保守PC20に確実に通報することができる。
ここで、図6に示すように、パス34、36を障害監視部24、26間で接続し、パス38、40を障害監視部24、26間に接続する他に、障害監視部30、32に接続する構成を採用すると、電源12の障害監視部26がPSALARM信号を誤検出した場合、障害監視部26が電源10が異常であると認識しているにも関わらず、コントローラ14、16の障害監視部30、32では、PSALARM1信号は正常であると検出しているので、コントローラ14、16の障害監視部30、32は電源10が異常であるとは認識しなくなる。このため障害監視部26はLED1を点灯させるが、障害監視部30、32から保守PC20に対しては、異常の旨が通知されない。このため、ユーザ又は保守員は、LED1の点灯を発見するまで、障害監視部26がPSALARM信号を誤検出していることを認識することができなくなる。よって、本発明では、ALARMLED信号を電源の障害情報を収集する信号としても使用し、PSALARM信号は障害監視部24、26間で用いることとしている。
また、各障害パターンにおける障害回復手順を従来技術と比較すると、図7に示すように、PSALARM信号受信に関する障害では、PSALARM信号誤検出時には、回復操作において、従来技術ではコントローラを交換しなければ回復しないのに対して、本発明では、電源を交換することで回復することができる。またPSALARM信号送出時に、PSALARM信号が検出されないときには、従来技術では、コントローラのいずれか一方が検出していれば上位ホストへの通知は可能である。これに対して本発明では、障害監視部24、26のいずれか一方が検出していれば可能となる。この場合、従来技術と本発明とも回復操作は電源を交換することで可能である。
一方、ALARMLED信号送出に関する障害では、ALARMLED誤送出時には、従来技術では上位への報告が不可能であるとともに、電源とコントローラを交換しなければ回復することができない。これに対して、本発明では、上位への報告が可能であるとともに、少なくとも障害が生じた電源を交換することで回復することができる。またLEDを点灯する必要があるのにALARMLED信号を送出できない場合、従来技術では、いずれか一方のコントローラが検出すれば上位への報告は可能であるのに対して、本発明では、障害監視部24、26のいずれか一方が検出すれば、上位への報告は可能である。なお回復操作については、従来技術と本発明ではともに電源を交換することで回復が可能である。
本実施形態においては、電源10、12の障害情報の収集およびLED1、LED2の点灯を制御する機能を電源10、12の障害監視部24、26に付加するようにしたため、図8に示すように、電源障害情報の共有および電源10、12におけるLED1、LED2の駆動制御時の動作は、電源10、12の2台間でのみ完結する。また電源10、12のコントローラ14、16との間には、電源10、12からコントローラ14、16に対しての障害情報の通知を行うためのインターフェイスしか存在しないので、各コントローラ14、16としては、障害情報受信のみの単純なインターフェイス「a」となる。このため、従来技術では必要とされた特殊な作りこみは、本実施形態では必要とされることはない。したがって、電源10、12と同一の電源10A、12Aに対しても本発明を適用し、コントローラ14A、16Aを各電源10A、12Aに対応して設けた場合でも、コントローラ14A、14Aには、特殊な作りこみは必要とせず、コントローラ14A、16Aには、障害の受信のみ必要となる単純なインターフェイス「b」を用意すればよいことになる。このため、本発明に係る構成を採用することで、コントローラ14、16、14A、16Aにおける部品点数を削減でき、且つ1つの電源を複数のコントローラ14、16で使用する場合には、設計工数を削減できることを意味する。
また、本実施形態によれば、電源10、12とコントローラ14、16間のインターフェイスが簡素化されるため、コントローラ14、16におけるコネクタピン数およびコントローラ14、16と電源10、12間の配線数を削減することができる。すなわち、コントローラ14、16は、他のコントローラ、ハードディスク、電源10、12など他の構成物とデータや障害情報などのやり取りを行うため、コントローラ14、16とバックボード基板間のコネクタには多数のピンを有するコネクタが要求されるが、コネクタピン数を削減することにより、コネクタネックを回避することができる。またコントローラ14、16と電源10、12間の配線数は、コントローラ14、16と電源10、12間が同一基板上で接続されている場合は、パターンを削減することができ、コントローラ14、16と電源10、12間にケーブルが存在する場合には、ケーブルの芯数を削減することができる。
次に、電源の数を3台以上にしたときの実施形態を図9にしたがって説明する。電源10、12の他に、n(nは3以上の整数)番目の電源90を設けた場合、電源10、12、90は、PSALARM1〜n信号を伝送するためのパス92〜102で接続され、コントローラ14、16と電源10、12、90間は、ALARMLED12〜n1、21〜n2、n1〜2nを伝送するためのパス104〜114を介して接続される。
次に、本実施形態において、PSALARM信号を誤検出したときの処理を図10のフローチャートに従って説明する。まず、電源90における障害監視部がPSALARMy信号を誤検出すると(S61)、電源90の障害監視部は#yの電源に異常がると認識し(S62)、ALARMLEDxy信号を送出する(S63)。これにより、#yの電源に対応して設けられたLEDyが点灯する(S64)。さらにコントローラ14、16は、ALARMLEDxy信号を検出し(S65)、#yに対応したバッファの出力パルスがレジスタ68、80にラッチされる。この結果、コントローラ14、16のメインマイクロ64、76は、#yの電源が異常と認識し(S66)、保守PC20に対して#yの電源が異常である旨の通知を行う(S67)。
保守PC20に異常が通知されると、ユーザ又は保守員は、#yの電源の交換が必要と判断し(S68)、#yの電源を交換する(S69)。このあと、#yの電源を交換しても復帰しないときには、ユーザ又は保守員は、他の電源に障害があると判断し(S70)、#y以外の他の電源の交換を行う(S71)。このあと、ユーザ又は保守員は、電源を交換するごとに正常に復帰したか否かを判断し(S72)、正常状態に復帰するまで、残りの電源を順次交換する。ユーザ又は保守員が、残りの電源を順次交換したときに正常状態に復帰したときには、このルーチンでの処理を終了する。
本実施形態によれば、電源の数nを3以上とした場合、コントローラ14、16における1台当たりのインターフェイス数は、従来技術では2nになるのに対して、n(n−1)となる。また電源10、12、90における1台当たりのインターフェイス数は、従来技術では3になるのに対して、本実施形態によれば、4(n−1)となる。
次に、本発明をストレージシステムに適用したときの実施形態を図11に示す。ストレージシステムは、#1のクラスタ120と#2のクラスタ122に分けられており、#1のクラスタ120には、電源10、コントローラ14が設けられているとともに、#1のFAN124が設けられている。一方、#2のクラスタ122には電源12、コントローラ14が設けられているとともに、#2のFAN126が設けられている。電源10、12の出力となる電源ライン28はバックボード基板128を介して、#1〜#15のハードディスクドライブ(HDD)130に接続されている。電源10、12の障害監視部24、26とコントローラ14、16の障害監視部30、32は障害情報を転送するためのパス32を介して#1〜#15のハードディスクドライブ130に接続されている。#1〜#15のハードディスクドライブ130はユーザデータを転送するためのパス134を介して互いに接続されているとともに、パス134を介して障害監視部30、32に接続されている。パス132、134は電源ライン28とともにバックボード基板28上に実装されている。
本実施形態によれば、電源10、12の障害情報を収集したり、LED1、LED2の点灯を制御したりするための機能が電源10、12の障害監視部24、26に付加されているため、電源10、12の障害情報を収集したり、LED1、LED2の点灯を制御したりするための機能に伴う障害が生じた場合でも、電源10、12を交換するだけで障害を回復することができ、コントローラ14、16の交換が不要になるとともに、障害情報を上位ホストや保守PC20などに通知することができる。
次に、本発明をサーバに適用したときの実施形態を図12にしたがって説明する。サーバは、2台の電源10、12、1台のコントローラ14、#1のFAN124、#2のFAN126、#1〜#nのハードディスクドライブ130、バックボード基板128、CD−ROM/DVDドライブ136を備えて構成されており、電源10、12の共通出力となる電源ライン28がバックボード基板128を介して、FAN124、126、#1〜#2のハードディスクドライブ130、CD−ROM/DVDドライブ136に接続されている。障害情報を転送するためのパス132は障害監視部24、26、30に接続されているとともにFAN124、126、#1〜#nのハードディスクドライブ130、CD−ROM/DVDドライブ136に接続されている。さらにユーザデータを転送するためのパス134は#1〜#nのハードディスクドライブ130に接続されているとともにコントローラ14に接続されている。
本実施形態によれば、電源10、12の障害情報を収集したり、LED1、LED2の点灯を制御したりするための機能が電源10、12の障害監視部24、26に付加されているため、電源10、12の障害情報を収集したり、LED1、LED2の点灯を制御したりするための機能に伴う障害が生じた場合でも、電源10、12を交換するだけで障害を回復することができるとともに、障害情報を上位ホストや保守PC20などに通知することができる。
10、12 電源
14、16 コントローラ
20 保守PC
24、26、30、32 障害監視部
34、36、38、40 パス
42、52 MPU
64、76 メインマイクロ
14、16 コントローラ
20 保守PC
24、26、30、32 障害監視部
34、36、38、40 パス
42、52 MPU
64、76 メインマイクロ
Claims (13)
- 冗長化された複数の電源の状態をそれぞれ複数の障害監視回路で監視して、前記各電源からそれぞれ障害情報を収集し、前記各障害監視回路の出力による障害情報をそれぞれ単一または複数のコントローラで識別し、前記コントローラの識別結果を通信ネットワークを介して監視元に送信する電源障害監視方法において、前記各障害監視回路は、前記収集した障害情報を前記コントローラと他の障害監視回路に転送する第1のステップと、前記他の障害監視回路で収集した障害情報を前記他の障害監視回路から入力し、入力した障害情報を前記コントローラに転送する第2のステップと、を含むことを特徴とする電源障害監視方法。
- 前記各障害監視回路は、前記収集した障害情報を前記コントローラに転送するときに、前記各障害監視回路に対応して配置された発光素子の点灯を制御する第3のステップと、前記他の障害監視回路で収集した障害情報を前記他の障害監視回路から入力したときに、前記他の障害監視回路に対応して配置された発光素子の点灯を制御する第4のステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の電源障害監視方法。
- 前記各電源に対応して、前記冗長化された複数の電源から電力の供給を受けて発光する複数の発光素子を備え、前記各障害監視回路は、前記収集した障害情報を前記コントローラに転送するときに、前記各障害監視回路に対応して配置された発光素子の点灯を制御する第3のステップと、前記他の障害監視回路で収集した障害情報を前記他の障害監視回路から入力したときに、前記他の障害監視回路に対応して配置された発光素子の点灯を制御する第4のステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の電源障害監視方法。
- 冗長化された複数の電源の状態を監視して、前記各電源からそれぞれ障害情報を収集する複数の障害監視回路と、前記各障害監視回路の出力による障害情報を識別し、当該識別結果を通信ネットワークを介して監視元に送信する単一または複数のコントローラと、を備え、前記各障害監視回路は、前記収集した障害情報を前記コントローラと他の障害監視回路に転送するとともに、前記他の障害監視回路で収集した障害情報を前記他の障害監視回路から入力し、入力した障害情報を前記コントローラに転送してなる電源障害監視装置。
- 前記各障害監視回路に対応して配置された複数の発光素子を備え、前記各障害監視回路は、前記収集した障害情報を前記コントローラに転送するときに、前記各障害監視回路に対応して配置された発光素子の点灯を制御するとともに、前記他の障害監視回路で収集した障害情報を前記他の障害監視回路から入力したときに、前記他の障害監視回路に対応して配置された発光素子の点灯を制御してなることを特徴とする請求項4に記載の電源障害監視装置。
- 前記各障害監視回路は、前記収集した障害情報を他の障害監視回路に転送する第1のパスと、前記他の障害監視回路で収集した障害情報を前記他の障害監視回路から入力する第2のパスと、前記収集した障害情報を前記各コントローラに転送する第3のパスおよび前記第2のパスから入力した障害情報を前記各コントローラに転送する第4のパスに接続されてなることを特徴とする請求項4に記載の電源障害監視装置。
- 前記各障害監視回路は、前記収集した障害情報を他の障害監視回路に転送する第1のパスと、前記他の障害監視回路で収集した障害情報を前記他の障害監視回路から入力する第2のパスと、前記収集した障害情報を前記各コントローラに転送する第3のパスおよび前記第2のパスから入力した障害情報を前記各コントローラに転送する第4のパスに接続され、前記第1のパスから第4のパスは、前記各電源と前記コントローラとを結ぶ電源ラインとともに基板上に形成されてなることを特徴とする請求項4に記載の電源障害監視装置。
- 前記各電源に対応して、前記冗長化された複数の電源から電力の供給を受けて発光する複数の発光素子を備え、前記各障害監視回路に対応して配置された複数の発光素子を備え、前記各障害監視回路は、前記収集した障害情報を前記コントローラに転送するときに、前記各障害監視回路に対応して配置された発光素子の点灯を制御するとともに、前記他の障害監視回路で収集した障害情報を前記他の障害監視回路から入力したときに、前記他の障害監視回路に対応して配置された発光素子の点灯を制御してなることを特徴とする請求項4に記載の電源障害監視装置。
- 冗長化された複数の電源と、前記各電源から電力の供給を受けてデータを記憶する複数のストレージと、冗長化された複数の電源の状態を監視して、前記各電源からそれぞれ障害情報を収集する複数の障害監視回路と、前記各障害監視回路の出力による障害情報を識別し、当該識別結果を通信ネットワークを介して、上位ホストを含む監視元に送信する単一または複数のコントローラと、を備え、前記各障害監視回路は、前記収集した障害情報を前記コントローラと他の障害監視回路に転送するとともに、前記他の障害監視回路で収集した障害情報を前記他の障害監視回路から入力し、入力した障害情報を前記コントローラに転送してなるストレージシステム。
- 前記各障害監視回路に対応して配置された複数の発光素子を備え、前記各障害監視回路は、前記収集した障害情報を前記コントローラに転送するときに、前記各障害監視回路に対応して配置された発光素子の点灯を制御するとともに、前記他の障害監視回路で収集した障害情報を前記他の障害監視回路から入力したときに、前記他の障害監視回路に対応して配置された発光素子の点灯を制御してなることを特徴とする請求項9に記載のストレージシステム。
- 前記各障害監視回路は、前記収集した障害情報を他の障害監視回路に転送する第1のパスと、前記他の障害監視回路で収集した障害情報を前記他の障害監視回路から入力する第2のパスと、前記収集した障害情報を前記各コントローラに転送する第3のパスおよび前記第2のパスから入力した障害情報を前記各コントローラに転送する第4のパスに接続されてなることを特徴とする請求項9に記載のストレージシステム。
- 前記各障害監視回路は、前記収集した障害情報を他の障害監視回路に転送する第1のパスと、前記他の障害監視回路で収集した障害情報を前記他の障害監視回路から入力する第2のパスと、前記収集した障害情報を前記各コントローラに転送する第3のパスおよび前記第2のパスから入力した障害情報を前記各コントローラに転送する第4のパスに接続され、前記第1のパスから第4のパスは、前記各電源と前記コントローラとを結ぶ電源ラインとともに基板上に形成されてなることを特徴とする請求項9に記載のストレージシステム。
- 前記各電源に対応して、前記冗長化された複数の電源から電力の供給を受けて発光する複数の発光素子を備え、前記各障害監視回路に対応して配置された複数の発光素子を備え、前記各障害監視回路は、前記収集した障害情報を前記コントローラに転送するときに、前記各障害監視回路に対応して配置された発光素子の点灯を制御するとともに、前記他の障害監視回路で収集した障害情報を前記他の障害監視回路から入力したときに、前記他の障害監視回路に対応して配置された発光素子の点灯を制御してなることを特徴とする請求項9に記載のストレージシステム。
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